JP2821930B2 - 順送型を用いるサイドカットの方法 - Google Patents

順送型を用いるサイドカットの方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 順送型を用いるサイドカットの方法、より詳しくは平
板状の素材に対し順送型を用いて絞り整形、外形トリム
などの工程に次いでサイドカットを行う場合に、サイド
カットの交差を確保するための方法に関し、 順送型を用い平板状の素材に対してなされる絞り整
形、外形トリム工程を行った後に行われるサイドカット
を、例えば0.03mm程度の厳しい公差範囲で実施しうる方
法を提供することを目的とし、 素材に対し順送型を用い絞り整形、外形トリム、サイ
ドカットを行うに際し、外形トリムにより素材に形成さ
れた隙間を利用し、外形トリムで残されたつなぎ部分の
下方にサイドカットを行うことを特徴とする順送型を用
いるサイドカットの方法を含み構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は順送型を用いるサイドカットの方法、より詳
しくは平板状の素材に対し順送型を用いて絞り整形、外
形トリムなどの工程に次いでサイドカットを行う場合
に、サイドカットの公差を確保するための方法に関す
る。
〔従来の技術〕
平板状の素材に対し絞り、外形トリム、サイドカット
などの工程を行ってカップ状の製品(その例は本発明の
実施例を示す第2図に製品14として表示されている。)
を形成する場合に、サイドカットについて問題がある。
従来例を示す第4図を参照すると、同図(a)に示さ
れるように、素材11に対し外形トリムによって隙間(切
れ目)12を入れ、そのときつなぎ部分13を残す。次に、
同図(b)を参照すると、サイドカットを行い、製品14
を素材11から切り離すと共に、製品14に幅W、高さHの
サイドカット部を形成する。なお、製品14は例えば小型
モータを内部に収納する目的などのために用いられる。
従来は、幅W、高さHの公差範囲は0.2mmといわゆる
ラフなものであったので、この範囲の公差ではサイドカ
ットは、同図(c)の工程レイアウトの平面図に示され
るように、初めの工程でサイドカットの寸法を見込んで
図にAで示す部分のカットを行うことで寸法公差を確保
することができた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、サイドカットの幅Wの公差範囲が0.03mm、高
さHの公差範囲が0.1mmと厳しくなると、絞り工程にお
けるプレス条件などによるバラツキのために、順送型を
用いる第4図に示す工程では公差寸法の確保が難しい。
そこで、第5図(b)の平面図に示されるように、A
で示す部分を予めラフカットし、サイドカットのとき邪
魔になるところに逃げをつけておき、後工程でサイドカ
ットを行う方法が試みられた。この例で、Aの部分をラ
フカットするときにWの公差寸法は確保できるが、深さ
方向すなわち高さHの寸法範囲すべてにわたってWの寸
法公差を必要とする場合にはこの方法は実用できない。
さらには、第6図の側面図に示されるように、ストレ
ートのサイドカットではなく、テーパしたサイドカット
を行う方法が試みられた。なお、第6図で、21はサイド
カットパンチを示す。しかし、この方法ではせん断され
た面がテーパして先がとがるので製品として使用する際
に、例えばサイドカット部に電線(コード)を入れる用
途において、コードが切れる問題が発生し、このテーパ
カット法は実用向きでない。
さらには、第7図に示されるように、絞り形状整形後
に、サイドカットにおいて邪魔になるフランジ部を下型
22を用い白抜矢印に示される如く上方に抜き、スクラッ
プを真空で吸い上げて排出し、しかる後にサイドカット
をする方法が試みられた。しかし、この方法では、スク
ラップ排出に確実性が難しく、実用向きではない。
そこで本発明は、順送型を用い平板状の素材に対して
なされる絞り整形、外形トリム工程を行った後に行われ
るサイドカットを、例えば0.03mm程度の厳しい公差範囲
で実施しうる方法は提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題は、素材に対し順送型を用い絞り整形、外形
トリム、サイドカットを行うに際し、外形トリムにより
素材に形成された隙間を利用し、外形トリムで残された
つなぎ部分の下方にサイドカットを行うことを特徴とす
る順送型を用いるサイドカットの方法によって解決され
る。
〔作用〕
すなわち本発明は、外形トリムにより形成される隙間
を利用し、3面カットによってサイドカットを行い、か
つ、製品分離をも併せてなすもので、公差を確保して実
施された外形トリムによって作られる隙間利用すること
により要求される公差寸法を確保することができる。
〔実施例〕
以下、本発明を図示の実施例により具体的に説明す
る。
本発明実施例は第1図〜第3図に示され、図中、11は
平板状の素材、12は切れ目(隙間)、13はつなぎ部分、
14は製品である。
本発明の方法によると、素材11に対し、順送型を用い
絞り製形と外形トリム工程を行い、素材11に隙間12を入
れる(第1図と第1図のII−II線断面図である第2のそ
れぞれの左の図)。つなぎ部分13の図にwで示す幅5mm
に設定した。
上記工程で形成された製品になる部分は、第2図の矢
印III方向に視た図である第3図に示され、同図で隙間1
2は斜線を付して示す。隙間12はこの実施例では約1mmの
間隔になるよう形成した。この隙間12を利用し、順送型
の一部を構成するサイドカットパンチを用いて、つなぎ
部分13の下方で3面すなわち切断面15a、15b、15cをカ
ットすると、幅W、高さHのサイドカットが得られる。
なお、サイドカットパンチは知られた刃が横に形成され
たものを用い、同パチを上から降ろし、カムを利用して
パンチの刃を横方向に動かしてサイドカットを行った
(第1図と第2図のそれぞれ右の図)。本実施例でWは
8mm(公差0.03mm)、Hは4mm(公差0.1mm)であった。
すなわち、第3図に示される隙間12を利用することによ
り、サイドカットは支障なく行われて第3図に砂地を付
した部分が除去され、しかも所定の範囲内の公差寸法が
得られたのである。なお、このサイドカットは、第2図
の右に示されるように製品分離を兼ねるものである。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、公差に厳しいサイドカ
ットを、順送型で容易に行うことが可能になった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例平面図、 第2図は第1図II−II線断面図、 第3図は第2図の矢印III方向に視た図、 第4図は従来例の図で、その(a)は平面図、その
(b)は同図(a)の矢印B方向に視た図、その(c)
は工程レイアウトの平面図、 第5図は従来例の図で、その(a)は側面図、(b)は
工程レイアウトの平面図、 第6図と第7図は従来例の側面図である。 図中、 11は素材、 12は切れ目(隙間)、 13はつなぎ部分、 14は製品、 15a、15b、15cは切断面、 21はサイドカットパンチ、 22は下型 を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】素材(11)に対し順送型を用いた絞り整
    形、外形トリム、サイドカットを行うに際し、 外形トリムにより素材(11)に形成された隙間(12)を
    利用し、外形トリムで残されたつなぎ部分(13)の下方
    にサイドカットを行うことを特徴とする順送型を用いる
    サイドカットの方法。
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