JP2802625B2 - プリンタ用給紙装置 - Google Patents

プリンタ用給紙装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、連続用紙と単票用紙をそれぞれ切換えて使
用するプリンタの給紙装置に関する。
(従来技術) プリンタは、印刷すべきドキュメントにより連続用紙
と単票用紙とを選択する関係上、通常連続用紙の給紙を
行なうトラクタフィーダを内蔵したプリンタにあって
は、用紙収容部前方の下方の両側端に、用紙の下部コー
ナを係止する分離爪Vを配設してなる給紙装置をアダプ
タとしてプリンタにセットし、プラテンの回転を給紙ロ
ーラに伝達させて、連続用紙と単票用紙の両方を自動的
に給紙することを可能ならしめるようにシステムが組ま
れている。
このような給紙システムにおいては同一のプラテンを
使用する関係上、連続用紙から単票用紙の切換え時に
は、連続用紙をプラテンから後退させるべくプラテンを
逆転させる必要があるが、給紙装置はプラテンの回転を
受けて作動するものである関係上、連続用紙退避操作時
にも給紙ローラが作動して、単票用紙を不必要に移動さ
せることになるため、給紙装置の取外しが必要となって
手間を要するという問題がある。
また、上述した給紙装置は、通常、第12図に示したよ
うな用紙を収容するホッパ部Sの前方の下方の側端に用
紙の下部コーナを係止する分離爪Vを配設して、給紙ロ
ーラにより作用する引出し力を表面の用紙に作用させ
て、表面の用紙だけを分離爪Vで座屈させて1枚づつ取
出すように構成されている。
しかしながら、カードや封筒などのように印刷坦体自
体の腰が強いものの場合には、分離爪Vで座屈させ切れ
ないため、下方前面に形成されている下方に傾斜する斜
面Uにより分離する必要がある。このため、このような
分離爪Vを使用した給紙装置にあっては、カード等の腰
の強い坦体に印刷を行なう場合には、用紙の両側端を分
離爪よりも中央側に偏奇させるため、給紙装置にアタッ
チメントを装着して、葉書等の下端コーナが分離爪Fに
接触しない位置にセットして斜面Uにより分離するよう
にしているが、印刷媒体に応じてアタッチメントを着脱
させるという操作を必要として印刷作業が繁雑になると
いう問題の外に、給紙ローラとプラテンとに距離がある
ため、伝票等のように移送方向が短い用紙への印字が不
可能であるという問題があった。
(目的) 本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであっ
て、その目的とするところは多様な用紙の印刷に簡単に
対応することができる新規な給紙機構を提供することに
ある。
(発明の概要) すなわち、本発明が特徴とするところは、積された記
録用紙の横幅方向を規制する側壁、前記記録用紙の下端
を規制する受け板、前記記録用紙の背面を前方に弾圧す
る圧板からなる一対のホッパ部材、前記記録用紙の表面
側に接触して用紙を下方に引出す給紙ローラ、前記受け
板部の前方に下方に傾斜するように形成された分離用斜
面、記録用紙の下端コーナーに当接する位置に配設され
た分離爪、前記記録用紙の側面に当接する位置と、非当
接な位置に進退可能で、かつ前記記録用紙の側面に当接
する位置にセットされた場合には前記記録用紙の下端を
前記分離爪から外れた位置に規制する横幅規制部材、及
び前記給紙ローラの下流側に配設されてプラテンから動
力を受ける給紙補助ローラを備えた単票用紙給紙装置
と、紙送り方向上流側に位置して連続用紙を搬送するト
ラクタ手段とを備えるとともに、前記プラテンの逆転に
より前記給紙ローラを用紙排出方向に回転させ、またプ
ラテンの回転方向に関わりなく前記給紙補助ローラを紙
送り方向に回転させるとともに、前記トラクタ手段の作
動時には前記給紙ローラと前記プラテンとの接続を切離
す伝導手段を備えた点にある。
(実施例) そこで、以下に本発明の詳細を図示した実施例に基づ
いて説明する。
第1図は本発明の一実施例を示したものであって、図
中符号1は、プリンタ本体と爪2、2により係合して、
プリンタ本体の表面に載置される枠体で、プリンタにセ
ットされたときにプラテンPの軸に固定されたプラテン
歯車Gと係合する駆動歯車3を備えるとともに、後述す
る輪列機構4を介して噛合う後述の給紙ローラ5、5
と、ホッパ部材6、6を備えている。このホッパ部材
6、6は、プラテンPに平行な案内軸9、9(第2図)
に沿って移動可能に取付けられているとともに、内側、
つまり用紙Hの側部に対向する面には後述する横幅規制
部材7、7が用紙Hに対して垂直な方向に回動可能に設
けられている。
第2図は、上述したホッパ部材の一方(第1図中、左
側のもの)を拡大して示すものであって、図中符号10
は、用紙Hの側部を規制する側壁部材で、用紙Hの下端
を支持する受け板11が内側側方に水平に固定されてい
る。この受け板11の給紙ローラ側先端部には前方下方に
傾斜する斜面を有する厚紙用分離部材12が設けられ、ま
た用紙Hの下部コーナが当接する位置には分離爪13が設
けられている。さらに、側壁部材10と受け板11とで形成
される空間の後方側には、第3図に示したようにガイド
ピン15と溝16により用紙に略々垂直方向に案内されつつ
圧縮バネ17により常時給紙ローラ5、5側に付勢される
用紙圧板19が設けられている。
再び第2図に戻って、図中符号7は、前述の横幅規制
部材で、細長い水滴型に形成され、その内側の面、つま
り用紙側の面が分離爪13よりも中央側に突出する位置に
回動可能に側壁部材10に取付けられている。
すなわち、側壁部材10の表面から分離爪13先端までの
距離をl、側壁部材10の表面から横幅規制部材7の表面
までの距離をWとすると、l<wとなるように寸法が設
定されている。なお、図中符号20は、横幅規制部材7を
手前側に倒したときに、その位置を保持するためにレバ
ー21により操作されるストッパを示す。
第4、5図は、カットシートを、また第6図は連続用
紙を印刷する場合の状態でもって、前述の輪列機構4の
詳細を示したもので、図中符号3は、給紙装置の枠体1
がプリンタにセットされたとき、プラテン歯車Gに係合
する歯車で、中間歯車22、排紙ローラ駆動歯車24、及び
歯車25に動力を伝達している。この歯車25と小歯車26
は、一体で軸27に回動可能に係合し、これに後述する遊
星歯車機構30が設けられた歯車28が自由可動可能に係合
して、ここには同一の軸29に歯車28と一体の小歯車31が
回動可能に係合している。
30は前述の遊星歯車機構で、歯車28の回転軸29に後述
する小歯車が静止系の歯車36、37、39に当接しない状態
でつれ回りできる程度の摩擦トルクで自由回動可能にL
型アームLと、T型アームTとが取付られている。L型
アームLには、小歯車31と噛合って給紙ローラ歯車36に
噛合い可能な歯車33が、またT型アームTには歯車31と
噛合って歯車39に噛合い可能な歯車34を自由回転可能に
設けるとともに、アームT2には歯車28に噛合って一方に
偏奇したときに給紙補助ローラ歯車37に噛合い可能な歯
車35に自由回転可能に取付けられている。
この遊星歯車機構30の軌跡上には給紙ローラ5に固着
された給紙ローラ歯車36と、給紙補助ローラ38に固着さ
れた給紙補助ローラ歯車37に噛合う中間歯車39が配設さ
れ、アーム32が一方、つまりプラテンPが逆転したとき
(第4図)、歯車33、34がそれぞれ給紙ローラ駆動歯車
36、及び歯車39を介して給紙補助ローラ歯車37に係合
し、またプラテンPが正転したときには他方に移動し
て、アームT2に取付けられている歯車35が給紙補助ロー
ラ歯車37に直接噛合うよう(第5図)、各歯車の位置が
選択されている。L型アームの他端には、ピンLa、T型
アームの他端にはピンT3が設けられていて、フィードロ
ーラFをプラテンPに接離させるレリースレバー41によ
り遊星歯車機構30の歯車33、34、35が静止系の歯車36、
39、37と噛合わずにロックされている。
44は、軸45を中心に回動可能で、引っ張りバネ46によ
り遊星歯車機構30から退避する方向に付勢された係止部
材で、レリースレバー41がフィードローラFをプラテン
Pから離す位置(第6図)にセットされたとき、突起43
を介して遊星歯車機構30側に移動してピンLa、T3に係合
し、遊星歯車機構30の歯車33、34、35の係合を解く位置
に固定するように構成されている。
第7、8、9、10図は、それぞれ前述の給紙装置がセ
ットされたときのプリンタの給紙機構全体の動作状態を
示すものであって、第7、8、9図は単票用紙を印刷す
る場合の、また第10図は連続用紙に印刷する場合の状態
を示すものであって、図中符号は、50は給紙ローラ5と
プラテンPとの間に配設された給紙補助ローラで、給紙
補助ローラ駆動歯車39(第4、5図)に接続され、用紙
案内板51、51から排出された用紙を受け取ってプラテン
Pに移送するものである。53は、排紙ローラ駆動歯車22
に接続された排紙ローラで、プラテンPから排出されて
来た用紙をガイド板54と協同して上方に移動させ、後述
する用紙偏向機構55により、カットシートの場合にはス
トッカー56側に、また連続用紙Jの場合にはプリンタ前
方側(第10図)に排出させるものである。
第11図(イ)(ロ)は、それぞれ前述の用紙偏向機構
55の一実施例を示すものであって、連続用紙を沿わせて
プラテン前方に排出するためのリブ55aを備え(第7
図)、機枠1(第7図)に固定されたブロック58に回動
可能に取付けられ、ブロック58の弾性片59の外周に形成
された突起60に係合する2つの凹部61、62を内周面に有
し、単票用紙Hの場合にはリブ55aがプラテンP側に
(同図イ)、また連続用紙の場合にはリブ面57aがプリ
ンタの前方を向く位置(ロ)の2箇所に選択的に係止さ
れるように構成されている。
次に、このように構成した装置について説明する。
(1)連続用紙に印刷する場合 まず、用紙ガイド機構55のリブ55aを連続用紙Jがプ
リンタの前方に排出される位置(第11図ロ)にセット
し、またレリースレバー41を第6図に示すように手前側
にセットする。これにより、フィードローラFがプラテ
ンPから離れ、また印字装置本体内でトラクタTに動力
が伝達されることになる。同時に、レリースレバー41の
移動により係止部材44が遊星歯車機構30のピンLa、T3
係合し、遊星歯車機構30の歯車33、34、35がそれぞれ給
紙ローラ駆動歯車36、給紙補助ローラ駆動歯車39に噛合
わない位置にロックされて、プラテン歯車Gと給紙ロー
ラ駆動歯車36、及び給紙補助ローラ駆動歯車37の接続が
断たれる。これにより、印刷動作を開始するに当っての
連続用紙を印字ヘッドまで送り込み印字するためにプラ
テンを正転させたり、給紙装置から用紙を印字装置へ送
り込むための準備として連続用紙Jを給紙装置の用紙移
動経路外へ待避させるためにプラテンPを逆転させて
も、連続用紙使用中に給紙装置の用紙が印字装置内に送
り込まれることはない。
この状態で印字信号が入力すると、プラテンPが回動
してトラクタTと排紙ローラ53に動力が伝達され、印字
ヘッドMによる印字終了部分が排紙ローラ53により上部
に排出される。排出された用紙Jは、その先端が用紙偏
向機構55のリブ55aに接して手前側に向きを変更される
から、ストッカ56に移動することができず、プリンタ前
面から下方に移動して別設した連続用紙用の収容部に折
畳みながら収容されることになる。
(2)カットシートに印刷する場合 まず、両側の横幅規制部材7、7を手前側に倒して用
紙の挿入路から退避させる(第2図一点鎖線により示す
位置)。この状態で側壁部材10の表面が用紙の側部に当
接するようにホッパ部材6を軸9、9に沿わせて移動さ
せ(図中矢印B方向)、ホッパ部材6、6の位置を調整
する。
このような準備が終了した段階で、レリースレバー41
を第4、5図の実線で示した位置にセットすると、フィ
ードローラFがプラテンPに圧接され、また印字装置本
体内でトラクタTへの動力の伝達が断たれる。
同時に、レリースレバー41の移動により係止部材44と
ピンLa、T3との係合が解除され、遊星歯車機構30が軸29
を中心に回動可能となる。この状態で給紙信号が入力す
ると、まずプラテンPが逆転し、これの回転を受ける歯
車26により歯車28が回転し、これとつれまわりするL型
アームLとT型アームTが回動して遊星歯車33、34がそ
れぞれ給紙ローラ駆動歯車36、歯車39に当接して噛合う
位置(第4図に示す状態)に移動する。この状態でプラ
テンPがさらに逆転すると、プラテンPの回動力が駆動
歯車3、輪列機構4を介して給紙ローラ5、5に伝達さ
れ、ホッパ部材6、6にセットされている表面の用紙が
下方に引込まれる。この過程において第2、第3枚目の
用紙にもローラ5、5の力が伝達するが、分離爪13、13
により移動を阻止される一方、第1枚目の用紙H1は、下
端コーナが分離爪13で座屈するため、分離爪13を乗越え
て下方に移動し、給紙補助ローラ50に引込まれる。
用紙が給紙補助ローラへ引き込まれるまで移動した段
階て、プラテンPが正転する。このプラテンの正転によ
り遊星歯車機構30が第5図に示す位置までつれ回りし、
歯車35が給紙補助ローラ駆動歯車37に当接する一方、他
の歯車33、34と歯車36、39の噛合いが解除される。した
がって、給紙ローラ5、5は駆動を断たれ、給紙補助ロ
ーラ50、50だけが単票用紙をプラテンPに向けてさらに
移送する。単票用紙の先端がプラテンPとフィードロー
ラFの接触点まで移動すると、プラテンPが逆転してい
る関係上、単票用紙はプラテンPとフィードローラFに
引込まれることなく両ローラの接触点において小さな振
幅で上下に揺動させられ、プラテンPとフィードローラ
Fの接触線に沿って正しく整列させられることになり、
仮に移送中に印刷用紙がズレていたとしても、この揺動
操作により修正されることになる。
この状態でプラテンPが正転に移ると、遊星歯車機構
30が逆方向に回動され、第5図に示した状態となって給
紙ローラ5、5への動力が断れる一方、給紙補助ローラ
駆動歯車37が歯車35を介してプラテンPからの動力を受
けて依然として回動を継続する。単票用紙の先端をフィ
ードローラFに咬込んだ状態から印字ヘッドMまでのプ
ラテンPの周長分と、用紙印字開始位置に対応した長さ
分だけ、プラテンが正転することにより、用紙が印字位
置へ正確に頭出しされる(第10図)。
この状態から印字が開始されると、印字が終了した部
分は、排紙ローラ53により上方に引出され、自重により
ストッカ56に倒れる。このようにして単票用紙の後端が
排紙ローラ53を通過するまでプラテンPが回動を継続す
ると、単票用紙はストッカ56に収容されることになる。
なお、排出過程において、用紙がプリンタ前方に傾いた
としても、用紙偏向機構55によりストッカ56側に押戻さ
れて、ストッカ56に収容されることになる。
第2頁以降についての印刷がある場合には、再びプラ
テンPが逆転し、前述の工程を経て所定の位置に用紙を
頭出した状態にセットし、印刷の終了した単票用紙をス
トッカ部に順次堆積させる。
ところで、プラテンPと給紙ローラ5との間の用紙移
動経路上に給紙補助ローラ50、50が配設されているた
め、例えば移送方向に80mm程度の長さしかない横に細長
い伝票等の長さの短い用紙をホッパ部材にセットした場
合にも、第8図に示したように給紙ローラ5、5により
ホッパ部材6、6から排出された用紙は、給紙ローラ
5、5との接触がなくなっても、給紙補助ローラ50、50
に受け継がれるから、給紙補助ローラ50、50によりプラ
テンPまで移送される。これにより印字装置へ一枚一枚
自動的に供給することが可能となり、しかも、用紙をプ
ラテンPに対し所定の正しい位置に正確に給紙する。
つぎに、葉書や封筒のように腰の強い媒体に印刷する
場合には、紙幅規制部材7、7を圧板19、19側に倒して
(第2図、実線により示す位置)、この状態で印刷すべ
き媒体の側部に横幅規制部材7、7が当接するようにホ
ッパ部材6、6の位置を調整して、媒体をホッパ部材
6、6に収容する。この状態で、プリンタを作動させる
と、プラテンPにより回動された給紙ローラ5、5によ
り用紙が下方に引出される。このとき、媒体の側部は、
横幅規制部材6、6により分離爪13、13よりも内側に位
置させられているため、分離爪13、13に接触することな
く移動し、受け板11に形成されている斜面12により分離
されてプラテンPの所定の位置にセットされることにな
る。この場合、媒体が給紙ローラ5、5とプラテンPの
距離よりも小さいサイズのものであるとしても、途中に
給紙補助ローラ50、50が存在するから、前述したのと同
様の過程により給紙補助ローラ50、50に受け継がれてプ
ラテンPに移送されることになる。
(効果) 以上、説明したように本発明においては、堆積された
記録用紙の横幅方向を規制する側壁、記録用紙の下端を
規制する受け板、記録用紙の背面を前方に弾圧する圧板
からなる一対のホッパ部材、記録用紙の表面側に接触し
て用紙を下方に引出す給紙ローラ、受け板の前方に下方
に傾斜するように形成された分離用斜面、用紙の下端コ
ーナーに当接する位置に配設された分離爪、記録用紙の
側面に当接する位置と、非当接な位置に進退可能で、か
つ記録用紙の側面に当接する位置にセットされた場合に
は記録用紙の下端を分離爪から外れた位置に規制する横
幅規制部材、及び給紙ローラの下流側に配設されてプラ
テンから動力を受ける給紙補助ローラを備えた単票用紙
給紙装置と、紙送り方向上流側に位置して連続用紙を搬
送するトラクタ手段とを備えるとともに、プラテンの逆
転により給紙ローラを用紙排出方向に回転させ、またプ
ラテンの回転方向に関わりなく給紙補助ローラを紙送り
方向に回転させるとともに、トラクタ手段の作動時には
給紙ローラとプラテンとの接続を切離す伝導手段を備え
てたので、連続用紙の印刷終了後に単票用紙を印刷する
際、トラクタ手段を逆転させても給紙装置を不作動状態
に保持させるため、給紙装置の取外しを不要とすること
ができ、また給紙ローラから排出された用紙を給紙補助
ローラに引継がせるため、短い用紙をも自動的に給紙す
ることができ、さらには横幅規制部材の進退によって分
離機構を選択でき、印刷作業の簡素化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の給紙装置の一実施例を示す斜視図、
第2、3図は第1図におけるホッパ部材詳細を示す斜視
図と断面図、第4、5、6図は同上装置における輪列機
構を単票用紙と連続用紙を給紙している状態で示した正
面図、第7、8、9、10図は、第1図の給紙装置をセッ
トして構成された給紙機構を単票用紙と連続用紙移送状
態をもって示した断面図、第11図は用紙ガイド板の一実
施例を示す断面図、及び第12図は従来の給紙装置のホッ
パ部材の構成を示す斜視図である。 1……機枠、2……爪 3……駆動歯車、4……輪列機構 5、5……給紙ローラ、6、6……ホッパ部材 7、7……横幅規制勢部材 12……厚紙用分離部材、13……分離爪 19……圧板 22……排紙ローラ駆動歯車 30……遊星歯車機構 36……給紙ローラ駆動歯車 37……給紙補助ローラ駆動歯車 41……レリースレバー 50、50……給紙補助ローラ 53……排紙ローラ、55……用紙偏向機構 56……ストッカ、H……用紙 G……プラテン歯車、F……フィードローラ P……プラテン、T……トラクタ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】堆積された記録用紙の横幅方向を規制する
    側壁、前記記録用紙の下端を規制する受け板、前記記録
    用紙の背面を前方に弾圧する圧板からなる一対のホッパ
    部材、前記記録用紙の表面側に接触して用紙を下方に引
    出す給紙ローラ、前記受け板の前方に下方に傾斜するよ
    うに形成された分離用斜面、前記記録用紙の下端コーナ
    ーに当接する位置に配設された分離爪、前記記録用紙の
    側面に当接する位置と、非当接な位置に進退可能で、か
    つ前記記録用紙の側面に当接する位置にセットされた場
    合には前記記録用紙の下端を前記分離爪から外れた位置
    に規制する横幅規制部材、及び前記給紙ローラの下流側
    に配設されてプラテンから動力を受ける給紙補助ローラ
    を備えた単票用紙給紙装置と、紙送り方向上流側に位置
    して連続用紙を搬送するトラクタ手段とを備えるととも
    に、前記プラテンの逆転により前記給紙ローラを用紙排
    出方向に回転させ、またプラテンの回転方向に関わりな
    く前記給紙補助ローラを紙送り方向に回転させるととも
    に、前記トラクタ手段の作動時には前記給紙ローラと前
    記プラテンとの接続を切離す伝導手段を備えてなるプリ
    ンタ用給紙装置。
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