JP2820170B2 - Nc工作機械の加工指令作成方法および装置 - Google Patents

Nc工作機械の加工指令作成方法および装置

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JP2820170B2
JP2820170B2 JP3125859A JP12585991A JP2820170B2 JP 2820170 B2 JP2820170 B2 JP 2820170B2 JP 3125859 A JP3125859 A JP 3125859A JP 12585991 A JP12585991 A JP 12585991A JP 2820170 B2 JP2820170 B2 JP 2820170B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、NC工作機械の加工
指令作成方法および装置に関し、さらに詳しく言えば、
指定された公差を満たす加工を実現する加工寸法を算出
して、当該加工寸法での加工を行なう加工指令を作成で
きるNC工作機械の加工指令作成方法および装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の自動プログラミング装置
を用いてNC工作機械の加工指令を作成する方法を示す
説明図である。自動プログラミング装置(51)は、本
体(52)の前面に、加工形状に関する形状情報および
寸法情報を入力するキーボード(54)と、キーボード
(54)より入力された形状情報および寸法情報や演算
結果を表示する表示装置(53)とを備えている。
【0003】上記自動プログラミング装置(51)を用
いて加工指令を作成する場合、オペレータは、図面に描
かれた加工形状とその加工形状の各部分の長さ、角度な
どの寸法をそのまま自動プログラミング装置(51)に
入力する。例えば、図8の図面(71)に描かれた加工
形状(72)に加工する場合、まず、キーボード(5
4)を操作して加工形状(72)を入力し、次に、加工
形状(72)の各部分の寸法値(73)(74)をキー
ボード(54)により入力する。(62)は、入力され
た加工形状と寸法値に基づいて表示装置(53)上に描
かれた加工形状であり、(63)(64)は、表示装置
(53)上に表示された寸法値である(『NCプログラ
ミング入門』 野澤量一郎、岸 甫著:昭和60年 日
刊工業新聞社発行、第175頁〜第182頁参照)。
【0004】こうして加工形状、寸法値および他の加工
条件の入力が終了すると、自動プログラミング装置(5
1)は、それらの情報に基づいて加工指令を作成する。
そこで、その加工指令をNC装置に送って実際に加工を
行なう。加工終了後、加工物の計測を行なってその加工
物が指定された公差を満たしているかどうかを検査す
る。厳密な公差指定がある場合は、加工と計測を何回も
繰り返すことにより、その公差を満たす加工物を得る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の方法で指定
された公差を満たす加工物を得るには、オペレータの勘
に頼るところが大きく、初心者がプログラミングを行な
ってそのような加工物を得るのは難しい問題点がある。
また、熟練したオペレータがプログラミングを行なう場
合でも、加工形状が複雑で公差の指定が多い場合、加工
に際して素材や工具の温度変化が激しい場合、あるいは
工作機械側の位置決めなどの精度が悪い場合などには、
加工物の形状が指定された公差を満たしていない場合が
多く、そのため寸法値を変えて加工をやり直すことが多
い問題点がある。
【0006】そこで、この発明の目的は、指定された公
差を満たす加工を実現する加工寸法を初心者でも出で
き、当該加工寸法での加工を行なう加工指令を作成でき
NC工作機械の加工指令作成方法および装置を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1に、この発明は、加
工形状に関する形状情報を入力するステップと、前記加
工形状に付随する寸法情報を入力するステップと、前記
寸法情報に付随する公差情報を入力するステップと、入
力された形状情報と寸法情報と公差情報とに基づいてそ
の公差を満たす寸法許容範囲を算出するステップと、加
工する素材の熱膨張係数と加工に使用する治具や工具や
工作機械などの加工用手段の熱膨張係数との差を修正パ
ラメータとして当該修正パラメータと加工時および非加
工時の温度差と前記寸法情報に含まれる各部の寸法値と
を乗算して得られた補正量を前記寸法許容範囲の上限値
から減算した値を新たな上限値として決定するか又は前
記補正量を前記寸法許容範囲の下限値に加算した値を新
たな下限値として決定して前記寸法許容範囲を修正する
ステップと、修正された寸法許容範囲内で前記公差をす
べて満足する加工寸法を算出するステップと、前記加工
寸法を用いてNC工作機械の加工指令を作成するステッ
プとを具備してなることを特徴とするNC工作機械の加
工指令作成方法を提供する。第2に、この発明は、加工
形状に関する形状情報を入力するステップと、前記加工
形状に付随する寸法情報を入力するステップと、前記寸
法情報に付随する公差情報を入力するステップと、入力
された形状情報と寸法情報と公差情報とに基づいてその
公差を満たす寸法許容範囲を算出するステップと、工作
機械の各動作軸方向の加工精度を前記寸法許容範囲の上
限値から減算した値を新たな上限値として決定するか又
は前記加工精度を前記寸法許容範囲の下限値に加算した
値を新たな下限値として決定して前記寸法許容範囲を修
正するステップと、修正された寸法許容範囲内で前記公
差をすべて満足する加工寸法を算出するステップと、前
記加工寸法を用いてNC工作機械の加工指令を作成する
ステップとを具備してなることを特徴とするNC工作機
械の加工指令作成方法を提供する。
【0008】第に、この発明は、加工形状に関する形
状情報を入力する形状情報入力手段と、前記加工形状に
付随する寸法情報を入力する寸法情報入力手段と、前記
寸法情報に付随する公差情報を入力する公差情報入力手
段と、前記形状情報入力手段により入力された形状情報
と前記寸法情報入力手段により入力された寸法情報と前
記公差情報入力手段により入力された公差情報とに基づ
いてその公差を満たす寸法許容範囲を算出する寸法許容
範囲算出手段と、加工する素材または使用する治具や工
具や工作機械などの加工用手段の全部または一部に取り
付けられて加工時の温度を測定する温度測定手段と、
工する素材の熱膨張係数と前記加工用手段の熱膨張係数
との差を修正パラメータとして当該修正パラメータと,
前記温度測定手段により測定された加工時の温度および
非加工時の温度の温度差と,前記寸法情報に含まれる各
部の寸法値とを乗算して得られた補正量を前記寸法許容
範囲の上限値から減算した値を新たな上限値として決定
するか又は前記補正量を前記寸法許容範囲の下限値に加
算した値を新たな下限値として決定して前記寸法許容範
囲を修正する寸法許容範囲修正手段と、修正された寸法
許容範囲内で前記公差をすべて満足する加工寸法を算出
する加工寸法算出手段と、前記加工寸法を用いてNC工
作機械の加工指令を作成する加工指令算出手段とを具備
してなることを特徴とするNC工作機械の加工指令作成
装置を提供する。第に、この発明は、加工形状に関す
る形状情報を入力する形状情報入力手段と、前記加工形
状に付随する寸法情報を入力する寸法情報入力手段と、
前記寸法情報に付随する公差情報を入力する公差情報入
力手段と、前記形状情報入力手段により入力された形状
情報と前記寸法情報入力手段により入力された寸法情報
と前記公差情報入力手段により入力された公差情報とに
基づいてその公差を満たす寸法許容範囲を算出する寸法
許容範囲算出手段と、工作機械の各動作軸方向の加工精
度を格納する加工精度格納手段と、前記寸法許容範囲に
対応した動作軸に関する加工精度を前記加工精度格納手
段から読み出して当該加工精度を前記寸法許容範囲の上
限値から減算した値を新たな上限値として決定するか又
は前記加工精度を前記寸法許容範囲の下限値に加算した
値を新たな下限値として決定して前記寸法許容範囲を修
正する寸法許容範囲修正手段と、修正された寸法許容範
囲内で前記公差をすべて満足する加工寸法を算出する加
工寸法算出手段と、前記加工寸法を用いてNC工作機械
の加工指令を作成する加工指令作成手段とを具備してな
ることを特徴とするNC工作機械の加工指令作成装置を
提供する。
【0009】
【作用】上記第1のNC工作機械の加工指令作成方法お
よび上記第NC工作機械の加工指令作成装置では、
加工形状に関する形状情報と、加工形状に付随する寸法
情報と、寸法情報に付随する公差情報とにより、その加
工形状の各部分について寸法の許容範囲を算出する。そ
して、加工する素材の熱膨張係数と加工用手段(治具,
工具,工作機械)の熱膨張係数との差を修正パラメータ
とし、当該修正パタメータと,加工に際しての温度変化
(加工時および非加工時の温度差)と,加工形状の各部
寸法とを乗算して得られた補正量を、寸法許容範囲の上
限値から減算したり,寸法許容範囲の下限値に加算する
ことで、寸法許容範囲を修正する。さらに、修正された
寸法許容範囲内で公差をすべて満足する加工寸法を算出
する。具体的な算出手順の一例を示せば次の通り。修正
された寸法許容範囲内で適当な値を選んで各部分につい
て仮の加工寸法を設定し、その仮の加工寸法を前記公差
情報と対比して各部分について指定された公差を満たし
ているか否かを判定する。そして、満たしている場合
は、その仮の加工寸法を正規の加工寸法とする。満たし
ていない場合は、仮の加工寸法を前記許容範囲中の他の
値に変更し、上記と同様にしてすべての公差を満たして
いるか否かを判定する。満たしていない場合は、さらに
同様のステップを繰り返す。こうして、加工する素材や
加工用手段の熱変形状況に応じて寸法許容範囲を適切に
修正でき、加工形状のすべての部分について指定された
公差を満たす加工寸法を算出でき、当該加工寸法での加
工を行なう加工指令を作成することができる。上記第2
NC工作機械の加工指令作成方法および上記第
C工作機械の加工指令作成装置では、加工形状に関する
形状情報と、加工形状に付随する寸法情報と、寸法情報
に付随する公差情報とにより、その加工形状の各部分に
ついて寸法の許容範囲を算出する。 そして、工作機械の
各動作軸方向の加工精度を寸法許容範囲の上限値から減
算したり,寸法許容範囲の下限値に加算することで、寸
法許容範囲を修正する。 こうして、工作機械の各動作軸
方向の加工精度に応じて寸法許容範囲を適切に修正で
き、加工形状のすべての部分について指定された公差を
満たす加工寸法を算出でき、当該加工寸法での加工を行
なう加工指令を作成することができる
【0010】
【実施例】以下、添付図面に基づいてこの発明の実施例
を説明する。 (構成) 図3は、この発明の加工指令作成装置を内蔵した、NC
工作機械の加工指令を作成する自動プログラミング装置
の概略図である。
【0011】自動プログラミング装置(11)は、本体
(12)の前面に、加工形状に関する形状情報、寸法情
報および公差情報を入力するキーボード(14)と、キ
ーボード(14)より入力された形状情報などの各種情
報や演算結果を表示する表示装置(13)とを備えてい
る。オペレータは、表示装置(13)に表示される指示
にしたがって形状情報、寸法情報などをキーボード(1
4)より入力し、対話形式で加工指令を作成する。
【0012】図1は、この発明の加工指令作成装置の一
実施例の構成を示すブロック図、図2は、その加工指令
作成装置の作動を示すフローチャートである。この発明
の加工指令作成装置(1)は、自動プログラミング装置
(11)に内蔵されており、自動プログラミング装置
(11)は、加工指令作成装置(1)が算出した加工寸
法を用いてNC工作機械の加工指令を作成する。
【0013】加工指令作成装置(1)は、図1に示すよ
うに、情報入力部(1a)と情報処理部(1b)とを備
えている。情報入力部(1a)は、加工形状に関する形
状情報を入力する形状情報入力部(2)と、加工形状に
付随する寸法情報を入力する寸法情報入力部(3)と、
寸法情報に付随する公差情報を入力する公差情報入力部
(4)とから成っている。
【0014】情報処理部(1b)は、入力された形状情
報、寸法情報および公差情報に基づいて寸法の許容範囲
を算出する寸法許容範囲算出部(5)と、修正パラメー
タにより寸法許容範囲算出部(5)で算出した寸法許容
範囲を修正する寸法許容範囲修正部(6)と、修正され
た寸法許容範囲内で仮の加工寸法を設定する仮加工寸法
設定部(7)と、仮加工寸法設定部(7)で設定された
仮の加工寸法が指定された公差を満たしているか否かを
判定する公差判定部(8)とから成っている。
【0015】この実施例では、情報入力部(1a)は自
動プログラミング装置(11)のキーボード(1)に
より構成され、情報処理部(1b)はマイクロプロセッ
サを含んで構成されていて、メモリに格納されたプログ
ラムにしたがって情報処理を行なう。
【0016】またこの実施例では、情報処理部(1b)
すなわち、寸法許容範囲算出部(5)と寸法許容範囲修
正部(6)と仮加工寸法決定部(7)と公差判定部
(8)とが加工寸法算出手段を構成している。
【0017】形状情報入力部(2)は、加工形状がどの
ような形状であるかを示す情報を寸法許容範囲算出部
(5)に入力する。この形状情報の入力は、オペレータ
がキーボード(14)より行なうが、CADシステムな
どから出力された形状情報を入力するようにしてもよ
い。
【0018】寸法情報入力部(3)は、加工形状の各部
分の寸法を示す数値を寸法許容範囲算出部(5)に入力
する。この寸法情報の入力は、オペレータがキーボード
(14)より行なうが、CADシステムなどから出力さ
れた寸法情報を入力するようにしてもよい。
【0019】公差情報入力部(4)は、加工形状の各部
分の寸法に付随する公差を示す数値を寸法許容範囲算出
部(5)に入力する。この公差情報の入力は、オペレー
タがキーボード(14)より行なうが、CADシステム
などから出力された公差情報を入力するようにしてもよ
い。
【0020】形状情報および寸法情報としては、従来の
自動プログラミング装置(51)で入力できる情報が用
いられる。公差情報としては、加工形状の長さ(幅、高
さ、ピッチ、径、深さ、段差、奥行など)や角度などの
寸法精度に関する公差だけでなく、真直度、平面度、真
円度、円筒度、平行度、直角度、傾斜度、位置度、同軸
度、対称度、触れ度などの形状精度に関する公差なども
用いられる。
【0021】寸法許容範囲算出部(5)は、形状情報と
寸法情報と公差情報に基づいて、入力された加工形状の
各部分について寸法の許容範囲を算出する。すなわち、
加工形状の各部分の寸法値に公差の上限値を加算して許
容範囲の上限値を算出し、その寸法値から公差の下限値
を減算して許容範囲の下限値を算出する。
【0022】寸法許容範囲修正部(6)は、適当な修正
パラメータにより、寸法許容範囲算出部(5)で得られ
た寸法許容範囲を修正する。修正パラメータとしては、
加工する素材や使用する治具、工具、工作機械などの温
度−熱変形特性、あるいは使用する工作機械の各動作軸
方向の加工精度などが用いられる。寸法許容範囲を修正
することにより、素材、治具などの熱変形、工作機械の
加工精度などのパラメータを考慮した加工を実現する加
工寸法が得られる。この修正パラメータは、例えば情報
処理部(1b)のメモリに格納しておく。
【0023】
【0024】仮加工寸法設定部(7)は、寸法許容範囲
修正部(6)で修正された寸法許容範囲内で加工形状の
各部分の仮の加工寸法を設定し、その値を公差判定部
(8)に出力する。公差判定部(8)から「その値では
すべての公差を満たさない」との情報が送られてきた場
合は、他の値に変更して再度出力する。この動作は、所
定回数に達するまで繰り返す。この動作を所定回数繰り
返しても、「その値ではすべての公差を満たさない」と
の情報が送られてきた場合は、動作を中止し、指定され
た公差に矛盾がある旨を表示装置(13)に表示する。
この表示により、オペレータは指定された公差に矛盾が
あることを知ることができる。
【0025】仮の加工寸法の設定方法は種々考えられる
が、例えば、最初は許容範囲内の中間値を選定し、2回
目はその許容範囲の幅の1割に相当する値を許容範囲の
上限値より減算した値、あるいは下限値に加算した値を
選定し、それ以降は減算、加算の値を同じ割合で増やし
ていく方法がある。この方法以外には、線形計画法など
の他の公知の手法を使用することもできる。要は、許容
範囲内の値を満遍なく選定する方法であればよい。
【0026】公差判定部(8)は、仮加工寸法設定部
(7)で設定された仮の加工寸法を公差情報入力部
(4)から入力された公差情報と対比し、その仮の加工
寸法が指定されたすべての公差を満たしているか否かを
判定する。その仮の加工寸法値が指定されたすべての公
差を満たしていると判定すると、その仮の加工寸法値を
正規の加工寸法値と認定し、その値を自動プログラミン
グ装置(11)の加工指令作成部(15)に出力する。
加工指令作成部(15)は、その加工寸法値に基づいて
加工指令を作成する。
【0027】仮の加工寸法値が指定されたすべての公差
を満たしていないと判定すると、公差判定部(8)はそ
の旨の情報を仮加工寸法設定部(7)に送り、加工指令
作成部(15)にはその仮の加工寸法値を出力しない。
「その値ではすべての公差を満たさない」との情報を受
け取った仮加工寸法設定部(7)は、上述した通り、仮
の加工寸法として他の値を設定して公差判定部(8)に
出力する。公差判定部(8)は、その新たな仮の加工寸
法値について再度同様の判定を行なう。この判定動作
は、仮加工寸法設定部(7)が動作を中止するまで繰り
返す。
【0028】(作動) 次に、以上の構成とした加工指令作成装置(1)の動作
を図2を参照しながら説明する。ここでは、図4の加工
形状の加工寸法を算出する場合を例にとって述べる。
【0029】ステップS1では、寸法許容範囲算出部
(5)に、形状情報入力部(2)により加工形状の形状
情報を、寸法情報入力部(3)により加工形状の寸法情
報を、公差情報入力部(4)により加工形状の公差情報
をそれぞれ入力する。この入力は、キーボード(13)
あるいはCAD装置などで行なう。公差情報は、公差判
定部(8)にも入力される。
【0030】図4の図面(31)に描かれた加工形状
(32)の場合は、形状情報として矩形の左上角が欠け
た形状である旨をキーボード(13)などで入力する。
また、寸法情報として、加工形状(32)の高さを示す
寸法値(33)[150]、加工形状(32)の幅を示
す寸法値(35)[200]、さらに角度を示す寸法値
(37)[150]を入力する。公差情報として、寸法
値(33)に指定された公差値(34)[+0.5、−
0.5]、寸法値(35)に指定された公差値(36)
[+0.1、−0.2]を入力する。
【0031】入力された形状情報、寸法情報および公差
情報により、図3に示すように、自動プログラミング装
置(11)の表示装置(13)に加工形状(22)、寸
法値(23)(25)(27)、公差値(24)(2
6)が表示される。
【0032】ステップS2では、寸法許容範囲算出部
(5)が、入力された加工形状の各部分の寸法値につい
て、入力された公差値を加算あるいは減算して各部分の
寸法許容範囲を算出する。
【0033】図4の加工形状(32)の場合、寸法値
(33)とその公差値(34)から、寸法値(33)の
許容範囲は149.5〜150.5と算出される。同様
に、寸法値(35)とその公差値(36)から、寸法値
(35)の許容範囲は199.8〜200.1と算出さ
れる。
【0034】ステップS3では、寸法許容範囲修正部
(6)が、寸法許容範囲算出部(5)で算出した寸法許
容範囲を修正パラメータによって修正する。
【0035】修正パラメータとして工作機械の加工精度
を用いる場合は、使用する工作機械の加工精度情報から
修正パラメータを設定するように構成し、設定された修
正パラメータによって寸法許容範囲を修正する。具体的
には、各軸方向の加工精度が正方向の場合には当該加工
精度に対応する寸法分だけ加工が過大に行われる可能性
があるので当該加工精度の絶対値を寸法許容範囲の上限
値から減算した値を新たな上限値として決定し、各軸方
向の加工精度が負方向の場合には当該加工精度に対応す
る寸法分だけ加工が過小に行われる可能性があるので当
該加工精度の絶対値を寸法許容範囲の下限値に加算した
値を新たな下限値として決定する。
【0036】例えば、図5に示す工作機械(41)を使
用して加工する場合に、工作機械(41)の互いに直交
するX軸、Y軸およびZ軸の各方向の加工精度が、図6
に示すテーブル(42)のように、X軸方向に+0.0
1mm、Y軸方向に−0.02mm、Z軸方向に0であ
るとすると、図4の加工形状(32)では、例えば、寸
法値(33)の許容範囲149.5〜150.5は14
9.5〜150.49に、寸法値(35)の許容範囲1
99.8〜200.1は199.82〜200.1に修
正される。
【0037】工作機械(41)の加工精度を示すテーブ
ル(42)は、例えばメモリに格納しておき、必要時に
アクセスできるようにする。こうすると、工作機械(4
1)の工作精度が補正されるため、指定された公差を満
たす加工を容易に実現することができる。
【0038】修正パラメータとして、素材や使用する治
具、工具、工作機械などの温度−熱変形特性を使用する
場合は、それらのすべてあるいは一部に温度測定手段を
取り付けてそれらの加工中の温度変化を測定するように
構成し、得られた温度変化情報とそれらの材質の温度−
熱変形特性情報とからそれらの加工中の熱変形状況を推
定して寸法許容範囲を修正する。
【0039】例えば、工作機械の材質と素材の材質が異
なる場合は、それら両材質の熱膨張係数の差を修正パラ
メータとし、その熱膨張係数の差と加工時および非加工
時の温度差とを加工形状の各部寸法にかけて各部寸法の
補正量を計算し、当該補正量を寸法許容範囲の上限値か
ら減算した値を新たな上限値として決定し、前記補正量
を寸法許容範囲の下限値に加算した値を新たな下限値と
して決定する
【0040】例えば、工作機械の材質が鉄で、素材の材
質がアルミニウムである場合、20゜Cにおける鉄の熱
膨張係数は11.7×10-6、アルミニウムの熱膨張係
数は23.03×10-6であるから、その差11.33
×10-6が修正パラメータとなる。
【0041】ステップS4では、仮加工寸法設定部
(7)が、修正された寸法許容範囲内で加工形状の各部
分の仮の加工寸法を設定する。
【0042】仮の加工寸法の設定方法として、最初は許
容範囲内の中間値を選定し、2回目はその許容範囲の幅
の1割に相当する値を許容範囲の上限値より減算した
値、あるいは下限値に加算した値を選定し、それ以降は
減算、加算の値を同じ割合で増やしていく方法を採用し
たとすると、図4の加工形状(32)では、最初は、高
さを示す寸法値(33)の仮の加工寸法は、修正された
許容範囲149.5〜150.49の中間値149.9
95に設定される。幅を示す寸法値(35)の仮の加工
寸法は、修正された許容範囲199.82〜200.1
の中間値199.9に設定される。
【0043】2回目は、高さを示す寸法値(33)の修
正された許容範囲の幅0.99の1割に当たる0.09
9を下限値149.5に加算し、あるいは上限値15
0.49から減算した値に設定する。また、幅を示す数
値(35)の修正された許容範囲の幅0.28の1割に
当たる0.028を下限値199.82に加算し、ある
いは上限値200.1から減算した値に設定する。3回
目以降は、修正された許容範囲の幅の1割に当たる値だ
けさらに加算または減算した値に順に設定していく。
【0044】ステップS5では、仮の加工寸法の設定が
N回目であるか否かを判定する。この判定は仮加工寸法
設定部(7)が行なう。回数Nは、仮加工寸法の設定方
法などを考慮して予め設定し、メモリに格納しておく。
N回目であると判定すると、仮加工寸法設定部(7)は
設定動作を中止し(ステップS6)、指定された公差に
矛盾がある旨を表示装置(13)に表示する。N回目で
ないと判定すると、ステップS7に飛ぶ。
【0045】ステップS7では、公差判定部(8)が、
仮加工寸法設定部(7)から送られた仮の加工寸法が指
定された公差をすべて満足しているか否かを判定する。
指定された公差をすべて満足していないと判定すると、
ステップS4に戻る。すると、仮加工寸法設定部(7)
は仮の加工寸法を他の値に設定して公差判定部(8)に
出力するので、再度同じ判定を行なう。
【0046】指定された公差をすべて満足していると判
定すると、そのときの仮の加工寸法値を正規の加工寸法
と認め、その加工寸法を加工指令作成部(15)に出力
する(ステップS8)。こうして、加工寸法の算出を終
了する。
【0047】以上の説明では、寸法、公差として加工形
状の各部分の長さとその公差を挙げているが、加工形状
の角部や円弧などの角度とその公差などでもよい。な
お、この明細書において、「寸法」とは加工形状の長さ
や角度など、加工形状に関するすべてのものを含む広い
概念を意味するものである。
【0048】
【発明の効果】この発明のNC工作機械の加工指令作成
方法および装置によれば、指定された公差を満たす加工
を実現する加工寸法を初心者でも出でき、当該加工寸
法での加工を行なう加工指令を作成することができる。
したがって、加工形状が複雑で公差の指定が多い場合、
加工に際して被加工物や工具の温度変化が激しい場合、
工作機械側の位置決めなどの精度が悪い場合などにおい
ても、指定された公差を満足する加工を行なう加工指令
を容易に作成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の加工指令作成装置の一実施例の構成
を示すブロック図である。
【図2】図1の加工指令作成装置の作動を示すフローチ
ャートである。
【図3】この発明の加工指令作成装置を内蔵した、NC
工作機械の加工指令を作成する自動プログラミング装置
の概略図である。
【図4】加工形状の一例を示す図面の概略図である。
【図5】工作機械の一例を示す概略斜視図である。
【図6】図5の工作機械の加工精度をテーブル形式で示
す図表である。
【図7】NC工作機械の加工指令を作成する従来の自動
プログラミング装置の概略図である。
【図8】加工形状の一例を示す図面の概略図である。
【符号の説明】
1 加工指令作成装置 1a 情報入力部 1b 情報処理部 2 形状情報入力部 3 寸法情報入力部 4 公差情報入力部 5 寸法許容範囲算出部 6 寸法許容範囲修正部 7 仮加工寸法設定部 8 公差判定部 11 自動プログラミング装置 12 本体 13 表示装置 14 キーボード 15 加工指令作成部 22 加工形状 23、25 寸法値 24、26 公差値 27 角度値 31 図面 32 加工形状 33、35 寸法値 34、36 公差値 37 角度値 41 工作機械 42 加工精度テーブル
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G05B 19/4093 G05B 19/404

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工形状に関する形状情報を入力するス
    テップと、前記加工形状に付随する寸法情報を入力する
    ステップと、前記寸法情報に付随する公差情報を入力す
    るステップと、入力された形状情報と寸法情報と公差情
    報とに基づいてその公差を満たす寸法許容範囲を算出す
    るステップと、加工する素材の熱膨張係数と加工に使用
    する治具や工具や工作機械などの加工用手段の熱膨張係
    数との差を修正パラメータとして当該修正パラメータと
    加工時および非加工時の温度差と前記寸法情報に含まれ
    る各部の寸法値とを乗算して得られた補正量を前記寸法
    許容範囲の上限値から減算した値を新たな上限値として
    決定するか又は前記補正量を前記寸法許容範囲の下限値
    に加算した値を新たな下限値として決定して前記寸法許
    容範囲を修正するステップと、修正された寸法許容範囲
    内で前記公差をすべて満足する加工寸法を算出するステ
    ップと、前記加工寸法を用いてNC工作機械の加工指令
    を作成するステップとを具備してなることを特徴とする
    NC工作機械の加工指令作成方法。
  2. 【請求項2】 加工形状に関する形状情報を入力するス
    テップと、前記加工形状に付随する寸法情報を入力する
    ステップと、前記寸法情報に付随する公差情報を入力す
    るステップと、入力された形状情報と寸法情報と公差情
    報とに基づいてその公差を満たす寸法許容範囲を算出す
    るステップと、工作機械の各動作軸方向の加工精度を前
    記寸法許容範囲の上限値から減算した値を新たな上限値
    として決定するか又は前記加工精度を前記寸法許容範囲
    の下限値に加算した値を新たな下限値として決定して
    記寸法許容範囲を修正するステップと、修正された寸法
    許容範囲内で前記公差をすべて満足する加工寸法を算出
    するステップと、前記加工寸法を用いてNC工作機械の
    加工指令を作成するステップとを具備してなることを特
    徴とするNC工作機械の加工指令作成方法。
  3. 【請求項3】 加工形状に関する形状情報を入力する形
    状情報入力手段と、前記加工形状に付随する寸法情報を
    入力する寸法情報入力手段と、前記寸法情報に付随する
    公差情報を入力する公差情報入力手段と、前記形状情報
    入力手段により入力された形状情報と前記寸法情報入力
    手段により入力された寸法情報と前記公差情報入力手段
    により入力された公差情報とに基づいてその公差を満た
    す寸法許容範囲を算出する寸法許容範囲算出手段と、加
    工する素材または使用する治具や工具や工作機械などの
    加工用手段の全部または一部に取り付けられて加工時の
    温度を測定する温度測定手段と、加工する素材の熱膨張
    係数と前記加工用手段の熱膨張係数との差を修正パラメ
    ータとして当該修正パラメータと,前記温度測定手段に
    より測定された加工時の温度および非加工時の温度の温
    度差と,前記寸法情報に含まれる各部の寸法値とを乗算
    して得られた補正量を前記寸法許容範囲の上限値から減
    算した値を新たな上限値として決定するか又は前記補正
    量を前記寸法許容範囲の下限値に加算した値を新たな下
    限値として決定して前記寸法許容範囲を修正する寸法許
    容範囲修正手段と、修正された寸法許容範囲内で前記公
    差をすべて満足する加工寸法を算出する加工寸法算出手
    段と、前記加工寸法を用いてNC工作機械の加工指令を
    作成する加工指令算出手段とを具備してなることを特徴
    とするNC工作機械の加工指令作成装置。
  4. 【請求項4】 加工形状に関する形状情報を入力する形
    状情報入力手段と、前記加工形状に付随する寸法情報を
    入力する寸法情報入力手段と、前記寸法情報に付随する
    公差情報を入力する公差情報入力手段と、前記形状情報
    入力手段により入力された形状情報と前記寸法情報入力
    手段により入力された寸法情報と前記公差情報入力手段
    により入力された公差情報とに基づいてその公差を満た
    す寸法許容範囲を算出する寸法許容範囲算出手段と、工
    作機械の各動作軸方向の加工精度を格納する加工精度格
    納手段と、前記寸法許容範囲に対応した動作軸に関する
    加工精度を前記加工精度格納手段から読み出して当該加
    工精度を前記寸法許容範囲の上限値から減算した値を新
    たな上限値として決定するか又は前記加工精度を前記寸
    法許容範囲の下限値に加算した値を新たな下限値として
    決定して前記寸法許容範囲を修正する寸法許容範囲修正
    手段と、修正された寸法許容範囲内で前記公差をすべて
    満足する加工寸法を算出する加工寸法算出手段と、前記
    加工寸法を用いてNC工作機械の加工指令を作成する加
    工指令作成手段とを具備してなることを特徴とするNC
    工作機械の加工指令作成装置。
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