JP2844275B2 - 等速ジョイントの内輪の成形方法 - Google Patents

等速ジョイントの内輪の成形方法

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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/16Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
    • F16D3/20Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
    • F16D3/22Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Forging (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、等速ジョイントの内輪
を鍛造によって成形する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の内輪の成形方法として、
特公平2−57458号公報により、第1鍛造工程にお
いて円柱状のビレットをその中心部に両端面側から凹孔
を鍛圧成形しつつ据込み成形し、第1鍛造工程で成形さ
れた中間成形品の凹孔底壁部を打抜いて貫通孔を形成し
た後、第2鍛造工程において中間成形品の貫通孔内周面
を拘束した状態で外表面をしごき成形し、かくて得られ
た製品に所要の機械加工を施して内輪を形成する方法が
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く第1鍛造工
程において凹孔を鍛圧成形すると、後工程でのドリル加
工が不要となって生産性が向上するが、凹孔の鍛圧成形
はコーナ部を面取りした平坦な先端面を有するパンチを
用いて行うを一般とし、この場合図7に示すように、凹
孔aの底壁コーナ部に上方への肉の流れを生じ、この肉
の流れが凹孔aの周壁部に生ずる下方への肉の流れとぶ
つかって、コーナ部と周壁部との境界部となる図中bの
部分にひけを生じ易くなり、特に上記従来技術の如くビ
レットの両端面側から凹孔を鍛圧成形する場合にはこの
傾向が顕著となり、ひけが製品の内周面に欠陥として残
る不具合がある。又、第1鍛造工程における据込み成形
に際し、ビレットは中間部が樽状に膨らんで加圧方向先
端側即ち下端側の図中Cで示す部分が充分に拡径されな
くなる傾向があり、図1に示すように外周面の曲率中心
1がボール案内溝の曲率中心O2に対しオフセットして
いて、O1とO2が一致する標準タイプのものに比し下端
面の外径Dが大きくなるオフセット型の内輪を成形する
場合には、据込み成形時のビレット下端部の拡径不足を
生じ易くなる。本発明は、以上の点に鑑み、凹孔の鍛圧
成形に際してのひけの発生や据込み成形に際しての拡径
不足を解消して、高精度で内輪を成形し得るようにした
方法を提供することをその目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明方法は、円柱状のビレットをその中心部に凹孔を
鍛圧成形しつつ据込み成形して中心成形品を形成する第
1鍛造工程と、中間成形品の凹孔底壁部を打抜いて貫通
孔を形成するピアス工程と、中間成形品の貫通孔内周面
を拘束した状態で外表面をしごき成形する第2鍛造工程
とから成り、第1鍛造工程における凹孔の鍛圧成形を、
先端面を大径の曲率半径を持った曲面とし且つ先端コー
ナ部に小径のアールを付けたパンチを用い、ビレットの
据込み加圧方向尾方の端面側から片押しして行うことを
特徴とする。
【0005】
【作用】ポンチ先端面を曲面として且つ先端コーナ部に
小径のアールを付けることにより、凹孔の鍛圧成形時に
凹孔底壁部の肉がデッドメタルを生ずることなく側方に
スムーズに流れ且つ底壁コーナ部における上方への肉の
巻き込みが防止されて、肉の流れは図6に示す通りとな
り、肉が上下バランス良く外方に流れて、底壁コーナ部
における上下の流れのぶつかり合いによるひけの発生が
防止される。又、ビレットの据込み加圧方向尾方の端面
側からの片押しで凹孔を鍛圧成形するため、この鍛圧成
形荷重がビレットの加圧方圧先端側の部分に拡径力とし
て伝達されて、先端側の部分も充分に拡径され、据込み
成形の成形精度が向上する。
【0006】
【実施例】図示の実施例は、図1に示すように外表面に
ボール案内溝Aと中心にセレーションを形成した軸孔B
とを有し、外周面の曲率中心O1がボール案内溝Aの曲
率中心O2に対しオフセットしているオフセット型の内
輪の成形に本発明を適用したものである。
【0007】内輪の成形手順は以下の通りであり、即ち
図2(a)に示す円柱状のビレット1を第1鍛造工程
で、図2(b)に示すように、中心の凹孔2aとボール
案内溝に対応する外周の溝2bとを有する中間成形品2
に形成し、次にピアス工程で図2(c)に示すように凹
孔2aの底壁部を打抜いて貫通孔2cを形成した後、第
2鍛造工程で溝2bと貫通孔2cとを夫々ボール案内溝
Aと軸孔Bとに合致する正規形状に成形し、かくて得ら
れた図2(d)に示す成形品3の端面と外周面の切削加
工と軸孔Bのブローチ加工とを行って図1に示す内輪を
形成する。
【0008】第1鍛造工程においては、第3図に示すよ
うに、溝2bに対応する内周の歯部(図示せず)を有す
るダイ形状の下型10と、下型10に嵌合するパンチ形
状の上型11とから成るプレス型を用い、下型10にビ
レット1を挿入セットした状態で上型11を下降させ、
ビレット1を上方から加圧して据込み成形するもので、
更に上型11の下面にパンチ12を突設し、該パンチ1
2によりビレット1の据込み加圧方向尾方の端面側即ち
上端面側から片押しして凹孔2aを鍛圧成形するように
した。該パンチ12は、図4に示すように、先端面12
aが大径の曲率半径を持つ曲面に形成されており、更に
先端コーナ部12bに小径のアールが付けられている。
先端面12aの曲率半径をR、先端コーナ部12bの曲
率半径をr、パンチ12の基部の直径をdとして、rは
d/4程度、Rは6r程度に設定されている。これによ
れば、凹孔2aの鍛圧成形時の肉の流れは図6に示す通
りとなり、肉が上下にバランス良く外方に流れ、凹孔2
aの底壁コーナ部における上方への肉の流れを生じず、
上方と下方への流れのぶつかり合いによるひけの発生が
防止される。更に、パンチ12による上方からの鍛圧成
形荷重がビレット1の下端部に拡径力として作用し、下
端部の拡径不足を生ずることなく据込み成形が行われ
て、良好な中間成形品2が得られる。
【0009】第2鍛造工程においては、図5に示すよう
に、内周にボール案内溝Aに合致する歯部20aを有す
るダイ形状の下型20と、外周に下型20の歯部間に挿
入される歯部21aを有する筒状のパンチ21にマンド
レル22を挿設して成る上型23とで構成されるプレス
型を用い、ピアス工程で貫通孔2cを形成した中間成形
品2を下型20にセットした状態で上型23を下降さ
せ、先ず図5(a)に示すようにマンドレル22を貫通
孔2cに挿通し、次いで中間成形品2をその上端面への
パンチ21の当接で図5(b)に示すように下型20に
押込み、貫通孔内周面をマンドレル22で拘束した状態
で外表面をしごき成形する。これによれば、溝2bが歯
部20aによってボール案内溝Aに合致する形状に、又
貫通孔2cが軸孔Bに合致する形状に夫々成形される。
この場合、中間成形品2の下端部が充分に拡径されてい
ないと、しごき成形に際し下端部の絞り率が低下して成
形精度が悪くなるが、本実施例によれば第1鍛造工程で
下端部の拡径不足を生ずることなく中間成形品2を成形
できるため、第2鍛造工程での成形品3の成形精度が向
上し、図1に示すような下端の径Dの大きなオフセット
型の内輪も精度良く成形できるようになる。図中24は
下型20に挿設したノックアウトである。
【0010】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、第1鍛造工程において中間成形品にひけを生
ずることなく凹孔を鍛圧成形でき、ひけによる欠陥の無
い内輪を得られると共に、中間成形品を据込み加圧方向
先方の端部の拡径不足を生ずることなく精度良く据込み
成形でき、オフセット型の内輪も精度良く成形できる効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明方法によって成形する内輪の縦断面図
【図2】 (a)(b)(c)(d)は本発明方法によ
る成形手順を示す図
【図3】 第1鍛造工程での成形状態を示す図
【図4】 凹孔を鍛圧成形するパンチの拡大図
【図5】 (a)(b)は第2鍛造工程での成形状態を
示す図
【図6】 本発明方法による凹孔の鍛圧成形時の肉の流
れを示す図
【図7】 従来のパンチを用いた凹孔の鍛圧成形時の肉
の流れを示す図
【符号の説明】
1 ビレット 2 中間成形品 2a 凹孔 2c 貫通孔 12 パンチ 12a パンチ先端面 12b 先端コーナ部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 等速ジョイントの内輪を成形する方法で
    あって、円柱状のビレットをその中心部に凹孔を鍛圧成
    形しつつ据込み成形して中間成形品を形成する第1鍛造
    工程と、中間成形品の凹孔底壁部を打抜いて貫通孔を形
    成するピアス工程と、中間成形品の貫通孔内周面を拘束
    した状態で外表面をしごき成形する第2鍛造工程とから
    成り、第1鍛造工程における凹孔の鍛圧成形を、先端面
    を大径の曲率半径を持った曲面とし且つ先端コーナ部に
    小径のアールを付けたパンチを用い、ビレットの据込み
    加圧方向尾方の端面側から片押しして行うことを特徴と
    する等速ジョイントの内輪の成形方法。
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