JP2827154B2 - 引き出しにおけるトレー装着装置 - Google Patents

引き出しにおけるトレー装着装置

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JP2827154B2
JP2827154B2 JP6298116A JP29811694A JP2827154B2 JP 2827154 B2 JP2827154 B2 JP 2827154B2 JP 6298116 A JP6298116 A JP 6298116A JP 29811694 A JP29811694 A JP 29811694A JP 2827154 B2 JP2827154 B2 JP 2827154B2
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義弥 榊原
隆二 吉田
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Okamura Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文房具など小物類を整
理するためのトレーを机などの引き出し内に装着する装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば図5に示すように、従来のトレー
(01)は、引き出し(02)に装着した左右方向を向く仕切り
部材(03)によってトレー保持区画を形成することにより
装着したり、或いは、図6に示すように引き出し(04)に
設けたトレー係止部である孔(05)と、トレー(06)に設け
た係合部である突起(07)との係合により、引き出し(04)
に装着されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の装着手段
では、いずれの場合にしても、トレーを装着するために
引き出し(02)(04)側に何らかの加工を施さなければなら
ないという欠点があった。さらに、引き出し(02)(04)の
内寸は、机の機種の相違などによって微妙に異なるた
め、従来の装着手段によると、それらの微妙な内寸差に
適応できず、トレー(01)(06)を移動不能に確実に装着す
ることができないので、各種引き出し内寸に適合する複
数種類のトレーを作らなければならないという欠点もあ
る。
【0004】本発明の目的は、引き出し側に加工を施す
ことが不要で、しかもある程度の引き出しの内寸差があ
っても装着を可能としうるようにした引き出しにおける
トレー装着装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1) トレーの少なくとも1側縁に、自由端部がトレー
の外側端よりも外方に位置する弾性変形可能な舌片を設
け、この舌片の前記自由端部を引き出しの一方の内側壁
に当接させて、前記トレーを引き出しの対向する他方の
内側壁側に押圧することにより、引き出し内に前記トレ
ーを装着するようにしたこと。
【0006】(2) 上記(1)項において、トレーを引き
出しの全奥行き長さにわたるものとし、このトレーの後
端部に舌片を設ける。
【0007】(3) 上記(1)または(2)項において、舌
片をトレーの側面部に設ける。
【0008】(3) 上記(1)ないし(3)項のいずれかに
おいて、舌片を、V字状に曲げた弾性部材とする。
【0009】
【作用】本発明によれば、トレーを引き出しの上から落
とし込めば、このトレーの側端部に設けた舌片が引き出
しの内側壁に弾性変形して当接し、トレーはそのまま、
容易に移動しないように装着される。
【0010】
【実施例】
【0011】図1には、本発明を実施したトレー(1)が
平面で示されている。このトレー(1)は、事務机の引き
出しの全奥行き長さにわたって装着されるものである。
このトレー(1)の後端部(2)には、2カ所に凹部(3)が
設けられており、この凹部(3)に、V字状に曲げた弾性
変形可能な舌片(4)が、その自由端部(5)がトレー(1)
の後端部(2)の外側端よりも外方に位置するようにして
取り付けられている。この状態は、図2及び図1のIII
−III線に沿う拡大図である図3によく示されている。
【0012】図3に示すように、V字状の弾性変形可能
な舌片(4)の自由端部(5)は、トレー(1)の後端部(2)
より距離aだけ突出している。このような舌片(4)を有
するトレー(1)を、図2に想像線により示す引き出し
(6)に、その上方から落とし入れると、舌片(4)が弾性
変形して引き出し(1)の後端壁(7)の内側面とトレーの
後端部(2)の外側面との間のクリアランスに収まり、こ
のとき、舌片(4)の弾性作用により、トレー(1)は引き
出し(6)の対向する内側壁側に向かって押圧され、トレ
ー(1)は引き出し(6)内に容易には移動しないように装
着される。この場合、引き出し(6)の内寸に多少の差が
あっても、距離aの範囲では舌片(4)の弾性変形の余裕
があるので、トレー(1)の装着が可能である。
【0013】引き出し(6)には、トレー(1)の装着のた
めの加工は不要であるが、引き出し(6)の内側壁に下向
きの段部を形成すれば、この段部に舌片(4)の自由端部
(5)が引っかかり、装着が一層確実となる。
【0014】上述の実施例では、トレー(1)を引き出し
の奥行き長さにわたるものとし、その後端部に舌片(4)
を設け、前後方向に押圧するようにしているが、トレー
(1)の側縁部に舌片を設けて、左右方向に押圧するよう
にすることもできる。この場合、トレーの奥行き長さ
は、引き出しの奥行き長さにかかわりなく設定すること
ができる。
【0015】
【発明の効果】トレーを引き出し内に上方から落とし入
れると、舌片が弾性変形して引き出しの内側壁とトレー
外側面とのクリアランスにおさまり、このとき、舌片の
弾性変形により、トレーは引き出しの対向する内側壁側
に向かって押圧され、トレーは引き出し内に、容易には
移動しないように、しっかりと装着される。トレーは対
向する内側壁間方向に押圧されているので、それと直交
する方向においてトレーと引き出し側壁間に隙間があっ
ても、あまり移動することがない。また、舌片の弾性変
形の範囲内であれば、引き出しの内寸差は吸収できるの
で、引き出しの内寸は限定されず、しかも引き出し側の
加工が不要であるので、複数種類の引き出しに、このト
レーを共通して装着することができる。
【0016】請求項2記載の発明のように、トレーを引
き出しの全奥行き長さにわたるものとし、このトレーの
後端部に舌片を設けると、トレーは引き出しの前後方向
に押圧されて装着され、みだりに移動することがない。
【0017】請求項3記載の発明のように、舌片を、ト
レーの側面部に設けると、トレーの奥行き長さに関係な
く、トレーを引き出しに装着することができる。
【0018】請求項4記載の発明のように、舌片を、V
字状に曲げた弾性部材とすると、トレーの引き出しへの
装着をスムーズに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したトレーの平面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う側面図である。
【図3】図1のIII−III線に沿う拡大断面図である。
【図4】図1のIV−IV線に沿う拡大矢示図である。
【図5】従来のトレー装着装置の一例を示す分解斜視図
である。
【図6】従来のトレー装着装置の他例を示す分解斜視図
である。
【符号の説明】
(1) トレー (2) 後端部 (3) 凹部 (4) 舌片 (5) 自由端部 (6) 引き出し (7) 後端壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47B 88/20 B43M 17/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレーの少なくとも1側縁に、自由端部
    がトレーの外側端よりも外方に位置する弾性変形可能な
    舌片を設け、この舌片の前記自由端部を引き出しの一方
    の内側壁に当接させて、前記トレーを引き出しの対向す
    る他方の内側壁側に押圧することにより、引き出し内に
    前記トレーを装着するようにしたことを特徴とする引き
    出しにおけるトレー装着装置。
  2. 【請求項2】 トレーを引き出しの全奥行き長さにわた
    るものとし、このトレーの後端部に舌片を設けたことを
    特徴とする請求項1記載の引き出しにおけるトレー装着
    装置。
  3. 【請求項3】 舌片を、トレーの側面部に設けたことを
    特徴とする請求項1または2記載の引き出しにおけるト
    レー装着装置。
  4. 【請求項4】 舌片を、V字状に曲げた弾性部材とした
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の引き
    出しにおけるトレー装着装置。
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