JP2842529B2 - 反射型液晶表示装置およびその製造方法 - Google Patents

反射型液晶表示装置およびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反射型液晶表示装
置およびその製造方法に関し、特にその薄膜トランジス
タアレイ基板と製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ワードプロセッサ、ラップトップ
パソコン、ポケットテレビなどへの液晶表示装置の応用
が急速に発展している。特に、液晶表示装置の中でも外
部から入射した光を反射させて表示を行なう反射型液晶
表示装置は、バックライトが不要であるため消費電力が
低く、薄型であり軽量化が可能であるため注目されてい
る。
【0003】従来から、反射型液晶表示装置にはTN
(ツイステッドネマティック)方式、並びにSTN(ス
ーパーツイステッドネマティック)方式が用いられてい
るが、これらの方式では偏光板によって必然的に自然光
の光強度の1/2が表示に利用されないことになり、表
示が暗くなるという問題がある。この問題に対して、偏
光板を用いず自然光を有効に利用しようとする表示モー
ドが提案されている。このようなモードの例として、相
転移型ゲスト・ホスト方式が挙げられる。このモードで
は、電界によるコレステリック・ネマティック相転移現
象が利用されている。
【0004】図6は、特開平3−209224号公報に
て提案された従来の相転移方式ゲスト・ホスト型反射型
液晶表示装置(以下、第1の従来例という)を示す断面
図である。同図において、41はTFT側ガラス基板、
42、43は、スパッタにて成膜されたクロム膜をパタ
ーンニングして形成したゲート電極と補助容量電極、4
4はゲート絶縁膜、45は島状にパターンニングされた
半導体層、46は、半導体層とのオーミック接触をとる
ためのコンタクトメタル、47、48は、アルミニウム
にて形成されたソース電極と画素電極、21は対向電極
側ガラス基板、22は酸化インジウム錫(indium tin o
xide;以下、ITOと記す)からなる対向電極、24は
クロムからなるブラックマトリックス、31はゲスト・
ホスト型液晶である。
【0005】この液晶表示装置に用いられるTFT基板
を製造するには、ゲート電極42、補助容量電極43
のパターンニング工程、半導体層45のパターンニン
グ工程、コンタクトメタル46のパターンニング工
程、ソース電極47、画素電極48のパターンニング
工程、の少なくとも4回のフォトリソグラフィ工程が必
要となる。このようにフォトリソグラフィの回数が多い
と、単に間接部材の使用量、装置使用工数によるコスト
だけではなく、歩留まりの低下なども起こり、製造コス
トが大幅にアップする。
【0006】反射型液晶表示装置用のTFT基板ではな
いが、特公平6−22244号公報(特開昭62−81
064)では、より少ないフォトリソグラフィ工程によ
りTFT基板を作製する製造方法(以下、第2の従来例
という)が提案されている。これは順スタガー構造を採
ることによって工程数を削減したものであって、この方
法により製造したTFT基板の断面図を図7に示す。図
7に示すように、ガラス基板51上にスパッタ法により
ITO膜を成膜しこれをパターンニングしてドレイン電
極52とソース電極53を形成する。次に、ホスフィン
(PH3 )ガスを用いたプラズマ雰囲気中にて処理を行
って、ソース電極とドレイン電極の表面にリン含有層5
2a、53bを形成する。続いて、アモルファスシリコ
ンからなる半導体層54、ゲート絶縁膜55およびゲー
ト電極56を形成するための金属層を堆積し、この3層
をパターンニングしてゲート電極56を形成する。この
場合に、半導体層54をプラズマCVD法により形成す
る際の熱によりリン含有層中のリンが半導体層側に拡散
することにより、半導体層54の電極との接触部分にオ
ーミック接触層54aが形成される。最後に、窒化シリ
コンなどからなる保護膜57を形成する。この方法によ
れば、TFT基板を作製するためのフォトリソグラフィ
工程を2回にまで削減することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した第1の従来例
(図6)では、TFT基板を作製するのに最低4回のフ
ォトリソグラフィ工程が必要となるため、歩留りを挙げ
ることが困難で、また製造コストの低減を図ることも困
難であった。一方、図7に示す第2の従来例では、フォ
トリソグラフィ工程が削減されているため製造コストは
低減できるものの、ドレインバスラインが比抵抗の高い
ITOで形成されているため、大画面化に対応すること
はできなかった。また、画素電極(ソース電極53と一
体的に形成されている電極)も反射率の低いITOで形
成されているため、反射型の液晶表示装置に適用した場
合には、明るい画面が得られずまたコントラストも低く
なるという欠点があった。したがって、本発明の解決す
べき課題は、第1に、より少ないフォトリソグラフィ工
程により反射型の液晶表示装置を製造しうるようにする
ことであり、第2に、大画面化できかつ明るくコントラ
ストの高い画像の得られる反射型の液晶表示装置を提供
できるようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した本発明の課題
は、薄膜トランジスタを順スタガー構造に構成するとと
もに、ドレインバスラインおよび画素電極をアルミニウ
ム(Al)とITOの2層膜によって形成することによ
り、解決することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明による反射型液晶表示装置
は、薄膜トランジスタをスイッチング素子とするもので
あって、絶縁性基板(1)上に下層からアルミニウム膜
(11)とITO膜(12)の2層膜からなるドレイン
電極(3)、前記ドレイン電極に接続されたドレインバ
スライン(2)、ソース電極(4)および前記ソース電
極に接続され粗面化された画素電極(5)が形成され、
その上に下層から、トランジスタの活性層を形成する半
導体層(13)、ゲート絶縁膜を形成する絶縁膜(1
4)、並びに、ゲート電極(7)および前記ゲート電極
に接続されたゲートバスライン(6)を形成する低抵抗
金属膜(15)のほぼ同一形状の3層膜が形成されてい
る薄膜トランジスタアレイ基板を有することを特徴とし
ている。
【0010】また、本発明による反射型液晶表示装置の
製造方法は、(1)絶縁性基板上に、アルミニウム膜、
酸化インジウム錫膜の順に成膜し、この2層膜をパター
ンニングしてドレイン電極、それに接続されたドレイン
バスライン、ソース電極およびそれに接続された画素電
極を形成する工程と、(2)n型ドーパントを含むプラ
ズマ雰囲気中にて処理を行う工程と、(3)半導体層、
絶縁膜および低抵抗金属膜の3層膜の成膜を行い、これ
をパターニングして、トランジスタの活性領域、ゲート
絶縁膜、並びに、ゲート電極およびそれに接続されたゲ
ートバスラインを形成する工程と、を含み、上記第
(1)の工程において、アルミニウム膜の成膜時にグレ
インサイズが大となる条件において成膜するか、あるい
は、上記第(3)の工程の後に画素電極の表面を粗面化
する処理が付加されることを特徴としている。
【0011】[作用]本発明によれば、ドレイン電極、
ドレインバスライン、ソース電極および画素電極がアル
ミニウムとITOの2層膜によって構成される。したが
って、ドレインバスラインの低抵抗化と画素電極の高反
射性とを同時に実現することができ、大画面化に対応す
ることが可能になるとともに明るくコントラストの高い
画像を得ることができる。それとともに、ソース・ドレ
イン電極形成後のn型ドーパントを含むプラズマ雰囲気
での処理を付加することにより半導体層(i−アモルフ
ァスシリコン)とドレイン電極およびソース電極とのオ
ーミック接触が可能になる。
【0012】そして、薄膜トランジスタを順スタガー構
造とすることにより、最低2回のフォトリソグラフィ工
程により、TFT基板を作製することが可能になり、製
造コストの低減と製造歩留りの向上を図ることができ
る。また、現像液、剥離液等の薬品に対し耐性の低いア
ルミニウムが、すべてのあるいは殆どの製造工程をとお
してITO膜により保護されているため、耐プロセス性
の向上を図ることもできる。
【0013】
【実施例】次に、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。 [第1の実施例]図1〜図3は、本発明の第1の実施例
における、TFT基板の製造工程段階での状態を工程順
に示した図であって、それぞれの図の(a)は平面図
を、同じく(b)は、(a)におけるB−B′線での断
面図を、同じく(c)は、(a)におけるC−C′線で
の断面図を示している。
【0014】図1に示すように、TFT側ガラス基板1
上にスパッタリング法等により酸化シリコン膜10を成
膜した後、スパッタリング法にてアルミニウム膜11、
ITO膜12の順で成膜して2層膜を形成し、この2層
膜をフォトリソグラフィ工程とウェットまたはドライエ
ッチング法によりパターンニングして、ドレインバスラ
イン2、それに接続されたドレイン電極3、ソース電極
4およびそれに接続された画素電極5を形成する。ここ
で、酸化シリコン膜10は、後に成膜される半導体層の
密着性を改善するために必要となる膜である。次に、プ
ラズマ放電炉内に基板を装着し、ホスフィン(PH3
を供給しつつプラズマ処理を行って、ITOの表面にリ
ン処理層を形成する。
【0015】次に、図2に示すように、プラズマCVD
(Chemical Vapor Deposition )法によりアモルファス
シリコン等からなる半導体層13、窒化シリコン等から
なる絶縁層14を連続して成膜し、続いてスパッタリン
グ法によりクロム膜15を成膜し、フォトリソグラフィ
工程とウェットまたはドライエッチングにより、3層膜
を同一パターンにパターンニングして、ゲートバスライ
ン6およびそれに接続されたゲート電極7を形成する。
【0016】次に、図3に示すように、フォトレジスト
を塗布し、露光・現像を行って、画素電極5上にランダ
ムに3ミクロン角程度の多数の画素電極粗面化用の開口
が設けられ、クロム膜15とITO膜12との交差部分
のクロム膜のサイド部に“コ”の字状の開口が設けられ
たフォトレジスト膜16を形成する。次に、ウェット法
またはドライ法によりクロム膜15をエッチングして交
差部のクロム膜のサイド部を除去する。このエッチング
により、ゲート−ドレイン間、ソース−ドレイン間のシ
ョートの発生率を低下させ、歩留まりを向上させること
ができる。続いて、ITO膜12およびアルミニウム膜
11のウェットエッチングを行い、画素電極5の表面を
粗面化する。このアルミニウムのウェットエッチングに
おいてはオーバーエッチング時間を調節することにより
粗面化具合を調節する。なお、図3(d)は、図3
(a)のD−D線′での断面図である。なお、フォトレ
ジスト膜16に設ける“コ”の字状のスリットは、ゲー
ト電極7の部分については“L”字状であってもよい。
【0017】図4は、上記のように製作されたTFT基
板を用いた反射型液晶表示装置の断面図である。対向電
極側ガラス基板21上には、ITOからなる対向電極2
2が形成されており、その上にポリイミド等からなる配
向膜23が形成されている。また、TFT基板側にも配
向膜17が形成されている。両基板は狭い間隙を隔てて
対向して貼り合わされ、その間隙内に黒色色素を混入し
たゲスト・ホスト型液晶31が封入されている。本実施
例によれば、TFT基板製造工程および対向基板製造工
程をとおして3回のフォトリソグラフィ工程を用いるこ
とにより、液晶表示装置を作製することが可能になる。
【0018】[第2の実施例]図5は、本発明の第2の
実施例を示す断面図である。ここに用いられているTF
T基板は次のようにして作製される。TFT側ガラス基
板1上にスパッタリング法等により酸化シリコン膜10
を成膜した後、アルミニウムを、グレインサイズが大き
くなる条件下において蒸着し、グレインサイズが大きく
表面に細かな凹凸が設けられたアルミニウム膜11を成
膜する。続いて、その上にスパッタリング法によりIT
O膜12を成膜した後、この2層膜を、フォトリソグラ
フィ工程とウェットまたはドライエッチング法によりパ
ターンニングして、ドレインバスライン2、それに接続
されたドレイン電極3、ソース電極4およびそれに接続
された画素電極5を形成する。
【0019】次に、ホスフィンを用いてのプラズマ処理
を行い、その後、第1の実施例の場合と同様に、半導体
層13、絶縁層14、クロム膜15を成膜し、フォトリ
ソグラフィ工程とウェットまたはドライエッチング法に
より、ゲートバスラインおよびそれに接続されたゲート
電極7を形成する。そして、ポリイミド等を用いて配向
膜17を形成する。
【0020】一方、対向電極側ガラス基板21上にIT
Oからなる対向電極21、ポリイミドからなる配向膜2
3を形成して対向電極基板を作製する。これら2枚の基
板を、狭い間隙を隔てて対向させて貼り合わせ、その間
隙に黒色色素を混入したゲスト・ホスト型液晶31を封
入する。本実施例によれば、反射型液晶表示装置を作製
するのに、TFT基板および対向電極基板の製造工程を
とおして2回のフォトリソグラフィ工程のみしか必要と
しない。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の反射型液
晶表示装置は、順スタガー構造の薄膜トランジスタを用
い、ドレインバスライン、画素電極等をアルミニウム膜
とITO膜の2層膜によって形成するものであるので、
ドレインバスラインの抵抗を下げて大画面化への対応を
可能ならしめることができるとともに画素電極での高反
射性を実現することができる。それとともに、ITOの
表面にn型ドーパントを含むプラズマ雰囲気中にて処理
を行うことにより、低抵抗で高反射性のこの2層膜に半
導体層に対するオーミック接触の機能を付与することが
できる。
【0022】また、本発明によれば、TFT基板を2乃
至3回のフォトリソグラフィ工程により作製が可能であ
るため、副資材の使用量の削減、製造装置使用時間の短
縮を図ることができ、製造コストを低減することができ
るとともに、パーティクル等による汚染の可能性を低下
させ歩留まりの向上を図ることができる。さらに、現像
液、剥離液等の薬液に対する耐性の低いアルミニウム
を、全製造工程をとおしてあるいは大部分の製造工程を
とおしてITO膜により保護することができ、プロセス
耐性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の製造方法を説明するた
めの一製造工程段階での平面図と断面図。
【図2】本発明の第1の実施例の製造方法を説明するた
めの、図1の工程に続く工程段階での平面図と断面図。
【図3】本発明の第1の実施例の製造方法を説明するた
めの、図2の工程に続く工程段階での平面図と断面図。
【図4】本発明の第1の実施例の反射型液晶表示装置の
断面図。
【図5】本発明の第2の実施例の反射型液晶表示装置の
断面図。
【図6】第1の従来例である反射型液晶表示装置の断面
図。
【図7】第2の従来例である順スタガー構造のTFT基
板の断面図。
【符号の説明】 1、41 TFT側ガラス基板 2 ドレインバスライン 3、52 ドレイン電極 4、47、53 ソース電極 5、48 画素電極 6 ゲートバスライン 7、42、56 ゲート電極 10 酸化シリコン膜 11 アルミニウム膜 12 酸化インジウム錫膜(ITO膜) 13、45、54 半導体層 14 絶縁層 15 クロム膜 16 フォトレジスト膜 17、23 配向膜 21 対向電極側ガラス基板 22 対向電極 24 ブラックマトリクス 31 ゲスト・ホスト型液晶 43 補助容量電極 44、55 ゲート絶縁膜 46 コンタクトメタル 51 ガラス基板 52a、53a リン含有層 54a オーミック接触層 57 保護膜

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄膜トランジスタをスイッチング素子と
    するアクティブマトリクス方式の反射型液晶表示装置に
    おいて、絶縁性基板上に下層からアルミニウム膜と酸化
    インジウム錫(ITO)膜の2層膜からなるドレイン電
    極、前記ドレイン電極に接続されたドレインバスライ
    ン、ソース電極および前記ソース電極に接続され粗面化
    された画素電極が形成され、その上に下層から、トラン
    ジスタの活性層を形成する半導体層、ゲート絶縁膜を形
    成する絶縁膜、並びに、ゲート電極および前記ゲート電
    極に接続されたゲートバスラインを形成する低抵抗金属
    膜のほぼ同一形状の3層膜が形成されている薄膜トラン
    ジスタアレイ基板を有することを特徴とする反射型液晶
    表示装置。
  2. 【請求項2】 (1)絶縁性基板上に、アルミニウム
    膜、酸化インジウム錫膜の順に成膜し、この2層膜をパ
    ターンニングしてドレイン電極、それに接続されたドレ
    インバスライン、ソース電極およびそれに接続された画
    素電極を形成する工程と、 (2)n型ドーパントを含むプラズマ雰囲気中にて処理
    を行う工程と、 (3)半導体層、絶縁膜および低抵抗金属膜の3層膜の
    成膜を行い、これをパターニングして、トランジスタの
    活性領域、ゲート絶縁膜、並びに、ゲート電極およびそ
    れに接続されたゲートバスラインを形成する工程と、 (4)前記画素電極上に多数の開口を有するフォトレジ
    スト膜を形成しこれをマスクとしてエッチングを行って
    前記画素電極の表面を粗面化する工程と、を有すること
    を特徴とする反射型液晶表示装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第(4)の工程において、前記フォ
    トレジスト膜に、前記2層膜と前記3層膜との交差部分
    の前記低抵抗金属膜の両サイドに“コ”の字型のスリッ
    トまたは“コ”の字もしくは“L”の字型のスリットを
    設け、画素電極の粗面化を行う前若しくは後に、前記低
    抵抗金属膜の交差部のサイド部分をエッチングすること
    を特徴とする請求項2記載の反射型液晶表示装置の製造
    方法。
  4. 【請求項4】 (1)絶縁性基板上に、グレインサイズ
    が大となる条件でアルミニウム膜を成膜し、その上に酸
    化インジウム錫膜を成膜し、この2層膜をパターンニン
    グしてドレイン電極、それに接続されたドレインバスラ
    イン、ソース電極およびそれに接続された画素電極を形
    成する工程と、 (2)n型ドーパントを含むプラズマ雰囲気中にて処理
    を行う工程と、 (3)半導体層、絶縁膜および低抵抗金属膜の3層膜の
    成膜を行い、これをパターニングして、トランジスタの
    活性領域、ゲート絶縁膜、並びに、ゲート電極およびそ
    れに接続されたゲートバスラインを形成する工程と、を
    有することを特徴とする反射型液晶表示装置の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 前記第(2)の工程におけるプラズマ雰
    囲気がホスフィン(PH3 )を用いて形成されることを
    特徴とする請求項2または4記載の反射型液晶表示装置
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第(1)の工程において、アルミニ
    ウム膜を成膜するに先立って全面に下地層となる酸化シ
    リコン膜を形成することを特徴とする請求項2または4
    記載の反射型液晶表示装置の製造方法。
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