JP2807770B2 - 電話装置及び通信中着信通知方法 - Google Patents

電話装置及び通信中着信通知方法

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JP2807770B2
JP2807770B2 JP2285601A JP28560190A JP2807770B2 JP 2807770 B2 JP2807770 B2 JP 2807770B2 JP 2285601 A JP2285601 A JP 2285601A JP 28560190 A JP28560190 A JP 28560190A JP 2807770 B2 JP2807770 B2 JP 2807770B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、通信中の着信を通知する通知手段を有する
電話装置及び通信中着信通知方法に関する。
(従来の技術) 従来、通話中着信信号を受信する機能を有する電話機
は、例えばアナログ回線のキャッチホンサービス(NTT
のサービス名)では、局交換機が通話回線に通知音を載
せてくるため、該キャッチホンサービスを契約していれ
ば、通話中に他者から着信があったとき無条件に通話中
着信通知音が聞こえるものであった。一方、現在普及し
つつあるデジタル回線の通話中着信通知サービスは、通
話中の電話機に着信があった場合には局交換機は制御信
号を電話機に送り、該電話機は発信者の番号に拘らずこ
の制御信号に応じて音により操作者に着信を知らせるも
のである。
また、従来のPBX(デジタル構内交換機)における通
話中着信通知手段は第13図および第14図に示すように構
成されている。PBX32の内線端末33(ISDN端末)と他の
内線端末34(ISDN端末)が通話中にISDN31から内線端末
33宛にPBX32に着信があると、ISDN局線35のDチャネル
を介してSETUP(呼設定)メッセージが送られてくる。P
BX32は該SETUPメッセージをISDN局線インタフェース回
路(BRT)36で受信する。BRT36はISDN31からSETUPメッ
セージを受信したことを制御線37を介して中央処理装置
(CC)38に通知する。CC38はSETUPメッセージに含まれ
る情報要求の情報から着信すべき内線端末が通話中の内
線端末33であることを知る。CC38は内線端末33が通話中
の呼の呼番号(CR1)とは別の呼番号(CR2)(第14図)
でSETUPメッセージを内線端末33に送信することを制御
線37を介してISDN内線インタフェース(BRI)39に指示
する。BRI39はCR2のSETUPメッセージを内線端末33に送
り、通話中に着信があったことを通知する。内線端末33
はSETUPメッセージを受信すると通話中に別の着信があ
ったことを知り、呼を受け付けて呼出中であることを知
らせるために、PBX32に対してALERT(呼出し)メッセー
ジを送る。PBX32ではALERTメッセージをBRI39で受信
し、BRI39はALERTメッセージを受信したことを制御線37
を介してCC38に通知する。その通知を受けたCC38は制御
部37を介してBRT36にALERTメッセージをISDN31に送信す
る指示を出す。その指示を受けたBRT36はISDN31にALERT
メッセージを送信する。その後、内線端末33が、CR1の
通話が終了すると、切断復旧手順(第14図ではDISC(切
断)、REL(解放)、REL COMP(解放完了)をとり、CR1
の呼を解放する。すなわち、内線端末33は、通話中の呼
(呼番号CR1)が終了すると、呼を切断するためDISC
(切断)メッセージをPBX32に送信する。内線端末33か
ら呼番号CR1のDISCメッセージを受信したPBX32は、内線
端末33に対しては呼の解放を行なうためにREL(解放)
メッセージを送信し、通話相手の内線端末34に対しては
DISCメッセージを送信すると共に、TSW41を切り替えBT
(話中音)を送出する。DISCメッセージを受信した内線
端末34は呼の解放を行なうためにRELメッセージをPBX32
に送信する。PBX32はRELメッセージを受信するとBT(話
中音)の送出をやめ、内線端末34にREL COMP(解放完
了)メッセージを送信し、PBX32と内線端末34との間の
呼を解放する。内線端末33はCR1の呼の解放後、CR2の着
信の呼出しに応答するとCONN(応答)メッセージをPBX3
2に送信する。PBX32ではそのメッセージをBRI39で受信
し、CC38に通知する。CC38は内線端末3にCONN ACK(応
答確認)メッセージを送信することをBRI39に指示する
と、BRI39は該CONN ACKメッセージを内線端末33に送信
する。また、CC38はISDN31にCONN(応答)メッセージを
送信することをBRT36に指示すると、BRT36は該CONNメッ
セージをISDN31に送信する。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記デジタル回線を利用する電話機
は、通話中着信通知信号(制御信号)を受信すると、そ
の受信を必然的に音によって操作者に知らせるものであ
り、従来のアナログ回線の場合と同様、通話中に音が鳴
動するため、煩わしい場合があった。上記欠点に鑑み
て、通話中着信通知を表示器により視覚的に表示するこ
とも考えられているが、通話中はどうしても神経が耳に
集中しており、表示器の表示変化に気がつかないことが
多い。
特に、通話中の呼が操作者の発信による場合、通話中
着信に応答し、該通話中の相手との通話を保留して待た
せた場合には、該通話中の相手にとっては「そちらから
発信してきたにもかかわらず途中で保留するとは」と非
常に不快に思うことがある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は、通信中の呼が操作者の発信による場合、通信
中着信に応答して、該通信中の相手に不快な思いをさせ
ることを防ぐことができる電話装置及び通信中着信通知
方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、請求項1の発明は、通信
中の着信を通知する通知手段を有する電話装置におい
て、通信中の呼が当該電話装置からの発信により生じた
呼であるか否かを判断する判断手段を有し、前記通知手
段は、前記判断手段による判断の結果に従って通信中着
信を通知することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の電話装置におい
て、前記通知手段により通信中着信を通知しない場合
に、該通信中着信への応答を拒否する拒否手段を更に有
することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1記載の電話装置におい
て、前記通知手段により通知された通信中着信に応答す
る場合に、前記通信中の呼を切断する切断手段を更に有
することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1記載の電話装置におい
て、前記通知手段により通知された通信中着信に応答す
る場合に、前記通信中の相手を保留する保留手段を更に
有することを特徴とする。
請求項5の発明は、着信時に、既に通信中である場合
には、前記着信時に既に行われている通信が当該電話機
からの発信であるか否かを判断し、その判断の結果に従
って通信中着信の通知を行うことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の通信中着信通
知方法において、前記通信中着信を通知しない場合に、
該通信中着信への応答を拒否することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項5記載の通信中着信通
知方法において、前記通知された通信中着信に応答する
場合に、前記通信中の呼を切断することを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項5記載の通信中着信通
知方法において、前記通知された通信中着信に応答する
場合に、前記通信中の相手を保留することを特徴とす
る。
(作用) 請求項1の発明においては、通信中の呼が当該電話装
置からの発信により生じた呼であるか否かが判断され、
その判断の結果に従って通信中着信が通知されるので、
通信中の呼が操作者の発信による場合、通信中着信に応
答して、該通話中の相手に不快な思いをさせることを防
ぐことができる。
請求項2及び請求項6の発明においては、通信中着信
を通知しない場合に、該通信中着信への応答が拒否され
るので、通信中に生じた着信の発信者に該着信に応答し
ないことを知らせることができる。
請求項3及び請求項7の発明においては、通知された
通信中着信に応答する場合に、前記通信中の呼が切断さ
れるので、該呼を接続したまま相手を待たせることを防
ぐことができる。
請求項4及び請求項8の発明においては、通知された
通信中着信に応答する場合に、前記通信中の相手が保留
されるので、保留した相手との通信を後で再開すること
ができる。
請求項5の発明においては、着信時に、既に通信中で
ある場合には、前記着信時に既に行われている通信が当
該電話機からの発信であるか否かが判断され、その判断
の結果に従って通信中着信の通知が行われるので、通信
中の呼が操作者の発信による場合、通信中着信に応答し
て、該通信中の相手に不快な思いをさせることを防ぐこ
とができる。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例を適用した電話機の概略ブ
ロック図である。同図に於て、1は電話機、2はISDNに
接続される通信回線、3はドライバ・レシーバである。
4はチャネル多重分離回路であって、通信回線からの信
号を所謂Bチャネル(通話用チャネル)とDチャネル
(制御用チャネル)とに分離し、逆に電話機1から通信
回線2へのBチャネルとDチャネルとを多重するもので
ある。5はBチャネル信号線、6はDチャネル信号線、
7はCODEC(coder−decoderの略語)であって、Bチャ
ネル(通話用チャネル)上の音声デジタル信号をアナロ
グ信号に変換し、送受話器8からの音声アナログ信号を
デジタル信号に変換するものである。9はCPU、10はCPU
9により書込み・読出しが行われるメモリ、11はCODEC7
に設けられた音源、12はスピーカ、13はキー入力部、14
は液晶・LED等の表示部である。
通常、通信回線2はISDNの場合は2本のBチャネル
(通話用チャネル)を有する。しかし、これに接続され
ている本実施例の電話機は第1図に示すように単一のB
チャネルのみを使用する構成となっている。電話機1の
使用者が通信回線2を介して図示しない相手と通話中で
あるとする。該通話相手と異なる第三者が電話機1を呼
び出すと、ISDNの図示しない局交換機は空きのBチャネ
ルがあるため電話機1を呼び出すメッセージをDチャネ
ルを介して送ってくる。CPU9がドライバ・レシーバ3、
チャネル多重分離回路4、Dチャネル信号線6を通して
これを受信すると、唯一のBチャネルを通話で使用中で
あるため、音源11を起動し、スピーカ12より通話中着信
音を発する。電話機1の操作者は送受話器8で通話中に
該通話中着信音をスピーカより聞く。第2図のフローチ
ャートでは、キー入力部13より該通話中着信音の鳴動を
実行するか否かが指定入力されている。通信回線2より
電話機1へ呼出しメッセージがあると、CPU9はドライバ
・レシーバ3、チャネル多重分離回路4、Dチャネル信
号線6を介してこれを受信する(ステップS1)。現在通
話中でなければ(ステップS2)、音源11からの通常着信
音信号をスピーカ12に送出して着信音を鳴動させ(ステ
ップS3)、オフフック等の応答を検出したら(ステップ
S4)、通信回線2へDチャネル信号線6、チャネル多重
分離回路4、ドライバ・レシーバ3を介して応答メッセ
ージを送出する(ステップS5)。以後図示しない通話相
手と電話機1の使用者との間で、通信回線2、ドライバ
・レシーバ3、チャネル多重分離回路4、CODEC7、送受
話器8を介して通話が行なわれる。
一方、ステップS2において現在通話中であれば、メモ
リ10の内容を読み出し(ステップS6)、予め指定入力さ
れた内容が通話中着信音鳴動を指定するものかまたは許
可しないものかを判断する(ステップS7)。通話中着信
音鳴動を許可しない指定になっていれば、ステップS1の
着信に対して応答を拒否するメッセージを通信回線2へ
送出する(ステップS8)。
一方、ステップS7において通話中着信鳴動を指定して
いれば、音源11内の通常着信音とは異なる通話中着信の
信号をスピーカ12へ送出して通話中着信音を鳴動させ
(ステップS9)、通話中着信に応答する為の所定のキー
入力を検出したら(ステップS10)、通信回線2へ現在
通話中の呼を切断するメッセージを送出する(ステップ
S11)と共に、通話中着信に対する対応メッセージを送
出する(ステップS12)。
第3図は他の電話機の概略ブロック図であり、この電
話機では通話用(通信用)BチャネルB1,B2を夫々通話
用及びデータ通信用として用いるものである。同図に於
て第1図と同一の構成要素には同一符号を付してその説
明は省略する。15は速度整合回路であって、外部のデー
タ端末装置17における処理速度、及びB2チャネルの信号
速度(一般には64Kbps)を変換して両者を整合させるも
のである。16はRS232C等のインタフェース用ドライバ・
レシーバ、18は通話用に割り当てられたB1チャネル信号
線、19はデータ通信用に割り当てられたB2チャネル信号
線である。
第4図は第3図の電話機の動作を示すフローチャート
である。即ち、通信回線2より電話機20へ呼出しメッセ
ージがあると、第2図のステップS1と同様に、CPU9はド
ライバ・レシーバ3、チャネル多重分離回路4、Dチャ
ネル信号線6を介して該呼出しメッセージを受信する
(ステップS13)。次に、該呼出しメッセージが通話を
要求するものかまたはデータ通信を要求するものである
かを識別し(LLC:低位レイヤ整合性)(ステップS1
4)、通話を要求するものであれば第2図のステップS2
以降と同じルーチンへ進む(ステップS2〜S12)。一
方、ステップS14においてデータ通信を要求するもので
あれば、データ端末装置17が通信中であれば(ステップ
S15)、着信拒否メッセージを通信回線2へ送出し(ス
テップS8)、通信中でなければ(ステップS15)、通信
回線2へ応答メッセージを送出する(ステップS16)と
共にデータ端末装置17を起動して(ステップS17)、通
信回線2、ドライバ・レシーバ3、チャネル多重分離回
路4、速度変換回路15、RS232C、ドライバ・レシーバ16
を介してB2チャネル19でデータ通信を行なう。
次に、本発明の実施例を説明する。本実施例は第1図
のものと同じ構成の電話機に適用されるものであり、以
下、本実施例を第1図を参照して説明する。
本実施例の特徴とするところは、通話中の呼が当該電
話機の操作者からの発信により生じた呼である場合、該
通話中着信音の鳴動を実行しないことにある。CPU9は当
該電話機の発信により呼を生じた場合、そのことをメモ
リ10に記憶しておく。第5図は本実施例を実施する手順
を示すフローチャートである。通信回線2より電話機1
へ呼出しメッセージがあると、CPU9はドライバ・レシー
バ3、チャネル多重分離回路4、Dチャネル信号線6を
介してこれを受信する(ステップS21)。現在通話中で
なければ(ステップS22)、音源11からの通常着信音信
号をスピーカ12に送出して着信音を鳴動させ(ステップ
S23)、オフフック等の応答を検出したら(ステップS2
4)、通信回線2へDチャネル信号線6、チャネル多重
分離回路4、ドライバ・レシーバ3を介して応答メッセ
ージを送出する(ステップS25)。
一方、図示しない通話相手と電話機1の使用者との間
で通信回線2、ドライバ・レシーバ3、チャネル多重分
離回路4、CODEC7、送受話器8を介して現在通話中であ
れば(ステップS22)、メモリ10を読み出し(ステップS
26)、該通話中呼が電話機1から発信したものであるか
否かを判断する(ステップS27)。発信による呼でなけ
れば、音源11からの通常着信音信号によりスピーカ12へ
通話中着信音を鳴動させ(ステップS28)、この際必要
により同時に表示部14へ通話中着信のあることを表示さ
せる。該通話中着信音に応答するための所定のキー入力
をキー入力部13より検出した場合(ステップS29)、該
通話中呼に対する切断信号を通信回線2へ送出する(ス
テップS30)と共に通話中着信に対する応答信号を通信
回線2へ送出する(ステップS31)。一方、ステップS27
に於て該通話中呼が電話機1からの発信により生じた呼
であると判断したときは、通信回線2に通話中着信拒否
信号を送出し(ステップS32)、通話中着信音を鳴動さ
せること及び必要により通話中着信を表示部14に表示さ
せることを禁止する。
第6図は本発明の別の実施例を適用した電話機25の概
略ブロック図であり、この電話機は通話用チャネルとし
てB1チャネル21及びB2チャネル22の2本を有するもので
ある。同図において、第1図と同一機能を有する部分に
は同一符号を付してその説明を省略する。第6図におい
て、23はB1チャネル21とコーデック7又は音源11を切替
え接続するスイッチ、24はB2チャネル22とコーデック7
または音源1を切替え接続するスイッチであり、何れも
CPU9の制御により切替えられるものである。
第7図は本実施例を実施する手順を示すフローチャー
トである。第5図と同一のステップには同一ステップ番
号を付してその説明は省略する。第7図においては、ス
テップS22に於て通話中である場合、B1チャネル21を用
いているものとし、所定キー入力等により通話中着信に
応答する場合、通話中の呼を切断するのではなく、通話
中の相手に即ちB1チャネルへ音源11より保留音を送出し
て暫く待たせ(ステップS33)、B2チャネル22を用いて
新たな着信の相手と通話を始めるものである(ステップ
S34)。
そして、新たな着信の相手との通話が終了すると、電
話機25の操作者はキー入力部13より所定のキー操作を行
う。
CPU9は通話中着信に対する応答中に所定キー操作がな
されたことを検出すると、B2チャネルによる通話に対し
て、切断信号を送出し、B1チャネルへの保留音送出を停
止して、B1チャネルによる通話を再開する。
又、以上の実施例はデジタル電話機を例にあげて説明
したが、本発明はデジタル回線を収容可能なボタン電話
装置に応用することもできる。この場合は、主装置が上
記の制御を行うようにすればよい。
第8図はPBXの概略ブロック図であり、同図において
第13図と同一部分または相当部分には同一符号を付して
ある。第8図において、31はISDN、32はPBX、33,34は内
線端末(ISDN端末)、35はISDN局線、36はISDN曲線イン
ターフェース回路(BRT)、37は制御線、38は中央処理
装置、39,40はISDN内線インタフェース(BRI)、41は時
分割スイッチ、42は各内線番号毎の着信通知する発番号
を記憶する発番号テーブル、各内線端末毎の着信通知モ
ードを記憶するモードテーブル、交換プログラム等を蓄
積する主メモリ(MM)、43は着信通知する発番号をコマ
ンド登録したり、着信番号モードをコマンド登録した
り、PBX32に必要なデータをコマンド登録したりするた
めの保守コンソール(MC)、44は着信通知しない相手に
音声により応答する音声応答装置(VM)である。
第8図において、各内線端末毎の着信通知モードはMC
43からコマンド投入することによりMM42内のモードテー
ブルに書き込まれる。該モードテーブルを第10図に示
す。第10図において、着信通知モードの0は通常着信通
知を表わし、ISDN31から該当する内線端末への通話中の
着信は全てその内線端末に通知することを意味し、1は
特定着信通知を表わし、ISDN31から該当する内線端末へ
の通話中の着信は特定の発番号の相手からの着信のみに
ついて着信通知し、それ以外のものはISDN31に対して着
信拒否の動作を行なうか、またはVM44が音声により応答
する。応答着信通知の特定の発番号の相手とは第9図に
示すような発番号テーブルから索引できる発番号の相手
である。発番号のテーブルへの発番号の登録はMC43から
コマンド投入することにより行なわれる。
内線端末33と内線端末34が通話中にISDN31から内線端
末33宛に着信があると、ISDN局線35のDチャネルを介し
てSETUP(呼設定)メッセージが送られてくる。PBX32は
該SETUPメッセージをBRT36で受信し、BRT36はSETUPメッ
セージを受信したことを制御線37を介してCC38に通知す
る。CC38はSETUPメッセージに含まれる情報要素のデー
タから着信すべき内線端末が通話中の内線端末33である
ことを知る。CC38はMM42内のモードテーブル(第10図)
から内線端末33の着信通知モードを読み取り、通常着信
通知の場合には従来例の第14図で示すようなシーケンス
で内線端末33に着信通知し、CR1の呼が終了後CR2の通話
を始める。
着信通知モードが特定着信通知の場合、CC38はMM42内
の発番号テーブルから内線端末33の登録データの中に前
記着信の発番号と一致するものがあるかどうかをチェッ
クして、一致するものがある場合には従来例の第14図で
示すようなシーケンスで内線端末33に着信通知し、CR1
の呼が終了後CR2の通話を始める。
一致するものがない場合には、第11図に示すようにRE
D COMP(解放完了)メッセージをISDN31へ送り出し、呼
(CR2)を解放する。また、第12図に示すように、ALERT
(呼出)メッセージ送出後一定時間が経過してから音声
応答装置(VM)44によりCONN(応答)メッセージを送出
することにより前記着呼(CR2)に応答する。CC39はTSW
41を制御してVM44と前記着呼(CR2)の情報チャネルを
接続し、VM44を制御して音声メッセージを流し、音声応
答を行なう。音声応答メッセージは、例えば、「只今電
話中です。ピーという音が鳴ったら御用件を御話し下さ
い」というようなものとする。音声応答メッセージを聞
いて用件を話した相手端末の発信者は、その呼を切断す
る。相手端末が切断すると、ISDN31はPBX32にDISC(切
断)メッセージを送信する。DISCメッセージを受信した
PBX32は呼を解放するためRED(解放)メッセージをISDN
31に送信する。RELメッセージを受信したISDN31はREL C
OMP(解放完了)メッセージをPBX32に送信し、呼を解放
する。PBX32はREL COMPメッセージを受信すると呼(CR
2)を解放する。
上記説明において発番号テーブル、モードテーブルは
MM42に設けることとしたが、BRI39,40若しくはBRT36内
のメモリに蓄積してもよい。また、発番号、着信通知モ
ードの登録はMC43により行なうこととしたが、内線端末
33,34により行なう方式でもよい。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、通信中の呼が
操作者の発信による場合、自分から発信したにもかかわ
らず通信中着信に応答して、該通信中の相手に不快な思
いをさせることを防ぐことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を適用した電話機の概略ブロ
ック図、第2図はキー入力部13より通話中着信音の鳴動
を実行するか否かが予め指定入力されている場合の手順
を示すフローチャート、第3図は他の電話機の概略ブロ
ック図、第4図は第3図の電話機の動作を示すためのフ
ローチャート、第5図は本発明の一実施例の実施手順を
示すフローチャート、第6図は本発明を適用した他の電
話機の概略ブロック図、第7図は該他の実施例の実施手
順を示すフローチャート、第8図はPBXの概略ブロック
図、第9図は第8図のPBXにおける発番号テーブルを示
すテーブル図、第10図は第8図のPBXにおけるモードテ
ーブルを示すテーブル図、第11図および第12図は第8図
のPBXにおけるメッセージシーケンス図、第13図は従来
方法を適用したPBXの概略ブロック図、第14図は従来方
法を説明するためのメッセージシーケンス図である。 1……電話機、2……通信回線、3……ドライバ・レシ
ーバ、4……チャネル多重分離回路、5……Bチャネル
信号線、6……Dチャネル信号線、7……CODEC、8…
…送受話器、9……CPU、10……メモリ、11……音源、1
2……スピーカ、13……キー入力部、14……表示部。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 1/00 H04M 1/24 H04M 1/58 - 1/62 H04M 1/66 - 1/78 H04M 3/42 - 3/58 H04M 11/00 - 11/10 H04Q 3/58 - 3/62

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信中の着信を通知する通知手段を有する
    電話装置において、通信中の呼が当該電話装置からの発
    信により生じた呼であるか否かを判断する判断手段を有
    し、前記通知手段は、前記判断手段による判断の結果に
    従って通信中着信を通知することを特徴とする電話装
    置。
  2. 【請求項2】前記通知手段により通信中着信を通知しな
    い場合に、該通信中着信への応答を拒否する拒否手段を
    更に有することを特徴とする請求項1記載の電話装置。
  3. 【請求項3】前記通知手段により通知された通信中着信
    に応答する場合に、前記通信中の呼を切断する切断手段
    を更に有することを特徴とする請求項1記載の電話装
    置。
  4. 【請求項4】前記通知手段により通知された通信中着信
    に応答する場合に、前記通信中の相手を保留する保留手
    段を更に有することを特徴とする請求項1記載の電話装
    置。
  5. 【請求項5】着信時に、既に通信中である場合には、前
    記着信時に既に行われている通信が当該電話機からの発
    信であるか否かを判断し、その判断の結果に従って通信
    中着信の通知を行うことを特徴とする通信中着信通知方
    法。
  6. 【請求項6】前記通信中着信を通知しない場合に、該通
    信中着信への応答を拒否することを特徴とする請求項5
    記載の通信中着信通知方法。
  7. 【請求項7】前記通知された通信中着信に応答する場合
    に、前記通信中の呼を切断することを特徴とする請求項
    5記載の通信中着信通知方法。
  8. 【請求項8】前記通知された通信中着信に応答する場合
    に、前記通信中の相手を保留することを特徴とする請求
    項5記載の通信中着信通知方法。
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