JP2811647B2 - デジタル色差信号の変調方式 - Google Patents

デジタル色差信号の変調方式

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン信号のデ
ジタル色差信号の変調方式に関し、特に、デジタルカラ
−エンコ−ダに使用されて好適な方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、デジタルカラ−エンコ−ダが使
用されているごく一般的なカメラ一体型の記録再生装置
内の信号処理系を示すもので、固体撮像素子1に入来し
た光学画像は、ここで、光電変換され、A/D(アナロ
グ/デジタル)変換器2において3fsc(fsc:色
副搬送波周波数)又は4fscの標本化周波数でデジタ
ル信号に変換される。このデジタル化された信号はプロ
セス回路系3で輝度信号と色信号とに分離されたり、マ
トリクス処理等が行われて二つの色差信号とされてエン
コ−ダ4に供給され、ここで平衡変調されて例えばNT
SC方式の色信号とされる構成となっている。(特開昭
50-114123 号、特公昭58-715号等参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、固体撮像素
子を用いたカメラは、画素数に応じて駆動周波数が変わ
り、デジタルで信号処理をする場合、この駆動周波数と
同じ周波数で標本化が行われる。この標本化周波数は、
特に、変調時のエンコ−ダの回路構成に影響を及ぼすこ
とになり、標本化周波数によっては、変調時に演算する
ための乗算器、加算器等を多数用意しなければならず、
回路構成が非常に複雑となる場合が生じる。この場合に
は、標本化周波数をfscの整数倍とした方がより簡略
化された回路構成となり得る。特に、なかでも4fsc
の標本化周波数で行う場合が、最も簡略化された構成回
路となる。この場合、水平方向の画素数が910の固体
撮像素子を用いれば、標本化周波数が4fscとなり、
簡略化された構成となし得るが、画素数が多くなり、そ
れだけ高価なものとなってしまう。
【0004】最近では水平方向の画素数が606、80
8、858の固体撮像素子が多く出回っており、このよ
うな画素数のものを使用すれば、それだけ安価になる
が、前記したようにfscの整数倍の標本化周波数とは
ならず、極めて複雑な回路構成となっていまう。例え
ば、水平方向の画素数が606の場合には、標本化周波
数が606/910fsc=303/455fscとな
り、色副搬送波の整数倍の周波数とはならず、色副搬送
波の455周期の間に303個のポイントのそれぞれに
ついて、係数を求めなければならず、それに対応した乗
算器等の演算器を用意しなければならない。
【0005】従って、標本化周波数がfscの整数倍の
ときはエンコ−ダの回路構成を簡略化できるが、それ以
外の標本化周波数による場合には、標本化点の位相が極
端に増加するため、それだけ乗算、加算等の演算処理が
増え、回路が複雑となってしまう。また、種々の標本化
周波数に対応するためには、それぞれに対応した回路が
必要となり、汎用性のないものとなってしまう、という
問題点があった。そこで、本発明が解決しようとする課
題は前記問題点を解決することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本発明に係る方式は、以
下のような課題を解決するものであり、以下の構成より
成る。すなわち、デジタル化された二つの色差信号を平
衡変調して変調色信号として生成するデジタル色差信号
の変調方式において、色副搬送波の4倍を除く標本化周
波数で標本化された二つの色差信号を標本化周波数変換
手段により4倍の色副搬送波周波数に変換し、これら二
つの色差信号を、エンコード手段により4つに分割し、
色副搬送波の位相に応じて演算処理をして変調色信号と
して生成するデジタル色差信号の変調方式であって、前
記標本化周波数変換手段において、第1の標本点列とし
て標本化された色差信号の各標本点と隣接する前記標本
を、線形補間により2(n:整数)倍して得られた
標本点列を第2の標本点列として形成し、前記色差信号
を4倍の色副搬送波で標本化した時の各標本点の列を第
3の標本点列とした際に、前記第2の標本点列の各標本
点の内、前記第3の標本点列の各々の標本点に最も近い
位置にある前記第2の標本点列の標本点の値を、第3の
標本点列の各標本点の値として、標本化周波数を変換す
るようにしたことを特徴とするデジタル色差信号の変調
方式。
【0007】
【作用】色副搬送波の4倍を除く標本化周波数で標本化
された二つの色差信号を、標本化周波数変換手段により
4倍の色副搬送波周波数に変換し、エンコード手段によ
り平衡変調して変調色信号を生成する。その標本化周波
数変換手段においては、色差信号の第1の標本点列の各
標本点を、線形補間により (n:整数)倍して第2
の標本点列を形成する。そして、色差信号を4倍の色副
搬送波で標本化した時の各標本点の列を第3の標本点列
とした際に、第2の標本点列の各標本点の内、第3の標
本点列の各々の標本点に最も近い位置にある値を、第3
の標本点列の各標本点の値として採用する。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例につき、図面を用いて詳述
する。図1は本発明が採用される撮像装置内の信号処理
系の概略ブロック図で、この信号処理系の概略構成につ
き説明する。同図において、11は固体撮像素子で、例
えば水平方向に606の画素が配置されたものが用いら
れている。被写体からの撮像光は、この固体撮像素子1
1において光電変換され、この画素数に応じた606f
h(fh:水平同期周波数)の駆動用クロックパルスに
より順次画像信号が取り出される。この取り出された画
像信号は、A/D(アナログ/デジタル)変換回路12
により、アナログ信号がデジタル信号に変換される。
【0009】このデジタル化された信号は、次段のプロ
セス回路13において輝度信号と色信号とに分離され、
輝度信号はカメラプロセス信号処理が行われて出力され
ると共に、色信号は、このプロセス回路13内の色信号
処理系において色差信号(R−Y,B−Y)とされる。
また、この色信号は、その帯域が500KHZ〜1.5
MHZの帯域が確保されていれば充分であることから、
この色信号処理系において、標本化デ−タが間引かれ、
標本化周波数が駆動周波数(606fh)の1/2(3
03fh:約4、8MHZ)とされ、回路の簡略及び省
電力化が図かられている。
【0010】そして、これら色差信号は本願方式を達成
するための要部構成部となる標本化周波数変換回路14
a,bにそれぞれ供給される。これら変換回路14a,
bのそれぞれにおいては、後述するように標本化された
色差信号の各サンプル点間に3つのデ−タを補間して、
標本化周波数を4×303fhに引き上げ、これら補間
された各サンプルのデ−タの内、4fscの各サンプリ
ング点に最も近いデ−タを4fscの各サンプルリング
点のデ−タとして採用し、実質上4fscでサンプリグ
したのと同等の色差信号を得るようにしている。そし
て、これらの色差信号は次段のエンコ−ダ15に供給さ
れ、ここで、色差信号R−YとB−Yとが変調されて色
信号として出力される構成となっている。
【0011】以下、更に本発明の詳細につき説明する。
図2は各標本化周波数とサンプリング点の関係を示す図
で、A/D変換器12からは図2(b)に示すようなタ
イミングでサンプリング(1212/455×fsc:
606fhでサンプリング)されたデ−タが出力され、
このデ−タは途中、プロセス回路13内で輝度信号が除
去さる。この輝度信号が除去された色信号は、更に色信
号系でデ−タが間引かれ、図2(c)の黒丸で示すタイ
ミングでサンプリング(303fhでサンプリング)さ
れたデ−タとされる。A、B、C、D、E…は順次サン
プリングされる色差信号を示す。
【0012】ここで、これらのデ−タは、次にサンプリ
ングされるデ−タとの間でそれぞれ3つのデ−タ補間
(△印で示すデ−タ)が行われる。例えば、デ−タAと
デ−タBとの間では、デ−タ(3A+B)/4と、デ−
タ(A+B)/2と、デ−タ(A+3B)/4とが順次
補間される。以後同様に、B,C,D,E…の各デ−タ
間においてもそれぞれデ−タ補間が行われる。更に、こ
れらのデ−タの内、標本化周波数4fscの各サンプリ
ング点に最も近いデ−タが、標本化周波数4fscのサ
ンプリングデ−タとして採用されることになる。図2
(a)は、標本化周波数4fscのサンプリング点を示
すもので、標本化周波数303fhでのサンプリングデ
−タの内、標本化周波数4fscにおける第1番目のサ
ンプルリング点に最も近いデ−タは、デ−タAであり、
このデ−タが標本化周波数4fscの第1番目のサンプ
リング点のデ−タとして採用される。続く第2番目のサ
ンプリング点のデ−タとしては、デ−タ(3A+B)/
4が最も近く、第3番目のサンプル点のデ−タとして
は、デ−タ(A+3B)/4が最も近い。そして、第4
番目のサンプルリング点のデ−タとしては、デ−タBが
最も近いことになる。以後このようにして標本化周波数
303fhでの各サンプリングデ−タの内、標本化周波
数4fscの各サンプリング点に最も近いデ−タが標本
化周波数4fscのデ−タとして採用されるようになっ
ている。
【0013】次ぎに、図3及び図4を使用して、この標
本化周波数変換回路14a,bの具体的構成並びに動作
説明をする。図3は標本化周波数変換回路14aの回路
構成図、図4はその回路内のタイミングチャ−トであ
る。なお、標本化周波数変換回路14bは標本化周波数
変換回路14aと同一構成であるため、説明を省略す
る。 入力端子20からは、標本化周波数303fhで
サンプリングされた色差信号R−Yが入来する。例え
ば、この信号は図4(f)に示すようにデ−タA,B,
C,D,E,F…として順次入来するものである。入来
デ−タAは、D型フリップフロップ(以下単にDFFと
称す。)1のデ−タ入力端子Dより入力され、他端側の
入力端子には、入力端子から図4(a)に示す606f
hのクロックパルスが供給されて、デ−タAがラッチさ
れ、次段のDFF2のデ−タ入力端子Dに供給される。
同時に、このDFF2の他端側の入力端子からも前記ク
ロックパルスが供給されおり、このデ−タAは、2クロ
ック分遅延されてDFF2より出力される。このデ−タ
Aは、加算器21及び22にそれぞれ供給されると共
に、DFF4及びDFF8のデ−タ入力端子より入力れ
る。この時、加算器21の一方側にはデ−タBが入来し
ており、ここでデ−タAとデ−タBとが加算される。こ
の加算されたデ−タは、次段の1/2乗算器23におい
て乗算されて、DFF6及びDFF10のデ−タ入力端
子にそれぞれ供給されると共に、加算器22及び25の
それぞれに供給される。
【0014】加算器22においては、デ−タ(A+B)
/2とデ−タAとが加算されて、このデ−タが次段の1
/2乗算器24においてデ−タ(3A+B)/4とされ
て、DFF5及びDFF9のデ−タ入力端子Dにそれぞ
れ供給される。また、一方、加算器25においては、そ
の一方側にデ−タBが供給されており、ここで、このデ
−タBとデ−タ(A+B)/2とが加算される。この加
算されたデ−タは次段の1/2乗算器26において乗算
されてデ−タ(A+3B)/4とされ、DFF7及びD
FF11のデ−タ入力端子よりそれぞれ入力される。以
降順次入来するデ−タB,C…についても同様に行われ
る。
【0015】ここで、4分周器27の一端側には606
fhのクロックパルスが供給されており、他端側の入力
端子Rには、入力端子28から水平同期期間毎にリセッ
トパルスが入来する。入来したクロックパルスは、ここ
で、4分周され、図4(b)〜(e)に示すようなタイ
ミングのラッチパルス〜として生成される。ラッチ
パルスはDFF4及びDFF5のラッチ入力に入力さ
れ、そして、これらのデ−タ入力D側からは図4
(g),(h)で示すデ−タA及びデ−タ(3A+B)
/4を立ち上りよりラッチし、次ぎの立ち上り期間まで
ラッチする。ラッチパルスは、デ−タ(A+B)/2
及びデ−タ(A+3B)/4をラッチし、ラッチパルス
はこのタイミング時に入来するデ−タB及びデ−タ
(3B+C)/4をラッチする。そして、ラッチパルス
はデ−タ(B+C)/2及びデ−タ(B+3C)/4
をそれぞれラッチする。更に、ラッチされたこれらのデ
−タは、順次セレクタ29に供給される。
【0016】次に、これらのデ−タの切り換え及びデ−
タの補間方法につき表1を併せ参照して説明する。表1
はデコ−ダ30内で行われる換算処理を説明するための
換算表である。
【0017】
【表1】
【0018】同表において、[標本化周波数303fh
時のデ−タの位置]の欄に示す数字は、サンプリングデ
−タのデ−タ位置を示すもので、例えば図2(c)で示
すように、デ−タAの位置は[0]、デ−タ[(3A+
B)/4]の位置は[1]、デ−タ[(A+B)/2]
の位置は[2]……と順次[1211]まで定めてい
る。[標本化周波数4fsc時のサンプリング位置]の
欄には、図2(c)に示すデ−タをどのサンプルリング
位置のデ−タとして採用するかのサンプリング位置を示
し、1/910間隔毎に順次[1]より[910]の数
字で定めている。また、[加算結果]の欄において示さ
れる数字は、図2(a)で示す一区間のデ−タ間隔[1
212/910=1.33]を順次加算した場合の各数
値である。このデ−タ間隔[1.33]は、図2(c)
に示す各デ−タの一つのデ−タ間隔を[1]とした場合
のデ−タ間隔である。
【0019】例えば、表1の最上段においては、[標本
化周波数4fsc時のサンプリング位置]が[1]、
[加算結果]が[0]、[標本化周波数303fh時の
デ−タの位置]が[0]というように示されている。こ
れは、標本化周波数303fhでサンプリングしたデ−
タの内、[0]位置のデ−タ(デ−タA)を、標本化周
波数4fscのサンプリング位置[1]のデ−タとして
採用することを意味する。また、最上段より2段目の欄
では、加算結果が[1.33]となるが、標本化周波数
303fh時のサンプリングデ−タとしては、デ−タ位
置[1]のデ−タを採用することになる。これは、当然
のことながデ−タ[1.33]が、デ−タ位置[2]に
比べ、デ−タ位置[1]の方により近く、こちらのデ−
タを、標本化周波数4fscでサンプリングした場合の
サンプリング位置[2]のデ−タとして採用することを
意味する。
【0020】再び図3において、DFF3のリセット入
力Rには水平同期期間に応じて入力端子28よりリセッ
トパルスが入来すると共に、クロック入力には入力端子
30から図4(Q)で示す4fscのクロックパルスが
入来する。このクロックパルスの立ち上がりの入来時点
においては、このDFF3のデータ入力Dからの入力信
号はなく、このDFF3からはデータ[0]が出力され
る。このデータ[0]は次段のデコーダ32に供給さ
れ、ここで、既述した換算処理が実行されてサンプリン
グ位置[0]のデータを採用するための切り換え信号が
セレクタ29に供給される。これによりセレクタ29が
接点1に切り換えられてデータAをDFF12のデータ
入力Dに供給する。
【0021】続いて、係数[1.33]が加算器31を
通じてDFF3のデ−タ入力Dに供給され、順次入来す
るクロックパルスの立ち上がりでラッチされ、加算器3
3に帰還されると共にデコ−ダ32に供給される。この
デコ−ダ32では四捨五入されて係数[1]として換算
され、この信号に基づく切り換え信号がセレクタ29に
供給される。これに基づきセレクタ29が接点2に切り
換えられてデ−タ(3A+B)/4をDFF12のデ−
タ入力Dに供給する。一方、前記加算器33に帰還され
た係数[1.33]は、ここで、次ぎに入来する係数
[1.33]と加算されて係数[2.66]とされる。
そして、この係数がDFF3を通じてデコ−ダ32に供
給され、ここで、四捨五入されて[3]とされて、これ
に基づく切り換え信号がセレクタ29に供給される。こ
れによりセレクタ29が接点4に切り換えられてデ−タ
(A+3B)/4をDFF12のデ−タ入力Dに供給す
る。このようにして前記係数[1.33]が加算器33
において[1210.67]まで順次加算され、これに
基づきセレクタ29の各接点がデ−タの入来位置に応じ
て順次巡回的に切り換えられ、1水平走査期間分に相当
する910個分のデ−タがセレクタ29より取り出され
ることになる。そして次ぎの水平同期期間には、入力端
子28から再びリセット信号が入来して前述と同様の動
作を繰り返す。
【0022】図5はエンコ−ダ15のブロック図で、標
本化周波数変換回路14a,bより出力された色差信号
R−Y及びB−Yは、入力端子15a,bからそれぞれ
入来する。接点1には色差信号R−Y、接点2には色差
信号B−Y、接点3にはインバ−タ15cにより反転さ
れて、加算器15dにおいて[+1]が加算された色差
信号R−Y、そして、接点4にはインバ−タ15eによ
り反転されて、加算器15fにおいて[+1]が加算さ
れた色差信号B−Yがそれぞれ供給され、これらの信号
が周波数4fscの信号により順次切り換えられて、N
TSC方式の平衡変調された変調色信号として出力端子
15gより取り出される。
【0023】従って、本実施例の変調方式によれば、一
旦、標本化周波数変換回路14a,bで4fscの周波
数に変換する方式にしているので、次段に設けるエンコ
ーダ15にインバータ及び簡単な構成の加算器を用意す
るだけで複雑な構成の演算器を特別に用意する必要がく
なり、回路規模を小さくできる。また、本実施例の場合
には、一旦、4fscの周波数に変換する構成で説明し
たが、多少の演算回路が増えるものの3fscの周波数
に変換する構成としても良い。更に、本実施例ではデー
タを4倍にして補間する構成で説明したが、固体撮像素
子の画素数に応じて、補間数を変更すれば良く、fsc
(n:整数)倍の標本化周波数であれば、ほぼ同
様の効果を期待できる。この場合には、加算器33に供
給する係数を変更するだけで、種々の固体撮像素子に適
用できるものとなる。更にまた、本実施例による色差信
号の変調方式は、NTSC方式に限らずPAL方式にも
適用できることは言うまでもない。
【0024】
【発明の効果】本発明の方式によれば、エンコード手段
の回路規模を小さくできると共に、周波数変換手段内の
係数を変更するだけで、画素数の異なる固体撮像素子に
適用でき、汎用性のある回路を提供できる等の効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される撮像装置内の信号処理系の
概略ブロック図である。
【図2】各標本化周波数とサンプリング点の関係を示す
図である。
【図3】標本化周波数変換回路14aの回路構成図であ
る。
【図4】標本化周波数変換回路14aのタイミングチャ
−トである
【図5】エンコ−ダ15のブロック図である。
【図6】カメラ一体型の記録再生装置の信号処理系の一
般例を示す図である。
【符号の説明】
11 固体撮像素子 12 A/D(アナログ/デジタル)変換回路 13 プロセス回路 14a,b 標本化周波数変換回路 15 エンコ−ダ 15c,e インバ−タ 15d,15f,21,22,25,33 加算器 23,24,26 1/2乗算器 27 4分周器 29 セレクタ 32 デコ−ダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮下 守 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12 番地 日本ビクター株式会社内 審査官 乾 雅浩 (56)参考文献 特開 昭56−107682(JP,A) 特開 昭62−143588(JP,A) 特開 平2−292012(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 9/67 H04N 9/45 H04N 9/64 H04N 11/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタル化された二つの色差信号を平衡変
    調して変調色信号として生成するデジタル色差信号の変
    調方式において、色副搬送波の4倍を除く標本化周波数
    で標本化された二つの色差信号を標本化周波数変換手段
    により4倍の色副搬送波周波数に変換し、これら二つの
    色差信号を、エンコード手段により4つに分割し、色副
    搬送波の位相に応じて演算処理をして変調色信号として
    生成するデジタル色差信号の変調方式であって、 前記標本化周波数変換手段において、第1の標本点列と
    して標本化された色差信号の各標本点と隣接する前記標
    本点を、線形補間により2(n:整数)倍して得られ
    た標本点列を第2の標本点列として形成し、前記色差信
    号を4倍の色副搬送波で標本化した時の各標本点の列を
    第3の標本点列とした際に、前記第2の標本点列の各標
    本点の内、前記第3の標本点列の各々の標本点に最も近
    い位置にある前記第2の標本点列の標本点の値を、第3
    の標本点列の各標本点の値として、標本化周波数を変換
    するようにしたことを特徴とするデジタル色差信号の変
    調方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の標本化周波数変換手段に
    おいて、第1の標本点列として標本化された色差信号の
    各標本点を、線形補間により2n (n:整数)倍して第
    2の標本点列を形成し、前記色差信号を4倍の色副搬送
    波で標本化した時の各標本点の列を第3の標本点列とし
    た際に、前記第2の標本点列の各標本点の内、前記第3
    の標本点列の各々の標本点に最も近い位置にある値を、
    第3の標本点列の各標本点の値とすることにより、標本
    化周波数を変換するようにしたことを特徴とするデジタ
    ル色差信号の変調方式。
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