JP2844945B2 - 集積回路のレイアウト設計方式 - Google Patents

集積回路のレイアウト設計方式

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JP2844945B2 JP3055377A JP5537791A JP2844945B2 JP 2844945 B2 JP2844945 B2 JP 2844945B2 JP 3055377 A JP3055377 A JP 3055377A JP 5537791 A JP5537791 A JP 5537791A JP 2844945 B2 JP2844945 B2 JP 2844945B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は集積回路のレイアウト設
計方式に関し、特に、標準セル方式のレイアウト・モデ
ルに準じたモデル下で行われる集積回路のレイアウト設
計方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、集積回路のレイアウト設計におい
ては、予めいくつかに分割された部分回路を所定の領域
内で完全に(未配線なしで)レイアウトした後、各部分
回路のレイアウト結果を配置配線することによって全体
回路のレイアウトを得るという方式が採られていた。こ
のとき、部分回路間にまたがるネットに対しては、一階
層上(部分回路間)での配線設計を未配線なく行なうた
めに、各部分回路のレイアウト設計時にそのネット用の
外部端子を確保しながら設計を行っていた。つまり、部
分回路のレベルで扱う配線と、一階層上のレベルで扱う
配線は外部端子を介して完全に分離され、各々のレベル
で割り当てられた配線が完全に実現されるものとしてい
た。また、部分回路のレイアウト設計は、割り当てられ
た配線を完全に実現するのに十分大きな領域内で行われ
ていた。
【0003】例えば、図4(a)に示す三つのブロック
B1,B2,B3から成る回路が破線で囲まれた二つの
部分回路C1におよびC2に分割されたとした場合、ま
ず、部分回路間を結ぶネットに対して外部端子t2,t
3,…,t10が、また、一階層上の外部端子と部分回
路を結ぶネットに対して、外部端子t1およびt11が
設けられ、各部分回路のレイアウト設計が行われる。こ
のとき、各部分回路に割り当てられた配線は完全に実現
されるので、部分回路のレイアウト設計完了後は、部分
回路間の配置配線のみを考えればよい。部分回路C1お
よびC2に対して、それぞれ図4(b),(c)に示し
た結果が得られたとすると(詳細なレイアウトは省略し
てある)、この二つのレイアウト結果を一階層上のレベ
ルで配置配線して、図4(d)の最終結果が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】標準セル方式のレイア
ウト・モデルに準じたモデル下でレイアウト設計を行う
場合には、所定の電源バス間隔で全部分回路をレイアウ
トしなければならないという制約がある。そのため、上
述したような従来のレイアウト設計方式に則ったとき、
部分回路の各々において割り当てられた配線を完全に実
現できるように電源バス間隔を定めなければならず、小
規模な部分回路においては必要以上に大きな領域が割り
当てられ空き領域が増えてしまう。電源バスを各部分回
路で可変とすることは、電源バスを結線するのに別途配
線が必要となる、部分回路間の配線領域が複雑な多角形
になる等の理由で行うことができない。
【0005】部分回路間を配線するときには、部分回路
領域内を通過しないで配線を行うか、通過する場合でも
部分回路内で使用している配線層を用いないのが一般的
であるため、上述のような空き領域は上位レベルのレイ
アウト設計で活用されることなく集積度の低下に直接つ
ながる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、部分回路のレイアウト領域を決定する処
理と、部分回路内の配線に加え部分回路間の配線の中か
ら部分回路のレイアウト領域内に配線する配線を選択す
る処理と、部分回路内の配線処理を行う処理と、部分回
路間の配線処理を行う処理とを備えている。
【0007】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0008】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
である。
【0009】図1に示されるように、本実施例は、回路
分割処理1と、埋め込み配線選択処理2と、部分回路レ
イアウト処理3と、未配線吐き出し処理4と、上位回路
レイアウト処理5とから構成される。
【0010】回路分割処理1では、適用するレイアウト
・モデルに応じて回路を部分回路に分割し、各部分回路
に対してレイアウト領域を決定する。例えば、標準セル
方式のレイアウト・モデル下でレイアウト設計を行う場
合、標準セル方式自動レイアウト・システムおよび標準
セル・ライブラリを使って試行的にセルの配置を行い、
近接しているセルの集合から構成される回路を部分回路
として切り出せばよい。
【0011】埋め込み配線選択処理2では、設計回路内
のネットのうち、回路分割処理1で切り出された各部分
回路に割り当てられた領域内で実現すべきものを選び出
し、それらの各ネットに対して優先順位を付ける。この
処理で選ばれたネットで実際のレイアウト設計時に配線
できなかったものは上位階層でのレイアウト設計に渡さ
れるので、設計回路に含まれるネットを全て選んでおい
ても支障はないが、引き続いて行われる部分回路のレイ
アウト設計での負荷を軽減するために配線不可能である
と予め認知できるネットは省いておく。優先順位につい
ては、各ネットの配線長を見積りその値が小さいもの程
高い優先順位を与えるなどすればよい。
【0012】部分回路レイアウト処理3では、各部分回
路のレイアウト設計を行う。このとき、埋め込み配線選
択処理2で定まった優先順位に従って配線設計を行う。
【0013】未配線吐き出し処理4では、埋め込み配線
選択処理2で割り当てられたネットのうち、部分回路レ
イアウト処理3で実現できなかったものを求め、それら
を一階層上のレイアウト設計で処理されるネットに付け
加える。
【0014】上位回路レイアウト処理5では、部分回路
レイアウト処理3によって得られた部分回路のレイアウ
トを組み合わせて全体の回路のレイアウト設計を行う。
【0015】図2は本発明の一実施例の処理を表すフロ
ーチャートである。
【0016】図4(a)に示した回路に対して本発明に
よるレイアウト設計方式を適用した場合、C1の外部端
子t2とt3を結ぶ配線がC1に割り当てられた領域内
に埋め込められたとすると、図3の最終レイアウト(図
4(d)に比べ約8%の面積減少)が得られる。
【0017】上記実施例において部分回路レイアウト処
理は、できるだけ大きな部分回路に対して行われる方が
配線を埋め込める可能性が高いが、回路規模が大きくな
ると、それに対して行われるレイアウト設計に費やされ
る時間が長くなってしまう。そこで、部分回路のレイア
ウト設計に自動レイアウト合成システムを導入すること
が考えられる。例えば、図4(a)の回路において、全
体回路を一つの部分回路とみて、自動レイアウト合成を
適用し端子t2−t3間,t4−t9間およびt5−t
8間の配線が部分回路内に埋め込まれたとすると、図5
の最終レイアウト(図4(d)に比べ25%の面積減
少)が得られる。
【0018】例えば、標準セル方式のレイアウト・モデ
ル下でレイアウト設計を行うのであれば、従来の標準セ
ル方式自動レイアウト・システムを使って初期的にセル
の配置を行い、同一セル列に含まれるセルの集合から構
成される回路を部分回路として(したがって、部分回路
の個数はセル列の個数に等しい)、各部分回路に自動レ
イアウト合成を適用する。この方式を採用して、より回
路規模の大きいセルを作成し多くの配線をセル内に埋め
込むことによって、従来方式では図6(a)のように得
られていたレイアウト結果が図6(b)にまで縮小され
る。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、従来の設
計方式で部分回路内のレイアウト設計で行われていた配
線処理の一部を、部分回路のレイアウト設計中に行うこ
とにより、セル領域内で空き領域となっていた部分を有
効に活用し、集積度を上げることができるという効果が
ある。図4(a)の回路に本発明による設計方式を適用
した場合、図3や図5に示したように、従来方式による
結果(図4(d))に比べて約8〜25%の面積縮小が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のブロック図である。
【図2】第1の実施例のフローチャートである。
【図3】本発明によるレイアウト設計結果である。
【図4】従来のレイアウト設計方式の説明図である。
【図5】本発明によるレイアウト設計の他の結果であ
る。
【図6】第2の実施例の効果を示す説明図である。
【符号の説明】
1 回路分割処理 2 埋め込み配線選択処理 3 部分回路レイアウト処理 4 未配線吐き出し処理 5 上位回路レイアウト処理 10 部分回路のレイアウト結果 11 全体回路のレイアウト結果 12 部分回路の外部端子 13 全体回路の外部端子 14 部分回路 15 ブロック

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの回路ブロックから規定
    される部分回路内の配線処理を行い、その後部分回路間
    の配線処理を行って全体回路のレイアウト設計を得る集
    積回路のレイアウト設計方式において、前記部分回路の
    レイアウト領域を決定する処理と、前記部分回路内の配
    線に加え前記部分回路間の配線の中から前記部分回路の
    レイアウト領域内に配線する配線を選択する処理と、前
    記部分回路内の配線処理を行う処理と、前記部分回路間
    の配線処理を行う処理とを備えることを特徴とする集積
    回路のレイアウト設計方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0685399B2 (ja) * 1984-11-21 1994-10-26 日本電気株式会社 配線径路探索装置
JPS62115574A (ja) * 1985-11-14 1987-05-27 Fujitsu Ltd 並列配線方式

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