JP2811070B2 - 液状硬化性樹脂組成物 - Google Patents

液状硬化性樹脂組成物

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JP2811070B2 JP19975788A JP19975788A JP2811070B2 JP 2811070 B2 JP2811070 B2 JP 2811070B2 JP 19975788 A JP19975788 A JP 19975788A JP 19975788 A JP19975788 A JP 19975788A JP 2811070 B2 JP2811070 B2 JP 2811070B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液状硬化性樹脂組成物に関し、特に光ファ
イバー用被覆材料として好適な液状硬化性樹脂組成物に
関する。
〔従来の技術及び課題〕
光ファイバーに用いられるガラスファイバーは脆く損
傷し易いので、保護、補強のために樹脂被覆が施されて
いる。光ファイバーの製造において、この樹脂被覆の形
成は、ガラスファイバーの熱溶融紡糸直後に行われるの
で、用いられる光ファイバー被覆材料には、常温で液状
であって作業性が高いこと、硬化速度が高く生産性が良
好であること等が要求される。
また、光ファイバーは多様な環境下で使用されるた
め、低温(例えば−40℃)から高温(例えば60℃)の広
い温度範囲において伝送損失が小さいことが要求される
が、低温下では一般に被覆材料のヤング率が増加して光
ファイバーに圧縮応力が加わる結果、伝送損失が増大す
ることが知られている。
これらの要求に対し、従来、低温(−40℃)における
ヤング率が小さい、放射線硬化型液状被覆材料が種々提
案されている(例えば特開昭61−87450号公報)。ま
た、一方、硬化速度の大きい放射線硬化型の液状被覆材
料も種々提案されている(例えば特開昭58−223638号公
報)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、低温におけるヤング率の低減を目的とした特
開昭61−87450号公報等に記載愛の放射線硬化型液状被
覆材料は、その硬化速度が十分に満足できるものではな
く、他方、硬化速度の大きい特開昭58−223638号公報等
に記載の放射線硬化型液状被覆材料は、硬化物の低温下
におけるヤング率が大きいという問題を有している。
そこで本発明の目的は、硬化物の低温(−40℃)にお
けるヤング率が小さく、かつ大きな硬化速度や光ファイ
バーに対する密着力、耐ジェリー性、耐アルカリ性を有
する放射線硬化型の液状硬化性樹脂組成物を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記課題を解決するものとして、第1に、 (A)分子末端にモノエチレン性不飽和基を有する数平
均分子量2000〜10000のポリエーテルポリウレタン40〜9
0%、 (B)エステル構造のアルコール残基中に炭素原子数7
以上の非環式の基を有し、そのホモポリマーのガラス転
移温度が−10〜−80℃である(メタ)アクリレート化合
物 5〜45重量%、 (C)N−ビニルカプロラクタム 1〜15重量% および (D)重合開始剤 0.1〜10重量% を含有する液状硬化性樹脂組成物(以下、「組成物
(1)という)を提供するものである。
本発明の上記組成物(1)の(A)成分であるポリエ
ーテルポリウレタンは、ポリエーテル構造を有するもの
であるが、(A)成分がポリエーテル構造を有すること
によって、低温(−40℃)におけるヤング率が低く、高
い硬化性を有する組成物を得ることができる。ポリエス
テル構造、ポリカーボネート構造のみを有する場合に
は、低温におけるヤング率が上昇する傾向があるため、
好ましくない。
組成物(1)の(A)成分であるポリエーテルポリウ
レタンは、数平均分子量が2000〜10000、好ましくは300
0〜8000である。数平均分子量が2000未満であると、硬
化物の低温におけるヤング率が大きくなり、低温での光
ファイバーの伝送損失が増加する。一方、数平均分子量
が10000を超えると本発明の組成物(1)の粘度が高く
なり、光ファイバーに組成物(1)を塗布する際の塗布
性が悪化する。
(A)成分の組成物(1)中の配合割合は40〜90重量
%、好ましくは45〜80重量%、特に好ましくは50〜75重
量%である。(A)成分の配合割合が40重量%未満であ
ると硬化物の低温におけるヤング率が大きくなり、得ら
れる組成物(1)の硬化性が低下し、また光ファイバー
に対する機械的強度が低下する。一方、配合割合が90重
量%を超えると得られる組成物(1)の粘度が高くな
り、ガラスファイバーへの塗布性が悪化する。
この(A)成分である分子末端にモノエチレン性不飽
和基を有するポリエーテルポリウレタンの製造は、例え
ばオキシアルキレン基を1種以上含むポリオキシアルキ
レン構造、即ちポリエーテル構造を有するジオール(以
下、「ポリエーテルジオール」という)と、ジイソシア
ネート化合物およびエチレン性不飽和基を有する化合物
とを反応させることにより行うことができる。
この製造は、例えば下記の方法によって行うことがで
きる。
ポリエーテルジオールとジイソシアネート化合物と
を反応させて得られる重合体の有する官能基にエチレン
性不飽和基を有する化合物を反応させる方法。
ジイソシアネート化合物とエチレン性不飽和基を有
する化合物とを反応させて得られる付加体の官能基にポ
リエーテルジオールを反応させる方法。
ジイソシアネート化合物、ポリエーテルジオールお
よびエチレン性不飽和基を有する化合物とを同時に反応
させる方法。
上記の、およびの方法で用いられるポリエーテ
ルジオールは、特に限定されないが、例えばエチレンオ
キシド、プロピレンオキシド、テトラヒドロフラン、置
換テトラヒドロフラン、オキセタン、置換オキセタン、
テトラヒドロピランおよびオキセバンから選ばれる少な
くとも1種の化合物を開環(共)重合することにより得
られるものである。具体的には、ポリプロピレングリコ
ール、ポリテトラメチレングリコール、プロピレンオキ
シドとテトラヒドロフランの共重合体であるジオール、
エチレンオキシドとテトラヒドロフランとの共重合体で
あるジオール、メチルテトラヒドロフランとテトラヒド
ロフランとの共重合体であるジオール等を挙げることが
できる。これらのポリエーテルジオールは、例えばユニ
セーフDC1100、ユニセーフ1800、ユニセーフDCB1100、
ユニセーフDCB1800(以下、日本油脂(株)製);PPTG40
00、PPTG2000、PPTG1000、PTG2600、PTGL3000、PTGL200
0、PTGL1000(以上、保土谷化学(株)製);EXENOL402
0、EXENOL3020、EXENOL2020、EXENOL1020(以上、旭硝
子(株)製);PTMG3000、PTMG2000、PTMG1000(以上、
三菱化成(株)製)等の市販品としても入手することが
できる。
これらのポリエーテルジオールは1種単独でも2種以
上でも用いることができる。
また組成物(1)の(A)成分であるポリエーテルポ
リウレタンの製造においては、これらのポリエーテルジ
オール以外のジオールおよび/またはジアミンを、本発
明の効果が失われない程度に併用することもできる。
このようなジオールとしては、例えばポリエステルジ
オール、ポリカーボネートジオール、ポリカプロラクト
ンジオール、および水酸基を1分子中に2個有する液状
ポリブタジエンまたはこの化合物の水添物等を挙げるこ
とができる。
上記ポリエステルジオールとしては、例えばエチレン
グリコール、ポリエチレングコール、プロピレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール、テトラメチレングリ
コール、ポリテトラメチレングリコール、1,6−エキサ
ンジオール、ネオペンチルグリコール、1,4−シクロヘ
キサンジメタノールなどの多価アルコールと、フタル
酸、イソフタル酸、テレフタル酸、マレイン酸、フマー
ル酸、アジピン酸、セバシン酸などの多塩基酸とを反応
させて得られるポリエステルジオールが挙げられる。
ポリカーボネートジオールとしては、例えばDN−98
0、DN−981、DN−982、DN−983(以上、日本ポリウレタ
ン(株)製)、PC−8000(米国PPG社製)等の商品名で
表されるポリカーボネートジオール等を挙げることがで
きる。
ポリカプロラクトンジオールとしては、例えばε−カ
プロラクトンと、エチレングリコール、ポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコール、テトラメチレン
グリコール、ポリテトラメチレングリコール、1,6−ヘ
キサンジオール、ネオペンチルグリコール、1,4シクロ
ヘキサンジメタノール、1,4−ブタンジオール等の2価
のジオールとを反応させて得られるポリカプロラクトン
ジオールが挙げられる。
これらのポリエーテルジオール以外のジオールは、そ
れぞれ1種単独でも2種以上用いてもよい。
これらのポリエーテルジオール以外のジオールは、前
記ポリエーテルジオールとの合計量の0〜50重量%とな
る範囲で用いられる。これらのポリエーテルジオール以
外のジオールの使用量が多過ぎると低温におけるヤング
率が上昇し、硬化速度も低下し易くなる。
また上記ジアミンとしては、例えばエチレンジアミ
ン、テトラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミ
ン、p−フェニレンジアミン。4,4′−ジアミノジフェ
ニルメタン等のジアミン;ヘテロ原子を含むジアミン;
ポリエーテルジアミン等が挙げられる。
これらのジアミンは、1種単独でも2種以上用いても
よい。
これらのジアミンは、前記ポリエーテルジオールとの
合計量の0〜30重量%となる範囲で用いられ、その使用
量が多過ぎると低温におけるヤング率が上昇し、組成物
の粘度が上昇し易くなる。
組成物(1)の(A)成分の製造に用いられるジイソ
シアネート化合物としては、例えば2,4−トルエンジイ
ソシアネート、2,6−トルエンジイソシアネート、1,3−
キシレンジイソシアネート、1,4−キシレンジイソシア
ネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート、m−フェ
ニレンジイソシアネート、p−フェニレンジイソシアネ
ート、3,3′−ジメチル−4,4′−ジフェニルメタンジイ
ソシアネート、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネ
ート、3,3′−ジメチルフェニレンジイソシアネート、
4,4′−ビフェニレンジイソシアネート、ヘキサメチレ
ンジイソシアネート、イソフォロンジイソシアネート、
メチレンビス(4−シクロヘキシルイソシアネート)等
が挙げられる。
これらのジイソシアネート化合物は1種単独で用いて
も、2種以上併用してもよい。
さらに、組成物(1)の(A)成分の製造に用いられ
るエチレン性不飽和基を有する化合物としては、例え
ば、水酸基、酸ハライド基またはエポキシ基を有する
(メタ)アクリル系化合物を挙げることができる。
上記水酸基を有する(メタ)アクリル系化合物は、例
えば2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−
ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロ
キシオクチル(メタ)アクリレート、ペンタエリスリト
ールトリ(メタ)アクリレート、グリセリンジ(メタ)
アクリレート、ジペンタエリスリトールモノヒドロキシ
ペンタ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールモ
ノ(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシシクロヘキシ
ル(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールモノ
(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールモノ
(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンジ(メ
タ)アクリレート、トリメチロールエタンジ(メタ)ア
クリレート、アルキルグリシジルエーテル、アリールグ
リシジルエーテル、グリシジル(メタ)アクリレート等
のグリシジル基含有化合物と(メタ)アクリル酸との付
加反応により得られる化合物、および下記の構造式
(I)および(II)で表される(メタ)アクリレート化
合物を挙げることができる。
(式中、R1は水素原子またはメチル基であり、nは1〜
5である) 上記エポキシ基を有する(メタ)アクリル系化合物と
しては、(メタ)アクリル酸のグリシジルエステル等が
挙げられる。
上記酸ハライド基を有する(メタ)アクリル系化合物
としては、(メタ)アクリル酸クロライド、(メタ)ア
クリル酸ブロマイド等を挙げることができる。
以上のエチレン性不飽和基を有する化合物は1種単独
で用いても、2種以上併用してもよい。
また、上記(A)成分の製法〜の実施に際して
は、ジオールに対して二官能性以外のポリオール、ジイ
ソシアネートに対して二官能性以外のポリイソシアネー
ト、またジオールの一部としてジアミンを使用する場合
はそのジアミンに対して二官能性以外のポリアミンを、
生成物がゲル化しない程度に併用することができる。そ
の使用量は、通常、用いられるジオール、ジイソシアネ
ートまたはジアミン100重量部に対して5〜30重量部で
ある。
上記二官能性以外のポリオールとしては、例えばグリ
セリンとプロピレンオキシドの付加生成物、グリセリ
ン、1,2,3−ペンタントリオール、1,2,3−ブタントリオ
ール、トリ(2−ヒドロキシポリオキシプロピル)ポリ
シロキサン、ポリカプロラクトントリオール、ポリカプ
ロラクトンテトラオール、1分子中に2個以上の水酸基
を有する液状ポリブタジエンまたはその水添物等を挙げ
ることができる。また二官能性以外のポリイソシアネー
ト化合物としては、例えばポリメチレンポリフェニルイ
ソシアネート、トリフェニルメタン−4,4′,4″−トリ
イソシアネート等を挙げることができる。さらに二官能
性以外のポリアミンとしては、例えばジエチレントリア
ミン、1,2,3−トリアミノプロパン、ポリオキシプロピ
レンアミン等を挙げることができる。
組成物(1)において、(A)成分中のポリエーテル
ジオールに由来する成分の割合は、通常、50〜95重量
%、好ましくは70〜90重量%、またエチレン性不飽和基
を有する化合物に由来する成分の割合は、通常、0.5〜1
0重量%、好ましくは1〜8重量%である。
(A)成分のポリエーテルポリウレタンの製造方法の
うち、上記の好ましい実施態様において、ポリエーテ
ルジオールとジイソシアネート化合物とを反応させる際
の前記ポリエーテル構造を有するジオールの水酸基1当
量あたりのジイソシアネート化合物の使用量は、約0.5
〜2モルである。この反応においては、通常、ナフテン
酸銅、ナフテン酸コバルト、ナフテン酸亜鉛、ラウリル
酸n−ブチルスズ、トリエチルアミン等の触媒を、反応
物の総量100重量部に対して0.01〜1重量部用いて反応
を行う。また反応温度は、通常、30〜80℃程度である。
次に、上記のようにして得られる中間生成物であるイ
ソシアネート基を有しウレタン結合によって結合された
重合体のイソシアネート基と、水酸基を有する(メタ)
アクリル系化合物とを反応させる。この反応において、
水酸基を有する(メタ)アクリル系化合物の使用量は、
上記中間生成物のイソシアネート基1当量に対して、通
常、0.5〜2モル程度であり、また反応条件は、前記の
中間生成物を得る反応と同様である。
組成物(1)の(B)成分である(メタ)アクリレー
ト化合物は、エステル構造のアルコール残基中に炭素原
子数7以上、好ましくは10〜100の、非環式の、通常、
1価または2価の基「以下、「非環式基」という)を有
するものである。非環式基の炭素原子数が7未満である
と、組成物(1)を硬化させた場合に得られる硬化物の
低温におけるヤング率が大きくなる。
上記非環式基は、その構造中にエーテル結合、エステ
ル結合、アミド結合、チオエーテル結合、スルフォキシ
ド結合、アミノ基等を含有していてもよく、例えば式: R2O 〔ここで、R2は炭素原子数2〜6のアルキレン基であ
り、mは3〜16の整数である。但し、(R2の炭素原子
数)×m≧7である。〕 で表されるポリエーテル構造を有する基および 式: 〔ここで、R3およびR4は各々炭素原子数2〜7のアル
キレン基であり、pは1〜15の整数である。但し、(R3
の炭素原子数+1)×p+(R4の炭素原子数)≧7であ
る。〕 で表されるポリエステル構造を有する基等が挙げられ
る。
さらに、(B)成分の(メタ)アクリレート化合物に
は、分子中に環式基も含まれることが好ましい。
また、(B)成分の(メタ)アクリレート化合物は、
(メタ)アクリル酸残基部分に存在する二重結合の付加
重合によりホモポリマーを製造した場合に、そのホモポ
リマーのガラス転移温度が−10〜−80℃、好ましくは−
20〜−70℃であるものである。ホモポリマーのガラス転
移温度が−10℃を超えると、硬化物の低温におけるヤン
グ率を増加させ、−80℃未満であると、硬化物の機械的
強度が低下する。
組成物(1)の(B)成分である(メタ)アクリレー
ト化合物の数平均分子量は、通常、100〜3000程度の範
囲である。
上記(B)成分の(メタ)アクリレート化合物の具体
例としては、2−エチルヘキシルメタアクリレート、n
−ドデシル(メタ)アクリレート、イソデシル(メタ)
アクリレート等の炭素数7以上のアルキルを有するアル
キル(メタ)アクリレートが挙げられ、また下記式(II
I)、(IV)および(V)で表される化合物を挙げるこ
とができる。
〔ここで、m、R1およびR2は前記の通りであって、但
し(R2の炭素原子数)×m≧7であり、R5は水素原子ま
たは炭素原子数1〜12のアルキルである〕 〔ここで、R1、R2およびpは前記の通りであり、但し
(R3の炭素原子数+1)×p≧6である。〕 〔ここで、R1、R2およびpは前記の通りであり、但し
(R3の炭素原子数+1)×p〕≧3であり、R6は水素原
子またはメチル基である〕 以上に示した組成物(1)の(B)成分である(メ
タ)アクリレート化合物は、1種単独でも使用すること
ができるが、2種以上使用すると硬化速度を向上させる
点で好ましい。またこの(B)成分に後記組成物(2)
の(B)′成分である環式(メタ)アクリレート化合物
を添加してもよい。
組成物(1)における(B)成分の(メタ)アクリレ
ート化合物の配合割合は5〜45重量%、特に好ましくは
10〜39重量%である。(B)成分の配合割合が5重量%
未満であると、得られる組成物(1)の硬化後の低温に
おけるヤング率が上昇し、光ファイバーの被覆材料とし
て用いた場合に、伝送損失が増加し、また45重量%を超
えると組成物(1)の硬化性が低下する。
組成物(1)は、(C)成分であるN−ビニルカプロ
ラクタムを含有することにより、硬化物の低温における
ヤング率が小さくなり、しかも硬化速度が大きくなり、
硬化物の吸水性も小さくなる。
組成物(1)における(C)成分の配合割合は1〜15
重量%、特に好ましくは3〜10重量%である。(C)成
分の配合割合が1重量%未満であると、十分な硬化速度
が得られず、15重量%を超えると、得られる硬化物の低
温におけるヤング率が上昇し、光ファイバーへ適用した
場合に伝送損失が増加するとともに、硬化物の吸水率も
増加する。またこの(C)成分に後記組成物(2)の
(C)′成分である(メタ)アクリレート化合物を添加
してもよい。
組成物(1)の(D)成分である重合開始剤として
は、例えば光重合開始剤および熱重合開始剤を挙げるこ
とができ、組成物(1)の用途、使用条件等、例えば光
ファイバーを被覆する際の硬化条件等によって、適宜選
択することができる。
光重合開始剤としては、特に限定されないが、例え
ば、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2,
2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、アセト
フェノン、ベンゾフェノン、キサントン、フルオレノ
ン、ベンズアルデヒド、フルオレン、アントラキノン、
トリフェニルアミン、カルバゾール、3−メチルアセト
フェノン、4−クロロベンゾフェノン、4,4′−ジメト
キシベンゾフェノン、4,4′−ジアミノベンゾフェノ
ン、ミヒラーケトン、ベンゾインプロピルエーテル、ベ
ンゾインエチルエーテル、ベンジルジメチルケタール、
1−(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−
2−メチルプロパン−1−オン、2−ヒドロキシ−2−
メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、チオキサン
トン系化合物、2−メチル−1−〔4−(メチルチオ)
フェニル〕−2−モルホリノ−プロパン−1−オン、2,
4,6−トリメチルベンゾイルジフェニル−フォスフィン
オキサイド等を挙げることができる。
熱重合開始剤としては、特に限定されず、種々のもの
を使用することができるが、例えば、過酸化物、アゾ化
合物を挙げることができ、より具体的には、ベンゾイル
パーオキサイド、t−ブチルパーオキシベンゾエート、
アゾビスイソブチロニトリル等を挙げることができる。
これらの重合開始剤は、1種または2種以上を組合わ
せて用いられ、また光重合開始剤を用いる場合には、必
要に応じてアミン系化合物等の増感剤(重合促進剤)を
併用することもできる。
組成物(1)において、(D)成分である重合開始剤
の配合割合は0.1〜10重量%、好ましくは2〜5重量%
である。この(D)成分の配合割合が0.1重量%未満で
あると、組成物(1)の硬化速度が遅くなり、10重量%
を超えると、組成物(1)の保存安定性および硬化後の
耐熱耐水性が低下する。
本発明は、前記従来技術の課題を解決するものとし
て、第2に、 (A)分子末端にモノエチレン性不飽和基を有する数平
均分子量2000〜10000のポリエーテルポリウレタン40〜9
0重量%、 (B)′環を構成する炭素原子に直接結合した(メタ)
アクリロイル基を有する脂環式(メタ)アクリレート化
合物および芳香族(メタ)アクリレート化合物からなる
群から選ばれる少なくとも1種の化合物(以下「環式
(メタ)アクリレート化合物」という)1〜40重量%、 (C)′エステル構造のアルコール残基が炭素原子数8
〜30のアルキル基からなる(メタ)アクリレート化合物
(以下「アルキル(メタ)アクリレート化合物」とい
う) 1〜20重量% および (D)重合開始剤 0.1〜10重量% を含有する液状硬化性樹脂組成物(以下、「組成物
(2)という)を提供するものである。
組成物(2)の(A)成分および(D)成分は、前記
の組成物(1)における(A)成分および(D)成分と
同じものであり、またその組成物(2)中における配合
割合も同様の理由により同一である。したがって、以
下、組成物(2)の(B)′成分および(C)′成分を
中心に説明する。
組成物(2)の(B)′成分である環式(メタ)アク
リレート化合物としては、例えばシクロペンテニル(メ
タ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレー
ト、シクロヘプチル(メタ)アクリレート、シクロオク
チル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アク
リレート、ジシクロペンテニル(メ)アクリレート、ト
リシクロ〔5.2.1.02,6〕デカニル(メタ)アクリレート
等の脂環式(メタ)アクリレート化合物であって、かつ
(メタ)アクリロイル基が環を構成する炭素原子と直接
結合した化合物;ベンジル(メタ)アクリレート、ナフ
チル(メタ)アクリレート等の芳香族(メタ)アクリレ
ート化合物であって、かつ(メタ)アクリロイル基が環
を構成する炭素原子と直接結合した化合物等を挙げるこ
とができる。また、上記例示の環式(メタ)アクリレー
ト化合物は単官能性(メタ)アクリレート化合物である
が、組成物(2)においては分子内の(メタ)アクリロ
イル基のうち少なくとも1つが環を構成する炭素原子と
直接結合した多官能性の環式(メタ)アクリレート化合
物も組成物(2)の(B)′成分として用いることがで
きる。このような多官能性の環式(メタ)アクリレート
化合物の例としては、シクロヘキシル−1,4−ジ(メ
タ)アクリレート、ジシクロペンテニルジ(メタ)アク
リレート、ジフェニルメタン−4,4′−ジ(メタ)アク
リレート等の化合物が挙げられる。
これらの環式(メタ)アクリレート化合物は、1種単
独で用いてもよいし、2種以上併用してもよい。またこ
れらの(B)′成分に前記組成物(1)における(C)
成分を添加してもよい。
(B)′成分の組成物(2)中における配合割合は、1
〜40重量%、好ましくは5〜30重量%である。(B)′
成分の配合割合が1重量%未満であると、得られる硬化
物の耐アルカリ性が低下し、40重量%を超えると硬化物
の低温でのヤング率が大きくなる。
組成物(2)の(C)′成分であるアルキル(メタ)
アクリレート化合物としては、例えばn−オクチル(メ
タ)アクリレート、n−ノニル(メタ)アクリレート、
n−デシル(メタ)アクリレート、n−ウンデシル(メ
タ)アクリレート、n−ドデシル(メタ)アクリレー
ト、n−トリデシル(メタ)アクリレート、n−テトラ
デシル(メタ)アクリレート、n−ペンタデシル(メ
タ)アクリレート等の直鎖アルキル(メタ)アクリレー
ト化合物;イソオクチル(メタ)アクリレート、イソノ
ニル(メタ)アクリレート、イソデシル(メタ)アクリ
レート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート等の
分岐状アルキル(メタ)アクリレート化合物を挙げるこ
とができる。
これらのアルキル(メタ)アクリレート化合物は、1
種単独で用いてもよいし、2種以上併用してもよい。ま
た、これらの(C)′成分にさらに前記組成物(1)の
(B)成分を添加してもよい。
(C)′成分の組成物(2)中への配合割合は、1〜
20重量%、好ましくは5〜15重量%である。(C)′成
分の配合割合が1重量%未満であると、得られる硬化物
の耐アルカリ性が低下し、20重量%を超えると硬化速度
が遅くなる。
本発明の組成物(1)および組成物(2)には、前記
必須成分である(A)、(B)、(C)および(D)、
あるいは(A)、(B)′、(C)′および(D)成分
のほかに、必要に応じてシランカップリング剤、反応性
稀釈剤、老化防止剤、重合禁止剤、レベリング剤、界面
活性剤等を配合することができる。
上記シランカップリング剤としては、例えば、γ−メ
タクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシ
ドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプ
ロピルトリメトキシシラン、γ−クロロプロピルトリメ
トキシシラン、γ−(2−アミノエチル)アミノプロピ
ルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルト
リエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエト
キシシラン、γ−メルカプトプロピルトリエトキシシラ
ン、γ−クロロプロピルトリエトキシシラン、γ−(2
−アミノエチル)アミノプロピルトリエトキシシラン等
を挙げることができる。このシランカップリング剤の組
成物(1)または(2)中における含有量は、通常、0.
1〜5重量%である。
また上記反応性希釈剤としては、例えば、2−ヒドロ
キシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルアク
リレート、テトラヒドロフルフリルアクリレート、ブト
キシエチルアクリレート、エチルジエチレングリコール
アクリレート、フェノキシエチルアクリレート、ジエチ
ルアミノエチルアクリレート、ジメチルアミノエチルア
クリレート、7−アミノ−3,7−ジメチルオクチルアク
リレート、アクリロイルモルホリン、2−ヒドロキシエ
チルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリ
レート、ジエチルアミノエチルメタクリレート、トリメ
チロールプロパントリアクリレート、エチレングリコー
ルジアクリレート、テトラエチレングリコールジアクリ
レート、ポリエチレングリコールジアクリレート、1,4
−ブタンジオールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオ
ールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリ
レート、トリメチロールプロパントリオキシエチルアク
リレート、トリメチロールプロパントリオキシプロピル
アクリレート、ビニルピロリドン、ビニルフェノール、
アクリルアミド、酢酸ビニル、ビニルエーテル、スチレ
ン、ジメチルアクリルアミド、ジエチルアクリルアミ
ド、N,N−ジメチルアミノプロピルアリルアミド、オク
チルアクリルアミド等を挙げることができる。
このようにして製造される組成物(1)および組成物
(2)の粘度は、通常、1000〜20000cP(25℃)、好ま
しくは2000〜10000cP(25℃)であり、組成物(1)お
よび組成物(2)の硬化後のヤング率は、−40〜−60℃
において、通常、0.01〜1kg/mm2である。
また、組成物(1)および組成物(2)の硬化温度
は、通常、10〜200℃の範囲であり、硬化雰囲気は特に
制限されず、窒素、アルゴン等の不活性ガス雰囲気ある
いは酸素濃度を低減させた雰囲気が好ましい。
組成物(1)および組成物(2)を光ファイバーに施
して1次被覆層を形成するには、例えば紡糸直後にガラ
スファイバーの表面に硬化後の膜厚が10〜200μm程度
となるように適当な方法で塗布した後、紫外線、電子
線、可視光線等の放射線を照射して、または加熱して組
成物を硬化させればよい。
このようにして得られた1次被覆層の外側に2次被覆
層を設ける場合には、さらに1次被覆層の上に、例えば (イ)下記式(VI): 〔ここで、R1は前記と同じであり、R7は炭素原子数1
〜6のアルキレン基であり、xおよびyは0〜12の整数
であり、ただしx+yは2〜12である〕 で表される構造単位およびポリエーテル構造単位を有
し、かつモノエチレン製不飽和基を有するポリウレタン
(以下、「成分(イ)」という) (ロ)多官能性(メタ)アクリレート化合物(以下、
「成分(ロ)」という) および (ハ)重合開始剤(以下、「成分(ハ)」という)を含
有する液状硬化性樹脂組成物等のウレタン(メタ)アク
リレート組成物を塗布し、これを硬化させればよい。
上記成分(イ)は、下記式(VII): 〔ここで、R1、R7、x、yおよびx+yは前記のとお
りである〕 で表される化合物と、ポリエーテルジオール、ジイソシ
アネート化合物およびエチレン性不飽和基を有する化合
物とを反応させることにより得られるものである。
上記式(VII)で表される化合物としては、式中のR7
が炭素原子数2〜3のアルキレン基であり、x+yが2
〜6であるものが好ましい。さらに数平均分子量が1000
以下のものが好ましく、特に700以下のものが好まし
い。
上記式(VII)で表される化合物の具体例としては、
ビスフェノールAにエチレンオキシド、ポリエチレンオ
キシド、プロピレンオキシド、ポリプロピレンオキシド
等の(ポリ)アルキレンオキシドを付加したものが挙げ
られ、市販品としては、DA350F(日本油脂(株)製)、
DA400(同)、DB400(同)、DB900(同)等が挙げられ
る。
成分(イ)の製造に用いられるポリエーテルジオー
ル、ジイソシアネート化合物およびエチレン製不飽和化
合物としては、組成物(1)および組成物(2)の
(A)成分の製造に用いるものと同様のものを挙げるこ
とができる。
また、成分(イ)の製造は、前記組成物(1)および
組成物(2)の(A)成分の製造方法に準じて行うこと
ができる。
この成分(イ)中の式(VII)で表される化合物
(「a」で表す)、ポリエーテルジオール(「b」で表
す)、ジイソシアネート化合物(「c」で表す)および
エチレン性不飽和化合物(「d」で表す)の使用割合
は、通常、モル比でa:b:c:d=1〜3:1:6〜14:8〜20であ
り、さらに各成分のモル数がc/(a+b+0.5d)=0.9
〜1.1および3<c/(a+b)≦7の関係にあることが
好ましい。
組成物(3)中の成分(イ)の配合割合は、通常、30
〜85重量%、好ましくは40〜75重量%である。
組成物(3)の成分(ロ)である多官能性(メタ)ア
クリレート化合物としては、例えば、トリシクロデカン
ジメタノールジアクリレート、トリシクロデカンジメタ
ノールジメタクリレート、シクロペンタジエニルジアク
リレート、ジシクロペンタジエンジメタクリレート、ジ
アリルフタレート、イソシアン酸トリアリル、トリシク
ロデカン〔5,2,1,026〕−3,8−ジイルジメチレンジアク
リレート、2,2−ビス(4−アクリキシジエトキシフェ
ニル)プロパン、2,2−ビス(アクリロキシプロピロキ
シフェニル)プロパン等の芳香族基、脂環式基または複
素環式基を有する多官能性(メタ)アクリレート化合物
が挙げられる。市販品としては、ビスコート700(大阪
有機化学工業(株)製)、KAYARAD R−551(日本化薬
(株)製)、アロニックスM−315(東亜合成(株)
製)、M−210(同)、BP−4PA(共栄社油脂(株)
製)、BP−4EA(同)、BP−2EA(同)、ユピマーUVSA−
1002(三菱油化(株)製)、SA−2006(同)等を挙げる
ことができる。
組成物(3)中の成分(ロ)の配合割合は、通常、15
〜70重量%、好ましくは25〜60重量%である。
組成物(3)の成分(ハ)である重合開始剤として
は、組成物(1)および組成物(2)で使用する(D)
成分と同様の重合開始剤を挙げることができる。
この成分(ハ)の組成物(3)中の配合割合は、通
常、0.1〜10重量%、好ましくは1〜5重量%である。
また、組成物(3)には、必要に応じて添加剤、例え
ば老化防止剤、保存安定剤等を加えることもできる。
上記のようにして調製される組成物(3)の粘度は、
通常、1000〜20000cP(25℃)、好ましくは2000〜10000
cP(25℃)であり、硬化後のヤング率は、通常、10〜10
0kg/mm2である。
この組成物(3)は、高い硬化性を有し、良好な表面
硬化状態、高い靭性及び耐クリープ性を有する硬化物を
与えることができる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により具体的に説明する。な
お、以下において「部」は重量部を意味する。
また、以下の例において(B)成分として使用したモ
ノマーのホモポリマーのガラス転移温度は下記の方法に
より測定した。
ガラス転移温度の測定 モノマー95部に、ベンジルメチルケタール5部を溶解
したものをガラス板上に厚さ200μmとなるように塗布
した後、メタルハライドランプを用いて合計照射エネル
ギーが1J/cm2に相当する紫外線を照射して硬化させ、得
られた硬化物のガラス転移温度をDSCを用いて2℃/min
の昇温速度で測定した。
参考例1 (1) 攪拌機を備えた反応容器に、2,4−トリレンジ
イソシアネート104.6g、ジブチル錫ジラウレート1gおよ
び2,6−ジt−ブチル−4−メチルフェノール0.3gを仕
込んだ。数平均分子量2000のポリテトラメチレングリコ
ール(三菱化成工業(株)、PTMG 2000)200gと数平均
分子量400のビスフェノールAのエチレンオキシド付加
物(日本油脂(株)製、DA 400)40gとの混合物を、1
時間にわたって、内温を60〜70℃に保ちながら添加し
た。次に、さらに内温60〜70℃で約1時間攪拌を継続さ
せた。その後、内温を60〜70℃に保持したまま、2−ヒ
ドロキシエチルアクリレート92.88gを30分かけて添加し
た後、さらに内温60〜70℃で2時間攪拌を継続させた。
次いで、内温を40〜60℃に保ちながら、2,4−トリレン
ジイソシアネート34.8gを添加した後、2−ヒドロキシ
エチルアクリレート46.4gを、内温を60〜70℃に保ちな
がら30分かけて添加してポリウレタンを得た。(以下、
このポリウレタンを「オリゴマーA」と称する) (2) 上記(1)で得られたオリゴマーA50g、2−ビ
ニルピロリドン8g、イソボルニルアクリレート12g、フ
ェノキシエチルアクリレート2g、2,2−ビス(4−アク
リロキシジエトキシフェニル)プロパン25gおよび1−
ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン3gを混合し、
粘度7000cP(25℃)の組成物を得た。(以下、この組成
物を「組成物(3)−1」と称する) 参考例2 参考例1で得られたオリゴマーA50g、2−ビニルピロ
リドン8g、イソボルニルアクリレート5g、2,2−ビス
(4−アクリロキシジエトキシフェニル)プロパン12
g、トリシクロデカンジメタノールジアクリレート22gお
よび2−メチル−1−〔4−(メチルチオ)フェニル〕
−2−モルフォリノプロパン−1−オン3gを混合し、粘
度6000cP(25℃)の組成物]得た。(以下、この組成物
を「組成物(3)−2」と称する) 参考例3 (1) 攪拌機を備えた反応容器に、2,4−トリレンジ
イソシアネート174.2g、ジブチル錫ジラウレート1gおよ
び2,6−じt−ブチル−4−メチルフェノール0.3gを仕
込んだ。これに、2−ヒドロキシエチルアクリレート16
2.5gを、内温を30〜40℃に保ちながら2時間にわたって
添加した。さらに内温30〜40℃で約1時間攪拌を継続さ
せた後、内温を60〜70℃に保ちながら、数平均分子量20
00のポリプロピレングリコール(旭硝子(株)、EXCENO
L 2020)200gを1時間かけて添加した。次に、内温を60
〜70℃に保ちながら、数平均分子量350のビスフェノー
ルAのエチレンオキシド付加物(日本油脂(株)製、DA
350F)70gを30分間かけて添加した。その後、内温を60
〜70℃に保持したまま、約2時間攪拌を継続させてポリ
ウレタンを得た。(以下、このポリウレタンを「オリゴ
マーB」と称する) (2) 上記で得られたオリゴマーB 65g、ビニルピロ
リドン8g、イソボルニルアクリレート10g、トリシクロ
デカンジメタノールジアクリレート14gおよび1−ヒド
ロキシシクロヘキシルフェニルケトン3gを混合し、粘度
9000cP(25℃)の組成物を得た。(以下この組成物を
「組成物(3)−3」と称する) 実施例1 攪拌機を備えた反応容器に、2,4−トリレンジイソシ
アナート128g、ジブチル錫ジラウレート1gおよび2,6−
ジt−ブチル−4−メチルフェノール1gを仕込んだ。次
に、ヒドロキシエチルアクリレート57gを、温度を20℃
以下に制御しながら添加した。添加後、さらに10〜20℃
で1時間攪拌を継続した後、テトラヒドロフランと3−
メチルテトラヒドロフランの共重合体であるポリエーテ
ルジオール(保土谷化学(株)製:PTGL−2000、数平均
分子量2000)491gと、ポリオキシプロピレングリコール
(旭ガラス(株)製:EXENOL3020、数平均分子量3000)7
37gの混合物を、温度を40〜50℃に保ちながら添加し
た。次いで、40〜50℃で3時間攪拌を継続した後、反応
を終了させ、数平均分子量が約5700の重合体「A−1」
を得た。
得られた(A)成分としての重合体「A−1」65部
に、ホモポリマーのガラス転移温度が−42℃である下記
式(VIII): (ここで、mは平均値として8である。) で表される(B)成分としてのアクリレート化合物(東
亜合成化学(株)製:アロニックスM114(商品名))15
部、およびホモポリマーのガラス転移温度が−65℃であ
る下記式(IX): (ここで、pは平均値として1である) で表されるアクリレート化合物(日本化薬(株)製:KAY
ARAD TC 110S(商品名))10部、N−ビニルカプロラク
タム5部およびベンルジメチルケタール5部を添加し、
40〜50℃で攪拌、混合し、組成物を得た。
得られた組成物について粘度を測定し、また下記の方
法にしたがって、ヤング率、硬化速度、吸水率および硬
化度を測定した。結果を表1に示す。
ヤング率 組成物をガラス板上に0.2mmの厚さに塗布した後、そ
の上ら合計照射エネルギーが1J/cm2に相当する紫外線を
メタルハライドランプを用いて照射して硬化させた。得
られた硬化フィルムを幅6mmの短冊状に切断し、試験長
さ25mmでJIS K6911に基づく引張試験法により、−40℃
および23℃における硬化フィルムのヤング率を測定し
た。
硬化速度 組成物をガラス板状に0.04mmの厚さに塗布した後、紫
外線の照射エネルギーを10mJ/cm2と500mJ/cm2の2種に
変えて硬化させた試料を作成した。
得られた2種の硬化物のそれぞれをソックスレー抽出
器を用いてメチルエチルケトンを溶媒として12時間抽出
処理した後、50℃で8時間真空乾燥して、抽出処理前後
の重量の変化からゲル分率を測定した。
照射エネルギーを10mJ/cm2と500mJ/cm2とした場合の
各硬化物のゲル分率の比を硬化速度の指標とした。
吸水率 ヤング率と同様にして作成した厚さ0.2mmの硬化フィ
ルムについてJIS K7301に基づいて吸水率測定した。
硬化度 光ファイバー線引装置を用いて石英棒を2000℃に加熱
し、線引速度30m/minで外径125μmの石英ファイバーを
製造し、製造直後の石英ファイバーに組成物を塗布し、
出力3kWの紫外線ランプにより、紫外線を照射して硬化
させた。さらに、2次被覆材として参考例1で得られた
組成物(3)−1を塗布し、上記と同様に紫外線を照射
して硬化させた。
以上のようにして、1次被覆後の外径200μm、2次
被覆後の外径250μmの光ファイバーを得た。
得られた光ファイバーの硬化度を以下の方法によりゲ
ル分率を測定することにより評価した。
光ファイバーの重量を測定後、ソックスレー抽出器を
用いてメチルケトンを溶媒として12時間抽出処理した。
抽出処理後の光ファイバーを真空乾燥器機によって、
50℃で8時間乾燥した後、23℃、相対湿度50%に保たれ
た室内に1時間放置した。そののち光ファイバーの重量
を測定した。
次に、光ファイバーをマッフル炉に入れて、700℃に
加熱し、1次および2次被覆層を焼成した。冷却後、残
った石英ファイバーの重量を測定した。
上記各処理により得られた測定値から、抽出前後の重
量を求め、1次被覆層と2次被覆層を合わせたゲル分率
を計算した。
実施例2 実施例1において、KAYARAD TC110Sの配合量を10部か
ら5部に、N−ビニルカプロラクタムの配合量を5部か
ら10部にした以外は、実施例1と同様にして、組成物を
得、得られた組成物について、粘度、ヤング率、硬化速
度、吸水率および硬化度を測定した。結果を表1に示
す。
なお、硬化後の測定において使用する2次被覆材とし
ては、組成物(3)−1の代わりに、上記参考例2で得
られた組成物(3)−2を用いた。
実施例3 攪拌機を備えた反応容器に、2,4−トリレンジイソシ
アナート150g、ジブチル錫ジラウレート1gおよび重合開
始剤として2,6−ジt−ブチル−4−メチルフェノール1
gを仕込んだ。次に、ポリプロピレングリコール(旭ガ
ラス(株)製:商品名EXENOL3020、数平均分子量3000)
1680gを仕込み、約30分間攪拌した後、ジブチル錫ジラ
ウレート1gを加え、約2時間にわたって温度を40〜50℃
に保ちながら反応させた。次いで、温度を40〜50℃に保
持しながらヒドロキシエチルアクリレート65gを添加し
て反応を完結させ、重合体「A−2」を得た。得られた
重合体「A−2」の数平均分子量は約6800であった。
次に、この重合体「A−2」70部に、アロニックスM1
14 19部、n−ドデシルアクリレート5部、N−ビニル
カプロラクタム6部および2,4,6−トリメチルベンゾイ
ルジフェニルフォスフィンオキサイド1.5部を加え、粘
度が5000cP(25℃)の組成物を得た。なお、使用したn
−ドデシルアクリレートのホモポリマーのガラス転移温
度は−60℃であった。
得られた組成物について、ヤング率、硬化速度、吸水
率および硬化度を、実施例1と同様にして測定した。結
果を表1に示す。
比較例1 KAYARAD TC110Sの配合量を10部から5部に、またN−
ビニルカプロラクタムを配合しない以外は、実施例1と
同様にして組成物を得た。得られた組成物について粘
度、ヤング率、硬化速度、吸水率および硬化度を測定し
た。結果を表1に示す。
比較例2 N−ビニルカプロラクタムの代わりにN−ビニルピロ
リドンを用いた以外は、実施例2と同様にして組成物を
得た。得られた組成物について粘度、ヤング率、硬化速
度、吸水率および硬化度を実施例1と同様にして測定し
た。なお、硬化後の測定において使用する2次被覆材と
しては、組成物(3)−1の代わりに、上記参考例3で
得られた組成物(3)−3を用いた。
結果を表1に示す。
合成例1 攪拌機を備えた反応容器に、2,4−トリレンジイソシ
アネート348g、ジブチル錫ジラウレート2gおよび2,6−
ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール1gを仕込んだ。
これに、テトラヒドロフランと3−メチルテトラヒドロ
フランを80/20の重量比で開環共重合させて得られたポ
リエーテルジオール(数平均分子量3000、以下、「ポリ
エーテルジオール(1)」という)3000gを2時間にわ
たって反応温度を50〜60℃に調節しながら、添加した。
ポリエーテルジオール(1)の添加終了後、さらに温
度50〜60℃で約1時間攪拌を継続した。そののち、反応
温度を50〜60℃に保持したまま、2−ヒドロキシエチル
アクリレート232gを1時間かけて添加した。
2−ヒドロキシエチルアクリレートの添加終了後、温
度50〜60℃でさらに攪拌を継続し、反応生成物としてポ
リウレタン(A)を得た。
合成例2 攪拌機を備えた反応容器に、2,4−トリレンジイソシ
アネート522g、ジブチル錫ジラウレート2g、2,6−ジ−
t−ブチル−4−メチルフェノール1gおよび前記一般式
(VIII)で表されるアクリレート化合物(東亜合成化学
(株)製、アロニックスM113)575gを仕込んだ。次に、
2−ヒドロキシエチルアクリレート232gを反応温度を5
〜20℃に調節しながら、2時間にわたって添加した。
2−ヒドロキシエチルアクリレートの添加終了後、さ
らに温度10〜20℃で約1時間攪拌を継続した。そのの
ち、反応温度を20〜40℃に保持したまま、テトラヒドロ
フランと3−メチルテトラヒドロフランとを60/40の重
量比で開環共重合させて得られたポリエーテルジオール
(数平均分子量2000、以下、「ポリエーテルジオール
(2)」という)2000g、および数平均分子量3000のポ
リプロピレングリコール3000gを2時間かけて添加し
た。
ポリエーテルジオール(2)およびポリプロピレング
リコールの添加終了後、反応温度を50〜60℃に保持して
3時間攪拌を続け、反応生成物とアロニックスM113との
混合物(重量比10:1)を得た。以下、この混合物を「ポ
リウレタン(B)」という。
合成例3 ポリエーテルジオール(2)2000gおよびポリプロピ
レングリコール3000gの代わりに、ポリエーテルジオー
ル(2)4000gを使用し、アロニックスM113の使用量を5
75gから475gに変えた以外は合成例2と同様にして混合
物を得た。以下、この混合物を「ポリウレタン(C)」
という。
合成例4 ポリエーテルジオール(2)4000gの代わりに、数平
均分子量2000のポリテトラメチレングリコール2000gを
用いた以外は合成例3と同様にして混合物を得た。以
下、この混合物を「ポリウレタン(D)」という。
実施例4〜14、比較例3〜7 表2に示す配合処方により各組成物を得た。これらの
組成物について実施例1と同様にヤング率を測定し、さ
らに以下に示す方法により、密着性、耐アルカリ性およ
び耐ジェリー性を測定した。結果を表3に示す。
密着性 (a) 組成物を石英板上に硬化後の厚さが0.2mmとな
るように塗布したのち、その上に合計照射エネルギーが
1J/cm2に相当する紫外線をメタルハライドランプを用い
て照射し、硬化皮膜を得た。
(b) 石英板上の硬化皮膜を幅1cmのテープ状に石英
板上に残し、硬化皮膜の一端を石英板に対して垂直方向
に引っ張って剥離させ、剥離に要する力を測定しその平
均値を硬化皮膜の石英板に対する密着力として評価し
た。
耐アルカリ性 組成物をガラス板上に、0.2mmの厚みに塗布した後、
その上から合計照射エネルギーが1J/cm2に相当する紫外
線をメタルハライドランプを用いて照射し、得られたフ
ィルムを5cm×10cmの大きさに切断して試験片とした。
この試験片をpH13の水酸化ナトリウム水溶液に浸漬し、
80℃で1ケ月保存した。保存期間終了後、試験片を取り
出し、十分に水洗した後、5mmHgに減圧した乾燥器に入
れ30℃で1昼夜乾燥して重量を測定した。耐アルカリ性
を下記の基準で評価した。
A……初期重量と比較し、重量変化が10%以内 B……初期重量と比較し、重量変化が10〜20% C……初期重量と比較し、重量変化が20〜30% D……初期重量と比較し、重量変化が30%以上 耐ジェリー性 光ファイバー線引装置を用いて石英棒を2000℃に加熱
し、線引速度を60m/minで外径125μmの石英ファイバー
を製造し、製造直後の石英ファイバーに組成物を塗布
し、出力3kWの紫外線ランプにより、紫外線を照射し
て、硬化させ、さらに2次被覆材として参考例1で得ら
れた組成物(3)−1を塗布し、上記と同様に紫外線を
照射して硬化させた。
以上のようにして、1次被覆後の外径200μm、2次
被覆後の外径250μmの光ファイバーを得た。
このようにして製造した光ファイバーを長さ1mに切断
し、ジェリー状の緩衝剤(日本精蝋(株)製JP−011P)
に浸漬した。この際、切断面は緩衝剤に浸漬しないよう
にした。浸漬したファイバーを温度80℃で1ケ月保存
し、保存期間終了後、緩衝剤から取り出して光学顕微鏡
(倍率500倍)で観察し、被覆層とファイバーとの剥離
の有無を調べた。
〔発明の硬化〕 本発明の組成物(1)および組成物(2)は、硬化速
度が早く、しかも得られる硬化物の低温におけるヤング
率が小さいため、広い温度範囲にわたって光ファイバー
の伝送損失が小さく、光ファイバー被覆材料として優れ
たものである。さらに、組成物(2)は、耐ジェリー性
に選れ、光ファイバーに対する密着性が大きく、しかも
アルカリ雰囲気下における耐劣化性に優れるという利点
も有している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原 康夫 東京都中央区築地2丁目11番24号 日本 合成ゴム株式会社内 (72)発明者 五十嵐 勝利 東京都中央区築地2丁目11番24号 日本 合成ゴム株式会社内 (72)発明者 ロバート・イー・アンセル アメリカ合衆国,イリノイ州 60194, ホフマン・イーステイツ,コールドウエ ル・レーン 1440 (72)発明者 ティモシー・ビショップ アメリカ合衆国,イリノイ州 60102, アルゴンキアン,リバーウッド・ドライ ブ 1720 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08F 290/06 C08F 220/12 C08F 226/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)分子末端にモノエチレン性不飽和基
    を有する数平均分子量2000〜10000のポリエーテルポリ
    ウレタン 40〜90重量%、 (B)エステル構造のアルコール残基中に炭素原子数7
    以上の非環式の基を有し、そのホモポリマーのガラス転
    移温度が−10〜−80℃である(メタ)アクリレート化合
    物 5〜45重量%、 (C)N−ビニルカプロラクタム 1〜15重量% および (D)重合開始剤 0.1〜10重量% を含有する液状硬化性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】(A)分子末端にモノエチレン性不飽和基
    を有する数平均分子量2000〜10000のポリエーテルポリ
    ウレタン 40〜90重量%、 (B)′環を構成する炭素原子に直接結合した(メタ)
    アクリロイル基を有する脂環式(メタ)アクリレート化
    合物および芳香族(メタ)アクリレート化合物からなる
    群から選ばれる少なくとも1種の化合物1〜40重量%、 (C)′エステル構造のアルコール残基が炭素原子数8
    〜30のアルキル基からなる(メタ)アクリレート化合物
    1〜20重量% および (D)重合開始剤 0.1〜10重量% を含有する液状硬化性樹脂組成物。
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