JP2812142B2 - 加湿機の制御装置 - Google Patents

加湿機の制御装置

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JP2812142B2 JP5135904A JP13590493A JP2812142B2 JP 2812142 B2 JP2812142 B2 JP 2812142B2 JP 5135904 A JP5135904 A JP 5135904A JP 13590493 A JP13590493 A JP 13590493A JP 2812142 B2 JP2812142 B2 JP 2812142B2
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明彦 笠原
利雄 笠田
英一郎 花田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内の温度や湿度に応
じて自動的に適切な加湿量制御を行う加湿機の制御装置
に関するものである。
【0002】図5は特開平5−52393号公報に示さ
れた従来の加湿機の制御ブロック図であり、37は湿度
センサ、38は室温センサ、39は湿度設定手段、40
は加湿量判定手段、41は水蒸気発生制御手段、42は
表示制御手段、43は表示器、44は水蒸気発生装置、
45はマイクロコンピュータである。
【0003】従来の加湿機の制御装置は、以上のように
構成されており、湿度センサ37により検出した室内の
現在湿度と使用者が湿度設定手段39で設定した設定湿
度に基づいて予め複数段階に設定された加湿量ランクの
中から最適な加湿量ランクを選定し、この選定した加湿
量ランクで加湿運転を行うものであった。また、タイマ
運転時においても全く同様の方法で加湿量ランクを選定
し、加湿運転を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の加湿機の制御装
置において、タイマ運転中の加湿量制御は上述したよう
に、通常運転時と全く同じ加湿量制御を行っているた
め、室内の温度や湿度によっては最大加湿量で運転が行
われ、このときには水の消費量が多く、途中で渇水状態
となる心配があるので、タイマ運転の設定時間はあまり
長く設定できなかった。このため、長時間給水が行えな
い場合などにはタイマ運転が使えないなどの不具合があ
った。
【0005】すなわち、従来の加湿機では、例えば、一
晩中、加湿運転をしたいため、タイマ運転の設定時間を
8時間に設定して使用した場合、図6に示すように、運
転開始から約5時間後には水がなくなり、渇水状態とな
って途中で加湿動作が停止する。その後は時間の経過と
ともに室内の湿度が徐々に低下していき、運転開始から
7〜8時間後の明け方近くには、室内の湿度が設定湿度
である35%ラインよりも低下してしまうため(図中斜
線部)、風邪の引きやすい環境を作ってしまうなどの問
題点があった。
【0006】この発明は、上記のような課題を解消する
ためになされたもので、タイマ設定時間により自動的に
最大加湿量を制限し、水タンク満水時から所定時間加湿
を継続することができる加湿機の制御装置を得ることを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる加湿機
の制御装置は、室内の現在湿度を検出する湿度センサ
と、目標とする湿度を設定する湿度設定手段と、タイマ
運転時間を設定するタイマ設定手段と、このタイマ設定
手段で設定された設定時間が経過すると運転を停止させ
るタイマ手段と、前記湿度センサで検出した現在湿度と
前記湿度設定手段で設定された設定湿度とを比較し、そ
の差に基づいて予め設定した複数段階の加湿量ランクの
中から対応する加湿量ランクを選定し、選定した加湿量
ランクで加湿運転を行う加湿量制御手段とを備えてなる
ものにおいて、タイマ運転時、前記加湿量制御手段は前
記タイマ設定手段で設定された設定時間の長さに基づい
て選定した加湿量ランクの最大加湿量を通常運転時より
も低く制限するようにしたものである。
【0008】
【作用】この発明における加湿機の制御装置は、タイマ
運転時においては、現在湿度と設定湿度の差に基づいて
一度選定された加湿量に対してさらにタイマ設定手段で
設定された時間が長い場合はその最大加湿量を低下させ
るように制限する。
【0009】
【実施例】実施例1. 図1はこの発明の一実施例を示す加湿機の制御装置の主
要構成を示すブロック図、図2はマイクロコンピュータ
に記憶された加湿機の動作プログラムを示すフローチャ
ートである。
【0010】図1において、1は湿度センサ、2は室温
センサ、3は湿度設定手段、4はタイマ設定手段、5は
マイクロコンピュータであり、加湿量判定手段6,水蒸
気発生手段7,タイマ手段8,表示制御手段9を有して
いる。10は表示器、11は水蒸気発生装置である。
【0011】次に、上記実施例の動作について、図2に
示すフローチャートを用いて説明する。まず、電源スイ
ッチ(図示せず)をONすると、温湿度読み込みステッ
プ21が開始する。このステップ21は湿度センサ1お
よび室温センサ2により室内の湿度および温度を検出す
るものである。
【0012】次に、ステップ22に進み、湿度設定手段
3で設定された使用者の希望する設定湿度の読み込みを
行う。その後、ステップ23で現在湿度と設定湿度との
比較を行い、その差の大きさに基づいて、予めマイクロ
コンピュータ5のメモリに記憶されている複数種類の加
湿量の中から、その差の大きさに対応する加湿量を選定
する。
【0013】次に、タイマ設定手段4で設定されたタイ
マ運転のON−OFFおよび設定時間の読み込み行う。
この設定に従いステップ25でタイマ運転か否かを判定
し、タイマ運転OFFの時はステップ28に進み、ステ
ップ23で選定された加湿量で運転する。
【0014】ステップ25において、タイマ運転ONを
判定すると、ステップ26で最大加湿量に設定時間の長
さに基づいた制限をかける。この制限は例えば、図3の
加湿量ランク表に示すように、タイマ運転の継続時間の
長さに対応して数段階に設定する。このとき、前記最大
加湿量は水タンク容量を設定時間で除した値より小さく
なるように設定する。タイマは別処理において一定時間
毎にカウントされる。タイマ運転が終了すると、ステッ
プ27で判定され、ステップ29の加湿停止に進む。
【0015】ステップ30では表示器10に現在の運転
状態を表示する処理を行い、ステップ21に帰る。以上
のように、タイマ運転時においては、最大加湿量を水タ
ンク容量とタイマ運転の設定時間の長さに基づいて制限
するようにしているので、途中で渇水状態になるような
不具合を解消できる。図4はタイマ運転時間と加湿量お
よび室内の湿度の関係を示したものである。最大加湿量
を低下させて長時間運転可能にしたため、室内の湿度は
やや低めになるが一晩中35%ラインを切ることがなく
なり、室内の乾燥を防ぎ、風邪を引きにくい環境を保つ
ことができる。なお、上記実施例においては、加湿量の
選定を室温センサ2の検出値を考慮していない場合を例
に説明したが、もちろん考慮してもよいものである。
【0016】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、タイ
マ運転時、タイマ設定手段で設定されたタイマ運転の設
定時間の長さに基づいて選定した加湿量ランクの最大加
湿量を通常運転時よりも低くなるように制限するので、
長時間のタイマ運転が可能となり、長時間室内の乾燥を
防ぎ、風邪の引きにくい環境を保つことができるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による加湿機の制御装置を
示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施例による加湿機の制御装置の
動作を示すフローチャートである。
【図3】この発明の一実施例による加湿機の加湿量ラン
ク表である。
【図4】この発明の一実施例によるタイマ運転時の運転
時間と加湿量および室内湿度の関係を示す図である。
【図5】従来の加湿機の制御装置のブロック図である。
【図6】従来の加湿機におけるタイマ運転時の運転時間
と加湿量および室内湿度の関係を示す図である。
【符号の説明】
1 湿度センサ 3 湿度設定手段 4 タイマ設定手段 5 マイクロコンピュータ 6 加湿量制御手段 8 タイマ手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 花田 英一郎 群馬県新田郡尾島町大字岩松800番地 三菱電機株式会社 群馬製作所内 (56)参考文献 特開 昭61−178218(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 11/02 102 F24F 6/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内の現在湿度を検出する湿度センサ
    と、目標とする湿度を設定する湿度設定手段と、タイマ
    運転時間を設定するタイマ設定手段と、このタイマ設定
    手段で設定された設定時間が経過すると加湿を停止させ
    るタイマ手段と、前記湿度センサで検出した現在湿度と
    前記湿度設定手段で設定された設定湿度とを比較し、そ
    の差に基づいて予め設定した複数段階の加湿量ランクの
    中から対応する加湿量ランクを選定し、選定した加湿量
    ランクで加湿運転を行う加湿量制御手段とを備えてなる
    ものにおいて、タイマ運転時、前記加湿量制御手段は途
    中渇水を生じないように前記タイマ設定手段で設定され
    た設定時間の長さに基づいて選定した加湿量ランクの最
    大加湿量を通常運転時よりも低く制限するようにしたこ
    とを特徴とする加湿機の制御装置。
  2. 【請求項2】 タイマ設定手段で設定された設定時間と
    タイマ運転中の単位時間当たりの最大加湿量との積を水
    タンクの容量よりも小さく設定したことを特徴とする請
    求項1記載の加湿機の制御装置。
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JPH06347082A JPH06347082A (ja) 1994-12-20
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