JP2834659B2 - クレ−ンのブ−ムバックストップの破損防止装置 - Google Patents
クレ−ンのブ−ムバックストップの破損防止装置Info
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- JP2834659B2 JP2834659B2 JP5317793A JP31779393A JP2834659B2 JP 2834659 B2 JP2834659 B2 JP 2834659B2 JP 5317793 A JP5317793 A JP 5317793A JP 31779393 A JP31779393 A JP 31779393A JP 2834659 B2 JP2834659 B2 JP 2834659B2
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- boom
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- side pipe
- body side
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Description
クストップの破損防止装置に関するものである。
された最大角度になると、ブ−ム巻過防止装置が作動し
て巻上げが自動停止する。この時点ではブ−ムバックス
トップに組み込まれているばねが全圧縮状態になるまで
寸法的に余裕があるので、更に若干の巻上げは可能であ
る。巻上げドラムにはパウルロックがついており、これ
が噛みこんで巻上げができない場合、巻過防止装置を解
除して更に巻上げる場合がある。この時必要以上に巻き
過ぎて、バックストップのばねが全圧縮状態となり、バ
ックストップを破損し、ブ−ムが後方に転倒する事故が
発生する場合がある。
み、ブ−ムを巻き過ぎてブ−ムが後方へ転倒するような
事故を防止するためのクレ−ンのバックストップ安全装
置を提供することを目的とする。
付けるブ−ム側パイプ4と、本体側パイプ6をばね5を
介し入れ子式に嵌挿したバックストップ3において、一
端にブ−ム側にパイプ4に嵌挿したフランジ4bとでば
ね5を挟持するフランジ6bを備えブ−ム側パイプ4の
外側に嵌挿される本体側パイプ6と、本体側パイプ6の
他端に、ブ−ム側パイプ4の端から間隔を置いて嵌挿さ
れ、フランジ8aを備えた本体側取付ブロック8とから
なり、本体側パイプ6の端と本体側ブロック8の本体側
パイプ6とフランジ8aとの間に隙間Cを置いて本体側
パイプ6と本体側ブロック8とをシヤ−ピン7により連
結し、該シヤ−ピン7は本体側パイプ6と本体側ブロッ
ク8との間に位置する円周上にノッチ9を有し、ばね7
が全圧縮して、シヤ−ピン7が破損し、隙間C=0にな
ったとき全作動を非常停止するようにした。
ある。クレ−ン本体2に下端を枢支されたブ−ム1は符
号Aで示したブ−ム下限と、符号Bで示したブ−ム上限
間を上下してクレ−ン作業を行う。3はバックストップ
で、これによりブ−ム1の後方への倒れを防止してい
る。図2はクレ−ンのブ−ム1の角度最大即ち上限の姿
勢を示し、ブ−ム上限Bでブ−ム巻過ぎ防止装置が作動
し、これ以上の巻上げは巻過ぎ防止装置の解除により限
界ブ−ム角度θ′まで巻き上げることができる。
を示し、ブ−ム1と本体2との間に設けられている。図
4は従来型のバックストップを示し、一端に取付ブロッ
ク4aとフランジ4bを備えたブ−ム側パイプ4と、ばね5
及び一端に取付ブロック6aを他端にフランジ6bを備えた
本体側パイプ6で構成されている。ばね5はフランジ4b
と6b間に挟持され、ブ−ム側パイプ4は本体側パイプ6
内に嵌挿されている。そして図2の限界ブ−ム角度θ′
でばね5が全圧縮状態となり、これより圧縮しようとす
るとバックストップ3又はブ−ム1が破損する。これに
対し図5は本発明のバックストップ3を示し、ブ−ム側
パイプ4とばね5と本体側パイプ6を備えている点は従
来と同様であるが、本体側を本体側パイプ6と本体側取
付ブロック8とに分割し、本体側取付ブロック8を本体
側パイプ6内に嵌挿し、シヤ−ピン7で連結している。
この構成であるから図2の限界ブ−ム角度θ′でばね5
は全圧縮状態となり、これより圧縮しようとすると、本
体側取付ブロック8と本体側パイプ6を連結しているシ
ヤ−ピン7が剪断破壊され、本体側取付ブロック8がさ
らに本体側パイプ6内に進入し、本体側パイプ6の端と
本体側取付ブロック8のフランジ8a間の隙間C(図5)
だけバックストップ長は小さくなる。
示し、剪断後隙間Cは0となり、ばね5は全圧縮状態か
ら隙間Cの分だけ伸びる。隙間C=0で図示しないリミ
ットスイッチにより非常停止をかけ、全作動を停止させ
るようになっている。図7はシヤ−ピン7の部分の断面
を示し、本体側パイプ6と本体側ブロック8との境目に
Vノッチ9を入れたシヤ−ピン7のVノッチ部が応力集
中を起こし、過大な荷重を受けた時に剪断させる。
プリング式バックストップについて説明したが、トラッ
ククレ−ン,補助ジブ付きのバックストップ,油圧シリ
ンダ式のバックストップ等にも応用することができる。
で巻過ぎ防止装置で自動停止する。そして更に巻上げを
巻過防止装置を解除して行った場合、間違って必要以上
に巻き上げた時でも、通常はバックストップ3、ブ−ム
1等を破損する事故例が多いが、本発明によればシヤ−
ピン7をバックストップ3の本体側パイプ6と本体側ブ
ロック8間に組み込んであるので、シヤ−ピン7のみを
剪断破壊させ、非常停止がかかって全作動を停止させる
ことができるので安全である。
図。
Claims (1)
- 【請求項1】 クレ−ンのブ−ム側に取付けるブ−ム側
パイプ(4)と、本体側パイプ(6)をばね(5)を介し入れ
子式に嵌挿したバックストップ(3)において、一端にブ
−ム側パイプ(4)に嵌挿したフランジ(4b)との間にばね
(5)を挟持するフランジ(6b)を備えブ−ム側パイプ(4)
の外側に嵌挿される本体側パイプ(6)と、本体側パイプ
(6)の他端に、ブ−ム側パイプ(4)の端から間隔を置い
て嵌挿され、フランジ(8a)を備えた本体側取付ブロック
(8)とからなり、本体側パイプ(6)の端と本体側ブロッ
ク(8)の本体側パイプ(6)とフランジ(8a)との間に隙間
(C)を置いて本体側パイプ(6)と本体側ブロック(8)と
をシヤ−ピン(7)により連結し、該シヤ−ピン(7)は本
体側パイプ(6)と本体側ブロック(8)との間に位置する
円周上にノッチ(9)を有し、ばね(7)が全圧縮して、シ
ヤ−ピン(7)が破損し、隙間C=0になったとき全作動
を非常停止するようにしたことを特徴とするクレ−ンの
ブ−ムバックストップの破損防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5317793A JP2834659B2 (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | クレ−ンのブ−ムバックストップの破損防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5317793A JP2834659B2 (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | クレ−ンのブ−ムバックストップの破損防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07172774A JPH07172774A (ja) | 1995-07-11 |
JP2834659B2 true JP2834659B2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=18092110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5317793A Expired - Lifetime JP2834659B2 (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | クレ−ンのブ−ムバックストップの破損防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2834659B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102515045B (zh) * | 2011-12-13 | 2013-06-12 | 中联重科股份有限公司 | 变刚度缓冲装置、起重臂防后倾装置和起重机 |
CN103552943B (zh) * | 2013-11-11 | 2016-02-10 | 湖南中铁五新重工有限公司 | 用于防止门座式起重机臂架坠落和后倾的安全装置 |
CN103556619A (zh) * | 2013-11-14 | 2014-02-05 | 安徽柳工起重机有限公司 | 强夯机减振防后倾装置 |
-
1993
- 1993-12-17 JP JP5317793A patent/JP2834659B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07172774A (ja) | 1995-07-11 |
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