JP2004004164A - 液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置及びその製造方法 - Google Patents

液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、情報機器等の表示部に用いられる液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置及びその製造方法に関し、製造工程を削減でき、良好な表示品質の得られる液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】ガラス基板10上にTFT20を形成し、TFT20上に保護膜36を形成し、保護膜36上にソース電極30、ゲートバスライン端子40及びドレインバスライン端子44上が開口されたレジストパターンを形成し、当該レジストパターン表面に紫外光を照射した後に200℃以上の焼成温度で焼成して、皺状の表面を有する皺状樹脂層52を形成し、皺状樹脂層52をエッチングマスクとして用いて保護膜36及び絶縁膜22をエッチングし、皺状樹脂層52上に反射電極16と保護導電膜41、45とを形成する。
【選択図】  図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報機器等の表示部に用いられる液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、デスクトップ型PC(Personal Computer)向けに、対角サイズ15〜23インチでXGA(eXtended Graphics Array;解像度1024×768)〜UXGA(Ultra XGA;解像度1600×1200)クラスの液晶表示装置が普及しつつある。それに伴い、画素毎にスイッチング素子を備えたアクティブマトリクス型液晶表示装置の需要は一層増加傾向にある。アクティブマトリクス型液晶表示装置は、非選択時にオフ状態となって階調信号を遮断するスイッチング素子を画素毎に設けることによってクロストークの発生を防止しており、単純マトリクス型液晶表示装置に比べて優れた表示特性を有している。特に薄膜トランジスタ(TFT;Thin Film Transistor)がスイッチング素子として用いられた液晶表示装置は、その駆動能力の高さからCRT(Cathode−Ray Tube)にも匹敵する表示特性を有する。
【0003】
一般的なTN(Twisted Nematic)モードの液晶表示装置は、2枚の透明基板の間に液晶を封入した構造を有している。一方の透明基板には、相互に対向する面(対向面)に、共通電極、カラーフィルタ(CF)及び配向膜等が形成されている。他方の透明基板には、対向面にTFT、画素電極及び配向膜等が形成されている。各透明基板の対向面と反対側の面には、各々偏光板が貼り付けられている。この2枚の偏光板の偏光軸が互いに直交するように配置されると、両基板間に電圧が印加されない状態では光を透過し、両基板間に電圧が印加された状態では遮光するモード、すなわちノーマリホワイトモードになる。逆に、この2枚の偏光板の偏光軸が互いに平行になるように配置されると、ノーマリブラックモードになる。
【0004】
近年、液晶表示装置のより一層の高性能化が要求されている。携帯電話機や携帯型電子機器等の普及とともに、特に低消費電力化や屋外での使用容易性等が強く要求されている。これらの低消費電力化と屋外使用容易性を充分に満たすものとして、光反射性を有する画素電極を備え、外光を用いることにより光源装置が不要な反射型の液晶表示装置の開発が要望されている。
【0005】
反射型液晶表示装置のTFT基板は、反射率の高い金属薄膜により画素電極(反射電極)が形成されている。反射型液晶表示装置は、表示画面側から入射する自然光や電光をTFT基板上で反射させ、その反射光を液晶表示用の光源として利用している。反射電極は凹凸状の表面を有している。反射電極の凹凸状の表面は、表面に凹凸を有する感光性樹脂膜を予め下層に形成することにより得られる。表示画面側から入射する光を反射電極の凹凸状表面により乱反射させることにより、高輝度及び高視野角の得られる反射型液晶表示装置が実現されている。
【0006】
特開2001−194677号公報(以下「文献1」という)には、アルミニウム(Al)からなる反射電極表面に凹凸を形成するために、反射電極の下層に凹凸状のレジスト層が形成された液晶表示装置が開示されている。この凹凸状のレジスト層は、TFT上に直接形成されている。このため、レジストや、レジスト塗布前の基板の疎水化処理に用いられるHMDS(ヘキサメチルジシラザン)によりTFTが有機汚染されてしまうおそれがあるという問題が生じる。さらに、レジスト層を形成する工程はウェット系であるため、水分や薬液がTFTに染み込んでしまうおそれがあるという問題が生じる。したがって、文献1には記載がないが、TFTの特性の劣化を防止するためにはTFT上に汚染防止用の保護膜を形成する必要がある。
【0007】
また、文献1に記載された液晶表示装置では、凹凸状のレジスト層が端子部上に形成されていない。このため、端子部がAl系の積層金属膜により形成されていると、レジスト層の現像時に侵食されてしまうおそれがあるという問題が生じる。以下、文献1の記載に基づきつつ、上記の問題点を解決した従来の液晶表示装置用基板及びその製造方法について図25乃至図40を用いて説明する。
【0008】
図25は従来の反射型液晶表示装置のTFT基板の構成を示している。図26(a)は図25のX−X線で切断したTFT基板の断面を示し、図26(b)は図25のY−Y線で切断したTFT基板の断面を示している。図26(c)は図25のZ−Z線で切断したTFT基板の断面を示している。図25及び図26(a)〜(c)に示すように、TFT基板は、ガラス基板110上に、互いに並列して図25中左右方向に延びて形成された複数のゲートバスライン112を有している。また、ゲートバスライン112上に形成された絶縁膜(ゲート絶縁膜)122を介してゲートバスライン112に交差して、互いに並列して図25中上下方向に延びる複数のドレインバスライン114が形成されている。
【0009】
ゲートバスライン112及びドレインバスライン114の交差位置近傍には、TFT120が形成されている。TFT120のゲート電極(ゲートバスライン)112上には、絶縁膜122を介して、アモルファスシリコン(a−Si)からなる動作半導体層124と、チャネル保護膜125と、na−Siからなるn型不純物半導体層126とがこの順に形成されている。n型不純物半導体層126上には、ドレインバスライン114から引き出されたドレイン電極128と、ソース電極130とが形成されている。ドレイン電極128及びその下層のn型不純物半導体層126と、ソース電極130及びその下層のn型不純物半導体層126とは、互いに電気的に分離されている。ドレイン電極128及びソース電極130上には、保護膜136が形成されている。保護膜136上には、凹凸状の表面を有するレジスト層152が形成されている。
【0010】
TFT基板上にマトリクス状に配置された画素領域には、Al等の光反射性材料からなる反射電極116が形成されている。反射電極116は、レジスト層152の表面形状に倣い凹凸状に形成されている。反射電極116は、コンタクトホール138を介してソース電極130に電気的に接続されている。各画素領域をゲートバスライン112にほぼ平行に横切って、蓄積容量バスライン118が形成されている。蓄積容量バスライン118上には、絶縁膜122を介して蓄積容量電極(中間電極)132が画素領域毎に形成されている。反射電極116は、コンタクトホール139を介して蓄積容量電極132に電気的に接続されている。
【0011】
ゲートバスライン112の一端部(図25では左方)には、ゲートバスライン端子140が形成されている。ゲートバスライン端子140上には、反射電極116と同一の形成材料からなる保護導電膜141が形成されている。保護導電膜141は、コンタクトホール142を介してゲートバスライン端子140に電気的に接続されている。またドレインバスライン114の一端部(図25では上方)には、ドレインバスライン端子144が形成されている。ドレインバスライン端子144上には、反射電極116と同一の形成材料からなる保護導電膜145が形成されている。保護導電膜145は、コンタクトホール146を介してドレインバスライン端子144に電気的に接続されている。蓄積容量バスライン118の一端部(図25では左方)には、蓄積容量バスライン端子148が形成されている。蓄積容量バスライン端子148上には、反射電極116と同一の形成材料からなる保護導電膜149が形成されている。保護導電膜149は、コンタクトホール150を介して蓄積容量バスライン端子148に電気的に接続されている。
【0012】
次に、従来の反射型液晶表示装置のTFT基板の製造方法について図27乃至図40を用いて説明する。図27、図28、図30、図31、図33、図34、図36、図37(a)、図39及び図40は、従来のTFT基板の製造工程を示す工程断面図であり、図26(a)に対応する断面を示している。図37(b)は従来のTFT基板の製造工程を示す工程断面図であり、図26(b)に対応する断面を示している。図37(c)は従来のTFT基板の製造工程を示す工程断面図であり、図26(c)に対応する断面を示している。図29、図32、図35及び図38は、従来のTFT基板の製造工程を示しており、TFT基板を基板面に垂直方向に見た図である。
【0013】
図27に示すように、ガラス基板110上の全面に、金属膜160を成膜する。次に、金属膜160上の基板全面にレジストを塗布し、第1のフォトマスクを用いてパターニングして、レジストパターン161を形成する。次に、図28及び図29に示すように、レジストパターン161をエッチングマスクとして用いてエッチングし、ゲートバスライン112、蓄積容量バスライン118、ゲートバスライン端子140及び蓄積容量バスライン端子148を形成する。次に、レジストパターン161を除去する。
【0014】
次に、図30に示すように、絶縁膜122、a−Si層124’及びシリコン窒化膜(SiN膜)125’をこの順に基板全面に成膜する。次に、ポジ型レジストを基板全面に塗布する。次に、ゲートバスライン112をマスクとしてガラス基板110の裏面(図30では下方)から背面露光を行い、さらに第2のフォトマスクを用いた露光を行って、ゲートバスライン112上に自己整合的にレジストパターン162を形成する。次に、図31及び図32に示すように、レジストパターン162をエッチングマスクとして用いてエッチングし、チャネル保護膜125を形成する。次に、レジストパターン162を除去する。
【0015】
次に、図33に示すように、na−Si層126’と金属膜128’とを連続して成膜する。次に、金属膜128’上の基板全面にレジストを塗布し、第3のフォトマスクを用いてパターニングして、レジストパターン163を形成する。次に、図34及び図35に示すように、レジストパターン163をエッチングマスクとして用いてエッチングし、ドレインバスライン114、ドレイン電極128、ソース電極130、ドレインバスライン端子144及び蓄積容量電極132をそれぞれ形成する。これによりTFT120が形成される。次に、レジストパターン163を除去する。
【0016】
次に、図36に示すように、透明な絶縁膜からなる保護膜136を基板全面に成膜する。次に、保護膜136上の基板全面にレジストを塗布し、第4のフォトマスクを用いてパターニングして、レジストパターン164を形成する。次に、図37(a)、(b)、(c)及び図38に示すように、レジストパターン164をエッチングマスクとして用いてエッチングし、コンタクトホール138’、139’、142’、146’、150’をそれぞれ形成する。次に、レジストパターン164を除去する。
【0017】
次に、基板全面にポジ型レジストを塗布する。次に、表面に凹凸を形成するために、複数の円形の遮光部を有する第5のフォトマスクを用いて低照度の紫外(UV)光で露光する。次に、コンタクトホール138’、139’、142’、146’、150’に対応する位置に開口部を有する第6のフォトマスクを用いて高照度のUV光を露光する。続いて現像すると、図39に示すように、高照度のUV光で露光されたコンタクトホール138’、139’、142’、146’、150’上の領域は開口され、コンタクトホール138、139、142、146、150が形成される。一方、低照度のUV光が露光された領域は、遮光部により遮光された領域と比較して、レジスト層の膜厚が所定量だけ減少する。これにより、表面に凹凸が形成された凹凸レジスト層152が形成される。
【0018】
次に、図40に示すように、凹凸レジスト層152上の基板全面に、Alからなる金属膜116’を成膜する。次に、第7のフォトマスクを用いてパターニングし、画素領域毎の反射電極116と、ゲートバスライン端子140上の保護導電膜141と、蓄積容量バスライン端子148上の保護導電膜149と、ドレインバスライン端子144上の保護導電膜145とを形成する。以上の工程により、図25及び図26(a)〜(c)に示すTFT基板が完成する。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
上記のTFT基板の製造方法では、素子分離後のTFT120上にSiN膜からなる保護膜136を形成し、凹凸レジスト層152形成前に予め保護膜136及び絶縁膜122にコンタクトホール138’、139’、142’、146’、150’を形成している。また、上記のTFT基板の製造方法では、第5のフォトマスクを用いて凹凸レジスト層152表面の凹凸を形成し、他の第6のフォトマスクを用いてコンタクトホール138、139、142、146、150を形成している。このため、反射型のTFT基板の製造工程では7枚のフォトマスクが必要になる。したがって、通常5枚のフォトマスクにより製造される透過型のTFT基板と比較して、TFT基板の製造工程が増加し、それに伴い製造コストの増加及び製造歩留りの低下が生じてしまうという問題が生じる。
【0020】
本発明の目的は、製造工程を削減でき、良好な表示品質の得られる液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置及びその製造方法を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、基板上にマトリクス状に配列された画素領域と、前記基板上に互いに並列して形成された複数の第1のバスラインと、前記第1のバスライン上に形成された第1の絶縁膜と、前記第1のバスラインに前記第1の絶縁膜を介して交差し、互いに並列して形成された複数の第2のバスラインと、前記画素領域毎に形成された薄膜トランジスタと、前記薄膜トランジスタ上に形成された第2の絶縁膜と、前記第2の絶縁膜上に表面が皺状に形成され、絶縁性を有する皺状樹脂層と、前記皺状樹脂層上の前記画素領域毎に光反射性材料で形成され、前記皺状樹脂層表面に倣い表面が皺状に形成された反射電極と、前記第1及び第2のバスラインにそれぞれ接続された複数のバスライン端子と、前記反射電極と同一の形成材料で前記複数のバスライン端子上にそれぞれ形成され、前記複数のバスライン端子にそれぞれ接続された複数の保護導電膜とを有することを特徴とする液晶表示装置用基板によって達成される。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置及びその製造方法について図1乃至図18を用いて説明する。図1は、本実施の形態による液晶表示装置の概略構成を示している。図1に示すように、反射型の液晶表示装置は、TFTや反射電極等が画素領域毎に形成されたTFT基板2と、カラーフィルタ(CF;Color Filter)等が形成されたCF基板4とを対向させて貼り合わせ、両基板2、4間に液晶を封入した構造を有している。
【0023】
TFT基板2には、絶縁膜を介して互いに交差する複数のゲートバスライン及び複数のドレインバスラインが形成されている。複数のゲートバスラインを駆動するドライバICが実装されたゲートバスライン駆動回路70と、複数のドレインバスラインを駆動するドライバICが実装されたドレインバスライン駆動回路72とが設けられている。これらの駆動回路70、72は、制御回路74から出力された所定の信号に基づいて、走査信号やデータ信号を所定のゲートバスラインあるいはドレインバスラインに出力するようになっている。CF基板4のCF形成面と反対側の面には、偏光板76が貼り付けられている。
【0024】
図2は、本実施の形態による液晶表示装置用基板の構成を示している。図3(a)は図2のA−A線で切断した液晶表示装置用基板の断面を示し、図3(b)は図2のB−B線で切断した液晶表示装置用基板の断面を示している。図3(c)は図2のC−C線で切断した液晶表示装置用基板の断面を示している。図2及び図3(a)〜(c)に示すように、TFT基板2は、互いに並列して図2中左右方向に延びて形成された複数のゲートバスライン12を透明なガラス基板10上に有している(図2では2本のゲートバスライン12を示している)。また、SiN膜やシリコン酸化膜(SiO膜)等からなり、ゲートバスライン12上に形成された絶縁膜(ゲート絶縁膜)22を介してゲートバスライン12に交差して、互いに並列して図2中上下方向に延びる複数のドレインバスライン14が形成されている(図2では2本のドレインバスライン14を示している)。
【0025】
ゲートバスライン12及びドレインバスライン14の交差位置近傍には、TFT20が形成されている。TFT20のゲート電極(ゲートバスライン)12上には、絶縁膜22を介して、例えばアモルファスシリコン(a−Si)からなる動作半導体層24と、例えばSiN膜からなるチャネル保護膜25と、例えばna−Siからなるn型不純物半導体層(オーミックコンタクト層)26とがこの順に形成されている。n型不純物半導体層26上には、ドレインバスライン14から引き出されたドレイン電極28と、ソース電極30とが形成されている。ドレイン電極28及びその下層のn型不純物半導体層26と、ソース電極30及びその下層のn型不純物半導体層26とは、互いに電気的に分離されている。ドレイン電極28及びソース電極30上には、例えばSiN膜からなり、絶縁性を有する保護膜36が形成されている。保護膜36上には、皺状の表面を有する皺状樹脂層52が形成されている。皺状樹脂層52は、感光性及び絶縁性を有する例えば単層のレジストにより形成されている。
【0026】
TFT基板2上にマトリクス状に配置された画素領域には、Al等の光反射性材料からなる反射電極16が形成されている。反射電極16は、皺状樹脂層52の表面形状に倣い皺状に形成されている。反射電極16は、コンタクトホール38を介してソース電極30に電気的に接続されている。各画素領域をゲートバスライン12にほぼ平行に横切って、蓄積容量バスライン18が形成されている。蓄積容量バスライン18上には、絶縁膜22を介して蓄積容量電極(中間電極)32が画素領域毎に形成されている。反射電極16は、コンタクトホール39を介して蓄積容量電極32に電気的に接続されている。
【0027】
ゲートバスライン12の一端部(図2では左方)には、ゲートバスライン端子40が形成されている。ゲートバスライン端子40上には、反射電極16と同一の形成材料からなる保護導電膜41が形成されている。保護導電膜41は、保護膜36及び絶縁膜22が開口されたコンタクトホール42を介してゲートバスライン端子40に電気的に接続されている。またドレインバスライン14の一端部(図2では上方)には、ドレインバスライン端子44が形成されている。ドレインバスライン端子44上には、反射電極16と同一の形成材料からなる保護導電膜45が形成されている。保護導電膜45は、保護膜36が開口されたコンタクトホール46を介してドレインバスライン端子44に電気的に接続されている。蓄積容量バスライン18の一端部(図2では左方)には、蓄積容量バスライン端子48が形成されている。蓄積容量バスライン端子48上には、反射電極16と同一の形成材料からなる保護導電膜49が形成されている。保護導電膜49は、保護膜36及び絶縁膜22が開口されたコンタクトホール50を介して蓄積容量バスライン端子48に電気的に接続されている。ゲートバスライン端子40及びドレインバスライン端子44の外周部には、皺状樹脂層52が形成されている。また、蓄積容量バスライン端子48の外周部には、皺状樹脂層52が形成されている。
【0028】
次に、本実施の形態による液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置の製造方法について図4乃至図18を用いて説明する。図4、図5、図7、図8、図10、図11、図13、図14、図15(a)、図17及び図18は、本実施の形態による液晶表示装置用基板の製造工程を示す工程断面図であり、図3(a)に対応する断面を示している。図15(b)は本実施の形態による液晶表示装置用基板の製造工程を示す工程断面図であり、図3(b)に対応する断面を示している。図15(c)は本実施の形態による液晶表示装置用基板の製造工程を示す工程断面図であり、図3(c)に対応する断面を示している。図6、図9、図12及び図16は本実施の形態による液晶表示装置用基板の製造工程を示しており、TFT基板を基板面に垂直方向に見た図である。
【0029】
図4に示すように、例えばPVD(Physical Vapor Deposition)法を用いて、例えば膜厚100nmのAl膜と膜厚50nmのチタン(Ti)膜とをこの順にガラス基板10上の全面に成膜し、金属膜(ゲート金属層)60を形成する。なお金属膜60は、クロム(Cr)膜やAl合金膜、モリブデン(Mo)系膜で形成してもよい。次に、金属膜60上の基板全面にレジスト(感光性樹脂)を塗布し、第1のフォトマスクを用いてパターニングして、所定形状のレジストパターン61を形成する。
【0030】
次に、図5及び図6に示すように、レジストパターン61をエッチングマスクとして用いて、Cl系ガスによるドライエッチングを行う。なお、金属膜60がCr膜で形成されていればCrエッチャントによるウェットエッチングを行い、金属膜60がAl合金膜やMo系膜で形成されていれば、Alエッチャントによるウェットエッチングを行う。これにより、ゲートバスライン12、蓄積容量バスライン18、ゲートバスライン端子40及び蓄積容量バスライン端子48を形成する。次に、レジストパターン61を除去する。
【0031】
次に、図7に示すように、例えばプラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)法を用いて、透明で絶縁性を有する例えば膜厚350nmのSiN膜からなる絶縁膜22と、例えば膜厚30nmのa−Si層24’と、例えば膜厚120nmのSiN膜25’とをこの順に基板全面に連続成膜する。次に、感光部分が可溶化するポジ型レジストを基板全面に塗布する。次に、ゲートバスライン12をマスクとしてガラス基板10の裏面(図7では下方)から背面露光を行い、さらに第2のフォトマスクを用いた露光を行って、ゲートバスライン12上に自己整合的にレジストパターン62を形成する。
【0032】
次に、図8及び図9に示すように、レジストパターン62をエッチングマスクとして用いてエッチングし、ゲートバスライン12上のTFT20形成領域にチャネル保護膜25を形成する。次に、レジストパターン62を除去する。
【0033】
次に、図10に示すように、例えばPVD法を用いて、例えば膜厚30nmのna−Si層26’と、例えば膜厚20nmのTi膜、膜厚75nmのAl膜及び膜厚20nmのTi膜からなる金属膜(ドレイン金属層)28’とをこの順に連続して成膜する。なお金属膜28’は、Al合金膜や、その他の低抵抗金属の積層膜等で形成してもよい。次に、金属膜28’上の基板全面にレジストを塗布し、第3のフォトマスクを用いてパターニングして、所定形状のレジストパターン63を形成する。
【0034】
次に、図11及び図12に示すように、レジストパターン63をエッチングマスクとして用いて、金属膜28’、na−Si層26’及びa−Si層24’を一括してドライエッチングを行う。このエッチングは、Cl系ガスを用いたRIE(Reactive Ion Etching)法により行われる。またこのエッチングでは、チャネル保護膜25がエッチングストッパとして機能し、その下層のa−Si層24’はエッチングされずに残存する。これにより、ドレインバスライン14、ドレイン電極28、ソース電極30、ドレインバスライン端子44及び蓄積容量電極32をそれぞれ形成する。次に、レジストパターン63を除去する。
【0035】
次に、図13に示すように、例えばプラズマCVD法を用いて、透明で絶縁性を有し、例えば膜厚330nmのSiN膜からなる保護膜36を基板全面に成膜する。次に、例えば膜厚3.5μm程度のポジ型レジストを保護膜36上の基板全面に塗布し、第4のフォトマスクを用いてパターニングして、所定形状のレジストパターン64を形成する。
【0036】
次に、レジストパターン64の表面にUV光を照射した後、レジストパターン64を例えば200℃以上の焼成温度で焼成する。UV光は、例えばi線以下の照射波長(具体的には170〜260nm)及び約30mJの照射エネルギーで照射するのが好ましい。これにより、図14に示すように、レジストパターン64表面のみが架橋反応して皺状の凹凸が形成され、皺状樹脂層52が得られる。このとき領域αには、レジストを焼成する際に生じるレジスト昇華物等が形成される。
【0037】
次に、図15(a)、(c)及び図16に示すように、皺状樹脂層52をエッチングマスクとして用いて保護膜36をエッチングし、コンタクトホール38、39、46をそれぞれ形成するとともに、図15(b)及び図16に示すように、保護膜36及び絶縁膜22を一括エッチングし、コンタクトホール42、50をそれぞれ形成する。このエッチングは、例えばフッ素系ガスを用いたRIE法によるドライエッチングである。エッチング条件は、6.7Pa、SF/O=200/200(sccm)、600Wとする。領域αに形成されたレジスト昇華物等は、このエッチングにより除去される。
【0038】
次に、図17に示すように、例えばPVD法を用いて、例えば膜厚150nmのAl膜を皺状樹脂層52上の基板全面に成膜し、金属膜16’を形成する。次に、金属膜16’上の全面にレジストを塗布する。次に、第5のフォトマスクを用いてパターニングし、レジストパターン65を形成する。次に、図18に示すように、レジストパターン65をエッチングマスクとして用いて、燐酸、硝酸、酢酸の混酸等によりウェットエッチングを行い、画素領域毎の反射電極16と、各ゲートバスライン端子40上の保護導電膜41と、各蓄積容量バスライン端子48上の保護導電膜49と、各ドレインバスライン端子44上の保護導電膜45とをそれぞれ形成する。次に、レジストパターン65を除去する。以上の工程を経て、本実施の形態による液晶表示装置用基板のTFT基板2が完成する。その後、TFT基板2とCF基板4とを貼り合わせて液晶を封止することにより、本実施の形態による液晶表示装置が完成する。
【0039】
本実施の形態では、保護膜36上に形成された皺状樹脂層52の表面に皺状の凹凸が形成されている。皺状樹脂層52上に形成された反射電極16は、皺状樹脂層52表面の形状に倣い皺状に形成されている。このため、反射電極16により、表示画面側から入射する光を乱反射させることができ、高輝度及び高視野角の反射型液晶表示装置が得られる。
【0040】
また、本実施の形態では、皺状樹脂層52を形成した後にコンタクトホール38、39、42、46、50を形成している。このため、コンタクトホール38、39、42、46、50を形成する際に、レジスト焼成時に生じたレジスト昇華物等を除去できる。また、レジスト焼成時には金属膜が露出していないため、金属膜表面に熱酸化膜が形成されることがない。したがって、レジスト昇華物や熱酸化膜等による金属膜間のコンタクト不良を回避できる。また、素子分離後のTFT20上にSiN膜からなる保護膜36を形成しているため、レジスト等によるTFT20の汚染を防止できる。
【0041】
さらに、本実施の形態によれば、皺状樹脂層52表面に凹凸を形成する際にフォトマスクを用いないため、フォトマスクを1枚削減できる。また、皺状樹脂層52をエッチングマスクとして用いているため、フォトマスクをさらに1枚削減できる。したがって、フォトマスクの必要枚数が7枚から5枚に減少する。このため、TFT基板2の製造工程が減少し、それに伴い製造コストの削減及び製造歩留りの向上が可能になる。
【0042】
次に、本発明の第2の実施の形態による液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置及びその製造方法について図19乃至図24を用いて説明する。図19は、本実施の形態による液晶表示装置用基板の図3(a)に対応する断面を示している。なお、第1の実施の形態と同一の機能作用を有する構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。図19に示すように、ソース電極30のうち、コンタクトホール38を介して反射電極16に接続された領域の表面はエッチング除去されている。同様に、蓄積容量電極32のうち、コンタクトホール39を介して反射電極16に接続された領域の表面はエッチング除去されている。図示は省略しているが、ゲートバスライン端子40のうち、コンタクトホール42を介して保護導電膜41に接続された領域の表面はエッチング除去されている。ドレインバスライン端子44のうち、コンタクトホール46を介して保護導電膜45に接続された領域の表面はエッチング除去されている。蓄積容量バスライン端子48のうち、コンタクトホール50を介して保護導電膜49に接続された領域の表面はエッチング除去されている。
【0043】
次に、本実施の形態による液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置の製造方法について説明する。なお、TFT20を形成するまでの工程は、図4乃至図12を用いて説明した第1の実施の形態と同様であるため図示及び説明を省略する。図20に示すように、例えばプラズマCVD法を用いて、ドレイン電極28、ソース電極30及び蓄積容量電極32上の基板全面に、例えば膜厚330nmのSiN膜からなる保護膜36を成膜する。次に、保護膜36上の基板全面にレジストを塗布し、第4のフォトマスクを用いてパターニングして、所定形状のレジストパターン64を形成する。
【0044】
次に、図21に示すように、レジストパターン64をエッチングマスクとして用いて保護膜36及び絶縁膜22を一括エッチングし、コンタクトホール38、39、42、46、50(図21ではコンタクトホール42、46、50は図示せず)をそれぞれ形成する。このエッチングは、例えばフッ素系ガスを用いたRIE法によるドライエッチングである。エッチング条件は、例えば6.7Pa、SF/O=200/200(sccm)、600Wとする。次に、レジストパターン64を除去する。
【0045】
次に、図22に示すように、例えば膜厚3.5μm程度のポジ型レジスト(皺状樹脂層52形成用)を保護膜36上の基板全面に塗布し、第5のフォトマスクを用いてパターニングして、コンタクトホール38、39、42、46、50上が開口されたレジストパターン66を形成する。当該コンタクトホール38、39、42、46、50は、露光及び現像だけで形成できる。次に、レジストパターン66の表面にUV光を照射した後、レジストパターン66を例えば200℃以上の焼成温度で焼成する。UV光は、例えばi線以下の照射波長(具体的には170〜260nm)及び約30mJの照射エネルギーで照射するのが好ましい。これにより、図23に示すように、レジストパターン66表面のみが架橋反応して皺状の凹凸が形成され、皺状樹脂層52が得られる。このとき領域αには、レジストを焼成する際に生じる金属膜表面の熱酸化膜やレジスト昇華物、あるいはレジストの残渣等が形成される。
【0046】
次に、図24に示すように、皺状樹脂層52をエッチングマスクとして用いて、ソース電極30のうち、コンタクトホール38が形成された領域の表面と、蓄積容量電極32のうち、コンタクトホール39が形成された領域の表面とをエッチング除去する。また、図示は省略しているが、ゲートバスライン端子40のうち、コンタクトホール42が形成された領域の表面と、ドレインバスライン端子44のうち、コンタクトホール46が形成された領域の表面と、蓄積容量バスライン端子48のうち、コンタクトホール50が形成された領域の表面とを同時にエッチング除去する。このエッチングは、例えばRIE法を用いたドライエッチングである。エッチング条件は、例えば6.0Pa、SF/O=150/150(sccm)、600Wとする。このエッチングは、領域αに形成された熱酸化膜やレジスト昇華物等を除去するために行われる。
【0047】
次に、例えばPVD法を用いて、例えば膜厚150nmのAl膜からなる金属膜を皺状樹脂層52上の基板全面に成膜する。次に、金属膜上の全面にレジストを塗布する。次に、第6のフォトマスクを用いてパターニングし、レジストパターンを形成する。次に、当該レジストパターンをエッチングマスクとして用いて、燐酸、硝酸、酢酸の混酸等によりウェットエッチングを行い、画素領域毎の反射電極16と、各ゲートバスライン端子40上の保護導電膜41と、各蓄積容量バスライン端子48上の保護導電膜49と、各ドレインバスライン端子44上の保護導電膜45とをそれぞれ形成する。次に、レジストパターンを除去する。以上の工程を経て、本実施の形態による液晶表示装置用基板のTFT基板2が完成する。その後、TFT基板2とCF基板4とを貼り合わせて液晶を封止することにより、本実施の形態による液晶表示装置が完成する。
【0048】
本実施の形態では、保護膜36上に形成された皺状樹脂層52の表面に皺状の凹凸が形成されている。皺状樹脂層52上に形成された反射電極16は、皺状樹脂層52表面の形状に倣い皺状に形成されている。このため、反射電極16により、表示画面側から入射する光を乱反射させることができ、高輝度及び高視野角の反射型液晶表示装置が得られる。
【0049】
また、本実施の形態では、レジスト焼成時に領域αに生じた金属膜表面の熱酸化膜やレジスト昇華物、レジストの残渣等を皺状樹脂層52を形成した後にエッチング除去している。したがって、熱酸化膜やレジスト昇華物等による金属膜間のコンタクト不良を回避できる。また、素子分離後のTFT20上にSiN膜からなる保護膜36を形成しているため、レジスト等によるTFT20の汚染を防止できる。
【0050】
さらに、本実施の形態では、皺状樹脂層52表面に凹凸を形成する際にフォトマスクを用いないため、フォトマスクを1枚削減できる。したがって、フォトマスクの必要枚数が7枚から6枚に減少する。このため、TFT基板2の製造工程が減少し、それに伴い製造コストの削減及び製造歩留りの向上が可能になる。
【0051】
本発明は、上記実施の形態に限らず種々の変形が可能である。
例えば、上記実施の形態では、皺状樹脂層52がポジ型レジストにより形成されているが、本発明はこれに限らず、皺状樹脂層52をネガ型レジストにより形成してもよい。
また、上記実施の形態では、感光性樹脂からなるレジストパターン64表面に紫外光を照射した後にレジストパターン64を焼成して皺状樹脂層52を形成しているが、本発明はこれに限られない。レジストパターン64を形成する樹脂を適宜選択し、レジストパターン64に他の処理を施して皺状樹脂層52を形成してもよい。
【0052】
以上説明した実施の形態による液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置及びその製造方法は、以下のようにまとめられる。
(付記1)
基板上にマトリクス状に配列された画素領域と、
前記基板上に互いに並列して形成された複数の第1のバスラインと、
前記第1のバスライン上に形成された第1の絶縁膜と、
前記第1のバスラインに前記第1の絶縁膜を介して交差し、互いに並列して形成された複数の第2のバスラインと、
前記画素領域毎に形成された薄膜トランジスタと、
前記薄膜トランジスタ上に形成された第2の絶縁膜と、
前記第2の絶縁膜上に表面が皺状に形成され、絶縁性を有する皺状樹脂層と、前記皺状樹脂層上の前記画素領域毎に光反射性材料で形成され、前記皺状樹脂層表面に倣い表面が皺状に形成された反射電極と、
前記第1及び第2のバスラインにそれぞれ接続された複数のバスライン端子と、
前記反射電極と同一の形成材料で前記複数のバスライン端子上にそれぞれ形成され、前記複数のバスライン端子にそれぞれ接続された複数の保護導電膜と
を有することを特徴とする液晶表示装置用基板。
【0053】
(付記2)
付記1記載の液晶表示装置用基板において、
前記複数のバスライン端子は、前記皺状樹脂層が形成された外周部を有していること
を特徴とする液晶表示装置用基板。
【0054】
(付記3)
付記1又は2に記載の液晶表示装置用基板において、
前記皺状樹脂層はレジストにより形成されていること
を特徴とする液晶表示装置用基板。
【0055】
(付記4)
付記1乃至3のいずれか1項に記載の液晶表示装置用基板において、
前記皺状樹脂層は単層で形成されていること
を特徴とする液晶表示装置用基板。
【0056】
(付記5)
付記1乃至4のいずれか1項に記載の液晶表示装置用基板において、
前記第2の絶縁膜は、シリコン窒化膜又はシリコン酸化膜により形成されていること
を特徴とする液晶表示装置用基板。
【0057】
(付記6)
付記1乃至5のいずれか1項に記載の液晶表示装置用基板において、
前記薄膜トランジスタのソース電極のうち、前記反射電極に接続された領域の表面はエッチング除去されていること
を特徴とする液晶表示装置用基板。
【0058】
(付記7)
付記1乃至6のいずれか1項に記載の液晶表示装置用基板において、
前記バスライン端子のうち、前記保護導電膜に接続された領域の表面はエッチング除去されていること
を特徴とする液晶表示装置用基板。
【0059】
(付記8)
対向配置された2枚の基板と、前記2枚の基板間に封止された液晶とを有する液晶表示装置において、
前記2枚の基板の一方に、付記1乃至7のいずれか1項に記載の液晶表示装置用基板が用いられていること
を特徴とする液晶表示装置。
【0060】
(付記9)
基板上に第1のバスライン及び前記第1のバスラインに接続された第1のバスライン端子を形成し、
前記第1のバスライン及び前記第1のバスライン端子上に第1の絶縁膜を成膜し、
前記第1の絶縁膜上に第2のバスライン及び前記第2のバスラインに接続された第2のバスライン端子を形成するとともに、前記第1及び第2のバスラインの一方に接続されたゲート電極と、他方に接続されたドレイン電極とを有する薄膜トランジスタを形成し、
前記第2のバスライン及び前記第2のバスライン端子上に第2の絶縁膜を成膜し、
前記第2の絶縁膜上に樹脂を塗布してパターニングし、前記薄膜トランジスタのソース電極上並びに前記第1及び第2のバスライン端子上が開口された樹脂層を形成し、
前記樹脂層に所定の処理を施し、皺状の表面を有する皺状樹脂層を形成し、
前記皺状樹脂層をエッチングマスクとして用いて前記第1及び第2の絶縁膜をエッチングし、
前記皺状樹脂層上に光反射性材料を成膜してパターニングし、前記ソース電極に接続され、前記皺状樹脂層表面に倣い皺状の表面を有する反射電極と、前記第1及び第2のバスライン端子上の保護導電膜とを形成すること
を特徴とする液晶表示装置用基板の製造方法。
【0061】
(付記10)
付記9記載の液晶表示装置用基板の製造方法において、
前記第2の絶縁膜は、CVD法を用いて成膜されたシリコン窒化膜又はシリコン酸化膜により形成され、
前記第1及び第2の絶縁膜は、フッ素系ガスを用いたドライエッチングによりエッチングされること
を特徴とする液晶表示装置用基板の製造方法。
【0062】
(付記11)
付記9又は10に記載の液晶表示装置用基板の製造方法において、
前記樹脂層は感光性樹脂層であり、
前記所定の処理は、前記感光性樹脂層表面に紫外光を照射した後に前記感光性樹脂層を所定の焼成温度で焼成すること
を特徴とする液晶表示装置用基板の製造方法。
【0063】
(付記12)
基板上に第1のバスライン及び前記第1のバスラインに接続された第1のバスライン端子を形成し、
前記第1のバスライン及び前記第1のバスライン端子上に第1の絶縁膜を成膜し、
前記第1の絶縁膜上に第2のバスライン及び前記第2のバスラインに接続された第2のバスライン端子を形成するとともに、前記第1及び第2のバスラインの一方に接続されたゲート電極と、他方に接続されたドレイン電極とを有する薄膜トランジスタを形成し、
前記第2のバスライン及び前記第2のバスライン端子上に第2の絶縁膜を成膜し、
前記第2の絶縁膜上に樹脂を塗布してパターニングし、薄膜トランジスタのソース電極上及び前記第1及び第2のバスライン端子上が開口された第1の樹脂層を形成し、
前記第1の樹脂層をエッチングマスクとして用いて前記第1及び第2の絶縁膜をエッチングし、
前記第2の絶縁膜上に樹脂を塗布してパターニングし、薄膜トランジスタのソース電極上及び前記第1及び第2のバスライン端子上が開口された第2の樹脂層を形成し、
前記第2の樹脂層に所定の処理を施し、皺状の表面を有する皺状樹脂層を形成し、
前記皺状樹脂層をエッチングマスクとして用いて、前記皺状樹脂層を形成する際に前記ソース電極上及び前記第1及び第2のバスライン端子上に形成された昇華物及び/又は熱酸化膜をエッチング除去し、
前記皺状樹脂層上に光反射性材料を成膜してパターニングし、前記ソース電極に接続され、前記皺状樹脂層表面に倣い皺状の表面を有する反射電極と、前記第1及び第2のバスライン端子上の保護導電膜とを形成すること
を特徴とする液晶表示装置用基板の製造方法。
【0064】
(付記13)
付記12記載の液晶表示装置用基板の製造方法において、
前記第2の絶縁膜は、CVD法を用いて成膜されたシリコン窒化膜又はシリコン酸化膜により形成され、
前記第1及び第2の絶縁膜、あるいは前記昇華物及び/又は前記熱酸化膜は、フッ素系ガスを用いたドライエッチングによりエッチング除去されること
を特徴とする液晶表示装置用基板の製造方法。
【0065】
(付記14)
付記12又は13に記載の液晶表示装置用基板の製造方法において、
前記第2の樹脂層は感光性樹脂層であり、
前記所定の処理は、前記感光性樹脂層表面に紫外光を照射した後に前記感光性樹脂層を所定の焼成温度で焼成すること
を特徴とする液晶表示装置用基板の製造方法。
【0066】
(付記15)
付記11又は14に記載の液晶表示装置用基板の製造方法において、
前記焼成温度は200℃以上であること
を特徴とする液晶表示装置用基板の製造方法。
【0067】
【発明の効果】
以上の通り、本発明によれば、製造工程を削減でき、良好な表示品質の得られる液晶表示装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置の概略構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置用基板の構成を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置用基板の構成を示す断面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置用基板の製造方法を示す工程断面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置用基板の製造方法を示す工程断面図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置用基板の製造方法を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置用基板の製造方法を示す工程断面図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置用基板の製造方法を示す工程断面図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置用基板の製造方法を示す図である。
【図10】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置用基板の製造方法を示す工程断面図である。
【図11】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置用基板の製造方法を示す工程断面図である。
【図12】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置用基板の製造方法を示す図である。
【図13】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置用基板の製造方法を示す工程断面図である。
【図14】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置用基板の製造方法を示す工程断面図である。
【図15】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置用基板の製造方法を示す工程断面図である。
【図16】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置用基板の製造方法を示す図である。
【図17】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置用基板の製造方法を示す工程断面図である。
【図18】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置用基板の製造方法を示す工程断面図である。
【図19】本発明の第2の実施の形態による液晶表示装置用基板の構成を示す断面図である。
【図20】本発明の第2の実施の形態による液晶表示装置用基板の製造方法を示す工程断面図である。
【図21】本発明の第2の実施の形態による液晶表示装置用基板の製造方法を示す工程断面図である。
【図22】本発明の第2の実施の形態による液晶表示装置用基板の製造方法を示す工程断面図である。
【図23】本発明の第2の実施の形態による液晶表示装置用基板の製造方法を示す工程断面図である。
【図24】本発明の第2の実施の形態による液晶表示装置用基板の製造方法を示す工程断面図である。
【図25】従来の液晶表示装置用基板の構成を示す図である。
【図26】従来の液晶表示装置用基板の構成を示す断面図である。
【図27】従来の液晶表示装置用基板の製造方法を示す工程断面図である。
【図28】従来の液晶表示装置用基板の製造方法を示す工程断面図である。
【図29】従来の液晶表示装置用基板の製造方法を示す図である。
【図30】従来の液晶表示装置用基板の製造方法を示す工程断面図である。
【図31】従来の液晶表示装置用基板の製造方法を示す工程断面図である。
【図32】従来の液晶表示装置用基板の製造方法を示す図である。
【図33】従来の液晶表示装置用基板の製造方法を示す工程断面図である。
【図34】従来の液晶表示装置用基板の製造方法を示す工程断面図である。
【図35】従来の液晶表示装置用基板の製造方法を示す図である。
【図36】従来の液晶表示装置用基板の製造方法を示す工程断面図である。
【図37】従来の液晶表示装置用基板の製造方法を示す工程断面図である。
【図38】従来の液晶表示装置用基板の製造方法を示す図である。
【図39】従来の液晶表示装置用基板の製造方法を示す工程断面図である。
【図40】従来の液晶表示装置用基板の製造方法を示す工程断面図である。
【符号の説明】
2 TFT基板
4 CF基板
10 ガラス基板
12 ゲートバスライン
13 ゲート電極
14 ドレインバスライン
16 反射電極
16’、28’ 金属膜
18 蓄積容量バスライン
20 TFT
22 絶縁膜
24 動作半導体層
24’ a−Si層
25 チャネル保護膜
26 n型不純物半導体層
26’ na−Si層
28 ドレイン電極
30 ソース電極
32 蓄積容量電極
34 蓄積容量
36 保護膜
38、39、42、46、50 コンタクトホール
40 ゲートバスライン端子
41、45、49 保護導電膜
44 ドレインバスライン端子
48 蓄積容量バスライン端子
52 皺状樹脂層
61、62、63、64、65、66 レジストパターン
70 ゲートバスライン駆動回路
72 ドレインバスライン駆動回路
74 制御回路
76 偏光板

Claims (9)

  1. 基板上にマトリクス状に配列された画素領域と、
    前記基板上に互いに並列して形成された複数の第1のバスラインと、
    前記第1のバスライン上に形成された第1の絶縁膜と、
    前記第1のバスラインに前記第1の絶縁膜を介して交差し、互いに並列して形成された複数の第2のバスラインと、
    前記画素領域毎に形成された薄膜トランジスタと、
    前記薄膜トランジスタ上に形成された第2の絶縁膜と、
    前記第2の絶縁膜上に表面が皺状に形成され、絶縁性を有する皺状樹脂層と、前記皺状樹脂層上の前記画素領域毎に光反射性材料で形成され、前記皺状樹脂層表面に倣い表面が皺状に形成された反射電極と、
    前記第1及び第2のバスラインにそれぞれ接続された複数のバスライン端子と、
    前記反射電極と同一の形成材料で前記複数のバスライン端子上にそれぞれ形成され、前記複数のバスライン端子にそれぞれ接続された複数の保護導電膜と
    を有することを特徴とする液晶表示装置用基板。
  2. 請求項1記載の液晶表示装置用基板において、
    前記複数のバスライン端子は、前記皺状樹脂層が形成された外周部を有していること
    を特徴とする液晶表示装置用基板。
  3. 請求項1又は2に記載の液晶表示装置用基板において、
    前記薄膜トランジスタのソース電極のうち、前記反射電極に接続された領域の表面はエッチング除去されていること
    を特徴とする液晶表示装置用基板。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の液晶表示装置用基板において、
    前記バスライン端子のうち、前記保護導電膜に接続された領域の表面はエッチング除去されていること
    を特徴とする液晶表示装置用基板。
  5. 対向配置された2枚の基板と、前記2枚の基板間に封止された液晶とを有する液晶表示装置において、
    前記2枚の基板の一方に、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の液晶表示装置用基板が用いられていること
    を特徴とする液晶表示装置。
  6. 基板上に第1のバスライン及び前記第1のバスラインに接続された第1のバスライン端子を形成し、
    前記第1のバスライン及び前記第1のバスライン端子上に第1の絶縁膜を成膜し、
    前記第1の絶縁膜上に第2のバスライン及び前記第2のバスラインに接続された第2のバスライン端子を形成するとともに、前記第1及び第2のバスラインの一方に接続されたゲート電極と、他方に接続されたドレイン電極とを有する薄膜トランジスタを形成し、
    前記第2のバスライン及び前記第2のバスライン端子上に第2の絶縁膜を成膜し、
    前記第2の絶縁膜上に樹脂を塗布してパターニングし、前記薄膜トランジスタのソース電極上並びに前記第1及び第2のバスライン端子上が開口された樹脂層を形成し、
    前記樹脂層に所定の処理を施し、皺状の表面を有する皺状樹脂層を形成し、
    前記皺状樹脂層をエッチングマスクとして用いて前記第1及び第2の絶縁膜をエッチングし、
    前記皺状樹脂層上に光反射性材料を成膜してパターニングし、前記ソース電極に接続され、前記皺状樹脂層表面に倣い皺状の表面を有する反射電極と、前記第1及び第2のバスライン端子上の保護導電膜とを形成すること
    を特徴とする液晶表示装置用基板の製造方法。
  7. 請求項6記載の液晶表示装置用基板の製造方法において、
    前記第2の絶縁膜は、CVD法を用いて成膜されたシリコン窒化膜又はシリコン酸化膜により形成され、
    前記第1及び第2の絶縁膜は、フッ素系ガスを用いたドライエッチングによりエッチングされること
    を特徴とする液晶表示装置用基板の製造方法。
  8. 基板上に第1のバスライン及び前記第1のバスラインに接続された第1のバスライン端子を形成し、
    前記第1のバスライン及び前記第1のバスライン端子上に第1の絶縁膜を成膜し、
    前記第1の絶縁膜上に第2のバスライン及び前記第2のバスラインに接続された第2のバスライン端子を形成するとともに、前記第1及び第2のバスラインの一方に接続されたゲート電極と、他方に接続されたドレイン電極とを有する薄膜トランジスタを形成し、
    前記第2のバスライン及び前記第2のバスライン端子上に第2の絶縁膜を成膜し、
    前記第2の絶縁膜上に樹脂を塗布してパターニングし、薄膜トランジスタのソース電極上及び前記第1及び第2のバスライン端子上が開口された第1の樹脂層を形成し、
    前記第1の樹脂層をエッチングマスクとして用いて前記第1及び第2の絶縁膜をエッチングし、
    前記第2の絶縁膜上に樹脂を塗布してパターニングし、薄膜トランジスタのソース電極上及び前記第1及び第2のバスライン端子上が開口された第2の樹脂層を形成し、
    前記第2の樹脂層に所定の処理を施し、皺状の表面を有する皺状樹脂層を形成し、
    前記皺状樹脂層をエッチングマスクとして用いて、前記皺状樹脂層を形成する際に前記ソース電極上及び前記第1及び第2のバスライン端子上に形成された昇華物及び/又は熱酸化膜をエッチング除去し、
    前記皺状樹脂層上に光反射性材料を成膜してパターニングし、前記ソース電極に接続され、前記皺状樹脂層表面に倣い皺状の表面を有する反射電極と、前記第1及び第2のバスライン端子上の保護導電膜とを形成すること
    を特徴とする液晶表示装置用基板の製造方法。
  9. 請求項8記載の液晶表示装置用基板の製造方法において、
    前記第2の絶縁膜は、CVD法を用いて成膜されたシリコン窒化膜又はシリコン酸化膜により形成され、
    前記第1及び第2の絶縁膜、あるいは前記昇華物及び/又は前記熱酸化膜は、フッ素系ガスを用いたドライエッチングによりエッチング除去されること
    を特徴とする液晶表示装置用基板の製造方法。
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