JP2817229B2 - 患部洗浄装置 - Google Patents

患部洗浄装置

Info

Publication number
JP2817229B2
JP2817229B2 JP1187954A JP18795489A JP2817229B2 JP 2817229 B2 JP2817229 B2 JP 2817229B2 JP 1187954 A JP1187954 A JP 1187954A JP 18795489 A JP18795489 A JP 18795489A JP 2817229 B2 JP2817229 B2 JP 2817229B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drainage
container
flow path
cleaning liquid
path switching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1187954A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0351061A (ja
Inventor
譲二 土谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibuya Corp
Original Assignee
Shibuya Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shibuya Corp filed Critical Shibuya Corp
Priority to JP1187954A priority Critical patent/JP2817229B2/ja
Publication of JPH0351061A publication Critical patent/JPH0351061A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2817229B2 publication Critical patent/JP2817229B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、手術等の際に患部を洗浄する患部洗浄装置
に関する。
「従来の技術」 従来、患者の患部を洗浄する患部洗浄装置として、洗
浄液を貯溜する洗浄液容器と、この洗浄液容器に供給チ
ューブを介して接続した供給ノズルと、上記洗浄液容器
内の洗浄液を上記供給チューブを介して供給ノズルに給
送する供給ポンプと、洗滌後の排液を貯溜する排液容器
と、この排液容器に回収チューブを介して接続した吸引
ノズルと、上記吸引ノズルで吸引した排液を上記回収チ
ューブを介して排液容器内に吸引回収させる真空ポンプ
とを備えたものが知られている(特開昭58−7261号公
報)。
「発明が解決しようとする課題」 ところで従来、手術中に上記排液容器内に吸引回収さ
れる排液の成分を分析することが必要となる場合がある
が、従来の患部洗浄装置はそのような配慮がなされてお
らず、そのような場合には例えば回収チューブに注射針
を刺して排液を採取しており、その作業が危険であると
同時に煩雑であった。
「課題を解決するための手段」 本発明はそのような課題に鑑み、上記構成を有する患
部洗浄装置において、上記回収チューブに流路切換弁を
介して注入針を接続するとともに、該注入針に負圧を封
入した真空容器を着脱可能に連通させ、かつ上記流路切
換弁によって上記吸引ノズルを排液容器又は注入針に選
択的に切換え接続できるようにしたものである。
「作用」 上記構成によれば、通常は吸引ノズルを流路切換弁を
介して排液容器に接続しておけば、従来と同様に患部洗
滌後の排液を排液容器内に吸引回収することができる。
そして排液を採取する必要が生じた際には、上記注入
針に真空容器を連通させた状態で上記流路切換弁を切換
え、上記吸引ノズルを流路切換弁および注入針を介して
真空容器内に接続すれば、該真空容器内の負圧によって
排液を吸引採取することができる。そして真空容器内に
排液を採取したら、上記流路切換弁を元の状態に切換え
て該真空容器を注入針から取外せばよい。
「実施例」 以下図示実施例について本発明を説明すると、患部洗
浄装置は、患部に洗浄液を供給してその患部の洗浄を行
なう洗浄液供給手段1と、患部の洗浄を終了した排液を
回収する排液回収手段2とを備えている。
上記洗浄液供給手段1は、洗浄液を貯溜する洗浄液容
器4と、洗浄液を患部に供給する供給ノズル5と、該供
給ノズル5と上記洗浄液容器4とを接続する軟質合成樹
脂製やシリコン製などの供給チューブ6とを備えてい
る。そして上記洗浄液容器4と供給ノズル5との間に、
例えば回転されるローラ7によって上記供給チューブ6
を押し潰しながらポンピング作用を得るようにした供給
ポンプ8を設けるとともに、該供給ポンプ8の下流側
に、供給ポンプ8から吐出された洗浄液を所要温度に加
熱する加温器9を設けている。
他方、上記排液回収手段2は、患部を洗浄した排液を
吸引する吸引ノズル10と、該吸引ノズル10から回収チュ
ーブ11を介して吸引された排液を貯溜する排液容器12
と、この排液容器12内に負圧を導入する真空ポンプ13と
を備えている。上記排液容器12は、外側の密封容器12A
とその内部に収容したカップ12Bとを備えており、上記
回収チューブ11からの排液をカップ12Bに貯溜すことが
できるようになっている。
上記排液容器12と真空ポンプ13とは接続チューブ15に
よりオーバーフロー容器16と調圧弁17とを介して順次接
続してあり、万一、上記排液容器12から排液がオーバー
フローした場合には上記オーバーフロー容器16でその排
液を貯溜することにより排液が真空ポンプ13に吸い込ま
れるのを防止できるようにし、また上記調圧弁17によっ
て排液容器12内に導入する負圧の大きさを所定値に設定
できるようにしている。
然して、上記排液容器12と吸引ノズル10とを接続する
回収チューブ11に複数の電磁式流路切換弁20を直列に接
続してあり、各流路切換弁20にそれぞれ接続チューブ21
を介して注入針22を接続している。上記各注入針22はそ
れぞれ内部に負圧を密封した真空容器23のゴム栓24に刺
し込まれて各真空容器23内に着脱可能に連通しており、
また各流路切換弁20は、上記吸引ノズル10を排液容器12
又は注入針22に選択的に切換え接続可能となっている。
上記各電磁式流路切換弁20は制御装置25によって作動
されてその流路を切換えるようになっており、この制御
装置25は、通常は各流路切換弁20を介して上記吸引ノズ
ル10を排液容器12に接続されている。
上記制御装置25は、この制御装置25に上記流路切換弁
20の切換え指令を与えるための入力手段26と、各流路切
換弁20の切換え条件の適否を判定する判定部27とを備え
ている。上記判定部27は、上記入力手段26からの信号
と、上記各真空容器23の有無を検出する検出器28からの
信号と、さらにタイマ29からの信号とを入力しており、
該判定部27は、上記入力手段26を介して各流路切換弁20
の切換え指令が与えられた際には、真空容器23が接続さ
れている所定の流路切換弁を切換え、上記タイマ29によ
る所定の時間後に流路切換弁20を元の状態に戻すことが
できるようになっている。
以上の構成において、制御装置25は、通常の状態では
全ての流路切換弁20の流路を排液容器12側に切換え、そ
れによって上記吸引ノズル10を排液容器12に接続させて
いる。
この状態においては、供給ポンプ8から吐出された洗
浄液容器4内の洗浄液は、加温器9によって所定の温度
に加熱された後、供給ノズル5から患部に噴出供給さ
れ、さらに患部の洗浄を終了した排液は吸引ノズル10に
よって吸込まれ、回収チューブ11を介して排液容器12内
のカップ12Bに貯溜される。
そしてこの状態において、上記排液を採取する必要が
生じた場合には、上記各注入針22に真空容器23を取付け
た後、入力手段26を介して制御装置25に採取の開始指令
を与える。すると該制御装置25は、先ず検出器28によっ
て真空容器23の有無を確認し、第1番目の流路切換弁20
について真空容器23があれば、該流路切換弁20の流路を
切換える。これにより回収チューブ11内を流通している
排液は真空容器23内の負圧によって真空容器23内に吸引
採取される。
上記制御装置25は流路切換弁20の流路を切換えたのと
同時にタイマ29を作動させ、このタイマ29により予め定
めた時間が経過したことを検出すると、流路切換弁20の
流路を元の状態に切換える。このとき、もし上記第1番
目の流路切換弁20に真空容器23が接続されていなけれ
ば、制御装置25は当該流路切換弁20をスキップし、次の
流路切換弁20について同様な作業を行なうようになる。
このようにして真空容器23内に排液が吸入採取され、
上記流路切換弁20の流路が元の状態に切換えられたら、
注入針22を真空容器23から引抜くことによって該真空容
器23を注入針22から取外すことができる。
したがって排液の採取をする場合には、注入針22に真
空容器23を取付けて入力手段26を操作し、真空容器23内
に排液が吸入採取されたら該真空容器23を注入針22から
取外せばよく、その作業をきわめて容易なものとするこ
とができる。そしてその際、タイマ29によって排液容器
12と真空容器23との切換えを行なっているので、排液の
流れを止めることなく継続させることができる。
また、上記排液容器12を密封容器12Aとその内部のカ
ップ12Bとから構成しているので、再使用する際には密
封容器12Aを洗浄する必要がなく、洗浄作業も容易なも
のとすることができる。
なお、上記実施例では、入力手段26の開始指令により
1つの流路切換弁20を作動させているが、タイマ設定に
より第1の流路切換弁20の作動終了から所定時間経過後
に第2、第3の流路切換弁20を順次自動的に作動させる
ようにしてもよい。
「発明の効果」 以上のように、本発明によれば、注入針に対する真空
容器の着脱作業と、流路切換弁の切換え作業とによっ
て、従来に比較してきわめて容易に、しかも確実に排液
を採取することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す系統図である。 1……洗浄液供給手段、2……排液回収手段 4……洗浄液容器、5……供給ノズル 6……供給チューブ、8……供給ポンプ 10……吸引ノズル、11……回収チューブ 12……排液容器、13……真空ポンプ 22……注入針、20……流路切換弁

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗浄液を貯溜する洗浄液容器と、この洗浄
    液容器に供給チューブを介して接続した供給ノズルと、
    上記洗浄液容器内の洗浄液を上記供給チューブを介して
    供給ノズルに給送する供給ポンプと、洗滌後の排液を貯
    溜する排液容器と、この排液容器に回収チューブを介し
    て接続した吸引ノズルと、上記吸引ノズルで吸引した排
    液を上記回収チューブを介して排液容器内に吸引回収さ
    せる真空ポンプとを備えた患部洗滌装置において、 上記回収チューブに流路切換弁を介して注入針を接続す
    るとともに、該注入針に負圧を封入した真空容器を着脱
    可能に連通させ、かつ上記流路切換弁は、上記吸引ノズ
    ルを排液容器又は注入針に選択的に切換え接続可能であ
    ることを特徴とする患部洗浄装置。
JP1187954A 1989-07-20 1989-07-20 患部洗浄装置 Expired - Fee Related JP2817229B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1187954A JP2817229B2 (ja) 1989-07-20 1989-07-20 患部洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1187954A JP2817229B2 (ja) 1989-07-20 1989-07-20 患部洗浄装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0351061A JPH0351061A (ja) 1991-03-05
JP2817229B2 true JP2817229B2 (ja) 1998-10-30

Family

ID=16215073

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1187954A Expired - Fee Related JP2817229B2 (ja) 1989-07-20 1989-07-20 患部洗浄装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2817229B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2792525B2 (ja) * 1993-05-19 1998-09-03 澁谷工業株式会社 患部洗浄装置
NL1025938C2 (nl) * 2003-09-17 2005-03-18 Broockeville Corp N V Wonddrainage-inrichting.
GB2490745B (en) 2011-05-13 2013-12-11 Bioquell Uk Ltd Improvements in apparatus for disinfecting a surface

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0351061A (ja) 1991-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7285105B2 (en) Automatic dialyzer and dialyzing method
EP1015044A1 (en) Apparatus and method for blood separation
JPS607510B2 (ja) 安全回路を含む機器プログラム装置
EP0228160B1 (en) Apparatus for the filtration of plasma from blood
JP2817229B2 (ja) 患部洗浄装置
JP2021500094A (ja) 透析機器および方法
JP3865152B2 (ja) 血液透析用自動準備装置
JPH0346767Y2 (ja)
JP2000325470A (ja) 自動血液透析装置
JPH0838597A (ja) 血液浄化回路の自動プライミング処理方法および装置
JP4088918B2 (ja) 血液透析装置
JPS63315061A (ja) 血液処理器の自動洗浄装置
EP0181139A2 (en) Method and apparatus for priming and purging blood treatment apparatus
JP3892921B2 (ja) 血液透析装置
JP2778461B2 (ja) 軟水器の再生制御方法及びその装置
JP2002085350A (ja) 内視鏡洗浄消毒装置
JP3937436B2 (ja) 血液浄化装置および血液回路の自動プライミング方法
JPH0519075Y2 (ja)
JPS6346703B2 (ja)
JPH06327761A (ja) 患部洗浄装置
JPH0647090A (ja) 人工透析装置
KR100977612B1 (ko) 자동 배설물 처리 장치 및 그 제어방법
JPH0614964B2 (ja) 血液浄化回路の自動プライミング処理方法および装置
JPS6252586B2 (ja)
US20190231959A1 (en) Dialysis device

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees