JP2805580B2 - 車両の蒸発燃料処理装置 - Google Patents

車両の蒸発燃料処理装置

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JP2805580B2 JP31528393A JP31528393A JP2805580B2 JP 2805580 B2 JP2805580 B2 JP 2805580B2 JP 31528393 A JP31528393 A JP 31528393A JP 31528393 A JP31528393 A JP 31528393A JP 2805580 B2 JP2805580 B2 JP 2805580B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料タンクからの蒸発
燃料ガスを吸着する吸着剤がケーシング内に充填されて
成るキャニスタを備える車両の蒸発燃料処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる装置は、たとえば実開昭6
0−100559号公報等により既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような蒸発燃料処
理装置においては、キャニスタ内部の吸着剤の有効利
用、ならびに吸着剤層内での吸着HCの拡散・均一化現
象(マイグレーション)に対応することが要求されてお
り、このため上記従来のものでは、キャニスタのケーシ
ング内の吸着剤充填層内で、上方から下方に向かうにつ
れて蛇行するように蒸発燃料ガスを導くようにしてい
る。ところが、蒸発燃料ガスが上記蛇行により流通方向
を反転することから、吸着剤充填層の流通抵抗が比較的
大きくなり、また吸着剤の充填時には、上方からの充填
作業途中で仕切り板を順次取付けていくことが必要であ
って充填作業能率が優れているとは言い難い。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、キャニスタの吸着剤充填層内での蒸発燃料ガ
スの流通抵抗を比較的小さするとともに、吸着剤の充填
作業を容易とした蒸発燃料処理装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、燃料タンクからの蒸発燃料
ガスを吸着する吸着剤がケーシング内に充填されて成る
キャニスタを備える車両の蒸発燃料処理装置において、
ケーシング内には、該ケーシング内の外周部から周方向
一側に向かうにつれてケーシング内の中央部に至る渦巻
き状の通路を形成する渦巻き状の仕切り板が配設され、
前記通路には吸着剤が充填され、燃料タンクからの蒸発
燃料ガスを導く蒸発燃料導入管が前記通路の一端に接続
され、常時開放状態に在るドレイン管が前記通路の他端
に接続されることを特徴とする。
【0006】また請求項2記載の発明によれば、上記請
求項1記載の発明の構成に加えて、ケーシング内で前記
通路の上、下には上部空気室および下部空気室が形成さ
れ、車両駐車中の燃料タンクからの蒸発燃料ガスを導く
第1蒸発燃料導入管がケーシングの外周側上部で上部空
気室を貫通して通路の一端に開口され、給油時に燃料タ
ンクからの蒸発燃料ガスを導く第2蒸発燃料導入管なら
びにパージガスをキャニスタから導出するパージガス管
が上部空気室に開口され、常時開放状態に在る第1ドレ
イン管がケーシングの中央下部で下部空気室を貫通して
通路の他端に開口され、給油時以外の車両駐車時には閉
鎖されるがそれ以外のときには開放状態となる第2ドレ
イン管が下部空気室に開口される。
【0007】さらに請求項3記載の発明によれば、上記
請求項2記載の発明の構成に加えて、前記通路および上
部空気室の外周部間、ならびに通路および下部空気室の
外周部間には、全周にわたる上部および下部隔板が設け
られ、第1蒸発燃料導入管は上部隔板を貫通して通路の
一端に突入される。
【0008】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例について説
明する。
【0009】図1ないし図8は本発明の第1実施例を示
すものであり、図1は蒸発燃料処理装置全体の構成を示
す図、図2はキャニスタの斜視図、図3は図2の3−3
線断面図、図4は図3の4−4線断面図、図5は図3の
5−5線断面図、図6は図3の6−6線断面図、図7は
給油時の蒸発燃料ガスの流通状態を示すための図3に対
応した断面図、図8はパージガスの流通状態を示すため
の図3に対応した断面図である。
【0010】先ず図1において、車両に搭載された燃料
タンクT内の上部空間には、二方向弁11が介装された
第1蒸発燃料導管12の一端が接続され、第1蒸発燃料
導管12の他端はキャニスタC1 の上部に接続される。
また燃料タンクTが備える燃料供給管13には、燃料給
油時に開弁する第1開閉弁14を介して第2蒸発燃料導
管15の一端が接続されており、この第2蒸発燃料導管
15の他端もキャニスタC1 の上部に接続される。さら
にキャニスタC1 の上部には、パージガス管16の一端
が接続されており、このパージガス管16の他端は、車
両に搭載された内燃機関Eの吸気通路17におけるスロ
ットル弁18よりも下流側に接続される。
【0011】二方向弁11は、燃料タンクTの内圧が大
気圧よりも所定値を超えて上昇したときに開弁するとと
もに、燃料タンクTの内圧がキャニスタC1 の内圧より
も所定値を超えて低下したときに開弁して燃料タンクT
およびキャニスタC1 間を連通させるものである。また
キャニスタC1 からのパージガスを吸気通路17にパー
ジする際にキャニスタC1 側が負圧になることもある
が、その場合には二方向弁11は閉弁状態に保たれる。
【0012】図2、図3、図4および図5を併せて参照
して、キャニスタC1 は、上下両端を上部端板21およ
び下部端板22でそれぞれ塞がれた円筒状のケーシング
20 1 を備えるものであり、該ケーシング201 内に
は、該ケーシング201 内の外周部から周方向一側に向
かうにつれてケーシング201 内の中央部に至る渦巻き
状の通路231 を形成するために渦巻き状に成形された
仕切り板241 が固定的に配設され、通路231 内には
吸着剤としての活性炭25が充填される。
【0013】ケーシング201 内で通路231 に充填さ
れている活性炭25の層と上部端板21との間には上部
空気室26が形成され、通路231 に充填されている活
性炭の層と下部端板22との間には下部空気室27が形
成される。
【0014】通路231 および上部空気室26の外周部
間にはリング状の上部隔板28が介装されるものであ
り、また通路231 および下部空気室27の外周部間に
はリング状の下部隔板29が介装され、通路231 およ
び下部空気室27の中央部間には円形の下部中央隔板3
0が介装される。而して上部隔板28はケーシング20
1 の内面に着脱可能に固定され、上部隔板28の内周に
は、蒸発燃料ガスの通過を許容するが活性炭25の通過
を阻止する網部材31あるいは格子部材の外周が固着さ
れる。さらに下部隔板29はケーシング201 の内面に
固着され、下部隔板29および下部中央隔板30間にわ
たっては、蒸発燃料ガスの通過を許容するが活性炭25
の通過を阻止する網部材32あるいは格子部材が設けら
れる。すなわち通路231 に充填される活性炭25の層
の大部分は網部材31,32間に挟持されることにな
る。
【0015】第1蒸発燃料導入管12は、ケーシング2
1 における上部端板21の外周部に接続されるもので
あり、上部空気室26および上部隔板28を貫通して通
路231 の一端に突入、開口される。また第2蒸発燃料
導入管15およびパージガス管16は、上部空気室26
に開口するようにして上部端板21に接続される。
【0016】ケーシング201 における下部端板22の
中央部には、常時開放状態にある第1ドレイン管33が
接続されており、この第1ドレイン管33は、下部空気
室27および下部中央隔板30を貫通して通路231
他端に突入、開口される。また前記下部端板22には、
下部空気室27に開口するようにして第2ドレイン管3
4が接続されており、第2ドレイン管34には、図1で
示すように、第2開閉弁35が介装される。而して第2
開閉弁35は、給油時以外の車両駐車時には閉弁状態で
あるが、それ以外のとき、すなわち給油時や車両走行時
には開弁状態となるものである。
【0017】次にこの第1実施例の作用について説明す
ると、車両駐車時には、第2開閉弁35は閉じており、
第1ドレイン管33は常時開放状態にある。したがって
燃料タンクTからの蒸発燃料ガスは第1蒸発燃料導管1
2を介して通路231 の一端に導入され、図5の矢印で
示すように、渦巻き状である通路231 内を中央下部の
第1ドレイン管33側に向けて流通し、該通路231
充填されている活性炭25に順次吸着されていく。この
際、蒸発燃料ガスは流通方向を反転することなく同一方
向で通路231 内を流通するものであり、通路231
の蒸発燃料ガスの流通抵抗を比較的小さく抑えることが
可能であり、キャニスタC1 の小型化を図りつつ、活性
炭25の充分な有効利用を図り、しかもマイグレーショ
ンによる破過防止にも寄与することができる。
【0018】また通路231 を流通する蒸発燃料ガスが
上部あるいは下部空気室26,27に短絡する可能性が
あるが、通路231 の外周部上下に上部および下部隔板
28,29が設けられており、第1ドレイン管33を貫
通させた下部中央隔板30が通路231 の中央下部に設
けられているために、通路231 の一端側に導入さた蒸
発燃料が直ちに上部あるいは下部空気室26,27に短
絡してしまうことが防止される。
【0019】車両停止状態での給油時には、第1および
第2開閉弁14,35が開弁され、給油時に燃料タンク
T内の圧力上昇に伴って第2蒸発燃料導管15からキャ
ニスタC1 内に導入される蒸発燃料ガスは、図7で示す
ように、上部空気室26内で拡散した後、仕切り板24
1 相互間の活性炭25の層を上方から下方へと万遍なく
流通して、活性炭25に順次吸着されていく。したがっ
て給油中には燃料タンクTからの蒸発燃料ガス量が比較
的大量となるにもかかわらず、蒸発燃料ガスの流通面積
を比較的大として流通抵抗を低下させることができる。
【0020】さらに、車両走行時には第1開閉弁14は
閉じているが第2開閉弁35は開弁しており、機関Eの
運転に伴って吸気通路17で発生する負圧に伴って、第
1および第2ドレイン管33,34からキャニスタC1
内に空気が導入され、その空気に伴って活性炭25から
のパージガスが吸気通路17に導かれることになる。こ
の際、第2ドレイン管34から導入される空気は、図8
で示すように、下部空気室27内で拡散し、仕切り板2
1 相互間の活性炭25の層を下方から上方へと万遍な
く流通して、上部空気室26からパージガス管16へと
導かれることになり、パージガスの流通面積を比較的大
として流通抵抗を低下させることができるとともに、活
性炭25の層内にガスの流れに淀みを生じさせる部分を
極力なくして、活性炭25の劣化が部分的に早まること
を防止することができる。
【0021】このようなキャニスタC1 において、通路
231 への活性炭25の充填時には、通路231 の上部
を開放状態としておくことにより、活性炭25を一度に
充填することが可能であり、充填作業が極めて容易とな
り、充填作業能率も向上される。
【0022】また通路231 の幅および長さの比を変更
することにより同じ大きさのキャニスタC1 でも流通抵
抗を自在に変化させてキャニスタC1 の能力を変更する
ことも可能である。
【0023】図9は本発明の第2実施例を示すものであ
り、キャニスタC1 は、上下両端を閉じた横断面四角形
状のケーシング202 を備え、該ケーシング202 内に
は、該ケーシング202 内の外周部から周方向一側に向
かうにつれてケーシング20 2 内の中央部に至る渦巻き
状の通路232 を形成するために渦巻き状の仕切り板2
2 が固定的に配設され、通路232 内に活性炭25が
充填される。
【0024】この第2実施例によっても、ケーシング2
2 、通路232 および仕切り板242 の形状以外の部
分の構成を上記第1実施例と同様にすることにより、上
記第1実施例と同様の効果を奏することができる。
【0025】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0026】たとえばキャニスタを車両走行時および給
油以外の駐車時の蒸発燃料吸着専用とすることも可能で
あり、その場合には、通路231 ,232 の通路抵抗を
極力小さくするように仕切り板241 ,242 の形状を
選べばよく、しかも上部および下部空気室26,27を
省略することができる。
【0027】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、ケーシング内には、該ケーシング内の外周部から周
方向一側に向かうにつれてケーシング内の中央部に至る
渦巻き状の通路を形成する渦巻き状の仕切り板が配設さ
れ、前記通路には吸着剤が充填され、燃料タンクからの
蒸発燃料ガスを導く蒸発燃料導入管が前記通路の一端に
接続され、常時開放状態に在るドレイン管が前記通路の
他端に接続されるので、蒸発燃料ガスが吸着剤層を流通
する際の流通抵抗を低減することが可能となるととも
に、吸着剤を極めて容易に充填することが可能となる。
【0028】また請求項2記載の発明によれば、上記請
求項1記載の発明の構成に加えて、ケーシング内で前記
通路の上、下には上部空気室および下部空気室が形成さ
れ、車両駐車中の燃料タンクからの蒸発燃料ガスを導く
第1蒸発燃料導入管がケーシングの外周側上部で上部空
気室を貫通して通路の一端に開口され、給油時に燃料タ
ンクからの蒸発燃料ガスを導く第2蒸発燃料導入管なら
びにパージガスをキャニスタから導出するパージガス管
が上部空気室に開口され、常時開放状態に在る第1ドレ
イン管がケーシングの中央下部で下部空気室を貫通して
通路の他端に開口され、給油時以外の車両駐車時には閉
鎖されるがそれ以外のときには開放状態となる第2ドレ
イン管が下部空気室に開口されるので、給油時以外の車
両駐車時における蒸発燃料ガスの流通抵抗を低減するだ
けでなく、給油時に比較的大量にキャニスタに導入され
る蒸発燃料ガスの流通抵抗を低減することが可能であ
り、給油時にキャニスタでの流通抵抗が大となることに
伴って燃料タンク側に及ぼす悪影響を排除することがで
き、しかもパージ時にはパージガスの淀みが生じること
を極力回避して、吸着剤の部分的な劣化が生じることを
防止することができる。
【0029】さらに請求項3記載の発明によれば、上記
請求項2記載の発明の構成に加えて、前記通路および上
部空気室の外周部間、ならびに通路および下部空気室の
外周部間には、全周にわたる上部および下部隔板が設け
られ、第1蒸発燃料導入管は上部隔板を貫通して通路の
一端に突入されるので、通路からの蒸発燃料ガスの上部
およひ下部空気室への短絡を極力抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】蒸発燃料処理装置全体の構成を示す図である。
【図2】キャニスタの斜視図である。
【図3】図2の3−3線断面図である。
【図4】図3の4−4線断面図である。
【図5】図3の5−5線断面図である。
【図6】図3の6−6線断面図である。
【図7】給油時の蒸発燃料ガスの流通状態を示すための
図3に対応した断面図である。
【図8】パージガスの流通状態を示すための図3に対応
した断面図である。
【図9】第2実施例の図5に対応した断面図である。
【符号の説明】
12・・・第1蒸発燃料導管 15・・・第2蒸発燃料導管 16・・・パージガス管 201 ,202 ・・・ケーシング 231 ,232 ・・・通路 241 ,242 ・・・仕切り板 25・・・吸着剤としての活性炭 26・・・上部空気室 27・・・下部空気室 28・・・上部隔板 29・・・下部隔板 33・・・第1ドレイン管 34・・・第2ドレイン管 C1 ,C2 ・・・キャニスタ T・・・燃料タンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 肥田野 耕一 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)発明者 川上 智之 栃木県芳賀郡芳賀町芳賀台143番地 株 式会社ピーエスジー内 (56)参考文献 特開 昭63−179173(JP,A) 特開 昭55−119419(JP,A) 特開 昭57−7224(JP,A) 特開 平7−151021(JP,A) 実開 昭62−84662(JP,U) 実開 昭60−100559(JP,U) 実開 平5−21158(JP,U) 実開 昭63−14858(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02M 25/08 - 25/08 311

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンク(T)からの蒸発燃料ガスを
    吸着する吸着剤(25)がケーシング(201 ,2
    2 )内に充填されて成るキャニスタ(C1 ,C 2 )を
    備える車両の蒸発燃料処理装置において、ケーシング
    (201 ,202 )内には、該ケーシング(201 ,2
    2 )内の外周部から周方向一側に向かうにつれてケー
    シング(201 ,202 )内の中央部に至る渦巻き状の
    通路(231,232 )を形成する渦巻き状の仕切り板
    (241 ,242 )が配設され、前記通路(231 ,2
    2 )には吸着剤(25)が充填され、燃料タンク
    (T)からの蒸発燃料ガスを導く蒸発燃料導入管(1
    2)が前記通路(231 ,232 )の一端に接続され、
    常時開放状態に在るドレイン管(33)が前記通路(2
    1 ,232 )の他端に接続されることを特徴とする車
    両の蒸発燃料処理装置。
  2. 【請求項2】 ケーシング(201 ,202 )内で前記
    通路(231 ,23 2 )の上、下には上部空気室(2
    6)および下部空気室(27)が形成され、車両駐車中
    の燃料タンク(T)からの蒸発燃料ガスを導く第1蒸発
    燃料導入管(12)がケーシング(201 ,202 )の
    外周側上部で上部空気室(26)を貫通して通路(23
    1 ,232 )の一端に開口され、給油時に燃料タンク
    (T)からの蒸発燃料ガスを導く第2蒸発燃料導入管
    (15)ならびにパージガスをキャニスタ(C1
    2 )から導出するパージガス管(16)が上部空気室
    (26)に開口され、常時開放状態に在る第1ドレイン
    管(33)がケーシング(201 ,202 )の中央下部
    で下部空気室(27)を貫通して通路(231 ,2
    2 )の他端に開口され、給油時以外の車両駐車時には
    閉鎖されるがそれ以外のときには開放状態となる第2ド
    レイン管(34)が下部空気室(27)に開口されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の車両の蒸発燃料処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記通路(231 ,232 )および上部
    空気室(26)の外周部間、ならびに通路(231 ,2
    2 )および下部空気室(27)の外周部間には、全周
    にわたる上部および下部隔板(28,29)が設けら
    れ、第1蒸発燃料導入管(12)は上部隔板(28)を
    貫通して通路(231 ,232 )の一端に突入されるこ
    とを特徴とする請求項2記載の車両の蒸発燃料処理装
    置。
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