JP2803034B2 - 保持具および保持具の取付方法 - Google Patents

保持具および保持具の取付方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は保持具に関し、特
にたとえば、老人や体の不自由な使用者ないし介護者
が、浴室で自分の身体を保持するためにつかみ持つため
の取手や、安全に歩行するための手すりとして用いる保
持具および保持具の取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図14(A)は、この発明の背景となる
従来の保持具の一例を示す断面図解図である。この保持
具1は、浴室などにおいて、たとえば体の不自由な使用
者が自分の身体を保持するためにつかみ持つための取手
である。この保持具1は、通常、建築時に浴室の壁面W
に取り付けて使用される。この保持具1は、板状の基板
2を含む。基板2の一方主面から突き出すようにして、
取手本体3が形成される。取手本体3は、基板2から略
垂直に延び出る支柱部材3aを含み、支柱部材3aの略
先端部には、使用者がつかみ持つための握り部材3bが
形成される。この握り部材3bを使用者の歩行経路に沿
って長く形成すれば、保持具1を手すりとして用いるこ
とができる。保持具1の基板2は、たとえば浴室の壁面
Wに当接され、アンカーボルト4で壁面Wに取り付けら
れる。この場合、被取付面としての壁面Wは、根太Sを
内側に有する。図14(A)の場合は、根太Sが、コン
クリートブロックで形成される。根太Sの表面には、モ
ルタルが施され、さらにその表面が、タイル貼りTなど
で仕上げられる。
【0003】そして、アンカーボルト4の一端は、保持
具1の基板2および壁面Wのタイル貼りTを挿通しなが
ら、根太Sに対してねじ込まれて固着される。そして、
アンカーボルト4の他端のナット4aを締め込むことに
より基板2が壁面Wに対して固定される。さらに、化粧
フランジ5によって、基板2の一方主面が覆われて、ア
ンカーボルト4の他端部およびナット4aが覆い隠され
る。なお、従来の保持具1は、このようなアンカーボル
トに限らず、ネジ、ビス、釘などにより壁面Wに対して
固着される場合もある。たとえば、図14(B)の場合
には、根太Sが木材で形成されたいわゆる桟木である。
その表面には、いわゆるコンパネといわれる板が貼り付
けられる。さらに、その表面にはモルタルが施される。
そして、その表面がタイル貼りTなどで仕上げられる。
そして、この場合の保持具1は、木ビス6を根太Sにね
じ込むことによって固着される。また、図14(C)に
は、たとえばユニットバスのFRPの壁面に保持具1を
取り付ける場合を示す。この場合には、ボルト等を固着
するべき根太Sが壁面内部に存在しない。そのため、こ
のような壁面に保持具1を取り付けるためには、間に鉄
板などを介してボルトナットで壁面Wの両側から締結す
る必要がある。
【0004】さらに、図15(A)は、この発明の背景
となる従来の保持具の他の例を示す断面図解図である。
この保持具1は、水漏れ等を防ぐため浴槽Bに穴を開け
ずに浴槽Bの縁部に取り付けるためのものである。保持
具1は、断面略コ字形状に形成された基板7を含む。こ
の基板7は、浴槽Bの縁部にはめ込まれるようにして取
り付けられる。基板7の側壁には、ネジ8が取り付けら
れており、そのネジ8を締め込むことにより、ネジ8の
先端と断面略コ字形状の基板7の内側面との間に浴槽B
の縁部が挟持される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、建築後
(数年後)に取手ないし手すりとしての保持具を浴室に
取り付ける必要が生じた場合には、図14(A)〜図1
4(C)に示すような従来の保持具1を取り付けるため
に、既に完成された壁に事後的に穴を開けなければなら
ない。このためには、高額で特殊なドリルが必要であ
る。また、タイルはすべりやすく、割れやすいので、穴
を所望の位置にきれいに開けるためには熟練した技能が
必要である。そのため、このような工事は、素人には困
難であり、専門の工事業者に依頼しなければならない。
しかし、この場合は、工事費用が多くかかるという問題
がある。また、専門の業者であっても、保持具1を取り
付けようとする部分に根太Sがあるかどうか、穴を開け
てみないと分からず、いくつも穴を開け直さないといけ
ない場合がある。さらに、木材で形成された根太Sは、
湿気で腐っている場合があり、アンカーボルト4等を螺
着しても所望の取付強度が得られないおそれがある。ま
た、図14(A)〜図14(C)に示すような保持具1
は、被取付面に穴を開ける必要があるため、水漏れ防止
の見地から浴槽Bに対しては取り付けることができな
い。このような理由から、従来の保持具1は、使用者が
所望の位置に手軽に取り付けることのできるものではな
い。その一方で、数年後に業者に保持具1の取付を依頼
しても、根太の位置がわからない等の理由で断られるこ
とも多い。
【0006】また、図15(A)に示すような保持具6
では、浴槽Bの縁部の厚みが大きく変わると取り付ける
ことができず、また、図15(B)に示すように、床面
Fが浴槽Bの縁部と連なるようにして形成されている場
合にも、浴槽Bの縁部が幅広くなり過ぎて保持具6を取
り付けることができず汎用性に欠ける。
【0007】それゆえに、この発明の主たる目的は、建
築後に誰にでも簡単にかつ安価に所望の位置に取り付け
ることができ、取手や手すりとして用いることのできる
保持具を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項に記載の発明
は、使用者が自分の身体を保持するためにつかみ持つた
めの保持具であって、壁面等の被取付面に当接させて取
り付けられる板状の基板と、基板の一方主面から突き出
すようにして形成され、使用者がつかみ持つため の取手
本体と、および基板の他方主面に形成され、基板を被取
付面に固着するための接着手段とを含み、接着手段は、
基材と、基材の一方主面に形成され、基材を基板に固着
するための第1の接着剤層と、基材の他方主面に形成さ
れ、基材を被取付面に固着するための第2の接着剤層と
を含む、持具である。
【0009】請求項に記載の発明は、使用者が自分の
身体を保持するためにつかみ持つための保持具であっ
て、壁面等の被取付面に当接させて取り付けられる板状
の基板と、基板の一方主面から突き出すようにして形成
され、使用者がつかみ持つための取手本体と、および基
板の他方主面に形成され、基板を被取付面に固着するた
めの接着手段とを含み、接着手段は、基板の他方主面の
一部に形成され、基板を被取付面に仮止めするための貼
着材と、基板の他方主面の残りの部分に形成され、基板
を被取付面に固着するための接着剤とを含み、貼着材
は、基材と、基材の一方主面に形成され、基材を基板に
固着するための第1の接着剤層と、基材の他方主面に形
成され、感圧型の接着剤からなり基材を被取付面に貼着
するための第2の接着剤層とを含む、持具である。
【0010】請求項に記載の発明は、使用者が自分の
身体を保持するためにつかみ持つための保持具であっ
て、壁面等の被取付面に脱着自在に吸着する吸着盤と、
その一端側が吸着盤の一方主面から垂直に延びて形成さ
れる軸状の連結部材と、連結部材の他端部が連結され、
吸着盤の一方主面を覆うようにして形成される台座と、
台座の一方主面から突き出すようにして形成され、使用
者がつかみ持つための取手本体と、台座ないし吸着盤の
他方主面に形成され、台座ないし吸着盤基板を被取付面
に固着するための接着剤とを含む、保持具である。
【0011】請求項に記載の発明は、使用者が自分の
身体を保持するためにつかみ持つための保持具であっ
て、弾性を有し、その一方主面が被取付面に脱着自在に
吸着される吸着盤と、その一端側が吸着盤の他方主面か
ら垂直に延びて形成される軸状の連結部材と、連結部材
をその軸方向上下に変位させるため、前記連結部材に回
動自在に連結される回転部材と、吸着盤の周縁部を押圧
する環状の突出部材からなる押圧部を有し、連結部材が
挿通される台座と、その一端部が台座の吸着盤と反対側
の面に固着され、使用者がつかみ持つための取手本体
と、吸着盤の少なくとも一方主面に形成され、吸着盤を
被取付面に固着するための接着剤層とを含み、押圧部で
吸着盤の周縁部を被取付面に対して押圧しながら、回転
部材を回転させて連結部材を台座の上面側へ引き出すこ
とにより、吸着盤が弾性変形されて、被取付面と吸着盤
との間に接着剤層を介在させつつ負圧部が形成される、
保持具である。
【0012】請求項に記載の発明は、被取付面に脱着
自在に吸着する吸着盤を有する保持具を使用者がつかみ
持つのに最適な位置に取り付けるための方法であって、
吸着盤によって保持具を被取付面に一時的に取り付け
て、保持具を取り付けるのに最適な位置を決定するステ
ップと、決定された位置に目印を付けた後、一旦保持具
を被取付面から取り外し、吸着盤の被取付面側に接着剤
を塗布するステップと、接着剤を塗布した吸着盤を目印
をつけた位置に再度吸着させ、引き続き接着剤を乾燥な
いし硬化させるステップとを含む、保持具の取付方法で
ある。
【0013】
【作用】請求項1に記載の発明では、保持具は、基板の
他方主面に形成された接着手段によって、壁面等の被取
付面に強固に固着される。そのため、この保持具は、建
築後に誰にでも簡単にかつ安価に所望の位置に取り付け
ることができる。そして、使用者は、基板の一方主面に
形成された取手本体をつかみ持つことができるので、こ
の保持具は、取手や手すりとして用いることができる。
しかも、この保持具は、第1の接着剤層と第2の接着剤
層との間に介在している基材が緩衝材として働くので、
取手本体にかかる瞬間的な力に対する強度が強まる。ま
た、基板に対する接着力の優れた接着剤で第1の接着剤
層を形成し、被取付面に対する接着力の優れた接着剤で
第2の接着剤層を形成することが可能になるので、基板
と被取付面の接着性が異なる場合でも、適切な接着剤を
選択して保持具の固着強度を向上させることが可能にな
る。
【0014】請求項に記載の発明では、保持具は、基
板の他方主面に形成された接着手段によって、壁面等の
被取付面に強固に固着される。そのため、この保持具
は、建築後に誰にでも簡単にかつ安価に所望の位置に取
り付けることができる。そして、使用者は、基板の一方
主面に形成された取手本体をつかみ持つことができるの
で、この保持具は、取手や手すりとして用いることがで
きる。しかも、この保持具は、強固に固着される前に、
貼着材によって基板を被取付面の所定の位置に仮止めで
きる。そのため、接着剤の硬化前の粘度が比較的低い場
合にも、接着剤が乾燥・硬化するまで保持具を所定の位
置に保つことができ、保持具の取り付け位置のずれ等の
不都合を簡便に防止できる。そして、接着剤が乾燥・硬
化した後は、貼着材と接着剤とが協働することにより、
保持具は、被取付面によりしっかりと固着されることに
なる。
【0015】請求項に記載の発明では、吸着盤によっ
て保持具を被取付面の所定の位置に吸着できる。そのた
め、接着剤の硬化前の粘度が比較的低い場合にも、接着
剤が乾燥・硬化するまで保持具を所定の位置に保つこと
ができ、保持具の取り付け位置のずれ等の不都合を簡便
に防止できる。そして、接着剤が乾燥・硬化した後は、
保持具は、被取付面によりしっかりと固着されることに
なる。
【0016】請求項に記載の発明では、請求項4の発
明の作用に加えて、回転部材を回転させて連結部材を台
座の上面側へ引き出すことにより、吸着盤が弾性変形さ
れて、被取付面と吸着盤との間に接着剤層を介在させつ
つ負圧部が形成される。このようにして負圧部を形成す
ることにより、接着剤層を介在させているにもかかわら
ず、吸着盤による吸着力を高めることができる。
【0017】請求項に記載の発明では、接着剤を塗布
する以前の吸着盤によって、脱着自在に被取付面に保持
具を取り付けることができるので、被取付面に孔を開け
たり、傷をつけたりすることなく、最適な取付位置を決
定することができる。そして、その後、接着剤を吸着盤
に塗布して被取付面の最適な位置に保持具を固着するこ
とができる。
【0018】
【発明の効果】この発明に係る保持具によれば、建築後
に誰にでも簡単にかつ安価に所望の位置に取り付けるこ
とができ、取手や手すりとして用いることができる。使
用者は、保持具を所望の位置に取り付けて、取手本体を
つかみ持つことにより、身体を保持することができる。
したがって、たとえば、この保持具を足の滑りやすい浴
室の出入り口近傍に取り付けることにより、浴室への出
入りを安全にすることができる。また、浴室の壁面に取
り付けることにより、浴室内で座った状態から立ち上が
ろうとするときにつかみ持つこともできる。さらに、浴
槽に取り付けることにより、浴槽への出入りを安全に行
うことができる。また、取手本体を歩行経路に沿って延
びるように取り付けて手すりとして用いることにより、
浴室内を安全に歩行できる。さらに、この保持具は、ア
ルミサッシ戸などのフレーム面やガラス面に孔を開けず
に簡便に取り付けることができ、戸の開け締めが楽にで
きるようになる。このため、この保持具は、特に、子
供、老人や身体の不自由な人の入浴に便利であり、ある
いはそれらの人を介護する人が使用すれば介護が楽にな
る。また、この発明の保持具は、保持具を取り付けるた
めに特殊な工具が必要でなく、取付工事に熟練を要する
こともない。そのため、この発明の保持具は、誰にでも
簡単にかつ安価に所望の位置に取り付けることができ
る。さらに、被取付面に穴を開ける必要が無いので、浴
槽に対しても、水漏れの心配無く取り付けることができ
る。
【0019】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施
の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0020】
【発明の実施の形態】
【実施例】図1は、この発明の一実施例を示す断面図解
図である。図2は、図1に示す保持具の使用状態を示す
図解図である。この保持具10は、たとえばステンレス
などの金属からなる二つの基板12,12を含む。基板
12,12は、図2に示すように、それぞれたとえば平
面略円形の板状に形成される。
【0021】また、この保持具10は、たとえばステン
レスなどの金属からなる平面略U字形状の取手本体14
を含む。取手本体14は、2本の支柱部材14a,14
aを有し、支柱部材14a,14aは、それぞれ基板1
2,12の一方主面から突き出すようにして形成され
る。この場合、支柱部材14aと基板12とは、たとえ
ば溶接などの方法により固着される。さらに、取手本体
14は、使用者がつかみ持つ部分としての握り部材14
bを有する。握り部材14bは、基板12,12の主面
と平行に延びるよう配置され、その両端部が2本の支柱
部材14a,14aによって支持される。握り部材14
bの長さは、使用する目的に応じて長く形成されたり短
く形成されたりして適宜調整される。この場合、支柱部
材14a,14aと握り部材14bとは、一つの棒状の
部材を略コの字形状に折り曲げるようにして一体的に形
成される。
【0022】基板12の他方主面には、接着手段として
の貼着材16が形成される。貼着材16は、基材18を
含む。基材18は、たとえばプラスチックフィルムから
なり、基板12と略同じ形状、略同じ大きさに形成され
る。基材18の一方主面には、第1の接着剤層20が形
成される。第1の接着剤層20によって、基材18は、
基板12に強固に固着される。また、基材18の他方主
面には、第2の接着剤層22が形成される。第2の接着
剤層22によって、基材18は、被取付面に強固に固着
される。したがって、保持具10は、第2の接着剤層2
2を被取付面に貼着して押圧することにより、被取付面
に対して強固に固着される。第1の接着剤層20は、湿
気や熱に強く、基板12と基材18とのそれぞれに相性
がよく最強の接着強度の得られるものが好ましい。ま
た、第2の接着剤層22は、湿気や熱に強く、基材18
と被取付面とのそれぞれに相性が良く、最強の接着強度
の得られるものが好ましい。この条件を満たすものであ
れば、第1および第2の接着剤層20および22とし
て、それぞれ別の接着剤を用いてもよく、同じ接着剤を
用いてもよい。このような第1および第2の接着剤層2
0および22を有する貼着材16の実施例としては、た
とえば住友3M製のVHBアクリルフォーム接合剤Y−
4950や、日東電工製のHJ−9210などの耐久性
および耐荷重性に富んでいる建築用両面テープなどを用
いることができる。
【0023】さらに、この実施例では、図1に示すよう
に、保持具10の基板12の外縁と被取付面との間が、
たとえばシリコーンシーリング材などの防水材24で目
地止めされる。このような防水材24としては、たとえ
ばセメダイン社製のシリコーンシーラントなどが選択で
きる。このように防水材24を施すことにより、水分の
侵入が防止されて貼着材16の耐久性がより高くなる。
【0024】また、図2に併せて示す保持具10′は、
平面略L字形の板状の一つの基板12′を含む。基板1
2′の一方主面には、上述と同様に取手本体14が固着
され、他方主面には、上述と同様に貼着材16が形成さ
れる。この保持具10′は、基板12′が平面略L字形
状に形成されているので、浴槽Bのコーナー部に沿うよ
うにして固着することができる。
【0025】さらに、図2に併せて示す保持具10″で
は、図1に示す保持具10と比べて取手本体14の構造
が異なる。この保持具10″は、それぞれ短冊形状の一
対の支柱部材14a″,14a″を含む。また、保持具
10″は、基板12,12の主面に対して水平に延びる
棒状の握り部材14b″を含む。棒状の握り部材14
b″の両端部は、それぞれ短冊形状の支柱部材14
a″,14a″に挿通され取り付けられて支持される。
【0026】これらの保持具10、10′、10″は、
子供、老人、体の不自由な人、幼児を入浴させる大人な
どの使用者ないしそれらの人を介護する介護者が、自分
の身体を保持するためにつかみ持つことができるよう
に、たとえば浴室などにおいて所望の位置に取り付けら
れる。図2は、この実施例の保持具が使用される浴室の
平面図解図である。この例では、保持具10が取手とし
て、戸のアルミフレーム面やガラス面に孔を開けずに取
り付けられる。また、保持具10″が、浴室の出入口の
近傍において略垂直に延びるよう壁面Wに固着される。
入浴者は、足の滑りやすい浴室への出入りの際に、保持
具10″に掴まって浴室内へ安全に出入りすることがで
きる。
【0027】また、浴室の壁面に保持具10を取り付け
ることにより、入浴者は、浴室内で座った状態から立ち
上がろうとするときに保持具10をつかみ持つことがで
きる。さらに、この保持具10は、手すりとして用いる
ことができる。すなわち、この場合、浴室の奥行きに応
じた適宜の長さの握り部材14bを有する保持具10が
浴室の壁面に取り付けられる。そして、入浴者は、浴室
内を歩行する際に保持具10に掴まりながら安全に歩行
することができる。
【0028】さらに、浴槽Bと連なり設けられた床面F
に保持具10を取り付けることにより、入浴者は保持具
10をつかみ持ちながら、浴槽Bへの出入りを安全に行
うことができる。また、保持具10′を浴槽Bのコーナ
ー部へ取り付けることにより、同様に浴槽Bへの出入り
を安全に行うことができる。特に、保持具10′の場合
には、浴槽Bのコーナー部に取り付けることができるた
め、入浴者の浴槽Bへの出入りの邪魔とならず便利であ
る。さらに、保持具10は、浴槽Bの内側に取り付けて
もよい。この場合には、入浴者は、湯船につかった際
に、この保持具10をつかみ持つことにより身体を安定
的に保持することができる。また、浴室の窓の下の壁面
に保持具10を取り付けることにより、窓の外を覗き見
ようとする際に、つかみ持つことができて便利である。
【0029】上述のように、この実施例の保持具10
は、取り付けるために特殊な工具が必要でなく、取付工
事に熟練を要することもない。したがって、この保持具
10は、誰にでも簡単に所望の位置に取り付けることが
できる。また、工事費もかからないため安価である。ま
た、被取付面に穴を開ける必要が無いので、浴槽Bに対
しても、水漏れの心配が無く取り付けることができる。
さらに、この保持具10は、従来のようなアンカーボル
ト等が不要で外観を損なうこともないため、化粧フラン
ジ等を必要とせずに美しい外観を呈する。
【0030】なお、基板12は、平面矩形、平面三角形
状等どのような形状に形成してもよい。また、短冊板状
の一枚の金属板から基板12を形成し、その短冊状の基
板12の両端部近傍に取手本体14の支柱部材14a,
14aを一体的に固着してもよい。また、接着手段とし
ては、図3(A)に示すように、基板12の他方主面に
基材18を含まない建築用接着剤26のみの層を設けて
形成してもよい。さらに、保持具10は、被取付面に取
り付ける以前においては、接着手段としての貼着材16
や建築用接着剤26の表面を剥離シートで覆っておき、
使用時にその剥離シートを剥がして用いるようにしても
よい。さらに、上述の実施例では、保持具10を浴室に
おいて使用する例について説明したが、これに限らず、
たとえばトイレの壁面や便器などに取り付けて使用して
もよい。
【0031】図3(B)は、この発明のさらに他の実施
例を示す断面図解図である。図3(B)に示す保持具1
0は、図1に示した保持具10と比べて、基板12の他
方主面に形成される接着手段が相違する。図3(B)に
示す保持具10の接着手段は、貼着材16と建築用接着
剤26とを含む。建築用接着剤26は、基板12の他方
主面の略中央部に塗布される。この建築用接着剤26
は、基板12の裏面に予め塗布されても良く、施工時に
初めて塗布するようにしてもよい。予め塗布しておく場
合には、使用時まで乾燥・硬化しないようにするため接
着剤の表面を剥離ライナーなどで覆って密封しておき、
施工時に剥離ライナーを剥がして使用するようにすれば
よい。また、貼着材16は、たとえば図1に示したもの
と同様の基材18、第1の接着剤層20および第2の接
着剤層22を含む三層構造に形成される。第1の接着剤
層20は、基材18を基板12に固着するためのもので
ある。また、第2の接着剤層22は、たとえば感圧型の
接着剤からなり、基材を被取付面に仮止めのために貼着
するためのものである。そして、この実施例では、貼着
材16が基板12の裏面の建築用接着剤26の外周を取
り囲むようにして形成される。この場合、建築用接着剤
26は、正面からみて環状になる。
【0032】図3(B)に示す実施例では、貼着材16
によって基板12を被取付面の所定の位置に仮止めでき
る。そのため、硬化前の建築用接着剤26の粘度が比較
的低い場合にも、建築用接着剤26が乾燥・硬化するま
で保持具10を所定の位置に保つことができ、保持具1
0の取り付け位置のずれ等の不都合を簡便に防止でき
る。すなわち、貼着材16を設けていない場合に、硬化
前の建築用接着剤26の粘度が低いと、被取付面に当接
した後、硬化するまでの間に建築用接着剤26が流動し
て、基板12が所定の位置からずれてしまう不都合が考
えられる。この不都合を防止するためには、保持具10
と別途に固定手段を準備して、建築用接着剤26が完全
に乾燥・硬化するまでの間、基板12を固定することが
考えられる。しかし、施工時に別途に固定手段を準備す
るのは、施工の容易化を妨げる。そこで、この実施例の
構成をとることにより、別途に固定手段を準備する必要
がなくなる。この実施例では、基板12を所定の位置に
貼着材16によって仮止めすることにより、建築用接着
剤26の乾燥・硬化までの間の位置決めをすることがで
きるので、保持具10の取付工事の施工が容易化され
る。また、この実施例では、建築用接着剤26が乾燥・
硬化した後は、貼着材16と建築用接着剤26とが協働
するので、保持具10は、被取付面によりしっかりと固
着されることになる。
【0033】図4は、この発明の別の実施例の一部を切
り欠いた状態を示す図解図である。図4において、図示
左側の状態は、吸着盤32が被取付面に吸着していない
状態を示し、図示右側の状態は、吸着盤32が被取付面
に吸着した状態を示す。この保持具30は、たとえば円
盤形の吸着盤32を含む。吸着盤32は、たとえばゴム
などの弾性を有する材料で形成される。吸着盤32の一
方主面および後述する台座38との間の他方主面には、
接着剤層34が形成される。吸着盤32の他方主面に
は、軸状の連結部材36の一端部が固着される。なお、
連結部材36の一端部は、吸着盤32の内部に埋設して
もよい。軸状の連結部材36の他端部は、吸着盤32の
他方主面から垂直に延び、台座38の中心を貫通するよ
う設けられる。この台座38は、平面からみて円盤状で
あり、吸着盤32を覆うようにして、被取付面に対して
お碗をふせたような向きで配置されるものである。台座
38の上面に延び出た連結部材36の他端部には、被取
付面に対して略水平に延びる横軸40が挿通される。横
軸40の両端部は、それぞれ略三角形状の軸受け部材4
2,42に回動自在に支持される。軸受け部材42,4
2は、台座38の上面に一体に形成されている。また、
一対の軸受け部材42,42の中間部には、回転部材と
してのカム44が配置される。横軸40はカム44の偏
心部に固着され、カム44を回動させることにより横軸
40が図4図示上下方向へ変位するよう形成される。横
軸40が図4図示上下方向へ変位することにより、連結
部材36もそれに連動して図4図示上下方向へ変位し、
さらに、それに連動して、連結部材36の一端部に固着
された吸着盤32の中心部が上下方向に変位する。カム
44には、図5に示すように、回動させる際に作動棒4
4aが差し込まれるて取り付けられ、その後、作動棒4
4aは取り除かれる。
【0034】また、円盤状の台座38の周縁部には、吸
着盤32の方へ突き出るようにして環状の押圧部46が
形成される。押圧部46は、吸着盤32の周縁部を被取
付面に対して密着するよう押圧するためのものである。
さらに、台座38の上には、作業者が掴み持つための棒
状の取手48の一端部を保持するための取手受け部材5
0が一体に形成される。取手受け部材50は、側面から
みて略L字形状を有し、一端部が台座38に一体に固着
され、他端部には取手48の一端部を嵌め込むための凹
部50aが形成される。取手48の一端部は、凹部50
aにブシュを介在させながら嵌入される。
【0035】さらに、この保持具30は、台座38上の
連結部材36、横軸40、横軸受け部材42およびカム
44を覆うためのカバー52を含む。カバー52は、後
述する取付作業の最終段階の仕上げ作業時に台座38上
に取り付けられる。
【0036】次に、この保持具30の取付方法について
説明する。先ず、図6に示すように、取手部材48が取
手受部材50に嵌合され、ネジ54で仮止めされる。仮
止めにとどめるのは、取手部材48の軸周りに台座38
等を回動できるようにしておくことにより、被取付面に
対する取付角度を調整できるようにするためである。ま
た、作動棒44aの一端部がカム44に差し込まれて仮
止めされる。この仮止めは、作動棒44aをカム44に
差し込んでたとえば90°回転させることによりなされ
る。このとき、作動棒44aは、図5(A)に示したも
のと同様に台座38の上面に対して略垂直に延びる向き
で取り付けられ、吸着盤32は弾性変形していない状態
である。
【0037】次に、図7に示すように、たとえば浴室の
壁面などの被取付面に吸着盤32の一方主面が当接され
る。このときは、吸着盤32が吸着していない状態なの
で被取付面に対する保持具30の位置をいろいろと変え
てみて、保持具30を取り付けるのに最適な位置を探し
出すことができる。保持具30を被取付面に対して仮止
めする際には、作業者は、取手部材48を持ち、保持具
30を被取付面に押しつけることにより、台座38の押
圧部46で吸着盤32の周縁部を被取付面に対して押圧
して密着させる。そして、図7に矢印で示すように、作
動棒44aを被取付面と略水平になるよう倒すことによ
り、カム44を回転させる。すると、図5(B)に示す
のと同様に、連結部材36が台座38の上面側に引き出
され、それに連動して吸着盤32の中央部が引き上げら
れ弾性変形される。この時、上述したように吸着盤32
の周縁部は、台座38の押圧部46によって押圧され被
取付面に対して密着しているので、吸着盤32と被取付
面との間に大気圧よりも減圧された負圧部56が形成さ
れる。こうすることにより吸着盤32は被取付面に対し
て強固に吸着し、一時的な取手や手摺りとして使用する
ことができる。さらに、取り付けた位置に不都合があっ
た場合には、作動棒44aを再度水平な状態から垂直な
状態にして、カム44を回動させることにより、連結部
材36を吸着盤32方向へ押し込んで、負圧部56を消
失させて、吸着を解くことができる。このような作業を
繰り返すことにより、保持具30の最適な取付位置を決
定することができる。
【0038】次に、最適な取付位置に仮止めされた保持
具30を被取付面から一旦取り外すための目印として、
図8に示すように、位置決め部材58が被取付面に取り
付けられる。位置決め部材58は、板状の基板に吸着盤
32の形状に対応した凹部58aを複数設けてなるもの
である。位置決め部材58の被取付面側には、たとえば
両面テープが設けられており、その両面テープで被取付
面に仮着できるよう形成されている。位置決め部材58
は、凹部58aを吸着盤32の位置に対応させて被取付
面に脱着自在に仮着される。保持具30を固着するため
決定された位置に目印としての位置決め部材58を取り
付けた後、保持具30は吸着が解かれて一旦被取付面か
ら取り外される。
【0039】次に、図9に示すようにして、保持具30
の吸着盤32の一方主面および他方主面と台座38との
間に接着剤が付与され、図10に示すように吸着盤32
に接着剤を均等に塗布される。この接着剤としては、た
とえば(株)スリーボンド製の高剥離強度二液弾性接着
剤TB3951などを用いることができる。そして、。
図11に示すように、保持具30は、位置決め部材58
を仮着してある位置に再度取り付けられる。この場合、
図5(A)に示すように、作動棒44aが垂直な状態で
吸着盤32は被取付面に当接される。吸着盤32と被取
付面の間には、接着剤層34が形成される。そして、図
5(B)に示すように、作動棒44aを水平な状態にす
ることにより、カム44を回転させ、負圧部56が形成
される。負圧部56を形成することにより、吸着盤32
が被取付面に吸着し、接着剤層34が硬化するまでの間
保持具30が被取付面に保持される。また、このとき、
吸着盤32が被取付面に押しつけられることによりはみ
出す余分な接着剤は、負圧部56および台座38と吸着
盤32の他方面との間に収納される。したがって、保持
具30が取り付けられた後の仕上がりが綺麗になる。
【0040】吸着盤32を接着剤層34を介在させつつ
被取付面に吸着させた後は、作動棒44aは不要となる
ので取り外される。この実施例の作動棒44aの他端部
には、たとえば六角レンチが仕込まれており、その六角
レンチによってネジ54を完全に締めることにより、取
手部材48と取手受部材50とが完全に固着される。ま
た、位置決めが終わった後は、目印としての位置決め部
材58は取り除かれる。
【0041】この後、接着剤層34を硬化させる。この
実施例では、2液硬化型の接着剤を用いているので、吸
着後所定時間を経過することにより接着剤層34は完全
に硬化する。硬化後は接着剤によって吸着盤32と被取
付面,吸着盤32と台座38,および台座38と被取付
面とが強固に固着される。また、この実施例の接着剤層
34は、ゴム弾性を有するので衝撃に強い。
【0042】そして、図13に示すように、外観の美感
を高めるため、連結部材36,横軸40,軸受け受け部
材42,カム44,作動棒44aおよびネジ54などを
覆うためのカバー部材52が取り付けられる。
【0043】図4に示す実施例の保持具30によれば、
図1に示した実施例と同様の効果を得られるのに加え
て、吸着盤32によって保持具30を被取付面の所定の
位置に吸着できる。そのため、接着剤の硬化前の粘度が
比較的低い場合にも、接着剤が乾燥・硬化するまで保持
具30を所定の位置に保つことができ、保持具30の取
り付け位置のずれ等の不都合を簡便に防止できる。そし
て、接着剤層34が乾燥・硬化した後は、保持具30
は、被取付面によりしっかりと固着されることになる。
この保持具30は、吸着盤32の吸着力が強いので、垂
直に延びる壁面に取り付ける際に位置ずれを起こすこと
が無く有用である。また、この保持具30では、回転部
材としてのカム44をを回転させて連結部材を台座の上
面側へ引き出すことにより、吸着盤32が弾性変形され
て、被取付面と吸着盤32との間に接着剤層34を介在
させつつ負圧部56が形成される。このようにして負圧
部56を形成することにより、接着剤層34を介在させ
ているにもかかわらず、吸着盤32による吸着力を高め
ることができる。さらに、図4に示す実施例では、接着
剤を塗布する以前の吸着盤32によって、脱着自在に被
取付面に保持具30を取り付けることができるので、被
取付面に孔を開けたり、傷をつけたりすることなく、最
適な取付位置を決定することができる。そして、その
後、接着剤を吸着盤32に塗布して被取付面の最適な位
置に保持具30を固着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す断面図解図である。
【図2】図1に示す保持具の使用状態を示す浴室の平面
図解図である。
【図3】(A)は、この発明の他の実施例を示す要部断
面図解図であり、(B)は、さらに他の実施例を示す要
部断面図解図である。
【図4】この発明の別の実施例の一部を切り欠いた状態
を示す図解図である。
【図5】(A)は、図4に示す実施例の保持具の負圧部
を形成する前の状態を示す図解図であり、(B)は負圧
部を形成した後の状態を示す図解図である。
【図6】図4に示す実施例の保持具の取り付け方法を示
す図解図である。
【図7】図4に示す実施例の保持具の取り付け方法を示
す図解図である。
【図8】図4に示す実施例の保持具の取り付け方法を示
す図解図である。
【図9】図4に示す実施例の保持具の取り付け方法を示
す図解図である。
【図10】図4に示す実施例の保持具の取り付け方法を
示す図解図である。
【図11】図4に示す実施例の保持具の取り付け方法を
示す図解図である。
【図12】図4に示す実施例の保持具の取り付け方法を
示す図解図である。
【図13】図4に示す実施例の保持具の取り付け方法を
示す図解図である。
【図14】(A)は、この発明の背景となる従来の保持
具の一例を示す要部断面図解図であり、(B)は、他の
例を示す要部断面図解図であり、(C)は、さらに他の
例を示す要部断面図解図である。
【図15】(A)は、この発明の背景となる従来の保持
具の他の例の使用状態を示す断面図解図である。(B)
は、この発明の背景となる浴槽の設置状態を示す断面図
解図である。
【符号の説明】
10、10′、10″、30 保持具 12 基板 14 取手本体 14a 支柱部材 14b 握り部材 16 貼着材 18 基材 20 第1の接着剤層 22 第2の接着剤層 24 防水材 32 吸着盤 34 接着剤層 36 連結部材 38 台座 40 横軸 42 軸受け部材 44 カム 44a 作動棒 46 押圧部材 48 取手部材 50 取手受部材 50a 凹部 52 カバー 54 ネジ 56 負圧部 58 位置決め部材 58a 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // A61H 3/00 A61H 3/00 Z

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者が自分の身体を保持するためにつ
    かみ持つための保持具であって、 壁面等の被取付面に当接させて取り付けられる板状の基
    板、 前記基板の一方主面から突き出すようにして形成され、
    使用者がつかみ持つための取手本体、および 前記基板の
    他方主面に形成され、前記基板を被取付面に固着するた
    めの接着手段を含み、 前記接着手段は、基材と、 前記基材の一方主面に形成され、前記基材を前記基板に
    固着するための第1の接着剤層と、 前記基材の他方主面に形成され、前記基材を前記被取付
    面に固着するための第2の接着剤層とを含む、保持具。
  2. 【請求項2】 使用者が自分の身体を保持するためにつ
    かみ持つための保持具であって、 壁面等の被取付面に当接させて取り付けられる板状の基
    板、 前記基板の一方主面から突き出すようにして形成され、
    使用者がつかみ持つための取手本体、および 前記基板の
    他方主面に形成され、前記基板を被取付面に固着するた
    めの接着手段を含み、 前記接着手段は、前記基板の他方主面の一部に形成さ
    れ、前記基板を前記被取付面に仮止めするための貼着材
    と、 前記基板の他方主面の残りの部分に形成され、前記基板
    を前記被取付面に固着するための接着剤とを含み、 前記貼着材は、基材と、 前記基材の一方主面に形成され、前記基材を前記基板に
    固着するための第1の接着剤層と、 前記基材の他方主面に形成され、感圧型の接着剤からな
    り前記基材を前記被取付面に貼着するための第2の接着
    剤層とを含む、保持具。
  3. 【請求項3】 使用者が自分の身体を保持するためにつ
    かみ持つための保持具であって、 壁面等の被取付面に脱着自在に吸着する吸着盤、その一
    端側が前記吸着盤の一方主面から垂直に延びて形成され
    る軸状の連結部材、 前記連結部材の他端部が連結され、前記吸着盤の一方主
    面を覆うようにして形成される台座、 前記台座の一方主面から突き出すようにして形成され、
    使用者がつかみ持つための取手本体、および前記台座な
    いし前記吸着盤の他方主面に形成され、前記台座ないし
    前記吸着盤を被取付面に固着するための接着剤層を含
    む、保持具。
  4. 【請求項4】 使用者が自分の身体を保持するためにつ
    かみ持つための保持具であって、 弾性を有し、その一方主面が被取付面に脱着自在に吸着
    される吸着盤、 その一端側が前記吸着盤の他方主面から垂直に延びて形
    成される軸状の連結部材、前記連結部材をその軸方向上下に変位させるため、前記
    連結部材に回動自在に連結される回転部材、 前記吸着盤の周縁部を押圧する環状の突出部材からなる
    押圧部を有し、前記連結部材が挿通される台座、 その一端部が前記台座の前記吸着盤と反対側の面に固着
    され、使用者がつかみ持つための取手本体、および前記
    吸着盤の少なくとも一方主面に形成され、前記吸着盤を
    被取付面に固着するための接着剤層を含み、 前記押圧部で前記吸着盤の周縁部を被取付面に対して押
    圧しながら、前記回転部材を回転させて連結部材を前記
    台座の上面側へ引き出すことにより、前記吸着盤が弾性
    変形されて、前記被取付面と前記吸着盤との間に前記接
    着剤層を介在させつつ負圧部が形成される、保持具。
  5. 【請求項5】 被取付面に脱着自在に吸着する吸着盤を
    有する保持具を使用者がつかみ持つのに最適な位置に取
    り付けるための方法であって、 前記吸着盤によって前記保持具を被取付面に一時的に取
    り付けて、前記保持具を取り付けるのに最適な位置を決
    定するステップ、 決定された位置に目印を付けた後、一旦前記保持具を被
    取付面から取り外し、前記吸着盤の被取付面側に接着剤
    を塗布するステップ、および接着剤を塗布した前記吸着
    盤を目印をつけた位置に再度吸着させ、引き続き前記接
    着剤を乾燥ないし硬化させるステップを含む、保持具の
    取付方法。
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