JPS628276Y2 - - Google Patents

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JPS628276Y2
JPS628276Y2 JP7059282U JP7059282U JPS628276Y2 JP S628276 Y2 JPS628276 Y2 JP S628276Y2 JP 7059282 U JP7059282 U JP 7059282U JP 7059282 U JP7059282 U JP 7059282U JP S628276 Y2 JPS628276 Y2 JP S628276Y2
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JP
Japan
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slip
fixed
extension
rear end
horizontal piece
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JP7059282U
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JPS58174528U (ja
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  • Steps, Ramps, And Handrails (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、建物の階段の角部に取付けられて
階段の角部を保護すると共にすべり止め機能を発
揮し、しかも取付施工性に優れた建物用すべり止
めに関する。
従来より、この種の建物用すべり止めとして
は、その取付施工性を考慮し、第1図に示すよう
に、断面略L字状に形成されて階段Sの踏面12
に固着される水平片2と階段Sの蹴上げ面13に
固着される垂下片3とを有する薄肉金属性の基板
1と、この基板1の水平片2の上面全面に固着さ
れて階段Sの踏面12側ですべり止め機能を発揮
する硬質ゴム製のすべり止め材4とからなり、そ
の後端縁を階段Sの踏面12に張着される床仕上
げ材9の前端縁とを突き合せ状に取付施工するよ
うにしたものが知られている。
しかしながら、このような従来の建物用すべり
止めは、その取付施工に際して階段Sの角部に切
欠き段状の取付基部を形成する等の加工を必要と
しないことから取付施工性に優れているという長
所を有する反面、階段Sの踏面12に張着された
床仕上げ材9の上面より上方に突出する突出寸法
をできるだけ小さくするために例えば基板1が
1.0〜1.2m/m程度ですべり止め材4が2.0〜2.5
m/m程度の厚さに形成されている。このため、
使用時の踏圧等の衝撃がそのすべり止め材4で吸
収しきれず階段Sの踏面12とすべり止めの基板
1との間の接着面に伝わり、すべり止めが剥れ易
いという問題があり、特に昇降の激しい階段には
使用できなかつた。
この点を解決するための方法として、ビス等の
止着子を併用することも行なわれていたが、止着
子の頭部が露出して階段の美観を損ね、あまり好
まれない。
この考案は、かかる観点に鑑み、階段の踏面に
接着固定される基板の水平片にはその後端側に延
長部を形成し、上記水平片を踏面に接着すると共
に上記延長部をビス等の止着子で固定し、上記延
長部の上面にはその後端側に張着される床仕上げ
材の上面と略同じ高さとなる被覆シートを張着し
てなるもので、基板の水平片の接着固定に加えて
延長部の止着子による固定を行うのでその取付強
度が著るしく向上し、使用途中における剥離等の
問題がないほか、延長部の上面に被覆シートを張
着してその後端側踏面に張着された床仕上げ材と
の間の段差をなくし、止着子の頭部を隠蔽するこ
とができる建物用すべり止めを提供するものであ
る。
以下、添付図面に示す実施例に基づいて、この
考案の内容を詳細に説明する。
第2図において、この考案の第一実施例に係る
建物用すべり止めが示されている。このすべり止
めは、薄肉金属板材で断面略L字状に折曲げ形成
され、階段Sの踏面12に固着される水平片2と
階段Sの蹴上げ面13に固着される垂下片3とを
有する基板1と、この基板1の水平片2の上面に
接着等の手段で一体的に固着され、上面には凹凸
状のすべり止め部5を有してすべり止め機能を発
揮するすべり止め材4とで構成されており、ま
た、水平片2の後端にはすべり止め材4の後端よ
り後方に一体に突出する延長部6が形成されてお
り、この延長部6はビス等の止着子7を予め階段
Sの踏面12に打ち込まれた埋込プラグ8に螺着
することにより固定されるようになつており、さ
らに、この延長部6の上面には、その後端側に張
着される床仕上げ材9の上面と略同じ高さとなる
ように、ゴム、軟質合成樹脂等で形成された薄肉
帯状の被覆シート10が張着され、これによつて
すべり止め材4の後端部から床仕上げ材9の前端
部にかけて連続する平坦面が形成されるようにな
つている。
この実施例において、基板1の水平片2の前端
にはこの上面に固着されるすべり止め材4の位置
決めとこのすべり止め材4の前端部が使用途中に
剥離するのを防止する突条11が形成されてい
る。
従つて、この実施例の建物用すべり止めによれ
ば、蹴上げ面13に仕上げ材14が張着された階
段Sの角部に基板1の水平片2と踏面12との間
を接着してすべり止めを取付け、次いでこのすべ
り止めの延長部6を介してビス等の止着子7を踏
面12に予め打ち込んでおいた埋込プラグ8に螺
合してこの延長部6を固定し、この延長部6の上
面に被覆シート10を接着して固定した後すべり
止めの後端方に床仕上げ材9を張着する。
次に、第3図ないし第6図は上記第一実施例の
建物用すべり止めの変形例を示すものである。
第3図及び第4図の建物用すべり止めは、基板
1の水平片2の前端にまで軟質合成樹脂製のすべ
り止め材4を位置させ、両者を成形時一体に固着
したものであり、階段Sの角部において第2図に
示すような突条11が露呈するようなことがな
く、階段Sの角部における衝撃吸収性と踏感の向
上を図つたものである。
第5図の建物用すべり止めは、断面略L字状に
形成された基板1の水平片2にその前端の突条1
1とその後端に形成された突条15とによつて浅
い凹溝16を形成し、上記突条15の後方に延長
部6を形成したもので、上記凹溝16内に接着等
の手段ですべり止め材4を嵌着すると共に、突条
15と延長部6とこの延長部6の後端より後方に
張着される床仕上げ材9の前端縁とが形成する凹
部内に被覆シート10を張着するようにしたもの
である。
第6図の建物用すべり止めは、第5図の場合と
ほぼ同様であるが、基板1の水平片2に設けられ
た各突条11,15をそれぞれ内向き鉤状に形成
して水平片2の上面に浅い嵌支溝19を形成し、
この嵌支溝19内にすべり止め材4を着脱可能に
嵌着するようにしたものである。
次に、第7図及び第8図に示す第二実施例の建
物用すべり止めは、そのすべり止め材4の後端に
一体に被覆シート10を突設し、この被覆シート
10の下面側には接着層17を保護する図示外の
保護シートを設け、上記すべり止め材4と被覆シ
ート10との間には水平片2の突条15の上面に
薄肉部18を形成し、この薄肉部18から被覆シ
ート10を容易に折り曲げ、かつ被覆シート10
の横づれを防止することができるようにする。
この第二実施例の建物用すべり止めによれば、
取付施工の際に被覆シート10をめくり上げて延
長部6をビス等の止着子7により固定し、被覆シ
ート10の下面側に設けた接着層17によりこの
被覆シート10を延長部6の上面に固着する。
第9図は上記第二実施例の変形例を示すもの
で、階段Sの蹴上げ面13側においても、基板1
の垂下片3の下端に延長部6aを設け、基板1の
水平片2に固着される踏代部20及び垂下片3に
固着される蹴上げ部21にはそれぞれその後端及
び下端に一体に被覆シート10,10aを突設
し、基板1の各延長部6,6aをそれぞれビス等
の止着子7で階段Sの踏面12及び蹴上げ面13
に固定した後、各被覆シート10,10aを各延
長部6,6aに接着することによりすべり止め材
4を基板1に固着するようにしたものである。な
お、図中符号22は耐摩耗性の合成樹脂ですべり
止め材4と一体成形された表面材である。
以上の通り、この考案の建物用すべり止めは、
基板の水平片後端側にこの基板に固着されたすべ
り止め材の後端より後方に一体に突出する延長部
を形成し、水平片を階段の踏面に接着すると共に
上記延長部をビス等の止着子で固定し、上記延長
部の上面にはその後端側に張着される床仕上げ材
の上面と略同じ高さとなる被覆シートを張着して
なるものであるから、その取付施工に際して階段
の角部に切欠き段状の取付部を形成する等の面倒
な作業の必要がなくその取付施工性が著るしく向
上するばかりでなく、水平片の接着に加えて延長
部を止着子により固定するのでその取付強度が著
るしく向上し、使用途中に剥離する虞れがないほ
か、延長部の上面に被覆シートを張着してその後
端側踏面に張着される床仕上げ材との間の段差を
なくし、しかも、止着子の頭部を隠蔽するので、
階段の外観を美麗に仕上げることができ、また、
床仕上げ材の端部がひび割れするようなこともな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の建物用すべり止めの使用状態を
示す断面図、第2図はこの考案の第一実施例に係
る建物用すべり止めの使用状態を示す一部を切欠
した斜視断面図、第3図ないし第6図はこの第一
実施例の変形例の使用状態を示す断面図、第7図
は第二実施例の建物用すべり止めの使用状態を示
す斜視断面図、第8図は第7図の建物用すべり止
めの被覆シートをめくり上げた状態を示す断面
図、第9図は第二実施例の変形例の使用状態を示
す断面図である。 S……階段、1……基板、2……水平片、4…
…すべり止め材、6,6a……延長部、7……止
着子、9……床仕上げ材、10,10a……被覆
シート、12……踏面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 剛性を有する薄肉板材で形成され、少くとも階
    段の角部踏面側に固着される水平片を有する基板
    と、この基板に固着されてすべり止め機能を発揮
    するすべり止め材とからなり、全体が断面略L字
    状に形成されて階段の角部に取付けられる比較的
    薄肉状の建物用すべり止めにおいて、上記基板の
    水平片にはその後端側をすべり止め材の後端より
    後方に一体に突出する延長部を形成し、上記水平
    片の裏面を踏面側に接着すると共に上記延長部を
    ビス等の止着子により固定し、上記延長部の上面
    にはその後端側に張着される床仕上げ材の上面と
    略同じ高さとなる被覆シートを張着してなること
    を特徴とする建物用すべり止め。
JP7059282U 1982-05-17 1982-05-17 建物用すべり止め Granted JPS58174528U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7059282U JPS58174528U (ja) 1982-05-17 1982-05-17 建物用すべり止め

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7059282U JPS58174528U (ja) 1982-05-17 1982-05-17 建物用すべり止め

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58174528U JPS58174528U (ja) 1983-11-22
JPS628276Y2 true JPS628276Y2 (ja) 1987-02-26

Family

ID=30080251

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7059282U Granted JPS58174528U (ja) 1982-05-17 1982-05-17 建物用すべり止め

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JP (1) JPS58174528U (ja)

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Publication number Publication date
JPS58174528U (ja) 1983-11-22

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