JP2820075B2 - 通信回線制御方式 - Google Patents
通信回線制御方式Info
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- JP2820075B2 JP2820075B2 JP7217472A JP21747295A JP2820075B2 JP 2820075 B2 JP2820075 B2 JP 2820075B2 JP 7217472 A JP7217472 A JP 7217472A JP 21747295 A JP21747295 A JP 21747295A JP 2820075 B2 JP2820075 B2 JP 2820075B2
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- Japan
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、加入者電話及びデ
ータ通信方式において、通信回線制御方式に関し、優先
度を参照して呼接続制御を行う通信回線制御方式に関す
る。
ータ通信方式において、通信回線制御方式に関し、優先
度を参照して呼接続制御を行う通信回線制御方式に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の通信回線制御方式では、加入者無
線電話方式における回線制御に関して携帯機の制御部の
コード信号発生部が優先コードを作り、この優先コード
を利用して回線が空いていなければ、割り込みを行い通
信回線を確立するという技術があった。本技術は、例え
ば特開平４−９６４３２号公報に記載がある。
線電話方式における回線制御に関して携帯機の制御部の
コード信号発生部が優先コードを作り、この優先コード
を利用して回線が空いていなければ、割り込みを行い通
信回線を確立するという技術があった。本技術は、例え
ば特開平４−９６４３２号公報に記載がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の通信回線制御では、発信者側が優先コードの通信を行
うと次から次にと割り込みが強制的に発生するため重要
な通信を行っている回線に対して割り込みがかかってし
まう可能性がある。
の通信回線制御では、発信者側が優先コードの通信を行
うと次から次にと割り込みが強制的に発生するため重要
な通信を行っている回線に対して割り込みがかかってし
まう可能性がある。
【０００４】また発信者側にしか優先コードをつけるこ
とができず、また優先コードの付け方が固定的であるた
め、いわゆる緊急通信と通常の通信を区別するだけで着
信者側が優先的に接続してほしいと考える通信に対して
は何の手段も存在しなかった。
とができず、また優先コードの付け方が固定的であるた
め、いわゆる緊急通信と通常の通信を区別するだけで着
信者側が優先的に接続してほしいと考える通信に対して
は何の手段も存在しなかった。
【０００５】また優先コードのない通信は、その発信の
有無すら着信者側に伝えることができなかった。
有無すら着信者側に伝えることができなかった。
【０００６】本発明の目的は、着信者側に着信の有無を
判別する着信検出手段と、着信者側に発信者別に自分の
望む優先順位を設定する機能を提供し、着信者側が回線
の接続を望む通信に優先的に回線を振り分け、円滑な通
信回線の制御を行うことである。
判別する着信検出手段と、着信者側に発信者別に自分の
望む優先順位を設定する機能を提供し、着信者側が回線
の接続を望む通信に優先的に回線を振り分け、円滑な通
信回線の制御を行うことである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の通信回線制御方
式は、発信側と着信側の交換機間を複数の通信回線で接
続する通信回線制御方式において、前記発信側交換機か
ら前記着信側交換機に接続先の電話番号、発信者の電話
番号、発信場所と発信時間の情報を通知する手段と、前
記着信側交換機に通知された前記情報を登録するＩＤデ
ータベースと、所定のパラメータに基づいて発信者の通
信の優先度を計算する機能を有し、前記発信側交換機に
前記優先度を通知し、この優先度に基づいて回線制御を
行う通信回線制御方式であって、前記回線制御は、前記
発信側交換機において空き回線が無く、前記優先度が接
続中の通信の優先度より低いものが無いときは、優先度
に応じて待ち時間を与えて待ち状態に入り回線が空くま
で待ち、回線が空かず前記待ち時間が経過した場合に前
記待ち状態を解除するとともに前記ＩＤデータベースに
未着信であることを登録し前記着信側交換機に未着信で
あることを通知することを特徴とする。
式は、発信側と着信側の交換機間を複数の通信回線で接
続する通信回線制御方式において、前記発信側交換機か
ら前記着信側交換機に接続先の電話番号、発信者の電話
番号、発信場所と発信時間の情報を通知する手段と、前
記着信側交換機に通知された前記情報を登録するＩＤデ
ータベースと、所定のパラメータに基づいて発信者の通
信の優先度を計算する機能を有し、前記発信側交換機に
前記優先度を通知し、この優先度に基づいて回線制御を
行う通信回線制御方式であって、前記回線制御は、前記
発信側交換機において空き回線が無く、前記優先度が接
続中の通信の優先度より低いものが無いときは、優先度
に応じて待ち時間を与えて待ち状態に入り回線が空くま
で待ち、回線が空かず前記待ち時間が経過した場合に前
記待ち状態を解除するとともに前記ＩＤデータベースに
未着信であることを登録し前記着信側交換機に未着信で
あることを通知することを特徴とする。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明をまず加入者電話方式に適
用した実施の形態について説明する。本発明の通信回線
制御方式は、交換機間で相手先の電話番号、発信者の電
話番号、発信場所と発信時間からなる情報を着信側交換
機に通知し、着信者の電話機によって設定されたパラメ
ータを用いて、その通信の優先度を計算し、その結果を
発信側交換機に送り返す。そしてこの優先度に基づい
て、円滑に通信回線を制御するという方式である。また
着信側交換機に通知された相手先の電話番号、発信元の
電話番号、発信場所と発信時間からなる情報は着信側交
換機に接続されたＩＤデータベースに登録される。 〔実施例〕本発明の実施例の構成図を図１に示す。
用した実施の形態について説明する。本発明の通信回線
制御方式は、交換機間で相手先の電話番号、発信者の電
話番号、発信場所と発信時間からなる情報を着信側交換
機に通知し、着信者の電話機によって設定されたパラメ
ータを用いて、その通信の優先度を計算し、その結果を
発信側交換機に送り返す。そしてこの優先度に基づい
て、円滑に通信回線を制御するという方式である。また
着信側交換機に通知された相手先の電話番号、発信元の
電話番号、発信場所と発信時間からなる情報は着信側交
換機に接続されたＩＤデータベースに登録される。 〔実施例〕本発明の実施例の構成図を図１に示す。
【０００９】また、本発明の通信回線制御方式のフロー
チャートを図２のａ、ｂに示す。始めに相手先の電話番
号、発信者の電話番号、発信場所と発信時間を着信側交
換機２のＩＤデータベース４に登録する。
チャートを図２のａ、ｂに示す。始めに相手先の電話番
号、発信者の電話番号、発信場所と発信時間を着信側交
換機２のＩＤデータベース４に登録する。
【００１０】次に通信回線５が空いているか調べ、回線
５が空いているならば通常通り回線５を接続する。もし
発信側交換機１で回線５が空いていない場合、後述する
ごとくその通信の優先度を着信側交換機２側で登録して
あるパラメータを用いて算出し、その優先度の値を発信
側交換機１に通知する。この通知は、交換機間のシグナ
リングを用いて行なわれる。
５が空いているならば通常通り回線５を接続する。もし
発信側交換機１で回線５が空いていない場合、後述する
ごとくその通信の優先度を着信側交換機２側で登録して
あるパラメータを用いて算出し、その優先度の値を発信
側交換機１に通知する。この通知は、交換機間のシグナ
リングを用いて行なわれる。
【００１１】発信側交換機１では、当該受け取った優先
度と他の通信の優先度を比較し、優先度の低い通信が回
線を使用しているかどうかを調べる。
度と他の通信の優先度を比較し、優先度の低い通信が回
線を使用しているかどうかを調べる。
【００１２】そのとき回線を使用している通信の中で受
け取った優先度より低い通信がある場合、その通信の使
用している回線を解除してより高い優先度を持つ通信に
回線を接続する。回線を使用している通信の中でこの優
先度より低い通信が無い場合、その通信は優先度に応じ
て割り振られる待ち時間を持ち、待ち状態に入る。
け取った優先度より低い通信がある場合、その通信の使
用している回線を解除してより高い優先度を持つ通信に
回線を接続する。回線を使用している通信の中でこの優
先度より低い通信が無い場合、その通信は優先度に応じ
て割り振られる待ち時間を持ち、待ち状態に入る。
【００１３】そして回線が空き次第、優先度の高い通信
から接続される。ここで回線が接続されず、優先度毎に
割り当てられた待ち時間を経過すると自動的に待ち状態
から解除され、着信側交換機２に登録されているデータ
に未着信であるという情報が付加される。
から接続される。ここで回線が接続されず、優先度毎に
割り当てられた待ち時間を経過すると自動的に待ち状態
から解除され、着信側交換機２に登録されているデータ
に未着信であるという情報が付加される。
【００１４】次に、優先度（Ｍ）を計算するパラメータ
について述べる。
について述べる。
【００１５】優先度（Ｍ）を計算するためのパラメータ
には、着信者側が接続を希望する相手の電話番号、発信
者の場所、待ち時間、一定時間内の発呼回数等が用いら
れる。
には、着信者側が接続を希望する相手の電話番号、発信
者の場所、待ち時間、一定時間内の発呼回数等が用いら
れる。
【００１６】例えば、希望する相手の電話番号にＡ１、
発信場所にＡ２、待ち時間にＡ３、発呼回数にＡ４とそ
の情報の重要度に応じた重みをつけることができる。そ
して下記の式（１）で示すようにこれらのパラメータの
重みの和を計算することでその通信に対する優先度
（Ｍ）を決定する。
発信場所にＡ２、待ち時間にＡ３、発呼回数にＡ４とそ
の情報の重要度に応じた重みをつけることができる。そ
して下記の式（１）で示すようにこれらのパラメータの
重みの和を計算することでその通信に対する優先度
（Ｍ）を決定する。
【００１７】 Ｍ ＝ Ａ１＋Ａ２＋Ａ３＋Ａ４ （１） これらの重みは不変的な値ではなく、着信者側の状態に
応じて可変的に設定することができる。
応じて可変的に設定することができる。
【００１８】図３は、着信側交換機２において、回線が
接続されなかった場合、先に述べたように着信側交換機
２につながっているＩＤデータベース４上に登録されて
いる相手先の電話番号、発信者側の電話番号、発信場
所、発信時刻の情報に未着信の情報を付加し、発信があ
ったが未着信となった情報を着信側で知ることができる
ことを示している。
接続されなかった場合、先に述べたように着信側交換機
２につながっているＩＤデータベース４上に登録されて
いる相手先の電話番号、発信者側の電話番号、発信場
所、発信時刻の情報に未着信の情報を付加し、発信があ
ったが未着信となった情報を着信側で知ることができる
ことを示している。
【００１９】図４は、本発明を加入者無線電話に適用し
た場合の構成図を示した図である。図１では、発信者側
電話機６や着信者側電話機７は、それぞれ交換機１，２
に直接されていた。しかし、図４では、発信側無線電話
機８と発信側無線基地局６間及び着信側無線電話機９と
着信側無線基地局７間を無線回線１０として、加入者無
線電話方式に適用できることを示している。この結果、
上記に説明した方法で優先度を決定し、無線回線の設定
解除が行える。
た場合の構成図を示した図である。図１では、発信者側
電話機６や着信者側電話機７は、それぞれ交換機１，２
に直接されていた。しかし、図４では、発信側無線電話
機８と発信側無線基地局６間及び着信側無線電話機９と
着信側無線基地局７間を無線回線１０として、加入者無
線電話方式に適用できることを示している。この結果、
上記に説明した方法で優先度を決定し、無線回線の設定
解除が行える。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による通信
回線制御方式は、着信者側が設定する優先度の計算のパ
ラメータによって、回線接続要求のある通信に対し優先
度を算出し、通信回線を割り当てるという制御方式であ
る。
回線制御方式は、着信者側が設定する優先度の計算のパ
ラメータによって、回線接続要求のある通信に対し優先
度を算出し、通信回線を割り当てるという制御方式であ
る。
【００２１】この制御方式を用いることにより、着信者
側の接続を望む通信に対して円滑に通信回線を割り当て
ることができ、回線の使用効率を高めることが可能であ
る。また通信回線が確保できなくとも、相手先の電話番
号、発信者の電話番号、発信場所と発信時間を着信側交
換機のＩＤデータベースに登録できる手段と着信者側電
話機よりその情報をモニターできる手段より、着信者側
は自分宛の通信の中で接続されなかった通信のあったこ
とを知ることができる。このことより、必要以上に回線
を占有することや不必要な通信回線の取り合いが無くな
り、輻輳等を防ぐことができ、通信回線の使用効率が向
上するという効果を得ることができる。
側の接続を望む通信に対して円滑に通信回線を割り当て
ることができ、回線の使用効率を高めることが可能であ
る。また通信回線が確保できなくとも、相手先の電話番
号、発信者の電話番号、発信場所と発信時間を着信側交
換機のＩＤデータベースに登録できる手段と着信者側電
話機よりその情報をモニターできる手段より、着信者側
は自分宛の通信の中で接続されなかった通信のあったこ
とを知ることができる。このことより、必要以上に回線
を占有することや不必要な通信回線の取り合いが無くな
り、輻輳等を防ぐことができ、通信回線の使用効率が向
上するという効果を得ることができる。
【図１】本発明の構成図である。
【図２】ａ，ｂは本発明のフローチャートである。
【図３】本発明の回線接続されなかった場合の構成図で
ある。
ある。
【図４】本発明を加入者無線電話に適用した場合の図で
ある。
ある。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H04M 3/42 H04M 3/00 H04Q 3/545 H04Q 3/58
Claims (1)
- 【請求項１】 発信側と着信側の交換機間を複数の通信
回線で接続する通信回線制御方式において、前記発信側
交換機から前記着信側交換機に接続先の電話番号、発信
者の電話番号、発信場所と発信時間の情報を通知する手
段と、前記着信側交換機に通知された前記情報を登録す
るＩＤデータベースと、所定のパラメータに基づいて発
信者の通信の優先度を計算する機能を有し、前記発信側
交換機に前記優先度を通知し、この優先度に基づいて回
線制御を行う通信回線制御方式であって、前記回線制御
は、前記発信側交換機において空き回線が無く、前記優
先度が接続中の通信の優先度より低いものが無いとき
は、優先度に応じて待ち時間を与えて待ち状態に入り回
線が空くまで待ち、回線が空かず前記待ち時間が経過し
た場合に前記待ち状態を解除するとともに前記ＩＤデー
タベースに未着信であることを登録し前記着信側交換機
に未着信であることを通知することを特徴とする通信回
線制御方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7217472A JP2820075B2 (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | 通信回線制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7217472A JP2820075B2 (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | 通信回線制御方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0964979A JPH0964979A (ja) | 1997-03-07 |
| JP2820075B2 true JP2820075B2 (ja) | 1998-11-05 |
Family
ID=16704777
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7217472A Expired - Fee Related JP2820075B2 (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | 通信回線制御方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2820075B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58182362A (ja) * | 1982-04-19 | 1983-10-25 | Fujitsu Ltd | 交換回線における受信側の規制手段 |
| JPS61127263A (ja) * | 1984-11-27 | 1986-06-14 | Fujitsu Ltd | 交換サ−ビス制御方式 |
| JPH05316219A (ja) * | 1992-05-12 | 1993-11-26 | Fujitsu Ltd | 電話交換網における優先着信方式 |
| JPH06276286A (ja) * | 1993-03-23 | 1994-09-30 | Oki Electric Ind Co Ltd | 構内電子交換機における折り返しダイヤル方式 |
-
1995
- 1995-08-25 JP JP7217472A patent/JP2820075B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0964979A (ja) | 1997-03-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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