JP2845987B2 - 直列二段押出機 - Google Patents
直列二段押出機Info
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- extruder
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- stage extruder
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/36—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die
- B29C48/50—Details of extruders
- B29C48/68—Barrels or cylinders
- B29C48/685—Barrels or cylinders characterised by their inner surfaces, e.g. having grooves, projections or threads
- B29C48/686—Barrels or cylinders characterised by their inner surfaces, e.g. having grooves, projections or threads having grooves or cavities
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- B29C48/36—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die
- B29C48/395—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die using screws surrounded by a cooperating barrel, e.g. single screw extruders
- B29C48/40—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die using screws surrounded by a cooperating barrel, e.g. single screw extruders using two or more parallel screws or at least two parallel non-intermeshing screws, e.g. twin screw extruders
- B29C48/405—Intermeshing co-rotating screws
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、プラスチックやゴム等を溶融・混合し、造
粒またはフィルム、シート、パイプ等の各種成形を行う
ための押出機に関し、特に溶融・混合性能に優れる直列
二段押出機に関する。
粒またはフィルム、シート、パイプ等の各種成形を行う
ための押出機に関し、特に溶融・混合性能に優れる直列
二段押出機に関する。
（従来の技術） 押出機を２台直列に接続した、いわゆる直列二段押出
機は溶融・混合が向上することでよく知られており、特
に溶融・混合が難しいとされる原料を使い直接フィルム
やシート等を成形する場合には、この直列二段押出機の
使用以外、他に手段が無く、最近では多く採用される様
になってきている。この直列二段押出機が採用される前
には上述の如き溶融・混合の難しい原料から直接成形す
ることは不可能であったため、原料を溶融・混合して一
旦造粒（ペレット化）し、このペレットを使って別の成
形ラインでフィルムやシート等を製造していた。
機は溶融・混合が向上することでよく知られており、特
に溶融・混合が難しいとされる原料を使い直接フィルム
やシート等を成形する場合には、この直列二段押出機の
使用以外、他に手段が無く、最近では多く採用される様
になってきている。この直列二段押出機が採用される前
には上述の如き溶融・混合の難しい原料から直接成形す
ることは不可能であったため、原料を溶融・混合して一
旦造粒（ペレット化）し、このペレットを使って別の成
形ラインでフィルムやシート等を製造していた。
第２図は上記直列二段押出機の概要を示し、同図にお
いて右上方の押出機が第１段目の押出機であり、左下方
の押出機が第２段目の押出機であって、第１段押出機の
押出部と第２段押出機の溶融樹脂導入部が接続管４によ
り連続されている。
いて右上方の押出機が第１段目の押出機であり、左下方
の押出機が第２段目の押出機であって、第１段押出機の
押出部と第２段押出機の溶融樹脂導入部が接続管４によ
り連続されている。
図中、１は第１段押出機の原料供給口、２は同バレ
ル、３は同スクリュ回転駆動部である。バレル２は樹脂
材料又は用途に応じて、混練状態及び他の機能（脱気
等）を変更できるようにセグメント方式が採用され、必
要に応じて適当に組替えが可能な構造となっている。
ル、３は同スクリュ回転駆動部である。バレル２は樹脂
材料又は用途に応じて、混練状態及び他の機能（脱気
等）を変更できるようにセグメント方式が採用され、必
要に応じて適当に組替えが可能な構造となっている。
５は第２段押出機のバレル、６は同スクリュ回転駆動
部、７は同ダイ、８は同押出品である。
部、７は同ダイ、８は同押出品である。
直列二段押出機において、第１段押出機及び第２段押
出機共に夫々一軸即ち１本のスクリュを使用する場合と
二軸即ち夫々２本のスクリュが互いに噛合するように配
置される場合とがあり、更に第１段押出機又は第２段押
出機のいずれかを１軸又は二軸とする場合がある。
出機共に夫々一軸即ち１本のスクリュを使用する場合と
二軸即ち夫々２本のスクリュが互いに噛合するように配
置される場合とがあり、更に第１段押出機又は第２段押
出機のいずれかを１軸又は二軸とする場合がある。
本発明の直列二段押出機は、これらいずれの組合せで
も良いが、溶融・混合性能を高める点からみると、この
うち少なくとも第１段押出機が二軸押出機として構成さ
れていることが好ましい。更に上記第２段押出機の代わ
りにギヤポンプ等メルトポンプを使用することもある。
も良いが、溶融・混合性能を高める点からみると、この
うち少なくとも第１段押出機が二軸押出機として構成さ
れていることが好ましい。更に上記第２段押出機の代わ
りにギヤポンプ等メルトポンプを使用することもある。
ところで、従来の上記直列二段押出機のバレルについ
てみると、その軸方向に直角な穴断面は全て真円か円弧
状に形成されている。
てみると、その軸方向に直角な穴断面は全て真円か円弧
状に形成されている。
第３図は二軸押出機の軸方向に直角な断面形状を示し
たものであるが、同図から明らかな様に、バレル２の穴
断面は２本のスクリュ９の回転に合わせた２個の円弧を
組合わせた形状となっている。そして、この形状は第２
図に示すＡ、Ｂ、Ｃのいずれのゾーンにおいても同様で
ある。
たものであるが、同図から明らかな様に、バレル２の穴
断面は２本のスクリュ９の回転に合わせた２個の円弧を
組合わせた形状となっている。そして、この形状は第２
図に示すＡ、Ｂ、Ｃのいずれのゾーンにおいても同様で
ある。
（発明が解決しようとする課題） 通常、第１段押出機は原料を溶融・混合し、第２段押
出機はこれを均質化し、ダイの抵抗に抗して常に安定し
て溶融原料を押し出す役割を夫々担うが、最近では製品
の多様化、複合化に伴ない、混合自体の難しい原料が増
えて来た。即ち、異種樹脂の混合であるポリマーブレン
ドや、樹脂に各種フィラーを大量に混合する押し出しが
増加して来ており、原料によっては、混合不足が起こっ
たり、或いは混合性能を十分に与えるために第１段押出
機のスクリュ長を更に伸ばさなければならないというケ
ースが生じている。
出機はこれを均質化し、ダイの抵抗に抗して常に安定し
て溶融原料を押し出す役割を夫々担うが、最近では製品
の多様化、複合化に伴ない、混合自体の難しい原料が増
えて来た。即ち、異種樹脂の混合であるポリマーブレン
ドや、樹脂に各種フィラーを大量に混合する押し出しが
増加して来ており、原料によっては、混合不足が起こっ
たり、或いは混合性能を十分に与えるために第１段押出
機のスクリュ長を更に伸ばさなければならないというケ
ースが生じている。
本発明はかかる技術的課題を解決するためになされた
ものであり、その目的とする所は第１段押出機のスクリ
ュ長を伸ばすことなく、混合のし難い原料に対しても十
分にその役割を果たし得る直列二段押出機を開発するこ
とにある。
ものであり、その目的とする所は第１段押出機のスクリ
ュ長を伸ばすことなく、混合のし難い原料に対しても十
分にその役割を果たし得る直列二段押出機を開発するこ
とにある。
（課題を解決するための手段） このため本発明は、第１段押出機と第２段押出機を直
列に接続した押出機において、その第１段押出機バレル
に多角形断面形状を有する二軸型の押出機を組込んでな
るもので、これを課題解決のための手段とするものであ
る。
列に接続した押出機において、その第１段押出機バレル
に多角形断面形状を有する二軸型の押出機を組込んでな
るもので、これを課題解決のための手段とするものであ
る。
（作用） 二軸型の押出機は、一軸型の押出機に比べ可塑化機能
が優れており、また多角形断面形状のバレルは丸断面形
状のバレルより可塑化機能が優れている。直列２段型の
押出機は、第１段目で樹脂の可塑化を実施し、第２段目
で溶融樹脂の容量押出しを実施するという具合に、機能
分離をする事によりその効果が発揮される。よって本発
明は、第１段目に可塑化機能を最も発揮できる二軸型の
多角形断面を有するバレルを使用し、圧力安定化と低樹
脂温押出しは２段目押出機で行うことにより、トータル
として、押出機の機能が充分満足されるものとなる。
が優れており、また多角形断面形状のバレルは丸断面形
状のバレルより可塑化機能が優れている。直列２段型の
押出機は、第１段目で樹脂の可塑化を実施し、第２段目
で溶融樹脂の容量押出しを実施するという具合に、機能
分離をする事によりその効果が発揮される。よって本発
明は、第１段目に可塑化機能を最も発揮できる二軸型の
多角形断面を有するバレルを使用し、圧力安定化と低樹
脂温押出しは２段目押出機で行うことにより、トータル
として、押出機の機能が充分満足されるものとなる。
（実施例） 以下、本発明の実施例につき、図面に基づいて具体的
に説明する。
に説明する。
第１図は本発明の代表的な実施例の特徴部分である第
１段二軸押出機のバレル穴断面形状を示し、図示例では
バレル穴の軸直角断面形状が６角形を２つ組合わせた形
状としている。勿論、このバレル穴形状は６角形に限る
ものでなく、任意の角形、例えば８角形を組合わすよう
にしても良い。ここで、スクリュ形状は変えても良い
が、特に変える必要もない。
１段二軸押出機のバレル穴断面形状を示し、図示例では
バレル穴の軸直角断面形状が６角形を２つ組合わせた形
状としている。勿論、このバレル穴形状は６角形に限る
ものでなく、任意の角形、例えば８角形を組合わすよう
にしても良い。ここで、スクリュ形状は変えても良い
が、特に変える必要もない。
また、本実施例では第２図のＢゾーンにのみ角形バレ
ル穴を採用し、他のＡ、Ｃゾーンでは第３図に示す円弧
状のバレル穴形状としてある。勿論Ａ、Ｂ、Ｃの各ゾー
ンの全てでバレル穴形状を第１図に示す様な角形とする
ことも出来る。
ル穴を採用し、他のＡ、Ｃゾーンでは第３図に示す円弧
状のバレル穴形状としてある。勿論Ａ、Ｂ、Ｃの各ゾー
ンの全てでバレル穴形状を第１図に示す様な角形とする
ことも出来る。
なお、前記バレル穴形状を角形に構成する位置は、一
律に決まるものではないが、一般には樹脂が溶融・混合
される位置とするのが最も効果的である。
律に決まるものではないが、一般には樹脂が溶融・混合
される位置とするのが最も効果的である。
図示例の構成を基本にして、更に具体的に本発明を説
明する。
明する。
第１段二軸押出機として65φ同方向回転噛合型２軸押
出機、L/D＝30を使用した。第１実施例としてバレルの
可塑化部分に全長の30％にあたる長さだけ６角断面形状
のバレル穴を採用し、比較のためバレルの全長にわたり
バレル穴断面形状を円弧形としたものを使った。
出機、L/D＝30を使用した。第１実施例としてバレルの
可塑化部分に全長の30％にあたる長さだけ６角断面形状
のバレル穴を採用し、比較のためバレルの全長にわたり
バレル穴断面形状を円弧形としたものを使った。
これらの押出機に熱可塑性パウダーに酸化チタンパウ
ダー60〜70％を混合する目的で、スクリュ回転数100r.
p.m、押出量400kg/hにて押出した結果、円形状バレル穴
だけの比較機の場合は酸化チタンの二次凝集のため押出
品の混練状態は不満足な結果に終ったが、バレル穴の一
部に６角形断面をもつ押出機では混練状態が極めて良好
であった。
ダー60〜70％を混合する目的で、スクリュ回転数100r.
p.m、押出量400kg/hにて押出した結果、円形状バレル穴
だけの比較機の場合は酸化チタンの二次凝集のため押出
品の混練状態は不満足な結果に終ったが、バレル穴の一
部に６角形断面をもつ押出機では混練状態が極めて良好
であった。
実施例２として、他の条件を上記実施例１と同じと
し、次の条件で押出しを行った。
し、次の条件で押出しを行った。
PPペレットにグラスファイバー（GF）を30％添加し、
スクリュ回転数が200r.p.m、押出量300kg/hとした。な
お、GFの投入位置はPPペレットの投入位置の下流側と
し、バレル全長に対する６角形バレルの長さの割合を、
GF投入位置前に25％、GF投入位置以後に12.5％とした。
スクリュ回転数が200r.p.m、押出量300kg/hとした。な
お、GFの投入位置はPPペレットの投入位置の下流側と
し、バレル全長に対する６角形バレルの長さの割合を、
GF投入位置前に25％、GF投入位置以後に12.5％とした。
結果はL/D＝30の円形バレル押出機と同等のGF分散状
態を得るのに、６角形バレル付押出機はL/D＝24で十分
なることが判った。
態を得るのに、６角形バレル付押出機はL/D＝24で十分
なることが判った。
（発明の効果） 以上の説明から明らかな如く、本発明によれば可塑化
混練の難しい原料でも、良好な混練性能が発揮されるよ
うになり、それだけ第１段押出機におけるスクリュ長さ
を短くでき、省コスト、省エネルギー、省スペースにつ
ながるものである。
混練の難しい原料でも、良好な混練性能が発揮されるよ
うになり、それだけ第１段押出機におけるスクリュ長さ
を短くでき、省コスト、省エネルギー、省スペースにつ
ながるものである。
第１図は本発明の代表的な実施例である第１段押出機の
特徴部分を示すバレル断面図、第２図は直列二段押出機
の全体を示す側面図、第３図は従来の第１段押出機のバ
レル断面図である。 図の主要部分の説明 ２……（第１段押出機）バレル ５……（第２段押出機）バレル ９……（第１段押出機）スクリュ
特徴部分を示すバレル断面図、第２図は直列二段押出機
の全体を示す側面図、第３図は従来の第１段押出機のバ
レル断面図である。 図の主要部分の説明 ２……（第１段押出機）バレル ５……（第２段押出機）バレル ９……（第１段押出機）スクリュ
フロントページの続き (56)参考文献 特公 昭55−46307（ＪＰ，Ｂ２) 実願 昭62−80879号（実開 昭63− 189624号）の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム （ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】第１段押出機と第２段押出機を直列に接続
した押出機において、その第１段押出機バレルに多角形
断面形状を有する二軸型の押出機を組込んだことを特徴
とする直列二段押出機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1264699A JP2845987B2 (ja) | 1989-10-11 | 1989-10-11 | 直列二段押出機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1264699A JP2845987B2 (ja) | 1989-10-11 | 1989-10-11 | 直列二段押出機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03126519A JPH03126519A (ja) | 1991-05-29 |
| JP2845987B2 true JP2845987B2 (ja) | 1999-01-13 |
Family
ID=17406959
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1264699A Expired - Fee Related JP2845987B2 (ja) | 1989-10-11 | 1989-10-11 | 直列二段押出機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2845987B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4301431C2 (de) * | 1992-02-27 | 1996-03-14 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Zweistufenreihen-Extruder |
| US20150065625A1 (en) * | 2011-03-11 | 2015-03-05 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Method of Forming Dynamically Vulcanized Thermoplastic Elastomer Films and Films Formed Therefrom |
| DE102011002279A1 (de) * | 2011-04-27 | 2012-10-31 | Troester Gmbh & Co. Kg | Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung einer Kautschukkomponente |
| CA2907297A1 (en) * | 2014-11-04 | 2016-05-04 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Method of forming dynamically vulcanized thermoplastic elastomer films and films formed therefrom |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5546307A (en) * | 1978-09-26 | 1980-04-01 | Toshiba Corp | Air conditioner |
| JPS63189624U (ja) * | 1987-05-29 | 1988-12-06 |
-
1989
- 1989-10-11 JP JP1264699A patent/JP2845987B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03126519A (ja) | 1991-05-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |