JP2838489B2 - 肘掛け付き椅子 - Google Patents
肘掛け付き椅子Info
- Publication number
- JP2838489B2 JP2838489B2 JP6319202A JP31920294A JP2838489B2 JP 2838489 B2 JP2838489 B2 JP 2838489B2 JP 6319202 A JP6319202 A JP 6319202A JP 31920294 A JP31920294 A JP 31920294A JP 2838489 B2 JP2838489 B2 JP 2838489B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- armrest
- support shaft
- engaging portion
- stopper
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Pinball Game Machines (AREA)
- Special Chairs (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ店等遊戯場ま
たは会議場用椅子等肘掛け付き椅子に関する。
たは会議場用椅子等肘掛け付き椅子に関する。
【０００２】
【従来の技術】従前、実願平５−７０５９号（実開平６
−６４５５３号）のＣＤ−ＲＯＭによって、座部の側部
に肘掛け体を備え、この肘掛け体をこれの基端部を中心
にして使用位置と退避位置との間で回動可能に構成する
と共に、この肘掛け体の基端部と前記座部との間に、肘
掛け体を退避位置に保持する節度手段を設けたことを特
徴とする遊技場用椅子が開示されている。 また、特開平
６−３０８２４号公報によって、背凭シートに対して横
軸心周りを回転するように取付けられ端部は前記背凭シ
ートから横側方に突出している回転横軸と、基部側にＬ
型状となるように取付金具を突出させてアームレストか
らなり、前記回転横軸の前記突出端部に前記アームレス
トの前記取付金具の先端部をピンにより軸着して、前記
アームレストは前記回転横軸ごと回動しかつ前記ピンを
中心に前記アームレストのみが回動して前記背凭シート
の側面に設けた格納凹部内に格納されるように構成した
ものにおいて、前記アームレストは前記使用位置及び可
能位置に夫々定着されるように前記回転横軸と前記アー
ムレストの間にはオーバーセンタバネを取付けたアーム
レストの取付装置が開示されている。
−６４５５３号）のＣＤ−ＲＯＭによって、座部の側部
に肘掛け体を備え、この肘掛け体をこれの基端部を中心
にして使用位置と退避位置との間で回動可能に構成する
と共に、この肘掛け体の基端部と前記座部との間に、肘
掛け体を退避位置に保持する節度手段を設けたことを特
徴とする遊技場用椅子が開示されている。 また、特開平
６−３０８２４号公報によって、背凭シートに対して横
軸心周りを回転するように取付けられ端部は前記背凭シ
ートから横側方に突出している回転横軸と、基部側にＬ
型状となるように取付金具を突出させてアームレストか
らなり、前記回転横軸の前記突出端部に前記アームレス
トの前記取付金具の先端部をピンにより軸着して、前記
アームレストは前記回転横軸ごと回動しかつ前記ピンを
中心に前記アームレストのみが回動して前記背凭シート
の側面に設けた格納凹部内に格納されるように構成した
ものにおいて、前記アームレストは前記使用位置及び可
能位置に夫々定着されるように前記回転横軸と前記アー
ムレストの間にはオーバーセンタバネを取付けたアーム
レストの取付装置が開示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記後者における弾性
装置を前者における肘掛けの起倒両位置での保持に採用
しようとする場合には次のような不都合がある。 部品の点数が多くなって構成が複雑となる。 のためにコスト高を招く。 バネの掛け外し操作（組立・分解）が外付けでない
ために煩瑣で作業性が悪い。 肘掛け体の使用位置において同体に掛る荷重を主に
支えるピンと同ピンの係合部とから成るストッパ機能部
に強度的に耐久性に不安がある。
装置を前者における肘掛けの起倒両位置での保持に採用
しようとする場合には次のような不都合がある。 部品の点数が多くなって構成が複雑となる。 のためにコスト高を招く。 バネの掛け外し操作（組立・分解）が外付けでない
ために煩瑣で作業性が悪い。 肘掛け体の使用位置において同体に掛る荷重を主に
支えるピンと同ピンの係合部とから成るストッパ機能部
に強度的に耐久性に不安がある。
【０００４】本発明は、上記において述べた全ての不都
合を完全に解消する工夫・改善を施した新規の肘掛け付
き椅子を提供することを目的とする。
合を完全に解消する工夫・改善を施した新規の肘掛け付
き椅子を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る肘掛け付き椅子は、座部２の下面に前後
縁にＬの字を逆にした形状の取付脚部１４、１５をもつ
肘掛取付台３を固定し、この肘掛取付台３にパイプ状軸
受４を両端が左右方向に向いて開口する状態として溶接
により固定すると共に当該パイプ状軸受４内に支軸５を
回転自在に嵌着し、この支軸５の外端を外方に延長して
当該延長部分を上方に折り起すことによって前後方向に
起伏可能のアーム６を、またこのアーム６の先端部を前
方に折曲して同部に肘当部材１７を固定することによっ
て肘当部７をそれぞれ形成し、更に座部２の下面に、ア
ーム６が倒れて肘当部７が背凭１の側面に隠れた位置と
なった時およびアーム６が起きて肘当部７が肘掛使用の
可能な位置となった時にストップ機能を果すストッパー
８と、アーム６の起伏の途中位置を死点として倒れ方向
への弾性および起き方向の弾性をアーム６に賦与する弾
性装置９とを設け、上記ストッパー８は、支軸５におい
て軸受３の外側端に近い個所に三角形状板１８を溶接に
より起立状態に固定し、この三角形状板１８の上端縁に
内側向き係合部１９を折設して当該内側向き係合部１９
を上記肘掛取付台３の上面上に位置させ、この内側向き
係合部１９の前・後側縁辺２０、２１が交互に肘掛取付
台３の上面に当接する構成とし、また上記弾性装置９
は、支軸５の内端を軸受４の内側端より僅かに貫出させ
て当該貫出部２３にＬ形状金具２４を回転不能に固定す
ることによって下側バネ掛部２５を設けると共に上記肘
掛取付台３の内側縁に舌状片を延設し且つ当該舌状片を
Ｌの字を逆さにした形状に折曲して上側バネ掛部２６を
設け、これ等上・下側バネ掛部２５、２６にコイルバネ
２７を伸張状態で掛け設けた構成としたものである。
に本発明に係る肘掛け付き椅子は、座部２の下面に前後
縁にＬの字を逆にした形状の取付脚部１４、１５をもつ
肘掛取付台３を固定し、この肘掛取付台３にパイプ状軸
受４を両端が左右方向に向いて開口する状態として溶接
により固定すると共に当該パイプ状軸受４内に支軸５を
回転自在に嵌着し、この支軸５の外端を外方に延長して
当該延長部分を上方に折り起すことによって前後方向に
起伏可能のアーム６を、またこのアーム６の先端部を前
方に折曲して同部に肘当部材１７を固定することによっ
て肘当部７をそれぞれ形成し、更に座部２の下面に、ア
ーム６が倒れて肘当部７が背凭１の側面に隠れた位置と
なった時およびアーム６が起きて肘当部７が肘掛使用の
可能な位置となった時にストップ機能を果すストッパー
８と、アーム６の起伏の途中位置を死点として倒れ方向
への弾性および起き方向の弾性をアーム６に賦与する弾
性装置９とを設け、上記ストッパー８は、支軸５におい
て軸受３の外側端に近い個所に三角形状板１８を溶接に
より起立状態に固定し、この三角形状板１８の上端縁に
内側向き係合部１９を折設して当該内側向き係合部１９
を上記肘掛取付台３の上面上に位置させ、この内側向き
係合部１９の前・後側縁辺２０、２１が交互に肘掛取付
台３の上面に当接する構成とし、また上記弾性装置９
は、支軸５の内端を軸受４の内側端より僅かに貫出させ
て当該貫出部２３にＬ形状金具２４を回転不能に固定す
ることによって下側バネ掛部２５を設けると共に上記肘
掛取付台３の内側縁に舌状片を延設し且つ当該舌状片を
Ｌの字を逆さにした形状に折曲して上側バネ掛部２６を
設け、これ等上・下側バネ掛部２５、２６にコイルバネ
２７を伸張状態で掛け設けた構成としたものである。
【０００６】
【実施例】図に示す本発明に係る実施例は、キャスター
１１付き脚柱１２の上端に背凭１付き座部２を固定して
得た椅子本体１３を構成し、座部２の下面の左半分個所
に前後縁にＬの字を逆にした形状の取付脚部１４、１５
を一体にもつ肘掛取付台３を固定ネジ１６により固定
し、この肘掛取付台３の下面にパイプ状軸受４を両端が
左右方向に向いて開口する状態として溶接により固定す
ると共に当該パイプ状軸受４内に支軸５を回転自在に嵌
着し、この支軸５の外端を外方に延長して当該延長部分
を上方に折り起すことによって前後方向に起伏可能のア
ーム６を形成し、またこのアーム６の先端部を前方に折
曲して同部に肘当部材１７を固定することによって肘当
部７を形成し、更に、座部２の下面に、アーム６が倒れ
て肘当部７が背凭１の側面に隠れた位置となった時およ
びアーム６が起きて肘当部７が肘掛使用の可能な位置と
なった時にストップ機能を果すストッパー８と、アーム
６の起伏の途中位置を死点として倒れ方向への弾性およ
び起き方向の弾性をアーム６に賦与する弾性装置９とを
設けたものである。
１１付き脚柱１２の上端に背凭１付き座部２を固定して
得た椅子本体１３を構成し、座部２の下面の左半分個所
に前後縁にＬの字を逆にした形状の取付脚部１４、１５
を一体にもつ肘掛取付台３を固定ネジ１６により固定
し、この肘掛取付台３の下面にパイプ状軸受４を両端が
左右方向に向いて開口する状態として溶接により固定す
ると共に当該パイプ状軸受４内に支軸５を回転自在に嵌
着し、この支軸５の外端を外方に延長して当該延長部分
を上方に折り起すことによって前後方向に起伏可能のア
ーム６を形成し、またこのアーム６の先端部を前方に折
曲して同部に肘当部材１７を固定することによって肘当
部７を形成し、更に、座部２の下面に、アーム６が倒れ
て肘当部７が背凭１の側面に隠れた位置となった時およ
びアーム６が起きて肘当部７が肘掛使用の可能な位置と
なった時にストップ機能を果すストッパー８と、アーム
６の起伏の途中位置を死点として倒れ方向への弾性およ
び起き方向の弾性をアーム６に賦与する弾性装置９とを
設けたものである。
【０００７】 上記ストッパー８は、支軸５において軸受
３の外側端に近い個所に三角形状板１８を溶接により起
立状態に固定し、この三角形状板１８の上端縁に内側向
き係合部１９を折設して当該内側向き係合部１９を上記
肘掛取付台３の上面上に位置させ、この内側向き係合部
１９の前側縁辺２０が肘掛取付台３の上面に当接したと
きにはアーム６が起きて肘当部７が肘掛使用の可能な状
態となり、同じく後側縁辺２１が当接したときにはアー
ム６が倒れて肘当部７が背凭１の側面に隠れた位置とな
るようにしたものである。
３の外側端に近い個所に三角形状板１８を溶接により起
立状態に固定し、この三角形状板１８の上端縁に内側向
き係合部１９を折設して当該内側向き係合部１９を上記
肘掛取付台３の上面上に位置させ、この内側向き係合部
１９の前側縁辺２０が肘掛取付台３の上面に当接したと
きにはアーム６が起きて肘当部７が肘掛使用の可能な状
態となり、同じく後側縁辺２１が当接したときにはアー
ム６が倒れて肘当部７が背凭１の側面に隠れた位置とな
るようにしたものである。
【０００８】 上記弾性装置９は、支軸５の内端を軸受４
の内側端より僅かに貫出させて当該貫出部２３にＬ形状
金具２４をビス止めにより回転不能に固定することによ
って下側バネ掛部２５を設けると共に上記肘掛取付台３
の内側縁に舌状片を延設し且つ当該舌状片をＬの字を逆
さにした形状に折曲して上側バネ掛部２６を設け、これ
等上・下側バネ掛部２５、２６にコイルバネ２７を伸張
状態で掛け設けたものであって、アーム６が途中（中
間）の位置に倒れたときにコイルバネ２７の上下両端を
結ぶ線を内方から外方に向って見ているときに同線の上
に上記貫出部２３の中心（軸心点）が重なるようにした
ものである。
の内側端より僅かに貫出させて当該貫出部２３にＬ形状
金具２４をビス止めにより回転不能に固定することによ
って下側バネ掛部２５を設けると共に上記肘掛取付台３
の内側縁に舌状片を延設し且つ当該舌状片をＬの字を逆
さにした形状に折曲して上側バネ掛部２６を設け、これ
等上・下側バネ掛部２５、２６にコイルバネ２７を伸張
状態で掛け設けたものであって、アーム６が途中（中
間）の位置に倒れたときにコイルバネ２７の上下両端を
結ぶ線を内方から外方に向って見ているときに同線の上
に上記貫出部２３の中心（軸心点）が重なるようにした
ものである。
【０００９】
【作用】本発明は上記のように背凭１付き椅子におい
て、座部２の下面に固定した肘掛取付台３と、肘掛取付
台３に固定したパイプ状軸受４と、このパイプ状軸受４
に回転自在に嵌着した支軸５と、支軸５の外端に当該支
軸５の回転によって前後方向に起伏可能として設けたア
ーム６と、アーム６の上端に前方向きとして設けた肘当
部７と、座部２の下面に設けた、アーム６が倒れて肘当
部７が背凭１の側面に隠れた位置となった時およびアー
ム６が起きて肘当部７が肘掛使用の可能な位置となった
時にストップ機能を果すストッパー８と、座部２の下面
に設けた、アーム６の起伏の途中位置を死点として倒れ
方向への弾性および起き方向の弾性をアーム６に賦与す
る弾性装置９と、を備えたことを特徴とするので、図１
の実線で示す状態のときに、肘当部７の先端に手を当て
てこれを後方に押す操作を行うことによりアーム６を途
中（半分）まで倒れた状態とした場合には、肘当部７が
同図において仮想線により示すように、背凭１の側面に
隠れて邪魔にならない状態となり、また、図１の仮想線
で示す状態のときに、肘当部７に手を当ててこれを前方
に押す操作を行うことによりアーム６を途中（半分）ま
で起した場合には、肘掛使用が可能な状態となるもので
ある。
て、座部２の下面に固定した肘掛取付台３と、肘掛取付
台３に固定したパイプ状軸受４と、このパイプ状軸受４
に回転自在に嵌着した支軸５と、支軸５の外端に当該支
軸５の回転によって前後方向に起伏可能として設けたア
ーム６と、アーム６の上端に前方向きとして設けた肘当
部７と、座部２の下面に設けた、アーム６が倒れて肘当
部７が背凭１の側面に隠れた位置となった時およびアー
ム６が起きて肘当部７が肘掛使用の可能な位置となった
時にストップ機能を果すストッパー８と、座部２の下面
に設けた、アーム６の起伏の途中位置を死点として倒れ
方向への弾性および起き方向の弾性をアーム６に賦与す
る弾性装置９と、を備えたことを特徴とするので、図１
の実線で示す状態のときに、肘当部７の先端に手を当て
てこれを後方に押す操作を行うことによりアーム６を途
中（半分）まで倒れた状態とした場合には、肘当部７が
同図において仮想線により示すように、背凭１の側面に
隠れて邪魔にならない状態となり、また、図１の仮想線
で示す状態のときに、肘当部７に手を当ててこれを前方
に押す操作を行うことによりアーム６を途中（半分）ま
で起した場合には、肘掛使用が可能な状態となるもので
ある。
【００１０】
【発明の効果】本発明に係る肘掛け付き椅子は、上記作
用において述べたように肘掛部分を簡単な操作で邪魔に
ならない隠れた位置になすことが可能なものであって、
遊戯者が座ったり立ったりする場合に困難である、店内
の掃除が困難になる、斯る困難さを解消するためには広
いスペースが必要になって来る等の問題点を充分に解消
する著効があるは勿論であるが、特に上記のように座部
２の下面に前後縁にＬの字を逆にした形状の取付脚部１
４、１５をもつ肘掛取付台３を固定し、この肘掛取付台
３にパイプ状軸受４を両端が左右方向に向いて開口する
状態として溶接により固定すると共に当該パイプ状軸受
４内に支軸５を回転自在に嵌着し、この支軸５の外端を
外方に延長して当該延長部分を上方に折り起すことによ
って前後方向に起伏可能のアーム６を、またこのアーム
６の先端部を前方に折曲して同部に肘当部材１７を固定
することによって肘当部７をそれぞれ形成し、更に座部
２の下面に、アーム６が倒れて肘当部７が背凭１の側面
に隠れた位置となった時およ びアーム６が起きて肘当部
７が肘掛使用の可能な位置となった時にストップ機能を
果すストッパー８と、アーム６の起伏の途中位置を死点
として倒れ方向への弾性および起き方向の弾性をアーム
６に賦与する弾性装置９とを設け、上記ストッパー８
は、支軸５において軸受３の外側端に近い個所に三角形
状板１８を溶接により起立状態に固定し、この三角形状
板１８の上端縁に内側向き係合部１９を折設して当該内
側向き係合部１９を上記肘掛取付台３の上面上に位置さ
せ、この内側向き係合部１９の前・後側縁辺２０、２１
が交互に肘掛取付台３の上面に当接する構成とし、また
上記弾性装置９は、支軸５の内端を軸受４の内側端より
僅かに貫出させて当該貫出部２３にＬ形状金具２４を回
転不能に固定することによって下側バネ掛部２５を設け
ると共に上記肘掛取付台３の内側縁に舌状片を延設し且
つ当該舌状片をＬの字を逆さにした形状に折曲して上側
バネ掛部２６を設け、これ等上・下側バネ掛部２５、２
６にコイルバネ２７を伸張状態で掛け設けた構成とした
ことを特徴とするので、上記〜において述べた不都
合を完全に解消できるものであって、所期の目的を達成
するものである。
用において述べたように肘掛部分を簡単な操作で邪魔に
ならない隠れた位置になすことが可能なものであって、
遊戯者が座ったり立ったりする場合に困難である、店内
の掃除が困難になる、斯る困難さを解消するためには広
いスペースが必要になって来る等の問題点を充分に解消
する著効があるは勿論であるが、特に上記のように座部
２の下面に前後縁にＬの字を逆にした形状の取付脚部１
４、１５をもつ肘掛取付台３を固定し、この肘掛取付台
３にパイプ状軸受４を両端が左右方向に向いて開口する
状態として溶接により固定すると共に当該パイプ状軸受
４内に支軸５を回転自在に嵌着し、この支軸５の外端を
外方に延長して当該延長部分を上方に折り起すことによ
って前後方向に起伏可能のアーム６を、またこのアーム
６の先端部を前方に折曲して同部に肘当部材１７を固定
することによって肘当部７をそれぞれ形成し、更に座部
２の下面に、アーム６が倒れて肘当部７が背凭１の側面
に隠れた位置となった時およ びアーム６が起きて肘当部
７が肘掛使用の可能な位置となった時にストップ機能を
果すストッパー８と、アーム６の起伏の途中位置を死点
として倒れ方向への弾性および起き方向の弾性をアーム
６に賦与する弾性装置９とを設け、上記ストッパー８
は、支軸５において軸受３の外側端に近い個所に三角形
状板１８を溶接により起立状態に固定し、この三角形状
板１８の上端縁に内側向き係合部１９を折設して当該内
側向き係合部１９を上記肘掛取付台３の上面上に位置さ
せ、この内側向き係合部１９の前・後側縁辺２０、２１
が交互に肘掛取付台３の上面に当接する構成とし、また
上記弾性装置９は、支軸５の内端を軸受４の内側端より
僅かに貫出させて当該貫出部２３にＬ形状金具２４を回
転不能に固定することによって下側バネ掛部２５を設け
ると共に上記肘掛取付台３の内側縁に舌状片を延設し且
つ当該舌状片をＬの字を逆さにした形状に折曲して上側
バネ掛部２６を設け、これ等上・下側バネ掛部２５、２
６にコイルバネ２７を伸張状態で掛け設けた構成とした
ことを特徴とするので、上記〜において述べた不都
合を完全に解消できるものであって、所期の目的を達成
するものである。
【図１】本発明の実施例を示す全体の左側面図である。
【図２】図１Ａ−Ａ線に沿う断面図である。
【図３】図１Ｂ−Ｂ線に沿う断面図である。
【図４】図３Ｃ−Ｃ線に沿う断面図である。
１ 背凭 ２ 座部 ３ 肘掛取付台 ４ 軸受 ５ 支軸 ６ アーム ７ 肘当部 ８ ストッパー ９ 弾性装置 １１ キャスター １２ 脚柱 １３ 椅子本体 １４、１５ 取付脚部 １６ 固定ネジ １７ 肘当部材 １８ 三角形状板 １９ 内向き係合部 ２０ 前側縁辺 ２１ 後側縁辺 ２３ 貫出部 ２４ Ｌ形状金具 ２５ 下側バネ掛部 ２６ 上側バネ掛部 ２７ コイルバネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) A47C 7/54 A47C 9/00 A63F 7/02 355 A63C 1/12
Claims (1)
- 【請求項１】 座部２の下面に前後縁にＬの字を逆にし
た形状の取付脚部１４、１５をもつ肘掛取付台３を固定
し、この肘掛取付台３にパイプ状軸受４を両端が左右方
向に向いて開口する状態として溶接により固定すると共
に当該パイプ状軸受４内に支軸５を回転自在に嵌着し、
この支軸５の外端を外方に延長して当該延長部分を上方
に折り起すことによって前後方向に起伏可能のアーム６
を、またこのアーム６の先端部を前方に折曲して同部に
肘当部材１７を固定することによって肘当部７をそれぞ
れ形成し、更に座部２の下面に、アーム６が倒れて肘当
部７が背凭１の側面に隠れた位置となった時およびアー
ム６が起きて肘当部７が肘掛使用の可能な位置となった
時にストップ機能を果すストッパー８と、アーム６の起
伏の途中位置を死点として倒れ方向への弾性および起き
方向の弾性をアーム６に賦与する弾性装置９とを設け、
上記ストッパー８は、支軸５において軸受３の外側端に
近い個所に三角形状板１８を溶接により起立状態に固定
し、この三角形状板１８の上端縁に内側向き係合部１９
を折設して当該内側向き係合部１９を上記肘掛取付台３
の上面上に位置させ、この内側向き係合部１９の前・後
側縁辺２０、２１が交互に肘掛取付台３の上面に当接す
る構成とし、また上記弾性装置９は、支軸５の内端を軸
受４の内側端より僅かに貫出させて当該貫出部２３にＬ
形状金具２４を回転不能に固定することによって下側バ
ネ掛部２５を設けると共に上記肘掛取付台３の内側縁に
舌状片を延設し且つ当該舌状片をＬの字を逆さにした形
状に折曲して上側バネ掛部２６を設け、これ等上・下側
バネ掛部２５、２６にコイルバネ２７を伸張状態で掛け
設けた構成としたことを特徴とする肘掛け付き椅子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6319202A JP2838489B2 (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | 肘掛け付き椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6319202A JP2838489B2 (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | 肘掛け付き椅子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08150041A JPH08150041A (ja) | 1996-06-11 |
| JP2838489B2 true JP2838489B2 (ja) | 1998-12-16 |
Family
ID=18107556
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6319202A Expired - Lifetime JP2838489B2 (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | 肘掛け付き椅子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2838489B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100726483B1 (ko) * | 2006-09-21 | 2007-06-12 | 한국과학기술원 | 이동 가능한 팔 지지대 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0630824A (ja) * | 1992-07-17 | 1994-02-08 | Tokyo Seat Kk | アームレストの取付装置 |
| JPH0664553U (ja) * | 1993-02-25 | 1994-09-13 | ダイコク電機株式会社 | 遊技場用椅子 |
-
1994
- 1994-11-28 JP JP6319202A patent/JP2838489B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08150041A (ja) | 1996-06-11 |
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