JP2837570B2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP2837570B2
JP2837570B2 JP4047046A JP4704692A JP2837570B2 JP 2837570 B2 JP2837570 B2 JP 2837570B2 JP 4047046 A JP4047046 A JP 4047046A JP 4704692 A JP4704692 A JP 4704692A JP 2837570 B2 JP2837570 B2 JP 2837570B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、ハイライトカラーコピーを作製
するための電子写真式印刷装置、特に少なくとも2つの
現像ユニットを備え、その一方の現像ユニットにおいて
粗いトナー粒子の体積比率を減少させた現像装置に関す
るものである。
【0002】米国特許第4,833,505号明細書
は、第1現像ユニット及び第2現像ユニットを開示して
いる。第2現像ユニットには、密度が4.0g/cm3
以下で、粒径が30〜50ミクロンの磁気キャリア及び
トナーが含まれている。好ましい密度範囲は1.7g/
cm3 〜4.0g/cm3 である。
【0003】米国特許第4,894,685号明細書
は、直径が50マイクロメートル以下、好ましくは1〜
15マイクロメートルのトナー及びキャリア粒子を用い
る現像ユニットを開示している。キャリア粒子は、加重
平均直径が5〜40マイクロメートルである。現像剤に
対するトナーの重量比率は2〜30%である。
【0004】米国特許第4,908,291号明細書
は、直径が15マイクロメートル以下のトナー粒子を用
いた現像ローラを開示している。キャリア粒子の直径は
5〜50マイクロメートルである。トナー及びキャリア
の表面積が互いに等しくなる比率で、トナーとキャリア
粒子とが混合される。
【0005】本発明の特徴によれば、移動形光導電部材
上に静電潜像を記録する形式の電子写真式印刷装置が提
供されている。改良として、第1現像域において潜像の
第1部分を第1極性のトナー粒子で現像する第1現像手
段が設けられている。この第1現像手段は、粒子の直径
の中央値(メジアン)が約13ミクロンであり、かつ直
径が約20ミクロンを超える粒子が2体積%未満という
分布のトナー粒子を用いている。第2現像域において潜
像の第2部分を第1極性の反対の第2極性のトナー粒子
で現像する第2手段が設けられている。この第2現像手
段は、光導電部材の移動方向において前記第1現像手段
の後方に配置されている。
【0006】図1は、本発明の現像ユニットを組み込ん
だ電子写真式印刷装置の概略立面図である。
【0007】図2は、図1の印刷装置の第2現像ユニッ
ト内に用いられている現像ローラの1つの立面図であ
る。
【0008】図3は、図1の印刷装置の第1現像ユニッ
ト内に用いられている現像ローラの1つの立面図であ
る。
【0009】図4は、第1現像ユニット付近の現像域内
における第1現像ユニットの磁界強度を表すグラフであ
る。
【0010】図5は、第2現像ユニット付近の現像域内
における第2現像ユニットの磁界強度を表すグラフであ
る。
【0011】図6は、粗いトナー粒子を減少させていな
い場合の大きいベタ部分の前縁部の拡大立面図である。
【0012】図7は、粗いトナー粒子を減少させた場合
の大きいベタ部分の前縁部の拡大立面図である。
【0013】次に図1を参照しながら説明すると、電子
写真式印刷装置には、導電性基材の上に光導電表面層を
付着させたベルト10すなわち電荷保持部材が用いられ
ている。好ましくは、光導電表面はセレン合金で形成さ
れ、導電性基材は電気的に接地したアルミニウム合金で
形成される。ベルト10は矢印16の方向へ移動して、
その連続部分がその移動経路に沿って配置された様々な
処理部を順次通過できるようにする。ベルト10は、テ
ンションローラ18、駆動ローラ20及びストリップロ
ーラ22に掛けられている。モータ20がローラ20を
回転させることによって、ベルト10が矢印16の方向
へ前進する。ローラ20は、ベルト駆動部等の適当な手
段でモータ23に連結されている。
【0014】最初に、ベルト10の連続部分は帯電部A
を通過する。帯電部Aで、参照番号24で示されている
スコロトロン、コロトロンまたはダイコロトロン等のコ
ロナ放電装置がベルト10を選択的に高いほぼ均一の正
または負の電位に帯電させる。好ましくは、負に帯電さ
せる。当該分野では公知の適当な制御装置を用いて、コ
ロナ放電装置24を制御してもよい。
【0015】次に、光導電表面の帯電部分は露光部Bへ
進む。露光部Bでは、均一に帯電した光導電表面すなわ
ち電荷保持表面がレーザに基づいた入力/出力走査装置
25で露光され、これによって電荷保持表面が走査装置
からの出力に従って放電する。走査装置は3レベルレー
ザラスター出力スキャナ(ROS)であることが好まし
い。電子サブシステム(ESS)27が、データ源とR
OS25との間にイメージデータフローを作製する制御
電子機器である。あるいは、ROS及びESSは、従来
形の光/レンズ露光装置に置き換えることもできる。最
初に高い電位に帯電している光導電表面は、背景(白
色)像領域では像通りに放電され、また像のハイライト
(すなわち黒色以外の色)カラー部分ではゼロすなわち
大地電位に近い電位に放電される。
【0016】現像部Cでは、磁気ブラシ現像装置30が
現像剤を静電潜像と接触する位置へ進める。現像装置3
0には第1及び第2現像ユニット32及び34が設けら
れている。好ましくは、各磁気ブラシ現像ユニットはハ
ウジング内に取り付けられた1対の磁気ブラシ現像ロー
ラを含む。すなわち、現像ユニット32には1対のロー
ラ35、36が設けられ、現像ユニット34には1対の
磁気ブラシローラ37、38が設けられている。各ロー
ラ対がそれぞれの現像剤を潜像と接触する位置へ進め
る。それぞれの現像ユニット32及び34に電気接続さ
れた電源41及び43によって適当な現像バイアスがか
けられている。
【0017】静電潜像の現像における色の判別は、光導
電表面上に記録された潜像を単一パスで現像ユニット3
2及び34を通過させて行われ、磁気ブラシローラ3
5、36、37及び38には背景電圧から偏った電圧の
電気バイアスがかけられており、偏り方向は、ハウジン
グ内のトナーの極性によって決められる。矢印16で示
されているベルト10の移動方向において最初の現像ユ
ニット32は、光導電表面の放電像領域を現像する。こ
の現像ユニットには、光導電表面と電気バイアスをかけ
られている現像ローラとの間の静電界によって赤色トナ
ーを潜像の放電像領域へ進ませることができる摩擦電気
特性を持たせた赤色現像剤40が入れられている。反対
に、矢印16で示されているベルト10の移動方向にお
いて2番目の現像ユニット34は、潜像の高電位像領域
を現像する。この現像ユニットには、光導電表面と第2
現像ユニット内の電気バイアスをかけられている現像ロ
ーラとの間に存在する静電界によって黒色トナーを潜像
の高電位領域へ進ませることができる摩擦電荷を持たせ
た黒色現像剤42が入れられている。
【0018】例えば、現像ユニット32内のキャリア
は、20重量%のカーボンブラックを分散させた1.2
重量%のメチルターポリマーで100〜150ミクロン
のホーガニーズ(Hoeganese)鋼コアを被覆して形成され
る。トナーは、重量で85%のプリオライト(PLIOLITE)
(グッドイヤー(Goodyear)タイヤ・アンド・ラバー社の
商標)と、リソスカーレット顔料/負に帯電させたスチ
レンn−ブチルメタクリレートポリマーが1:1のマス
ターバッチ13.4%と、ポリマーに事前分散させた
0.56%のマジェンタ及びホスタパーム(hostaperm)
ピンク顔料と、1%のジメチルジーステアリルアンモニ
ア硫酸メチルと、0.5%のエアロジルと、0.1%の
ステアリン酸亜鉛とで形成されている。この現像剤を
(重量で)2.5%のトナー濃度になるように混合して
10分間ロールミル処理を行った場合、スクリーン付き
のファラデー箱に現像剤を入れて空気流でトナーを移動
させることによって測定した時のトナーの摩擦電気量は
−11マイクロクーロン/gである。フィルタによって
赤色トナーの粒径分布の粗い方の端部を減少させる。粗
いトナー粒子、すなわち直径が20ミクロン以上のトナ
ー粒子の含有量が重量でトナー粒子の2%を超えないよ
うにする。トナー粒子の直径の中央値は13ミクロンで
ある。
【0019】現像ユニット34内の黒色キャリアは、2
0重量%のバルカン(VULCAN)(カボット(Cabot) 社の商
標)カーボンブラックを分散させた0.4重量%の正電
荷共重合体(クロロトリフロローエチレン+塩化ポリビ
ニル)で100〜150ミクロンのホーガニーズ鋼コア
を被覆して形成される。黒色トナーの組成分は、92%
のスチレンn−ブチルメタクリレートポリマーと、6%
のカーボンBリーガル(REGAL) 330(カボット社の商
標)カーボンブラックと、2%の塩化セチルプリジニウ
ムとである。ロールミル及びファラディ箱による方法で
測定された黒色トナーの摩擦電気量は+20マイクロク
ーロン/gである。全電圧差は高電位像領域及び放電像
領域間で等しく分けられる。(実際の電荷レベルが90
0ボルトで、残留放電電圧が100ボルトであると仮定
した場合、)これは約800ボルトになる。各現像ハウ
ジング手段内のクリーニング部用にさらに100ボルト
をみておくと、高電位像領域における実際の現像コント
ラスト電圧は約300ボルトであり、放電像領域に対し
てもほぼ同じ量となる。上記の場合、非黒色の負電荷ト
ナーで放電像領域を現像する第1現像ユニットに約40
0ボルトの電圧レベルのバイアスをかけ、正電荷の黒色
トナーで高電位像領域を現像する第2現像ユニットに6
00ボルトの電圧レベルのバイアスをかけることによっ
て、300ボルトのコントラスト電圧が得られる。
【0020】支持材用紙58が、転写部Dのトナー像と
接触する位置へ進められる。支持材用紙は従来形用紙フ
ィーダ(図示せず)で転写部Dへ進められる。好ましく
は、用紙フィーダには、コピー用紙の束の最上層の用紙
と接触する送りローラが設けられている。送りローラが
回転して、用紙束から最上層の用紙をシュートへ送り、
シュートは、ベルト10の光導電表面上に現像されたト
ナー粉像が転写部Dで前進中の支持材用紙に接触するよ
うに、タイミングを合わせて連続的に支持材用紙を送っ
てベルトの光導電表面と接触させる。
【0021】光導電表面上に現像された合成像は正及び
負電荷のトナーで構成されているので、負の転写前コロ
ナ放電部材56を設けて、正のコロナ放電によって用紙
に効果的に転写できるようにする。
【0022】転写部Dには、用紙58の裏面に適当な極
性のイオンを噴射するコロナ発生装置60が設けられて
いる。これによって、トナー粉像の黒色及び非黒色部分
が同時にベルト10から用紙58へ引き付けられる。転
写後、用紙は矢印62の方向へ移動し続けてコンベヤ
(図示せず)へ送られ、これによって定着部Eへ進めら
れる。
【0023】定着部Eには定着アセンブリ64が設けら
れており、これが転写された粉像を用紙58に永久的に
付着させる。好ましくは定着アセンブリ64は、加熱定
着ローラ66と圧力ローラ68とを有している。用紙
は、トナー粉像が定着ローラ66に接触するようにして
定着ローラ66と圧力ローラ68との間を通過する。こ
のようにして、トナー粉像が用紙58に永久的に付着す
る。定着後、用紙58はシュート(図示せず)によって
受けトレー(図示せず)へ案内され、その後でオペレー
タが印刷装置から取り出すことができる。
【0024】支持材用紙がベルト10の光導電表面から
離れた後、光導電表面の非結像領域に支持されている残
留トナー粒子をクリーニング前帯電装置72によって適
当な極性及びレベルに帯電させて、それから除去できる
ようにする。これらの粒子はクリーニング部Fで取り除
かれる。真空援助形の静電獣毛ブラシクリーナユニット
70がクリーニング部Fに設けられている。クリーニン
グユニットには2つの獣毛ブラシが設けられて、これら
が比較的高速で回転することによって発生する機械力が
残留トナー粒子を(真空源によって発生した)空気流へ
押し進め、さらにサイクロンセパレータへ送って、最終
的に廃棄ボトルへ送り込む。また、ブラシを摩擦電気的
に非常に高い負の電位に帯電させることによって、残留
トナー粒子がブラシに引き付けられ易くして、クリーニ
ング性能を向上させる。
【0025】クリーニング後、放電ランプ(図示せず)
が光導電表面に光を照射して、次の連続結像サイクルの
ための帯電に先だってそれに残っている残留静電荷を消
散させる。
【0026】次に、図2を参照しながら現像ユニット3
4の現像ローラ34について詳細に説明する。現像ロー
ラ37及び38は互いにほぼ同一であるので、現像ロー
ラ37についてだけ説明する。現像ローラ37は黒色現
像材をベルト10の光導電表面上に記録されている静電
潜像に接触する位置へ進める。前述したように、現像ロ
ーラ37には、潜像の高電位像領域が現像剤を引き付け
ることができるように電気バイアスがかけられている。
現像ローラ37には、好ましくはアルミニウム製で外表
面に凹凸を付けた非磁性管部材すなわちスリーブ50が
設けられている。管部材50は矢印52の方向に回転す
る。管部材50の内部にそれから間隔をおいて磁石アセ
ンブリ54が取り付けられている。磁石アセンブリ54
は固定しており、現像剤を管部材50の外側円周表面に
引き付けることができるように配置されている。このた
め、管部材50が矢印52の方向に回転すると、現像剤
が外側円周表面に引き付けられて、それと一緒に現像域
へ移動する。磁石アセンブリ54は、2つの小さい磁極
が現像域のほぼ中央に位置するように配置されている。
磁石54の磁極は、管部材50とベルト10との間のギ
ャップの領域内において光導電表面とは反対側に配置さ
れている。このため、現像域には非常に弱い磁界が発生
する。磁石アセンブリ54は、図5に示されているプロ
フィールの磁界を発生する2つの小さい磁極を現像域内
に設けている。ピーク及び谷部のガウスレベルはそれぞ
れ350及び150ガウスである。これとは対照的に、
磁石アセンブリ48が現像域内に発生する図4の磁界
は、ピーク及び谷部のガウスレベルがそれぞれ550及
び300ガウスである。
【0027】図3は、現像ユニット32の現像ローラ3
5を詳細に示している。現像ローラ35及び36は互い
にほぼ同一であるので、現像ローラ35についてだけ説
明する。現像ローラ35は非黒色現像材をベルト10の
光導電表面上に記録されている静電潜像に接触する位置
へ進める。前述したように、現像ローラ35には、潜像
の放電像領域が現像剤を引き付けることができるように
電気バイアスがかけられている。現像ローラ35には、
好ましくはアルミニウム製で外表面に凹凸を付けた非磁
性管部材すなわちスリーブ44が設けられている。管部
材44は矢印46の方向に回転する。管部材44の内部
にそれから間隔をおいて磁石アセンブリ48が取り付け
られている。磁石アセンブリ48は固定しており、現像
剤を管部材44の外側円周表面に引き付けることができ
るように配置されている。このため、管部材44が矢印
46の方向に回転すると、現像剤が外側円周表面に引き
付けられて、それと一緒に現像域へ移動する。磁石アセ
ンブリ48は、現像磁石の上部の全長に渡って設けられ
たスロット47が現像域のほぼ中央に位置するように配
置される。磁石アセンブリ48の現像磁極のスロット部
分は、管部材44とベルト10との間のギャップの領域
内において光導電表面とは反対側に配置されている。こ
のため、現像域の中央部分にに弱い磁界が発生する。し
かし、設けられたスロットの両側に隣接した現像域の入
口及び出口では、磁石材がはるかに肉厚になっている。
現像域内のスロット付近の肉厚の磁石材は、現像域の入
口及び出口に強い磁界を発生する。磁石アセンブリ48
が発生する磁界のプロフィールが図4に示されている。
図4からわかるように、磁界では谷部が2つのピークに
挟まれている。現像域の中央部分に発生した磁界は弱い
が、現像域の入口及び出口に発生した磁界は強い。例え
ば、現像域の中央部分に磁石48で発生した磁界は図4
のグラフに示されている谷部である。谷部の最小磁界は
約300ガウスである。ピークにおける最大磁界は約5
50ガウスである。
【0028】次に図6及び7を参照しながら、粗い粒子
成分すなわち直径が20〜30ミクロンのトナー粒子を
体積で9%含有するトナー粒子(図6)を使用した場合
と、粗いトナー粒子を体積で2%に減少させたトナー粒
子(図7)を使用した場合とを比較して説明する。図6
に示されているように、74は用紙上に現像された像領
域すなわち大きいベタ領域を示し、76は非結像領域を
示している。非結像領域76と像領域74との間の境界
部分が78で示されている。図6に示されているよう
に、境界部分78において粗いトナー粒子が像領域から
出て非結像領域76に付着しているために境界部分がぼ
んやりして凹凸状になっている。また、多数の粗い乱ト
ナー粒子80が非結像領域76全体に散乱している。像
領域は現像ユニット32の赤色トナー粒子で現像され
る。現像後、赤色トナー像は現像ユニット34を通過す
る。現像ユニット34の現像ローラが大きく粗いトナー
粒子の一部を像領域から非結像領域へ移動させる結果、
境界部分が凹凸状になってぼんやりし、粗いトナー粒子
が非結像領域内に散乱すると考えられる。この問題の原
因を確認した結果、解決方法はトナー粒子の粒径分布の
粗い方の端部を減少させることである。このため、現像
ユニット32の粗いトナー粒子含有量を9体積%から2
体積%まで減少させた。このように粗いトナー粒子を減
少させた結果が図7に示されている。図示のように、像
領域74と非結像領域76との間の境界部分78は、図
6の場合よりもはるかに鮮明である。また、非結像領域
76内の粗い粒子80の数も、図6の場合よりも少な
い。このため、粒径分布の粗い方の端部を9体積%から
2体積%まで減少させた時、大きい粒子の引きずり出し
を大幅に減少させて、印刷品質が大きく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の現像ユニットを組み込んだ電子写真
式印刷装置の概略立面図である。
【図2】 図1の印刷装置の第2現像ユニット内に用い
られている現像ローラの1つの立面図である。
【図3】 図1の印刷装置の第1現像ユニット内に用い
られている現像ローラの1つの立面図である。
【図4】 第1現像ユニット付近の現像域内における第
1現像ユニットの磁界強度を表すグラフである。
【図5】 第2現像ユニット付近の現像域内における第
2現像ユニットの磁界強度を表すグラフである。
【図6】 粗いトナー粒子を減少させていない場合の大
きいベタ部分の前縁部の拡大立面図である。
【図7】 粗いトナー粒子を減少させた場合の大きいベ
タ部分の前縁部の拡大立面図である。
【符号の説明】
10 光導電ベルト 32、34 現像ユニット 35、36、37、38 現像ローラ 80 粗いトナー粒子
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−101657(JP,A) 特開 昭63−180975(JP,A) 特開 昭63−254471(JP,A) 特開 平2−877(JP,A) 米国特許4833505(US,A)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動形光導電部材上に静電潜像を記録す
    る形式の、次のものを含む電子写真式印刷装置: 第1現像域において潜像の第1部分を第1極性のトナー
    粒子で現像するための第1現像手段であって、トナー粒
    子の直径の中央値が約13ミクロンであり、かつ直径が
    約20ミクロンを超えるトナー粒子が2体積%未満とい
    分布のトナー粒子を用いた第1現像手段;および 第2現像域において潜像の第2部分を第1極性の反対の
    第2極性のトナー粒子で現像するための、光導電部材の
    移動方向において前記第1現像手段の後方に配置された
    第2現像手段。
  2. 【請求項2】 前記第1現像手段は、第1現像域に弱い
    磁界を、第1現像域の入口及び出口に強い磁界を発生す
    る第1磁気手段を有している、請求項に記載の印刷装
    置。
  3. 【請求項3】 潜像の第1部分は放電領域であり、 潜像の第2部分は帯電領域である、請求項に記載の印
    刷装置。
  4. 【請求項4】 前記第2現像手段は、第2現像域に弱い
    磁界を発生する第2磁気手段を有している、請求項
    記載の印刷装置。
  5. 【請求項5】 前記第1現像手段は、潜像の第1部分を
    第1カラーのトナーで現像して第1可視像を形成するも
    のであり、そして 前記第2現像手段は、潜像の第2部分を第1カラーとは
    別の第2カラーのトナーで現像して第2可視像を形成す
    るものである、請求項に記載の印刷装置。
JP4047046A 1991-03-11 1992-03-04 現像装置 Expired - Fee Related JP2837570B2 (ja)

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US07/667,921 US5078087A (en) 1991-03-11 1991-03-11 Development apparatus

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