JP2845065B2 - オペアンプ - Google Patents

オペアンプ

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JP2845065B2 JP4325116A JP32511692A JP2845065B2 JP 2845065 B2 JP2845065 B2 JP 2845065B2 JP 4325116 A JP4325116 A JP 4325116A JP 32511692 A JP32511692 A JP 32511692A JP 2845065 B2 JP2845065 B2 JP 2845065B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオペアンプに関し、特に
高電位に対する出力短絡保護回路を有するオペアンプに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体集積回路のオペアンプにお
いては、出力回路に高電位に対応する出力短絡保護回路
が設けられることがある。図3は、そのオペアンプの一
例を示す回路図であるが、このような従来のオペアンプ
は、反転入力端子107、非反転入力端子108、出力
端子109および負荷抵抗68に対応して、バイアス供
給回路41、抵抗42、48および49、PNPトラン
ジスタ43〜45、およびNPNトランジスタ46およ
び47を含む入力段の差動増幅回路40と、NPNトラ
ンジスタ51および52、電流源53、抵抗54および
55を含む利得回路50と、利得回路50に対して並列
接続される位相補償用コンデンサ56と、電流源58、
ダイオード59および60、PNPトランジスタ61、
63および65、NPNトランジスタ62、66および
67、および抵抗64を含む出力回路57とを備えて構
成されている。
【0003】図3において、高位側電源+Vccを正電源
とし、低位側電源−Vccを負電源とする。バイアス供給
回路41からは、差動増幅回路40の電流値を設定する
ためのバイアス電圧が、PNPトランジスタ43に与え
られており、反転入力端子106および非反転入力端子
108より入力される入力信号は、差動増幅回路40に
より増幅されて、利得回路50に含まれるNPNトラン
ジスタ51のゲートに入力される。また、差動増幅回路
40の出力端は、出力回路57に含まれるNPNトラン
ジスタ66のコレクタに接続されている。利得回路50
の入力端と出力端との間には、位相補償用コンデンサ5
6が接続されており、この利得回路50を介して、所定
レベルの信号が出力されて、出力回路57に含まれるP
NPトランジスタ61のゲートに入力される。
【0004】また、出力回路57においては、当該出力
回路57に含まれる抵抗64、PNPトランジスタ6
3、NPNトランジスタ66および67により高電位に
対する出力短絡回路が形成されており、抵抗64は、高
電位に対応する出力短絡電流を検出するための抵抗とし
て機能している。この抵抗64の抵抗値R64は、次式に
より求められるが、通常は20〜50Ω程度の値に設定
されている。
【0005】 R64=VBE63(ON)/Ioshort ……………………(1) 但し、VBE63(ON):PNPトランジスタがONするVBE
の値 Ioshort :高電位に対応する出力短絡電流 上記のIoshortの値は、通常の使用状態において負荷抵
抗68に流れる出力電流IL の値の数倍の電流値に設定
される。
【0006】出力端子103が接地電位よりも低電位に
ある時には、出力電流IL は抵抗64を流れているが、
通常の状態においてはIoshortの電流値よりも小さいた
め、抵抗64による電圧降下V64は、次式にて与えられ
る。
【0007】 V64=R64・IL <VBE63(ON) …………………(2) 従って、PNPトランジスタ63の存在が無視すること
ができる。
【0008】次に、出力端子103の電位を、出力回路
57におけるNPNトランジスタ62にエミッタ電流が
流れない程度の高電位に設定した場合、例えば高位側電
源+Vccに短絡させた状態においては、出力電流IL
増大してIoshortに到達し、抵抗64による電圧降下V
64は次式のようになる。 V64=R64・Ioshort=VBE63(ON) ……………(3) これにより、PNPトランジスタ63はオンの状態とな
る。NPNトランジスタ66とNPNトランジスタ67
はカレントミラー回路を形成しているために、PNPト
ランジスタ63のコレクタ電流と同じ大きさの電流が、
NPNトランジスタ66および67のコレクタ電流とし
て流れて、利得回路40の入力部を形成するNPNトラ
ンジスタ51のベース電流が引き抜かれる。これによ
り、NPNトランジスタ51および52と、PNPトラ
ンジスタ61および65がオフの状態となり、出力端子
103が高電位に短絡する状態におけるPNPトランジ
スタ65の破壊が防止される。
【0009】今、入力電圧VI および出力電圧VO を図
3に示されるように設定し、入力電圧Vを0Vから低
下させると、出力電圧VO は次式により与えられる。
【0010】 VO =(VI +VBE61+VBE65)RL /(R64+RL )…………(4) 但し、VBE61:PNPトランジスタ61のVBEの値 VBE65:PNPトランジスタ65のVBEの値 従って、(4) 式における傾きはRL /(R64+RL )の
直線となる。入力電圧VI を低位側電源−Vccにした時
の出力電圧VO の最小値VOMINは、次式により示され
る。
【0011】 VOMIN=(+Vcc+VBE61+VBE65)RL /(R64+RL )……(5)
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の出力短
絡保護回路が設けられているオペアンプにおいては、前
記(5) 式に示されるように、抵抗64により出力電圧の
下限が制限されるが、このことは、(5) 式よりも明らか
なように、特に負荷抵抗68の抵抗値RL の値が小さく
なるに従って更に強まり、オペアンプのダイナミックレ
ンジを低下させるという欠点がある。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明のオペアンプ
は、入力段を形成する差動増幅回路と、前記差動増幅回
路より出力される信号を増幅して出力する増幅回路と、
前記増幅回路より出力される信号を受けて、所定の負荷
回路に出力する出力回路とを含むオペアンプにおいて、
前記出力回路が、コレクタが高位側電源に接続され、エ
ミッタが前記負荷回路に連結される出力端子に接続され
る第1のNPNトランジスタと、エミッタが前記出力端
子に接続され、コレクタが所定の抵抗を介して低位側電
源に接続されて、出力用トラジスタとして機能する第1
のPNPトランジスタと、高位側電源と前記第1のNP
Nトランジスタのベースとの間に挿入接続される電流源
と、前記第1のNPNトランジスタのベースと前記第1
のPNPトランジスタのベースとの間に、順方向の状態
において接続されるダイオードと、エミッタが前記第1
のPNPトランジスタのベースに接続され、ベースが前
記増幅回路の出力端に接続されて、コレクタが低位側電
源に接続される第2のPNPトランジスタと、コレクタ
が前記差動増幅回路の出力端に接続され、ベースが前記
第1のPNPトランジスタのコレクタに接続されて、エ
ミッタが低位側電源に接続される第2のNPNトランジ
スタと、を備えて構成される。
【0013】また第2の発明のオペアンプは、入力段を
形成する差動増幅回路と、前記差動増幅回路より出力さ
れる信号を増幅して出力する増幅回路と、前記増幅回路
より出力される信号を受けて、所定の負荷回路に出力す
る出力回路とを含むオペアンプにおいて、前記差動増幅
回路が、エミッタが第1の抵抗を介して高位側電源に接
続され、電流源用として機能する第1のPNPトランジ
スタと、前記第1のPNPトランジスタのベースに第2
の抵抗を介して接続され、当該第1のPNPトランジス
タのベースにバイアス電圧を供給するバイアス供給回路
と、エミッタが共に前記第1のPNPトランジスタのコ
レクタに共通接続され、ベースがそれぞれ反転入力端子
および非反転入力端子に接続されて、前記差動増幅回路
における一対の増幅回路素子を形成する第2および第3
のPNPトランジスタと、コレクタおよびベースが共に
前記第2のPNPトランジスタのコレクタに接続され、
エミッタが第3の抵抗を介して低位側電源に接続される
第1のNPNトランジスタと、コレクタが前記第3のP
NPトランジスタのコレクタに接続され、ベースが前記
第1のNPNトランジスタのベースに接続されて、エミ
ッタが第4の抵抗を介して低位側電源に接続される第2
のNPNトランジスタとを備え、前記第3のPNPトラ
ンジスタのコレクタと前記第2のNPNトランジスタの
コレクタの接続点を当該差動増幅回路の出力点として構
成され、前記出力回路が、エミッタが高位側電源に接続
され、コレクタが前記第1のPNPトランジスタのベー
スに接続される第4のPNPトランジスタと、エミッタ
が高位側電源に接続され、ベースとコレクタが前記第4
のPNPトランジスタのベースに接続されて、前記第4
のPNPトランジスタとともにカレントミラー回路を形
成する第5のPNPトランジスタと、コレクタが高位側
電源に接続され、エミッタが前記負荷回路に連結される
出力端子に接続される第3のNPNトランジスタと、エ
ミッタが前記出力端子に接続され、コレクタが第5を抵
抗を介して低位側電源に接続されて、出力トランジスタ
として機能する第6のPNPトランジスタと、高位側電
源と前記第3のNPNトランジスタのベースとの間に挿
入接続される電流源と、前記第3のNPNトランジスタ
のベースと前記第6のPNPトランジスタのベースとの
間に、順方向の状態において接続されるダイオードと、
エミッタが前記第6のPNPトランジスタのベースに接
続され、ベースが前記増幅回路の出力端に接続されて、
コレクタが低位側電源に接続される第7のPNPトラン
ジスタと、コレクタが前記第4および第5のPNPトラ
ンジスタのベースに接続され、ベースが前記第6のPN
Pトランジスタのコレクタに接続されて、エミッタが低
位側電源に接続される第4のNPNトランジスタと、を
備えて構成される。
【0014】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0015】図1は本発明の第1の実施例を示す回路図
である。図1に示されるように、本実施例は、反転入力
端子101、非反転入力端子102、出力端子103お
よび負荷抵抗13に対応して、入力段の差動増幅回路1
と、利得回路2と、利得回路2に対して並列接続される
位相補償用コンデンサ3と、電流源5、ダイオード6お
よび7、PNPトランジスタ8および10、NPNトラ
ンジスタ9、10および11、および抵抗12を含む出
力回路4とを備えて構成されている。
【0016】図1において、出力回路に含まれる抵抗1
2は、高電位に対応する出力短絡時におけるPNPトラ
ンジスタ10のコレクタ電流を検出すための抵抗であ
り、その抵抗値R12は次式により設定される。
【0017】 R12=VBE11(ON)/Icshort ………………………(6) 但し、VBE11(ON):NPNトランジスタ11のコレクタ
電流 Icshort: 高電位に対応する出力短絡時の PNPトランジスタ10のコレクタ電流 また、抵抗12における電圧降下V12は、通常はNPN
トランジスタ10のコレクタ電流IC1がIcshortよりも
小さい値のため、次式により与えられ、これにおり、N
PNトランジスタ11の存在は無視することができる。
【0018】 V12=R12・IC1<VBE11(ON) …………………(7) 出力端子103を、NPNトランジスタ9のエミッタ電
流が流れない程度の高電位に設定した場合、例えば出力
端子103を高位側電源+Vccに短絡させた状態におい
ては、PNPトランジスタ10のコレクタ電流IC が増
大してIcshortに到達し、抵抗12による電圧降下V12
は次式のようになる。 V12=R12・Icshort=VBE11(ON) ……………(8) これにより、PNPトランジスタ11はオンの状態とな
り、PNPトランジスタ11にはコレクタ電流IC11
流れる。これにより、利得回路2の入力部における入力
電流が引抜かれて、前述の従来例の場合と同様に、PN
Pトランジスタ10における出力電流の増大ならびに破
壊が防止される。
【0019】今、入力電圧VI および出力電圧VO を図
1に示されるように設定し、入力電圧Vを0Vから低
下させてゆくと、出力電圧VO は次式により与えられ
る。
【0020】 VO =VI +VBE8 +VBE10 …………………………
(9) 但し、VBE8 :PNPトランジスタ8のVBEの値 VBE10:PNPトランジスタ10のVBEの値 従って、(9) 式におけるVO においては傾きは1の直線
となり、出力短絡保護回路がない回路と同等になる。ま
た入力電圧VI を低電位側電源−Vccに設定した時の出
力電圧VO の最小値VOMINは、次式により示される。
【0021】 VOMIN≒(−Vcc)+VBE8 +VBE10)………………(1
0) 即ち、出力電圧VO の最小値VOMINは、上記の(10)式に
より明らかなように、前述の従来例の場合において、
(5) 式に示されていた係数RL /(R64+RL )の項が
排除されており、本発明においては、高電位に対応する
出力短絡保護回路が設けられていない回路と出力電圧の
最小値が等しくなる。例えば、負荷抵抗13の抵抗値R
L を220Ω、抵抗12および抵抗64(従来例)の抵
抗値R12おりびR64を、それぞれ25Ωとした場合、本
発明においては、出力電圧の最小値は、従来例に対比し
て11.4%改善される。
【0022】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図2は、本実施例を示す回路図である。図2に示
されるように、本実施例は、反転入力端子104、非反
転入力端子105、出力端子106および負荷抵抗39
に対応して、バイアス供給回路16、抵抗17、18、
24および25、PNPトランジスタ19〜21、およ
びNPNトランジスタ22および23を含む入力段の差
動増幅回路15と、利得回路37と、利得回路37に対
して並列接続される位相補償用コンデンサ38と、PN
Pトランジスタ27、28、32および34、電流源2
9、ダイオード30および31、NPNトランジスタ3
3および35、および抵抗36を含む出力回路26とを
備えて構成されている。
【0023】図2において、差動増幅回路15に含まれ
る抵抗18の抵抗値は、通常は電流源用として機能する
PNPトランジスタ19のベース電流による電圧降下が
無視できる程度に小さい値に設定される。それ以外の差
動増幅回路15における回路構成については、第1の実
施例の場合と同様である。出力回路26において、図1
の第1の実施例の場合と同様に、出力端子106が高電
位に短絡されて、PNPトランジスタ34のコレクタ電
流IC がIcshortの電流値に達すると、前述の(8) 式が
成立してNPNトランジスタ35がオンの状態となり、
NPNトランジスタ35にコレクタ電流IC35 が流れる
ことにより、カレントミラー回路を形成しているPNP
トランジスタ27および28には、当該コレクタ電流T
C35 に等しいコレクタ電流が流れ、電流源用のPNPト
ランジスタ19のVBE11は、これにより次式に示される
電位だけ上昇する。
【0024】 ΔVBE11=R18・IC35 …………………………(11) 上式において、R18は抵抗18の抵抗値である。これに
より、電流源用のPNPトランジスタ18のコレクタ電
流が低減されるために、差動増幅回路15において流れ
る電流も低減され、利得回路37以降における動作は、
前述の第1の実施例の場合と同様になり、出力用のPN
Pトランジスタ34における出力電流の増大ならびに破
壊が未然に防止される。また、出力電圧VO の最大値V
OMAXの値も、図1の第1の実施例の場合と等しくなる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、高電位
に対応する短絡保護回路による出力電圧の下限の制限を
排除し、増幅ダイナミックレンジの低下を解消すること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す回路図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す回路図である。
【図3】従来例を示す回路図である。
【符号の説明】
1、15、40 差動増幅回路 2、37、50 利得回路 3、38、56 位相補償用コンデンサ 4、26、57 出力回路 5、29、53、58 電流源 6、7、30、31、59、60 ダイオード 8、10、19〜21、27、28、32、34、43
〜45、61、63、65 PNPトランジスタ 9、11、22、23、33、35、46、47、5
1、52、62、66、67 NPNトランジスタ 12、17、18、24、25、36、42、48、4
9、54、55、64抵抗 13、39、68 負荷抵抗 16、41 バイアス回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力段を形成する差動増幅回路と、前記
    差動増幅回路より出力される信号を増幅して出力する増
    幅回路と、前記増幅回路より出力される信号を受けて、
    所定の負荷回路に出力する出力回路とを含むオペアンプ
    において、 前記出力回路が、コレクタが高位側電源に接続され、エ
    ミッタが前記負荷回路に連結される出力端子に接続され
    る第1のNPNトランジスタと、 エミッタが前記出力端子に接続され、コレクタが所定の
    抵抗を介して低位側電源に接続されて、出力用トラジス
    タとして機能する第1のPNPトランジスタと、 高位側電源と前記第1のNPNトランジスタのベースと
    の間に挿入接続される電流源と、 前記第1のNPNトランジスタのベースと前記第1のP
    NPトランジスタのベースとの間に、順方向の状態にお
    いて接続されるダイオードと、 エミッタが前記第1のPNPトランジスタのベースに接
    続され、ベースが前記増幅回路の出力端に接続されて、
    コレクタが低位側電源に接続される第2のPNPトラン
    ジスタと、 コレクタが前記差動増幅回路の出力端に接続され、ベー
    スが前記第1のPNPトランジスタのコレクタに接続さ
    れて、エミッタが低位側電源に接続される第2のNPN
    トランジスタと、 を備えて構成されることを特徴とするオプアンプ。
  2. 【請求項2】 入力段を形成する差動増幅回路と、前記
    差動増幅回路より出力される信号を増幅して出力する増
    幅回路と、前記増幅回路より出力される信号を受けて、
    所定の負荷回路に出力する出力回路とを含むオペアンプ
    において、 前記差動増幅回路が、エミッタが第1の抵抗を介して高
    位側電源に接続され、電流源用として機能する第1のP
    NPトランジスタと、 前記第1のPNPトランジスタのベースに第2の抵抗を
    介して接続され、当該第1のPNPトランジスタのベー
    スにバイアス電圧を供給するバイアス供給回路と、 エミッタが共に前記第1のPNPトランジスタのコレク
    タに共通接続され、ベースがそれぞれ反転入力端子およ
    び非反転入力端子に接続されて、前記差動増幅回路にお
    ける一対の増幅回路素子を形成する第2および第3のP
    NPトランジスタと、 コレクタおよびベースが共に前記第2のPNPトランジ
    スタのコレクタに接続され、エミッタが第3の抵抗を介
    して低位側電源に接続される第1のNPNトランジスタ
    と、 コレクタが前記第3のPNPトランジスタのコレクタに
    接続され、ベースが前記第1のNPNトランジスタのベ
    ースに接続されて、エミッタが第4の抵抗を介して低位
    側電源に接続される第2のNPNトランジスタと、 を備え、前記第3のPNPトランジスタのコレクタと前
    記第2のNPNトランジスタのコレクタの接続点を当該
    差動増幅回路の出力点として構成され、 前記出力回路が、エミッタが高位側電源に接続され、コ
    レクタが前記第1のPNPトランジスタのベースに接続
    される第4のPNPトランジスタと、 エミッタが高位側電源に接続され、ベースとコレクタが
    前記第4のPNPトランジスタのベースに接続されて、
    前記第4のPNPトランジスタとともにカレントミラー
    回路を形成する第5のPNPトランジスタと、 コレクタが高位側電源に接続され、エミッタが前記負荷
    回路に連結される出力端子に接続される第3のNPNト
    ランジスタと、 エミッタが前記出力端子に接続され、コレクタが第5を
    抵抗を介して低位側電源に接続されて、出力トランジス
    タとして機能する第6のPNPトランジスタと、 高位側電源と前記第3のNPNトランジスタのベースと
    の間に挿入接続される電流源と、 前記第3のNPNトランジスタのベースと前記第6のP
    NPトランジスタのベースとの間に、順方向の状態にお
    いて接続されるダイオードと、 エミッタが前記第6のPNPトランジスタのベースに接
    続され、ベースが前記増幅回路の出力端に接続されて、
    コレクタが低位側電源に接続される第7のPNPトラン
    ジスタと、 コレクタが前記第4および第5のPNPトランジスタの
    ベースに接続され、ベースが前記第6のPNPトランジ
    スタのコレクタに接続されて、エミッタが低位側電源に
    接続される第4のNPNトランジスタと、 を備えて構成されることを特徴とするオぺアンプ。
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