JP2841932B2 - 樹脂封止型電子部品の製造方法 - Google Patents

樹脂封止型電子部品の製造方法

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JP2841932B2
JP2841932B2 JP3163638A JP16363891A JP2841932B2 JP 2841932 B2 JP2841932 B2 JP 2841932B2 JP 3163638 A JP3163638 A JP 3163638A JP 16363891 A JP16363891 A JP 16363891A JP 2841932 B2 JP2841932 B2 JP 2841932B2
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  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トランジスタ、IC等
の電子部品を支持する支持板の表面側樹脂被覆層を有す
ると共に裏面側にも薄い樹脂被覆層を有する封止型電子
部品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】放熱板を兼ねる支持板の略全面が樹脂封
止体で被覆された樹脂封止型半導体装置は公知である。
この種の半導体装置の樹脂封止体を2段階に分けてモー
ルドすることによって形成する方法が例えば特開昭58
−151035号公報に開示されている。また、特開昭
60−130129号公報には金型の成形空所(キャビ
ティ)に配置した支持板を進退自由のピンによって挟持
して樹脂成形することが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
58−151035号公報に開示された製造方法では2
種類の金型が必要であり製造工程が複雑になる。また、
特開昭60−130129号公報に開示された製造方法
では、ピンの移動タイミングの制御が困難であり、実用
化が困難である。即ち、ピンの移動タイミングが早すぎ
ると樹脂によって支持板を安定に固定することができ
ず、支持板裏面側に樹脂封止体を均一な厚みで形成でき
なくなる。また、ピンの移動タイミングが遅すぎて樹脂
の硬化が進んでしまうと、ピンの移動によって形成され
た空所に樹脂を充填できなくなる。
【0004】そこで、本発明は支持板の表面側と裏面側
との両方を被覆する樹脂封止体を容易に且つ良好に形成
することができる方法を提供することを目的とするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、実施例を示す図面の符号を参照して説明す
ると、第1の方向に互いに並列に配置された少なくとも
第1、第2及び第3の成形空所27a、27b、27c
から成る第1の成形空所列32と、互いに並列に配置さ
れた少なくとも第4、第5及び第6の成形空所27e、
27f、27gから成り、前記第1、第2及び第3の成
形空所27a、27b、27cに前記第4、第5及び第
6の成形空所27e、27f、27gが対向するように
前記第1の成形空所列32に対して平行に配置された第
2の成形空所列33と、前記第1及び第2の成形空所列
32、33に対して平行になるように前記第1の成形空
所列32と前記第2の成形空所列33の間に配列された
少なくとも第1、第2、第3及び第4の樹脂投入口19
a、19b、19c、19dから成る樹脂投入口列34
とを備えており、前記第1、第2、第3、第4、第5及
び第6の成形空所27a、27b、27c、27e、2
7f、27gは第1及び第2の樹脂注入口28、29を
夫々有しており、互いに対向する前記第1及び第4の成
形空所27a、27eの前記第1の樹脂注入口28は前
記第1の樹脂投入口19aに夫々繋がっており、前記第
1及び第4の成形空所27a、27eの前記第2の樹脂
注入口29は前記第2の樹脂投入口19bに夫々繋がっ
ており、互いに対向する前記第2及び第5の成形空所2
7b、27fの前記第2の樹脂注入口29は前記第2の
樹脂投入口19bに夫々繋がっており、前記第2及び第
5の成形空所27b、27fの前記第1の樹脂注入口2
8は前記第3の樹脂投入口19cに夫々繋がっており、
互いに対向する前記第3及び第6の成形空所27c、2
7gの前記第1の樹脂注入口28は前記第3の樹脂投入
口19cに夫々繋がっており、前記第3及び第6の成形
空所27c、27gの前記第2の樹脂注入口29は前記
第4の樹脂投入口19dに夫々繋がっており、前記第
1、第2、第3、第4、第5及び第6の成形空所27
a、27b、27c、27e、27f、27gの前記第
2の樹脂注入口29を前記成形空所内で閉塞するための
可動体15、16を有している成形用型12を用意する
工程と、支持板5とこの支持板5の一方の端部側に連結
された外部リード6とを有するリードフレームと前記支
持板5の一方の主面に載置された電子素子3とから成る
単数又は複数の組立体1を用意する工程と、前記第1、
第2、第3、第4、第5及び第6の成形空所27a、2
7b、27c、27e、27f、27gに前記支持板5
が夫々配置されるように前記単数又は複数の組立体1を
前記成形用型12に配置し、前記支持板5の他方の端部
側を前記可動体15、16で固定し且つ前記外部リード
6を前記成形用型12によって挟持することによって前
記支持板5をその他方の主面が前記成形空所の面から離
間した状態に固定し、前記第2の樹脂注入口29は前記
可動体15、16で閉塞しておき、前記第1及び第3の
樹脂投入口19a、19cから前記第1の樹脂注入口2
8を通じて前記第1、第2、第3、第4、第5及び第6
の成形空所27a、27b、27c、27e、27f、
27gに流動化した樹脂を注入する工程と、前記可動体
15、16を移動して前記第2の樹脂注入口29の閉塞
を解き、前記可動体15、16の移動によって生じた空
所に前記第2及び第4の樹脂投入口19b、19dから
前記第2の樹脂注入口29を通じて流動化した樹脂を注
入する工程とを有することを特徴とする樹脂封止型電子
部品の製造方法に係わるものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、樹脂注入中に支持板5の傾き
を防止する可動体15、16が第2の樹脂注入口29を
閉塞している。このため、可動体15、16の移動によ
って形成された空所は第2の樹脂注入口29に直接に通
じる。したがって、支持板5が成形空所内に注入された
樹脂によって確実に位置決めされた後に、可動体15、
16を移動しても、この空所に樹脂を良好に充填するこ
とができる。また、第2の樹脂注入口29に通じる樹脂
投入口と第1の樹脂注入口28に通じる樹脂投入口が同
一の樹脂投入口列に属し且つ平行する2つの成形空所列
32、33の間に配設されるから成形用型を省スペース
化(高密度実装化)できる。更に、成形空所と樹脂投入
口との間の樹脂流通路の長さを等しくすることができ
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係わる樹脂封止型
半導体装置の製造方法を図1〜図7を参照して説明す
る。まず、図1に示すリードフレーム組立体1を用意す
る。このリードフレーム組立体1は長手のリードフレー
ム2と半導体チップ3とリード細線4から構成されてい
る。リードフレーム1は長手方向に並置された複数の金
属製支持板5と、その一方の端部側に配置された外部リ
ード6と、この外部リード6を互いに連結する細条7、
8を備えている。トランジスタチップから成る半導体チ
ップ3は周知のダイボンディング法によって半田を介し
て支持板5の一方の主面に固着されており、リード細線
4は例えば金細線であつて周知のワイヤボンディング法
によって半導体チップ3と外部リード6との間を電気的
に接続している。なお、リードフレーム2は、当初図1
で点線で示すように支持板5の他方の端部側が支持リー
ド9と支持リード連結細条10によって保持されて梯子
形状となっている。支持リード9及び連結細条10はリ
ードフレーム2にダイボンディングとワイヤボンディン
グを順次施した後に除去されている。
【0008】次に、上述のリードフレーム組立体1に図
1で点線で示す樹脂封止体11を周知のトランスファモ
ールドで形成するために図2及び3に示す金型即ち成形
用型12を用意する。成形用型12は図2に示すように
一方が可動型で他方が固定型である一対の上型13及び
下型14と、これらに対して進退可能に配設された一対
の可動体としての上方スライド型15及び下方スライド
型16から構成されている。
【0009】上型13には、成形空所を得るための複数
の凹部17と、これに繋がる複数の上方スライド型用の
孔18と、そして複数の樹脂投入口(以下、ポットと称
する)19a、19b、19c、19d、19eが形成
されている。孔18には上方スライド型15が挿入され
ている。この上方スライド型15は孔18にガイドされ
て上下に移動する。また、ポット19a〜19eの内側
には押し型(以下、プランジャと称する)21が上下に
移動可能に配設されている。なお、凹部17から下側に
向って突出するピン22は完成した樹脂封止体11に対
して取付けビス挿入用の孔を形成するためのものであ
る。
【0010】下型14には成形空所用の複数の凹部23
と、外部リード挿入用溝24と、樹脂通路用溝25、及
び凹部23に通じる複数の下方スライド型用の孔26が
形成されている。孔26には下方スライド型16が配置
されており、下方スライド型16は孔26にガイドされ
て上下に移動可能である。
【0011】上型13と下型14を型締めすることによ
って、成形用型12内には上型13の凹部17と下型1
4の凹部23によって形成すべき樹脂封止体11に合致
する複数の成形空所27a〜27hが生じる。また、下
型14の溝25と上型13の下面との間には複数のラン
ナが形成され、夫々のランナは小断面の樹脂注入口即ち
ゲートを介して成形空所27a〜27hに繋がってい
る。本実施例では図3に示すように各成形空所27a〜
27hに夫々第1及び第2のゲート28、29が形成さ
れ、これ等に第1及び第2のランナ30、31が繋がっ
ている。
【0012】成形用型12は、図3から明らかなよう
に、左右方向に互いに並列に配置された複数の成形空所
27a、27b、27c、27dから成る第1の成形空
所列32と、この第1の成形空所列32に平行に配置さ
れた複数の成形空所27e、27f、27g、27hか
ら成る第2の成形空所列33とを有する。第1及び第2
の成形空所列32、33との間には、複数のポット19
a〜19eから成るポット列34が配置されている。な
お、下型14にはポット19a〜19eの下部のみが設
けられているが、図3ではこの部分もポットと呼ぶこと
にする。第1の成形空所列32の成形空所27a〜27
dと第2の成形空所列33の成形空所27e〜27hと
は対向配置されている。ポット19a〜19eはその中
心が成形空所27a〜27dの相互間の中心及び成形空
所27e〜27hの相互間の中心にほぼ一致するように
配置されている。
【0013】樹脂モールドする際には、図1のリードフ
レーム組立体1を複数個用意し、成形用型12の第1の
成形空所列32と第2の成形空所列33に夫々対応する
ように下型14に装着して、図2に示すように上型13
と下型14を型締めする。支持板5の他方の端部即ち外
部リード6の連結されない側の端部は、成形空所27a
〜27hのゲート28、29が形成された面に対向す
る。外部リード6は下型14の溝24に収容されて上型
13と下型14に挟持される。上型13と下型14を閉
じる前もしくは上型13と下型14を閉じた後に、上方
スライド型15を孔18内で下降されると共に下方スラ
イド型16を孔26内で上昇させて支持板5の他方の端
部側をスライド型15、16で挟持する。これによっ
て、支持板5は両端が支持されて、その下面が成形空所
27a〜27hの下面から離間した状態に位置決めされ
る。また、第2のゲート29の一部は下方スライド型1
6によって閉塞される。
【0014】次に、奇数番目のポット19a、19c、
19eにエポキシ樹脂等から成る封止用樹脂35を装填
した後にプランジャ21でこれを押圧し、第1のランナ
30及び第1のゲート28を通じて複数の成形空所27
a〜27h内に流動化した封止用樹脂を同時に押圧注入
する。図3から明らかなように、各ポット19a、19
c、19eは、これに繋がる4つの成形空所27a〜2
7hに封止用樹脂を注入する。支持板5は両持ち支持さ
れているので、この樹脂注入中に注入樹脂の圧力で傾斜
することはない。
【0015】図4に示すように、上方スライド型15及
び下方スライド型16が配置された部分を除いた成形空
所27a〜27hの他の領域のほぼ全体が封止用樹脂3
5によって充填されたら、図5に示すように、上方スラ
イド型15及び下方スライド型16を支持板5から離間
するように移動してスライド型15、16による支持板
5の挟持を解く。これによって、支持板5は片持ち支持
の状態となる。しかしながら、成形空所27a〜27h
内にはすでに十分な量の封止用樹脂35が注入されてい
るし初期に注入された封止用樹脂35は流動性が低下し
ているので、支持板5は成形空所27a〜27h内の封
止用樹脂35によって位置決めされて傾斜することはな
い。
【0016】次に、偶数番目のポット19b、19dに
封止用樹脂35を装填した後にプランジャ21でこれを
押圧し、図5に示すように第2のランナ31及び第2の
ゲート29を通じてスライド型15、16の移動によっ
て生じた空所36、37に流動化した封止用樹脂35を
押圧注入する。図3から明らかなように、偶数番目の各
ポット19b、19dからはこれに繋がる4つの成形空
所27a〜27hに封止用樹脂35が注入される。下方
スライド型16は第2のゲート29の一部を閉塞するよ
うに配置されているので、下方スライド型16の移動に
よって形成された空所37は直接に第2のゲート29に
通じる。また、上方スライド型15は支持板5の肉薄部
分の厚さに相当する短い間隔で下方スライド型16と対
面していたため、上方スライド型15の移動によって生
じた空所36も下方スライド型16の移動によって生じ
た空所37を介して第2のゲート29に通じると見なせ
る。したがって、周囲の樹脂の硬化が少し進んだ場合で
あっても、スライド型15、16の移動によって生じた
空所に封止用樹脂35を良好に注入することができる。
【0017】スライド型15、16の移動によって生じ
た空所36、37に封止用樹脂35が充填され、成形空
所27a〜27h内の封止用樹脂35が硬化したら、上
型13と下型14の型締めを解いてリードフレーム組立
体1を成形用型12から取出す。最後に細条7、8を除
去することによって図7に示すように個別化した樹脂封
止型半導体装置が得られる。本実施例で製作された樹脂
封止型半導体装置によれば、支持板5の全面を樹脂封止
体11で被覆することができる。なお、孔11aは上型
13のピン22に基づいて形成されたものであり、この
内周側にも樹脂封止体11の一部が形成されており、支
持板5は露出していない。
【0018】上記の方法によれば、スライド型15、1
6が位置する部分を除いた成形空所27a〜27hの全
体が封止用樹脂35で充填され、これによって支持板5
が固定されるまで支持板5がスライド型15、16で挟
持される。したがって、支持板5の傾きが完全に防止さ
れる。また、スライド型15、16の移動によって生じ
た空所がゲート29に通じているのでこの空所に封止用
樹脂を良好に注入できる。また、第1及び第2の成形空
所列32、33の相互間にポット列34が配置され、各
ポット19a〜19eが夫々4つの成形空所に樹脂を注
入するので、省スペース化が達成されている。また、各
ランナ30、31の長さが等しいので、各成形空所27
a〜27eに対する樹脂の注入量が等しくなり、スライ
ド型15、16の移動タイミングの設定が容易になる。
【0019】
【変形例】本発明は上述の実施例に限定されるものでな
く、次の変形が可能なものであり、例えば第1及び第2
の成形空所列32、33に配置するリードフレーム組立
体1を一体化して1つの組立体にすることができる。
【0020】
【発明の効果】上述から明らかなように本発明によれ
ば、可動体によって支持板を支持して樹脂を注入するの
で、支持板の表面側と裏面側との両方を良好に樹脂で被
覆することができる。また、可動体を移動することによ
って生じた空所は、可動体で閉塞されていた樹脂注入口
から注入された樹脂で良好に充填される。また、第1及
び第2の成形空所列の間に複数の樹脂投入口(ポット)
を配置し、1つの樹脂投入口から4つの成形空所に樹脂
を注入するようにしたので、樹脂投入口(ポット)から
樹脂注入口(ゲート)までの通路(ランナ)の長さを揃
えることが可能になり、可動体の移動タイミングの設定
が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わる樹脂封止型電子部品を
製造するために使用するリードフレームと半導体チップ
との組立体の一部を示す平面図である。
【図2】図1の組立体を成形用型に装着した状態を図3
のA−A線の一部を切断することによって示す断面図で
ある。
【図3】図2の成形用型の下型に組立体を配置した状態
を示す平面図である。
【図4】成形空所に樹脂を注入した状態を第3図のB−
B線で示す断面図である。
【図5】スライド型を移動した後の状態を図4と同様に
示す断面図である。
【図6】図3のB−B線の一部を拡大して示す断面図で
ある。
【図7】完成した半導体装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
5 支持板 6 外部リード 12 成形用型 15 上方スライド型 16 下方スライド型 19a〜19e ポット 27a〜27h 成形空所 28 第1のゲート 29 第2のゲート

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の方向に互いに並列に配置された少
    なくとも第1、第2及び第3の成形空所(27a、27
    b、27c)から成る第1の成形空所列(32)と、互
    いに並列に配置された少なくとも第4、第5及び第6の
    成形空所(27e、27f、27g)から成り、前記第
    1、第2及び第3の成形空所(27a、27b、27
    c)に前記第4、第5及び第6の成形空所(27e、2
    7f、27g)が対向するように前記第1の成形空所列
    (32)に対して平行に配置された第2の成形空所列
    (33)と、前記第1及び第2の成形空所列(32、3
    3)に対して平行になるように前記第1の成形空所列
    (32)と前記第2の成形空所列(33)の間に配列さ
    れた少なくとも第1、第2、第3及び第4の樹脂投入口
    (19a、19b、19c、19d)から成る樹脂投入
    口列(34)とを備えており、前記第1、第2、第3、
    第4、第5及び第6の成形空所(27a、27b、27
    c、27e、27f、27g)は第1及び第2の樹脂注
    入口(28、29)を夫々有しており、互いに対向する
    前記第1及び第4の成形空所(27a、27e)の前記
    第1の樹脂注入口(28)は前記第1の樹脂投入口(1
    9a)に夫々繋がっており、前記第1及び第4の成形空
    所(27a、27e)の前記第2の樹脂注入口(29)
    は前記第2の樹脂投入口(19b)に夫々繋がってお
    り、互いに対向する前記第2及び第5の成形空所(27
    b、27f)の前記第2の樹脂注入口(29)は前記第
    2の樹脂投入口(19b)に夫々繋がっており、前記第
    2及び第5の成形空所(27b、27f)の前記第1の
    樹脂注入口(28)は前記第3の樹脂投入口(19c)
    に夫々繋がっており、互いに対向する前記第3及び第6
    の成形空所(27c、27g)の前記第1の樹脂注入口
    (28)は前記第3の樹脂投入口(19c)に夫々繋が
    っており、前記第3及び第6の成形空所(27c、27
    g)の前記第2の樹脂注入口(29)は前記第4の樹脂
    投入口(19d)に夫々繋がっており、前記第1、第
    2、第3、第4、第5及び第6の成形空所(27a、2
    7b、27c、27e、27f、27g)の前記第2の
    樹脂注入口(29)を前記成形空所内で閉塞するための
    可動体(15、16)を有している成形用型(12)を
    用意する工程と、 支持板(5)とこの支持板(5)の一方の端部側に連結
    された外部リード(6)とを有するリードフレームと前
    記支持板(5)の一方の主面に載置された電子素子
    (3)とから成る単数又は複数の組立体(1)を用意す
    る工程と、 前記第1、第2、第3、第4、第5及び第6の成形空所
    (27a、27b、27c、27e、27f、27g)
    に前記支持板(5)が夫々配置されるように前記単数又
    は複数の組立体(1)を前記成形用型(12)に配置
    し、前記支持板(5)の他方の端部側を前記可動体(1
    5、16)で固定し且つ前記外部リード(6)を前記成
    形用型(12)によって挟持することによって前記支持
    板(5)をその他方の主面が前記成形空所の面から離間
    した状態に固定し、前記第2の樹脂注入口(29)は前
    記可動体(15、16)で閉塞しておき、前記第1及び
    第3の樹脂投入口(19a、19c)から前記第1の樹
    脂注入口(28)を通じて前記第1、第2、第3、第
    4、第5及び第6の成形空所(27a、27b、27
    c、27e、27f、27g)に流動化した樹脂を注入
    する工程と、 前記可動体(15、16)を移動して前記第2の樹脂注
    入口(29)の閉塞を解き、前記可動体(15、16)
    の移動によって生じた空所に前記第2及び第4の樹脂投
    入口(19b、19d)から前記第2の樹脂注入口(2
    9)を通じて流動化した樹脂を注入する工程とを有する
    ことを特徴とする樹脂封止型電子部品の製造方法。
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