JP2844927B2 - プリント基板接続装置 - Google Patents
プリント基板接続装置Info
- Publication number
- JP2844927B2 JP2844927B2 JP2402309A JP40230990A JP2844927B2 JP 2844927 B2 JP2844927 B2 JP 2844927B2 JP 2402309 A JP2402309 A JP 2402309A JP 40230990 A JP40230990 A JP 40230990A JP 2844927 B2 JP2844927 B2 JP 2844927B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printed circuit
- circuit board
- connector
- hook
- board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Combinations Of Printed Boards (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は集積度の高いプリント基
板を接続するプリント基板接続装置に関する。
板を接続するプリント基板接続装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】民生用電子機器は機能の多様化に伴って
電子回路が複雑になり、電子部品の集積度も飛躍的に大
きくなっている。特に衛星放送や文字多重放送の受信機
能を内蔵するテレビジョン受像機やビデオテープレコー
ダが主流となりつつある。
電子回路が複雑になり、電子部品の集積度も飛躍的に大
きくなっている。特に衛星放送や文字多重放送の受信機
能を内蔵するテレビジョン受像機やビデオテープレコー
ダが主流となりつつある。
【０００３】このような従来の電子機器に用いられるプ
リント基板は機能ブロック毎に構成され図３に示すよう
に、プリント基板１２をコネクター１１の上方から自動
挿入している。挿入後はコネクター１１の両側端に設け
たプリント基板固定用の爪１５ａ，１５ｂを引いて基板
が脱落しないよう固定する。このため、コネクター１１
の形状も大きくなり、構造が複雑で組立て工数も多くな
っている。
リント基板は機能ブロック毎に構成され図３に示すよう
に、プリント基板１２をコネクター１１の上方から自動
挿入している。挿入後はコネクター１１の両側端に設け
たプリント基板固定用の爪１５ａ，１５ｂを引いて基板
が脱落しないよう固定する。このため、コネクター１１
の形状も大きくなり、構造が複雑で組立て工数も多くな
っている。
【０００４】また、図４に示すようにコネクターピン１
４は平板をＵ字形に曲げて形成されていて、プリント基
板１２はコネクターの上方からＢ方向に垂直にのみ挿入
できる構成になっている。
４は平板をＵ字形に曲げて形成されていて、プリント基
板１２はコネクターの上方からＢ方向に垂直にのみ挿入
できる構成になっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、多層基板のプリント基板１２をコネクター１１に
挿入するには、垂直方向からのみに限定されるので、自
動挿入機のチャックが当たらないよう周辺の部品配置を
コネクターから離して行わねばならない。このため、基
板上の部品配置の集積度が低下し、プリント基板１２の
コネクター１１からの抜き差しもスペースが少なく困難
である。また、コネクター１１の両側端にはプリント基
板固定用の爪１５ａ，１５ｂが設けられていて、コネク
ターの構成を複雑にして、形状も大きく、組立工数も増
大していた。さらに、プリント基板をコネクターの長手
方向から横にスライドして挿入しようとすると、ピン１
４がプリント基板の先端や基板端子１３に引っかかり、
ピン１４が曲がったり、折れたりするなどの課題があっ
た。
では、多層基板のプリント基板１２をコネクター１１に
挿入するには、垂直方向からのみに限定されるので、自
動挿入機のチャックが当たらないよう周辺の部品配置を
コネクターから離して行わねばならない。このため、基
板上の部品配置の集積度が低下し、プリント基板１２の
コネクター１１からの抜き差しもスペースが少なく困難
である。また、コネクター１１の両側端にはプリント基
板固定用の爪１５ａ，１５ｂが設けられていて、コネク
ターの構成を複雑にして、形状も大きく、組立工数も増
大していた。さらに、プリント基板をコネクターの長手
方向から横にスライドして挿入しようとすると、ピン１
４がプリント基板の先端や基板端子１３に引っかかり、
ピン１４が曲がったり、折れたりするなどの課題があっ
た。
【０００６】本発明はこのような課題を解決するもの
で、コネクター周辺にも部品を配置することができる集
積度の高い構成ができ、構造が簡単で、横方向からプリ
ント基板を自動挿入できるプリント基板接続装置を提供
することを目的とするものである。
で、コネクター周辺にも部品を配置することができる集
積度の高い構成ができ、構造が簡単で、横方向からプリ
ント基板を自動挿入できるプリント基板接続装置を提供
することを目的とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、プリント基板の凹部に嵌合する爪と、他端
に設けた、前記プリント基板を固定するフックと、半円
形の断面を有する複数の樋状のコネクターピンを備えた
コネクターの溝に、前記コネクターピンの配列方向より
プリント基板を横にスライドして挿入し、前記フックで
固定するようにしたものである。
に本発明は、プリント基板の凹部に嵌合する爪と、他端
に設けた、前記プリント基板を固定するフックと、半円
形の断面を有する複数の樋状のコネクターピンを備えた
コネクターの溝に、前記コネクターピンの配列方向より
プリント基板を横にスライドして挿入し、前記フックで
固定するようにしたものである。
【０００８】
【作用】この構成により、横から挿入されたプリント基
板は樋状のピン上を摺動して基板先端部に設けた凹部に
爪が嵌合し、プリント基板の他端はコネクターの端部に
設けたフックにより固定される。この結果、プリント基
板は上下左右に移動しないようコネクターに固定される
こととなる。
板は樋状のピン上を摺動して基板先端部に設けた凹部に
爪が嵌合し、プリント基板の他端はコネクターの端部に
設けたフックにより固定される。この結果、プリント基
板は上下左右に移動しないようコネクターに固定される
こととなる。
【０００９】
【実施例】以下本発明の一実施例のプリント基板接続装
置を図面を参照しながら説明する。図１（Ａ）に示すよ
うにコネクター１の溝８の奥（閉塞側の突当壁面）には
図１（Ｂ）に示す爪４が、溝８の両内側面には断面が半
円形で樋形状のコネクターピン２が複数設けられ、さら
に溝８の入口両側にはプリント基板固定用のフック３
ａ，３ｂがコネクター１本体と一体的に設けられてい
る。前記フック３ａ，３ｂは鈎形をなし、弾性変形可能
に片持ち梁状に支持され、対向する一対をなしている。
プリント基板５の左端には突起４と嵌合する凹部６が形
成され、下部にはコネクター１に配設したピン２ａに対
応する位置に複数の基板端子７が両側に配設されてい
る。
置を図面を参照しながら説明する。図１（Ａ）に示すよ
うにコネクター１の溝８の奥（閉塞側の突当壁面）には
図１（Ｂ）に示す爪４が、溝８の両内側面には断面が半
円形で樋形状のコネクターピン２が複数設けられ、さら
に溝８の入口両側にはプリント基板固定用のフック３
ａ，３ｂがコネクター１本体と一体的に設けられてい
る。前記フック３ａ，３ｂは鈎形をなし、弾性変形可能
に片持ち梁状に支持され、対向する一対をなしている。
プリント基板５の左端には突起４と嵌合する凹部６が形
成され、下部にはコネクター１に配設したピン２ａに対
応する位置に複数の基板端子７が両側に配設されてい
る。
【００１０】以上のように構成されたプリント基板５を
コネクター１の溝８に下端を当接しながらＡ方向に摺動
して爪４が凹部６に嵌合するまで挿入する。この位置で
フック３ａ，３ｂが作動し、プリント基板５の右端を固
定する。コネクターピン２は樋状に形成されているの
で、プリント基板５上に設けた基板端子は滑らかに摺動
する。
コネクター１の溝８に下端を当接しながらＡ方向に摺動
して爪４が凹部６に嵌合するまで挿入する。この位置で
フック３ａ，３ｂが作動し、プリント基板５の右端を固
定する。コネクターピン２は樋状に形成されているの
で、プリント基板５上に設けた基板端子は滑らかに摺動
する。
【００１１】以上の説明のように簡単な構成のコネクタ
ーによりプリント基板５を自動挿入し、脱落しないよう
固定される。また、プリント基板は横からスライドして
挿入されるので、コネクター１の周辺には、コネクター
１の間近まで他の部品を配置することができる。
ーによりプリント基板５を自動挿入し、脱落しないよう
固定される。また、プリント基板は横からスライドして
挿入されるので、コネクター１の周辺には、コネクター
１の間近まで他の部品を配置することができる。
【００１２】なお、本実施例ではフック３ａ，３ｂはコ
ネクター１と一体的に形成して付勢したが、別にバネを
用いて付勢してもよい。
ネクター１と一体的に形成して付勢したが、別にバネを
用いて付勢してもよい。
【００１３】
【発明の効果】以上の実施例の発明からも明らかなよう
に本発明によれば、プリント基板をコネクターの横方向
から自動挿入することができるので、電子機器本体に組
み込み後も、プリント基板の着脱に上下のスペースを必
要とせず、部品の集積度を大きくできる。また、自動挿
入機による自動挿入が容易になる。
に本発明によれば、プリント基板をコネクターの横方向
から自動挿入することができるので、電子機器本体に組
み込み後も、プリント基板の着脱に上下のスペースを必
要とせず、部品の集積度を大きくできる。また、自動挿
入機による自動挿入が容易になる。
【００１４】さらに、コネクターに挿入したプリント基
板をコネクターに設けた突起とはねで付勢したフックに
より固定するので、コネクターの構造が簡素化されると
ともに、樋形状のピンにより基板端子と接続されるの
で、接触強度が大きく、信頼性の高い接続が可能とな
る。
板をコネクターに設けた突起とはねで付勢したフックに
より固定するので、コネクターの構造が簡素化されると
ともに、樋形状のピンにより基板端子と接続されるの
で、接触強度が大きく、信頼性の高い接続が可能とな
る。
【図１】（Ａ）本発明の一実施例のプリント基板接続装
置の分解斜視図 （Ｂ）（図１Ａ）の要部拡大斜視図
置の分解斜視図 （Ｂ）（図１Ａ）の要部拡大斜視図
【図２】同コネクターピンの斜視図
【図３】従来のプリント基板接続装置の分解斜視図
【図４】同コネクターピンの斜視図
１ コネクター ２ コネクターピン ３ａ，３ｂ フック ４ 爪 ５ プリント基板 ６ 凹部 ７ 基板端子 ８ 溝 Ａ 基板挿入方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H01R 13/639 H01R 23/68 301 H05K 1/14
Claims (1)
- 【請求項１】 プリント基板をコネクター本体の長手方
向にスライドして挿入可能にする凹状溝と、前記凹状溝
の長手方向の突当壁に突設した凸状爪と、前記凹状溝の
前記プリント基板挿入口近傍に位置し，かつ弾性変形可
能に片持ち支持した一対の対向する鈎型フックと、前記
凹状溝の両内側面に所定間隔毎に対向配置した複数のコ
ンタクト用ピンとを備え、前記ピンの配列方向より前記
プリント基板を横にスライドして挿入し、前記凸状爪と
前記鈎形フックとで固定することを特徴とするプリント
基板接続装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2402309A JP2844927B2 (ja) | 1990-12-14 | 1990-12-14 | プリント基板接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2402309A JP2844927B2 (ja) | 1990-12-14 | 1990-12-14 | プリント基板接続装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04218277A JPH04218277A (ja) | 1992-08-07 |
| JP2844927B2 true JP2844927B2 (ja) | 1999-01-13 |
Family
ID=18512130
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2402309A Expired - Lifetime JP2844927B2 (ja) | 1990-12-14 | 1990-12-14 | プリント基板接続装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2844927B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6737916B1 (ja) * | 2019-02-15 | 2020-08-12 | Ｎｅｃプラットフォームズ株式会社 | 接続部品、被接続部品、接続構造及び接続方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5722711Y2 (ja) * | 1977-02-15 | 1982-05-17 | ||
| JPS5825581Y2 (ja) * | 1980-03-22 | 1983-06-01 | 山一電機工業株式会社 | プリント板コネクタにおけるプリント板係脱機構 |
| JPS59164289U (ja) * | 1983-04-18 | 1984-11-02 | 日本電気株式会社 | プリント回路基板固定機構 |
-
1990
- 1990-12-14 JP JP2402309A patent/JP2844927B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04218277A (ja) | 1992-08-07 |
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