JP2824516B2 - 免疫学的に検出可能な物質の測定法、反応容器及びイムノアッセイ原理による方法における種々のパラメーターの測定法 - Google Patents

免疫学的に検出可能な物質の測定法、反応容器及びイムノアッセイ原理による方法における種々のパラメーターの測定法

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JP2824516B2
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ベーリンガー・マンハイム・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は免疫学的に活性の反応成分の1つが結合して
いる固相を使用して不均一系イムノアッセイの原理によ
り免疫学的に検出可能な物質を測定するための方法、こ
のために好適な反応容器並びにイムノアッセイ原理によ
る方法において種々のパラメーターを測定するための方
法に関する。
従来の技術 特異的に結合性の物質を測定するためにしばしばイム
ノアッセイ原理による方法を使用する。この際、相互に
特異的に結合性の物質対の成分の一つを、これに特異的
な、自体公知法で識標されているレセプターと反応させ
る。これら両方の物質からの複合体と、この複合体に対
し、又はこの複合体の両方の部分の1部に対し特異的で
あるレセプターとを更に反応させることができる。この
免疫学的方法に関しては多くの変法がある。この場合、
レセプターの1つが固相に結合して存在する場合が有利
である。このことは結合している反応成分と結合してい
ない反応成分との分離を容易にする。特異的に結合性の
物質の決定のためには固相に結合した標識化反応成分の
量又は溶液中に存在する標識化反応成分の量を測定し、
決定すべき反応成分の量に自体公知で関連させる。
固相としては、免疫学的方法において常用の、内側表
面に反応成分が固定されているプラスチック管又はマイ
クロ滴定プレート、又は外側表面に反応成分が固定され
ている球を使用する。
この際、それぞれの表面への特異的反応成分の結合
は、この特異的反応成分が、これに特異的に結合性の物
質への特異的結合性を失なわないように行なわれなけれ
ばならない。この理由から反応成分の固相への結合は多
くの場合吸着的に行なわれる。従って、結合を仲介する
連結剤を介して固相に反応成分の固定を生ぜしめること
はすでに提案されている。この際、結合剤への反応成分
の結合が分子の特異的に反応する範囲を破壊しないよう
に、もしくは反応成分の活性位が固相から離れて結合成
分に向いているように注意しなければならない。
これらすべての公知方法の欠点は、それぞれの特異反
応のために特別な固相を提供しなければならないという
ことである。このことは、個々のテストのために他の固
相製造し、貯蔵し、次いで測定のために使用しなければ
ならないということを意味し、費用がかかる。
発明が解決しようとする課題 従って、本発明の課題は多くの異なる検出法に好適で
ある方法及び反応容器を提供することである。病院での
慣用診断法においては、ホルモン、腫瘍マーカー、感染
パラメーター、アレルギーパラメーター及び受胎パラメ
ーターのような多くの異なるパラメーターを1つの血液
試料から測定する。測定すべきパラメーターの濃度は広
い範囲を包含する。例えばTSH及びプロラクチンのよう
な低い濃度のパラメーターは10-10〜10-12mol/の範囲
にあり、一方T3及びT4のような高濃度のパラメーターは
約10-7〜10-8mol/である。個々の測定のために毎回異
なる管を使用しなければならないのではなく、すべての
測定のために標準反応容器を使用することができるとい
うことが望ましい。
課題を解決するための手段 この課題は免疫学的に活性な反応成分の1つが結合し
ている固相を称して不均一系イムノアッセイの原理によ
り免疫学的に検出可能な物質を測定するために、内側表
面にストレプトアビジン又はアビジンが反応容量1mlあ
たり0.1〜2.5μg存在するような量で結合している反応
容器を固相として使用することを特徴とする免疫学的に
検出可能な物質の測定法により解決する。この量の記載
はビオチニル化蛋白質又はハプテンの形で存在する、免
疫反応の範囲での結合成分にとって近づきうる、ストレ
プトアビジン又はアビジンに関する。
即ち、本発明は、 (1)免疫学的に活性な反応成分の1つが結合している
固相を使用して不均一系イムノアッセイの原理により免
疫学的に検出可能な物質を測定するために、内側表面に
ストレプトアビジン又はアビジンが反応容量1mlあたり
0.1〜2.5μg存在するような量で結合している。不均一
系イムノアッセイの原理によるサンドイッチテスト法及
び競合テスト法に好適な標準反応容器を固相として使用
することを特徴とする免疫学的に検出可能な物質の測定
法、 (2)相互に相対している光透過性の壁の領域を有し、
更に液体を取り込む内壁の範囲が少なくとも部分的にス
トレプトアビジン又はアビジンで被覆された壁を有し、
この際反応容器の液体を取り込む内部空間と被覆のスト
レプトアビジン含量もしくはアビジン含量とが、反応容
量1mlあたりストレプトアビジン又はアビジン0.1〜2.5
μgが存在するように相互に調節して決められているこ
とを特徴とする、不均一系イムノアッセイの原理による
サンドイッチテスト法及び競合テスト法に好適な標準反
応容器、 (3)反応容量1mlあたりストレプトアビジン又はアビ
ジン0.1〜2.5μgが測定反応に提供されるような量で内
壁にストレプトアビジン又はアビジンが結合している容
器からなるサンドイッチテスト法及び競合テスト法に好
適な標準反応容器を用いることを特徴とする不均一系イ
ムノアッセイの原理による方法における種々のパラメー
ターを測定するための方法、に関する。
本発明による方法は固相に固定されるべき、例えば抗
体又は抗原であってよいレセプターがビオチンと結合し
ているすべての測定法に使用可能である。本発明による
固相固定ストレプトアビジンもしくはアビジンはすべて
の管材料に非常に良好な接着性を示し、この結合は界面
活性剤に対して安定である。多くの免疫学的方法におけ
る評価のために必要である較正曲線の製造において、本
発明による固相結合ストレプトアビジンもしくはアビジ
ンは僅かな空値において急こう配の較正曲線を提供し、
このことは正確さの上昇に導びく。もう1つの利点は被
覆したストレプトアビジン量のチャージ変動が測定結果
に無視可能な程度の影響を与えるにすぎないということ
である。本発明による方法の特別な利点は、結合したス
トレプトアビジンもしくはアビジンの量が、この固相を
不均質イムノアッセイの原理によるすべての公知法に使
用することができるように調節されるという点にある。
更に、本発明による方法を用いて、同時に多くの物質、
特に抗体、並びに抗原を測定することもできるという利
点がある。これらは例7により、より詳細に説明され
る。
特に有利な実施態様によれば、固相として使用した反
応容器は同時に標識の測光法のためのキュベットとして
も使用される。このことは、全反応の実施のために唯1
つの容器だけが必要であるので特に有利である。この場
合、反応容器は二つの相互に向きあった光透過性の壁城
を有するように構成されている。この際、壁域全体がス
トレプトアビジン又はアビジンで被覆されていてよい。
本発明により、内側表面にストレプトアビジン又はア
ビジンを結合している反応容器を固相として使用する。
この際、ストレプトアビジン又はアビジンの結合は専門
家に公知の方法により行なわれる(例えば、ヨーロッパ
特許第122209号明細書)。ストレプトアビジン又はアビ
ジンは固相に直接接合しているか、又はスペーサー又は
結合を仲介する物質を介して結合している。
本発明方法の有利な実施形においては、ストレプトア
ビジン又はアビジンが約500000を越える分子量の可溶性
蛋白質に結合し、次いでこの複合体が疎水性の固相に吸
着している。このことは例えば、特許出願p3640412.8に
記載さてれいる、疎水化された蛋白質を使用するのが有
利である。
疎水化は例えば加熱、酸、変性剤及び/又はカオトロ
ープイオン(chaotrope Ionen)での処理により、及び
/又は疎水性化合物との化学的結合により行なわれる。
これらの薬剤での処理は分子量の上昇にも導びく。分子
量の上昇は二価又は多価官能性蛋白質試薬での架橋によ
っても達せられる。
酸としては、例えば酢酸、プロピオン酸、乳酸又は塩
酸を使用する。通常の濃度は10分〜16時間の作用時間に
おいて、1〜100m mol/である。
好適なカオトロープイオンは例えばチオシアネート、
ヨージド、フルオリド、ブロミド、ペルクロレート及び
スルフェートである。好適な変性試薬は例えばグアニジ
ン塩酸塩又は尿素である。通常、10m mol/〜6mol/
の濃度を使用する。
疎水性化合物での誘導体化のためには有利に可溶性脂
肪酸、低分子又は高分子の形のリポイド並びに合成ポリ
マー、例えばポリプロピレングリコール又はポリスチロ
ールの可溶性コポリマーを使用する。誘導体化は専門家
に常用の方法により行なわれる。
二官能性又は多官能性化合物を介しての架橋は自体公
知の蛋白質結合試薬を用いて実施される。これは同一又
は異なっていてよい少なくとも二つの官能基を有する化
合物であって、これらの官能基を介して蛋白質の官能基
と反応することのできる化合物である。末端にサクシン
イミド基、マレイミド基及び/又はアルデヒド基を有す
るアルキル鎖からなる化合物を使用するのが有利であ
る。
蛋白質を自体公知法で二官能性又は多官能性化合で架
橋し、この際可溶性蛋白質と二官能性又は多官能性化合
物とが反応する。
疎水化及び/又は架橋のために分子量10000〜700000
を有する蛋白質を使用するのが有利である。特に有利で
あるのは、牛血清アルブミン、リパーゼ又は免疫−γ−
グロブリンが有利である。
次いで、蛋白質に自体公知法でストレプトアビジン又
はアビジンを結合させる。好適な結合法は例えばJ.イシ
カワ、Immunossay、第4巻、1983年、第209〜327頁に記
載されている。
次いで、ストレプドアビジン又はアビジンと蛋白質と
からなる得られた複合体は固相として働らくプラスチッ
ク表面に吸着される。蛋白質とストレプトアビジン又は
アビジンとからなる複合体を疎水性固相に吸着させる前
に、固相を物理的又は化学的に処理することも可能であ
る。こうして、例えばプラスチック表面を予め膨張させ
るか、又は自体公知法で活性化する。固相への吸着結合
は強いか、又は弱い相互作用、疎水性力、ダイポール/
ダイポール相互作用又はイオン/ダイポール相互作用を
介して行なわれる。
疎水性固相としては疎水性可溶性蛋白質の表面張力よ
り小さい表面張力を有する担体材料、すなわち蛋白質よ
り疎水性である担体材料からなる反応容器が特に好適で
ある。表面張力40エルグ/cm2を有する担体材料を使用す
るのが有利である。特に好適であるのはポリスチレン、
ポリメタクリレート、テフロン、ポリアミド、スチレン
及びアクリロニトリルからなるコポリマー、ガラス及び
セルロース製品である。
本発明により製造した固相材料は多くの異なるパラメ
ーターを測定するために使用される。この際、測定すべ
きパラメーターと結合性の物質をビオチンと結合させ、
これを再び固相に固定したストレプトアビジンもしくは
アビジンと結合させる。このようにして、イムノアッセ
イ法に基づき形成された特異的複合体を固定し、次いで
測定する。従って、本発明により、ビオチン化された特
異的に結合性の物質を結合するために、反応容量1mlあ
たり0.1〜2.5μgを自由に使えるような量でストレプト
アビジンもしくはアビジンを固相に結合する。
反応容量としては、この際試料容量及び試薬容量から
なる合計をあらわす。
ビオチニル化、特異的結合性物質との結合のために試
験容量1mlあたりストレプトアビジンもしくはアビジン
1〜2μgが存在するように固相材料を被覆するのが有
利である。ビオチニル化特異的結合性物質の量は本発明
方法の際に有利に10-16〜10-8mol/反応容量の範囲にあ
るのが有利である。
本発明の他の課題は、相互に相対する光透過性壁域を
有し、更に、少なくとも部分的に、液体取り込みのため
に予定された内壁の範囲でストレプトアビジン又はアビ
ジンで被覆された壁を有する反応容器であり、この際液
体取り込みのために決められた容器の内容と、被覆のス
トレプトアビジン含量もしくはアビジン含量とを相互に
調節して、反応容量1mlあたりストレプトアビジン又は
アビジン0.1〜2.5μgが存在するように決める。
この反応容器は本発明方法を実施するために特に好適
である。光透過性の、相互に相対している壁域を有し、
更にストレプトアビジンもしくはアビジンでの被覆を示
すので、反応の実施のために、かつ測光法のために同時
に使用することができる。反応容量1mlあたりストレプ
トアビジン0.1〜2.5μgで被覆することによりこの反応
容器を不均質イムノアッセイの原理による種々のパラメ
ーターの測定のために使用することができる。
反応容器は固相を形成する。反応容器は通常使用され
る材料、例えばプラスチック、ガラス等からなる。光透
過性壁域は同様に公知材料からなる、特に有利であるの
はポリスチロール、ポリスチロールの共重合体、ポリカ
ーボネート、ポリアクリレート及びポリメタクリレート
である。
ストレプトアビジン又はアビジンでの被覆は直接又は
担体材料又はスペーサーを介して行なわれる。好適であ
るのは例えば分子量が500000を越える可溶性蛋白質への
ストレプトアビジン又はアビジンの結合であり、次いで
これは反応容器の内側表面に吸着される。
本発明の課題は、測定反応のために反応容量1mlあた
りストレプトアビジン又はアビジン0.1〜2.5μgが提供
されるような量で、内側表面にストレプトアビジン又は
アビジンが結合している容器からなる標準反応容器を使
用して、イムノアッセイ原理による方法における種々の
パラメーターを測定するための方法である。
本発明方法により、ストレプトアビジン又はアビジン
が固相としての反応容器の内側表面に良好な接着でかつ
持続的に固定されている反応容器及び方法が提供され
る。この接着は洗浄剤の添加によっても物質の溶解に導
かない程良好である。本発明により提供される反応容器
は一般的に使用可能であり、非常に多くのパラメーター
のための測定法の実施のために好適であり、従って、慣
用法の実施を容易にする。
実施例 次に本発明を図面及び実施例につきより詳細に説明す
る。
実施例中で使用したモノクローナルのTSHに対する抗
体はヨーロピアン・コレクション・オブ・アニマル・セ
ル・カルチャーズ(European Collection of Animal Ce
ll Cultures)、ポルトン・ダウン(Porton Down)、GB
において、ECACC87122201及びECACC87122202として寄託
されたハイブリドーマ細胞系から由来する。
例 1 本発明による複合体の固相接着及び疎水性蛋白質及び
ストレプトアビジンを実験した:−熱−RSA(Thermo−R
SA)として表わされる熱により凝集したRASを次のよう
に製造した:RAS 1gを50mmol燐酸カリウム塩溶液100ml
中にpH7.0で溶かし、70℃に加熱し、4時間軽い撹拌下
にこの温度に保持した。この溶液を冷却し、濾過し、濃
度50mg/mlに調節する。引き続き、30倍容量の2回蒸留
水に対して透析する。
−ストレプトアビジンと熱−RSAとの複合体の製造:マ
トレプトマイセス・アビジニー(Streptomyces avidini
i)から得られたストレプトアビジンをマレイミド−ヘ
キサノイル−N−ヒドロキシ−サクシンイミドと反応さ
せ、こうしてマレイミド基を有するストレプトアビジン
が得られる。熱−RASをS−アセチルメルカプトコハク
酸無水物と反応させ、引き続きこの保護したSH基をヒド
ロキシアミンの添加により遊離する。次いで、マレイミ
ド基を有するストレプトアビジンをSH基を含有する熱RS
Aと混合すると所望の複合体が形成される。
−ポリスチロールからなるプラスチック管をストレプト
アビジン/熱−RAS−複合体で被覆した。この管の被覆
をストレプトアビジン/熱−RSA−溶液1.5mlで行ない、
この際両方の成分のモル比は18時間から24時間の間20℃
で、40m mol燐酸ナトリウム塩緩衝液pH7.4中で1.8:1(1
0μg/ml)であった。
この管を吸引した後、サッカロース2%、塩化ナトリ
ウム0.9%及びRSA0.3%を溶液1.8mlを20℃で30分間、後
被覆した。乾燥後(20℃及び相対湿度40%で24時間)、
この管は使用可能であり、安定であった。
例 2 TSHの1工程試験 ビオチニル化モノクローナル抗−TSH−抗体を製造し
た。このためには抗−TSH−抗体、ECACC87122201を常法
でビオチンと反応させ、この際アミノ基を介して結合を
行なう。抗体及び、ビオチンを1:16の比で使用した。こ
のように得られたビオチニル化抗体400ngを緩衝液1ml中
に溶かし(燐酸ナトリウム40m mol,プルロニック(Plur
onic)F68 0.5%、酒石酸ナトリウム0.2モル/並び
にフェノール0.01%)、次いで試料もしくは公知量のTS
Hを含有する標準溶液200μと一緒にし、ペルオキシダ
ーゼと結合した抗−TSH−抗体(ECACC87122202)75mUを
例1により被覆した管中で2時間恒温保持した。その
後、水道水で3回洗浄し、引き続きABTS−気質溶液1ml
を添加した。1時間後に、405nmにおける吸光を測定し
た。結果は第1図から示される。固定したストレプトア
ビジンでの満足のゆく結果は試験容量1mlあたり0.1μg
をこえた量で得られることを示す。
テストに使用したビオチニル化抗体の結合のためのス
トレプトアビジンの必要量を調べた。このためには、ま
ずバイヤー(Bayer)の方法、エドワルド(Edward)
A.、マイヤー・ヴィルチェック(Meir−Wilchek)、ア
ナリュティカル・ビオケミストリー(Analytical Bioch
emi−stry)、第154巻、1986年、第367〜370頁、により
遊離した近づきやすいビオチンの量を調べた。抗体対ビ
オチン1:15の比でビオチニル化した(Guesdon,I.L.,J.H
istochem.Cytochem.、第27巻、1979年、第1131〜1139
頁)抗体1μgから出発し、抗体1モルあたりビオチン
1〜2モルが結合に提供される、すなわち抗体1μgあ
たりビオチン1.5〜3ngが自由に近づきやすい。
ストレプトアビジン/熱−RSA複合体10μg/mlで被覆
された管(例1)は試験容量1mlあたり15〜20ngのビオ
チンに関する結合能を有し、これは放射性C14−ビオチ
ンで測定した。
ビオチニル化免疫−γ−グロブリンに関して、試験容
量1mlあたりストレプトアビジン管の結合能は1.7〜2μ
g/mlである。この測定をI125−標識γ−グロブリン(Mc
Conahey and Dixonの方法、1966年、Int.Ach.Alle−rgy
29/185により標識)で実施した。
例 3 プロラクチン試験 プロラクチンを1工程サンドウィッチ・イムノアッセ
イにおいて測定する。検出のために、次の組成の試薬を
使用する: −PODとプロラクチン特異的モノクローナル抗体とから
なる複合体 50mU/ml、 −燐酸塩緩衝液、pH7.0 40m mol/ プルロニック F65(ポリオキシエチレンポリプロピ
レン) 0.5% 酒石酸ナトリウム 0.2mol/ フェノール 0.01% 牛血清アルブミン 0.2 % プロラクチンに対するビオチニル化モノクローナル抗
体 400ng/ml。
両方のモノクローナル抗体に関しては、これがプロラ
クチンを認識し、プロラクチンの種々のエピトープに向
いているということだけが要求されている。ストレプト
アビジン/熱−RSA複合体で被覆された、例1により得
られたようなポリスチロール管中で、該試薬1ml及び試
料50μを室温で30分間恒温保持した。引き続き、水道
水で3回洗浄した。検出反応のためにはABTS −基室溶
液1mlを添加した。30分後、405nmにおける吸光を測光法
により測定した。結果は第2図から示される。
ABTS とは2,2′−アジノ−ジ−[3−エチルベンズ
チアゾリンスルオネート]−ジアンモニウム塩である。
例 4 CEA−試験 試料溶液中でCEAを1工程サンドウィッチ・イムノア
ッセイにより測定した。使用した試薬は次の組成を有し
た: −PODとCEAに対するモノクローナル抗体からの複合体12
0mU/ml、 −燐酸塩緩衝液pH:7.0 40m mol/ プルロニック F68 0.5 % 酒石酸ナトリウム 0.2mol/ フェノール 0.01% 牛血清アルブミン 0.2 % CEAに対するビオチニル化モノクローナル抗体500ng/m
l。
CEAに対する両方のモノクローナル抗体に関しては、
これがCEAを認識しなければならず、それぞれCEAの他の
エピトープに対して向いているということだけが要求さ
れる。
例1により得られたような、ストレプトアビジン/熱
RAS被覆ポリスチロール管中に試薬1ml及び試料100μ
を2時間室温恒温保持した。引き続き、水道水で3回洗
浄した。次いで、検出反応のためにABTS −基質溶液1m
lを添加した。1時間後、405nmにおける吸光を測光法に
より測定した。結果を第3図に示す。
例 5 T4−試験 T4をビオチニル化抗−T4−抗体を使用して競合イムノ
アッセイにより測定した。このためには例1により得ら
れたようなストレプトアビジン/熱−RSA複合体で被覆
されたポリスチロール管中で、次の組成: チロキシシン/POD複合体(ヨーロッパ特許第209155号
明細書により製造) 100mU/ml バルビツレート 120m mol/、 燐酸塩緩衝液、pH8.6 18.2m mol/、 ANS(8−アニリノ−1−ナフタリン−スルホン酸)
0.04重量%、 牛血清アルブミン 0.2重量%、 からなる試薬500μ、並びに試料20μを室温で10分
間恒温保持した。引き続き、次の組成: T4に対するビオチニル化ポリクローナル抗体 1μg/m
l、 燐酸塩緩衝液、pH8.6 120m mol/、 ANS(8−アニリノ−1−ナフタリン−スルホン酸)
0.04重量%、 牛血清アルブミン 0.2 重量%、 からなる第2の試薬500μを添加し、更に30分間室温
で恒温保持する。水道水で3回洗浄した後、ABTS −基
質溶液1mlを添加し、室温で30分間恒温保持する。引き
続き、405nmにおける吸光を測定法で測定した。結果を
第4図に示した。
例 6 抗HBS−試験 HBS−抗体を1工程サンドウィッチイムノアッセイに
おいて測定した。検出のために次の組成を有する試薬を
使用する: PODとHBS−抗原とからなる複合体 60mU/ml 燐酸塩緩衝液、pH7.0 40m mol/ 酒石酸ナトリウム 200m mol/ プルロニック F68 0.5重量% フェノール 0.01重量% 牛血清アルブミン 0.2% 牛−IgG 0.1重量% ビオチニル化HBSAg(Immunol.Letters8,1984年、第27
3頁により製造) 150ng/ml。
例1によるストレプトアビジン/熱−RSA複合体で被
覆したポリスチロール管中で、該試薬1mlと試料200μ
とを4時間室温で恒温保持した。引き続き、水道水で3
回洗浄した。検出反応のためにはABTS−基質溶液1mlを
添加した。60分後に、422nmにおける吸光を測光法によ
り測定した。
抗−HBS−テストを、種々の量の固定ストレプトアビ
ジン量を有する管を使用して実施した。結果は第5図か
らわかる。ストレプトアビジンを本発明により使用する
量を越えて使用する場合、このテストの感度は明らかに
わるくなるということが、この際示される。
例 7 抗−HIV−試験 HIV−抗体を2工程サンドイッチイムノアッセイで測
定する。検出のためには次の組成の試薬を使用する。
試薬1 1種以上のビオチニル化HIV−抗原 各10-7mol/ 燐酸塩緩衝液、pH7.0 40m mol/ 食塩 0.9重量% 牛血清 10容量% 抗原としては次のものを使用した・遺伝子工学により
製造したHIV1−抗原;HIV1−gp41に相応するもの(gp41
−rek.Cen−tocorTM−p121)及びHIV1−p24に相応する
もの(p24−rek.、CentocorTM−pg2)、化学合成ペプチ
ド:HIV1−gp41からのもの(gp41−pep、Wang等、PNAS、
第83巻、第6159頁、1986年)及びHIV2−gp32からのもの
(pg32−pep、Gn−ann,J.W.等、Science、第237巻、第1
346頁、1987年)。これらの抗原はレアリイ(Leary)等
(PNAS、第80巻、第4045頁、1983年)によると同様にし
てビオチンで標識化された。
試薬2 人−免疫グロブリンに対する羊抗体とPODとからの複
合体 20mU/ml 燐酸塩緩衝液、pH7.0 40m mol/ ツウィーン20 0.05重量% 牛血清アルブミン 0.2% 牛−IgG 0.2% ストレプトアビジン/熱RSA複合体で被覆した、例1
によるポリスチロール管中に、試薬1 1ml及び人血清
又は人血漿10μを室温で1時間恒温保持した。引き続
き3回水道水で洗浄し、試薬2 1mlと1時間室温で恒
温保持する。再び3回水道水洗浄し、検出反応のために
ABTS−基質溶液1mlを添加する。60分後、422nmで吸光を
測光法で測定した。
抗−HIV−試験を個々のHIV−抗原及び抗原組合わせを
用いて実施した。この際、ストレプトアビジン/熱RSA
複合体で被覆したポリスチロール管中での試験実施は個
々の抗原特異的抗体の測定のためにも、多くの抗体又は
抗体混合物の同時的測定のためにも好適であることが示
されている(スクリーニングテスト;第1表)、これら
が同じビールス又は多くのビールスもしくは興味のある
抗原に向いているかどうかは重要ではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は異なる量の固定ストレプトアビジンとビオチニ
ル化抗−TSH−抗体とを使用したTSH−測定に関する較正
曲線を示す図であり、第2図はプロラクチン試験に関す
る較正曲線を示す図であり、第3図はCEA−試験に関す
る較正曲線を示す図であり、第4図はT4−試験に関する
較正曲線であり、第5図は種々の量の固定ストレプトア
ビジンを使用した抗−HBS−測定に関する較正曲線であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エーベル ハルト・マウラー ドイツ連邦共和国ヴアイルハイム・ブル ーメンシユトラーセ10 (72)発明者 ヴオルフガング・リユーデインガー ドイツ連邦共和国ビルケナウ・バルツエ ンバツハー・シユトラーセ 66 (72)発明者 ロルフ・デーク ドイツ連邦共和国ベルンリート・ヒルテ ンシユトラーセ7 (56)参考文献 特開 昭62−100660(JP,A) 特開 昭62−123359(JP,A) 特開 昭55−10590(JP,A) 特開 昭62−169054(JP,A) 特開 昭59−224562(JP,A) 特開 昭60−80766(JP,A) 特開 昭62−30963(JP,A)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】免疫学的に活性な反応成分の1つが結合し
    ている固相を使用して不均一系イムノアッセイの原理に
    より免疫学的に検出可能な物質を測定するために、内側
    表面にストレプトアビジン又はアビジンが反応容量1ml
    あたり0.1〜2.5μg存在するような量で結合している、
    不均一系イムノアッセイの原理によるサンドイッチテス
    ト法及び競合テスト法に好適な標準反応容器を固相とし
    て使用することを特徴とする免疫学的に検出可能な物質
    の測定法。
  2. 【請求項2】反応容器として、壁の内側表面がストレプ
    トアビジン又はアビジンで被覆されているキュベットを
    使用する請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】ストレプトアビジン又はアビジンを分子量
    約500000を越える可溶性蛋白質に結合させ、次いでこの
    ストレプトアビジン又はアビジン及び蛋白質からなる複
    合体を疎水性固相に吸着させる請求項1又は2記載の方
    法。
  4. 【請求項4】同時に複数の物質、特に複数の抗体を測定
    する請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】相互に相対している光透過性の壁の領域を
    有し、更に液体を取り込む内壁の範囲が少なくとも部分
    的にストレプトアビジン又はアビジンで被覆された壁を
    有し、この際反応容器の液体を取り込む内部空間と被覆
    のストレプトアビジン含量もしくはアビジン含量とが、
    反応容量1mlあたりストレプトアビジン又はアビジン0.1
    〜2.5μgが存在するように相互に調節して決められて
    いることを特徴とする、不均一系イムノアッセイの原理
    によるサンドイッチテスト法及び競合テスト法に好適な
    標準反応容器。
  6. 【請求項6】ストレプトアビジン又はアビジンが分子量
    500000を越える可溶性蛋白質を介して固相に結合してい
    る請求項5記載の反応容器。
  7. 【請求項7】反応容器がキュベットである請求項5又は
    6記載の反応容器。
  8. 【請求項8】反応容量1mlあたりストレプトアビジン又
    はアビジン0.1〜2.5μgが測定反応に提供されるような
    量で内壁にストレプトアビジン又はアビジンが結合して
    いる容器からなるサンドイッチテスト法及び競合テスト
    法に好適な標準反応容器を用いることを特徴とする不均
    一系イムノアッセイの原理による方法における種々のパ
    ラメータを測定するための方法。
JP1130302A 1988-05-25 1989-05-25 免疫学的に検出可能な物質の測定法、反応容器及びイムノアッセイ原理による方法における種々のパラメーターの測定法 Expired - Lifetime JP2824516B2 (ja)

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