JP2815099B2 - 不揮発性dram記憶装置におけるデータのページリコールのための装置と方法 - Google Patents

不揮発性dram記憶装置におけるデータのページリコールのための装置と方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は概括的には集積された
記憶装置に関し、より具体的にはNVDRAM記憶装置
におけるデータのページリコールのための方法と装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】NVDRAMセルは以下の文献に記載さ
れている。(1)「A New Architectu
re for the NVDRAM−−An EEP
ROMBacked−Up Dynamic RA
M」、IEEE Journalof Solid S
tate Circuits,Vol.23、No.
1、1988年2月発行。(2)チャン(Chuan
g)らの米国特許第4,611,309号。(3)ヤマ
ウチ(Yamauchi)らの「A Versatil
e Stacked Storage Capacit
or on Flotox Cell for Meg
abit NVDRAM Application
s」、1989年度International El
ectron Devices Meeting Te
chnical Digest、IEDM89、第59
5〜598頁。これらの文献はここに援用する。
【0003】本発明の構成に関連した構成は、フクモト
(Fukumoto)らの「A 256−bit No
n−Volatile Dynamic RAMWit
hECC and Redundancy」と題された
論文に記載されている。この文献をここに援用する。
【0004】NVDRAM記憶装置は、ディマリア(D
imaria)が米国特許第4,471,471号で述
べているように、NVDRAMセルのアレイを備えてい
る。各NVDRAMセルはDRAMセルとEEPROM
セルとを有している。DRAMセルは、通常はストレー
ジキャパシタと直列のMOSトランジスタを含み、揮発
性である。一方、EEPROMセルはフローティングゲ
ートMOSトランジスタのフローティングゲート上に電
荷の形でデータを記憶するものであり、不揮発性であ
る。NVDRAMの利点は、通常の動作時にデータを迅
速にDRAMから読み出し、DRAMに書き込むことが
でき、しかも電源オフの時に不揮発性EEPROMにデ
ータを記憶できることである。しかし、NVDRAMに
おけるEEPROMデータに対しては直接アクセスする
ことができず、読み出しの前にDRAMへデータを転送
しなければならない。
【0005】NVDRAMは少なくとも3つの動作モー
ドを有する。(1)NVDRAMが通常のDRAMとし
て動作するDRAM読出し/書込みモード、(2)DR
AMのデータをEEPROMに転送して記憶させる記憶
モード、及び(3)EEPROMのデータをアクセスす
るためDRAMに転送するリコールモードである。
【0006】通常のDRAM読出し/書込み動作モード
では、EEPROMトランジスタがオフにされ、データ
が従来の方法でDRAMセルに書き込まれ、該セルから
読み出される。すなわち、DRAMトランジスタはDR
AMストレージキャパシタに対するデータの書込み時及
び読出しの時、オンにされ、その他の場合はオフにされ
る。
【0007】DRAMのデータをEEPROMに記憶さ
せる必要があるとき、DRAMのデータをEEPROM
に転送する記憶動作を行う。それによって、データはE
EPROMトランジスタのフローティングゲート上に電
荷として記憶される。EEPROMのデータをDRAM
にリコールする必要があるとき、リコール動作が行われ
る。この動作はEEPROMの論理状態の検出を伴い、
従って、DRAMストレージキャパシタに完全論理状態
1又は論理状態0の電圧レベルを設定する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】現在使用されているス
タティックRAMベースのNVRAM装置では、各メモ
リセルは本来、2つの安定した動作状態を有する交叉結
合されたラッチである。これらの安定した状態は各々の
メモリセル内の能動回路素子によって形成される。能動
回路素子はフルレール(full rail)論理1の
状態を与えてプルアップとして、又はフルレール論理0
の状態を与えてプルダウンとして動作する。各メモリセ
ルは同一のプルアップ又はプルダウン機能を有するの
で、各々は個々にフルレール論理状態を達成できる。各
メモリセルでは、各セルのEEPROM部のプログラム
状態によって容量又は電流の不均衡が生じる。
【0009】そのようなNVRAMでのリコール動作に
おいて、ラッチの両側が最初に同じ電位に設定され、次
いでそのレベルから充電される。セルの両側の不均衡の
ため、両側が異なった速度で充電され、ラッチが2つの
安定した状態のうちの一方に設定されやすくなる。従っ
て、一旦ラッチが設定されると、これらの2つの安定し
た状態はフルレール論理0又は論理1の電圧レベルとな
る。スタティックRAMベースのNVRAM装置はこの
構成によって、メモリセルに完全な論理レベルを設定す
るためにリストア機能を外部から開始させる必要がなく
なるのである。さらに、このようなNVRAM装置は、
装置の全てのメモリセルのデータをEEPROMからR
AMに同時に転送するブロックモードリコール動作を使
用することができる。
【0010】これに対し、ダイナミックRAMベースの
NVRAM装置(NVDRAM)では、メモリセルには
リストア機能が組み込まれていない。スタティックRA
MベースのNVRAMにおける場合と異なり、NVDR
AMの各メモリセルのデータはキャパシタ上の可変の電
荷として記憶される。各セル内にはプルアップ又はプル
ダウン能動回路素子がない。従って、各セルのキャパシ
タ電荷を個別的に変化させる手段がない。それ故に、メ
モリセルキャパシタにフルレール論理0又は論理1の電
荷を与えるため、メモリセル自体外の回路を用いなけれ
ばならない。
【0011】NVDRAMにはEEPROMからDRA
Mへのデータリコールの後で外部から開始するリストア
動作がないと、メモリセルは劣化した論理状態0又は1
の電圧レベルを保持することになる。DRAMメモリセ
ルのデータがその後通常のDRAMの方法で読み出され
ると、これらの劣化したメモリセルの状態の結果、不正
確なデータが検出される。従って、DRAMセルにおい
て完全な論理状態0又は1の電圧レベルを保障するため
にリコール動作時に従来の方法のDRAMリストア動作
をおこなう必要がある。このリストア動作はある時刻に
おいてはビット線毎に1個のメモリセルに対してのみ確
実に行われる。従って、DRAMベースのNVRAM装
置(NVDRAM)では、全てのメモリセルを同時にリ
コールすること(即ち、ブロックリコールモード)がで
きない。ある時刻に於いてはビット線毎に1個のメモリ
セルのみをリコールしなければならない。
【0012】従って、本発明の目的はNVDRAM記憶
装置におけるデータのページリコールのための方法と装
置を提供することにある。ここでは、1ページとは1本
のワード線上のメモリセルの全てであると定義する。所
定ページの各メモリセルはそのページの他の全てのセル
のものとは異なるビット線に接続されている。
【0013】本発明の他の目的は、NVDRAM装置で
のページリコール動作の開始アドレスを指定できる方法
と装置を提供することである。ユーザーは指定されたア
ドレスのメモリセルの1ページのみをリコールするの
か、指定されたアドレスで始まるセルの幾つかの連続し
たページをリコールするのかを選択できる。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の装置は、アドレ
ス線を有するNVDRAM記憶装置におけるデータのペ
ージリコールのための装置であって、所定のページリコ
ール開始アドレスに対応する第1のアドレス信号を出力
する複数の外部パッドと、アドレス選択回路に電気的に
接続されており、該アドレス選択回路から該第2のアド
レス信号が入力され、それに対応する第3のアドレス信
号を生成し、該第3のアドレス信号を該アドレス選択回
路に入力するカウンタ回路とを備え、該アドレス選択回
路が、該外部パッド及び該カウンタ回路に電気的に接続
されており、該外部パッドから該第1のアドレス信号が
入力され、それに対応する第2のアドレス信号を生成
し、又は該カウンタ回路から該第3のアドレス信号が入
力され、それに対応する第4のアドレス信号を生成し、
内部状態によってカウンタ回路に該第2のアドレス信号
を出力し又はアドレスデコード回路に該第4のアドレス
信号を出力する構成とされており、該アドレスデコード
回路が、該アドレス選択回路に電気的に接続されてお
り、該アドレス選択回路から該第4のアドレス信号が入
力され、それに対応する第5のアドレス信号を生成し、
出力する構成とされており、そのことにより上記目的が
達成される。
【0015】好ましくは、前記アドレス選択回路が、前
記第1のアドレス信号及びアドレスイネーブル信号が入
力され、第6のアドレス信号を出力するNANDゲート
と、該第6のアドレス信号が入力され、それに対応する
第7のアドレス信号を生成し、出力する第1の伝送ゲー
トと、前記第3のアドレス信号が入力され、それに対応
する第8のアドレス信号を生成し、出力する第2の伝送
ゲートとを備え、該第7のアドレス信号又は該第8のア
ドレス信号から前記第4のアドレス信号を生成し、出力
すると共に、該第6のアドレス信号から前記第2のアド
レス信号を生成し、出力する構成とする
【0016】また、好ましくは、前記第3のアドレス信
号を増分するアドレス信号増分手段を備えている構成と
する
【0017】また、好ましくは、前記アドレス信号増分
手段を用いて、該第3のアドレス信号を連続して増分す
ることにより、データの連続したページをリコールする
ようにされている構成とする
【0018】本発明のNVDRAM記憶装置における
ータのページリコールのための方法は、NVDRAMメ
モリセルのアレイであって、該アレイが複数のビット
線、複数のワード線及び複数のリコール線を有し、該セ
ルのそれぞれには1本のビット線、1本のワード線及び
1本のリコール線が接続されており、複数のワード線の
うちの任意の1本のワード線に沿ってライン状に接続さ
れる複数のセルからなる第1の部分集合が、各ワード線
に対応して複数構成され、かつ、該第1の部分集合の各
セルが1対1に対応するビット線にそれぞれ接続されて
おり、複数のビット線のうちの任意の1本のビット線に
沿ってライン状に接続される複数のセルからなる第2の
部分集合が、各ビット線に対応して複数構成され、か
つ、該第2の部分集合の各セルが1対1に対応する対を
なすワード線及びリコール線にそれぞれ接続されている
NVDRAMメモリセルのアレイにおけるデータのペー
ジリコール方法であって、複数のワード線のうちの所定
1本を活性化して、該活性化されたワード線接続さ
れたの部分集合の各セルをアドレス指定し活性
化させるステップ(a)と複数のビット線の全てを活
性化して、該活性化された各ビット線に接続された該
2の部分集合の各セルを活性化させ、該第2の部分集合
の各々と該第1の部分集合に共に属する各セルをアドレ
ス指定するステップ(b)と、該活性化されたワード線
に関連するリコール線を活性化して、ステップ(b)
の結果アクセスされた各セルからデータをリコールする
ステップ(c)とを包含しており、そのことにより上記
目的が達成される
【0019】
【作用】本発明はNVDRAM装置におけるデータのペ
ージリコールのための方法と装置を含む。ページリコー
ル開始アドレスは外部入力パッドを介して指定され得
る。ユーザーは指定されたアドレスのメモリセルの1ペ
ージのみをリコールするのか、又は指定されたアドレス
で始まるセルの連続するページをリコールするのかを選
択できる。各リコール動作ではビット線毎に1個のメモ
リセルのみがリコールされる。
【0020】外部から指定された開始アドレスは外部パ
ッドに入力される。次いでアドレス選択回路を介してカ
ウンタ回路の入力部に与えられる。カウンタ回路の出力
はページリコール開始アドレスとして用いられ、このア
ドレスはアドレス選択回路に再入力されアドレスデコー
ディング回路に送られる。
【0021】従って、本発明では、各ページのリコール
動作においてビット線毎に1個のメモリセルのみがリコ
ールされ、その結果、DRAMのデータの劣化を最小限
に抑えることができる。
【0022】メモリセルの所望のページのみをリコール
することは装置の全てのセルをリコールするよりも効率
的であることが多い。例えば、装置のメモリを幾つかの
区画に分割しようとする場合がある。この場合、各区画
はメモリセルの別個の部分として機能し、他の全ての区
画から独立して使用され得るので、ある特定の区画を構
成するページのみからデータをリコールする方が全ての
ページからリコールするよりも効率的であることがあ
る。
【0023】
【実施例】本発明を実施例について以下に説明する。
【0024】本実施例のNVDRAM装置は複数個のリ
コールすべきメモリセルを備えている。これらのメモリ
セルは、ビット線B〜Bmに沿い、そしてリコール線
RL1〜RLn+nとワード線WL1〜WLn+nに沿って接続
されている図5のメモリセル500として示されてい
る。ワード線WLは以下に述べる方法でセル500をア
ドレス指定するのに使用され、各ビット線Bはセル50
0に記憶されたデータをリコールするのに使用される。
つまり、ある時刻に1本のワード線WL(例えば、WL
i、ここで1<i<n+n)がアドレス指定され、次い
で全てのビット線Bが同時に活性化される。そこで、活
性状態のワード線に関連するリコール線(この場合、R
i)に活性化されて、活性状態のワード線上のセル5
00からデータをリコールする。この動作手順を以下に
詳細に述べる。
【0025】(NVDRAMの構成)メモリセル500
は好ましくは「不揮発性DRAM記憶装置におけるEE
PROM閾値電圧測定のための方法及び装置」という名
称の1990年9月20日出願の米国特許出願第58
5,772号及び本願と同日付の日本出願に記載された
NVDRAMセルを含む。この文献をここに関連技術と
して援用する。しかし、他のNVDRAMセルの設計を
用いても良く、図5の配列と同様なアレイに構成され、
ワード線又は同等のものによってアドレス指定されてリ
コール線又は同等のものによってリコール動作が行われ
るセルであるならば、本発明はそのようなセルにも適用
できる。
【0026】(ページリコール装置と動作)図4を参照
する。外部アドレスパッド100は所定のページリコー
ル開始アドレスに対応するアドレス入力115をアドレ
ス選択回路90(図3と図4に示す)に送る。これらの
アドレス入力は図2に示す下記のカウンタ入力50に対
する出力110として与えられる。さらに、これらのア
ドレス入力はアドレスデコーディング回路225(図3
と図4に示す)に対する出力220として与えられる。
アドレスデコーディング回路は信号RL1〜RLn+n及び
信号WL1〜WLn+nを発生する。
【0027】図4において、外部アドレスパッド100
の数はアドレス指定する必要のあるリコール線RLとワ
ード線WLの数によって決められる。好ましい実施例で
は、n+n本のワード線とリコール線があり、外部アド
レスパッドがこれらの線に与えられる信号の2進化され
たものを発生するので、log2(n+n)(又は1+
log2n)個の外部アドレスパッドが設けられてい
る。
【0028】図2では、従来の並列したロードカウンタ
(CNT1〜CNTn)10が従来のカウンタ回路70内
で縦続接続されて、出力20がA1〜Anであるnビット
カウンタを構成している。各カウンタ10は、出力Q、
並びにデータ入力DATA、クロック入力(CKバ
ー)、ロード信号(LDバー)入力、及びセット信号
(SETバー)入力を有する。カウンタCNTnを除
き、各カウンタの出力Qはそれぞれ後続のカウンタのク
ロック(CKバー)入力に接続されている。カウントア
ップ信号30のパルスが入力される毎に、カウンタ回路
の出力(A1〜An)20が1だけ増加する。ロード信号
(LDバー)40が低レベルになる毎に、入力(AD
PD1〜ADPDn)50がそれぞれ出力(A1〜An)20に
ロードされる。これらの出力(A1〜An)20はデコー
ドされて図4と図5に示す信号WLを発生する。最後
に、セット信号SETバーを低レベルにすることによっ
て出力(A1〜An)を論理0にリセットする。
【0029】次に図4を参照する。カウンタ回路70に
は入力(ADPD1〜ADPDn)50としてn個のアドレス
選択回路90からの出力110が入力されている。これ
らのアドレス選択回路は外部アドレスパッド100から
の出力である入力115を有する。好ましくは、以下に
述べるように、リコール線の1本とワード線の1本のみ
が論理1であり、その他の線が論理0である。
【0030】外部アドレスパッドからの入力があると、
アドレス選択回路はそれによって示されるアドレスを、
回路90の内部状態によってカウンタ回路かアドレスデ
コーディング回路かのどちらかに与える。従って、アド
レス信号を出力110を介してカウンタ回路70の入力
50に送ることができ、これらの信号は回路90内に送
り返されてアドレスデコーディング回路225に送られ
る。この処理手順によって、以下に述べるように、ユー
ザーがアドレスを任意に選択すること、又は本発明の装
置によってアドレスを自動的に発生することが可能とな
る。
【0031】図3はアドレスパッド100と図2のカウ
ンタ回路入力(ADPD1〜ADPDn)50との間をインタ
ーフェイスする1個のアドレス選択回路90の回路図で
ある。アドレス毎に1個のこのようなアドレス選択回路
がある。アドレス線(A1〜An)20の場合、記憶装置
にはn個のアドレス選択回路がある。図3のアドレス選
択回路はi番目のカウンタ入力(ADPDi)110に関
する回路である。
【0032】外部アドレスパッド100からのパッドア
ドレス入力(ADEXi)115はカウンタ入力(A
PDi)110に対応し、NANDゲート120に与え
られる一方の入力である。他方の入力はアドレスイネー
ブル信号(φAEB)130である。NANDゲート12
0の出力はインバータ150を介して送られ、カウンタ
入力(ADPDi)110となる。NANDゲート120
からの出力はまた、nチャネルMOSトランジスタ17
0、pチャネルMOSトランジスタ180及びインバー
タ190を含む伝送ゲート160の入力に送られる。伝
送ゲート160において、トランジスタ170のソース
がトランジスタ180のドレインに接続され、トランジ
スタ170のドレインがトランジスタ180のソースに
接続され、トランジスタ180のゲートがインバータ1
90を介して接続されているトランジスタ170のゲー
トと相補形となる。トランジスタ170のゲートにはさ
らにアドレスイネーブル信号(φEXA)200が入力さ
れる。
【0033】伝送ゲート160の出力はインバータ21
0を通り、出力220となり、アドレス選択回路90の
外部のアドレスデコーディング回路225に入力され
る。
【0034】アドレス選択回路90に対する他の入力は
入力(Ai)230であり、この入力は伝送ゲート24
0に与えられる。次いで、伝送ゲート240の出力がイ
ンバータ210を通り、出力220となり、図4に示す
ようにアドレスデコーディング回路225に入力され
る。伝送ゲート240は伝送ゲート160と同様に、n
チャネルトランジスタ250、pチャネルトランジスタ
260及びインバータ270を含み、トランジスタ25
0のゲートに対する内部アドレスイネーブル入力(φ
INA)280によって制御される。
【0035】ページリコール動作時のカウンタ回路70
とアドレス選択回路90を通る信号の流れは以下の通り
である。
【0036】図1において、時刻t0〜t1で、所望のペ
ージリコール開始アドレスが図3の外部アドレスパッド
100に入力される。時刻t2で、NVDRAMイネー
ブル信号(NEバー)が低レベルになる。その結果、ロ
ード信号(LDバー)が発生し、外部アドレスイネーブ
ル信号(φEXA)が低レベルになり、内部アドレスイネ
ーブル信号(φINA)が高レベルになる。外部アドレス
イネーブル信号(φEXA)200はNVDRAM装置の
通常の動作の間は活性状態(高レベル)にあるが、ペー
ジリコールの間は非活性化されている(低レベル)。内
部アドレスイネーブル信号(φINA)280はページリ
コールの間は活性状態(高レベル)にあるが、通常の動
作の間は低レベルにある。アドレスイネーブル信号(φ
AEB)130はページリコール動作は常に高レベルにあ
る。
【0037】図3のアドレス選択回路90において、ア
ドレスイネーブル信号(φAEB)130が高レベルであ
るので、外部アドレスパッド100からの外部アドレス
入力(ADEXi)115がNANDゲート120を介し
て反転される。そこで、外部アドレスイネーブル信号
(φEXA)200が低レベルであるので、伝送ゲート1
60がオフになり、入力115がインバータ150を通
り、カウンタ出力(ADPDi)110となる。
【0038】出力(ADPDi)110は図2のカウンタ
回路70に対する入力50となる。ロード信号(LDバ
ー)が時刻t2で低レベルにパルス化されるので(ロー
ド信号(LDバー)は時刻t3で高レベルに戻る)、カ
ウンタ入力(ADPDi)50がカウンタ出力(Ai)20
にロードされる。カウンタ出力(Ai)20は外部アド
レスパッド100で指定されたページリコール開始アド
レスの1本を構成し、図3のアドレス選択回路90に戻
る入力(Ai)230となる。
【0039】内部アドレスイネーブル信号(φINA)2
80が時刻t2で高レベルになるので、アドレス信号
(Ai)230が送信ゲート240とインバータ210
を通過する。この時点で、入力(Ai)230がアドレ
スデコーディング回路225に入力され、この回路22
5が全ての入力(Ai)230をリコール動作の現在の
開始アドレスとして使用できるアドレスに変換する。
【0040】時刻t4で出力イネーブル信号(OEバ
ー)が低レベルになり、外部アドレスパッド100に始
めにロードされていたページリコール開始アドレスを用
いるリコール動作の開始を指示する。ページリコール動
作は時刻t4と時刻t9の間で行われる。この動作におい
て、DRAMデータが劣化した状態から完全な論理状態
0又は1の電圧レベルにリストアされる。
【0041】NVDRAMイネーブル信号(NEバー)
は時刻t5後のある時点で再び高レベルとなり(リセッ
トし)、出力イネーブル信号(OEバー)は時刻t9
再び高レベルになる(リセットする)。時刻t9よりも
前のある時刻t6においてイネーブル信号(NEバー)
が高レベルとなる結果、外部アドレスイネーブル信号
(φEXA)200が再び高レベルとなり、内部アドレス
イネーブル信号(φINA)280が再び低レベルにな
る。時刻t5後の時刻t7〜t8で、さらに他のリコール
動作の準備のため、他のアドレスを外部アドレスパッド
100にロードしてもよい。 この時、上記の代わり
に、出力イネーブル信号(OEバー)はカウントアップ
信号30としても機能するので、出力イネーブル信号
(OEバー)が高レベルになると(この場合、時刻t9
で)カウンタ10の出力20が1だけ増加する。このよ
うにして、パッド100から新しいリコールアドレスを
入力する代わりに、カウンタ出力20の増加したアドレ
スを使用することを選択して自動的に次の連続したペー
ジをリコールするようにしてもよい。この場合、次のペ
ージリコール動作の間に、時刻t2で高レベルとなった
内部アドレスイネーブル信号(φINA)280がアドレ
ス信号(Ai)230を与え、これらのアドレス信号が
伝送ゲート240とインバータ210を介してアドレス
デコーディング回路225に対して次の連続したページ
のアドレスを指定する。
【0042】動作において上記のようにワード線WLと
それに関連したリコール線RLのみが所定のリコール動
作の間論理1となるように、図4で示したアドレスデコ
ーディング回路225が構成されている。従って、例え
ば、ワード線WLnが活性化されると、ビット線B1〜B
mの全てが活性化される。リコール線RLnが使用されて
セルの全ページ、即ちワード線WLnに沿ったセルの全
てに記憶されたデータをリコールする。データはセンス
増幅器によって検索される。センス増幅器は従来の設計
のものでよい。
【0043】活性化されているワード線に関連する1本
のリコール線以外のリコール線RLを活性化してはなら
ない。これは、他のセルでリコール動作を行うと、これ
らのセルではリストア動作が行われないのでこれらのセ
ルのデータが破壊されるからである。
【0044】本発明では、データの全てのページに対す
るアドレスをそれらのソースとは関係なく用いて、図5
に示すアレイと同様なNVDRAMセルのアレイから全
てのページがリコールされることが理解される。本発明
では、図2のカウンタに関して述べたように、これらの
アドレスは装置のユーザーが入力することもできるし、
コンピュータ又は本発明の他の回路で自動的に発生する
ようにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】このように、要約すると、本発明では、
NVDRAMのメモリセルの1ページが任意の時にリコ
ールされる。ページリコール開始アドレスをパッド10
0にロードしてアドレス選択回路90を介してカウンタ
回路70の出力20に送る。出力20は次いでアドレス
選択回路70を介してアドレスデコーディング回路22
5に送り返され、ページリコール開始アドレスが実際の
ページリコール開始アドレスとしてメモリアレイ700
によって使用できる形に変換される。カウンタ出力20
の1ずつの増分を自動的に行うことによってセルの連続
するページをリコールし得る。
【0046】この方法によって本発明の上記の利点が達
成される。すなわち、ブロックモードリコールがNVD
RAM記憶装置では可能でないので、本発明によればそ
のような装置でのページリコールのための方法及び装置
が提供される。さらに、本発明の方法は所定のページリ
コール開始アドレスを指定しメモリセルの連続したペー
ジをリコールすることを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例で用いられる種々の信号のタイ
ミング図である。
【図2】実施例で用いられるカウンタ回路の回路図であ
る。
【図3】実施例で用いられるアドレス選択回路の回路図
である。
【図4】実施例の主要部のブロック図である。
【図5】本発明が用いられるメモリアレイを示す図であ
る。
【符号の説明】
70 カウンタ 90 アドレス選択回路 100 外部アドレスパッド 225 アドレスデコーディング回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジャオ エヌ. ファム アメリカ合衆国 ワシントン 98664 バンクーバー, ゼット12, エスイー 10ティエイチ ストリート 11304 (56)参考文献 特開 昭59−56276(JP,A) 特開 平2−7289(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11C 11/40 - 11/419 G11C 17/14

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アドレス線を有するNVDRAM記憶装
    置におけるデータのページリコールのための装置であっ
    て、所定のページリコール開始アドレスに対応する第1のア
    ドレス信号を出力する複数の外部パッドと、 アドレス選択回路に電気的に接続されており、該アドレ
    ス選択回路から該第2のアドレス信号が入力され、それ
    に対応する第3のアドレス信号を生成し、該第3のアド
    レス信号を該アドレス選択回路に入力するカウンタ回路
    とを備え、 該アドレス選択回路が、該外部パッド及び該カウンタ回
    路に電気的に接続されており、該外部パッドから該第1
    のアドレス信号が入力され、それに対応する第2のアド
    レス信号を生成し、又は該カウンタ回路から該第3のア
    ドレス信号が入力され、それに対応する第4のアドレス
    信号を生成し、内部状態によってカウンタ回路に該第2
    のアドレス信号を出力し又はアドレスデコード回路に該
    第4のアドレス信号を出力する構成とされており、 該アドレスデコード回路が、該アドレス選択回路に電気
    的に接続されており、該アドレス選択回路から該第4の
    アドレス信号が入力され、それに対応する第5のアドレ
    ス信号を生成し、出力する構成とされている NVDRA
    M記憶装置における データのページリコールのための装
    置。
  2. 【請求項2】 前記アドレス選択回路が、前記第1のアドレス信号及びアドレスイネーブル信号が
    入力され、第6のアドレス信号を出力するNANDゲー
    トと、 該第6のアドレス信号が入力され、それに対応する第7
    のアドレス信号を生成し、出力する第1の伝送ゲート
    と、 前記第3のアドレス信号が入力され、それに対応する第
    8のアドレス信号を生成し、出力する第2の伝送ゲート
    とを備え、 該第7のアドレス信号又は該第8のアドレス信号から前
    記第4のアドレス信号を生成し、出力すると共に、該第
    6のアドレス信号から前記第2のアドレス信号を生成
    し、出力する構成とされた請求項1記載のNVDRAM
    記憶装置におけるデータのページリコールのための装
  3. 【請求項3】 前記第3のアドレス信号を増分するアド
    レス信号増分手段を備えている請求項1記載のNVDR
    AM記憶装置におけるデータのページリコールのための
    装置。
  4. 【請求項4】 前記アドレス信号増分手段を用いて、該
    第3のアドレス信号を連続して増分することにより、
    ータの連続したページをリコールするようにされている
    請求項3記載のNVDRAM記憶装置におけるデータの
    ページリコールのための装置。
  5. 【請求項5】 NVDRAMメモリセルのアレイであっ
    て、該アレイが複数のビット線、複数のワード線及び複
    数のリコール線を有し、該セルのそれぞれには1本のビ
    ット線、1本のワード線及び1本のリコール線が接続さ
    れており、複数のワード線のうちの任意の1本のワード線に沿って
    ライン状に接続される複数のセルからなる第1の部分集
    合が、各ワード線に対応して複数構成され、かつ、該第
    1の部分集合の各セルが1対1に対応するビット線にそ
    れぞれ接続されており、 複数のビット線のうちの任意の1本のビット線に沿って
    ライン状に接続される複数のセルからなる第2の部分集
    合が、各ビット線に対応して複数構成され、かつ、該第
    2の部分集合の各セルが1対1に対応する対をなすワー
    ド線及びリコール線にそれぞれ接続されている NVDR
    AMメモリセルのアレイにおけるデータのページリコー
    ル方法であって、 複数のワード線のうちの所定の1本を活性化して、該活
    性化されたワード線接続されたの部分集合の各
    セルをアドレス指定し活性化させるステップ(a)
    複数の ビット線の全てを活性化して、該活性化された
    ビット線に接続された該第2の部分集合の各セルを活性
    化させ、該第2の部分集合の各々と該第1の部分集合に
    共に属する各セルをアドレス指定するステップ(b)
    、 該活性化されたワード線に関連するリコール線を活性化
    して、ステップ(b)の結果アクセスされた各セルか
    らデータをリコールするステップ(c)とを包含する
    VDRAM記憶装置におけるデータのページリコール方
    法。
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