JP2808855B2 - 定電圧回路 - Google Patents

定電圧回路

Info

Publication number
JP2808855B2
JP2808855B2 JP20988190A JP20988190A JP2808855B2 JP 2808855 B2 JP2808855 B2 JP 2808855B2 JP 20988190 A JP20988190 A JP 20988190A JP 20988190 A JP20988190 A JP 20988190A JP 2808855 B2 JP2808855 B2 JP 2808855B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
enhancement
source
nmos transistor
transistor
drain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP20988190A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0496113A (ja
Inventor
哲也 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP20988190A priority Critical patent/JP2808855B2/ja
Publication of JPH0496113A publication Critical patent/JPH0496113A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2808855B2 publication Critical patent/JP2808855B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Electrical Variables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は定電圧回路に関し、、特に絶縁ゲート電界効
果トランジスタを含む定電圧回路に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の定電圧回路は、一例が第3図に示され
るように、演算増幅器16,エンハンスメント形NMOSトラ
ンジスタ17,デプリーション形PMOSトランジスタ18,抵抗
19,20および定電流源21を備えて構成され、所定の電源V
DDが供給されている。
第3図において、エンハンスメント形NMOSトランジス
タ17を流れる電流をi1、デプリーション形NMOSトランジ
スタ18を流れる電流をi2とすると、i1およびi2は、それ
ぞれ次式により表される。
i1=Ke(Vout−VTE i2=Kd(0−VTD 上式において、 Ke=(1/2)・μeC0eWe/Le Kd=(1/2)・μeC0eWd/Ld VTE:エンハンスメント形 NMOSトランジスタ17のしきい値電圧 VTD:デプリーション形 NMOSトランジスタ18のしきい値電圧 μe:エンハンスメント形 NMOSトランジスタ17の移動度 μd:デプリーション形 NMOSトランジスタ18の移動度 C0e:エンハンスメント形 NMOSトランジスタ17の酸化膜容量 C0d:デプリーション形 NMOSトランジスタ18の酸化膜容量 We: エンハンスメント形 NMOSトランジスタ17のチャネル幅 Wd: デプリーション形 NMOSトランジスタ18のチャネル幅 Le: エンハンスメント形 NMOSトランジスタ17のチャネル長 Ld: デプリーション形 NMOSトランジスタ18のチャネル長 である。
従って、上式により、演算増幅器16の利得が十分に大
きい場合には、端子54からの出力電圧Voutは、次式にて
与えられる。
上式において、R20Kd=R19Keと設定すると、Vout=V
TD+VTEとなり、しきい値電圧VTDおよびVTEは温度に対
して不感であるため、出力電圧Voutの温度変動は理論的
に零になる。
以上が、従来の定電圧回路の動作概要である。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の定電圧回路においては、第3図により
説明したように、デプリーション形NMOSトランジスタが
必要とされる。しかしながら、現時点における生産技術
としては、CMOSプロセスによりデプリーション形NMOSト
ランジスタを製造するためには、工程数を可成り増やさ
なければならないという欠点がある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の定電圧回路は、ドレインが高電位の第1の電
位に接続され、ゲートが所定の電圧出力端子に接続され
る第1のエンハンスメント形NMOSトランジスタと、ドレ
インとゲートの双方が前記第1のNMOSトランジスタのソ
ースに接続され、ソースが低電位の第2の電位に接続さ
れる第2のエンハンスメント形NMOSトランジスタと、ド
レインが前記第1の電位に接続され、ゲートが前記第1
および第2の電位間の分圧電位に接続されるエンハンス
メント形PMOSトランジスタと、ドレインとゲートの双方
が前記エンハンスメント形PMOSトランジスタのソースに
接続され、ソースが前記第2の電位に接続される第3の
エンハンスメント形NMOSトランジスタと、により形成さ
れ、前記第1のエンハンスメント形NMOSトランジスタの
ソースならびに前記エンハンスメント形PMOSトランジス
タのソースを出力端とする差動増幅回路と、逆相入力側
端子が、前記第1のエンハンスメント形NMOSトランジス
タのソースに接続され、正相入力側端子が、前記エンハ
ンスメント形PMOSトランジスタのソースに接続されて、
出力側端子が前記電圧出力端子に接続される演算増幅器
と、を備えてされる。
また、本発明の定電圧回路は、ドレインが高電位の第
1の電位に接続され、ゲートが所定の電圧出力端子に接
続される第1のエンハンスメント形NMOSトランジスタ
と、ドレインとゲートの双方が前記第1のNMOSトランジ
スタのソースに接続され、ソースが第4のエンハンスメ
ント形NMOSトランジスタのドレインに接続される第2の
エンハンスメント形NMOSトランジスタと、ドレインが前
記第1の電位に接続され、ゲートが前記第1の電位と前
記第4のエンハンスメント形NMOSトランジスタのドレイ
ンとの間の分圧電位に接続されるエンハンスメント形PM
OSトランジスタと、ドレインとゲートの双方が前記エン
ハンスメント形PMOSトランジスタのソースに接続され、
ソースが前記第4のエンハンスメント形NMOSトランジス
タのドレインに接続される第3のエンハンスメント形NM
OSトランジスタと、により形成され、前記第1のエンハ
ンスメント形NMOSトランジスタのソースならびに前記エ
ンハンスメント形PMOSトランジスタのソースを出力端と
する差動増幅回路と、逆相入力側端子が、前記第1のエ
ンハンスメント形NMOSトランジスタのソースに接続さ
れ、正相入力側端子が、前記第1のエンハンスメント形
PMOSトランジスタのソースに接続されて、出力側端子が
前記電圧出力端子に接続される演算増幅器と、ゲートが
所定の定電圧源に接続され、ソースが低電位の第2の電
源に接続される前記第4のエンハンスメント形NMOSトラ
ンジスタと、を備えて構成してもよい。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。第1
図は、本発明の第1の実施例の回路図である。第1図に
示されるように、本実施例は、演算増幅器1と、エンハ
ンスメント形NMOSトランジスタ2,4,5と、エンハンスメ
ント形PMOSトランジスタ3と、抵抗6,7と、を備えて構
成される。
第1図において、エンハンスメント形NMOSトランジス
タ4および5は、共にMOS抵抗を形成しており、今、こ
れらの抵抗値を、それぞれR4およびR5とすると、エンハ
ンスメント形NMOSトランジスタ2およびエンハンスメン
ト形PMOSトランジスタ3を流れる電流i1およびi2は、そ
れぞれ次式により表わされる。
i1=KN(vG1−VTN i2=KP(vG2−VDD−VTD 上式において、 KN=(1/2)・μ1C01W1/L1 KP=(1/2)・μ2C02W2/L2 vG1:エンハンスメント形 NMOSトランジスタ2のゲート電位 vG2:デプリーション形 PMOSトランジスタ3のゲート電位 VTN:エンハンスメント形 NMOSトランジスタ2のしきい値電圧 VTP:エンハンスメント形 PMOSトランジスタ3のしきい値電圧 μ1:エンハンスメント形 NMOSトランジスタ2の移動度 μ2:エンハンスメント形 PMOSトランジスタ3の移動度 C01:エンハンスメント形 NMOSトランジスタ2の酸化膜容量 C02:エンハンスメント形 PMOSトランジスタ3の酸化膜容量 W1: エンハンスメント形 NMOSトランジスタ2のチャネル幅 W2: エンハンスメント形 PMOSトランジスタ3のチャネル幅 L1: エンハンスメント形 NMOSトランジスタ2のチャネル長 L2: デプリーション形 PMOSトランジスタ3のチャネル長 である。
従って、上式により、演算増幅器1の利得が十分に大
きい場合には、端子51からの出力電圧Voutは、次式にて
与えられる。
今、前述の従来例と同様に、R5KP=R4KNと設定する
と、出力電圧Voutは、次式のように表わされる。
上式において、電圧値VDD、VTPおよびVTNの温度係数
は抵抗値の温度計数に比較して十分小さい値であるため
これを省略し、抵抗値R6およびR7のみについて、その温
度係数をαとすると、温度がTの時における出力電圧V
outは次式によって与えられる。
即ち、出力電圧Voutは、周囲温度に関せず一定に保持
されることが分る。
一方、第2図に示されるのは、本発明の第2の実施例
を示す回路図であるが、演算増幅器8、エンハンスメン
ト形NMOSトランジスタ9,11,12およびエンハンスメント
形PMOSトランジスタ10を含む構成については、前述の第
1の実施例の場合と同様であるが、この実施例の場合
は、前述の第1の実施例に対して、新たに、エンハンス
メント形NMOSトランジスタ13が追加されている点におい
て異なる構成となっている。
第2図において、新たに追加されたエンハンスメント
形NMOSトランジスタ13は、端子52から入力される電圧Vb
に対応して、飽和領域において動作させるものとする。
この場合、エンハンスメント形NMOSトランジスタ13のド
レイン電流IDは、VTNをエンハンスメント形NMOSトラン
ジスタ13のしきい値電圧とすると、 ID=KN・(Vb−VTN) として表わされる。このIDの電流値は、電圧Vbを一定に
保持するものとすると、ドレインとソース間の電圧に関
係なく一定に維持される。従って、仮に電源雑音等が混
入することがあっても、エンハンスメント形NMOSトラン
ジスタ13を流れる電流は定時一定に保持され、電源雑音
等による出力電流変動を完全に阻止することが可能とな
る。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明は、回路構成にお
いてデプリーション形のMOSトランジスタを使用するこ
となく、エンハンスメント形のMOSトランジスタのみに
より構成することができるため、デプリーション形のMO
Sトランジスタ特有のCMOSプロセスにおける製造工程に
拘わる問題を排除することが可能となり、総合工程数を
低減することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、それぞれ本発明の第1および第
2の実施例の回路図、第3図は従来例の回路図である。 図において、1,8,16……演算増幅器、2,4,5,9,11,12,1
3,17……エンハスメント形NMOSトランジスタ、3,10……
エンハンスメント形PMOSトランジスタ、6,7,14,15,19,2
0……抵抗、18……デプリーション形NMOSトランジス
タ、21……定電流源。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドレインが高電位の第1の電位に接続さ
    れ、ゲートが所定の電圧出力端子に接続される第1のエ
    ンハンスメント形NMOSトランジスタと、ドレインとゲー
    トの双方が前記第1のNMOSトランジスタのソースに接続
    され、ソースが低電位の第2の電位に接続される第2の
    エンハンスメント形NMOSトランジスタと、ドレインが前
    記第1の電位に接続され、ゲートが前記第1および第2
    の電位間の分圧電位に接続されるエンハンスメント形PM
    OSトランジスタと、ドレインとゲートの双方が前記エン
    ハンスメント形PMOSトランジスタのソースに接続され、
    ソースが前記第2の電位に接続される第3のエンハンス
    メント形NMOSトランジスタと、により形成され、前記第
    1のエンハンスメント形NMOSトランジスタのソースなら
    びに前記エンハンスメント形PMOSトランジスタのソース
    を出力端とする差動増幅回路と、 逆相入力側端子が、前記第1のエンハンスメント形NMOS
    トランジスタのソースに接続され、正相入力側端子が、
    前記エンハンスメント形PMOSトランジスタのソースに接
    続されて、出力側端子が前記電圧出力端子に接続される
    演算増幅器と、 を備えることを特徴とする定電圧回路。
  2. 【請求項2】ドレインが高電位の第1の電位に接続さ
    れ、ゲートが所定の電圧出力端子に接続される第1のエ
    ンハンスメント形NMOSトランジスタと、ドレインとゲー
    トの双方が前記第1のNMOSトランジスタのソースに接続
    され、ソースが第4のエンハンスメント形NMOSトランジ
    スタのドレインに接続される第2のエンハンスメント形
    NMOSトランジスタと、ドレインが前記第1の電位に接続
    され、ゲートが前記第1の電位と前記第4のエンハンス
    メント形NMOSトランジスタのドレインとの間の分圧電位
    に接続されるエンハンスメント形PMOSトランジスタと、
    ドレインとゲートの双方が前記エンハンスメント形PMOS
    トランジスタのソースに接続され、ソースが前記第4の
    エンハンスメント形NMOSトランジスタのドレインに接続
    される第3のエンハンスメント形NMOSトランジスタと、
    により形成され、前記第1のエンハンスメント形NMOSト
    ランジスタのソースならびに前記エンハンスメント形PM
    OSトランジスタのソースを出力端とする差動増幅回路
    と、 逆相入力側端子が、前記第1のエンハンスメント形NMOS
    トランジスタのソースに接続され、正相入力側端子が、
    前記第1のエンハンスメント形PMOSトランジスタのソー
    スに接続されて、出力側端子が前記電圧出力端子に接続
    される演算増幅器と、 ゲートが所定の定電圧源に接続され、ソースが低電位の
    第2の電源に接続される前記第4のエンハンスメント形
    NMOSトランジスタと、 を備えることを特徴とする定電圧回路。
JP20988190A 1990-08-08 1990-08-08 定電圧回路 Expired - Lifetime JP2808855B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20988190A JP2808855B2 (ja) 1990-08-08 1990-08-08 定電圧回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20988190A JP2808855B2 (ja) 1990-08-08 1990-08-08 定電圧回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0496113A JPH0496113A (ja) 1992-03-27
JP2808855B2 true JP2808855B2 (ja) 1998-10-08

Family

ID=16580194

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20988190A Expired - Lifetime JP2808855B2 (ja) 1990-08-08 1990-08-08 定電圧回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2808855B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0496113A (ja) 1992-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0235485B2 (ja)
US6043718A (en) Temperature, supply and process-insensitive signal-controlled oscillators
EP1391985B1 (en) Wideband cmos gain stage
US4749955A (en) Low voltage comparator circuit
JP2002057532A (ja) 線形トランスコンダクタンスアンプ
JP2560542B2 (ja) 電圧電流変換回路
JPH11272786A (ja) 差動増幅回路
JP2808855B2 (ja) 定電圧回路
US6815997B2 (en) Field effect transistor square multiplier
US6400185B2 (en) Fixed transconductance bias apparatus
JP2550871B2 (ja) Cmos定電流源回路
JP3217557B2 (ja) 電圧利得制御回路
JP2798022B2 (ja) 基準電圧回路
JP2637791B2 (ja) ブログラマブル基準電圧発生器
JP2707667B2 (ja) 比較回路
JP2666620B2 (ja) 温度センサ回路
US11228283B2 (en) Negative impedance circuit for reducing amplifier noise
JP2701331B2 (ja) バイアス回路
JPH10283048A (ja) 定電流回路
JPH0521446B2 (ja)
JPH0645844A (ja) 差動増幅器
US6538511B2 (en) Operational amplifier including a right-half plane zero reduction circuit and related method
JPH09167928A (ja) オペアンプ
JP2772069B2 (ja) 定電流回路
JPH05291845A (ja) 差動増幅器