JP2572857Y2 - 熱転写型多色印刷装置 - Google Patents

熱転写型多色印刷装置

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JP2572857Y2
JP2572857Y2 JP1988053605U JP5360588U JP2572857Y2 JP 2572857 Y2 JP2572857 Y2 JP 2572857Y2 JP 1988053605 U JP1988053605 U JP 1988053605U JP 5360588 U JP5360588 U JP 5360588U JP 2572857 Y2 JP2572857 Y2 JP 2572857Y2
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JP1988053605U
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Inventor
彰寛 貞木
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セイコーインスツルメンツ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、熱転写型多色印刷装置に関し、特に面画印
字の際のドットつぶれを補正する熱転写型多色印刷装置
に関する。
〔従来の技術〕
公知のごとく、熱転写型印刷で多色を得る為には、面
積階調法やディザ法等の種々の手段が考案され、かつ実
用化されている。
例えば、第3図に示す如く、2×2のマトリクスで面
積階調を行なう場合、n=1から4までのドット数が選
べ、4階調の実現が可能である。
ここで、1ドット当たりの転写面積をSとすると、各
nにおける転写総面積ΣSは、 n=1の時 ΣS=S n=2の時 ΣS=2×S+ΔS2 n=3の時 ΣS=3×S+ΔS3 n=4の時 ΣS=4×S+ΔS4 となる。
ΔS2,ΔS3,ΔS4は、隣り合ったドットが転写される
時に付随して転写されるインクである。
ΔS2,ΔS3,ΔS4が付随して転写されないとすると、
転写総面積ΣSは○印で示されるようにドット数nに比
例してリニアに増大し、良好なる階調を得ることが可能
である。しかしながら、隣り合ったドット同士の印字が
くっつかないようにするには、TPHの発熱抵抗体サイズ
を小さくして、抵抗体間距離を大きくとればよいのだ
が、それでは線画を印字するのは不可能に近い。
現状の装置においては、線画が主体である為、転写総
面積ΣSは●印で示されるようにドット数nに比例して
増大する。
ここで注目すべきことは、 ΔS2<ΔS3<ΔS4 の関係式が成立し、隣り合ったドット数が増大すると、
極端に転写面積が増大し、リニアな階調を得ることがで
きないということである。
これは、例えば8×8のマトリクスで64階調を実現し
ようとした時などに顕著で、あるレベルを越えるとほと
んどのドットがつぶれてしまい、ベタ印字と同じになっ
てしまう。
その為、印字データがリニアな階調勾配をもっていた
としても、実際の印字は途中からドットがつぶれてしま
い、良好なる面画を得ることができない。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するために、本考案の熱転写型多色
印刷装置は、外部から入力された画像データを記憶する
メモリと、メモリから読み出された印字データを制御す
る印字補正手段と、印字補正手段の出力データに基づい
た信号により駆動されるサーマルヘッドとを具備してい
る。印字補正手段は、印字したドットの面積で階調を得
る面画印字の場合には、副走査方向の1ライン毎に、奇
数番目のドットまたは偶数版目のドットの印字データを
印字しないデータに置き換える操作を順次交互に行う。
そして、それ以外の印字形態である線画印字を行う場合
は、印字データをそのまま通過させる。
〔作用〕
面画印字の場合は、主走査方向に対しては、分解能が
1/2に落ちてしまうが、主走査と副走査方向に対して、
それぞれ隣り合った印字ドットが存在しないので、ドッ
トのつぶれが少なく、良好なる面画を得ることが可能で
ある。
面積階調以外の印字形態を有する線画印字の場合は、
すべての印字データを使用するので、分解能が落ちるこ
ともなく、良好な印字結果を得ることができる。
〔実施例〕
第1図は、本考案の実施例、第2図はそのタイミング
ダイアグラムである。
以下、図面に基づいて本考案の説明を行なう。周知の
ように、熱転写型多色印刷装置は、図示していないユー
ザーインターフェイス回路から、画像データを入力し、
そのデータを一時的に、メモリに蓄えて、印字周期に同
期をとりながら読み出してTPHへ転送し、印字を得るも
のである。
第1図において、信号aはセレクタbへの入力信号
で、メモリから読み出される印字データである。信号c
は、フリップフロップdへのクリア信号で、面画印字を
行なう時にツルーとなる。
信号eは、セレクタfへのセレクト信号であり、信号
gは、セレクタfからの出力信号で、セレクタbへのセ
レクト信号である。信号hはフリップフロップdへの入
力クロックであると共に、TPHへのデータ搬送クロック
である。信号iは、セレクタbからの出力信号で、セレ
クト信号gの状態により、入力信号a又はGNDが選択さ
れる。
信号gは、ステータス信号でLowの場合、信号aがセ
レクタbでセレクトされ、信号iとしてTPHへ転送され
る。
信号cがHighになると、信号hの立上がりエッジでフ
リップフロップdがトグル動作をする。信号eは、ステ
ータス信号で、副走査方向が偶数ラインの時High、奇数
ラインの時Lowが入力される。ここで副走査方向が奇数
ラインである時を例に説明する。
信号cがLowからHighになり、回路が動作可能とな
る。この時、信号hは入力されないで、フリップフロッ
プdはクリア状態を保持している。又、この時信号eは
Lowでセレクタfは入力Aがセレクトされ信号gはLowで
ある。
この結果セレクタbは信号aをセレクトし、それを信
号iとして出力している。ここで、信号hにクロックが
くると、第2図に示されるように、メモリから読み出さ
れた印字データn1はセレクタbを通り、TPHへ搬送され
る。
信号hの立上がりエッジで、フリップフロップdが反
転し、信号gがHighとなる。
その為、次のクロックで本来メモリデータn2がTPHへ
転送されるはずであったのが、セレクタbで入力データ
Bが選択されている為、TPHへの出力データiはGNDとな
る。(ここで、GNDは、TPHのブランクデータを意味す
る。) 又、そのクロックでフリップフロップdが再度反転し、
信号gは再度Lowとなる。
以上のことから、副走査が奇数ラインの時は、主走査
方向の奇数ドットのみが印字データとして有効となる。
同様に、副走査方向が偶数ラインの場合は、セレクタf
の入力Bがセレクトされ、信号gの初期値がHighではじ
まり、主走査方向の偶数ドットのみが印字データとして
有効となる。
線画印字を行う場合、図示しない制御手段は線画印字
と認識すると、信号cをLowにしてフリップフロップd
をクリア状態に保持する。さらに制御手段は信号eをLo
wに保持するので、セレクタfの出力信号gは常にLowを
示す。したがって、セレクタbは常に信号aをセレクト
し、信号iとして出力する。すなわち、すべての印字デ
ータが有効となる。
〔考案の効果〕
本考案は、安価で効果的に線画と面画の動作モードを
切換えて使用でき、良質の面画を得ることが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すブロック図、第2図は第
1図において、副走査方向が奇数の場合のタイミング
図、第3図(A)は従来の印字ドット例を示す説明図、
第3図(B)は従来例におけるアルゴリズム図である。 b……セレクタ d……フリップフロップ f……セレクタ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも、外部から入力された画像デー
    タを記憶するメモリと、該メモリから読み出された印字
    データを制御する印字補正手段と、前記印字補正手段の
    出力データに基づいた信号により駆動されるサーマルヘ
    ッドとを具備し、前記印字補正手段は、面画の印字を行
    う場合、該印字データが印字の副走査方向に関して奇数
    番目のラインの印字データである場合には、1ライン分
    の該印字データのうち奇数番目又は偶数番目のどちらか
    一方のドットの印字データを有効とし、他方のドットの
    印字データを印字しないデータと置き換えて出力し、前
    記印字データが印字の副走査方向に関して偶数番目のラ
    インの印字データである場合には、1ライン分の該印字
    データのうち奇数番目又は偶数番目の他方のドットの印
    字データを有効とし、一方のドットの印字データを印字
    しないデータと置き換えて出力し、線画の印字を行う場
    合は、前記メモリから読み出された印字データのすべて
    を有効として出力することを特徴とする熱転写型多色印
    刷装置。
JP1988053605U 1988-04-20 1988-04-20 熱転写型多色印刷装置 Expired - Lifetime JP2572857Y2 (ja)

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JPH01156944U JPH01156944U (ja) 1989-10-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58126175A (ja) * 1982-01-25 1983-07-27 Sony Corp 感熱式プリンタ
JPS60208288A (ja) * 1984-04-02 1985-10-19 Hitachi Ltd 感熱転写記録における中間調記録方法
JPS6211640U (ja) * 1985-07-04 1987-01-24

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