JP2811795B2 - 画像記録装置 - Google Patents
画像記録装置Info
- Publication number
- JP2811795B2 JP2811795B2 JP1227869A JP22786989A JP2811795B2 JP 2811795 B2 JP2811795 B2 JP 2811795B2 JP 1227869 A JP1227869 A JP 1227869A JP 22786989 A JP22786989 A JP 22786989A JP 2811795 B2 JP2811795 B2 JP 2811795B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tio
- image
- photoreceptor
- support
- image recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
- Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)
- Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はTiO2感光体を用いた画像記録装置に関するも
のである。
のである。
［従来技術］ 従来、TiO2感光体をアルミ蒸着したPET（ポリエチレ
ンテレフタレート）上に塗布して形成した感光紙を用い
て、カラー画像を出力する画像記録装置が知られてい
る。この装置は白くて微小なTiO2感光体の高解像度を利
用し、直接その上にトナーで画像を形成していくためき
わめて良好な画質が得られている。
ンテレフタレート）上に塗布して形成した感光紙を用い
て、カラー画像を出力する画像記録装置が知られてい
る。この装置は白くて微小なTiO2感光体の高解像度を利
用し、直接その上にトナーで画像を形成していくためき
わめて良好な画質が得られている。
［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、TiO2感光紙という特殊紙を使用するた
め、使用者が普通紙やOHPシート等の任意の支持体に画
像を形成しようとしても不可能であった。
め、使用者が普通紙やOHPシート等の任意の支持体に画
像を形成しようとしても不可能であった。
そのため、例えばTiO2感光体を用いて感光ドラムを形
成して通常の電子写真方式の画像記録装置の如く、各種
の支持体に、画像を形成するという試みが行なわれてい
る。
成して通常の電子写真方式の画像記録装置の如く、各種
の支持体に、画像を形成するという試みが行なわれてい
る。
しかし、TiO2感光体のもつ特性により光疲労を発生
し、多数回の使用に耐えられなかったり、TiO2上のトナ
ーが支持体に十分転写できないという問題点があり、実
用にいたっていない。
し、多数回の使用に耐えられなかったり、TiO2上のトナ
ーが支持体に十分転写できないという問題点があり、実
用にいたっていない。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされた
ものであり、任意の支持体にTiO2感光体の白地を生かし
た良好な画像を出力することを目的としている。
ものであり、任意の支持体にTiO2感光体の白地を生かし
た良好な画像を出力することを目的としている。
［課題を解決するための手段］ この目的を達成するために本発明の画像記録装置はTi
O2感光体を担持体上に塗布する手段と、該TiO2感光体上
に帯電、露光、現像、除電を行い画像を形成する手段と
該画像を形成された感光体を任意の支持体に転写する手
段とを備えている。
O2感光体を担持体上に塗布する手段と、該TiO2感光体上
に帯電、露光、現像、除電を行い画像を形成する手段と
該画像を形成された感光体を任意の支持体に転写する手
段とを備えている。
［作用］ 上記の構成を有する本発明の画像記録装置では、担持
体にTiO2感光体を塗布し、その感光体上に電子写真プロ
セスにより画像形成を行った後、それを転写することに
より任意の支持体上に画像が出力できる。
体にTiO2感光体を塗布し、その感光体上に電子写真プロ
セスにより画像形成を行った後、それを転写することに
より任意の支持体上に画像が出力できる。
従って、任意の支持体にTiO2感光体の白地を生かした
画像を出力することができ、良好な画質の画像記録が得
られる。
画像を出力することができ、良好な画質の画像記録が得
られる。
［実施例］ 以下、本発明を具体化した一実施例を図面を参照して
説明する。
説明する。
図面は本発明の一実施例の画像記録装置の概略断面図
である。
である。
装置外装10には任意の支持体の挿入口11及び取出口12
が設けられている。その内部は露光ユニット20、画像形
成ユニット30、転写・搬送ユニット50が設けられてい
る。
が設けられている。その内部は露光ユニット20、画像形
成ユニット30、転写・搬送ユニット50が設けられてい
る。
露光ユニット20は複写しようとする画像データによっ
て駆動される半導体レーザ21とそれより発光される光を
走査するポリゴンミラー22と、レンズ23とにより構成さ
れている。画像形成ユニット30はアルミ等の導体ででき
た担持ドラム31の周辺に各プロセスを処理するユニット
が配置されている。すなわちTiO2感光体を粉体状にし、
有機染料等で荷電性を制御したTiO2感光体トナー32がト
ナーケース33内に貯蔵され、また塗布ローラ34が担持ド
ラム31に対峙して設置されている。
て駆動される半導体レーザ21とそれより発光される光を
走査するポリゴンミラー22と、レンズ23とにより構成さ
れている。画像形成ユニット30はアルミ等の導体ででき
た担持ドラム31の周辺に各プロセスを処理するユニット
が配置されている。すなわちTiO2感光体を粉体状にし、
有機染料等で荷電性を制御したTiO2感光体トナー32がト
ナーケース33内に貯蔵され、また塗布ローラ34が担持ド
ラム31に対峙して設置されている。
また、それよりも下流には担持ドラム31の回転方向に
負コロナを印加する帯電器35、イエロー、マゼンタ、シ
アンの３色を湿式現像する移動台37上に搭載された現像
器36、スクイズローラ38及び除電ランプ39が順次配置さ
れている。
負コロナを印加する帯電器35、イエロー、マゼンタ、シ
アンの３色を湿式現像する移動台37上に搭載された現像
器36、スクイズローラ38及び除電ランプ39が順次配置さ
れている。
転写搬送ユニット50は次の様に構成されている。担持
ドラム31に対しての接触、離脱の動作を与える駆動装置
52を備える転写ローラ51と、転写ローラ51に対峙して支
持体53を搬送する対向電極ローラ55とから構成されてい
る。支持体53は搬送ベルト54上に保持され、また、ガイ
ドローラ56及び前記対向電極ローラ55により駆動され
る。
ドラム31に対しての接触、離脱の動作を与える駆動装置
52を備える転写ローラ51と、転写ローラ51に対峙して支
持体53を搬送する対向電極ローラ55とから構成されてい
る。支持体53は搬送ベルト54上に保持され、また、ガイ
ドローラ56及び前記対向電極ローラ55により駆動され
る。
尚、前記担持ドラム31及び転写ローラ51は正電圧印加
及び接地とすることができ、また対向電極ローラ55は正
電圧印加されている。
及び接地とすることができ、また対向電極ローラ55は正
電圧印加されている。
次に本実施例の動作について説明をする。
本装置は画像形成ユニット30にてTiO2感光体トナー32
上に画像形成した後、転写搬送ユニット50にある支持体
53に転写を行う動作を行うことを基本としている。
上に画像形成した後、転写搬送ユニット50にある支持体
53に転写を行う動作を行うことを基本としている。
まず、画像形成ユニット30においてトナーケース33内
でTiO2感光体トナー32は摩擦帯電により負帯電されてお
り、塗布ローラ34により保持されつつ、矢印方向に回転
しており１〜2kV印加した担持ドラム31に対峙するとト
ナーは担持ドラム31に飛翔する。担持ドラム31上には10
〜15μｍ程度のTiO2感光体層が形成される。担持ドラム
31は必要面積だけTiO2感光体32を静電塗布された後接地
される。次に、帯電器35によりTiO2感光体は負に均一に
帯電された後、露光ユニット20にくる。このユニット20
では図示されない制御装置から出力される電気信号に従
い半導体レーザ21が発光させられ、それがポリゴンミラ
ー22により走査されることにより担持ドラム31上のTiO2
感光体上には静電潜像が形成される。静電潜像は現像器
36により可視化される。さらにスクイズローラ38で余分
な現像剤が取除かれた後、除電ランプで残留電位が接地
される。本実施例はフルカラー対応機になっており、イ
エロー、マゼンタ、シアンの３色の静電画像プロセスを
繰り返すことによりTiO2感光体上にフルカラー画像を形
成する。
でTiO2感光体トナー32は摩擦帯電により負帯電されてお
り、塗布ローラ34により保持されつつ、矢印方向に回転
しており１〜2kV印加した担持ドラム31に対峙するとト
ナーは担持ドラム31に飛翔する。担持ドラム31上には10
〜15μｍ程度のTiO2感光体層が形成される。担持ドラム
31は必要面積だけTiO2感光体32を静電塗布された後接地
される。次に、帯電器35によりTiO2感光体は負に均一に
帯電された後、露光ユニット20にくる。このユニット20
では図示されない制御装置から出力される電気信号に従
い半導体レーザ21が発光させられ、それがポリゴンミラ
ー22により走査されることにより担持ドラム31上のTiO2
感光体上には静電潜像が形成される。静電潜像は現像器
36により可視化される。さらにスクイズローラ38で余分
な現像剤が取除かれた後、除電ランプで残留電位が接地
される。本実施例はフルカラー対応機になっており、イ
エロー、マゼンタ、シアンの３色の静電画像プロセスを
繰り返すことによりTiO2感光体上にフルカラー画像を形
成する。
次に担持ドラム31上に形成された現像層及びTiO2感光
体層に対し前記帯電器35により負コロナ印加が行なわれ
ることにより、いずれの層も負帯電となる。転写ローラ
51は通常に駆動装置52により担持ドラム31及び対向電極
ローラ55と離れているが、画像形成が完了すると両者に
接するよう配置される、担持ドラム31は接地された後、
転写ローラ51は正電圧を印加されるため、両ローラが互
いに同周速で回転すると、負帯電された現像層及びTiO2
感光体層は転写ローラ51に転写される。転写ローラ51上
にほぼ画像が転写されると、転写ローラ51は接地され、
支持体53を挾み対向電極ローラ55に正電圧が印加される
ため、画像はTiO2感光体層を最化層にして支持体53上に
転写される。画像を形成された支持体53は取出口12より
出力が行なわれる。
体層に対し前記帯電器35により負コロナ印加が行なわれ
ることにより、いずれの層も負帯電となる。転写ローラ
51は通常に駆動装置52により担持ドラム31及び対向電極
ローラ55と離れているが、画像形成が完了すると両者に
接するよう配置される、担持ドラム31は接地された後、
転写ローラ51は正電圧を印加されるため、両ローラが互
いに同周速で回転すると、負帯電された現像層及びTiO2
感光体層は転写ローラ51に転写される。転写ローラ51上
にほぼ画像が転写されると、転写ローラ51は接地され、
支持体53を挾み対向電極ローラ55に正電圧が印加される
ため、画像はTiO2感光体層を最化層にして支持体53上に
転写される。画像を形成された支持体53は取出口12より
出力が行なわれる。
以上述べたように、TiO2感光体を用いて任意の支持体
に画像が形成できる。また、出力された画像はTiO2感光
体の白さと、感光体上に形成されたトナー画像を感光体
ごと支持体に付与するといった方法をとっており、これ
らの特徴により非常に高画質な画像を出力することが可
能になる。
に画像が形成できる。また、出力された画像はTiO2感光
体の白さと、感光体上に形成されたトナー画像を感光体
ごと支持体に付与するといった方法をとっており、これ
らの特徴により非常に高画質な画像を出力することが可
能になる。
［発明の効果］ 以上詳述したことから明らかなように、本発明によれ
ば、TiO2感光体の白地と、感光体上に形成されたトナー
画像を感光体ごと支持体に転写することにより任意の支
持体上に高画質の画像を形成する画像記録装置が提供で
きる。
ば、TiO2感光体の白地と、感光体上に形成されたトナー
画像を感光体ごと支持体に転写することにより任意の支
持体上に高画質の画像を形成する画像記録装置が提供で
きる。
図面は本発明を具体化した実施例を示すもので、本発明
の画像記録装置の概略断面図である。 図中、10は画像記録装置外装、20は露光ユニット、30は
画像形成ユニット、32はTiO2感光体トナー、50は転写・
搬送ユニットである。
の画像記録装置の概略断面図である。 図中、10は画像記録装置外装、20は露光ユニット、30は
画像形成ユニット、32はTiO2感光体トナー、50は転写・
搬送ユニットである。
Claims (1)
- 【請求項１】TiO2感光体を用いた電子写真方式の画像記
録装置において、 TiO2感光体を担持体上に塗布する手段と該TiO2感光体上
に帯電、露光、現像、除電を行い画像を形成する手段
と、 該画像を形成されたTiO2感光体を任意の支持体に転写す
る手段と を備えることを特徴とする画像記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1227869A JP2811795B2 (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | 画像記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1227869A JP2811795B2 (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | 画像記録装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0389372A JPH0389372A (ja) | 1991-04-15 |
| JP2811795B2 true JP2811795B2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=16867628
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1227869A Expired - Lifetime JP2811795B2 (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | 画像記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2811795B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100427756B1 (ko) * | 2002-03-25 | 2004-04-28 | 위니아만도 주식회사 | 김치저장고용 슈라우드 구조 |
-
1989
- 1989-09-01 JP JP1227869A patent/JP2811795B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0389372A (ja) | 1991-04-15 |
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