JP2825601B2 - 印刷欠陥自動検査装置 - Google Patents

印刷欠陥自動検査装置

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JP2825601B2
JP2825601B2 JP2074913A JP7491390A JP2825601B2 JP 2825601 B2 JP2825601 B2 JP 2825601B2 JP 2074913 A JP2074913 A JP 2074913A JP 7491390 A JP7491390 A JP 7491390A JP 2825601 B2 JP2825601 B2 JP 2825601B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、主として固形製剤、カートン或いは壜容器
等に印刷された製品名、ロットナンバー、使用期限等を
表す文字や記号等の脱落、欠け、切れまたはインク汚れ
等の欠陥の有無の検査並びにその検査結果に基づく欠陥
発生原因を除去するための印刷ローラのクリーニングを
自動的に行える印刷欠陥自動検査装置に関するものであ
る。
<従来の技術> 錠剤,カプセル,カプレット等の固形製剤やカートン
或いは薬品容器等には、製品名、ロットナンバー、使用
期限等を印刷表示することが薬事法等の法律により義務
付けられている。これらに対する一般的な印刷手段は、
インク溜りの印刷インクをデザインローラにより印刷ロ
ーラに供給し、供給ドラムにより送給されてくる錠剤等
の被印刷物に対し、該供給ドラムに転接する印刷ローラ
が印刷インクを転写して所要の印刷を行う構成になって
いる。
このような転写による連続印刷においては、印刷ロー
ラに経時的に過剰インクが残存して印刷汚れが発生した
り、錠剤等の被印刷物から出る微粉等の堆積により印刷
掠れが生じて文字切れ、脱字或いは文字欠け等の印刷欠
陥が発生する。
そこで、このような印刷欠陥の有無を自動的に検査す
るための装置が種々案出されているが、印刷欠陥の検出
精度を高くすると、単なるばらつきであって印刷欠陥と
は言い難い僅かな印刷不良をも検出して歩留まりが悪く
なり、逆に検出精度を低くすると粗い検出となって不良
品を確実に選別できなくなる。そのため、ユーザーニー
ズに合致した印刷欠陥自動検査装置が実用化に至ってい
ないのが実状であり、現状では止むなく目視検査により
印刷欠陥を選別している。
<発明が解決しようとする課題> 然し乍ら、前述の目視による印刷欠陥の検査では、個
人差により検査精度の大きなばらつきがあって印刷品質
が安定しない問題がある。また、検査作業が極めて非能
率的であるとともに、多人数の熟練検査員を必要とし、
これらがコスト高の要因になっている。
一方、転写による連続印刷では、前述のように経時的
に印刷欠陥の原因となる印刷ローラへの過剰インクの残
存或いは錠剤から出る微粉の堆積が発生するので、その
都度、印刷ローラをクリーニングを行わない限り印刷欠
陥の原因を除去できない。そこで、本願と同一出願人
は、印刷ローラのクリーニングを自動的に行う装置を案
出している(特開昭67−10457号公報参照)。ところ
が、印刷欠陥を目視で検査しているので、この印刷欠陥
の検査結果と関連付けて自動的にクリーニングを行うこ
とができず、止むなく一定時間経過毎に印刷作業を自動
的に停止してクリーニングを行うようになっているの
で、印刷作業の能率低下を来す危惧がある。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みなされたも
のであり、種々の印刷欠陥を確実に且つ歩留まり良く検
出できるとともに、印刷ローラを効果的にクリーニング
して印刷作業を能陸的に行える印刷欠陥自動検査装置を
提供することを技術的課題とするものである。
<課題を解決するための手段> 本発明は、上記した課題を達成するための技術的手段
として、印刷欠陥を以下のような手段で検査するように
した。即ち、被印刷物を移送する供給手段と、この供給
手段により移送される各被印刷物に順次転接して印刷イ
ンクを転写する印刷ローラと、この印刷ローラを前記供
給手段に対し接離するクリーニング位置と印刷位置とに
切り換える印刷ローラ位置切換手段と、前記クリーニン
グ位置の前記印刷ローラにクリーニング部材を押し当て
るクリーニング機構部と、前記供給手段により移送され
る印刷済みの被印刷物の文字や記号等の印刷部の映像信
号を出力する撮像手段と、この映像信号を2値化信号に
変換してこの2値化信号の前記印刷部の可塑に対応する
総ドット数および該ドットがグループとして連続する連
結成分数と前記印刷部を囲繞する検査マスク内をN個に
分割した各ブロック毎の印刷部の画素に対応するドット
数との三種の検査項目のうちの少くとも2種を求めてこ
れらを基準範囲と対比し、少くとも一つが基準外であっ
た時に不良検出信号を出力する印刷良否判定部とを具備
し、前記印刷不良検出信号により前記クリーニング機構
部を駆動制御するよう構成したことを特徴としている。
<作用> 例えば、錠剤の印刷欠陥の検査において、供給手段の
供給ドラムに整列状態で吸着されて供給ドラムの回転に
伴い移送される錠剤に対し、印刷ローラが転接して印刷
インクを転写して印刷が施さた後に、印刷済みの錠剤の
印刷部がカメラ等により撮像され、この映像信号を2値
化信号に変換して印刷部の画素に対応する総ドット数、
連結成分数および分割ブロック毎の印刷部の画素に対応
するドット数のうちの少くとも二つが求められ、これら
が基準範囲内であるか否かが判別される。
先ず、印刷部の画素に対応する総ドット数が基準総ド
ット数の範囲内であるか否かを判別することにより、検
出精度をさほど高くしなくても、印刷部の近傍個所のイ
ンク汚れ等を確実に検出することができる。
また、連結成分数が基準連結成分数の範囲内であるか
否かを判別することで、印刷脱落(脱字)、印刷切れ、
印刷部内のインク汚れ等を検出することができる。
更に、印刷部のみを囲繞する検査マスク内を更に分割
したブロック毎の印刷部の画素に対応するドット数が分
割ブロック毎の基準ドット数の範囲内であるか否かを個
別に判別することにより、印刷脱落、印刷切れ、印刷部
内のインク汚れの他に、細部にわたり検査することから
印刷切れや異種文字等を検出精度をさほど高くしなくて
も確実に検出できる。
従って、上記三種の検査のうちの少くとも二つを組み
合わせて何れか一つが基準外である時に印刷不良である
と判別することにより、歩留まり良く且つ確実に印刷欠
陥を検出できる。この印刷欠陥の発生率に応じてクリー
ニング機構部で印刷ローラをクリーニングするので、印
刷の能率を低下させることなく印刷ローラのクリーニン
グを行うことができ、印刷、印刷欠陥の検査および印刷
ローラのクリーニングの一貫作業を無人化自動運転によ
り行える。
<実施例> 以下、本発明の好ましい一実施例について図面を参照
しながら詳細に説明する。
第1図は被印刷物として錠剤1の場合を例示した本発
明の一実施例の概略構成図で、第2図は印刷良否判定部
のブロック構成図である。先ず、第1図において概略を
説明すると、1次ホッパー2および2次ホッパー3を経
て、被印刷物である錠剤1が第1の供給ドラム4,第2の
供給ドラム5および第3の供給ドラム6上を順次転送さ
れ、第3の供給ドラム6の転送時に、印刷ローラ7との
接触位置で該印刷ローラ7により印刷インクを転写され
て印字(捺印)され、更に、オプティカルフアイバー
(内視鏡)8の先端部が対設された検査位置で印刷欠陥
の有無を検査され、この検査で印刷欠陥が無いと判断さ
れた良品は排出コンベア9上に落下して排出され、印刷
欠陥の有る不良品は不良品収納部10に集められる。この
印刷欠陥の発生頻度に応じてクリーニング機構部Kが作
動され、印刷ローラ7の転写面の汚れ等が除去される。
錠剤1は、第1の供給ドラム4に対し表面を外法に向
けた状態で吸着され、該供給ドラム4の回転に伴い移送
されて検査位置を通過する時にランプ部11で照射され且
つカメラ12で撮像され、その画像信号を処理して錠剤1
の表面に異物が存在するか否かの検査が行われる。そし
て、第1の供給ドラム4が第2の供給ドラム5に転接す
る位置で、錠剤1が第1の供給ドラム4から第2の供給
ドラム5に対して裏面を外方に向けた状態で吸着されて
移送され、前述と同様に、検査位置を通過する時にラン
プ部13で照射され且つカメラ14で撮像され、その画像信
号を処理して錠剤1の裏面に異物が存在するか否かの検
査が行われる。
その後に、第2の供給ドラム5が第3の供給ドラム6
に転接する位置において、錠剤1が、第2の供給ドラム
5から第3の供給ドラム6に対し表面を外方に向けた状
態で、該ドラム6の外周面に第2図に示すように整列状
態に凹設されたポケット6′に、真空吸着装置(図示せ
ず)による吸引力により順次嵌入し、且つ該ドラム6の
回転に伴い移送されていく。
印刷部Pは、インク溜り15の印刷インクをデザインロ
ーラ16により印刷ローラ7に供給し、この印刷ローラ7
から錠剤1の表面の所定個所に印刷インクを転写して直
接的に印刷するようになっている。印刷ローラ7は、第
1図に1点鎖線で示すデザインローラ16と第3の供給ロ
ーラ6の両者に接触する印刷位置と、同図に実線で示す
デザインローラ16と第3の供給ローラ6の両者から離脱
するクリーニング位置とに、エアーシリンダ(図示せ
ず)により択一的に切り換えられるようになっており、
クリーニング位置においてクリーニング機構部Kにより
転写面をクリーニングされて汚れ等を除去される。
クリーニング機構部Kは、例えば繊維を綾織した芯ベ
ルトの一側面にガーゼを積層したクリーニングベルト17
と、このクリーニングベルト17に対し溶剤を噴射する溶
剤ノズル18と、これらを実線位置と1点鎖線位置とに進
退させるエアーシリンダ19と、溶剤の乾燥部20とにより
構成されている。そして、クリーニングを行う場合に
は、電磁弁(図示せず)によるエアーシリンダ19の作動
により実線位置に移動してクリーニングベルト17がクリ
ーニング位置の印刷ローラ7に押し当てられ、且つ溶剤
ノズル18からクリーニングベルト17に溶剤が吹き付けら
れ、印刷ローラ7がクリニングベルト17に接触しながら
回転することにより、その転写面の汚れ等が除去され、
印刷ローラ7の溶剤により濡れた表面が乾燥部20から吹
き付けられる乾燥空気により乾燥される。
クリーニング作業が終了すれば、エアーシリンダ19に
より1点鎖線位置に後退して印刷ローラ7から離脱し、
一方、印刷ローラ7も1点鎖線位置に移動されて第3の
供給ドラム6およびデザインローラ16に接触し、印刷作
業が再開される。
第3の供給ドラム6に沿った印刷欠陥検査位置には、
オプティカルファイバー8の先端部が配置され、また、
第2図に示すように前記印刷欠陥検査位置に対し第3の
供給ドラム6の回転方向の後段側に同期センサー21が配
設されており、一定速度で回転される第3の供給ドラム
6に対する錠剤1の通過を検出して検出信号を検査同期
信号発生回路22に対し出力し、検査同期信号発生回路22
は、同期センサー21からの検出信号を水平・垂直同期信
号発生回路23からの水平同期信号および垂直同期信号に
同期させて検査同期信号を出力する。
そして、印刷済みの錠剤1が第3の供給ドラム6の回
転に伴ない移送されて印刷欠陥検査位置に達すると、検
査同期信号の出力タイミングでストロボライト24が点灯
されて当該錠剤1を照射するとともに、この錠剤1から
の反射光がオプティカルファイバー8を通じてCCDカメ
ラ25に入射され、CCDカメラ25のCCD固体撮像素子により
光電変換されて印刷欠陥検査位置を通過する瞬間の錠剤
1の静止画像の映像信号が得られ、この映像信号が印刷
良否判定部26により信号処理される。
次に、印刷良否判定部26について第2図を参照しなが
ら説明する。前記CCDカメラ25からの単一の錠剤1の映
像信号は、水平同期信号および垂直同期信号により水平
−垂直の512×512の画素に分解されてA/D変換回路27に
より8ビットのディジタル信号、つまり濃淡レベルに応
じた256階調のディジタル信号に変換された後に、錠剤
1の1個分の画像ディジタル信号が画像フレームメモリ
28にドットマトリックス的に一時記憶される。第4図に
画像フレームメモリ28に記憶された画像を模式的に示し
てあり、第3図に画像フレームメモリ28の画像ディジタ
ル信号によるモニター29の画面Mを示し、eは錠剤1の
周縁部の画像を示し、その中央部に四角と三角を組み合
わせた記号と3個の数字とが印刷された場合の画像を示
している。
この画像ディジタル信号が2値化基準レベル設定回路
30に予め外部設定された2値化するための0〜255段階
の基準値と比較されて前記画像ディジタル信号中から印
刷文字,記号等の印刷部に対応する信号だけが抽出さ
れ、且つ2値化信号に変換されて水平および垂直同期信
号により512×512の2値化フレームメモリ32にマトリッ
クス的に、つまり画像の座標位置に対応する所定のアド
レスに記憶される。第5図に2値化フレームメモリ32の
記憶状態を模式的に示してある。
このように2値化フレームメモリ32に記憶された2値
化信号は、水平−垂直の座標位置の信号でもあるので、
検査マスク基点検出回路33および検査マスクサイズ設定
部32において、2値化フレームメモリ14から読み出され
た2値化信号における垂直信号および水平信号の各特定
の座標位置に基づいて検査範囲となるウインドウおよび
検査マスクが設定される。
先ず、第6図に示すウインドウW1の設定について説明
すると、画像フレームメモリ28にマトリックス的に記憶
された画像ディジタル信号における錠剤1の画像eの垂
直信号のなかで最初に顕れる最小座標位置V1および水平
信号のなかで最初に顕れる最小座標位置H1をそれぞれ検
知するとともに、この二つの検知最小座標位置V1,H1
それぞれ所定のオフセット値V0,H0を各々加算した垂直
および水平の各座標を通る水平線および垂直線に基づき
印刷部を囲繞するウインドウW1を設定した後に、このウ
インドウW1内の画像ディジタル信号を2値化し、この2
値化信号から印刷部の画素に対応する総ドット数と、前
記2値化信号の印刷部の画素に対応するドットがグルー
プとして連続する連結成分の数とを演算する。因に、こ
の実施例の連結成分数は記号と三つの数字とによる
「4」である。
次に、第7図に示す検査マスクW2の設定について説明
すると、検査マスク基点検出回路33において、印刷部の
画像の垂直信号のなかで最初に顕れる最小座標位置V2
水平信号のなかで最初に顕れる最小座標位置H2を各々検
知するとともに、この二つの検知最小座標位置V2,H2
それぞれ所定のオフセット値V3,H3を各々加算した垂直
および水平の各座標を通る水平線および垂直線の交点を
求め、この交点の座標位置を検査マスクの基点として設
定する。一方、検査マスクサイズ設定部34において被検
査物に対応する検査マスクサイズが予め設定されてお
り、この設定検査マスクサイズの基点を前述の検査マス
ク基点検出回路33で設定された基点の座標位置に合致さ
せて検査範囲となる検査マスクW2が自動的に設定され
る。そして、検査マスクW2内を、第8図に示すように所
定数(図では5×5)のブロックに分割し、この分割ブ
ロック毎に印刷部の画素に対応するドット数を求める。
尚、検査マスクサイズは被検査物に対応して検査マス
クサイズ設定部34で任意に可変調整できるようになって
いる。その理由は、錠剤1等の被検査物は、ポケット
6′の所定位置からずれた位置に固定されて第3の供給
ドラム6により移送される場合が多いので、検査マスク
W2の位置を固定設定してしまうと、印刷文字等の一部が
検査マスク外に位置することになってしまい、良品を不
良品と誤判定する不都合が生じる。これを解消するため
に、検査マスクを浮動式として被検査物の印刷部分から
基点を検知して検査マスクを自動設定するようになって
いる。
また、基準幅設定部35には、所定個数の印刷良好な錠
剤1の平均値に基づいてウインドウW1内の印刷部の画素
に対応する総ドット数および連結成分数と検査マスクW2
内の分割ブロック毎の印刷部の画素に対応するドット数
との三種の基準幅が予め設定されている。そして、制御
部であるマイクロコンピュータ36において、2値化フレ
ームメモリ14から検査同期信号のタイミングで読み出し
た2値化信号から検出した印刷部の画素に対応するウイ
ンドウW1内の総ドット数および連結成分数と検査マスク
W2内の各分割ブロック毎の印刷部の画素に対応するドッ
ト数とを、基準幅設定部35で設定した前述の三種の基準
幅と対比し、この基準幅に入らない場合には不良検出信
号を出力してその錠剤1を第3の供給ローラ6から不良
品収納部に落下させる。
前述の印刷部の総ドット数による良否判別は、第8図
に示す検査マスクW2外の印刷汚れNG1等を検出するのを
目的としており、これの基準総ドット数範囲は粗い検出
精度でよい。
印刷部の画素に対応する連結成分数による良否判別に
おいて、この実施例の連結成分数は「4」であるが、第
8図の「1」の数字のような印刷切れNG2や「9」の数
字のような印刷脱落NG3、或いは印刷汚れNG1が存在する
と、連結成分数が増減するので印刷欠陥であると判別す
る。
分割ブロック毎の印刷部の画素に対応するドット数に
よる良否判別では、印刷汚れNG1,印刷切れNG2および印
刷脱落NG3の他に、印刷部のみを囲繞する検査マスクW2
内を更にブロックに分割して細部毎に検査することか
ら、検査精度をさほど高くしなくても第8図の「3」の
数字のような印刷欠けNG4や異種文字も確実に検出でき
る。
この三種の印刷欠陥の検査結果の何れか一つが基準外
であった時に不良検出信号を出力し、この不良検出信号
の発生率が設定値以上になった時にクリーニング機構部
Kを作動させるか、或いはクリーニング機構部Kが一定
時間毎に作動する場合には、不良検出信号の発生率が設
定値以下の時にクリーニング機構部Kの作動を中止する
ようになっており、それにより、クリーニング作業を効
率的に行って印刷作業を能率的に行えるとともに、印刷
作業、印刷欠陥の検査およびこの検査結果に基づく印刷
ローラのクリーニング作業を無人化自動運転により行え
る。
<発明の効果> 以上のように本発明の印刷欠陥自動検査装置による
と、印刷部を含む部分における印刷部の画素に対応する
総ドット数およびあ印刷部の画素に対応するドットが連
続する連結成分数と、印刷部のみを囲繞する検査マスク
内を分割したブロック毎の印刷部の画素に対応するドッ
ト数との三種の検査項目のうち少なくとも二種を組み合
わせて印刷欠陥を検査するので、歩留まり良く且つ確実
に印刷欠陥を検出できる。
また、この印刷欠陥の検査結果に基づいて印刷ローラ
のクリーニングを自動的に行うので、印刷の能率を低下
させることなく効果的にクリーニングを行うことがで
き、印刷、印刷欠陥の検査および印刷ローラのクリーニ
ングを無人化自動運転により行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の概略構成図、 第2図は第1図の印刷良否判定部のブロック図、 第3図は第2図のモニターの画面を示す図、 第4図は第2図の画像フレームメモリの記憶状態の模式
図、 第5図は第2図の2値化フレームメモリの記憶状態の模
式図、 第6図は第2図のウインドウの設定の説明図、 第7図は第2図の検査マスクの設定の説明図、 第8図は印刷欠陥の説明図である。 1……錠剤(被印刷物) 6……第3の供給ローラ(供給手段) 7……印刷ローラ 17……クリーニングベルト(クリーニング手段) 25……CCDカメラ(撮像手段) 26……印刷良否判定部 K……クリーニング機構部 W2……検査マスク
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41F 33/14,35/02,17/36 G01N 21/89 G06F 15/62

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被印刷物を移送する供給手段と、この供給
    手段により移送される各被印刷物に順次転接して印刷イ
    ンクを転写する印刷ローラと、この印刷ローラを前記供
    給手段に対し接離するクリーニング位置と印刷位置とに
    切り換える印刷ローラ位置切換手段と、前記クリーニン
    グ位置の前記印刷ローラにクリーニング部材を押し当て
    るクリーニング機構部と、前記供給手段により移送され
    る印刷済みの被印刷物の文字や記号等の印刷部の映像信
    号を出力する撮像手段と、この映像信号を2値化信号に
    変換してこの2値化信号の前記印刷部の画素に対応する
    総ドット数および該ドットがグループとして連続する連
    結成分数と前記印刷部を囲繞する検査マスク内をN個に
    分割した各ブロック毎の印刷部の画素に対応するドット
    数との三種の検査項目のうちの少くとも2種を求めてこ
    れらを基準範囲と対比し、少くとも一つが基準外であっ
    た時に不良検出信号を出力する印刷良否判定部とを具備
    し、前記印刷不良検出信号により前記クリーニング機構
    部を駆動制御するよう構成したことを特徴とする印刷欠
    陥自動検査装置。
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JP6751521B2 (ja) 2015-11-18 2020-09-09 富士ゼロックス株式会社 データ取得装置、印刷装置、真贋判定装置およびプログラム

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