JP2824637B2 - 軟質チュ−ブ用金属製管継手 - Google Patents

軟質チュ−ブ用金属製管継手

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JP2824637B2
JP2824637B2 JP8356009A JP35600996A JP2824637B2 JP 2824637 B2 JP2824637 B2 JP 2824637B2 JP 8356009 A JP8356009 A JP 8356009A JP 35600996 A JP35600996 A JP 35600996A JP 2824637 B2 JP2824637 B2 JP 2824637B2
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    • F16L33/00Arrangements for connecting hoses to rigid members; Rigid hose connectors, i.e. single members engaging both hoses
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軟質チュ−ブ用金
属製管継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、給水または給湯管として用いられ
ている金属管に代り、ポリブデンチュ−ブや塩ビ管やポ
リエチレン管などの樹脂チュ−ブが使用されるようにな
った。
【0003】すなわち、従来、銅管を水栓に接続する場
合には、所定の形状に弯曲したり、折曲したり、または
ロ−付けして接続する必要があったが、樹脂チュ−ブで
あれば、これらの作業が不用となり、また、他の部材と
の配管上の干渉も避けられ、ひいては、配管作業がきわ
めて容易にできる、とされている(例えば、実公平7−
26451号公報、実公平7−21664号公報等参
照)。
【0004】ところで、かかる特徴をもつ樹脂チュ−ブ
でも、耐熱性を要する給湯管には使用できなかったが、
最近、耐腐食性は勿論、高温時でも高い強度をもつポリ
ブデンチュ−ブ(ポリオレフィン系の樹脂で、超高分子
量だあるが、柔軟性に富み、耐熱クリ−プ特性、耐スト
レスクラック性を有する)が給水・給湯管に使用できる
ように規格化された(JISK6778参照)。
【0005】したがって、このポリブデンチュ−ブは、
温室やビニルハウスの暖房配管、更には、住宅や家畜小
屋等の床暖房や冷房配管等を含め、汎用されるようにな
った。
【0006】ところで、ポリブデンチュ−ブを他管種や
金属製器具と接続するには、金属製管継手を必要とする
が、そのとき、ポリブデンチュ−ブは施工後、銅管と違
い、フリ−な状態にしてもよく、更には、地震にも対応
して積極的に揺動可能としてもよいので、きわめて至便
であるが、その代り、管継手との接合部において漏水や
抜け出し等を配慮する必要がある。
【0007】一方、一般の樹脂チュ−ブを接合する金属
製管継手について、各種の提案がなされている(例え
ば、実開昭58−172178号公報、実開昭61−6
6288号公報、特開平2−163592号公報等参
照)。
【0008】かかる提案の1つである、実開平6−32
887号公報記載の金属製管継手について述べる。
【0009】図6で示す金属製管継手の拡大図におい
て、この管継手50の継手本体51には、一端側に取付
用ネジ部52と、他端側に鋸歯53をもつ、ピッチの粗
い周溝54からなるチュ−ブ挿入部55とをそれぞれ一
体的に形成し、これらの略中間にナット部56を形成し
ている。
【0010】このチュ−ブ挿入部55に樹脂チュ−ブ5
7を外嵌圧入し、その外嵌部にC字カラ−58を外嵌
し、このC字カラ−58に、更にC字締付部材59を外
嵌してボルト60により締付けるようにしている。
【0011】このC字締付部材59は、そのC字開口部
を軸方向に平行に形成し、このC字開口部を構成する1
対の外向きフランジ部61,61に前記ボルト60を挿
通して不図示のナットに螺合し、これらの外向きフラン
ジ部61を互に接近させて締付けるようにしている。な
お、62はOリングを示す。
【0012】したがって、かかる管継手50によれば、
ボルト60を目視しながら締付けると、C字締付部材5
9と樹脂チュ−ブ57との間にはC字カラ−58を介在
させているので、C字カラ−58が縮径し、樹脂チュ−
ブ57がチュ−ブ挿入部55に均一に締付けられ、シ−
ル性を向上させると共に、周溝54等により樹脂チュ−
ブ57の抜け出しを防止する、とされている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
金属製管継手50では、次のような問題があった。C字
開口部を形成する1対の外向きフランジ部(例えば厚さ
1.2mmのSUS製)61を、外径5mmφのボルト
60で強力に締付けると、例えば厚さ1.2mmのSU
S製C字カラ−58を介在させていても、このボルト6
0の締付トルクに制限が無いこと、および外向きフラン
ジ部61の平行度を変形させて迄締付け可能となること
から、介在するC字カラ−58が楕円形になって、樹脂
チュ−ブ57に皺ができシ−ル性を損う、という問題が
あった。
【0014】なお、一般の締付ナットで、その締付トル
クを制限するため、一定の締付トルク以上になると、被
破断部材(破断可能片ともいう)を破断させることは知
られている(例えば、特公昭48−24973号公報、
特公昭47−20289号公報等参照)が、かかる締付
トルク制限装置は、軟質チュ−ブの締付ボルトでないの
で採用できない。
【0015】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、かかる
問題を解決するためになされたもので、その要旨とする
ところは、チュ−ブ挿入部を一体的に形成した金属製継
手本体と、該チュ−ブ挿入部に外嵌した軟質チュ−ブを
締付け、かつ、締付時に互に対向して近接する1対の外
向きフランジ部を延設したC字締付部材と、該一方の外
向きフランジ部にボルト挿通孔を穿設し、他方の外向き
フランジ部にナットを設け、前記ボルト挿通孔に挿通
し、かつ、ナットに螺合してこれらの外向きフランジ部
を接近させて締付けるボルトと、からなる軟質チュ−ブ
用金属製管継手において、前記1対の外向きフランジ部
によって、ボルト締付時にC字締付部材のC字開口部に
おける軟質チュ−ブの締付を行う内側移動可能の駒形片
を挟持し、該駒形片の外側の先端に、前記外向きフラン
ジ部の締付時によって破断する破断可能片を一体的に設
けることにより、ボルト締付トルクの制限をすることを
特徴とする軟質チュ−ブ用金属製管継手にある。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明を、添付図面に示す実施の
形態例により詳細に述べる。図1は本発明の実施の形態
例の分解斜視図、図2は図1の変形要部拡大詳細図で、
(A)は締付前の状態図、(B)は締付後の状態図、図
3は図2の要部拡大詳細図で、(A)は平面図、(B)
は(A)の側面図、(C)は(A)のX断面図、(D)
は(A)の斜視図、図4は図3の他の実施例で、(A)
は平面図、(B)は(A)の側面図、(C)は(A)の
X断面図、図5は図2の他の要部詳細図で、(A)は平
面図、(B)は(A)のY矢視図であり、従来例を示す
図6と同一部分や均等部分はその説明を省略する。
【0017】本発明の管継手は、呼び径10mmφ〜3
0mmφ、特に、13mmφまたは15mmφのポリブ
デンチュ−ブを接続する黄銅またはSUS製管継手に好
適であって、例えば、呼び径15mmφのポリブデンチ
ュ−ブは、その肉厚が2mmとなっている。
【0018】そして、このポリブデンチュ−ブや管継手
は、床暖、冷房(水道水を通すもの)用ヘッダに接続す
ると好都合であるが、湯水混合栓や単水栓の分岐管とし
ても用いることができる。
【0019】また、この管継手では、ポリブデンチュ−
ブに代り、薄肉の銅管を用いることもできる。
【0020】したがって、ポリブデンチュ−ブ等の樹脂
チュ−ブと薄肉の銅管等とを合せて本明細書では軟質チ
ュ−ブと称する。
【0021】先ず、本発明の実施の形態例の管継手1の
概要を述べる。特に図1および図2において、この管継
手1の継手本体2には、一端側に、例えばヘッダ管(不
図示)に取付ける取付用ネジ部3と、他端側にポリブデ
ンチュ−ブ4を挿入するためのチュ−ブ挿入部5とをそ
れぞれ一体的に形成している。
【0022】このチュ−ブ挿入部5には、その軸方向中
央に位置するOリング溝7と、その外端に設けた抜止め
突条8と、ポリブデンチュ−ブ4の径寸法調節用セット
リンク9を嵌入するナット部6側面の凹部(不図示)と
を形成している。
【0023】一方、この継手本体2に挿入されたポリブ
デンチュ−ブ4を直接締付けるC字締付部材11は、S
USの板金製(必ずしも、板金製でなくてもよく、金属
切削加工品であってもよい)とし、そのC字開口部12
が軸方向に平行になるような互に対向する1対の外向き
フランジ部13,13Aを延設している。
【0024】これらの外向きフランジ部13,13Aに
はボルト14の外径より若干大のボルト挿通孔15,1
5を穿設し、一方の外向きフランジ部13Aの対向裏面
にはナット16を溶着している。このナット16はC字
締付部材11が金属切削加工品であれば、単にメネジ加
工すればよい。
【0025】したがって、これらの外向きフランジ部1
3,13Aのボルト挿通孔15にボルト14を挿通し
て、ナット16に螺合すると、外向きフランジ13,1
3Aは互に接近し、その結果、C字締付部材11の縮径
によって、挿入されたポリブデンチュ−ブ4をチュ−ブ
挿入部5に締付ける。
【0026】以上の管継手1の構造および作用は、C字
カラ−26を除き、前記の従来例を示す図6の管継手5
0と略同一になっている。
【0027】ここにおいて、前記のC字締付部材11
を、特に、次のように構成してC字開口部12における
ポリブデンチュ−ブ4の全周を均一に締付けるようにし
ている。
【0028】すなわち、1対の外向きフランジ部13,
13Aは、特に図5で示すように2条17A,17Aに
分かれた締付部材本体17の両端部より板金加工で一体
的に延設し、その両側(管継手1の軸方向側をいう。以
下同じ)に設けた折曲げ爪18を、外向きフランジ部1
3の場合は下向き(ボルト14の頭部を上とする。以下
同じ)に、外向きフランジ部13Aの場合は上向きにそ
れぞれ形成する。したがって、折曲げ爪18は4個形成
される。
【0029】なお、締付部材本体17を2条17A,1
7Aに形成したので、図1に示すOリング27をその両
側で締付けることができ、また、締付部材本体17を容
易に弯曲できる。したがって、後記の駒形片22の円弧
面24もフォ−ク状に形成している(図3(A)および
図4(A)参照)。
【0030】そして、側面形状を図2に示すように同一
の略台形状に形成した、これらの折曲げ爪18は、その
基部に向け拡がるように傾斜(45°)した傾斜カム面
19と、外向きフランジ部13の面と平行に、かつ、対
向する他方の折曲げ爪18の先縁20に当接可能にした
先縁20と、外向きフランジ部13の面と直交するよう
にした外縁21と、から構成している。
【0031】これらの4個の折曲げ爪18,18…によ
り、次のようなナイロン(商標名)等の樹脂製(必ずし
も、樹脂製に限らず鋳物製であってもよく、鋳物製の場
合は破断可能片32の破断線に切れ目を入れておく)の
駒形片22を掴持している。
【0032】すなわち、この駒形片22は、その上、下
面23,23を外向きフランジ部13,13Aの各内面
に接合するように平面として、外向きフランジ部13,
13Aの当接によりボルト14の締付けトルクを制限し
ている。また、その後面をポリブデンチュ−ブ4の外周
に当接して締付けるように円弧面24とし、その側面を
それぞれ前記1対の傾斜カム面19,19に接合するよ
うな、例えば45°の山形カム面25,25に形成して
いる。
【0033】ここにおいて、前記駒形片22は、上、下
1対の外向きフランジ部13,13Aの各内面が接合し
て抱持されるので、外向きフランジ部13,13Aを近
接させるためのボルト14の締付トルクは一応制限され
るが、C字締付部材11がSUS板金製であり、駒形片
22は樹脂製であり、ボルト14を締付けるドライバ−
がオ−トドライバ−(モ−タにより回動させるもの)で
あり、殊に、ポリブデンチュ−ブ4は樹脂変形量が大き
いことから、締付け過剰や締付け不足が発生しやすく、
締付け過剰が発生しても、前記の締付トルク制限のみで
は、これを防止しきれず、ボルト表面に、保護膜を形成
する焼付き防止剤を施しているものの、締付け過剰によ
る焼付き現象が、依然として散発することが判明した。
【0034】そのため、図1および図4では、駒形片2
2の両側面にそれぞれ設けた傾斜カム面19に対向し
て、その前面両側に1対の破断可能片32,32を一体
的に設け、この破断可能片32を、前記折曲げ爪18の
外縁21に当接可能にしている。この1対の縦方向短冊
状の破断可能片32,32の間には、縦溝33を形成し
て、破断可能片32の破断を良好にしている。
【0035】また、図2および図3では、駒形片22の
前面上下に1対の破断可能片32A,32Aを一体的に
設け、この破断可能片32Aを、前記折曲げ爪18の基
部、すなわち、外向きフランジ部13の外縁に当接可能
にしている。
【0036】この上下1対の横方向短冊状の破断可能片
32A,32Aの間には、横溝33Aを形成して、破断
可能片32Aの破断を良好にしている。
【0037】したがって、ボルト14をナット16に螺
合して締付けると、図3の駒形片22では図2(A)の
状態から(B)の状態になる。すなわち、ボルト14を
締付けると、矢印のように、1対の外向きフランジ部1
3,13Aが互に接近することから、折曲げ爪18の傾
斜カム面19,19が駒形片22の山形カム面25を押
圧し、駒形片22を内側方向に案内移動させ(締付部材
本体17側へ移動することで、単に内側移動ともい
う)、その円弧面24がポリブデンチュ−ブ4の外周を
押圧して締付ける。
【0038】一方このとき、上、下の外向きフランジ部
13,13Aが互に接近することにより、折曲げ片18
の基部、すなわち、外向きフランジ部13の外縁が前方
に案内されて、上、下の対向する折曲げ片18,18の
先縁20,20が互に当接する直前に、駒形片22の破
断可能片32Aを押圧して、図2(B)のように、これ
を押出し破断する。かかる現象が目視されるとボルト1
4の螺合を止めればよい。
【0039】したがって、C字締付部材11におけるC
字開口部12におけるポリブデンチュ−ブ4は駒形片2
2によって締付けられるので、締付部材本体17の縮径
と合せてポリブデンチュ−ブ4は均一に締付けられる。
【0040】そして、締付けのためボルト14を螺合す
ると、駒形片22の上、下面23,23や対向する折曲
げ爪18の先縁20,20が当接してボルト14の締付
けトルクを制限すると共に、破断可能片32Aの破断に
より締付トルクの制限が目視できる。したがって、外向
きフランジ部13,13Aを変形して迄締付けることは
ない。その結果、ボルト14とナット16との焼付けも
防止できる。なお、駒形片22の厚さは、対向した1対
の折曲げ爪18,18の2つの爪長さに等しくするか、
若干小にしている。
【0041】また、このC字締付部材11は、前記の図
6で示すC字カラ−58と同じようなC字カラ−26を
挿入して(図1参照)締付けるのではなく、ポリブデン
チュ−ブAを直接締付けるが、この締付後、C字カラ−
26でカバ−する。なお、このC字カラ−26を用いな
くてもよい。
【0042】なお、駒形片22を押圧するのに、ボルト
14に設けたカム部(不図示)で駒形片22のU字切欠
部29を押圧してもよい。
【0043】なお、図中、27はOリング(図1)、2
8は座金(図1)、29はU字切欠(図3(A))でボ
ルト14の挿通孔にしている。30はU字切欠(図5
(A))で、ボルト14の締付け不良の矯正兼駒形片2
2の押圧を良好にしている。31はナット16のスポッ
ト溶解部である(図2)。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、C字締付部材の外向き
フランジ部で形成されたC字開口部に位置する軟質チュ
−ブを、駒形片により締付けるので、C字締付部材によ
る締付けが均一となり、軟質チュ−ブの皺を防止してシ
−ル性を向上させると共に、安価なC字締付部材を提供
できる。
【0045】勿論、C字締付部材を板金製とすれば、安
価な加工で、かつ、駒形片を良好に抱持することができ
る。
【0046】殊に、本発明のC字締付部材による締付け
作業は、ナットの外嵌螺合による締付け(例えば、特開
平6−346994号公報参照)より可視的で、かつ、
やり直し等の反復可能性があるが、かかる特徴を生かし
ながら、その上、駒形片によって締付トルクを制限した
ので、C字締付部材に対し無理な締付けがなく、ひいて
は、その作業が更に簡素化され締付けの信頼性を向上さ
せる。
【0047】しかも、駒形片の外側の先端に破断可能片
を設けたので、ボルトナットの締付トルクが正確に目視
することができ、前記締付トルク制限と相俟って、ポリ
ブデンチュ−ブ等の軟質チュ−ブにおける、締付不足に
よるシ−ル不足は勿論、締付過剰によるボルトナットの
焼付けを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例の分解斜視図である。
【図2】図1の変形要部拡大詳細図である。
【図3】図2の要部拡大詳細図である。
【図4】図3の他の実施例である。
【図5】図2の他の要部詳細図である。
【図6】従来例の一部切欠側面図である。
【符号の説明】
1…管継手、2…管継手本体、3…取付用ネジ部、4…
ポリブデンチュ−ブ、5…チュ−ブ挿入部、11…C字
締付部材、12…C字開口部、13,13A…外向きフ
ランジ部、14…ボルト、18…折曲げ爪、22…駒形
片、32,32A…破断可能片

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チュ−ブ挿入部を一体的に形成した金属
    製継手本体と、 該チュ−ブ挿入部に外嵌した軟質チュ−ブを締付け、か
    つ、締付時に互に対向して近接する1対の外向きフラン
    ジ部を延設したC字締付部材と、 該一方の外向きフランジ部にボルト挿通孔を穿設し、他
    方の外向きフランジ部にナットを設け、前記ボルト挿通
    孔に挿通し、かつ、ナットに螺合してこれらの外向きフ
    ランジ部を接近させて締付けるボルトと、 からなる軟質チュ−ブ用金属製管継手において、 前記1対の外向きフランジ部によって、ボルト締付時に
    C字締付部材のC字開口部における軟質チュ−ブの締付
    を行う内側移動可能の駒形片を挟持し、該駒形片の外側
    の先端に、前記外向きフランジ部の締付時によって破断
    する破断可能片を一体的に設けることにより、ボルト締
    付トルクの制限をすることを特徴とする軟質チュ−ブ用
    金属製管継手。
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