JP2801939B2 - 偏平モータ用アマチュアの製造方法及びその装置 - Google Patents

偏平モータ用アマチュアの製造方法及びその装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、偏平モータを構成するアマチュアの製造方
法及びその装置に係り、詳しくは、平板状の単位コイル
を連続的に形成すると共に、平板状の単位コイルの余長
部をコンミテータの各爪部に連続的に引っ掛けて偏平モ
ータ用アマチュアを製造する方法及びその装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の偏平モータ用アマチュアの製造方法と
しては、例えば特開昭60−5759号公報等が知られてい
る。
これを第5図に基づいて説明する。1は外層に絶縁層
と融着層とが被覆されたコイルで、フライヤ2内を挿通
している。フライヤ2は、型枠具3の周囲を回転するよ
うに装置本体(図示せず)に取り付けられている。型枠
具3には、コイル1を巻き付ける型枠部(図示せず)が
設けられている。4はコンミテータで、ターンテーブル
6の中央部に載置されている。コンミテータ4には、多
数の爪部4Aが設けられている。7はヒータ板で、フライ
ヤ2によって型枠具3の型枠部に捲回されたコイル1を
加熱して、コイル1を溶着して整列させた単位コイル1A
を形成するものである。8はフック案内金具で、ヒータ
板7で溶着して整列された単位コイル1Aの余長部1Bを、
コンミテータ4の各爪部4Aに引っ掛けるためのものであ
る。
次に、第5図に示す装置を用いた偏平モータ用アマチ
ュアの製造方法について説明する。フライヤ2が回転す
ると、フライヤ2の先端から引き出されたコイル1は、
型枠具3の型枠部の外周部に捲回され、このコイル1が
型枠部に捲回されている間にヒータ板7によって加熱さ
れ、コイル1が溶着されて整列されて単位コイル1Aを形
成する。この時、単位コイル1Aは、ターンテーブル6に
設けた多数のピン6Aに係止される。
その後、フライヤ2は回転を停止し、フライヤ2が移
動して、それに伴われてコイル2がコンミテータ4の側
部まで引き出され、その状態で、フック案内金具8がそ
の先端部8Aでコンミテータ4の爪部4Aの側面に押え込む
と同時に、フライヤ2が元の状態に戻る。これによっ
て、コイル1がコンミテータ4の爪部4Aに引っ掛かるこ
とになる。
以下、この操作をコンミテータ4の爪部4Aの数に応じ
て順次行なうことによって、目的とする偏平モータ用ア
マチュアを得ることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
然し、斯かる偏平モータ用アマチュアの製造方法で
は、単位コイル1Aの仮接着を、ヒータ板7が行なってい
るため、単位コイル1Aが冷却するまで放置しなければな
らず、仮接着工程に時間が掛り過ぎるという欠点があ
る。
而も、その後に、コンミテータ4の各爪部4Aに引っ掛
けたコイル1とのヒュージング工程を別の装置で行なわ
なければならず、作業工程が多くなるという欠点もあ
る。
本発明は斯かる従来の問題点を解決するために為され
たもので、その目的は、単位コイルの仮接着工程を短時
間で行なうことができると共に、ヒュージング工程を同
時に行なうことができる偏平モータ用アマチュアの製造
方法及びその装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
請求項1記載の偏平モータ用アマチュアの製造方法
は、外層に絶縁層と融着層とが被覆されたコイルを、フ
ライヤによって巻治具に所定回数捲回する工程と、捲回
されたコイルに連結するコイルをコンミテータの爪部に
引っ掛ける工程と、ヒュージングしてコンミテータの爪
部に引っ掛けられたコイルをコンミテータの爪部に固着
する工程と、このヒュージング部を介して巻治具に捲回
されたコイルに通電し、自己発熱によりコイルに被覆さ
れた融着層を溶融してコイル同士を仮接着して平板状の
単位コイルを形成する工程と、仮接着された平板状の単
位コイルを巻治具から取り出して組付治具に移動する工
程と、コンミテータを所定角度回動する工程とを、コン
ミテータの爪部の数だけ連続して行なうものである。
請求項2記載の偏平モータ用アマチュアの製造方法
は、コンミテータの回転軸が、フライヤの回転軸とほぼ
直交するように配置されている。
請求項3記載の偏平モータ用アマチュアの製造装置
は、捲回される外層に絶縁層が被覆されたコイルを巻き
付ける2つ割の巻治具と、この2つ割の巻治具を垂直方
向に昇降させる昇降装置と、2つ割の上側の巻治具に連
結し、固着されたコイルを落す突出具と、2つ割の巻治
具の下側の巻治具を水平方向へ移動させる移動装置と、
垂直方向に配された回転軸を中心にして回転し、2つ割
の巻治具にコイルを巻き付けるフライヤと、コンミテー
タをフライヤの回転軸に対してほぼ90度の角度を以て横
置きするコンミテータ取付軸と、コンミテータ取付軸を
所定角度毎に回転させる回転装置と、2つ割の巻治具に
巻き付けられたコイルをコンミテータ取付軸に取り付け
られたコンミテータの爪部に案内するフッキングガイド
と、フッキングガイドによってコイルをコンミテータの
爪部に引っ掛けた後、コンミテータに当接してヒュージ
ングするヒュージング装置と、ヒュージング部を介して
巻治具に捲回されたコイルに通電し、自己発熱によりコ
イルに被覆された融着層を溶融してコイル同士を仮接着
して平板状の単位コイルを形成するための電源接続装置
と、巻治具から取り出された仮接着された平板状の単位
コイルを収容する取付治具とを備えたものである。
〔作 用〕
請求項1記載の偏平モータ用アマチュアの製造方法に
於ては、外層に絶縁層と融着層とが被覆されたコイル
を、フライヤによって巻治具に所定回数捲回し、捲回さ
れたコイルに連結するコイルをコンミテータの爪部に引
っ掛けた後、ヒュージングしてコンミテータの爪部に引
っ掛けられたコイルをコンミテータの爪部に固着し、次
いで、このヒュージング部を介して巻治具に捲回された
コイルに通電することによって、自己発熱によりコイル
に被覆された融着層を剥離すること無く、溶融してコイ
ル同士を仮接着して平板状の単位コイルを形成すること
ができる。
請求項2記載の偏平モータ用アマチュアの製造方法に
於ては、捲回されたコイルに連結するコイルが、コンミ
テータ方向へ引かれると、コンミテータの爪部に容易に
引っ掛かる。
請求項3記載の偏平モータ用アマチュアの製造装置に
於ては、外層に絶縁層が被覆されたコイルを、フライヤ
によって2つ割の巻治具に所定回数捲回し、捲回された
コイルに連結するコイルを、フッキングガイドによって
コンミテータの爪部まで案内すると共に爪部に引っ掛
け、その後に、ヒュージング装置がその引っ掛け部に当
接して、ヒュージングし、コンミテータの爪部に引っ掛
けられたコイルをコンミテータの爪部に固着し、次い
で、このヒュージング部を介して巻治具に捲回されたコ
イルに通電することによって、自己発熱によりコイルに
被覆された融着層を剥離すること無く、溶融してコイル
同士を仮接着して平板状の単位コイルを形成することが
できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明に係る偏平モータ用アマチュアの製
造装置の一実施例を示すもので、10は外層に絶縁層と融
着層とが被覆されたコイルを現す。
コイル10は、糸巻10Aに捲回されており、フライヤ11
の先端に設けたスプール11Aを介して2つ割の巻治具12,
13に係止され、その状態でフライヤ11によって所定回数
捲回されるようになっている。
フライヤ11は、公知の方法に従って、モータ等の駆動
装置を介して回転する回転軸11Bの回転に追従して、2
つ割の巻治具12,13の周囲を回転する。
巻治具12は、第2図に示す如く、中央部に単位コイル
10Bと同じ形状の突起部12Aを設け、その周囲にコイル形
成面12Bが形成されている。又、巻治具13は、コイル形
成面12Aが形成されている。そして、巻治具12は、フラ
イヤ11の回転軸11Bに対してベアリングを介して共回り
しないようにした連結部14を介して取り付けられてい
る。又、この連結部14との間には、複数のピン15Aとこ
れの外側に同軸上に位置するスプリング15が介装されて
いる。一方、巻治具13は、プレート16に取り付けられて
いる。このプレート16は、シリンダー17によって上下方
向に移動できるようにされると共に、シリンダー18によ
って水平方向へ移動できるようになっている。
コンミテータ20は、コンミテータ取付軸19に取り付け
られている。このコンミテータ取付軸19は、フライヤ11
の回転軸11Bに対して、ほぼ90度の角度を為して配置さ
れている。
コンミテータ取付軸19には、コンミテータ20の爪部21
の数に応じて、各爪部21が順次フライヤ11の回転軸11B
と同軸となるように、割り出された所定角度毎に回転さ
せる回転装置22が取り付けられている。尚、コンミテー
タ取付軸19は、ハンドル23によっても回転させることが
できる。
フッキングガイド24は、フライヤ11によるコイル10の
捲回軌跡よりもやや上方に位置し、シリンダー等の移動
装置25によって、コイル11をコンミテータ20の爪部21の
位置まで、移動させるものである。
ヒュージング装置26は、コンミテータ20の上方に位置
し、フッキングガイド24によってコイル10をコンミテー
タ20の爪部21に引っ掛けた後、コンミテータ20に当接し
て、コンミテータ20の爪部21を押し曲げ、例えば、500
〜2000A,数V以下の電気を流すことにより、融着層と絶
縁層とを破壊する、所謂ヒュージングを行なう。このヒ
ュージング装置26は、フライヤ11によってコイル10が捲
回さている時には、その軌跡上に位置しないように移動
し、ヒュージングする時にその先端部27,28が、コンミ
テータ20とその爪部21に当接するようにしてある。
電源接続装置29は、第4図に示す如く、コンミテータ
20にヒュージングされたコイル10とこれと連続する別の
コイル10とを電気的に接触して、コイル10に電気を通す
ものである。これによって、2つの巻治具12,13に捲回
されたコイル10は、コイル10に被覆された融着層を溶融
してコイル10同士を仮接着して平板状の単位コイル10B
を形成する。例えば、コイルの径が0.48mmφで30巻した
場合、20〜25V,15〜40Aの電気を流して発熱させる。
組付治具30は、2つの巻治具12,13から取り出された
仮接着された平板状の単位コイル10Bを収容するための
ものである。この組付治具30は、コンミテータ取付軸19
と同期して所定角度毎に回転する。
次に、斯くして構成された本実施例の作用を説明す
る。
先ず、フライヤ11に取り付けた糸巻10Aからコイル10
を引き出し、フライヤ11の先端に設けたスプール11Aを
経由し、巻治具12,13に任意の手段で仮止めして置く。
次いで、フライヤ11の回転軸11Bを回転し、これによっ
てフライヤ11を回転し、巻治具12の突起部12Aにコイル1
0を巻付けて行く。コイル10は、コイル形成面12B,13Aに
よって、巻治具12の突起部12Aを取り囲むように捲回さ
れて行く。
そして、フライヤ11が所定回数捲回したら、その回転
を停止する。
その後、第2図及び第3図に示す如く、フッキングガ
イド24が、矢印Aで示す如く、フライヤ11に係止されて
いるコイル10をコンミテータ20方向へ移動させる。そし
て、フライヤ11を回転させてコンミテータ20の爪部21に
コイル10を引っ掛ける。
次いで、ヒュージング装置26が、コンミテータ20の近
傍まで移動し、その先端部27,28をコンミテータ20とそ
の爪部21とに当接し、ヒュージング電極で爪部21をつぶ
して結線する。そして、通電(電圧が数V以下,電流が
500〜2000A)してヒュージングする。これによって、コ
イル10はその融着層を溶融し乍ら、爪部21に固着され
る。
続いて、電源接続装置29が、斯しくてヒュージングに
よって固着されたコンミテータ20の爪部21とその前にヒ
ュージングされたコンミテータ20の爪部21とに、端子を
夫々接触して通電する。これによって、2つの巻治具1
2,13に捲回されて単位コイル10Bと酷似した形状を為し
ている数条のコイル10が、夫々の外側に設けられている
融着層を溶融し、隣接するコイル10同士を仮接着する。
尚、最初の工程では、コンミテータ20の爪部21には、
1つのコイル10しか係止されていないので、電源接続装
置29は、この爪部21とコイル1つの端部との間とを電気
的に短絡させることによって、コイル10の仮接着を行な
う。
次に、昇降装置17が、下方に移動して下方の巻治具13
を下方させた後、移動装置18によって巻治具13は、巻治
具12とは重ならない位置まで外方へ移動させられる。こ
の時、単位コイル10Bは、巻治具12の突起12Aとそのコイ
ル形成面12Bに接着している。
この状態で、回転軸11Bが下降し、単位コイル10Bを組
付治具30上に当接してスプリング15を圧縮してスプリン
グ15の中心に配したピン15Aを突き出して、単位コイル1
0Bを組付治具30上に落す。
次に、コンミテータ取付軸19及び組付治具30が、所定
角度回転し、下方の巻治具13が、移動装置18と昇降装置
17によって、再び第1図に於ける位置に戻される。そし
て、コイル10は、コンミテータ20の位置と略同一水平面
上に位置しているコイル昇降装置31によって、下側から
掬い上げるようにして、第1図に於ける2点鎖線の位置
まで案内される。
この状態で、再び上述した工程を再開することによっ
て、単位コイル10Bを成形し、コンミテータ20の爪部21
に係止する。
斯かる工程を連続して行なうことによって、コンミテ
ータ20の全ての爪部21に、単位コイル10Bの余長部10Cを
係止し、アマチュアとすることができる。
上述した如く、本実施例によれば、コンミテータ20と
フライヤ11の回転軸10Bとが、ほぼ90度の角度を以て配
置されているので、フッキングガイド24によるフッキン
グが容易となる。捲線をフッキング後に、ヒュージング
するため、コイル10の絶縁層を剥離することなく、コイ
ル10の仮接着を行なうことができる。従って、従来方式
の如く、コイルを捲回し乍らヒータ板で仮接着すること
が不要となり、ヒータ板によって加熱された巻治具を冷
却することが要求されなくなり、作業工程が非常に簡単
となる。
上記実施例では、コンミテータ20とフライヤ11の回転
軸10Bとが、ほぼ90度の角度を以て配置されているが、
従来と同様にコンミテータ20をフライヤ11の回転軸10B
と同一方向に配設したものであっても良い。この場合に
も、フッキング後にヒュージング処理を行なうので、コ
イル10の絶縁層を剥離することなく、コイル10の仮接着
を行なうことができる。
〔発明の効果〕
請求項1及び2記載の偏平モータ用アマチュアの製造
方法によれば、ヒュージング後に通電による仮接着を行
なうことができるため、連続した処理が可能となり、タ
クトが短縮できる。
請求項2記載の偏平モータ用アマチュアの製造方法に
よれば、フッキングが確実になる。
請求項3記載の偏平モータ用アマチュアの製造装置に
よれば、捲線工程、フッキング工程、ヒュージング工
程、仮接着工程、組付工程、移動工程という一連の作業
工程を、連続して行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る偏平モータ用アマチュアの製造装
置の一実施例を示す正面図である。 第2図はその要部を示す平面図である。 第3図はフッキング工程を示す説明図である。 第4図は仮接着工程を示す説明図である。 第5図は従来に於ける偏平モータ用アマチュアの製造方
法を示す説明図である。 〔主要な部分の符号の説明〕 10……コイル 10B……単位コイル 11……フライヤ 12,13……巻治具 17……昇降装置 18……移動装置 19……コンミテータ取付軸 20……コンミテータ 21……爪部 22……回転装置 24……フッキングガイド 26……ヒュージング装置 29……電源接続装置 30……組付治具。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斎野 一隆 東京都中野区南台5丁目24番15号 カル ソニック株式会社内 (72)発明者 多田 一夫 東京都中野区南台5丁目24番15号 カル ソニック株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−77850(JP,A) 特開 昭58−29352(JP,A) 特開 昭62−293956(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02K 15/04,15/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外層に絶縁層と融着層とが被覆されたコイ
    ルを、フライヤによって巻治具に所定回数捲回する工程
    と、捲回されたコイルに連結するコイルをコンミテータ
    の爪部に引っ掛ける工程と、ヒュージングしてコンミテ
    ータの爪部に引っ掛けられたコイルをコンミテータの爪
    部に固着する工程と、このヒュージング部を介して巻治
    具に捲回されたコイルに通電し、自己発熱によりコイル
    に被覆された融着層を溶融してコイル同士を仮接着して
    平板状の単位コイルを形成する工程と、仮接着された平
    板状の単位コイルを巻治具から取り出して組付治具に移
    動する工程と、コンミテータを所定角度回動する工程と
    を、コンミテータの爪部の数だけ連続して行なうことを
    特徴とする偏平モータ用アマチュアの製造方法。
  2. 【請求項2】コンミテータの回転軸が、フライヤの回転
    軸とほぼ直交するように配置されていることを特徴とす
    る請求項1記載の偏平モータ用アマチュアの製造方法。
  3. 【請求項3】捲回される外層に絶縁層が被覆されたコイ
    ルを巻き付ける2つ割の巻治具と、この2つ割の巻治具
    を垂直方向に昇降させる昇降装置と、2つ割の上側の巻
    治具に連結し、固着されたコイルを落す突出具と、2つ
    割の巻治具の下側の巻治具を水平方向へ移動させる移動
    装置と、垂直方向に配された回転軸を中心にして回転
    し、2つ割の巻治具にコイルを巻き付けるフライヤと、
    コンミテータをフライヤの回転軸に対してほぼ90度の角
    度を以て横置きするコンミテータ取付軸と、コンミテー
    タ取付軸を所定角度毎に回転させる回転装置と、2つ割
    の巻治具に巻き付けられたコイルをコンミテータ取付軸
    に取り付けられたコンミテータの爪部に案内するフッキ
    ングガイドと、フッキングガイドによってコイルをコン
    ミテータの爪部に引っ掛けた後、コンミテータに当接し
    て高電流を掛けてコイルの融着層と絶縁層とを溶融して
    コンミテータの爪部に固着するヒュージング装置と、ヒ
    ュージング部を介して巻治具に捲回されたコイルに通電
    し、自己発熱によりコイルに被覆された融着層を溶融し
    てコイル同士を仮接着して平板状の単位コイルを形成す
    るための電源接続装置と、巻治具から取り出された仮接
    着された平板状の単位コイルを収容する組付治具とを備
    えたことを特徴とする偏平モータ用アマチュアの製造装
    置。
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