JP2803546B2 - 同報サービスのスイッチ方式 - Google Patents
同報サービスのスイッチ方式Info
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- JP2803546B2 JP2803546B2 JP33410493A JP33410493A JP2803546B2 JP 2803546 B2 JP2803546 B2 JP 2803546B2 JP 33410493 A JP33410493 A JP 33410493A JP 33410493 A JP33410493 A JP 33410493A JP 2803546 B2 JP2803546 B2 JP 2803546B2
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- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は同報サービスのスイッチ
方式に関し、特にフレームリレー、パケット交換等の複
数の加入者からの通信相手識別用のアドレスを含むフレ
ーム（ＡＴＭセル，パケットを含む）単位のデータを多
重しスイッチングするフレーム多重交換システムにおけ
る同報サービス提供時のスイッチ方式に関する。
方式に関し、特にフレームリレー、パケット交換等の複
数の加入者からの通信相手識別用のアドレスを含むフレ
ーム（ＡＴＭセル，パケットを含む）単位のデータを多
重しスイッチングするフレーム多重交換システムにおけ
る同報サービス提供時のスイッチ方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のシステムにおいて収容し
た複数の加入者間の同報サービスを行う場合、表１に示
したように、同報サービスに加入している加入者（端
末）の数だけフレームのアドレスリソースを使用し同報
フレームを送出した加入者にはそのフレームが戻らない
ようにしている。
た複数の加入者間の同報サービスを行う場合、表１に示
したように、同報サービスに加入している加入者（端
末）の数だけフレームのアドレスリソースを使用し同報
フレームを送出した加入者にはそのフレームが戻らない
ようにしている。
【０００３】
【表１】
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この従来の同報サービ
スのスイッチ方式では、加入者の数だけアドレスリソー
スを使用するためアドレスリソースのパンクが簡単に起
こる。例えば、図３（ａ）に示すようなアドレス拡張を
しない場合のフレームリレーシステムのフレームフォー
マットにおいてアドレスリソースは１０ビット（０〜１
０２３）であり、１０２３の加入者（端末）が加入する
同報接続を１本設定するだけで他の接続はできなくなる
という問題がある。
スのスイッチ方式では、加入者の数だけアドレスリソー
スを使用するためアドレスリソースのパンクが簡単に起
こる。例えば、図３（ａ）に示すようなアドレス拡張を
しない場合のフレームリレーシステムのフレームフォー
マットにおいてアドレスリソースは１０ビット（０〜１
０２３）であり、１０２３の加入者（端末）が加入する
同報接続を１本設定するだけで他の接続はできなくなる
という問題がある。
【０００５】この問題を避けるために、１つのアドレス
リソースで同報サービスを実現しようとすると同報フレ
ームを送出した加入者（端末）にもそのフレームが戻っ
てきてしまう。ところで、自端末が送出したフレームが
戻ってきた場合にそのフレームの用途として考えられる
のはフレームの正常な送受の確認としてしか考えられな
いが、フレームの送受の確認は受信端末からの短いアク
ノリッジのフレームにより確認できるので、送出端末に
とって戻ってくるフレームは不要なフレームとなり、そ
のフレームのために受信確認や廃棄処理を行うことは端
末にとって無駄な処理となる。また、通常の場合、送出
端末に戻されたフレームも課金対象となる。
リソースで同報サービスを実現しようとすると同報フレ
ームを送出した加入者（端末）にもそのフレームが戻っ
てきてしまう。ところで、自端末が送出したフレームが
戻ってきた場合にそのフレームの用途として考えられる
のはフレームの正常な送受の確認としてしか考えられな
いが、フレームの送受の確認は受信端末からの短いアク
ノリッジのフレームにより確認できるので、送出端末に
とって戻ってくるフレームは不要なフレームとなり、そ
のフレームのために受信確認や廃棄処理を行うことは端
末にとって無駄な処理となる。また、通常の場合、送出
端末に戻されたフレームも課金対象となる。
【０００６】したがって、本発明の目的は、１つの同報
グループに対しフレームのアドレス領域のリソースを１
アドレスのみ使用し、かつ同報フレームを送出した加入
者にはそのフレームを戻さずに同報サービスを行うこと
ができる同報サービスのスイッチ方式を提供することに
ある。
グループに対しフレームのアドレス領域のリソースを１
アドレスのみ使用し、かつ同報フレームを送出した加入
者にはそのフレームを戻さずに同報サービスを行うこと
ができる同報サービスのスイッチ方式を提供することに
ある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の加入者
からの通信情報及び通信相手識別用アドレスを含むフレ
ームを多重しスイッチングするシステムの同報グループ
内の加入者間で同報フレームの配信を行う同報サービス
のスイッチ方式において、前記複数の加入者を収容する
交換機に、前記同報グループ内の加入者ごとにユニーク
な番号をあらかじめ割り当てる手段と、前記加入者に対
する同報接続設定時に、前記加入者からのフレームが前
記同報フレームであるかを識別するための同報識別子
と、前記同報フレームの送出元加入者に対応するキャン
セル情報とを設定する手段と、前記加入者からのフレー
ムを受信し、前記同報識別子に基づいてこのフレームが
前記同報フレームであるか判定し、前記同報フレームの
場合は当該加入者に対応する前記ユニークな番号をこの
同報フレームに挿入してスイッチ部へ入力する手段と、
前記スイッチ部でスイッチングされた前記同報フレーム
を同報グループ内の各加入者に送出する際、この同報フ
レームに挿入された前記ユニークな番号を抽出するとと
もに、このユニークな番号により前記キャンセル情報を
参照し対応する前記送出元加入者への当該同報フレーム
の送出をキャンセルする手段とを備えている。
からの通信情報及び通信相手識別用アドレスを含むフレ
ームを多重しスイッチングするシステムの同報グループ
内の加入者間で同報フレームの配信を行う同報サービス
のスイッチ方式において、前記複数の加入者を収容する
交換機に、前記同報グループ内の加入者ごとにユニーク
な番号をあらかじめ割り当てる手段と、前記加入者に対
する同報接続設定時に、前記加入者からのフレームが前
記同報フレームであるかを識別するための同報識別子
と、前記同報フレームの送出元加入者に対応するキャン
セル情報とを設定する手段と、前記加入者からのフレー
ムを受信し、前記同報識別子に基づいてこのフレームが
前記同報フレームであるか判定し、前記同報フレームの
場合は当該加入者に対応する前記ユニークな番号をこの
同報フレームに挿入してスイッチ部へ入力する手段と、
前記スイッチ部でスイッチングされた前記同報フレーム
を同報グループ内の各加入者に送出する際、この同報フ
レームに挿入された前記ユニークな番号を抽出するとと
もに、このユニークな番号により前記キャンセル情報を
参照し対応する前記送出元加入者への当該同報フレーム
の送出をキャンセルする手段とを備えている。
【０００８】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００９】図１は本発明の一実施例を示すブロック構
成図であり、図２に示すシステムに適用される。
成図であり、図２に示すシステムに適用される。
【００１０】図２において、フレームの多重，交換を行
う交換機１００は、加入者回線を収容しフレーム単位で
データを送受信する回線対応部１０３と、複数（ｎ）の
回線対応部１０３のフレームを多重・分離するフレーム
多重部１０２と、複数（ｍ）のフレーム多重部１０２
（図示は１つのみ）間を接続しフレームを交換するスイ
ッチ部１０１とを備えている。各回線対応部１０３に収
容された加入者回線は複数の加入者（端末）を接続する
ためのチャネルを４つ持っており、ルータ１０４がチャ
ネル番号（０〜３）に応じて指定された端末１５０−１
〜１５０−３を接続する。
う交換機１００は、加入者回線を収容しフレーム単位で
データを送受信する回線対応部１０３と、複数（ｎ）の
回線対応部１０３のフレームを多重・分離するフレーム
多重部１０２と、複数（ｍ）のフレーム多重部１０２
（図示は１つのみ）間を接続しフレームを交換するスイ
ッチ部１０１とを備えている。各回線対応部１０３に収
容された加入者回線は複数の加入者（端末）を接続する
ためのチャネルを４つ持っており、ルータ１０４がチャ
ネル番号（０〜３）に応じて指定された端末１５０−１
〜１５０−３を接続する。
【００１１】図１において、各回線対応部１０３は、受
信フレームのチャネル番号４１１及びアドレス４１２か
ら全収容加入者識別用の回線アドレス４１３及び同報フ
レーム識別用の同報識別子（ＩＤ）４１４とを求めるた
めの入力側回線アドレス変換テーブル４１０と、回線ア
ドレス４１３から同報グループ内加入者識別用の同報グ
ループ内識別番号４２１を求めるための入力側同報テー
ブル４２０と、出力すべきフレームの回線アドレス４１
３から接続チャネル判定用のチャネルビットマップ４３
１，アドレス４１２，及び同報ＩＤ４１４を求めるため
の出力側回線アドレス変換テーブル４３０と、同報グル
ープ内識別番号４２１から接続不要チャネル判定用のキ
ャンセル・チャネルビットマップ４４１を求めるための
出力側同報テーブル４４０とを有している。フレーム多
重部１０２は、フレーム送信元回線対応部１０３を示す
回線対応部番号４５１及び回線アドレス４１３からスイ
ッチアドレス４５２を求めるための入力側多重アドレス
変換テーブル４５０と、出力すべきフレームのスイッチ
アドレス４５２から回線対応部ビットマップ４６１及び
回線アドレス４１３を求めるための出力側多重アドレス
変換テーブル４６０とを有している。
信フレームのチャネル番号４１１及びアドレス４１２か
ら全収容加入者識別用の回線アドレス４１３及び同報フ
レーム識別用の同報識別子（ＩＤ）４１４とを求めるた
めの入力側回線アドレス変換テーブル４１０と、回線ア
ドレス４１３から同報グループ内加入者識別用の同報グ
ループ内識別番号４２１を求めるための入力側同報テー
ブル４２０と、出力すべきフレームの回線アドレス４１
３から接続チャネル判定用のチャネルビットマップ４３
１，アドレス４１２，及び同報ＩＤ４１４を求めるため
の出力側回線アドレス変換テーブル４３０と、同報グル
ープ内識別番号４２１から接続不要チャネル判定用のキ
ャンセル・チャネルビットマップ４４１を求めるための
出力側同報テーブル４４０とを有している。フレーム多
重部１０２は、フレーム送信元回線対応部１０３を示す
回線対応部番号４５１及び回線アドレス４１３からスイ
ッチアドレス４５２を求めるための入力側多重アドレス
変換テーブル４５０と、出力すべきフレームのスイッチ
アドレス４５２から回線対応部ビットマップ４６１及び
回線アドレス４１３を求めるための出力側多重アドレス
変換テーブル４６０とを有している。
【００１２】次に動作を説明する。
【００１３】交換機１００の図示していない制御部は、
加入者（端末１０５−１〜１０５−３）の接続を設定す
るとき、回線対応部１０３の入力インタフェース及び出
力インタフェースでそれぞれどのチャネルのどのアドレ
ス（図３のアドレス領域３１０内情報）を使用するか決
め、それが正しくルーティングされるように交換機１０
０内の各部テーブルを設定する。同報接続時には、同報
接続要求加入者に応じて回線対応部１０３の同報ＩＤ４
１４やキャンセル・チャネルビットマップ４４１の設定
も行う。また、同報グループ内の加入者ごとにユニーク
な同報グループ内識別番号４２１もあらかじめ割り当て
ておく。
加入者（端末１０５−１〜１０５−３）の接続を設定す
るとき、回線対応部１０３の入力インタフェース及び出
力インタフェースでそれぞれどのチャネルのどのアドレ
ス（図３のアドレス領域３１０内情報）を使用するか決
め、それが正しくルーティングされるように交換機１０
０内の各部テーブルを設定する。同報接続時には、同報
接続要求加入者に応じて回線対応部１０３の同報ＩＤ４
１４やキャンセル・チャネルビットマップ４４１の設定
も行う。また、同報グループ内の加入者ごとにユニーク
な同報グループ内識別番号４２１もあらかじめ割り当て
ておく。
【００１４】このシステムにおいて通常のフレームが交
換される場合は、加入者（ルータ１０４），回線対応部
（＃０〜＃ｎ）１０３，フレーム多重部１０２，及びス
イッチ部１０１間で伝送されるフレームは図３（ａ）に
示すフォーマットが使用される。このフォーマット上の
アドレス領域３１０は、フレームが伝送される区間に応
じてアドレス情報が変換，設定される。すなわち、加入
者からのフレームが回線対応部１０３の入回線側に入力
されると、回線対応部１０３は入力側回線アドレス変換
テーブル４１０を参照してそのフレームの回線チャネル
番号４１１とアドレス４１２とから回線アドレス４１３
に変換し、フレームをフレーム多重部１０２へ送る。フ
レーム多重部１０２は、入力側多重アドレス変換テーブ
ル４５０を参照してフレーム送出元の回線対応部１０３
の番号４５１と回線アドレス４１３とからスイッチアド
レス４５２に変換し、フレームをスイッチ部１０１へ送
る。スイッチ部１０１でスイッチされたフレームは、フ
レーム多重部１０２で出力側多重アドレス変換テーブル
４６０によりスイッチアドレス４５２から回線アドレス
に変換された後、回線対応部ビットマップ４６１で指定
される回線対応部１０３へ送出され、回線対応部１０３
で出力側回線アドレス変換テーブル４３０により回線ア
ドレス４１３からアドレス４１２に変換された後、チャ
ネルビットマップ４３１で指定されるチャネルを使用し
て加入者側へ送出される。
換される場合は、加入者（ルータ１０４），回線対応部
（＃０〜＃ｎ）１０３，フレーム多重部１０２，及びス
イッチ部１０１間で伝送されるフレームは図３（ａ）に
示すフォーマットが使用される。このフォーマット上の
アドレス領域３１０は、フレームが伝送される区間に応
じてアドレス情報が変換，設定される。すなわち、加入
者からのフレームが回線対応部１０３の入回線側に入力
されると、回線対応部１０３は入力側回線アドレス変換
テーブル４１０を参照してそのフレームの回線チャネル
番号４１１とアドレス４１２とから回線アドレス４１３
に変換し、フレームをフレーム多重部１０２へ送る。フ
レーム多重部１０２は、入力側多重アドレス変換テーブ
ル４５０を参照してフレーム送出元の回線対応部１０３
の番号４５１と回線アドレス４１３とからスイッチアド
レス４５２に変換し、フレームをスイッチ部１０１へ送
る。スイッチ部１０１でスイッチされたフレームは、フ
レーム多重部１０２で出力側多重アドレス変換テーブル
４６０によりスイッチアドレス４５２から回線アドレス
に変換された後、回線対応部ビットマップ４６１で指定
される回線対応部１０３へ送出され、回線対応部１０３
で出力側回線アドレス変換テーブル４３０により回線ア
ドレス４１３からアドレス４１２に変換された後、チャ
ネルビットマップ４３１で指定されるチャネルを使用し
て加入者側へ送出される。
【００１５】次に複数の加入者、すなわち端末１０５−
１〜１０５−３があるアドレスを用いて同報グループを
構成し、端末からフレーム（同報フレーム）が送出され
た場合、交換機１００内の回線対応部１０３，フレーム
多重部１０２，及びスイッチ部１０１間で伝送されるフ
レームは図３（ｂ）に示すフォーマットが使用される。
この場合、上記の通常のフレームと同様のアドレス変換
とともに、回線対応部１０３の入力側アドレス変換テー
ブル４１０の同報ＩＤ４１４により同報サービスと識別
され、入力側同報テーブル４２０の検索により送出元加
入者に対応する同報グループ内識別番号４２１が同報フ
レームの交換機内伝送用のフレームフォーマット上に挿
入された同報グループ内識別番号領域３２０に付与され
る。この場合、例えば端末１０５−１には「１」、端末
１０５−２には「２」、端末１０５−３には「３」の同
報グループ内識別番号があらかじめ割り当てられ、端末
１０５−１からの送出フレームの同報グループ内識別番
号領域３２０には「１」が付与（挿入）される。このフ
レームがスイッチ部１０１でスイッチされた後、フレー
ム多重部１０２の出力側多重アドレス変換テーブル４６
０によりアドレス変換された後、回線対応部ビットマッ
プ４６１に従ってこの同報グループの加入者が存在する
０番，１番，及び３番の回線対応部１０３にフレームが
送出される。０番の回線対応部１０３では、同報ＩＤ４
１４によりこのフレームを同報サービス（同報フレー
ム）と認識し、交換機内伝送用のフレームフォーマット
上で一時的に挿入された同報グループ内識別番号領域３
２０を抜き取るとともに、これに付与されていた同報グ
ループ内識別番号４２１により出力側同報テーブル４４
０を検索しキャンセル・チャネルビットマップ４４１を
導きだす。通常のアドレス変換により導かれたチャネル
ビットマップ４３１から対応するキャンセル・チャネル
ビットマップ４４１をキャンセルした後、残ったチャネ
ルにフレームが送出される。この場合、０番の回線対応
部１０３の同報加入者は端末１０５−１（チャネル番号
０）のみなのでキャンセル・チャネルビットマップ４４
１によりフレームはキャンセルされ加入者側にフレーム
は送出されない。また、１番及び３番の回線対応部１０
３では、０番の回線対応部１０３と同様に交換機内伝送
用のフレームフォーマット上の同報グループ内識別番号
領域３２０の抜き取りが行われ るが、同報グループ内識
別番号４２１が対応しないためキャンセル・チャネルビ
ットマップ４４１によるキャンセルは起こらず端末１５
０−２，１５０−３にフレームが送出される。
１〜１０５−３があるアドレスを用いて同報グループを
構成し、端末からフレーム（同報フレーム）が送出され
た場合、交換機１００内の回線対応部１０３，フレーム
多重部１０２，及びスイッチ部１０１間で伝送されるフ
レームは図３（ｂ）に示すフォーマットが使用される。
この場合、上記の通常のフレームと同様のアドレス変換
とともに、回線対応部１０３の入力側アドレス変換テー
ブル４１０の同報ＩＤ４１４により同報サービスと識別
され、入力側同報テーブル４２０の検索により送出元加
入者に対応する同報グループ内識別番号４２１が同報フ
レームの交換機内伝送用のフレームフォーマット上に挿
入された同報グループ内識別番号領域３２０に付与され
る。この場合、例えば端末１０５−１には「１」、端末
１０５−２には「２」、端末１０５−３には「３」の同
報グループ内識別番号があらかじめ割り当てられ、端末
１０５−１からの送出フレームの同報グループ内識別番
号領域３２０には「１」が付与（挿入）される。このフ
レームがスイッチ部１０１でスイッチされた後、フレー
ム多重部１０２の出力側多重アドレス変換テーブル４６
０によりアドレス変換された後、回線対応部ビットマッ
プ４６１に従ってこの同報グループの加入者が存在する
０番，１番，及び３番の回線対応部１０３にフレームが
送出される。０番の回線対応部１０３では、同報ＩＤ４
１４によりこのフレームを同報サービス（同報フレー
ム）と認識し、交換機内伝送用のフレームフォーマット
上で一時的に挿入された同報グループ内識別番号領域３
２０を抜き取るとともに、これに付与されていた同報グ
ループ内識別番号４２１により出力側同報テーブル４４
０を検索しキャンセル・チャネルビットマップ４４１を
導きだす。通常のアドレス変換により導かれたチャネル
ビットマップ４３１から対応するキャンセル・チャネル
ビットマップ４４１をキャンセルした後、残ったチャネ
ルにフレームが送出される。この場合、０番の回線対応
部１０３の同報加入者は端末１０５−１（チャネル番号
０）のみなのでキャンセル・チャネルビットマップ４４
１によりフレームはキャンセルされ加入者側にフレーム
は送出されない。また、１番及び３番の回線対応部１０
３では、０番の回線対応部１０３と同様に交換機内伝送
用のフレームフォーマット上の同報グループ内識別番号
領域３２０の抜き取りが行われ るが、同報グループ内識
別番号４２１が対応しないためキャンセル・チャネルビ
ットマップ４４１によるキャンセルは起こらず端末１５
０−２，１５０−３にフレームが送出される。
【００１６】
【発明の効果】本発明の同報サービスのスイッチ方式
は、加入者回線を収容する回線対応部のアドレス変換テ
ーブルに同報フレームか否かを識別する識別子を設け、
加入者から同報フレームを受信するとその同報グループ
内の加入者ごとにユニークな番号（同報グループ内識別
番号）を与え、交換機内伝送用のフレームフォーマット
上で一時的に付与（挿入）して送出し、スイッチングさ
れて戻ってきたフレームに対してそのユニークな番号を
タグとしてフレームを送出した加入者を判別し、該当す
る加入者に対するフレームの送出をキャンセルするの
で、１つの同報グループに１つのアドレスリソースで対
応できアドレスビジーの回避能力が向上する。また、フ
レームを送出した加入者は無駄に戻ってくるフレームの
処理をしなくてすむ。
は、加入者回線を収容する回線対応部のアドレス変換テ
ーブルに同報フレームか否かを識別する識別子を設け、
加入者から同報フレームを受信するとその同報グループ
内の加入者ごとにユニークな番号（同報グループ内識別
番号）を与え、交換機内伝送用のフレームフォーマット
上で一時的に付与（挿入）して送出し、スイッチングさ
れて戻ってきたフレームに対してそのユニークな番号を
タグとしてフレームを送出した加入者を判別し、該当す
る加入者に対するフレームの送出をキャンセルするの
で、１つの同報グループに１つのアドレスリソースで対
応できアドレスビジーの回避能力が向上する。また、フ
レームを送出した加入者は無駄に戻ってくるフレームの
処理をしなくてすむ。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック構成図であ
る。
る。
【図２】本発明が適用されるシステムを示す図である。
【図３】交換機内で伝送されるフレームのフォーマット
を示す図であり、分図（ａ）は同報でないフレーム、分
図（ｂ）は同報フレームのフォーマットをそれぞれ示
す。
を示す図であり、分図（ａ）は同報でないフレーム、分
図（ｂ）は同報フレームのフォーマットをそれぞれ示
す。
１０１ スイッチ部 １０２ フレーム多重部 １０３ 回線対応部 １０５−１，…，１０５−３ 端末 ３１０ アドレス領域 ３２０ 同報グループ内識別番号領域 ４１４ 同報識別子（ＩＤ） ４２１ 同報グループ内識別番号 ４３１ チャネルビットマップ ４４１ キャンセル・チャネルビットマップ
Claims (1)
- 【請求項１】 複数の加入者からの通信情報及び通信相
手識別用アドレスを含むフレームを多重しスイッチング
するシステムの同報グループ内の加入者間で同報フレー
ムの配信を行う同報サービスのスイッチ方式において、 前記複数の加入者を収容する交換機に、 前記同報グループ内の加入者ごとにユニークな番号をあ
らかじめ割り当てる手段と、 前記加入者に対する同報接続設定時に、前記加入者から
のフレームが前記同報フレームであるかを識別するため
の同報識別子と、前記同報フレームの送出元加入者に対
応するキャンセル情報とを設定する手段と、 前記加入者からのフレームを受信し、前記同報識別子に
基づいてこのフレームが前記同報フレームであるか判定
し、前記同報フレームの場合は当該加入者に対応する前
記ユニークな番号をこの同報フレームに挿入してスイッ
チ部へ入力する手段と、 前記スイッチ部でスイッチングされた前記同報フレーム
を同報グループ内の各加入者に送出する際、この同報フ
レームに挿入された前記ユニークな番号を抽出するとと
もに、このユニークな番号により前記キャンセル情報を
参照し対応する前記送出元加入者への当該同報フレーム
の送出をキャンセルする手段と、 を備えることを特徴とする同報サービスのスイッチ方
式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33410493A JP2803546B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 同報サービスのスイッチ方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33410493A JP2803546B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 同報サービスのスイッチ方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07202939A JPH07202939A (ja) | 1995-08-04 |
| JP2803546B2 true JP2803546B2 (ja) | 1998-09-24 |
Family
ID=18273576
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33410493A Expired - Lifetime JP2803546B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 同報サービスのスイッチ方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2803546B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3006286B2 (ja) * | 1992-06-03 | 2000-02-07 | 日本電気株式会社 | Ａｔｍスイッチ |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP33410493A patent/JP2803546B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07202939A (ja) | 1995-08-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980616 |