JP2839867B2 - 電気車制御装置 - Google Patents

電気車制御装置

Info

Publication number
JP2839867B2
JP2839867B2 JP8053524A JP5352496A JP2839867B2 JP 2839867 B2 JP2839867 B2 JP 2839867B2 JP 8053524 A JP8053524 A JP 8053524A JP 5352496 A JP5352496 A JP 5352496A JP 2839867 B2 JP2839867 B2 JP 2839867B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
electric vehicle
constant
power converter
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8053524A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08242501A (ja
Inventor
谷 文 康 守
隈 道 雄 松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP8053524A priority Critical patent/JP2839867B2/ja
Publication of JPH08242501A publication Critical patent/JPH08242501A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2839867B2 publication Critical patent/JP2839867B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、直流電力をそれ
ぞれ交流電力に変換して電気車駆動電動機に供給する複
数台の主電力変換器と、直流電力を交流電力に変換して
電気車補助回路に供給する補助電力変換器とを有する電
気車制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、出力が1000KW以上の電気機
関車等の大出力電気車でも、電気車駆動電動機を制御す
る主電力変換器として可変電圧可変周波数(以下、VV
VFという。)インバータが実用化されてきた。この場
合、VVVFインバータの制御回路、抵抗器等を冷却す
るための電動送風機を駆動するための回路等の電気車補
助回路への電力源としては、従来の電動発電機に代えて
定電圧定周波数(以下、CVCFという。)インバータ
が使用されるようになった。
【0003】これは、GTOサイリスタ等の大容量自己
消弧形半導体素子が実用化されて、接点や回路部品を持
たずに保守が容易なインバータが車載用として実用的な
大きさで実現できるようになったことによる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら補助電力
変換器が故障すると電気車補助回路には交流電力が供給
されず、冷却用の電動送風機や制御回路の全てが動作せ
ずにシステムダウンに至るという問題点があった。
【0005】この発明は上記の問題点を解決するために
なされたもので、補助電力変換器の故障に対して、シス
テムダウンを回避することのできる電気車制御装置を得
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、請求項1に記載の発明は、直流電力を可変電圧
可変周波数の交流電力に変換して複数台の電気車駆動電
動機に可変電圧可変周波数の交流電力をそれぞれ供給す
る複数台の主電力変換器と、直流電力を定電圧定周波数
の交流電力に変換して電気車補助回路に定電圧定周波数
の交流電力を供給する補助電力変換器と、主電力変換器
が直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換する
ための駆動信号を生成する可変電圧可変周波数制御部
と、主電力変換器が直流電力を定電圧定周波数の交流電
力に変換するための駆動信号を生成する定電圧定周波数
制御部と、可変電圧可変周波数制御部からの駆動信号
と、定電圧定周波数制御部からの駆動信号のどちらか一
方を選択する切り替え手段と、通常時は、切り替え手段
が選択した、可変電圧可変周波数制御部からの駆動信号
を入力して、主電力変換器に対して出力し、補助電力変
換器の異常時には、切り替え手段が選択した、定電圧定
周波数制御部からの駆動信号を入力して主電力変換器に
対して出力することにより、直流電力を定電圧定周波数
の交流電力に変換して電気車補助回路に定電圧定周波数
の交流電力を供給するように主電力変換器を制御する共
通部とを有してなる。
【0007】また請求項2に記載の発明は、請求項1に
記載の発明において、切り替え手段と連動して、主電力
変換器の交流側を電気車駆動電動機と切り離し、補助電
力変換器の交流側を電気車補助回路と切り離して、主電
力変換器の交流側を電気車補助回路と接続し、主電力変
換器の出力を電気車補助回路に供給する供給手段を有し
てなる。
【0008】従って請求項1又は請求項2に記載される
発明においては、1台しか搭載されていない補助電力変
換器が故障したとき、主電力変換器を電気車補助回路に
切換接続すると共に、この主電力変換器が電気車補助回
路に供給する交流電力を出力するように共通部で動作す
るので、補助電力変換器が故障してもシステムダウンを
回避することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の一実施例の構成
を示す電気車制御装置の構成図である。同図において、
パンタグラフ1には、それぞれしゃ断器2およびフィル
タリアクトル3を介して、複数台の主電力変換器として
VVVFインバータ5a〜5dの正入力端が接続され、
その負入力端は車輪を通じて接地されている。また、
正、負入力端間にはそれぞれフィルタコンデンサ4が接
続され、さらに、出力端には電気車駆動電動機(以下、
主電動機という。)6a〜6dが接続されている。な
お、これらのVVVFインバータ5a〜5dのうちのV
VVFインバータ5dは、CVCFインバータとしても
駆動することができる制御部7により制御される。
【0010】又、VVVFインバータ5dの出力を主電
動機6dから後述する三相補助回路(以下、電気車補助
回路という。)に切換えて供給する切換装置8を備えて
いる。ここで、制御部7はVVVFインバータ5dを構
成する図示しないスイッチング素子を駆動するための共
通部7aと、切換装置8に連動して共通部7aに切換接
続可能なVVVF制御部7bおよびCVCF制御部7c
とで構成されている。
【0011】また、入力側がこれらのVVVFインバー
タ5a〜5dと同様に構成されたCVCFインバータ9
を備えている。このCVCFインバータ9の出力端は、
切換装置8の常閉接点および波形フィルタ10を介し
て、変圧器11の一次側が接続されている。この変圧器
11の二次側には冷却用電動送風機や、VVVFインバ
ータ5a〜5dの制御回路及びこれに供給するための直
流電圧を得る整流装置等の電気車補助回路が接続されて
いる。
【0012】上記のように構成された本実施例の動作を
以下に説明する。
【0013】先ず、VVVFインバータ5a〜5dはそ
れぞれパンタグラフ1で集電された電力を速度指令に対
応したVVVF交流電力に変換して主電動機6a〜6d
に供給する。この場合、CVCFインバータ9はパンタ
グラフ1で集電された直流電力をCVCF交流電力に変
換して電気車補助回路に供給している。また、切換装置
8は図示した状態に保持される。
【0014】ここで、フィルタリアクトル3およびフィ
ルタコンデンサ4は、架線電圧のリップル分を低減させ
るほか、各VVVFインバータ5a〜5d及びCVCF
インバータ9から発生する高周波電流をも低減させる。
また、波形フィルタ10はCVCFインバータ9が出力
する交流電力波形を正弦波に整形して変圧器11に供給
する。
【0015】次に、CVCFインバータ9が故障した場
合を考える。CVCFインバータ9自体またはそれを制
御する制御回路の故障により、CVCFインバータ9の
出力が零になったとすれば、変圧器11の二次側電圧も
零となる。このように、二次側電圧が零になったとき、
切換装置8がこれを検知して、その接点を図示したx側
とは反対側つまりy側に切換え接続する。すなわち、C
VCFインバータ9の代わりに、予め定めた1台のVV
VFインバータ回路5dを波形フィルタ10に接続する
と共に、VVVF制御部7bの代わりにCVCF制御部
7cを共通部7aに切換え接続する。このように共通部
7aをVVVF制御部7bとCVCF制御部7cとで共
通に備えることで、制御装置を単純化できる。
【0016】これによって、1台のVVVFインバータ
5dがCVCFインバータとして動作し、その出力が波
形フィルタ10を介して変圧器11に供給される。
【0017】しかして、複数台の主電動機6a〜6dの
全てを駆動することはできなくなるけれども、電気車駆
動回路に対する電源が確立されたことにより、電気車と
してのシステムダウンを回避することができる。
【0018】なお、上記実施例では架線から直流を入力
するシステムを対象としたが、本発明はこれに限定され
るものではなく、架線から交流を入力するシステムにも
適用可能である。
【0019】図2はこの場合の構成を示した電気車制御
装置の構成図であり、図中、図1と同一の符号を付した
ものはそれぞれ同一の要素を示す。この場合、パンタグ
ラフ1から交流が取り込まれることに対応して主変圧器
12を設けた点、しゃ断器2の後段にそれぞれ整流回路
13を設けた点が図1と異なるだけである。
【0020】かくして、この実施例においても、CVC
Fインバータ9の故障時に、1台のVVVFインバータ
5dによって電気車補助回路に対する電源が確立される
こととなり、電気車としてのシステムダウンを回避する
ことができる。
【0021】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、こ
の発明によれば、補助電力変換器が故障したとき、複数
台搭載された主電力変換器を電気車補助回路に切換接続
すると共に、この主電力変換器が電気車補助回路に供給
する交流電力を出力するように動作するので、補助電力
変換器が故障してもシステムダウンを回避することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す電気車制御装置の構
成図である。
【図2】図2は他の実施例を示す電気車制御装置の構成
図である。
【符号の説明】
1 パンタグラフ 2 しゃ断器 3 フィルタリアクトル 4 フィルタコンデンサ 5a〜5d VVVFインバータ 6a〜6d 主電動機 7 制御部 7a 共通部 7b VVVF制御部 7c CVCF制御部 8 切換装置 9 CVCFインバータ 10 波形フィルタ 11 変圧器 12 主変圧器 13 整流回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60L 1/00 - 3/12 B60L 11/00 - 11/18 H02M 7/42 - 7/98

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力
    に変換して複数台の電気車駆動電動機に前記可変電圧可
    変周波数の交流電力をそれぞれ供給する複数台の主電力
    変換器と、 直流電力を定電圧定周波数の交流電力に変換して電気車
    補助回路に前記定電圧定周波数の交流電力を供給する補
    助電力変換器と、 前記主電力変換器が直流電力を可変電圧可変周波数の交
    流電力に変換するための駆動信号を生成する可変電圧可
    変周波数制御部と、 前記主電力変換器が直流電力を定電圧定周波数の交流電
    力に変換するための駆動信号を生成する定電圧定周波数
    制御部と、 前記可変電圧可変周波数制御部からの駆動信号と、前記
    定電圧定周波数制御部からの駆動信号とのどちらか一方
    を選択する切り替え手段と、 通常時は、前記切り替え手段が選択した前記可変電圧可
    変周波数制御部からの駆動信号を入力して前記主電力変
    換器に対して出力し、前記補助電力変換器の異常時に
    は、前記切り替え手段が選択した前記定電圧定周波数制
    御部からの駆動信号を入力して前記主電力変換器に対し
    て出力することにより、前記直流電力を定電圧定周波数
    の交流電力に変換して前記電気車補助回路に前記定電圧
    定周波数の交流電力を供給するように前記主電力変換器
    を制御する共通部とを有する電気車制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の電気車制御装置におい
    て、 前記切り替え手段と連動して、前記主電力変換器の交流
    側を前記電気車駆動電動機と切り離し、前記補助電力変
    換器の交流側を前記電気車補助回路と切り離して、前記
    主電力変換器の交流側を前記電気車補助回路と接続し、
    前記主電力変換器の出力を前記電気車補助回路に供給す
    る供給手段を有する電気車制御装置。
JP8053524A 1996-03-11 1996-03-11 電気車制御装置 Expired - Lifetime JP2839867B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8053524A JP2839867B2 (ja) 1996-03-11 1996-03-11 電気車制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8053524A JP2839867B2 (ja) 1996-03-11 1996-03-11 電気車制御装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1234901A Division JP2878725B2 (ja) 1989-09-11 1989-09-11 電気車制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08242501A JPH08242501A (ja) 1996-09-17
JP2839867B2 true JP2839867B2 (ja) 1998-12-16

Family

ID=12945213

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8053524A Expired - Lifetime JP2839867B2 (ja) 1996-03-11 1996-03-11 電気車制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2839867B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS564292A (en) * 1979-06-26 1981-01-17 Toshiba Corp Composite piezoelectric material
JPS6335198A (ja) * 1986-07-29 1988-02-15 Mitsubishi Electric Corp 冷房用電源装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08242501A (ja) 1996-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0182337B1 (ko) 전기차 제어장치
US7088073B2 (en) Inverter drive system
JP4194646B2 (ja) 電気車制御装置
JP2839867B2 (ja) 電気車制御装置
JP2003070262A (ja) 電力変換装置
JP2878725B2 (ja) 電気車制御装置
JP2892982B2 (ja) 電気車制御装置
JP2685256B2 (ja) 電力変換装置
JPH1169501A (ja) 電気車制御装置
JP2980426B2 (ja) 交流電気車制御装置
JP2001025102A (ja) 電気車制御装置
JPH04334977A (ja) 電力変換装置
JP2723372B2 (ja) 交流電気車の制御装置
JP3260066B2 (ja) 電気車制御装置
JP3149765B2 (ja) 車両用制御装置
JPH09252581A (ja) 無停電電源装置の運転方法
JPH05260757A (ja) 電動機駆動用インバータ装置
EP4238806A1 (en) An electric machine drive arrangement for a heavy-duty vehicle
JPH10112979A (ja) 電源装置
JP3203965B2 (ja) インバータ共用チャージァ装置
JP2837989B2 (ja) 電気車の制御装置
JPS63274303A (ja) 電気車制御装置のゲ−ト回路
JP3742329B2 (ja) 電気車制御装置
JPH0993701A (ja) 電力変換装置
JP2692909B2 (ja) 電気車用インバータ装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081016

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081016

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091016

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term