JP2836595B2 - 移動体通信システムの自動周波数配置方法 - Google Patents

移動体通信システムの自動周波数配置方法

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JP2836595B2
JP2836595B2 JP8219937A JP21993796A JP2836595B2 JP 2836595 B2 JP2836595 B2 JP 2836595B2 JP 8219937 A JP8219937 A JP 8219937A JP 21993796 A JP21993796 A JP 21993796A JP 2836595 B2 JP2836595 B2 JP 2836595B2
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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セルラー方式の移
動体通信システムを構成する無線基地局に割り当てる周
波数を決定する自動周波数配置方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】セルラー方式では、サービスエリア内に
おいて互いに電波干渉を受けない距離にある無線基地局
間に同一周波数を割り当てて使用することにより、周波
数の有効利用を図っている。各無線基地局で使用する周
波数を決めることを周波数配置という。周波数配置の一
方法として自動周波数配置がある(文献:JTC(AI
R)/94.02.07−119R5)。
【0003】この自動周波数配置の方法を採用している
セルラー方式のシステムでは、無線基地局制御装置(以
下、RPCUという)と、RPCUに接続された無線基
地局(以下、RPという)により構成され、RPと移動
局(以下、PSという)との間では、RPに割り当てら
れた周波数を使用して信号の送受信を行う。自動周波数
配置を採用することにより、このようなセルラー方式の
システムでは各RPにおいて受信電力の測定を行うだけ
で、RPの増設や建築物など立地条件の変化に伴なう干
渉電力の変化に適応した周波数の再配置が容易になる。
【0004】図6は、従来の自動周波数配置の処理動作
を示すフローチャートである。自動周波数配置では、周
波数割り当て対象のRPにおいて、その他のRPからの
送信信号を各周波数毎に受信し、測定した受信電力と周
波数をRPCUに報告する(S601)。RPCUは報
告された受信電力が最小の周波数、すなわち干渉電力の
一番小さい周波数を選択して(S602)この周波数を
割り当てる(S603)。全RPに対して同様に行い
(S604)、誤差の影響を軽減するためにステップS
601〜S604の動作を所定回数繰り返す(S60
5)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の自動周波数配置
の方法では、周波数割り当て対象のRPにおいてその他
のRPからの下り回線受信電力が小さくなるような周波
数を割り当てるため、図7に示すように周波数割り当て
対象のRP101とRP101に隣接するRP102の
間に建物等の遮断物がある場合、RP102からの受信
電力が小さくなるのでRP102と同一周波数をRP1
01に割り当ててしまう。このため、実際のサービス時
にRP102と通信中のPS103がRP101に近づ
いた場合に、PS103はRP101からの下り回線信
号を干渉電力として受信してしまうためPS103にお
ける下り回線の品質は劣化し、RP101はPS103
からの上り回線信号を干渉電力として受信してしまうた
めRP101における上り回線品質は劣化する。
【0006】また、前述の自動周波数配置は下り回線の
干渉電力のみを考慮した周波数の割り当て方法であるた
め、上り回線品質の劣化を避けることができない。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る移動体通信
システムの自動周波数配置方法は、隣接する無線基地局
の間に遮蔽物があるような場合でも各々の無線基地局に
それぞれ異なる最適の周波数を割り当てる方法を提供す
るものである。
【0008】本発明は、各々が、移動局と通信を行う無
線ゾーンを構成する複数の無線基地局と、当該複数の無
線基地局と接続されて当該複数の無線基地局を制御する
無線基地局制御装置とを含む移動体通信システムにおけ
る当該複数の無線基地局の各無線基地局で使用する電波
の周波数を割り当てる自動周波数配置方法であり、以下
のことを特徴とする。
【0009】周波数割り当ての対象となる第1の無線基
地局は、 (1)他の無線基地局の各々が送信する送信信号を受信
して、受信した各々の信号の受信電力と周波数を前記無
線基地局制御装置に報告する。
【0010】前記無線基地局制御装置は、 (1)第1の無線基地局から報告された受信電力にもと
づいて受信電力の大きい順に第1の無線基地局の周辺の
複数の第2の無線基地局と、最も受信電力の小さい割り
当て候補周波数とを決定する。
【0011】(2)複数の第2の無線基地局に対して決
定した割り当て候補周波数で信号を送信するように指示
する。
【0012】(3)複数の第2の無線基地局が送信する
割り当て候補周波数の信号を受信して、受信した各々の
信号の受信電力を加算し、当該加算結果が予め定められ
た第1の閾値を超えた場合は当該結果を無線基地局制御
装置に報告する割り当て候補周波数と同一の周波数が既
に割り当てられている第3の無線基地局から当該報告を
受けない場合は割り当て候補周波数を第1の無線基地局
に割り当てる。
【0013】(4)少なくとも一つの第3の無線基地局
から前記の報告を受けた場合は割り当て候補周波数を割
り当て対象から除く。
【0014】また、各々の無線基地局は、周波数配置が
完了してサービス運用中に、予め定めた第2の閾値を超
える上り電波の干渉電力を測定すると、当該測定結果を
無線基地局制御装置に報告し、無線基地局制御装置は、
第2の閾値を超える上り電波の干渉電力の測定結果の報
告を受けると、当該報告のあった無線基地局に割り当て
た周波数を次回の周波数配置の際に割り当て候補から除
くことを特徴とする。
【0015】さらに、各々の無線基地局は、周波数配置
が完了してサービス運用中に、予め定めた第2の閾値を
超える上り電波の干渉電力を測定すると、当該測定結果
を無線基地局制御装置に報告し、無線基地局制御装置
は、第2の閾値を超える上り電波の干渉電力の測定結果
の報告を受けると、当該報告のあった無線基地局に設定
されている前記の第1の閾値の値をより小さな値に設定
変更することを特徴とする。
【0016】以上の構成により、周波数割り当て対象の
第1の無線基地局においてその他の無線基地局からの下
り回線受信電力を測定することにより、第1の無線基地
局に与える干渉電力の大きい周波数が割り当てられてい
る第2の無線基地局と、第1の無線基地局に割り当てる
候補の周波数である干渉電力の小さい周波数を判定する
ことができる。
【0017】これら周辺の第2の無線基地局から干渉電
力の小さい割り当て候補周波数で一時的に信号を順に送
信し、割り当て候補周波数と同一の周波数が既に割り当
てられている第3の無線基地局でこの信号を受信して、
それぞれの受信電力を加算して閾値1と比較することに
より、閾値1を超える第3の無線基地局がある場合、第
1の無線基地局の近辺に割り当て候補周波数と同一の周
波数が割り当てられている無線基地局が既に存在してい
ることがわかる。
【0018】各々割り当てられた周波数でのサービス開
始後、各無線基地局で上り回線干渉電力を所定時間中測
定して上り回線干渉電力が大きい無線基地局に対して
は、割り当て可能な周波数群を再設定することにより、
次回の周波数配置時に、上り回線干渉電力の小さい周波
数を割り当てることができる。また、上り回線干渉電力
が大きい無線基地局の閾値1を小さい値に再設定するこ
とにより、次回の周波数配置時に、上り回線干渉電力が
大きく割り当てられた周波数が、同一の複数の無線基地
局に対して、再び同じ周波数を割り当てることを防ぐこ
とができる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0020】図2は、本発明の自動周波数配置方法が用
いられる移動体通信システムの概略構成を示す図であ
る。このシステムは、PS201の他に複数のPSや、
RP202,203の他に複数のRP及びRPCU20
4から構成されている。各RPは割り当てられた周波数
を用いた無線ゾーンを形成している。
【0021】図1及び図2は、本発明の自動周波数配置
方法の動作を説明するフローチャートであり、図1は、
定期的に行われるRPの送信信号の周波数を割り当てる
動作であり、図2は、サービス運用中におけるPSから
の上り信号の干渉をチェックして次回の周波数配置に反
映させる動作である。
【0022】周波数配置は、夜間などの低負荷時にサー
ビスを停止して上り回線の通信を中止した状態で行う。
【0023】まず、本発明の動作原理を説明する。
【0024】周波数割り当ての対象となるRPを決定す
る(図3のRP202と仮定する)。RP202ではR
P203を含め図示しないその他のRPが送信する送信
信号の受信電力をこの移動体通信システムで使用可能な
各周波数毎に受信測定して、RPCUに報告する。
【0025】RPCUでは、RP202から報告を受け
た各周波数と受信電力の情報をもとにして周波数を受信
電力の大きい順に並べた表を作成する。
【0026】この表をもとにして受信電力が最大のもの
から任意のm個の周波数f1〜fmを決める。また、R
P202に割り当てることができる周波数で受信電力が
最小の割り当て候補となる周波数fcを決める。すなわ
ち、周波数f1〜fmを送出している(割り当てられて
いる)RPは、RP202の近隣に存在するRPである
こと、また、周波数fcは、RP202から一番離れて
いるRPが送信している信号であるとみなせる。
【0027】すなわち、ここではRP202の近隣に存
在するRPを識別することと、他の周辺RPに対して干
渉を与えない周波数を決定することにあるので、RP2
02からRPCUへの報告情報に各RPの識別情報を含
めることにより近隣に存在するRPを識別してもかまわ
ない。また、周波数は地理的に離れた複数のRPで繰り
返し使用されるので、たとえ受信電力が最小の周波数で
もその周波数がより近い他のRPでも使用されていて、
より受信電力の高い情報として同一の周波数が報告を受
けていればその周波数を候補として決定しないことは言
うまでもない。
【0028】次に、RPCUは、RP202の近隣の周
波数f1〜fmが割り当てられている各RPに対して、
一時的に周波数をfcに切り替えて順次信号を送出する
ように指示する。これは、割り当て候補周波数fcをR
P202から送信したのでは、図7で示したような遮蔽
物を介して隣接するRPに対する干渉を考慮することが
できないからである。
【0029】一方、割り当て候補の周波数と同一の周波
数fcを既に使用している(割り当てられている)各R
Pでは、RP202の近隣の選択された前記の各RPが
一時的に切り替えて送信する周波数fcを順次受信し
て、それぞれのRPからの受信電力を加算して、予め設
定されている閾値1と比較してRPCUに報告する動作
を行う。
【0030】加算した受信電力が閾値1を超えるRPが
存在しない場合は、RP202に割り当て候補周波数f
cを割り当ててもそれにより干渉を起こすRPは周辺に
は存在しないことになるので、周波数fcはRP202
に割り当てられる。
【0031】しかし、加算した受信電力が閾値1を超え
るRPが存在する場合は、RP202に周波数fcを割
り当てると干渉を起こすRPが存在することになるの
で、周波数fcはRP202には割り当てない。この場
合は、前述した表から周波数fcを除き、RP202に
割り当てることができる周波数で受信電力が最小の周波
数を決めて、上述した動作を繰り返す。
【0032】このようにして、RP202に割り当てる
周波数が決定したならば、次の割り当て対象となるRP
を決め、同様の動作を行う。
【0033】サービスエリアのすべてのRPに対して周
波数割り当てが完了したならば、誤差の影響を低減する
ために予め決められた回数、同じ動作を繰り返して行
う。
【0034】以上の手順で周波数配置を行った後、各R
Pは割り当てられた周波数でサービスを開始する。
【0035】次に、サービス運用中の本発明の特徴を説
明する。
【0036】サービス中、各RPはPSから送信される
上り送信信号の干渉電力を測定している。測定した干渉
電力が予め設定した閾値2を超えた場合には、RPCU
にその旨を報告する。RPCUでは、報告のあったRP
における次の周波数配置の際に、その周波数をそのRP
に割り当て可能な周波数の対象からはずす。このように
して、上り干渉電力の測定結果をもとに各RPの割り当
て可能な周波数を再設定することにより、次回の周波数
配置では上り回線の品質劣化が生じない周波数を用いる
ことができる。
【0037】また、前述の各RPの周波数配置を決める
際に用いた閾値1に予め二種類の値(初期値とそれより
小さい値の変更設定値)を用意しておき、上り回線の干
渉電力が閾値2を超えたRPにおける閾値1を初期値か
ら変更設定値に切り替えることを行う。
【0038】閾値1が小さいほど、上述の周波数の割り
当て確認の動作において、同一周波数を使用する周辺R
Pが受信する加算電力値が閾値1を超えやすくなり、周
波数fcを割り当てにくくなる。すなわち、同じ周波数
を割り当てることができるRP間の距離が大きくなり上
り回線の干渉を与える距離に位置するRPに同一の周波
数を割り当てることが減る。これにより、上り回線干渉
電力が閾値2を超えてさらに割り当てられた周波数が同
じであるRPどうしに、次回の周波数配置において新た
に同一周波数を割り当ててしまうことを防ぐことができ
る。
【0039】次に、本発明の動作をより具体的に説明す
る。図4を参照すると、本発明の自動周波数配置方法が
用いられる移動体通信システムの一実施の形態は、20
局のRP(RP1〜RP20:すべては図示していな
い)と、PS21の他に図示しない複数のPS及びRP
CU22により構成される。RP1とRP10の間には
遮断物が存在するとする。この移動体通信システム全体
で割り当てることができる周波数は、500kHz、6
00kHz、700kHz、800kHz、900kH
zの5種類とする。RPCUにおいて作成する表から受
信電力が大きい順から3つの周波数を選択するものとす
る。閾値1は、初期値である0.05mWと0.01m
Wの2種類に設定が可能であり、初めの周波数配置では
全てのRPの閾値1が初期値0.05mWに設定されて
いるものとする。閾値2は固定値0.7mWとする。誤
差の影響を低減するために行う割り当て動作の繰り返し
回数を10回とする。上り回線の干渉電力測定時間を1
6時間とする。
【0040】以上の構成および前提条件のもとに図1の
フローチャートを参照して説明する。
【0041】周波数割り当て対象のRP1において、R
P2からRP20までのRPが送信する送信信号を受信
し、測定した受信電力と周波数をRPCU22に報告す
る(S101)。RPCU22はRP1から報告された
情報にもとづいて受信電力の大きい順に周波数を並べた
図5に示す表を作成する(S102)。この図5の表を
もとにすると、受信電力が最大のものから3つの周波数
は、700kHz、500kHz、800kHzにな
る。また、RP1に割り当て可能な周波数群がこの移動
体通信システム全体で使用することができる周波数群と
同じである場合、RP1に割り当て可能な周波数群の中
で受信電力が最小である周波数は600kHzになる
(S103)。
【0042】そこで、RPCUは、周波数700kH
z、500kHz、800kHzを割り当てられている
RP20、RP5、RP14に対して、周波数を一時的
に600kHzに切り替えて順番に信号を送信すること
を指示する(S104)。
【0043】まず初めに、RP20の周波数を600k
Hzに切り替えて信号を送信する。この信号は、周波数
600kHzを割り当てられているRP10、RP8の
他に図示しない複数のRPで受信される。RP20から
の送信を停止し、周波数を再び周波数700kHzに戻
す。次に、RP5の周波数を600kHzに切り替えて
信号を送信する。この信号もまたRP10、RP8の他
に図示しない複数のRPで受信される。RP5からの送
信を停止し、周波数を再び周波数500kHzに戻す。
最後に、RP14の周波数を600kHzに切り替えて
信号を送信し、この信号をRP10、RP8他複数RP
で受信する。RP14からの送信を停止し、周波数を再
び周波数800kHzに戻す。
【0044】周波数600kHzを割り当てられている
RP10、RP8の他に図示しない複数のRPでは、R
P20とRP5とRP14から各々受信した周波数60
0kHzの信号電力を加算する(S105)。
【0045】この結果、RP10での受信電力の加算値
が0.04mWでRP8の他複数のRPではそれ以下と
なる場合は、閾値1(0.05mW)を超えていないた
め、RP1には周波数600kHzを割り当てることが
できる。しかし、RP8および他の複数RPでは閾値1
以下であるがRP10での受信電力の加算値が0.1m
Wとなる場合は、RP10において閾値1(0.05m
W)を超えているため、RP1には周波数600kHz
を割り当てることができない。従って、この場合はRP
1に割り当て可能な周波数群から600kHzを割り当
て対象の周波数から除き(S107)、ステップS10
3に戻る。
【0046】図5の表から、RP1に割り当て可能な周
波数群(500kHz、700kHz、800kHz、
900kHz)の中で受信電力が最小の周波数を900
kHzに決めて前述と同様の手順を繰り返す。
【0047】ステップS105において、周波数900
kHzを割り当てられているRP17および図示しない
他の複数RPにおいて加算した受信電力が閾値1を超え
ていなければ、RP1に周波数900kHzを割り当て
る。
【0048】RP1の周波数を決定後、ステップS10
1〜S108を、RP2〜RP20について同様に行う
(S109)。全RPについて周波数を割り当てた後、
誤差の影響を低減するためにステップS101〜S10
9を10回繰り返す(S110)。以上の手順で周波数
配置を行った後、各RPは割り当てられた周波数でサー
ビスを開始する。
【0049】次に、上り電波による干渉チェックの動作
を図2のフローチャートを参照して説明する。
【0050】サービス開始後、各RPではPS21他複
数PSからの上り回線の干渉電力をたとえば午前7時か
ら午後11時までの間測定する(S201)。測定した
結果、例えばRP5が1.0mW、RP1が1.3m
W、RP17が0.9mWになり閾値2(0.7mW)
を超えていたならば、RPCU22は、次回の周波数配
置のためにRP5とRP1とRP17各々に割り当てら
れている周波数を割り当て対象の周波数から除く(S2
03)。
【0051】この結果、RP5に割り当て可能な周波数
群は600kHz、700kHz、800kHz、90
0kHzとなり、RP1に割り当て可能な周波数群は5
00kHz、700kHz、800kHzとなり、RP
17に割り当て可能な周波数群は500kHz、600
kHz、700kHz、800kHzとなる。
【0052】同時に、RPCU22はRP5とRP1と
RP17の閾値1を初期値から小さい方の値である変更
設定値(0.01mW)に設定変更するよう指示する。
それ以外のRPの閾値1は初期値(0.05mW)のま
まの設定とする(S204)。これにより、RP5とR
P1とRP17の周波数を割り当てる条件が厳しくなる
ため、次回の周波数配置においてRP1とRP17に同
じ周波数を割り当ててしまい再び閾値2を超えるような
上り回線干渉電力を受信してしまうことを防ぐことがで
きる。
【0053】以上の説明では、20局のRP(RP1〜
RP20)と、PS21他複数のPS、RPCU22に
より構成され、RP1とRP10の間に遮断物が存在
し、割り当て可能な周波数を500kHz、600kH
z、700kHz、800kHz、900kHzである
とし、作成した表から選択する周波数の数を3とし、閾
値1を0.05mWと0.01mWの2種類、閾値2を
固定値0.7mWとし、ステップの繰り返し数を10と
し、上り回線の干渉電力測定時間を16時間としたが、
構成するRP、PS、RPCUの数、遮断物の位置、シ
ステム全体での割り当て可能な周波数、選択する周波数
の数、閾値1と閾値2、ステップの繰り返し数、上り回
線の干渉電力測定時間は自由であり、上記の説明に限定
されることはない。
【0054】
【発明の効果】以上に説明したように本発明は、割り当
て対象RPの周辺RPから割り当て候補周波数fcを順
に送信し、既に周波数fcが割り当てられているRPに
おいてこの信号の受信電力を測定することにより、遮断
物の両端にRPが存在していて測定した下り回線の受信
電力が小さい場合でも、両RPに同一の周波数を割り当
てることはなく、従来のような干渉電力による品質劣化
を低減できる。
【0055】また、周波数配置後のサービス時に、上り
回線の干渉電力を各RPで測定し、この測定結果を次の
周波数配置の際に利用することにより、上り回線干渉電
力の小さい周波数の中から周波数を割り当てることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動周波数配置の動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図2】本発明の上り電波の干渉チェックの動作を説明
するフローチャートである。
【図3】本発明の自動周波数配置が適用される移動体通
信システムの概略構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の自動周波数配置が適用される移動体通
信システムの具体的な構成を示すブロック図である。
【図5】本発明によりRPCUで作成する表の具体例で
ある。
【図6】従来の自動周波数配置の動作を説明するフロー
チャートである。
【図7】従来の自動周波数配置における問題点を説明す
るブロック図である。
【符号の説明】
22,204 RPCU 1〜20,101,102,201,202 RP 21,103,203 PS

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々が、移動局と通信を行う無線ゾーン
    を構成する複数の無線基地局と、当該複数の無線基地局
    と接続されて当該複数の無線基地局を制御する無線基地
    局制御装置とを含む移動体通信システムにおける当該複
    数の無線基地局の各無線基地局で使用する電波の周波数
    を割り当てる自動周波数配置方法であって、 周波数割り当ての対象となる第1の無線基地局は、 他の無線基地局の各々が送信する送信信号を受信して、
    受信した各々の信号の受信電力と周波数を前記無線基地
    局制御装置に報告し、 前記無線基地局制御装置は、 前記第1の無線基地局から報告された受信電力にもとづ
    いて受信電力の大きい順に前記第1の無線基地局の周辺
    の複数の第2の無線基地局と、最も受信電力の小さい割
    り当て候補周波数とを決定し、 複数の前記第2の無線基地局に対して前記割り当て候補
    周波数で信号を送信するように指示し、 複数の前記第2の無線基地局が送信する前記割り当て候
    補周波数の信号を受信して、受信した各々の信号の受信
    電力を加算し、当該加算結果が予め定められた第1の閾
    値を超えた場合は当該結果を前記無線基地局制御装置に
    報告する前記割り当て候補周波数と同一の周波数が既に
    割り当てられている第3の無線基地局から当該報告を受
    けない場合は前記割り当て候補周波数を前記第1の無線
    基地局に割り当て、 少なくとも一つの前記第3の無線基地局から前記報告を
    受けた場合は前記割り当て候補周波数を割り当て対象か
    ら除くことを特徴とする移動体通信システムの自動周波
    数配置方法。
  2. 【請求項2】 前記各々の無線基地局は、周波数配置が
    完了してサービス運用中に、予め定めた第2の閾値を超
    える上り電波の干渉電力を測定すると、当該測定結果を
    前記無線基地局制御装置に報告し、 前記無線基地局制御装置は、前記第2の閾値を超える上
    り電波の干渉電力の測定結果の報告を受けると、当該報
    告のあった無線基地局に割り当てた周波数を次回の周波
    数配置の際に割り当て候補から除くことを特徴とする請
    求項1に記載の移動体通信システムの自動周波数配置方
    法。
  3. 【請求項3】 前記各々の無線基地局は、周波数配置が
    完了してサービス運用中に、予め定めた第2の閾値を超
    える上り電波の干渉電力を測定すると、当該測定結果を
    前記無線基地局制御装置に報告し、 前記無線基地局制御装置は、前記第2の閾値を超える上
    り電波の干渉電力の測定結果の報告を受けると、当該報
    告のあった無線基地局に設定されている前記第1の閾値
    の値をより小さな値に設定変更することを特徴とする請
    求項1に記載の移動体通信システムの自動周波数配置方
    法。
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