JP2812048B2 - 内燃機関の電子制御装置 - Google Patents

内燃機関の電子制御装置

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JP2812048B2 JP4071175A JP7117592A JP2812048B2 JP 2812048 B2 JP2812048 B2 JP 2812048B2 JP 4071175 A JP4071175 A JP 4071175A JP 7117592 A JP7117592 A JP 7117592A JP 2812048 B2 JP2812048 B2 JP 2812048B2
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、大気圧値などの大気
圧関係値を内燃機関の他の制御パラメータから演算によ
り求めて、これを制御の補助パラメータとして用いる内
燃機関の電子制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の内燃機関の電子制御装置
として、たとえば、特開平1−159447号公報に示
すものが知られている。以下に、その内容を説明する。
【0003】従来の内燃機関の電子制御装置をこの発明
の一実施例に係る図1を援用して説明する。図1におい
て、1はたとえば、自動車に搭載され、複数気筒で構成
され、その1気筒分が図示された内燃機関、2は内燃機
関1のシリンダ、3は図示しないカムにより駆動される
内燃機関1の吸気弁、4は内燃機関1のインテークマニ
ホールドである。5はインテークマニホールド4の各気
筒毎に設けられたインジェクタ、6はインテークマニホ
ールド4の上流側に連結されたサージタンクである。
【0004】7はサージタンク6から上流の吸気通路に
設けられ、内燃機関1の吸入空気量を制御するスロット
ル弁、8はスロットル弁7に連結され、スロットル弁7
の開度を検出するスロットル開度センサである。9はス
ロットル弁7の上・下流をバイパスするバイパス路、1
0はバイパス路9に設けられたバイパス空気量調整器、
11はスロットル弁7のさらに上流に設けられ、たとえ
ば、温度依存抵抗を用いて、内燃機関1に吸入される空
気流量を検出する空気流量センサとしての熱線式エアフ
ローセンサ(以下、AFSという)、12はAFS11
を通過する前の吸入空気の温度を検出する空気温度セン
サ、13はAFS11や空気温度センサ12のさらに上
流の吸入口に設けられたエアクリーナである。
【0005】14は内燃機関1の冷却通路に取り付けら
れ、水温を検出する水温センサ、15は排気管に取り付
けられ、空燃比を検出する空燃比センサとしてのO2
ンサ、16は内燃機関1の所定のクランク角を検出する
クランク角センサである。17は電子制御ユニット(以
下、ECUと称す)で、主として、AFS11、水温セ
ンサ14およびクランク角センサ16からの出力信号に
基づいて、燃料噴射量を決定し、クランク角センサ16
の出力信号に同期して、インジェクタ5を制御して、燃
料噴射を行う。
【0006】この際、スロットル開度センサ8、空気温
度センサ12、O2 センサ15の各出力信号は補助パラ
メータ4としてECU17に用いられる。また、ECU
17はバイパス空気量調整器10の制御も行って、内燃
機関1の回転数を調整するが、動作の詳細については割
愛する。
【0007】図2は図1に示したECU17の内部構成
を示し、同図において、171はクランク角センサ16
のディジタル信号入力用のディジタルインタフェース
で、その出力がCPU172のポートまたは割込端子に
入力される。CPU172は図4と図5に示すフローの
制御プログラムおよびデータが書き込まれたROM17
21、ワークメモリなどとしてのRAM1722、タイ
マ1723を含む周知のマイクロプロセッサで、所定の
制御プログラムにより演算されたたとえば燃料噴射パル
ス幅をタイマ出力により発生する。
【0008】173はスロットル開度センサ8、AFS
11、空気温度センサ12、水温センサ14およびO2
センサ15などの定常運転状態検出手段のアナログ信号
を入力するためのアナログインタフェースであり、その
出力がマルチプレクサ174により逐次選択され、A/
D変換器175によりアナログ−ディジタル変換され、
CPU172へディジタル値として取り込まれる。17
6は第1駆動回路であり、CPU172により演算され
た燃料噴射パルス幅でインジェクタ5を駆動するための
ドライブ回路である。また、177は第2駆動回路で、
CPU172により、所定の制御プログラムで演算さ
れ、タイマ出力により発生されるISC駆動パルス幅で
バイパス空気量調整器10を駆動するドライブ回路であ
る。
【0009】なお、CPU172はROM1721内に
回転数とスロットル開度とをパラメータとして、大気圧
o 、空気温度To の基準大気状態での充填効率ηco
2次元マップにして格納しており、また、判定用や演算
用の設定データをあらかじめ格納している。さらに、C
PU172はROM1721内にたとえば回転数をパラ
メータとして、基準大気状態での最大空気流量値Qmaxo
をマップにして格納している。
【0010】次に、CPU172の動作について説明す
る。まず、Pa を内燃機関1の動作特性量の制御に利用
するためのたとえば、AFSにより出力される大気圧
値、Po を基準大気状態における大気圧設定値、Ta
空気温度センサ12により検出されて出力される空気温
度値、To を基準大気状態における基準空気温度設定
値、ηc を充填効率、ηcoを基準大気状態での充填効率
とすると、大気圧補正値は、次の「数1」で表わされ
る。
【0011】
【数1】
【0012】この「数1」についての論理的根拠につい
ては、その説明を省略する。
【0013】次に、「数1」を用いて、大気圧補正値を
求める動作について図4を参照して説明する。図4にお
いて、まず、ステップS0で現在の充填効率ηc をクラ
ンク角センサ16により検出した回転数信号NとAFS
11からの空気流量値(または、AFS11の検出に基
づく図5の空気流量値)Qa とあらかじめ記憶設定され
た行程容積VH および基準大気状態での空気密度ρo
値を用いて、次の「数2」にしたがって演算を行って求
める。
【0014】
【数2】
【0015】次に、ステップS1〜S2で現在の運転状
態が定常運転であるか、否かを判定する。ステップS1
は図示しないルーチンで求めた所定時間毎のスロットル
開度の偏差値の絶対値|Δθ|が所定値θT 以上か否か
を判定するステップであり、所定値以上ならば、過渡運
転であるとして、ステップS3で定常運転継続カウンタ
を0にセットする。所定値θT 未満ならば、ステップ
S2で図示しないルーチンで求めた所定時間毎の回転数
の偏差値の絶対値|ΔN|が所定値NT 以上か否かを判
定する。
【0016】この判定の結果、所定値以上ならば、過渡
運転であるとして、ステップS3で定常運転継続カウン
タを0にリセットする。所定値NT 未満ならば、定常運
転が継続しているとして、ステップS4で定常運転継続
カウンタを「1」だけインクリメントする。ステップS
3またはステップS4終了後、ステップS5にて、定常
運転継続カウンタが所定時間m以上か否かを判定し、所
定時間m以上であれば、定常運転が所定時間m以上継続
したとして、ステップS6に進み、所定時間m未満であ
れば、図4の処理を終了する。
【0017】ステップS6はスロットル開度センサ8に
より検出したスロットル開度θとクランク角センサ16
により検出した回転数Nとの信号を用いて、スロットル
開度と回転数Nとの2次元マップを索引して基準大気状
態の充填効率ηcoを求める。
【0018】次に、ステップS7で空気温度設定値
o 、上記求めた充填効率ηco,ηc および空気温度セ
ンサ12により検出された空気温度値Ta を用いて、上
記「数1」にしたがって演算して大気圧補正値Cp (=
a /Po )を求める。
【0019】次に、ステップS8において、大気圧補正
値Cp にフィルタ処理を行う。この処理は、 Cp (i) =K・Cp (i-1)+(1-k) ・Cp の演算によるフィルタ処理であり、kは0〜1の値、C
p (i-1) は前回処理して得た大気圧補正値である。ま
た、この大気圧補正値Cp またはフィルタ処理後の今回
の大気圧補正値Cp (i) をキースイッチのオフした後も
記憶しておき、再度キースイッチをオンしたときに、直
ぐに大気圧補正を行うことができるようにしている。
【0020】図5は大気圧補正値を用いて、空気流量値
a を求めるルーチンのフローチャートである。ステッ
プS21では、基準大気状態における各回転数に対応す
る最大空気流量値Qmaxoを求め、 f(N) は回転数を因数
とする最大空気流量値Qmaxoのテーブルで、クランク角
センサ16からの出力信号に基づいて出した回転数Nか
ら対応する最大空気流量値Qmaxoを出す。
【0021】ステップS22は内燃機関1の吹き返し領
域を回転数Nにより判定するステップであり、回転数N
がN1以上でN2以下の範囲内(すなわちN1<N<N
2範囲内)の吹き返し領域のときはステップS23へ、
またそうでない場合はステップS24へ進む。
【0022】ステップS23では、前述の基準大気状態
の最大空気流量Qmaxoを大気圧補正および温度補正して
現在の大気状態における最大空気流量値Qmax を次の
「数3」により演算で求める。
【0023】
【数3】
【0024】この「数3」において、TO は基準大気状
態の空気温度設定値、Ta は空気温度センサ12により
検出した現在の空気温度値である。また、右辺第3項の
温度補正の項はシステムの簡略化のために省略すること
あるいは水温センサを利用した水温による補正に置き換
えることもできる。
【0025】ステップS24では、基準大気状態の最大
空気流量値QmaxoをQmax に代入する。これは吹き返し
領域以外は質量流量が正確に計測できるAFSを用いる
ときの処理ステップであり、そうでない場合はステップ
S22,S24の処理は行わない。また、質量流量が正
確に計測できるAFSを用いたときも、ステップS2
2、ステップS24の処理を省略することも可能であ
る。
【0026】ステップS23またはステップS24、ス
テップS25はAFS11により計測した空気流量値Q
a と上記最大空気流量値Qmax の比較ステップであり、
a max 時はステップS26において、大気流量値
a をQmax で制限する。また、Qa <Qmax のときは
何も処理を行わず、図5の処理を終了する。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】従来の内燃機関の電子
制御装置は、以上のように構成されているが、一般にス
ロットル開度センサのスロットル開度の変化に対する応
答性とAFSの空気流量の変化に対する応答性には、差
があり、また、それぞれのアナログインタフェースにお
けるアナログ信号処理の遅れ時間あるいは、A/D(ア
ナログ/ディジタル)変換器の変換タイミングにも差が
あるので、定常運転から過渡運転に移行した直後に、上
記「数1」における現在の充填効率ηc を求めるための
空気流量値Qa と基準大気状態における充填効率ηco
求めるためのスロットル開度θあるいは回転数Nの同時
性が失われているにもかかわらず、まだ、定常運転を継
続していると判断して、上記「数1」に基づいて、大気
圧補正値Cp を求めてしまう場合があるため、大気圧補
正値Cp が正規の値からずれてしまい、その結果、たと
えば、最大空気流量値の補正が正しくなるため、機関の
全開運転時に空燃比が過濃あるいは過薄になるという問
題点があった。
【0028】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、定常運転から過渡運転への移行
時に算出される誤った大気圧補正値を制御に反映しない
内燃機関の電子制御装置を得ることを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】この発明に係る内燃機関
の電子制御装置は、スロットル弁の開度を検出するスロ
ットル開度センサより出力される少なくともスロットル
開度信号の所定時間内の変化量が所定値以下であるとき
内燃機関の運転状態が定常運転であることを検知する定
常運転検出手段と、内燃機関の吸入空気流量を検出する
空気流量センサにより出力される吸入空気流量信号およ
び回転数センサにより出力される回転数信号を選択的に
用いて求められる充填効率または充填効率との関連値と
記憶設定値との比をとる所定の演算式にしたがって少な
くとも大気圧値を含む大気圧値関係値を算出するととも
に、定常運転検出手段が第1の所定時間に亘って定常運
転であることを検出したとき大気圧関係値を演算し、そ
の後定常運転検出手段が第2の所定時間に亘って定常運
転であることを検出したときのみ演算された大気圧関係
値を制御に反映する演算手段とを設けたものである。
【0030】
【作用】この発明においては、演算手段により、吸入空
気流量信号と回転数信号を選択的に用いて充填効率また
は充填効率との関連値と記憶設定値との比をとる所定の
演算式にしたがって、大気圧関係値を演算し、定常運転
検出手段が第1の所定時間に亘って定常運転であること
を検出したとき、演算手段によって、大気圧関係値を演
算し、その後定常運転検出手段が第2の所定時間に亘っ
て定常運転であることを検出したときのみ、演算手段で
演算された大気圧関係値を制御に反映し、定常運転から
過渡運転への移行時に算出される誤った大気圧関係値は
制御に反映されない。
【0031】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例に係る内燃機関の電子
制御装置、特に、熱線式燃料噴射制御装置の全体の構成
を示す構成図であり、この構成については、従来の技術
の欄で既に述べてあるので、ここでの再度の説明は避け
る。
【0032】図2は図1に示したECU17の内部構成
を示す。この構成については、ROM1721が図3お
よび図5に示すフローの制御プログラムおよびデータが
書き込まれていること以外は従来の技術の欄で述べた内
容と同一であるので、その説明を省略する。
【0033】次に、この発明の一実施例に係る内燃機関
の電子制御装置の動作について図3を参照して説明す
る。図3は図4にステップS10〜S15の処理を追加
したものであり、図4と同一処理部分には、同一ステッ
プ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0034】図3において、ステップSで前記「数
2」に基づいて現在の充填効率ηc を演算した後、ステ
ップS1,S2で現在の運転状態が定常運転であるか、
過渡運転であるかを判定し、過渡運転と判定した場合
は、後述のステップS7で求めた大気圧補正値Cp は無
効であるとして、ステップS10で大気圧補正値Cp
算済みフラグを0にクリアした後、ステップS3で定常
運転継続カウンタを0にリセットする。
【0035】定常運転と判定した場合は、ステップS4
で定常運転継続カウンタを「1」だけインクリメントす
る。ステップS3またはステップS4終了後、ステップ
S11にて大気圧補正値Cp 演算済みフラグ「1」
「0」かを判定し、「0」の場合はステップS5で定常
運転継続カウンタが所定時間m以上か否かを判定し、所
定時間m以上であれば、ステップS6に進み、所定時間
m未満であれば、図3の処理を終了する。
【0036】このステップS6で基準大気状態の充填効
率ηcoを求め、ステップS7で前記「数1」にしたがっ
て、大気圧補正値Cp を求めた後、大気圧補正値Cp
演算済みであることを示すため、ステップS12で大気
圧補正値Cp 演算済みフラグを「1」にセットする。次
に、ステップS13で定常運転継続カウンタを0にリセ
ットした後、図3の処理を終了する。
【0037】ステップS11で、大気圧補正値Cp 演算
済みフラグが1であった場合は、ステップS14に進
み、定常運転継続カウンタが所定時間n以上か否かを判
定し、所定時間n以上であれば、ステップS7で大気圧
補正値Cp を演算した後、定常運転が所定時間n以上継
続したとして、ステップSに進み、所定時間n未満で
あれば、図3の処理を終了する。
【0038】ステップS8において、大気圧補正値Cp
にフィルタ処理を行って、フィルタ処理後大気圧補正値
p (i) を求めた後、ステップS15にて、次の大気圧
補正値Cp の演算に備えて、大気圧補正値Cp の演算済
みフラグを0にクリアして、図3の処理を終了する。こ
こで、前記現在の大気状態における最大空気流量値Q
MAX などは上記フィルタ処理後大気圧補正値Cp (i) を
用いて演算する。
【0039】なお、上記実施例では、ステップS8でフ
ィルタ処理を行って制御に用いる大気圧補正値Cp (i)
を求めているが、フィルタ処理を行わずに、ステップS
7で求めた大気圧補正値Cp をそのままCp (i) として
もよい。
【0040】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、演算
手段により大気圧関係値を演算し、その後、定常運転検
出手段が所定時間に亘って定常運転であることを検出し
たときのみ上記演算された大気圧関係値を制御に反映す
るようにしたので、定常運転から過渡運転への移行時に
算出される誤った大気圧関係値は制御に反映されないた
め、高信頼性でかつ精度の高い制御が行えるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による内燃機関の電子制御
装置の全体の構成を示す構成説明図である。
【図2】同上実施例におけるECUの内部構成を示すブ
ロック図である。
【図3】同上実施例の動作の流れを示すフローチャート
である。
【図4】従来の内燃機関の電子制御装置の動作の流れを
示すフローチャートである。
【図5】従来の内燃機関の電子制御装置による大気圧補
正値を用いて空気流量値を求めるルーチンのフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 内燃機関 5 インジェクタ 7 スロットル弁 8 スロットル開度センサ 11 AFS 12 空気温度センサ 14 水温センサ 16 クランク角センサ 17 ECU

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の基準大気状態におけるスロッ
    トル開度および回転数に対応した充填効率または充填効
    率の関連値が2次元マップにしてあらかじめ記憶設定さ
    れスロットル弁の開度を検出するスロットル開度センサ
    により出力されるスロットル開度信号と回転数センサに
    より出力される回転数信号に応じて記憶設定された記憶
    設定値を出力する記憶手段と、少なくとも上記スロット
    ル開度信号の所定時間内の変化量が所定値以下であると
    き上記内燃機関の運転状態が定常運転であることを検出
    する定常運転検出手段と、上記内燃機関の吸入空気流量
    を検出する空気流量センサにより出力される吸入空気流
    量信号および上記回転数信号を選択的に用いて求められ
    る充填効率または充填効率との関連値と上記記憶手段か
    ら出力される記憶設定値との比をとる所定の演算式にし
    たがって少なくとも大気圧値を含む大気圧関係値を算出
    するとともに、上記定常運転検出手段が第1の所定時間
    に亘って定常運転であることを検出したとき上記大気圧
    関係値を演算し、その後上記定常運転検出手段が第2の
    所定時間に亘って定常運転であることを検出したときの
    み演算された大気圧関係値を制御に反映する演算手段と
    を備えた内燃機関の電子制御装置。
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