JP2806485B2 - ブロー成形品のブラケット形成装置 - Google Patents

ブロー成形品のブラケット形成装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、ブロー成形品のブラケット形成装置に係わ
り、特に、型のキャビティ面からキャビティ内に進退自
在に挟持具によりパリソンの一部を挟持してブラケット
を形成するものに関する。
(従来の技術) 従来のブロー成形品のブラケット形成装置としては、
たとえば特開昭64−55221号公報に記載のものが知られ
ている。この公報に記載の装置では、ブロー成形用の型
に組付けられる円筒形状のケース内に、パリソンの一部
を挟持してブラケットを形成するための挟持具を設けて
いる。この挟持具は、支軸により回動開閉自在に連結さ
れた一対のアーム体と、これらアーム体の先端部にそれ
ぞれ軸着されたチャック体とにより構成されている。そ
して、これらチャック体を挟持動作させるワイヤからな
る展張手段および上記支軸と、この支軸を介して挟持具
をケースの軸方向へ前後動させるエアシリンダ機構とが
ケース内に並列に配置されており、挟持具がパリソンに
対向するケースの中心軸から偏って位置した構造になっ
ている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上記従来の構造では、成形品にブラケット
を形成する角度を偏向するために、ケースを回動させた
とすると、挟持具の角度が変わるばかりでなく、この挟
持具がケースの中心軸を中心として公転するため、挟持
具の位置まで変わってしまう問題がある。
そこで、挟持具がケースの中心軸上に位置するよう
に、このケース内に挟持具を設置することが考えられる
が、このようにすると、上述のように展張手段および支
軸とエアシリンダ機構とがケース内に並列して位置して
いるので、このケースが不必要に大型化してしまう。
本発明は、上述のような問題点を解決しようとするも
ので、ブロー成形品にブラケットを形成する位置を変え
ることなく、このブラケットの角度を任意に設定するこ
とができるとともに、小型にできるブロー成形品のブラ
ケット形成装置を提供することを目的とするものであ
る。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、前記目的を達成するために、ブロー成形用
の型1のキャビティ面からキャビティ2内に進退自在に
設けられパリソン6の一部を挟持してブラケット8a,8b,
8c,8dを形成する挟持具21,61と、この挟持具21,61を進
退させるシリンダ機構23,63とを備えたブロー成形品の
ブラケット形成装置において、上記挟持具21,61をこの
挟持具21,61の進退方向と同一方向に延在する中心軸を
中心に回動自在に形成するとともに、この挟持具21,61
の中心軸と同軸上に上記シリンダ機構23,63を配置した
ものである。
(作用) 本発明のブロー成形品のブラケット形成装置では、ブ
ロー成形品7にブラケット8a,8b,8c,8dを形成すると
き、挟持具21,61の進退方向と同一方向に延在する中心
軸と同軸上に配置されたシリンダ機構23,63により、成
形用の型1のキャビティ面からキャビティ2内へ挟持具
21,61を前進させて、この挟持具21,61によりキャビティ
2内のパリソン6の一部を挟持した後、挟持具21,61を
キャビティ面まで再び後退させ、この状態でブロー成形
を行なう。こうして、挟持具21,61により挟持された部
分で成形品7にブラケット8a,8b,8c,8dが形成される。
その後、挟持具21,61は、シリンダ機構23,63によりキャ
ビティ2内へ前進させるとともに、開いて成形品7のブ
ラケット8a,8b,8c,8dから離した後、キャビティ2内か
ら再び後退させる。このようなブラケット8a,8b,8c,8d
の形成にあたって、ブラケット8a,8b,8c,8dの角度を設
定するには、挟持具21,61をその中心軸を中心に回動さ
せればよく、これにより、ブラケット8a,8b,8c,8dが形
成される位置は一定のまま、ブラケット8a,8b,8c,8dの
角度が任意に設定される。
(実施例) 以下、本発明のブロー成形品のブラケット形成装置の
第1実施例について、第1図ないし第10図を参照しなが
ら説明する。
第1図および第4図において、1はブロー成形用の金
型、2はこの金型1のキャビティ、3はこのキャビティ
2への空気吹込み用のノズル取付部である。なお、金型
1は一対あるが、図面では一方のみを図示してある。ま
た、第5図ないし第10図において、6はパリソン、7は
このパリソンをブロー成形してなる中空な成形品、8a,8
bはこのブロー成形品7に形成されるブラケットであ
る。
また、特に第1図に示すように、前記金型1には、キ
ャビティ2に臨ませて円柱形状の取付孔10が貫通形成さ
れている。そして、この取付孔10内には、ブラケット形
成装置のケース11が取付孔10の中心軸を中心として回動
可能に嵌合されている。このケース11は円筒形状になっ
ていて、両端の開口面がケースキャップ12,13によりそ
れぞれ塞がれている。そのうち一方のケースキャップ12
の正面は、キャビティ面すなわちキャビティ2の表面の
一部をなしている。また、上記ケース11の内周両側には
ガイド溝14がそれぞれ形成されている。さらに、上記ケ
ースキャップ12,13の中央部には通孔15,16がそれぞれ形
成されている。なお、以下の説明においては、ケース11
の軸方向を前後方向とし、一方のケースキャップ12側を
前側とする。
そして、上記ケース11には、上記キャビティ面からキ
ャビティ2内に進退しパリソン6の一部を挟持してブラ
ケット8a,8bを形成する挟持具21と、この挟持具21を開
閉させる開閉用シリンダ機構22と、上記挟持具21を前後
に進退させる進退用シリンダ機構23とが設けられてい
る。
この進退用シリンダ機構23は、本体部が後側のケース
キャップ13の背面に固定されているとともに、上記ケー
ス11の中心軸上で進退する回り止めされたロッド24がケ
ースキャップ13の通孔16を介してケース11内に突出され
ている。また、上記開閉用シリンダ機構22は、本体部が
上記進退用シリンダ機構23のロッド24の先端部に固定さ
れているとともに、上記ケース11の中心軸上で進退する
ロッド25を有している。
さらに、上記挟持具21は、支軸26により互いに回動開
閉自在に連結された一対のチャック体27からなってお
り、上記前側のケースキャップ12の通孔15に挿通されて
いる。上記支軸26の両端部は、回動自在のボールベアリ
ングからなるころ28を介して、上記ケース11内の両側の
ガイド溝14内にそれぞれ挿入されている。
また、上記ケース11内に位置する開閉用シリンダ機構
22のロッド25にほぼコ字形状の第1のリンク29が固定さ
れている。そして、第2図に示すように、このリンク29
の両先端部に一対の第2のリンク30の一端側が支軸31に
よりそれぞれ回動自在に支持されており、これら第2の
リンク30の他端側が上記両チャック体27の後部に支軸32
によりそれぞれ回動自在に連結されている。
なお、開閉用シリンダ機構22のロッド25が挟持具21を
開閉するために進退するとき、このロッド25およびリン
ク29,30の運動は、挟持具21の支軸26の進退には影響し
ないようになっている。この開閉用シリンダ機構22のロ
ッド25の進退時における挟持具21の支軸26の進退を防止
するためには、その一例として、開閉用シリンダ機構22
の本体部に固定したアーム(図示せず)に挟持具21の支
軸26を軸支するなどの進退止めをケース11に設けてもよ
い。
そして、以上の説明から明らかなように、両シリンダ
装置22,23と挟持具21とは、ケース11の中心軸上に一列
に並べて配置されている。また、ケース11を回動させる
ことにより、挟持具21はこの挟持具21の進退方向と同一
方向に延在する中心軸を中心に回動させられるようにな
っている。
つぎに、上記の装置の動作について説明する。
ブロー成形にあたっては、パリソン6が成形機から一
対の金型1間に下降した後、この金型1が前進して型締
が行なわれ、この金型1のキャビティ2内にパリソン6
が収納される。このとき、進退用シリンダ機構23の駆動
により、そのロッド24とともに挟持具21が前進し、この
挟持具21がキャビティ2内に突出してパリソン6に接近
し、開口準備をとる。なお、それに伴い、ガイド溝14に
沿ってころ28も前進するが、第1図に鎖線で示すよう
に、これらころ28がケースキャップ12に当たるまで、挟
持具21が前進することになる。
ついで、第5図に示すように、開閉用シリンダ機構22
の駆動により、そのロッド25とともに第1のリンク29が
前方へ押し出される。このとき、ころ28のケースキャッ
プ12への当接により挟持具21の支軸26は前進できない。
そのため、第2のリンク30が支軸31を中心として後方へ
倒れるとともに、これら第2のリンク30が支軸32を中心
として両チャック体27に対して回動しつつ、これら両チ
ャック体27の後部が互いに引き寄せられる。これによ
り、キャビティ2内に位置している挟持具21の前部が開
き、その両チャック体27がケースキャップ12の通孔15の
周面に当接する。この状態で,両チャック体27の前側先
端がパリソン6に食い込む。
この状態から、第6図に示すように、開閉用シリンダ
機構22が再び作動して、そのロッド25および第1のリン
ク29が後退する。このとき、当初両チャック体27が通孔
15の周面に当接しているので挟持具21の支軸26は後退で
きない。そのため、上記と逆に、第2のリンク30が支軸
31を中心として前方へ立ち上がり、両チャック体27の後
部が互いに引き離される。したがって、挟持具21の前部
が閉じ、この挟持具21の前部によりパリソン6の一部が
挟み込まれる。
ついで、第7図に示すように、進退用シリンダ機構23
が作動して、そのロッド24とともに挟持具21が後退し、
この挟持具21全体がケース11内に収まって、挟持具21の
正面がキャビティ面に一致する状態になる。この状態
で、パリソン6内に空気が吸込まれて、ブロー成形が行
なわれ、成形品7ができる。
ブロー成形が終了すると、型開が行なわれると同時
に、第8図に示すように、進退用シリンダ機構23が作動
して、そのロッド24とともに挟持具21が前進する。さら
に、開閉用シリンダ機構22が作動して、そのロッド25が
前進し、これにより、挟持具21が開いて成形品7のブラ
ケット8aから離れる。
こうして、挟持具21によりつかまれていた部分で成形
品7にブラケット8aが形成される。
なお、その後、シリンダ機構22,23により、挟持具21
は、再び閉じるとともに、キャビティ2内から後退す
る。
このようなブロー成形品7におけるブラケット8a,8b
の形成にあたっては、金型1に対しケース11をその中心
軸を中心として回動させることにより、第9図および第
10図に示すように、形成されるブラケット8a,8bの角度
を任意に選定することができる。すなわち、ケース11を
回動させると、このケース11とともに挟持具21が回動し
て、この挟持具21の一対のチャック体27の配列方向が任
意に変り、ブラケット8a,8bの角度が任意に変わること
になる。このとき、挟持具21がケース11と同心的に位置
しているので、ケース21の回動に伴って、挟持具21はこ
の挟持具21の進退方向と同一方向に延在する中心軸を中
心として回動することになる。したがって、挟持具21が
回動しても、その位置は変わらず、成形品7において一
定の位置にブラケット8a,8bが形成されることになる。
すなわち、ブロー成形品7にブラケット8a,8bを形成す
る位置を変えることなく、このブラケット8a,8bの角度
を任意に設定することができる。
また、上記構成によれば、挟持具21とシリンダ機構2
2,23とを同軸上に配列したので、ケース11を細くするこ
とができ、小型にできる。
第11図は本発明の第2実施例を示すものであるが、こ
の実施例では、挟持具21の両チャック体27におけるブラ
ケット8cを形成する部分に、挟持具21が閉じたとき互い
に嵌合する凸部36と凹部37とをそれぞれ設けている。こ
れらの凸部36と凹部37とにより、ブラケット8cの形成と
同時に、このブラケット8cに第12図に示すような孔部38
を形成することができ、ブラケット8cに孔部38が必要な
場合でも、2次加工による孔開けを不要にできる。
第13図は本発明の第3実施例を示すものであるが、こ
の実施例では、挟持具21の両チャック体27におけるブラ
ケット8dを形成する部分に、その全幅に渡って、挟持具
21が閉じたとき互いに近接対向する突条41を設けてい
る。これらの突条41により、ブラケット8dの形成と同時
に、このブラケット8dに第14図に示すような薄肉ヒンジ
部42を形成することができる。もちろん、1つのブラケ
ット8dに複数の薄肉ヒンジ部42を形成することもでき
る。こうして、ブラケット8dに薄肉ヒンジ部42を設ける
ことにより、ブラケット8dの変形の自由度を増すことが
できる。
つぎに、本発明の第4実施例を第15図および第16図に
基づいて説明する。なお、先の実施例と対応する部分に
は、同一符号を付して、その説明を省略する。
この実施例では、ケース11を設けておらず、金型1に
そのキャビティ2に臨ませて貫通形成された円柱形状の
収納孔50内に、挟持具21と開閉用シリンダ機構22とが直
接収納されている。また、上記金型1におけるキャビテ
ィ2と反対側の背面に背面板51がボルト52などにより固
定されているが、この背面板51の背面に進退用シリンダ
機構23の本体部が取付けられており、上記背面板51に貫
通された進退用シリンダ機構23のロッド24の先端に開閉
用シリンダ機構22の本体部が固定されている。そして、
上記背面板51に対し、進退用シリンダ機構23はロッド24
の進退方向と同一方向に延在する中心軸を中心として回
動可能になっている。これにより、上記進退用シリンダ
機構23とともに、この進退用シリンダ機構23と同軸上に
配置された開閉用シリンダ機構22および挟持具21がその
中心軸を中心として回動可能になっている。
なお、先の実施例と同様に、開閉用シリンダ機構22の
ロッド25の進退時における挟持具21の支軸26の進退を防
止するために、開閉用シリンダ機構22に固定したアーム
(図示せず)に挟持具21の支軸26を軸支するなどしても
よい。
この第4実施例の装置において、成形時における挟持
具21の進退および開閉工程は先の実施例と同様である。
ただし、開閉用シリンダ機構22のロッド25の前進時に挟
持具21の前部が閉じ、開閉用シリンダ機構22のロッド25
の後退時に挟持具21の前部が開く。
そして、ブロー成形品の成形にあたって、進退用シリ
ンダ機構23を回動させて、挟持具21をその中心軸を中心
として回動させれば、ブロー成形品にブラケットを形成
する位置を変えることなく、このブラケットの角度を任
意に設定することができる。
つぎに、本発明の第5実施例を第17図ないし第19図に
基づいて説明する。
この実施例においても、先の第4実施例と同様に、金
型1にそのキャビティ2に臨ませて貫通形成された円柱
形状の収納孔60内に、挟持具61とシリンダ機構62,63と
が直接収納されている。また、上記金型1におけるキャ
ビティ2と反対側の背面に背面板64が取付けられている
が、この背面板64の前面に上記シリンダ機構62,63の本
体部が固定されている。ここで、進退用シリンダ機構63
は収納孔60の中心軸上に位置しており、一対の開閉用シ
リンダ機構62が収納孔60の周辺部に位置している。
そして、上記進退用シリンダ機構63のロッド65の先端
にコ字形状のリンク66が固定されており、このリンク66
の先端部に挟持具61の一対のチャック体67が支軸68によ
り回動開閉自在に支持されている。また、この支軸68の
両端部にはころ収容ケース69がそれぞれ固定されてお
り、これらころ収容ケース69内にボール状の進退用ころ
70がそれぞれ回動自在に支持されている。そして、これ
ら進退用ころ70が上記収納孔60の周面にそれぞれ転動自
在に接触されている。なお、上記挟持具61の両チャック
体67の後部には、この挟持具61の前部が閉じたとき開く
受け部71がそれぞれ形成されている。
また、上記両開閉用シリンダ機構62のロッド72の先端
にはほぼコ字形状のリンク73がそれぞれ固定されてい
る。そして、これらリンク73の先端部に、ころ収容ケー
ス74に収容されたボール状の開閉用ころ75がそれぞれ支
軸76により回動自在に支持されており、これら開閉用こ
ろ75が上記収納孔60の周面と両チャック体67の両側面と
にそれぞれ転動自在に接触されている。
さらに、上記背面板64は、収納孔60の中心軸を中心と
して回動可能になっている。したがって、この背面板64
を回動させることによって、上記進退用シリンダ機構63
およびこれと同軸上に配置された挟持具61とをこの挟持
具61の進退方向に延在する中心軸を中心として回動させ
られるようになっている。また、上記両進退用ころ70お
よび両開閉用ころ75は、それぞれ収納孔60の中心軸につ
いて対称に位置していて、背面板64が回動しても収納孔
60の周面に接触し続けるようになっている。
この第5実施例の装置においても、成形時における挟
持具61の進退および開閉工程は先の実施例と同様であ
る。
このとき、第17図に実線で示すように、すべてのシリ
ンダ機構62,63のロッド65,72が後退した状態において
は、挟持具61が後退しているとともに、この挟持具61の
前部が閉じている。この状態から、進退用シリンダ機構
63のロッド65を前進させると、進退用ころ70が収納孔60
の周面上を軸方向へ転動しながら、挟持具61が前進す
る。それに伴って、両開閉用ころ75が挟持具61の両チャ
ック体67の受け部71を相対的に後方へ押すので、同図に
鎖線で、また、第18図に実線で示すように、これら受け
部71が閉じるように両チャック体67が支軸68を中心とし
て回動し、キャビティ2内に突出した挟持具61の前部が
開く。
つぎに、第18図に鎖線で示すように、両開閉用シリン
ダ機構62のロッド72を前進させると、両開閉用ころ75が
両チャック体67の開いている前部をそれぞれ前方へ押し
て、これら両チャック体67が逆に回動し、挟持具61の前
部が閉じる。この状態から、進退用シリンダ機構63およ
び両開閉用シリンダ機構62のロッド65,72を後退させれ
ば、挟持具61の前部が閉じたまま、この挟持具61が後退
する。
そして、ブロー成形品の成形にあたって、背面板64を
回動させて、挟持具61をこの挟持具61の進退方向に延在
する中心軸を中心として回動させれば、ブロー成形品に
ブラケットを形成する位置を変えることなく、このブラ
ケットの角度を任意に設定することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、パリソンの一部を挟持してブラケッ
トを形成する挟持具と、この挟持具を進退させるシリン
ダ機構とを備えたブロー成形品のブラケット成形装置に
おいて、挟持具をこの挟持具の進退方向に延在する中心
軸を中心に回動自在に形成するとともに、この挟持具と
同軸上に上記シリンダ機構を配置したので、挟持具を回
動させることにより、ブロー成形品にブラケットを形成
する位置を変えることなく、このブラケットの角度を任
意に設定することができるとともに、装置全体を小型に
できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明のブロー成形品のブラケット形成装置の
第1実施例を示す水平断面図、第2図は同上一部を断面
にした側面図、第3図は同上第2図でIII方向から見た
正面図、第4図は同上金型の斜視図、第5図ないし第8
図は同上作動を示す縦断面図、第9図および第10図は同
上ブロー成形品の斜視図、第11図は本発明の第2実施例
を示す挟持具の一部の断面図、第12図は同上ブロー成形
品の一部の斜視図、第13図は本発明の第3実施例を示す
挟持具の一部の断面図、第14図は同上ブロー成形品の一
部の斜視図、第15図は本発明の第4実施例を示す断面
図、第16図は同上第15図でXVI方向から見た正面図、第1
7図および第18図は本発明の第5実施例を示す断面図、
第19図は同上第17図でXIX方向から見た正面図である。 1……金型、2……キャビティ、6……パリソン、7…
…ブロー成形品、8a,8b,8c,8d……ブラケット、21,61…
…挟持具、23,63……進退用シリンダ機構。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブロー成形用の型のキャビティ面からキャ
    ビティ内に進退自在に設けられパリソンの一部を挟持し
    てブラケットを形成する挟持具と、この挟持具を進退さ
    せるシリンダ機構とを備え、 上記挟持具をこの挟持具の進退方向と同一方向に延在す
    る中心軸を中心に回動自在に形成するとともに、この挟
    持具の中心軸と同軸上に上記シリンダ機構を配置した ことを特徴とするブロー成形品のブラケット形成装置。
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