JP2801404B2 - 供給電流をレギュレートするための装置 - Google Patents

供給電流をレギュレートするための装置

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JP2801404B2 JP6507389A JP50738993A JP2801404B2 JP 2801404 B2 JP2801404 B2 JP 2801404B2 JP 6507389 A JP6507389 A JP 6507389A JP 50738993 A JP50738993 A JP 50738993A JP 2801404 B2 JP2801404 B2 JP 2801404B2
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Description

【発明の詳細な説明】 関連出願の相互参照 本願は、「デュアルシャント式電流レギュレータ」と
題する、1990年7月24日に出願され、現在は米国特許第
5,189,587号となっている米国特許出願第07/588,130号
の一部継続出願である。
発明の分野 本発明は、一般的には電流レギュレータに関し、より
詳細には負荷に流される電流量を制御するためのソリッ
ドステートの電流シャント回路装置に関する。
発明の背景 ソリッドステート電流レギュレータは、電源に結合さ
れた電気回路およびデバイスを保護するように、電源と
組み合わせて一般に使用される。かかるレギュレータは
三相電力ラインのための回路遮断トリップシステム(tr
ipping system)で一般に使用される。このような用途
では、ソリッドステート電流レギュレータは三相の電力
ラインからシステムの電源へ送られる電流量を制御する
ようになっている。ライン内の電力の大きさが所定の限
度を超えて増加すると、この電流レギュレータはそれに
応じて過剰電流をラインからシステムのアームにシャン
ト(分路)する。
公知の電流レギュレータはリニアシャント式レギュレ
ータまたはスイッチングシャント式レギュレータのいず
れかに分類できる。代表的なリニアシャント式レギュレ
ータは、電流ラインとアースとの間に直列に配置された
抵抗器とツェナーダイオードを含み、それらの接続部は
PNPダーリントントランジスタのベースを制御するよう
になっている。ライン内の電流の大きさがツェナーダイ
オードのブレークダウン電圧を越えると、ダーリントン
トランジスタがイネーブルされ、電流ラインからの過剰
電流はこのダーリントントランジスタを通ってアースに
シャントされる。このタイプのレギュレータはライン内
の電流レベルが低い場合に有効であり、かつ好ましい。
しかしながらこのタイプのレギュレータは、ライン内の
電流レベルが高い場合に、トランジスタの両端のレギュ
レートされる電圧のために、かなりの量の電力を消費す
る。多量の熱を散逸できなかったり、スペースまたはコ
ストの点でヒートシンク装置を設けることができないよ
うな応用例では、このタイプのシャント装置は受け入れ
られない。
スイッチング電流シャント式レギュレータ装置は一般
にラインからアースに電流路をシャントできるようにす
るのに、より複雑な回路装置を必要とする。例えばマツ
コ(Matsko)等による米国特許第4,809,125号には電流
回路はラインの電流レベルをモニタし、過剰電流をライ
ンからアースにシャントするのに選択的にイネーブルさ
れるトランジスタにかかるバイアスを制御するための、
カスタム設計のIC(集積回路)を使用している。別の公
知のタイプのスイッチング電流シャント式レギュレータ
装置は、コンパレータとこのコンパレータの入力端に設
けられた分圧回路とを使用しており、過剰電流をライン
からアースにシャントするトランジスタをいつイネーブ
ルすべきかを判断するようになっている。
スイッチング電流シャント式レギュレータ装置は熱散
逸(放熱)の問題(リニアシャント式レギュレータによ
く生じる)を生じないように制御できるが、これらも問
題がないわけではない。スイッチング電流シャント式レ
ギュレータ装置に関係する最も重大な問題の一つは、許
容できないレベルのノイズが発生する性質があることで
ある。この問題は、ある用途での回路の作動を大きく損
なう恐れがある。例えば、ラインからの電流を検出し、
かつ誘導するのに、変流器を使用する回路遮断トリッピ
ングシステムでは、スイッチング電流シャント式レギュ
レータ装置は、変流器の電磁量(electromagnetics)に
影響を及ぼし、これら電磁量によりライン内の真の電流
レベルが誤って表示されるようになる恐れがあることで
ある。条件によっては、センサ内の電磁フラックスが減
衰し、故障が発生したとトリップシステムが判断し、遮
断を指令するような程度の大きさのセンサ電流が誘起さ
れる。
回路遮断トリッピングシステムのスイッチング電流シ
ャント式レギュレータ装置は、変流器を比較的低電圧に
結合しスプリアスな故障状態を検出した後に、トリップ
ソレノイドを迅速に附勢できるように、パワーアップ時
に高レベルのエネルギーを短時間に蓄積するのが理想的
である。変流器を比較的高い電圧に結合すると、これに
より上記のように変流器の電磁波に悪影響が及び、起動
時に高レベルのエネルギーを迅速に蓄積できないことに
より、トリップユニットがシステムから故障を迅速に除
くことができない。公知のトリップユニットの電源装置
は過度に長い時間にわたって低レベルの多量のエネルギ
ーを累積し、トリップユニットがシステムの故障を迅速
に除かないように禁止することにより、これらの目的に
ついて妥協を行っていた。
したがって、従来技術に関連した上記問題を克服でき
る電流が望まれていた。
発明の概要 本発明は実質的にノイズがない動作をし、過剰の熱を
発生しない電流レギュレータを提供するものである。
本発明は更に、通常のレベルの電流に対する電流調節
を行うのに第1シャント路を使用し、より高いレベルの
電流に対する電流調節を行うのに第2シャント路を使用
する電流レギュレータを提供するものである。
本発明の別の実施例によれば、変流器を比較的低い供
給電圧に結合し、スプリアス(spurious)な故障状態を
検出した後にトリッピングソレノイドを迅速に附勢でき
るように、パワーアップ時にトリップ電圧コンデンサの
低レベルのエネルギーを蓄積する回路遮断トリッピング
システム(tripping system)において使用するための
スイッチング電流シャント装置が提供される。この装置
は変流器が正常な作動中に比較的高い電圧に結合されな
いようにし、変流器の電磁波特性の性能を高く維持す
る。
本発明の更に別の実施例においては、回路遮断トリッ
ピングシステムにおけるスイッチング電流遮断装置は変
流器を比較的低い電圧に結合し、スプリアスな故障状態
が検出された後に、トリッピングソレノイドを迅速に附
勢できるように、パワーアップ時に高レベルのエネルギ
ーを急速に蓄積する。この装置は変流器からトリップ電
圧コンデンサおよび電圧レギュレート回路の入力端にお
ける供給コンデンサを充電し、電流シャント回路は正常
な作動中、第1所定電圧よりも低い第2所定電圧に供給
コンデンサが充電されるように、変流器から供給コンデ
ンサに流れるように電流をシャントする。第1所定電圧
レベルへのトリップ電圧コンデンサの充電に応答して、
供給電流は変流器から供給コンデンサまで流れることが
でき、トリップ電圧コンデンサが一旦第1所定電圧レベ
ルまで充電されると、トリップ電圧コンデンサは供給コ
ンデンサからアイソレータされる。これにより、トリッ
プ電圧コンデンサ上で迅速に高レベルの電圧を得ること
ができると同時に、変流器はこのトリップ電圧コンデン
サ上の高電圧からアイソレートされる。
図面の簡単な説明 次の図面を参照し、下記の詳細な説明を読めば、本発
明の上記以外の目的および利点が明らかとなろう。
第1図は、電流源から負荷への供給電流量を制御する
ための回路装置のブロック図である。
第2図は、第1図の回路装置の一実施例の略図であ
る。
第3図は、本発明に係わる別の回路装置のブロック図
である。
第4図は、特定の用途用の第3図の回路装置の一実施
例の略図である。
本発明は種々の変形例および別の態様を取り得るが、
添付図面中の例により、本発明の特定の実施例を示して
あり、以下、本明細書にてより詳細に説明することとす
る。しかしながら、本発明は開示した特定の形態の限定
することを意図していない。本発明は、添付した請求の
範囲に記載の本発明の精神および範囲内のすべての変更
例、均等物および代替物をカバーする。
好ましい実施例の詳細な説明 本発明は、配電システムにおける電流路内の過剰電流
を検出し、これをシャントするための直接的な用途を有
する。本発明はいかなりタイプの電流源でも利用できる
が、特に三相電力ラインから電力を受ける回路において
電流をモニタしてシャントするのに特に有効である。
次に添付図面を参照すると、第1図は本発明を説明す
るのに有用なブロック図である。ここには、電流源12か
らライン14を通って負荷16に供給される電流量を制御す
る回路装置10が示されている。ライン14上の電流は、ブ
ロッキングダイオード18を通ってコンデンサ20を充電す
る。電流源電流が第1のスレッションドレベルを越え、
コンデンサ20を所定電圧まで充電すると、リニアシャン
トレギュレータ回路22は回路中性ターミナル24に電流を
流し、過剰電流をアースにシャントすることができる。
リニアシャントレギュレータ回路22の出力端では、リ
ニアシャントレギュレータ回路22を通過する電流に比例
したセンサ電圧信号が発生される。スイッチング回路26
は、センサ電圧信号および基準電圧信号(第1図には図
示せず)(この基準電圧信号は供給電流に比例すること
が好ましい)の双方を受け、ライン内の電流レベルが第
2スレショルドレベルを越えたかどうかを判別するよう
になっている。ライン内の電流レベルがこの第2レベル
を越えると、第2シャント回路28を通る別のシャント路
が選択的にイネーブルされ、ライン14内の電流が高レベ
ルの際に必要な電流調節を行うようになっている。
第2図は三相電力ラインから電力を受ける回路内の電
流をモニタし、シャントする、特定用途用の第1図の回
路装置の構成例を示す略図である。第2図において、ラ
イン14上に供給される電流は、三相電力ライン(図示ぜ
ず)からの電流の合計である。変流器(図示せず)は、
三相(A、B、C、N)からの誘起電流および全故障加
算電流(ground fault summation)(GF=Σ(A+B+
C+N))を4つの全波整流器32、34、36および38の一
つに対して与える。これら整流器の出力端は、ダイオー
ド18のアノードに相互に接続されており、ライン14に電
流を与えるようになっている。
これら整流器は三相ラインを正確にモニタできるよう
に、三相ラインと本回路装置の他の部分との間の好まし
いインターフェースとなるように使用できる。これら整
流器の各々の左側では、負の相の電流信号が一連の負荷
抵抗器40、42、44および46を通って搬送される。これら
負荷抵抗器の値は、ライン14内の電流の大きさに対応す
る既知の電圧を発生できるように、各相および変流器に
対して選択されている。次にこのように発生された電圧
は、例えばトリッピングシステムまたは電流モニタシス
テムにおけるマイクロコンピュータ48によるその後の処
理および故障解析のために使用される。利用可能なトリ
ッピングシステムに関する情報を更に入手するには、
「インテリジェントレーティングプラグを有するプロセ
ッサ制御式サーキトブレーカトリップシステム」と題す
る、米国特許出願第5,136,457号および「デジタルトリ
ップユニットおよび電源を備えたサーキット遮断器」と
題する米国特許第4,331,999号を参照されたい。上記文
献のいずれも本明細書で引用して本明細書の開示の一部
とする。
整流器の各々の右側では、正の相の電流が加算され、
これらはライン14上に供給される電流のソースとして働
く。
ライン14上の供給される電流は、第1図に関連して説
明したようにモニタされ、2つの異なるスレッショルド
に応答する。第1スレッショルドはリニアシャント式レ
ギュレータ回路22内のツェナーダイオード50、トランジ
スタ52および抵抗器54によって決められ、コンデンサ20
上の電圧がツェナーダイオード50のブレークダウン領域
を越えると、トランジスタ52のベース−エミッタ接合部
が順方向にバイアスされ、ライン14からトランジスタ52
のベース−エミッタ接合部および抵抗器54を通ってアー
スすなわち指定された共通中性ターミナルに電流路が生
じる。
第2スレッショルドレベルは、スイッチング回路26内
でコンパレータ60の入力端にある一対の抵抗器56と58に
より決められ、コンパレータ60は抵抗決61を介してトラ
ンジスタ52のエミッタにおける電圧をモニタしている。
このエミッタ電圧はライン14上の過剰電流に比例して増
加する。エミッタ電圧が抵抗器56および58により決めら
れる基準電圧に達すると、コンパレータ60は第2シャン
ト回路28をイネーブルし、ライン14からの過剰電流の別
のシャントを行う。
トランジスタ52のエミッタにおける電圧と同じよう
に、抵抗器56および58を介して決定されている基準電圧
も、ライン14内の供給電流に比例している。コンデンサ
20により保持されるライン電圧に対する基準電圧の増加
レートは、抵抗56と58との比によって決められる。例え
ば抵抗56と58との比を10:1とすると、コンデンサ20上の
電圧が10ボルト上昇するごとに、基準電圧は1ボルト増
加する。これと対照的に、トランジスタ52のエミッタの
電圧は、ツェナーブレークダウン電圧を越えるコンデン
サ20によって保持されるライン電圧に電圧対応で従う。
したがって、上記の例に従ってコンパレータ60によりモ
ニタされている電圧レベルの双方が、供給電流と共に増
加すると、トランジスタ52のエミッタにおける電圧は抵
抗56および58により決められる基準電圧よりも10倍速く
増加(または減少)する。
これらライン従属電圧レベルはコンパレータにより使
用され、第2シャント回路28に対するヒステリシス状の
制御を行う。コンパレータ60の出力がトランジスタ52の
エミッタ電圧すなわち14の電圧に従うように、抵抗器62
およびコンデンサ64によりコンパレータ60に対する正の
フィードバックが行われる。ライン電圧が第2スレッシ
ョルドに達するとすぐに、コンパレータ60は第2図にお
いてトランジスタ66および68、および抵抗器70および72
により構成されている第2シャント回路28が、短期間の
間トランジスタ52のベース−エミッタ接合部および抵抗
器54により構成される電流路、トランジスタ66および68
のベース−エミッタ接合部および抵抗器70および72によ
り構成される電流路、更に負荷16の電流路および抵抗器
56および58の電流路をそれぞれ通って、コンデンサ20を
放電できるようにする。コンデンサ20およびそれに関連
する放電路の放電期間に基づき、スイッチング周波数は
変流器および負荷回路のLR特性よりも速くなる。従っ
て、スイッチングが行われる時、電磁波特性には悪影響
が及ばない。
例として、第2図に示す部品が次のような値となって
いる場合を考える。すなわち抵抗器54、56、58、61、6
2、70および72がそれぞれ20、100k、20k、4.7k、100k、
1.8kおよび1.8kオームなる値を有し、コンデンサ20およ
び64はそれぞれ100マイクロファラッドおよび2200ピコ
ファラッドを有しているとする。更に、ツェナーダイオ
ード50のブレークダウン電圧は12ボルトであり、トラン
ジスタ52、66および68はそれぞれTIP41、2N3904およびT
IP142型であるとする。コンパレータ60は従来のLM358型
オペアンプ回路(演算増幅器回路)を用いて構成でき
る。
本例ではライン14に過剰電流が発生する前はコンパレ
ータ60の出力は低論理レベルになっており、トランジス
タ52、66および68はライン14からの電流をシャントしな
い。従ってトランジスタ52のエミッタの電圧はほぼ中性
ターミナル24のレベルとなる。過剰電流によってツェナ
ーダイオード50のブレークダウン電圧に達する程度にコ
ンデンサ20が充電されると、トランジスタ52はライン14
からの電流をシャントし始め、よってトランジスタ56お
よび58は基準電圧のレベルをトランジスタ52のエミッタ
の電圧のレートの10分の1のレートで低下される。コン
パレータ60の出力はライン電圧によりトランジスタ52の
エミッタ電圧が基準電圧を越えるまで、低レベルのまま
であるが、基準電圧を越えるとコンパレータ60の出力は
高レベルに変わる。
コンパレータ60の出力が一旦高レベルとなると、その
結果トランジスタ68はライン14からの電流を吸収し、コ
ンデンサ20の電圧を、ダイオード18のカソード側のライ
ンからトランジスタ66および抵抗器70および72、リニア
シャントレギュレータ回路22、負荷16およびスイッチン
グ回路26を介して、ゆっくりと放電することになる。放
電レートはこれら部品のRC時定数によってほぼ決められ
ている。ブロッキングダイオード18はトランジスタ68が
コンデンサ20を放電させることを防止するものであり、
従ってコンパレータ60の出力が所定の放電時間の間高レ
ベルに保たれる。抵抗器62およびコンデンサ64によって
決まるRC時定数も、コンパレータ60の出力が低レベルか
ら高レベルに変化し、ライン14内の電流を定常状態とす
る際の周波数を決定している。
リニアシャント式レギュレータ回路22を通って発生さ
れる熱量は、無視できる程度であり、スイッチングレベ
ル以下の低電流レベルでは、第2シャント回路28からは
ノイズが発生しないことを指摘することも重要である。
トランジスタ52はライン14からの低レベルの電流をシャ
ントするのにのみ必要であり、それに関連するシャント
路は、例えば比較的小さい値、すなわち20オームの抵抗
器54により構成されるので、散逸する熱は無視できる。
ノイズが発生しないのは、変流器のバンド幅のため
と、コンパレータ60の出力が頻繁かつ高速に推移するよ
うに選択的に制御されるヒステリシス特性のためであ
る。この周波数は比較的早いため、発生するノイズは限
定され、変流器のバンド幅以上になっている。したがっ
て従来のスイッチングシャント電流形レギュレータ回路
の多くに共通していたノイズの問題は軽減される。
したがって、通常は低電流レベルに対してリニアシャ
ントレギュレータ回路22を使用し、より高いレベルの電
流をシャントするのに、短期間の間に限り比較的高い周
波数で第2シャント回路28を選択的にイネーブルするこ
とにより、従来の電流レギュレータのノイズを熱と問題
を解消できる。
次に本発明の一実施例を示す第3図を参照する。この
図は、第1図の基本ブロック図の変形であり、コンデン
サ78上のアイソレートされた高レベルのソレノイドトリ
ップ電圧(VTと表示)、外部電源80および関連電源電圧
制限器82を含んでいる。電源12は主電源であり、外部電
源80は任意の補助電源となっている。いずれの電源も電
圧レギュレータ83に給電するが、コンデンサ78は電源の
みによって給電されうようになっている。電源電圧制限
器82は外部電源80により得られる電圧が第2シャント回
路28′を附勢しないようにするのに使用される。
トリップ電圧VTはダイオード86、シュミットトリガー
88およびスイッチ90を含む回路84により、コンデンサ2
0′上の電圧からアイソレートされている。一般に回路8
4はパワーアップ時に動作し、コンデンサ78を高電圧レ
ベル(例えば20ボルト)に充電する。この時に電流源12
からの電流路はコンデンサ78につながる電流路からコン
デンサ20′に至る電流路に切り換わる。このような切り
換えは、ダイオード86がコンデンサ78からコンデンサ2
0′へ流れる電流をブロックするように、コンデンサ2
0′の電圧レベルをコンデンサ78の電圧レベルよりも低
く維持することにより、スイッチ90を介して行われる。
第1シャント回路22′および第2シャント回路28′は、
コンデンサ20′の電圧レベルをモニタし、この電圧レベ
ルがクリティカルレベルを越えないようにこの電圧レベ
ルを維持するのに使用されている。
変流器を電流源12として使用するようなトリップユニ
ット用途では、この構成はコンデンサ78を所定レベルま
で充電するのに必要な短時間の間に限ってコンデンサ78
上の高電圧レベルに変流器を結合させるようにする。ス
イッチ90により一旦電流路が切り換えられると、変流器
はコンデンサ20′上の比較的低い電圧レベルに結合され
る。したがって、システムは理想的な状況と同様の状況
にあり、もしスプリアスな故障状態が検出されると、即
座にトリッピング用ソレノイドを附勢できるように、シ
ステムはパワーアップ時に迅速に高レベルのエネルギー
を蓄積しておき、正常な動作の間は変流器を比較的低い
電圧に供給する。それ故変流器の電磁波特性には悪影響
はない。
第4図において、上記のように説明したトリップユニ
ットとしての用途は、一部を詳細にした略図として示し
てある。第4図は第3図に示された装置の回路構成例で
あり、第2図の回路の変形例と考えることができるの、
同じ部品には同じ参照番号をつけて表示してある。
10ボルトツェナーダイオード50′、および第2シャン
ト回路28′が外部電源80により影響されないように、電
源電圧制御器82は9.1ボルトの制限をするツェナーダイ
オード90を含むように示されている。電源電圧制限器82
の一部として120オームの抵抗器92とダイオード94も含
まれている。抵抗器92は外部電源80から流れる電流を制
限し、ダイオード94はこのダイオードがない場合、整流
器32、34、36および38からツェナーダイオード90へ流れ
る電流をブロックするように働く。
第4図の第1シャント回路22′および第2シャント回
路28′は本質的には第2図の対応するシャント回路22お
よび28とほぼ同様に作用し、スイッチング回路26′は第
2図の相当する回路26および28に関して、先に説明した
ように第2シャント回路28′に対して同様なスイッチン
グ機能を奏する。第4図の実施例においては、回路図の
この部分のうちの部品は、100μFのコンデンサ20′、
1キロオームの抵抗器98、104および112、10.0オームの
抵抗器100、10キロオームの抵抗器102、0.0022μFのコ
ンデンサ106、820キロオームの抵抗器108および0.001μ
Fのコンデンサ110である。
第4図のコンデンサ20′上に蓄積されるエネルギーが
供給される負荷は、電圧レギュレータ83であり、この電
圧レギュレータはトリップシステムの一部を構成するマ
イクロコンピュータ48およびその他デジタル回路に作動
電力(例えば+5ボルト)を送るのに使用される。電圧
レギュレータ83に一般に関連する従来のサポート回路
は、本発明一部とは考えられないので図示していない。
次に整流器32、34、36および38からコンデンサ78(並
列な47μFのコンデンサ120および122として表示)まで
の電流路を参照すると、パワーアップ時にブロッキング
用ダイオード123を介してコンデンサ78上にトリップ電
圧VTが急速に発生する。所望のトリップ電圧に達する
と、整流器32、34、36および38からコンデンサ78までの
電流路がシャットダウンされるように、ツェナーダイオ
ード124のブレークダウンスレッショルドは所定のレベ
ルに選択されている。例えば受動形ローパスフィルタ回
路130およびスイッチ132を介してマイクロコンピュータ
48により作動させられるソレノイド128を附勢するに
は、ツェナーダイオード124のブレークダウンスレッシ
ョルドを19ボルトとし、所望のトリップ電圧を20ボルト
とするのがよい。
一旦、ツェナーダイオード124のスレッショルドレベ
ルに達すると、ツェナーダイオード124は電流を流し、1
0キロオームの電圧バイアス抵抗器136を介してトランジ
スタ138を附勢する。トランジスタ138および一方のトラ
ンジスタ140は、シュミットトリガーとして作動するよ
うになっており、このシュミットトリガはFET142および
144を附勢する。このシュッミントトリガー回路装置
は、更に470オームの抵抗器150、100キロオームの抵抗
器152、33キロオームの抵抗器154および10キロオームの
抵抗器156も含んでいる。
FEM144の附勢に応答して、整流器32、34、36および38
からの電流路を介してコンデンサ20′にエネルギーが供
給されるのて、電圧レギュレータ83は附勢される。例え
ばツェナーダイオード124のブレークダウンスレッショ
ルドは19ボルトで所望のトリップ電圧が20ボルトである
場合、コンデンサ20′のアナログ電圧(VA)は通常12ボ
ルトであり、この電圧は5ボルトの出力を有するドライ
ブ電圧レギュレータ(例えばLM2950タイプのレギュレー
タ)に対しては十分な大きさである。
アナログ電圧VAは第1シャント回路22′および第2シ
ャント回路28′により、先に述べたように調節され、第
2シャント回路28′は電流源12からの過剰電流を直接シ
ャントするようになっている。トリップ電圧VTがツェナ
ーダイオード124のツェナースレッショルドレベルより
も低くなると、変流器からの電流は再びコンデンサ78へ
向けられる。
以上で、特定の実施例を参照して本発明について説明
したが、当業者であれば次の請求の範囲に記載の本発明
の精神および範囲から逸脱することなく、実施例につい
て種々の変更を行うことができると認識できよう。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02H 9/02 H02H 9/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源から負荷へ電力を供給する電源ライン
    から分路する第1および第2の電流路を備え、前記電源
    ラインへの供給電流をレギュレートするための回路装置
    であって、 前記第1の電流路と前記第2の電流路との間において、
    前記電源ライン中に接続されたスイッチング手段と、 前記電源に接続されるべき前記スイッチング手段の第1
    の端子と基準電位との間に接続され、前記電源により第
    1の所定電圧レベルに充電されるように、前記電源から
    のエネルギを蓄積する第1のコンデンサと、 前記負荷に接続されるべき前記スイッチング手段の第2
    の端子と前記基準電位との間に接続され、前記スイッチ
    ング手段が前記第1の所定電圧レベルへの前記第1のコ
    ンデンサの充電に応答することにより、前記第1の所定
    電圧レベルより低い第2の所定電圧レベルへ充電される
    ように、前記電源からのエネルギを蓄積する第2のコン
    デンサと、 前記第1のコンデンサと前記電源ラインとの間に結合さ
    れ、前記第1の所定電圧レベルへの前記第1のコンデン
    サの充電に応答し、前記第1のコンデンサのエネルギを
    前記電源から分離するアイソレート手段とを備え、 前記第1の電流路は、前記スイッチング手段の第2の端
    子に接続されて前記電源ラインから分路し、前記第2の
    コンデンサの第2の所定電圧レベルに応答して導通状態
    になるように配置され、 前記第2の電流路は前記スイッチング手段の第1の端子
    に接続されて前記電源ラインから分路し、前記第1の電
    流路の導通と、前記電源ライン上の電圧が所定値にまで
    増加すること、とに応答して導通状態になるように配置
    されている、 回路装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、さらに前記第1のコン
    デンサと前記アイソレート手段との接続点と、前記スイ
    ッチング手段との間に接続され、前記第1の所定電圧レ
    ベルへの前記第1のコンデンサの充電に応答して前記ス
    イッチング手段を導通させるための検出器を備える、回
    路装置。
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