JP2844658B2 - 料金収納機における硬貨整列装置 - Google Patents

料金収納機における硬貨整列装置

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JP2844658B2 JP1105260A JP10526089A JP2844658B2 JP 2844658 B2 JP2844658 B2 JP 2844658B2 JP 1105260 A JP1105260 A JP 1105260A JP 10526089 A JP10526089 A JP 10526089A JP 2844658 B2 JP2844658 B2 JP 2844658B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ワンマンバス等に設置される料金収納機に
おける、券銭分離装置で回数券と分離された硬貨を次の
硬貨選別装置に1個づつ順に送り出す硬貨整列装置に関
するもので、さらに詳言すれば、回転するローラの組合
せにより硬貨を1個づつ順にかつ高速で送り出すべく構
成したものである。
〔従来の技術〕
ワンマンバス等に設置される料金収納機の硬貨整列装
置としては種々の構成のものが利用されているが、従来
の硬貨整列装置の代表的なものとしては、実公昭63−19
870号公報に示されたものがある。
この実公昭63−19870号公報に示されたものは、上面
上に回数券と分離された硬貨が供給される回転板の上面
を傾斜面とし、この傾斜した回転板の上面の周縁部に一
つの硬貨が嵌まり込む凹溝を間隔をあけて複数個設け、
この凹溝内に嵌まり込んだ硬貨を、回転板の回転動作を
利用して設定された一定箇所から順に送り出す構成とな
っている。
〔発明が解決しようとする課題〕
この従来技術である実公昭63−19870号公報に示され
た技術は、硬貨を1個づつ順にかつ一定姿勢で送り出す
ことが確実に達成できると言う利点があるが、供給され
た硬貨を収容する回転板を底面とする硬貨収納空間を形
成する必要があること、凹溝は回転板の周縁部に間隔を
あけて形成される必要があり、回転板上面の大半を占め
る中央部は硬貨の整列送り出しには何ら作用しないこと
等により、装置の全体寸法が大きくなると云う問題があ
った。
また、硬貨の整列送り出しには、硬貨の凹溝への嵌ま
り込みが必要であり、硬貨の凹溝への嵌まり込みを確実
に達成させるには、回転板の回転速度に制限が生じるこ
と等により、単位時間における処理能力が低く、このた
め投入金額の確認処理とか釣銭払出処理等の完了までに
長い時間がかかると云う問題があった。
さらに、硬貨の送り出しを、硬貨の自重による転動を
利用して達成しているので、汚れとか小さなゴミにより
送り出し動作の不良が発生し易く、このため回転板の凹
溝から転動してきた硬貨を強制的に次の硬貨選別装置に
送り込むための手段を講じる必要があり、このため料金
収納機全体の構成を複雑にすると云う問題があった。
そこで、本発明は、上記した従来技術における問題点
を解消すべく創案されたもので、傾斜面による硬貨の転
動動作と、ローラによる硬貨に対する強制的な送り出し
動作と、ローラによる硬貨に対する強制的な戻し動作と
を利用して、券銭分離装置から転動供給されてくる硬貨
を、すみやかに1個づつ送り出すことを目的としたもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成する本発明の手段は、 ワンマンバス等に設置される料金収納機を構成する装置
の内、券銭分離装置で回数券と分離された硬貨を硬貨選
別装置に1個づつ順に送り出す硬貨整列装置であるこ
と、 送り出し方向に下降傾斜した硬貨の転動通路を形成する
通路板を有すること、 転動通路の一方側に配され、周面が転動通路の一方の側
面を形成して硬貨を送り出す方向に回転する送りローラ
を有すること、 転動通路の他方側に、送りローラと対向して配され、周
面が転動通路の他方の側面を形成して硬貨を戻す方向に
回転する戻ローラを有すること、対向した送りローラと
戻しローラの周面間に、硬貨の厚みよりもわずかに大き
い値の隙間を形成すること、 硬貨を引く込む方向に回転する固定側引き込みローラ
を、送りローラと並列に転動通路の上流側に配するこ
と、 硬貨を引き込む方向に回転する移動側引き込みローラ
を、転動通路を挟んで固定側引き込みローラに対向させ
て配すること、 固定側引き込みローラと送りローラとの間および移動側
引き込みローラと戻しローラとの間に、両ローラ間への
硬貨の侵入を阻止する側板を配すること、 にある。
移動側引き込みローラは、固定側引き込みローラとに
よる硬貨の引き込み動作を確実にするために、固定側引
き込みローラに向かう付勢力を受けた状態で、固定側引
き込みローラに対して接近、離反変位可能に設ける。
また、固定側引き込みローラ、移動側引き込みロー
ラ、送りローラそして戻しローラの各ローラの周面に、
間隔をあけて数本の周溝を刻設し、側板の前後端縁から
周溝内に位置する腕片を延出設するのが望ましい。
同様に、固定側引き込みローラ、移動側引き込みロー
ラ、送りローラそして戻しローラの各ローラの周面を、
表面摩擦係数が大きくかつ耐摩耗性に優れた弾性材料に
より形成するのが良い。
〔作用〕
券銭分離装置の傾斜した転出路に転動して送り込まれ
てきた硬貨は、そのまま転動通路上を転動して送りロー
ラと戻しローラとの間の隙間を通って硬貨選別装置に送
り出される。
硬貨は、隙間通過の際に、戻しローラから戻し力を受
ける場合があるが、この戻しローラからの戻し力を打ち
消す送り力を送りローラから受けるので、転勤の勢いで
そのまま送り出されることになる。
複数個の硬貨が重なり合って転動してきた場合は、端
面を送りローラに接触させている硬貨だけが隙間を通過
し、他の硬貨は戻しローラにより止められるが、この戻
しローラにより止められた硬貨も、送りローラによる硬
貨の送り出しにより順に送りローラに接触して送り出さ
れる。
固定側引き込みローラと移動側引き込みローラとを設
けた場合は、券銭分離装置から転出してきた硬貨を、両
引き込みローラによる引き込み作用により、強制的に隙
間に送り込む。このため、硬貨は、自重による転動速度
で整列処理されるのではなく、両引き込みローラの大き
な周面速度で整列処理されることになる。
両引き込みローラは、複数個の硬貨が券銭分離装置か
ら重なり合った状態で転出してきた場合でも、この重な
り合った硬貨をそのまま強制的に両引き込みローラ間に
引き込む。この際、両引き込みローラ間への複数個の硬
貨の引き込みを可能とすべく、移動側引き込みローラ
が、固定側引き込みローラとの間隔を拡げる方向に変位
する。このように、複数個の硬貨が両引き込みローラ間
に引き込まれたとしても、送りローラと戻しローラの動
作には変わりがなく、硬貨は順に隙間を通って送り出さ
れる。この際、移動側引き込みローラには固定側引き込
みローラに向かう付勢力が常時作用しているのて、先頭
の硬貨が隙間を通過すると同時に、次の硬貨が直ちに固
定側引き込みローラまたは送りローラに押付けられて、
そのまま隙間から送り出される。
この移動側引き込みローラに作用している付勢力は、
重なり合った硬貨間の摩擦抵抗力を増大させることにな
るが、各ローラの周面が表面摩擦係数の大きい弾性材料
により形成されているので、各ローラと硬貨との間の摩
擦抵抗力は、硬貨同志間の摩擦抵抗力よりもはるかに大
きく、このため硬貨間の摩擦抵抗力に関係なしに、両引
き込みローラ間への硬貨の引き込みが達成され、送りロ
ーラによる硬貨の送り出しが達成される。
複数個の硬貨を固定側引き込みローラと移動側引き込
みローラとの間に引き込む際に、移動側引き込みローラ
だけが変位して両引き込みローラ間を拡げるのは、固定
側引き込みローラ、送りローラそしてこの固定側引き込
みローラと送りローラとに組付けられた側板が、硬貨の
転動通路の基準側面を形成しているためである。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を、図面を参照しながら説明
する。
第1図は、本発明による硬貨整列装置1を組付けた料
金収納機Aの各構成部分の配置関係を示す全体図で、硬
貨Kの流れに沿って各構成部分の配置を説明する。
投入口から投入された硬貨Kは、券銭分離装置21によ
り回数券と分離されて本発明の硬貨整列装置1に送ら
れ、この硬貨整列装置1により1個づつ順に硬貨選別装
置22に送り込まれる。硬貨選別装置22に送り込まれた硬
貨Kは、この硬貨選別装置22に種類別に分類されて硬貨
収納打出し装置23に分類収納される。硬貨収納打出し装
置23に収納された硬貨Kは、必要に応じて打出されて硬
貨搬送装置24により釣銭払出し口25または金庫28に搬送
される。
また、硬貨選別装置22および硬貨収納打出し装置23と
並んで、紙幣認識機26および紙幣搬送装置27が設けられ
ており、紙幣認識機26で検査後送り込まれた紙幣が紙幣
搬送装置27により金庫28に送入される。
第2図は、券銭分離装置21から硬貨整列装置1を通っ
て硬貨選別装置22までの硬貨Kの転動経路を示すもの
で、硬貨整列装置1の通路板10は、券銭分離装置21の傾
斜ローラ21aが形成する傾斜した転出路をそのまま延長
した形態で運転通路Rを形成し、この転動通路Rに硬貨
選別装置22の選別レール板22aが形成する選別通路が接
続されている。
第3図ないし第9図は、本発明による硬貨整列装置1
の構成例を示すもので、第3図は平面図、第4図はフレ
ームの位置関係を示す平面図、第5図は各ローラの位置
関係を示す平面図、第6図は側板とローラとの位置関係
を示す平面図、第7図は移動側ローラの側面図、第8図
は固定側ローラ側面図、第9図は側板とローラとの組合
せ関係を示す側面図である。
固定側引き込みローラ2と送りローラ4は、下端に通
路板10を一体設して不動に固定された固定フレーム9に
回転自在に取付けられており、固定フレーム9から上方
に突出した固定側引き込みローラ2の回転軸には上下に
一対の駆動プーリ16、16′が固定されており、同様に固
定フレーム9から上方に突出した送りローラ4の回転軸
には従動プーリ17が固定されている。駆動プーリ16と固
定側のモータ14のモータプーリ15との間にベルト20が掛
け渡されており、また第2の駆動プーリ16′と従動プー
リ17との間にもベルトが掛け渡されているので、固定側
のモータ14の駆動により固定側引き込みローラ2および
送りローラ4は、硬貨Kを送り出す方向(第5図におい
て時計廻り方向)に一緒に回転する。
移動側引き込みローラ3は、支持フレーム12に回転自
在を取付けられており、この支持フレーム12は、不動に
固定された支持軸13に、図示省略したバネの弾力により
常時第5図において反時計廻り方向への力を受けた状態
で、揺動変位可能に組付けられている。移動側引き込み
ローラ3の回転軸には、先端に戻しローラ5を回転自在
に取付けた揺動フレーム11の基端が、図示省略したバネ
の弾力により常時時計廻り方向への力を受けた状態で、
揺動可能に組付けられており、これにより移動側引き込
みローラ3と戻しローラ5とは、相互に独立して揺動変
位することができるようになっている。
支持フレーム12上に突出した移動側引き込みローラ3
の回転軸には、駆動プーリ16と駆動ギャ18とが固定され
ており、同様に揺動フレーム11上に突出した戻しローラ
5の回転軸には、従動ギャ19が固定されていて、駆動プ
ーリ16には移動側のモータ14のモータプーリ15との間に
ベルト20が掛け渡されており、駆動ギャ18と従動ギャ19
とは直接噛み合っている。移動側引き込みローラ3は、
移動側のモータ14により硬貨Kを送り出す方向(第5図
において反時計廻り方向)に回転駆動されるので、この
移動側引き込みローラ3と直接ギャ結合している戻しロ
ーラ5は、硬貨Kを押し戻す方向に回転する。
第5図に示すように、固定側引き込みローラ2と送り
ローラ4とは、通路板10が形成する転動通路Rの通路方
向に沿って正確に配置されていて、周面が転動通路Rの
一方の側面を形成しているのに対し、移動側引き込みロ
ーラ3は、予めその周面と固定側引き込みローラ2の周
面との間隔を大きくして配置されている。これは、券銭
分離装置21から転出してくる硬貨Kの隙間Sへの侵入を
円滑に達成させるためである。
戻しローラ5を送りローラ4に対して隙間Sを拡げる
方向に揺動変位可能にしたのは、送りローラ4および戻
しローラ5の保護のためで、戻しローラ5の動作にもか
かわらず、強引に隙間S内に侵入しようとする硬貨Kと
の擦れによりローラ周面が損傷するのを防止している。
このように、強力な付勢力に逆らって戻しローラ6を後
退させて隙間S内に複数個の硬貨Kが侵入した場合に
は、この侵入した硬貨Kと強力な付勢力とにより、送り
ローラ5および戻しローラ6の回転に対して強大な抵抗
が発生し、送りローラ5および戻しローラ6は回転不能
となり、この両ローラの回転停止を検出して不正事態発
生を知ることができる。
第7図および第8図に示すように、固定側引き込みロ
ーラ2、移動側引き込みローラ3、送りローラ4、戻し
ローラ5の各ローラの周面には、四本の周溝6が、硬貨
Kの直径よりも充分小さい間隔をあけて周設されてお
り、この周溝6には、第6図および第9図に示すよう
に、固定フレーム9および揺動フレーム11に固定されて
固定側引き込みローラ2と送りローラ4との間、および
移動側引き込みローラ3と戻しローラ5との間に設けら
れた側板7の腕片8が遊合した状態で位置しており、各
腕片8の延出先端部分は、各ローラの周面に沿って湾曲
し、もって硬貨Kに突き当たることがないようにしてい
る。この周溝6内に位置する腕片8は、シリコンゴムで
形成された各ローラの周面に対して約1.5mm程度引っ込
んで位置し、これにより各ローラの硬貨Kに対する動作
が確実に達成できるようにしている。
各ローラ2、3、4、5の径は22mm〜24mm程度で、1
秒間で処理できる硬貨Kの数は10個程度である。
〔発明の効果〕
本発明は上記した構成となっているので、以下に示す
効果を奏する。
券銭分離装置から転出している硬貨を、その転出姿勢
のまま受け入れて送り出すので、装置の全体寸法が極め
て小さくなり、これにより料金収納機に対する小型化の
要望を充分に満たすことができる。
硬貨の処理は、転出してきた硬貨をそのまま送り出す
形態であるので、その処理能力が極めて高く、これによ
り料金収納機における硬貨収納取扱処理に要する時間を
大幅に短くすることができる。
硬貨の整列処理を、ローラの回転動作を利用して、硬
貨を強制的に送り出す形態で達成しているので、硬貨の
汚れとか細かいゴミ等による送り出し動作の不良発生が
皆無であり、これにより確実で安定した硬貨整列処理を
得ることができると共に、硬貨を硬貨選別装置に送り込
むための専用の装置が不要となり、料金収納機の全体構
成をそれだけ簡単なものとすることかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明装置が組込まれる料金収納機の各構成
部分の配置関係を示す説明図である。 第2図は、硬貨の転動路に関する券銭分離装置と本発明
装置と硬貨選別装置との関係を示す配置図である。 第3図ないし第9図は、本発明装置の位置実施例を示す
図で、第3図は全体平面図、第4図は固定フレーム、支
持フレームそして揺動フレームの位置関係を示す平断面
図、第5図は各ローラの配置関係を示す平断面図、第6
図は各ローラと側板との組合せ関係を示す平断面図、第
7図は移動側引き込みローラと戻りローラとの組合せ物
の側面図、第8図は固定側引き込みローラと送りローラ
との組合せ物の側面図、第9図は両ローラと側板との組
合せ物の側面図である。 符号の説明 1;硬貨整列装置、2;固定側引き込みローラ、3;移動側引
き込みローラ、4;送りローラ、5;戻しローラ、6;周溝、
7;側板、8;腕片、9;固定フレーム、10;通路板、11;揺動
フレーム、12;支持フレーム、13;支持軸、14;モータ、1
5;モータプーリ、16、16′;駆動プーリ、17;従動プー
リ、18;駆動ギャ、19;従動ギャ、20;ベルト、21:券銭分
離装置、22;硬貨選別装置、23;硬貨収納打出し装置、2
4;硬貨搬送装置、25;釣銭払出し口、26;紙幣認識機、2
7;紙幣搬送装置、28;金庫、A;料金収納機、K;硬貨、R;
転動通路、S;隙間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07D 3/00,9/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワンマンバス等に設置される料金収納機に
    おける、券銭分離装置で回数券と分離された硬貨を1個
    づつ順に送り出す硬貨整列装置であって、送り出し方向
    に下降傾斜した硬貨(K)の転動通路(R)を形成する
    通路板(10)と、前記転動通路(R)の一方側に配さ
    れ、周面が前記転動通路(R)の一方の側面を形成して
    前記硬貨(K)を送り出す方向に回転する送りローラ
    (4)と、前記転動通路(R)の他方側に、前記送りロ
    ーラ(4)と対向して配され、周面が前記転動通路
    (R)の他方の側面を形成して前記硬貨(K)を戻す方
    向に回転する戻しローラ(5)と、から構成され、前記
    対向した送りローラ(4)と戻しローラ(5)の周面間
    に、前記硬貨(K)の厚みよりもわずかに大きい値の隙
    間(S)を形成し、前記硬貨(K)を引き込む方向に回
    転する固定側引き込みローラ(2)を、前記送りローラ
    (4)と並列に転動通路(R)の上流側に配すると共
    に、前記硬貨(K)を引き込む方向に回転する移動側引
    き込みローラ(3)を、前記転動通路(R)を挟んで前
    記固定側引き込みローラ(2)に対向させて配し、前記
    固定側引き込みローラ(2)と送りローラ(4)との間
    および前記移動側引き込みローラ(3)と戻しローラ
    (5)との間に、両ローラ間への硬貨(K)の侵入を阻
    止する側板(7)を配した料金収納機における硬貨整列
    装置。
  2. 【請求項2】移動側引き込みローラ(3)を、固定側引
    き込みローラ(2)に向かう付勢力を受けた状態で、前
    記固定側引き込みローラ(2)に対して接近、離反変位
    可能に設けた請求項1記載の料金収納機における硬貨整
    列装置。
  3. 【請求項3】固定側引き込みローラ(2)、移動側引き
    込みローラ(3)、送りローラ(4)そして戻しローラ
    (5)の各ローラの周面に、間隔をあけて数本の周溝
    (6)を刻設し、側板(7)の前後端縁から前記周溝
    (6)内に位置する腕片(8)を延出設した請求項1ま
    たは2記載の料金収納機における硬貨整列装置。
  4. 【請求項4】固定側引き込みローラ(2)、移動側引き
    込みローラ(3)、送りローラ(4)そして戻しローラ
    (5)の周面を、表面摩擦係数が大きくかつ耐摩擦性に
    優れた弾性材料により形成した請求項1または2または
    3記載の料金収納機における硬貨整列装置。
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