JP2845706B2 - 連続鋳造設備のモールド装置 - Google Patents
連続鋳造設備のモールド装置Info
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- JP2845706B2 JP2845706B2 JP630993A JP630993A JP2845706B2 JP 2845706 B2 JP2845706 B2 JP 2845706B2 JP 630993 A JP630993 A JP 630993A JP 630993 A JP630993 A JP 630993A JP 2845706 B2 JP2845706 B2 JP 2845706B2
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- casting
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、モールドからビームブ
ランク（型鋼素材）やニアーネットシェイプ（より製品
に近い断面形状のＩ型鋼、Ｈ型鋼）など複雑な断面形状
の鋳片を連続的に鋳造する連続鋳造設備のモールド装置
に関する。
ランク（型鋼素材）やニアーネットシェイプ（より製品
に近い断面形状のＩ型鋼、Ｈ型鋼）など複雑な断面形状
の鋳片を連続的に鋳造する連続鋳造設備のモールド装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、モールドパウダーを用いた連続鋳
造において、パウダーの溶融特性や粘性と縦割れ発生に
ついては密接な関係にあることが判明しており、たとえ
ば高粘性パウダーでは、他の低粘性パウダーを使用した
場合より縦割れ長さが短く、手入率も低い。一般にパウ
ダーの粘性が低すぎるとパウダーの溶け込み率は増大
し、局部的に過剰溶け込みを起こしてシェルの冷却が不
均一となりやすいことが知られている。
造において、パウダーの溶融特性や粘性と縦割れ発生に
ついては密接な関係にあることが判明しており、たとえ
ば高粘性パウダーでは、他の低粘性パウダーを使用した
場合より縦割れ長さが短く、手入率も低い。一般にパウ
ダーの粘性が低すぎるとパウダーの溶け込み率は増大
し、局部的に過剰溶け込みを起こしてシェルの冷却が不
均一となりやすいことが知られている。
【０００３】ところで、近年、連続鋳造では鋳造品の圧
延工程を少なくするために製品に近い断面形状で鋳片を
引き抜く鋳造が行われている。たとえばＨ型鋼素材のビ
ームブランクの場合の連続鋳造では、ウェブ部の厚みに
対してフランジ部の厚みが大きいビームブランク等があ
り、この場合厚みの小さいウェブ部がフランジ部より速
く冷却されて凝固し、ウェブ部に縦割れが生じることが
ある。
延工程を少なくするために製品に近い断面形状で鋳片を
引き抜く鋳造が行われている。たとえばＨ型鋼素材のビ
ームブランクの場合の連続鋳造では、ウェブ部の厚みに
対してフランジ部の厚みが大きいビームブランク等があ
り、この場合厚みの小さいウェブ部がフランジ部より速
く冷却されて凝固し、ウェブ部に縦割れが生じることが
ある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記Ｈ型鋼素
材のビームブランクの連続鋳造では、その問題点を解決
するために、ウェブ成形部の冷却速度をフランジ成形部
の冷却速度より遅くしてウェブとフランジを極力均一に
凝固させることが提案されている。（たとえば特開平４
−２１８４９号公報）そうすると、モールド内ではウェ
ブ成形部のモールド銅板温度がフランジ成形部のモール
ド銅板温度に対して高くなり、湯面に投下されたモール
ドパウダーは、ウェブ成形部では高温で粘度が低くなっ
てパウダーの溶け込み率が増大し、局部的に過剰溶け込
みを起こしてシェルの冷却が不均一となりやすい。一
方、フランジ成形部では粘度が低くなって溶け込み量が
低下し、残ったパウダーが高温のウェブ成形部側に流入
してウェブ成形部での溶け込み率をさらに増大させる結
果となる。
材のビームブランクの連続鋳造では、その問題点を解決
するために、ウェブ成形部の冷却速度をフランジ成形部
の冷却速度より遅くしてウェブとフランジを極力均一に
凝固させることが提案されている。（たとえば特開平４
−２１８４９号公報）そうすると、モールド内ではウェ
ブ成形部のモールド銅板温度がフランジ成形部のモール
ド銅板温度に対して高くなり、湯面に投下されたモール
ドパウダーは、ウェブ成形部では高温で粘度が低くなっ
てパウダーの溶け込み率が増大し、局部的に過剰溶け込
みを起こしてシェルの冷却が不均一となりやすい。一
方、フランジ成形部では粘度が低くなって溶け込み量が
低下し、残ったパウダーが高温のウェブ成形部側に流入
してウェブ成形部での溶け込み率をさらに増大させる結
果となる。
【０００５】本発明は、上記問題点を解決して、厚みの
異なる複数の成形部における鋳造用パウダー溶け込み量
の偏在を防止し、鋳片性状の低下を防止できる連続鋳造
設備のモールド装置を提供することを目的とする。
異なる複数の成形部における鋳造用パウダー溶け込み量
の偏在を防止し、鋳片性状の低下を防止できる連続鋳造
設備のモールド装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明は、厚みの異なる複数の部分で構成される断
面の鋳片を連続鋳造するモールドを備えた連続鋳造設備
のモールド装置において、各鋳片成形部の連結部近傍
に、下部が溶湯内に浸漬する鋳造用パウダーの流入防止
堰を垂下したものである。
めに本発明は、厚みの異なる複数の部分で構成される断
面の鋳片を連続鋳造するモールドを備えた連続鋳造設備
のモールド装置において、各鋳片成形部の連結部近傍
に、下部が溶湯内に浸漬する鋳造用パウダーの流入防止
堰を垂下したものである。
【０００７】
【作用】上記構成によれば、冷却速度が遅くしたため結
果としてモールド銅板温度が高い鋳片成形部に投入され
た鋳造用パウダーは、粘度が低くなって溶け込み率が増
加し、冷却速度が速くモールド銅板温度の低い鋳片成形
部に投入されて粘度が高く溶け込み量の少ない鋳造用パ
ウダーが、その鋳片成形部の湯面から高温の鋳片成形部
側に流入しようとしても、溶け込み防止用堰体により流
入が阻止されるので、鋳片成形部における不均一な溶け
込みを防止することができる。
果としてモールド銅板温度が高い鋳片成形部に投入され
た鋳造用パウダーは、粘度が低くなって溶け込み率が増
加し、冷却速度が速くモールド銅板温度の低い鋳片成形
部に投入されて粘度が高く溶け込み量の少ない鋳造用パ
ウダーが、その鋳片成形部の湯面から高温の鋳片成形部
側に流入しようとしても、溶け込み防止用堰体により流
入が阻止されるので、鋳片成形部における不均一な溶け
込みを防止することができる。
【０００８】また各成形部間で鋳造用パウダーの流動が
極めて少なくなるので、各鋳片形成部ごとに異なる材質
の鋳造用パウダーを使用することができ、各成形部のモ
ールド銅板の表面温度に対応して鋳造用パウダーの粘度
調整し均一な溶け込みが可能となる鋳造用パウダーを使
用することも可能となる。
極めて少なくなるので、各鋳片形成部ごとに異なる材質
の鋳造用パウダーを使用することができ、各成形部のモ
ールド銅板の表面温度に対応して鋳造用パウダーの粘度
調整し均一な溶け込みが可能となる鋳造用パウダーを使
用することも可能となる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明に係る連続鋳造設備のモールド
装置の一実施例を図面に基づいて説明する。
装置の一実施例を図面に基づいて説明する。
【００１０】この実施例は、フランジ部１，１とウェブ
部２からなる鋳片（ニアーネットシェイプ）３を連続鋳
造するモールド装置に関し、フランジ部１の厚みＦＴに
対してウェブ部２の厚みＷＴが小さい鋳片３を連続鋳造
するモールド４を備え、フランジ成形部１１の冷却速度
に対してウェブ成形部１２の冷却速度を遅くした連続鋳
造設備のモールド装置において、ウェブ成形部１２のフ
ランジ成形部１１との連結部近傍に、下部が溶湯Ｍ内に
浸漬された鋳造用パウダーの流入防止堰１３を配置した
ものである。
部２からなる鋳片（ニアーネットシェイプ）３を連続鋳
造するモールド装置に関し、フランジ部１の厚みＦＴに
対してウェブ部２の厚みＷＴが小さい鋳片３を連続鋳造
するモールド４を備え、フランジ成形部１１の冷却速度
に対してウェブ成形部１２の冷却速度を遅くした連続鋳
造設備のモールド装置において、ウェブ成形部１２のフ
ランジ成形部１１との連結部近傍に、下部が溶湯Ｍ内に
浸漬された鋳造用パウダーの流入防止堰１３を配置した
ものである。
【００１１】すなわちこの鋳片３は、たとえば高さＨが
５３０mm（製品高さが５００mm）、幅Ｗが２３０mm（製
品幅が２００mm）、フランジ部１の厚みＦＴが８０mm
（製品フランジ部１の厚みが１４〜１９mm）、ウェブ部
２の厚みＷＴが５０mmm （製品ウェブ部２の厚みが９〜
１１mm）のものである。
５３０mm（製品高さが５００mm）、幅Ｗが２３０mm（製
品幅が２００mm）、フランジ部１の厚みＦＴが８０mm
（製品フランジ部１の厚みが１４〜１９mm）、ウェブ部
２の厚みＷＴが５０mmm （製品ウェブ部２の厚みが９〜
１１mm）のものである。
【００１２】前記モールド４は、内部に冷却水通路が形
成された４個のモールド分割体４ａ，４ｂとで構成さ
れ、フランジ形成部１１側のモールド４ａの冷却能力が
ウェブ形成部１２側のモールド４ｂより大きく設定され
て、フランジ形成部１１の冷却速度がウェブ形成部１２
より速くなるように構成されている。前記流入防止堰１
３はモールド４上に配置された堰サポート１４により支
持されて下部が溶湯Ｍに浸漬されている。そして、モー
ルド壁面４ｃとの間には少しの隙間（数mm程度）Ｄが設
けられている。
成された４個のモールド分割体４ａ，４ｂとで構成さ
れ、フランジ形成部１１側のモールド４ａの冷却能力が
ウェブ形成部１２側のモールド４ｂより大きく設定され
て、フランジ形成部１１の冷却速度がウェブ形成部１２
より速くなるように構成されている。前記流入防止堰１
３はモールド４上に配置された堰サポート１４により支
持されて下部が溶湯Ｍに浸漬されている。そして、モー
ルド壁面４ｃとの間には少しの隙間（数mm程度）Ｄが設
けられている。
【００１３】また、このモールド４のフランジ形成部１
１とウェブ形成部１２に供給される鋳造用パウダーは、
フランジ形成部１１のモールド銅板温度とウェブ形成部
１２のモールド銅板温度にそれぞれ対応して最適な粘度
で溶け込み量がほぼ一定量となる材質のものが選択され
る。また、同一材質の鋳造用パウダーも使用することも
できる。
１とウェブ形成部１２に供給される鋳造用パウダーは、
フランジ形成部１１のモールド銅板温度とウェブ形成部
１２のモールド銅板温度にそれぞれ対応して最適な粘度
で溶け込み量がほぼ一定量となる材質のものが選択され
る。また、同一材質の鋳造用パウダーも使用することも
できる。
【００１４】上記構成において、フランジ形成部１１と
ウェブ形成部１２の一方または両方の適所に垂下された
ノズル（図示せず）から溶湯が供給されるとともに、フ
ランジ形成部１１とウェブ形成部１２の湯面上にそれぞ
れ鋳造用パウダーが散布供給されて鋳造が開始される。
この鋳造用パウダーは、流入防止堰１３によりフランジ
形成部１１とウェブ形成部１２が仕切られるので、湯面
上を流動して混じり合うこともなく、適度な量の鋳造用
パウダーが溶け込んで、鋳片の表面性状が悪化すること
がない。また同じ鋳造用パウダーを使用した場合には、
溶け込み量がウェブ形成部１２がフランジ形成部１１よ
り多くなるが、流入防止堰１３により、鋳造用パウダー
の残量が多いフランジ形成部１１から残量が少ないウェ
ブ形成部１２への鋳造用パウダーの流入が防止されるの
で、溶け込み量の差が拡大して鋳片性状を更に悪化させ
るのを未然に防止することができる。
ウェブ形成部１２の一方または両方の適所に垂下された
ノズル（図示せず）から溶湯が供給されるとともに、フ
ランジ形成部１１とウェブ形成部１２の湯面上にそれぞ
れ鋳造用パウダーが散布供給されて鋳造が開始される。
この鋳造用パウダーは、流入防止堰１３によりフランジ
形成部１１とウェブ形成部１２が仕切られるので、湯面
上を流動して混じり合うこともなく、適度な量の鋳造用
パウダーが溶け込んで、鋳片の表面性状が悪化すること
がない。また同じ鋳造用パウダーを使用した場合には、
溶け込み量がウェブ形成部１２がフランジ形成部１１よ
り多くなるが、流入防止堰１３により、鋳造用パウダー
の残量が多いフランジ形成部１１から残量が少ないウェ
ブ形成部１２への鋳造用パウダーの流入が防止されるの
で、溶け込み量の差が拡大して鋳片性状を更に悪化させ
るのを未然に防止することができる。
【００１５】上記構成によれば、流入防止堰１３により
モールド４の鋳片形成部を擬似単純形状のフランジ形成
部１１，１１とウェブ形成部１２とに仕切ることで、均
一な溶け込みを行うとともに、フランジ形成部１１，１
１とウェブ形成部１２間の鋳造用パウダーの移動を防止
してそれぞれ専用の鋳造用パウダーを使用を可能とし、
全体として均一な溶け込みをはかることができる。
モールド４の鋳片形成部を擬似単純形状のフランジ形成
部１１，１１とウェブ形成部１２とに仕切ることで、均
一な溶け込みを行うとともに、フランジ形成部１１，１
１とウェブ形成部１２間の鋳造用パウダーの移動を防止
してそれぞれ専用の鋳造用パウダーを使用を可能とし、
全体として均一な溶け込みをはかることができる。
【００１６】
【発明の効果】以上に述べたごとく本発明によれば、冷
却速度が遅くて温度が高い鋳片成形部に投入された鋳造
用パウダーは、溶け込み率が増加し、冷却速度が速く温
度の低い鋳片成形部に投入されて溶け込み量の少ない鋳
造用パウダーが、その鋳片成形部の湯面から高温の鋳片
成形部側に流入しようとしても、溶け込み防止用堰体に
より流入が阻止されるので、鋳片成形部における不均一
な溶け込みを防止することができる。
却速度が遅くて温度が高い鋳片成形部に投入された鋳造
用パウダーは、溶け込み率が増加し、冷却速度が速く温
度の低い鋳片成形部に投入されて溶け込み量の少ない鋳
造用パウダーが、その鋳片成形部の湯面から高温の鋳片
成形部側に流入しようとしても、溶け込み防止用堰体に
より流入が阻止されるので、鋳片成形部における不均一
な溶け込みを防止することができる。
【００１７】また各成形部間で鋳造用パウダーの流動が
極めて少なくなるので、各鋳片形成部ごとに異なる材質
の鋳造用パウダーを使用することができ、各成形部のモ
ールド銅板の表面温度に対応して均一な溶け込みが可能
となる鋳造用パウダーを選択することで、厚みが小さく
高温側の鋳片成形部における鋳造用パウダーの溶け込み
量の増大を防止することができ、厚みの大きい低温側の
鋳片成形部で鋳造される鋳片の性状も低下させることも
なく、縦割れなどの発生を防止することができる。
極めて少なくなるので、各鋳片形成部ごとに異なる材質
の鋳造用パウダーを使用することができ、各成形部のモ
ールド銅板の表面温度に対応して均一な溶け込みが可能
となる鋳造用パウダーを選択することで、厚みが小さく
高温側の鋳片成形部における鋳造用パウダーの溶け込み
量の増大を防止することができ、厚みの大きい低温側の
鋳片成形部で鋳造される鋳片の性状も低下させることも
なく、縦割れなどの発生を防止することができる。
【図１】本発明に係る連続鋳造設備のモールド装置の一
実施例を示す平面図である。
実施例を示す平面図である。
【図２】同モールド装置により鋳造される鋳片の横断面
図である。
図である。
【図３】図１に示すＡ−Ａ断面図である。
１ フランジ部 ２ ウェブ部 ３ 鋳片 ４ モールド 11 フランジ成形部 12 ウェブ成形部 13 流入防止堰 14 堰サポート Ｄ 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平４−262837（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−158959（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−155545（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−20141（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−137154（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−3852（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−210849（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B22D 11/00 B22D 11/04 311 B22D 11/10
Claims (1)
- 【請求項１】 厚みの異なる複数の部分で構成される断
面の鋳片を連続鋳造するモールドを備えた連続鋳造設備
のモールド装置において、各鋳片成形部の連結部近傍
に、下部が溶湯内に浸漬する鋳造用パウダーの流入防止
堰を垂下したことを特徴とする連続鋳造設備のモールド
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP630993A JP2845706B2 (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | 連続鋳造設備のモールド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP630993A JP2845706B2 (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | 連続鋳造設備のモールド装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06210403A JPH06210403A (ja) | 1994-08-02 |
| JP2845706B2 true JP2845706B2 (ja) | 1999-01-13 |
Family
ID=11634777
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP630993A Expired - Fee Related JP2845706B2 (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | 連続鋳造設備のモールド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2845706B2 (ja) |
-
1993
- 1993-01-19 JP JP630993A patent/JP2845706B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06210403A (ja) | 1994-08-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |