JP2818563B2 - 同期式メモリ - Google Patents

同期式メモリ

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JP2818563B2
JP2818563B2 JP7282950A JP28295095A JP2818563B2 JP 2818563 B2 JP2818563 B2 JP 2818563B2 JP 7282950 A JP7282950 A JP 7282950A JP 28295095 A JP28295095 A JP 28295095A JP 2818563 B2 JP2818563 B2 JP 2818563B2
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孝之 山内
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日本電気アイシーマイコンシステム株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は同期式メモリに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の同期式メモリの1例のブロック図
が図9に示される。図9に示されるように、それぞれ外
部より入力される、チップ選択信号(以下、CS信号と
云う)101、ロウ・アドレス・ストローブ信号(以
下、RAS信号と云う)102、カラム・アドレス・ス
トローブ信号(以下、CAS信号と云う)103、ライ
ト・イネーブル信号(以下、WE信号と云う)104、
データ制御信号(以下、DQM信号と云う)105およ
びクロック信号(以下、CLK信号と云う)106を入
力し、それぞれ増幅して出力する入力回路1、2、3、
4、5および6と、入力回路1、2、3および4より出
力されるCS信号107、RAS信号108、CAS信
号109およびWE信号110を入力して、動作開始信
号(以下、ACT信号と云う)113、動作終了信号
(以下、PRE信号と云う)114、リード・ライト制
御信号(以下、RW制御信号と云う)115、リード制
御信号(以下、RD制御信号と云う)116およびライ
ト制御信号(以下、WT制御信号と云う)117を出力
するモード・デコード回路7と、入力回路6より出力さ
れるCLK信号112を入力して、内部クロック信号
(以下、内部CLK信号と云う)123を出力する内部
CLK発生回路8と、入力回路5より出力される内部D
QM信号111および内部CLK信号123を入力し
て、リード・ライト停止制御信号(以下、MASK信号
と云う)122を出力するDQM信号取込み回路14
と、内部に、動作開始コード判定回路(以下、ACTコ
ード判定回路と云う)10、動作終了モード判定回路
(以下、PREモード判定回路と云う)11、リード・
ライト制御モード判定回路(以下、RWモード判定回路
と云う)12およびリード・ライト判定回路(以下、R
W判定回路と云う)13を含み、上記のACT信号11
3、PRE信号114、RW制御信号115、RD制御
信号116、WT制御信号117および内部CLK信号
123を入力して、ACT信号118、PRE信号11
9、RW制御信号120および特定のフラグ信号(以
下、WBST信号と云う)121を出力するモード判定
回路9と、モード判定回路9より出力されるACT信号
118およびPRE信号119を入力して、内部RAS
信号124を出力する内部RAS発生回路15と、RW
モード判定回路12より出力されるRW制御信号120
および内部RAS発生回路15より出力される内部RA
S信号124を入力して、リード・ライト開始制御信号
(以下、PEN信号と云う)125を出力するリード・
ライト制御回路(以下、RW制御回路と云う)16と、
RW制御回路16より出力されるPEN信号125、R
W判定回路13より出力されるWBST信号121、D
QM信号取込回路14より出力されるMASK信号12
2、および内部CLK信号123を入力し、CL2内部
同期動作モードに対応するフラグ信号126、またはC
L3内部同期動作モードに対応するフラグ信号127の
入力を受けて、それぞれの内部同期モードに対応するリ
ード許可信号(以下、READ信号と云う)128を出
力するリード制御回路17と、このREAD信号128
および内部CLK信号123を入力して、データ出力制
御信号129を出力する出力制御回路18と、リード・
データ信号130を入力し、データ出力制御信号129
のゲート制御作用を介して、データ出力信号131を出
力する出力回路19とを備えて構成される。
【0003】図20に示されるのは、同期メモリにおい
て、CS信号101、RAS信号102、CAS信号1
03およびWE信号104を含む外部入力信号の組合わ
せに対するモードの一覧表を示す図である。図20にお
いて、リード・コマンド入力後において、2クロック遅
延して入力されるクロック信号106の立ち上がりから
データ出力信号131が出力されるCL3内部同期動作
モード時においては、リードのバースト期間中のN番目
のクロック信号106の立ち上がりの時点において、C
S信号101およびRAS信号102が共に“L”レベ
ル、CAS信号103が“H”レベル、WE信号104
が“L”レベルであり、且つDQM信号105が“H”
レベルという入力信号の組合わせにおいては、プリチャ
ージ・コマンドが入力され、(N+1)番目のクロック
信号106の立ち上がりの時点において、CS信号10
1が“H”レベルで、RAS信号102、CAS信号1
03およびWE信号104が共に“H”レベルまたは
“L”レベルであり、且つDQM信号105が“H”レ
ベルという入力信号の組合わせにおいては、データ出力
信号131は“Hi−Z”となって出力される。また、
リード・コマンド入力後において、1クロック遅延して
入力されるクロック信号106の立ち上がりからデータ
出力信号131が出力されるCL2内部同期動作モード
時においては、リードのバースト期間中のN番目のクロ
ック信号106の立ち上がりの時点においては、上述の
CL3動作モード時の場合と同様に、CS信号101お
よびRAS信号102が共に“L”レベル、CAS信号
103が“H”レベル、WE信号104が“L”レベル
であり、且つDQM信号105が“H”レベルという入
力信号の組合わせにおいては、プリチャージ・コマンド
が入力され、(N+1)番目のクロック信号106の立
ち上がりの時点において、CS信号101が“H”レベ
ルで、RAS信号102、CAS信号103およびWE
信号104が共に“H”レベルまたは“L”レベルであ
り、且つDQM信号105が“L”レベルという入力信
号の組合わせにおいては、データ出力信号131は“H
i−Z”となって出力される。
【0004】図10は、図9におけるモード・デコード
回路7の構成を示す回路図であり、インバータ28〜3
4および40〜44と、NAND回路35〜39とを備
えて構成される。図10に示されるように、それぞれ入
力回路1、2、3および4より出力されるCS信号10
7、RAS信号108、CAS信号109およびWE信
号110の入力を受けて、インバータ28、29、NA
ND回路35およびインバータ40を介してACT信号
113が出力され、インバータ30、NAND回路36
およびインバータ41を介してPRE信号114が出力
され、インバータ31、NAND回路37およびインバ
ータ42を介してRW制御信号115が出力され、イン
バータ32、33、NAND回路38およびインバータ
43を介してRD制御信号116が出力され、インバー
タ34、NAND回路39およびインバータ44を介し
てWT制御信号117が出力される。また、図11は、
内部クロック発生回路8の構成を示す回路図であり、遅
延回路45と、インバータ46および48と、NAND
回路47とを備えて構成される。図11において、入力
回路6より出力されるクロック信号112は、NAND
回路47に直接入力されるとともに、遅延回路45にお
いて所定時間遅延され、インバータ46により反転され
てNAND回路47に入力される。NAND回路47に
おいては、これらの両信号の論理積がとられて出力さ
れ、インバータ48において反転されて内部CLK信号
123として出力される。
【0005】図12は、モード判定回路の構成を示す図
であり、それぞれDフリップフロップにより形成される
ACTモード判定回路10、PREモード判定回路11
およびRWモード判定回路12と、Dフリップフロップ
49、50、NOR回路51、52およびインバータ5
3を含むRW判定回路13とを備えて構成される。図1
2において、ACTモード判定回路10においては、A
CT信号113が、CK端子に入力される内部CLK信
号123の立ち上がりにおいて取込まれてACT信号1
18として出力され、PREモード判定回路11におい
ては、PRE信号114が、CK端子に入力される内部
CLK信号123の立ち上がりにおいて取込まれて、P
RE信号119として出力され、RWモード判定回路1
2においては、RW制御信号115が、CK端子に入力
される内部CLK信号123の立ち上がりにおいて取込
まれて、RW制御信号120として出力される。また、
RW判定回路13においては、WT制御信号117が、
Dフリップフロップ50において、CK端子に入力され
る内部CLK信号123の立ち上がりにおいて取込まれ
て出力されるWT制御信号をリセット信号とし、RD制
御信号116が、Dフリップフロップ49において、C
K端子に入力される内部CLK信号123の立ち上がり
において取込まれて出力されるRD制御信号をリセット
信号として、NOR回路51、52およびインバータ5
3を含むSRラッチを介してWBST信号121が出力
される。また、図13はDフリップフロップ54により
形成されるDQM信号取込回路14の構成を示す図であ
り、内部DQM信号111は、内部CLK信号123の
立ち上がりにおいて取込まれて、MASK信号122と
して出力される。
【0006】図14は、内部RAS発生回路15の構成
を示す図であり、NOR回路55、56およびインバー
タ57を含むSRラッチとして構成されており、PRE
信号119をセット信号とし、ACT信号118をリセ
ット信号として、当該SRラッチを介して内部RAS信
号124が出力される。また図15は、リード・ライト
制御回路16の構成を示す図であり、インバータ58
と、NAND回路59と、NAND回路60、61およ
びインバータ62を含むSRラッチにより構成されてお
り、“L”レベルの内部RAS信号124および“H”
レベルのRW制御信号120の入力時に、NAND回路
60に入力される信号をセット信号とし、“H”レベル
の内部RAS信号124の入力時にAND回路61に入
力される信号をリセット信号として、当該SRラッチを
介してPEN信号125が出力される。また、図16
は、出力制御回路18の構成を示す図であり、Dフリッ
プフロップ63により形成され、READ信号128
は、内部CLK信号123の立ち上がりにおいて取込ま
れてOE信号129として出力される。
【0007】更に、図17は、リード制御回路17の構
成を示す図であり、インバータ64と、NAND回路6
5と、インバータ66と、遅延回路67と、Dフリップ
フロップ68および69と、選択回路70と、インバー
タ71と、NAND回路72と、インバータ73とを備
えて構成される。図17において、リード動作時におい
ては、WBST信号121は“L”レベルにて入力さ
れ、WBST信号121のインバータ64による反転出
力と、PEN信号125の論理積出力は、Dフリップフ
ロップ68において、遅延回路67により所定時間遅延
された内部CLK信号123の遅延CLK信号135の
立ち上がりにおいて取込まれ、信号136として出力さ
れて選択回路70に入力される。また、当該信号136
は、Dフリップフロップ69において、同じく遅延回路
67により所定時間遅延された遅延CLK信号135の
立ち上がりにおいて取込まれ、信号137として出力さ
れて選択回路70に入力される。選択回路70において
は、CL2内部同期動作モードおよびCL3内部同期動
作モードのそれぞれの内部同期動作モードに対応して、
CL2内部同期動作モードにおいては1サイクル目にお
いて取込まれた信号136が選択されて出力され、CL
3内部同期動作モードにおいては2サイクル目において
取込まれた信号137が選択されて出力されて、信号1
39として出力されてNAND回路72に入力される。
NAND回路72においては、MASK信号122がイ
ンバータ71により反転されてNAND回路72に入力
されて、信号139との論理積がとられインバータ73
により反転されて、READ信号128として出力され
る。
【0008】次に、図9および図18(a)〜(z)の
タイミング図を参照して、本従来例のCL3内部同期動
作モード時における動作について説明する。外部より入
力される内部CLK信号123(図18(g)参照)の
第1の立ち上がりにおいてアクティブ・コマンドが入力
され、ACT信号118(図18(m)参照)が活性化
されて“H”レベルとなり、その後において内部RAS
発生回路15より出力される内部RAS信号124(図
18(r)参照)が活性化されて“L”レベルとなる。
次いで、内部クロック信号123の第4の立ち上がりに
おいてリード・コマンドが入力され、RWモード判定回
路12より出力されるRW制御信号120(図18
(p)参照)が活性化されて“H”レベルとなり、また
RW判定回路13より出力されるWBST信号121
(図18(q)参照)は、非活性化されて“L”レベル
となる。これにより、RW制御回路16より出力される
PEN信号125(図18(t)参照)が活性化されて
“H”レベルとなる。リード制御回路17(図17参
照)においては、“H”レベルのPEN信号125およ
び“L”レベルのWBST信号121の入力を受けて、
インバータ66より出力される“H”レベルの信号が、
Dフリップフロップ68において、遅延CLK信号13
5(図18(s)参照)の第5の立ち上がりにおいて取
込まれ、信号136(図18(u)参照)が“H”レベ
ルにて出力されて選択回路70に入力される。また、D
フリップフロップ69においては、Dフリップフロップ
68より出力される“H”レベルの信号136が、遅延
CLK信号135の第6の立ち上がりにおいて取込ま
れ、信号137(図18(v)参照)が、1クロック分
遅れて“H”レベルにて出力されて選択回路70に入力
される。選択回路70においては、CL3内部同期動作
モード時には、前述のように、信号137が選択されて
信号139として出力され、NAND回路72におい
て、“L”レベルのMASK信号122(図18(w)
参照)がインバータ71により反転出力される“H”レ
ベルの信号との論理積がとられて反転され、READ信
号128(図18(x)参照)が活性化されて“H”レ
ベルの信号として出力される。
【0009】出力制御回路18においては、リード制御
回路17より出力される“H”レベルのREAD信号1
28が、内部CLK信号123の第6の立ち上がりにお
いて取込まれて、OE信号129(図18(y)参照)
が活性化されて“H”レベルの信号として出力され、出
力回路19に入力される。出力回路19においては、リ
ード・データ130が、活性化されたOE信号によるゲ
ート制御作用を介して、データ出力信号131(図18
(z)参照)として外部に出力される。
【0010】なお、内部CLK信号123の第8の立ち
上がりにおいてプリチャージ・コマンドを入力して、第
9の立ち上がりにおいてデータ出力信号131をHi−
zにするために、第8および第9の立ち上がり時におけ
るDQM信号105(図18(f)参照)は“H”レベ
ルに設定される。また、内部CLK信号123の第8の
立ち上がりにおいてプリチャージ・コマンドが入力され
て、PREモード判定回路11より出力されるPRE信
号119(図18(n)参照)が活性化されて“H”レ
ベルの信号として出力され、その後、内部RAS信号1
24が非活性化されて“H”レベルとなって、RW制御
回路16より出力されるPEN信号125が非活性化さ
れて“L”レベルとなる。この場合に、内部CLK信号
123の第8の立ち上がりにおいては、内部DQM信号
111(図18(l)参照)が“H”レベルの状態にあ
るため、DQM信号取込回路14より出力されるASK
信号122(図18(w)参照)は活性化されて“H”
レベルとなり、リード制御回路17より出力されるRE
AD信号128は非活性化されて“L”レベルとなる。
そして、内部CLK信号123の第9の立ち上がりにお
いては、当該“L”レベルのREAD信号128が取込
まれて、出力制御回路18より出力されるOE信号12
9が非活性化されて“L”レベルとなり、出力回路19
においては、“L”レベルのOE信号129によるゲー
ト制御作用を介して、データ出力信号131はHi−z
となる。
【0011】次に、図9および図19(a)〜(y)の
タイミング図を参照して、本従来例のCL2動作モード
時における動作について説明する。当該CL2内部同期
動作モードにおいては上述のCL3内部同期動作モード
とは異なり、内部CLK信号123(図19(g)参
照)の第3の立ち上がりにおいてリード・コマンドが入
力されて、READ信号128(図19(w)参照)が
活性化されて“H”レベルとなり、内部CLK信号12
3の第4の立ち上がりにおいて、当該“H”レベルのR
EAD信号128が出力制御回路18に取込まれて、出
力制御回路18より出力されるOE信号129(図19
(x)参照)が活性化されて“H”レベルで出力され
る。内部CLK信号123の第6の立ち上がりにおいて
プリチャージ・コマンドが入力され、内部CLK信号1
23の第7の立ち上がりにおいてデータ出力信号131
(図19(y)参照)をHi−zとするために、内部C
LK信号123の第6の立ち上がりにおける内部DQM
信号111(図19(l)参照)は“H”レベルに設定
される。上述のように、内部CLK信号123の第6の
立ち上がりにおいてプリチャージ・コマンドが入力さ
れ、PREモード発生回路11より出力されるPRE信
号119(図19(n)参照)が活性化されて“H”レ
ベルとなり、その後、内部RAS発生回路15より出力
される内部RAS信号124(図19(r)参照)が非
活性化されて“H”レベルとなって、これを受けて、R
W制御回路16より出力されるPEN信号125(図1
9(t)参照)は非活性化されて“H”レベルとなる。
【0012】上述のように、内部CLK信号123の第
6の立ち上がりにおいて、内部DQM信号111が
“H”レベルに設定されるために、DQM信号取込回路
14より出力されるASK122は活性化されて“H”
レベルとなり、これにより、リード制御回路17より出
力されるREAD信号128は非活性化されて“L”レ
ベルで出力される。内部CLK信号123の第7の立ち
上がりにおいては、この“L”レベルのREAD信号1
28が出力制御回路18に取込まれて、これにより、出
力制御回路18より出力されるOE信号129は、非活
性化されて“L”レベルで出力回路19に入力される。
出力回路19においては、“L”レベルのOE信号12
9によるゲート制御作用を介して、データ出力信号はH
i−zになる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の同期式
メモリにおいては、リードのバースト期間中に、プリチ
ャージ・コマンドを入力してデータ出力信号をHi−z
とする際に、DQM信号を“L”レベルから“H”レベ
ルにすることが必要となるが、リード制御回路に対し
て、プリチャージ・コマンドに対応する制御作用が行わ
れていないために、CL2内部同期動作モード時におけ
る場合と、CL3内部同期動作モード時における場合と
では、当該DQM信号を“L”レベルから“H”レベル
にする時間区間に差異があり、CL2内部同期動作モー
ド時においては、プリチャージ・コマンドを入力する時
の内部CLK信号の立ち上がりにおいてDQM信号を
“H”レベルとしているのに対して、CL3内部同期動
作モード時においては、プリチャージ・コマンドを入力
する時の内部CLK信号の立ち上がりと、次の内部CL
K信号の立ち上がりにおいてDQM信号を“H”レベル
としている。従って、このようなDQM信号の入力方式
の差異に起因する使い勝手の悪さに伴ない、ユーザによ
る運用上に支障を生じるという欠点がある。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1の発明の同期式メモ
リは、チップ選択信号(CS信号)、ロウアドレス・ス
トローブ信号(RAS信号)、カラムアドレス・ストロ
ーブ信号(CAS信号)およびライト・イネーブル信号
(WE信号)を含む外部信号入力のデコード出力と、所
定の内部クロック信号(内部CLK信号)の入力を受け
てリード・ライト動作モードを判定し、所定の動作開始
信号(ACT信号)、動作終了信号(PRE信号)、リ
ード・ライト信号(RW制御信号)および特定のフラグ
信号(WBST信号)を出力するモード判定回路と、前
記モード判定回路より出力される動作開始信号(ACT
信号)および動作終了信号(PRE信号)の入力を受け
て、内部全体の動作を制御する内部ロウ・アドレス・ス
トローブ信号(内部RAS信号)を生成して出力する内
部ロウ・アドレス・ストローブ信号発生回路(内部RA
S発生回路)と、前記モード判定回路より出力されるリ
ード・ライト信号(RW制御信号)の入力と、前記内部
ロウ・アドレス・ストローブ信号発生回路(内部RAS
発生回路)より出力される内部ロウ・アドレス・ストロ
ーブ信号(内部RAS信号)の入力を受けて、所定のデ
ータのリード・ライト動作を制御するリード・ライト開
始制御信号(PEN信号)を生成して出力するリード・
ライト制御回路(RW制御回路)と、外部から入力され
る所定のデータ制御信号(DQM信号)を入力して、リ
ード・ライト停止制御信号(MASK信号)を生成して
出力するデータ制御信号取込回路(DQM信号取込回
路)と、プリチャージ・コマンド入力時に前記モード判
定回路より出力される動作終了信号(PRE信号)によ
りリセットされ、前記リード・ライト制御回路(RW制
御回路)より出力されるリード・ライト開始制御信号
(PEN信号)、前記モード判定回路より出力される前
記特定のフラグ信号(WBST信号)、および前記デー
タ制御信号取込回路(DQM信号取込回路)より出力さ
れるリード・ライト停止制御信号(MASK信号)を入
力し、所定の内部クロック信号(内部CLK信号)に同
期して複数の内部同期動作モードの各動作モードに対応
するリード許可信号(READ信号)を生成して出力す
るリード制御回路と、前記リード制御回路より出力され
るリード許可信号(READ信号)を前記内部クロック
信号(内部CLK信号)に同期して取込み、所定のデー
タ出力制御信号(OE信号)を出力する出力制御回路
と、所定のリード・デ−タ信号を入力し、前記出力制御
回路より出力されるデータ出力制御信号(OE信号)に
よるゲート制御作用を介して、所定のデータ出力信号を
外部に出力する出力回路とを少なくとも備えて構成さ
れ、バースト・リード時において、前記モード判定回路
より出力される前記動作終了信号(PRE信号)により
プリチャージ制御を行うことを特徴としている。
【0015】また、第2の発明の同期式メモリは、チッ
プ選択信号(CS信号)、ロウアドレス・ストローブ信
号(RAS信号)、カラムアドレス・ストローブ信号
(CAS信号)およびライト・イネーブル信号(WE信
号)を含む外部信号入力のデコード出力と、所定の内部
クロック信号(内部CLK信号)の入力を受けてリード
・ライト動作モードを判定し、所定の動作開始信号(A
CT信号)、動作終了信号(PRE信号)、リード・ラ
イト信号(RW制御信号)および特定のフラグ信号(W
BST信号)を出力するモード判定回路と、前記モード
判定回路より出力される動作開始信号(ACT信号)お
よび動作終了信号(PRE信号)の入力を受けて、内部
全体の動作を制御する内部ロウ・アドレス・ストローブ
信号(内部RAS信号)を生成して出力する内部ロウ・
アドレス・ストローブ信号発生回路(内部RAS発生回
路)と、前記モード判定回路より出力されるリード・ラ
イト信号(RW制御信号)の入力と、前記内部ロウ・ア
ドレス・ストローブ信号発生回路(内部RAS発生回
路)より出力される内部ロウ・アドレス・ストローブ信
号(内部RAS信号)の入力を受けて、所定のデータの
リード・ライト動作を制御するリード・ライト開始制御
信号(PEN信号)を生成して出力するリード・ライト
制御回路(RW制御回路)と、外部から入力される所定
データ制御信号(DQM信号)を入力して、リード・
ライト停止制御信号(MASK信号)を生成して出力す
るデータ制御信号取込回路(DQM信号取込回路)と、
プリチャージ・コマンド入力時に、前記内部ロウ・アド
レス・ストローブ信号発生回路(内部RAS発生回路)
より出力される内部ロウ・アドレス・ストローブ信号
(内部RAS信号)によりリセットされ、前記リード・
ライト制御回路(RW制御回路)より出力されるリード
・ライト開始制御信号(PEN信号)、前記モード判定
回路より出力される前記特定のフラグ信号(WBST信
号)、および前記データ制御信号取込回路(DQM信号
取込回路)より出力されるリード・ライト停止制御信号
(MASK信号)を入力し、前記内部クロック信号(内
部CLK信号)に同期して複数の内部同期動作モードの
各動作モードに対応するリード許可信号(READ信
号)を生成して出力するリード制御回路と、前記リード
制御回路より出力されるリード許可信号(READ信
号)を前記内部クロック信号(内部CLK信号)に同期
して取込み、所定のデータ出力制御信号(OE信号)を
出力する出力制御回路と、所定のリード・デ−タ信号を
入力し、前記出力制御回路より出力されるデータ出力制
御信号(OE信号)によるゲート制御作用を介して、所
定のデータ出力信号を外部に出力する出力回路とを少な
くとも備えて構成され、バースト・リード時において、
前記内部ロウ・アドレス・ストローブ信号発生回路(内
部RAS発生回路)より出力される内部ロウ・アドレス
・ストローブ信号(内部RAS信号)によりプリチャー
ジ制御を行うことを特徴としている。
【0016】なお、前記第1の発明において、前記リー
ド制御回路は、前記特定のフラグ信号(WBST信号)
を反転して出力する第1のインバータと、前記リード・
ライト開始制御信号(PEN信号)と前記第1のインバ
ータの出力信号との論理積を演算出力する第1のNAN
D回路と、前記第1のNAND回路の出力信号を反転し
て出力する第2のインバータと、前記動作終了信号(P
RE信号)によりリセットされ、CK端子に入力される
前記内部クロック信号(内部CLK信号)を介して前記
第2のインバータの出力信号を取込むDフリップフロッ
プと、前記第2のインバータの出力信号と前記Dフリッ
プフロップの出力信号を入力し、CL2内部同期動作モ
ードおよびCL3内部同期動作モードのそれぞれの動作
モードに対応する所定レベルのフラグ信号入力を介し
て、何れか一方の出力信号を選択して出力する選択回路
と、前記リード・ライト停止制御信号(MASK信号)
を反転して出力する第3のインバータと、前記選択回路
の出力信号と前記第3のインバータの出力信号との論理
積を演算出力する第2のNAND回路と、前記第2のN
AND回路の出力信号を反転して出力する第4のインバ
ータとを備えて構成してもよい。
【0017】また、前記第2の発明において、前記リー
ド制御回路は、前記特定のフラグ信号(WBST信号)
を反転して出力する第1のインバータと、前記リード・
ライト開始制御信号(PEN信号)と前記第1のインバ
ータの出力信号との論理積を演算出力する第1のNAN
D回路と、前記第1のNAND回路の出力信号を反転し
て出力する第2のインバータと、前記内部ロウ・アドレ
ス・ストローブ信号(内部RAS信号)によりリセット
され、CK端子に入力される前記内部クロック信号(内
部CLK信号)を介して前記第2のインバータの出力信
号を取込むDフリップフロップと、前記第2のインバー
タの出力信号と前記Dフリップフロップの出力信号とを
入力し、CL2内部同期動作モードおよびCL3内部同
期動作モードのそれぞれの動作モードに対応する所定レ
ベルのフラグ信号入力を介して、何れか一方の出力信号
を選択して出力する選択回路と、前記リード・ライト停
止制御信号(MASK信号)を反転して出力する第3の
インバータと、前記選択回路の出力信号と前記第3のイ
ンバータの出力信号との論理積を演算出力する第2のN
AND回路と、前記第2のNAND回路の出力信号を反
転して出力する第4のインバータとを備えて構成しても
よい。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0019】図1は本発明の第1の実施形態を示すブロ
ック図である。図1に示されるように、本実施形態は、
CS信号101、RAS信号102、CAS信号10
3、WE信号104、DQM信号105およびCLK信
号106を入力し、それぞれ増幅して出力する入力回路
1、2、3、4、5および6と、それぞれ入力回路1、
2、3および4より出力されるCS信号107、RAS
信号108、CAS信号109およびWE信号110を
入力して、ACT信号113、PRE信号114、RW
制御信号115、RD制御信号116およびWT制御信
号117を出力するモードデコード回路7と、入力回路
6より出力されるCLK信号112を入力して、内部C
LK信号123を出力する内部CLK発生回路8と、入
力回路5より出力される内部DQM信号111および内
部CLK信号123を入力して、MASK信号122を
出力するDQM信号取込み回路14と、内部に、ACT
コード判定回路10、PREモード判定回路11、RW
モード判定回路12およびR/W判定回路13を含み、
上記のACT信号113、PRE信号114、RW制御
信号115、RD制御信号116、WT制御信号117
および内部CLK信号123を入力して、ACT信号1
18、PRE信号119、RW制御信号120およびW
BST信号121を出力するモード判定回路9と、AC
T信号118およびPRE信号119を入力して、内部
RAS信号124を出力する内部RAS発生回路15
と、内部RAS発生回路15より出力される内部RAS
信号124およびRWモード判定回路12より出力され
るRW制御信号120を入力して、PEN信号125を
出力するRW制御回路16と、PREモード判定回路1
1より出力されるPRE信号119、RW制御回路16
より出力されるPEN信号125、R/W判定回路13
より出力されるWBST信号121、DQM信号取込回
路14より出力されるMASK信号122、内部CLK
発生回路8より出力される内部CLK信号123を入力
し、CL2内部同期動作モードに対応するフラグ信号1
26、またはCL3内部同期動作モードに対応するフラ
グ信号127の入力を受けて、それぞれの内部同期モー
ドにおけるREAD信号128を出力するリード制御回
路17と、このREAD信号128および内部CLK信
号123を入力して、CE信号129を出力する出力制
御回路18と、リード・データ信号130を入力し、C
E信号129のゲート制御作用を介してデータ出力信号
131を出力する出力回路19とを備えて構成される。
図9との対比により明らかなように、本実施形態におい
ては、リード制御回路17に入力される信号として、新
たに、PREモード判定回路11より出力されるPRE
信号119が付加されており、前記従来例とは、当該リ
ード制御回路17の内部構成を異にしている。
【0020】図2は、本実施形態におけるリード制御回
路17の構成を示す図であり、インバータ20と、NA
ND回路21と、インバータ22と、Dフリップフロッ
プ23と、選択回路24と、インバーダ25と、NAN
D回路26と、インバータ27とを備えて構成される。
図2において、リード動作時においては、WBST信号
121は“L”レベルにて入力され、WBST信号12
1のインバータ20による反転出力とPEN信号125
のNAND回路21による論理積出力は、インバータ2
2により反転されて信号132として出力され、選択回
路24に入力されるとともに、内部CLK信号123の
立ち上がりにおいてDフリップフロップ23に取込ま
れ、信号133として出力されて選択回路24に入力さ
れる。選択回路24においては、CL2内部同期動作モ
ードおよびCL3内部同期動作モードのそれぞれの内部
同期動作モードに対応するフラグ信号126(CL2内
部同期動作モード時には“H”レベルで、CL3内部同
期動作モード時には“L”レベル)およびフラグ信号1
27(CL3内部同期動作モード時に“H”レベルで、
CL2内部同期動作モード時には“L”レベル)により
選択制御されて、CL2内部同期動作モード時において
は1サイクル目において取込まれた信号132が選択さ
れて出力され、CL3内部同期動作モード時においては
2サイクル目において取込まれた信号133が選択され
て出力されて、信号134としてNAND回路26に入
力される。NAND回路26においては、MASK信号
122がインバータ25により反転されてNAND回路
26に入力されており、信号134との論理積がとられ
インバータ27により反転されて、READ信号128
として出力される。なお、図1において、リード制御回
路17以外の各構成要素の機能については、従来例の場
合と同様である。
【0021】次に、図1および図3(a)〜(v)のタ
イミング図を参照して、本実施形態のCL3内部同期動
作モード時における動作について説明する。図3のタイ
ミング図が、前述の従来例における図17のタイミング
図と異なる点は、内部CLK信号123(図3(g)参
照)の第8の立ち上がりにおいて、プリチャージ・コマ
ンドが入力されてPREモード判定回路11より出力さ
れるPRE信号119(図3(m)参照)が活性化され
て“H”レベルとなり、その後において、内部RAS発
生回路15より出力される内部RAS信号124(図3
(r)参照)が非活性化されて“H”レベルとなり、こ
れを受けて、RW制御回路16より出力されるPEN信
号125(図3(s)参照)が非活性化されて“L”レ
ベルとなり、同時に、リード制御回路17より出力され
るREAD信号128(図3(t)参照)が、非活性化
されて“L”レベルとして出力されることである。そし
て、内部CLK信号123の第9の立ち上がりにおいて
は、“L”レベルのREAD信号128が出力制御回路
18に取込まれて、当該出力制御回路18からはOE信
号129(図3(u)参照)が非活性化されて“L”レ
ベルにて出力され、出力回路19においては、“L”レ
ベルのOE信号129によるゲート制御作用を介してデ
ータ出力信号131(図3(w)参照)はHi−zとな
る。即ち、内部CLK信号123の第8および第9の立
ち上がりにおいては、出力回路19におけるデータ出力
信号131をHi−zとすることができる。それ以外の
CL3内部同期動作モード時における動作は、従来例の
場合と同様である。
【0022】次に、図1および図4(a)〜(v)のタ
イミング図を参照して、本実施形態のCL2内部同期動
作モード時における動作について説明する。CL2内部
同期動作モード時における動作が、前述のCL3内部同
期動作モード時における動作と異なり、内部CLK信号
123(図4(g)参照)の第3の立ち上がりにおい
て、リード・コマンドが入力されてリード制御回路17
より出力されるREED信号128(図3(t)参照)
が活性化されて“H”レベルとなり、内部CLK信号1
23の第4の立ち上がりにおいて、当該“H”レベルの
REED信号128が出力制御回路18に取込まれて、
当該出力制御回路18からはOE信号129(図4
(u)参照)が活性化されて“H”レベルにて出力され
る。また、内部CLK信号123の第6の立ち上がりに
おいてプリチャージ・コマンドが入力され、PREモー
ド判定回路11より出力されるPRE信号119(図4
(m)参照)が活性化されて“H”レベルとなり、その
後において、内部RAS発生回路15より出力される内
部RAS信号124(図4(r)参照)が非活性化され
て“H”レベルとなり、これを受けて、RW制御回路1
6より出力されるPEN信号125(図4(s)参照)
が非活性化されて“L”レベルとなり、同時に、リード
制御回路17より出力されるREAD信号128(図4
(t)参照)が、非活性化されて“L”レベルとして出
力される。そして、内部CLK信号123の第7の立ち
上がりにおいては、“L”レベルのREAD信号128
が出力制御回路18に取込まれて、当該出力制御回路1
8からはOE信号129(図4(u)参照)が非活性化
されて“L”レベルにて出力され、出力回路19におい
ては、“L”レベルのOE信号129によるゲート制御
作用を介してデータ出力信号131(図4(w)参照)
はHi−zとなる。即ち、内部CLK信号123の第6
の立ち上がりにおいては、内部DQM信号105(図4
(f)参照)が“L”レベルの状態のままであっても、
内部CLK信号123の第7においては、出力回路19
においては、“L”レベルのOE信号129によるゲー
ト制御作用を介してデータ出力信号131をHi−zに
することができる。
【0023】図5は、本発明の第2の実施形態を示すブ
ロック図である。図5に示されるように、本実施形態
は、CS信号101、RAS信号102、CAS信号1
03、WE信号104、DQM信号105およびCLK
信号106を入力し、それぞれ増幅して出力する入力回
路1、2、3、4、5および6と、それぞれ入力回路
1、2、3および4より出力されるCS信号107、R
AS信号108、CAS信号109およびWE信号11
0を入力して、ACT信号113、PRE信号114、
RW制御信号115、RD制御信号116およびWT制
御信号117を出力するモードデコード回路7と、入力
回路6より出力されるCLK信号112を入力して、内
部CLK信号123を出力する内部CLK発生回路8
と、入力回路5より出力される内部DQM信号111お
よび内部CLK信号123を入力して、MASK信号1
22を出力するDQM信号取込回路14と、内部に、A
CTモード判定回路10、PREモード判定回路11、
RWモード判定回路12およびRW判定回路13を含
み、上記のACT113、PRE信号114、RW制御
信号115、RD制御信号116、WT制御信号117
および内部CLK信号123を入力して、ACT信号1
18、PRE信号119、RW制御信号120およびW
BST信号121を出力するモード判定回路9と、AC
T信号118およびPRE信号119を入力して、内部
RAS信号124を出力する内部RAS発生回路15
と、内部RAS信号124およびRW制御信号120を
入力して、PEN信号125を出力するRW制御回路1
6と、PEN信号125、WBST信号121、MAS
K信号122、内部RAS信号124および内部CLK
信号123を入力し、CL2内部同期動作モードに対応
するフラグ信号126、またはCL3内部同期動作モー
ドに対応するフラグ信号127の入力を受けて、それぞ
れの内部同期動作モードにおけるREAD信号128を
出力するリード制御回路17と、このREAD信号12
8および内部CLK信号123を入力して、OE信号1
29を出力する出力制御回路18と、読出しデータ信号
130を入力し、OE信号129のゲート制御作用を介
してデータ出力信号131を出力する出力回路19とを
備えて構成される。図1との対比により明らかなよう
に、本実施形態と第1の実施形態との相違点は、本実施
形態においては、図6のリード制御回路17におけるD
フリップフロップ24のR端子に対するリセット信号と
して、PREモード判定回路11より出力されるPRE
信号119の代わりに、内部RAS発生回路15より出
力される内部RAS信号124が入力されていることで
あり、CL2内部同期動作モードおよびCL3内部同期
動作モードのそれぞれの内部同期動作モードに対応し
て、WBST信号121、MASK信号122、PEN
信号125および内部CLK信号123の入力を受け
て、READ信号128が出力される動作については、
第1の実施形態の場合と同様である。また、リード制御
回路17以外の他の構成要素の動作については、云うま
でもなく第1の実施形態の場合と同様であり、その説明
は省略する。
【0024】なお、図7(a)〜(g)は、本実施形態
のCL3内部同期動作モードにおける、クロック信号1
06、内部クロック信号123、PRE信号114、A
CT信号118、PEN信号125、READ信号12
8およびOE信号129を示す動作タイミング図であ
り、特に、図3に示される第1の実施形態のCL3内部
同期動作モードにおける動作タイミング図との相違点が
明示されている。また、図8(a)〜(g)は、同じく
本実施形態のCL2内部同期動作モードにおける、クロ
ック信号106、内部クロック信号123、PRE信号
114、ACT信号118、PEN信号125、REA
D信号128およびOE信号129を示す動作タイミン
グ図であり、同様に、図3に示される第1の実施形態の
CL2内部同期動作モードにおける動作タイミング図と
の相違点が明示されている。
【0025】以上説明したように、本発明は従来例の場
合とは異なり、リード制御回路17に対しては、PEN
信号125、WBST信号121、MASK信号122
および内部CLK信号123に加えて、新たにPRE信
号119または内部RAS信号124が入力されてお
り、CL2内部同期動作モードおよびCL3内部同期動
作モードのそれぞれの内部同期動作モードに対応して、
プリチャージ・コマンドが入力された時点において、当
該PRE信号119または内部RAS信号124の何れ
かによりDフリップフロップ24がリセットされるよう
に機能しており、PEN信号125、WBST信号12
1およびMASK信号122の入力を受けて、内部CL
K信号123に同期してリードのバースト周期を制御さ
れ、READ信号128が生成されて出力される。これ
により、プリチャージ・コマンドの入力時に、DQM信
号105のレベルを“L”レベルのままの状態にて当該
プリチャージ・コマンドを入力することが可能となり、
ユーザにとっては、余分の制約を受けることなく、入力
操作の簡素化を図ることができるという効果がある。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、プリチ
ャージ・コマンドの入力時において、リード制御回路に
含まれるDフリップフロップを、PRE信号119また
は内部RAS信号124によりリセットすることによ
り、CL2内部同期動作モード時およびCL3内部同期
動作モード時の何れの内部同期動作モード時において
も、DQM信号の入力方法に制約されることなく運用操
作を行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のブロック図である。
【図2】第1の実施形態におけるリード制御回路の回路
図である。
【図3】第1の実施形態のCL3内部同期動作モードに
おける動作信号のタイミング図である。
【図4】第1の実施形態のCL2内部同期動作モードに
おける動作信号のタイミング図である。
【図5】本発明の第2の実施形態のブロック図である。
【図6】第2の実施形態におけるリード制御回路の回路
図である。
【図7】第2の実施形態のCL3内部同期動作モードに
おける動作信号の部分タイミング図である。
【図8】第2の実施形態のCL2内部同期動作モードに
おける動作信号の部分タイミング図である。
【図9】従来例のブロック図である。
【図10】モードデコード回路の回路図である。
【図11】内部クロック発生回路の回路図である。
【図12】モード判定回路の回路図である。
【図13】DQM信号取込み回路の回路図である。
【図14】内部RAS発生回路の回路図である。
【図15】リード・ライト制御回路の回路図である。
【図16】出力制御回路の回路図である。
【図17】従来例におけるリード制御回路の回路図であ
る。
【図18】従来例のCL3内部同期動作モードにおける
動作信号のタイミング図である。
【図19】従来例のCL2内部同期動作モードにおける
動作信号のタイミング図である。
【図20】外部入力信号の組合わせに対するモード一覧
表を示す図である。
【符号の説明】
1〜6 入力回路 7 モードデコード回路 8 内部CLK発生回路 9 モード判定回路 10 ACTモード判定回路 11 PREモード判定回路 12 RWモード判定回路 13 RW判定回路 14 DQM信号取込回路 15 内部RAS発生回路 16 RW制御回路 17 リード制御回路 18 出力制御回路 19 出力回路 20、22、25、27、28〜34、40〜44、4
6、48、53、57、58、62、64、66、7
1、73 インバータ 21、26、35〜39、47、59〜61、65、7
2 NAND回路 23、49、50、54、63、68、69 Dフリ
ップフロップ 24、70 選択回路 45、67 遅延回路 51、52、55、56 NOR回路 101、107 CS信号 102、108 RAS信号 103、109 CAS信号 104、110 WE信号 105 DQM信号 106、112 CLK信号 111 内部DQM信号 113、118 ACT信号 114、119 PRE信号 115、120 RW制御信号 116 RD制御信号 117 WT制御信号 121 WBST信号 122 MASK信号 123 内部CLK信号 124 内部RAS信号 125 PEN信号 126、127 フラグ信号 128 READ信号 129 OE信号 130 リード・データ信号 131 データ出力信号 132〜138 信号

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップ選択信号、ロウアドレス・ストロ
    ーブ信号、カラムアドレス・ストローブ信号およびライ
    ト・イネーブル信号を含む外部信号入力のデコード出力
    と、所定の内部クロック信号の入力を受けてリード・ラ
    イト動作モードを判定し、所定の動作開始信号、動作終
    了信号、リード・ライト信号および特定のフラグ信号を
    出力するモード判定回路と、 前記モード判定回路より出力される動作開始信号および
    動作終了信号の入力を受けて、内部全体の動作を制御す
    る内部ロウ・アドレス・ストローブ信号を生成して出力
    する内部ロウ・アドレス・ストローブ信号発生回路と、 前記モード判定回路より出力されるリード・ライト信号
    の入力と、前記内部ロウ・アドレス・ストローブ信号発
    生回路より出力される内部ロウ・アドレス・ストローブ
    信号の入力を受けて、所定のデータのリード・ライト動
    作を制御するリード・ライト開始制御信号を生成して出
    力するリード・ライト制御回路と、 外部から入力される所定のデータ制御信号を入力して、
    リード・ライト停止制御信号を生成して出力するデータ
    制御信号取込回路と、 プリチャージ・コマンド入力時に前記モード判定回路よ
    り出力される動作終了信号によりリセットされ、前記リ
    ード・ライト制御回路より出力されるリード・ライト開
    始制御信号、前記モード判定回路より出力される前記特
    定のフラグ信号、および前記データ制御信号取込回路よ
    り出力されるリード・ライト停止制御信号を入力し、所
    定の内部クロック信号に同期して複数の内部同期動作モ
    ードの各動作モードに対応するリード許可信号を生成し
    て出力するリード制御回路と、 前記リード制御回路より出力されるリード許可信号を前
    記内部クロック信号に同期して取込み、所定のデータ出
    力制御信号を出力する出力制御回路と、 所定のリード・デ−タ信号を入力し、前記出力制御回路
    より出力されるデータ出力制御信号によるゲート制御作
    用を介して、所定のデータ出力信号を外部に出力する出
    力回路と、 を少なくとも備えて構成され、バースト・リード時にお
    いて、前記モード判定回路より出力される前記動作終了
    信号によりプリチャージ制御を行うことを特徴とする同
    期式メモリ。
  2. 【請求項2】 チップ選択信号、ロウアドレス・ストロ
    ーブ信号、カラムアドレス・ストローブ信号およびライ
    ト・イネーブル信号を含む外部信号入力のデコード出力
    と、所定の内部クロック信号の入力を受けてリード・ラ
    イト動作モードを判定し、所定の動作開始信号、動作終
    了信号、リード・ライト信号および特定のフラグ信号を
    出力するモード判定回路と、 前記モード判定回路より出力される動作開始信号および
    動作終了信号の入力を受けて、内部全体の動作を制御す
    る内部ロウ・アドレス・ストローブ信号を生成して出力
    する内部ロウ・アドレス・ストローブ信号発生回路と、 前記モード判定回路より出力されるリード・ライト信号
    の入力と、前記内部ロウ・アドレス・ストローブ信号発
    生回路より出力される内部ロウ・アドレス・ストローブ
    信号の入力を受けて、所定のデータのリード・ライト動
    作を制御するリード・ライト開始制御信号を生成して出
    力するリード・ライト制御回路と、 外部から入力される所定のデータ制御信号を入力して、
    リード・ライト停止制御信号を生成して出力するデータ
    制御信号取込回路と、プリチャージ・コマンド入力時
    に、前記内部ロウ・アドレス・ストローブ信号発生回路
    より出力される内部ロウ・アドレス・ストローブ信号に
    よりリセットされ、前記リード・ライト制御回路より出
    力されるリード・ライト開始制御信号、前記モード判定
    回路より出力される前記特定のフラグ信号、および前記
    データ制御信号取込回路より出力されるリード・ライト
    停止制御信号を入力し、前記内部クロック信号に同期し
    て複数の内部同期動作モードの各動作モードに対応する
    リード許可信号を生成して出力するリード制御回路と、 前記リード制御回路より出力されるリード許可信号を前
    記内部クロック信号に同期して取込み、所定のデータ出
    力制御信号を出力する出力制御回路と、所定のリード・
    デ−タ信号を入力し、前記出力制御回路より出力される
    データ出力制御信号によるゲート制御作用を介して、所
    定のデータ出力信号を外部に出力する出力回路と、 を少なくとも備えて構成され、バースト・リード時にお
    いて、前記内部ロウ・アドレス・ストローブ信号発生回
    路より出力される内部ロウ・アドレス・ストローブ信号
    によりプリチャージ制御を行うことを特徴とする同期式
    メモリ。
  3. 【請求項3】 前記リード制御回路が、前記特定のフラ
    グ信号を反転して出力する第1のインバータと、 前記リード・ライト開始制御信号と前記第1のインバー
    タの出力信号との論理積を演算出力する第1のNAND
    回路と、 前記第1のNAND回路の出力信号を反転して出力する
    第2のインバータと、 前記動作終了信号によりリセットされ、CK端子に入力
    される前記内部CLK信号を介して前記第2のインバー
    タの出力信号を取込むDフリップフロップと、 前記第2のインバータの出力信号と前記Dフリップフロ
    ップの出力信号を入力し、CL2内部同期動作モードお
    よびCL3内部同期動作モードのそれぞれの動作モード
    に対応する所定レベルのフラグ信号入力を介して、何れ
    か一方の出力信号を選択して出力する選択回路と、 前記リード・ライト停止制御信号を反転して出力する第
    3のインバータと、 前記選択回路の出力信号と前記第3のインバータの出力
    信号との論理積を演算出力する第2のNAND回路と、 前記第2のNAND回路の出力信号を反転して出力する
    第4のインバータと、 を備えて構成されることを特徴とする請求項1記載の同
    期式メモリ。
  4. 【請求項4】 前記リード制御回路が、前記特定のフラ
    グ信号を反転して出力する第1のインバータと、 前記リード・ライト開始制御信号と前記第1のインバー
    タの出力信号との論理積を演算出力する第1のNAND
    回路と、 前記第1のNAND回路の出力信号を反転して出力する
    第2のインバータと、 前記内部ロウ・アドレス・ストローブ信号によりリセッ
    トされ、CK端子に入力される前記内部クロック信号を
    介して前記第2のインバータの出力信号を取込むDフリ
    ップフロップと、 前記第2のインバータの出力信号と前記Dフリップフロ
    ップの出力信号とを入力し、CL2内部同期動作モード
    およびCL3内部同期動作モードのそれぞれの動作モー
    ドに対応する所定レベルのフラグ信号入力を介して、何
    れか一方の出力信号を選択して出力する選択回路と、 前記リード・ライト停止制御信号を反転して出力する第
    3のインバータと、 前記選択回路の出力信号と前記第3のインバータの出力
    信号との論理積を演算出力する第2のNAND回路と、 前記第2のNAND回路の出力信号を反転して出力する
    第4のインバータと、 を備えて構成されることを特徴とする請求項2記載の同
    期式メモリ。
JP7282950A 1995-10-31 1995-10-31 同期式メモリ Expired - Fee Related JP2818563B2 (ja)

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