JP2801160B2 - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2801160B2
JP2801160B2 JP7238559A JP23855995A JP2801160B2 JP 2801160 B2 JP2801160 B2 JP 2801160B2 JP 7238559 A JP7238559 A JP 7238559A JP 23855995 A JP23855995 A JP 23855995A JP 2801160 B2 JP2801160 B2 JP 2801160B2
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竹二 福田
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する分野】本発明は、特定入賞口とこの特定
入賞口に打球が入賞することに基づいて補助遊技を行う
補助遊技装置とを備え、補助遊技結果に基づいて所定の
遊技価値を付与するようにしたパチンコ機に関するもの
である。 【0002】 【従来の技術】従来、遊技盤の遊技領域にテレビ放送を
受信可能な小型テレビ受像機を設けて、遊技中にテレビ
放送が見られるようにしたり、所定の映像ゲームが行え
るようにしたパチンコ機が知られている(特開昭54−
24136号公報、特開昭54−63942号公報)。 【0003】 【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなパチンコ機において、遊技領域の中央部分に小型テ
レビ受像機を取り付けた場合には、たとえ小型テレビ受
像機とはいえガイドレールで囲まれた遊技領域は狭くな
り障害釘による打球の跳ね返り領域が減ってしまう。こ
れにより、弾発された打球の流下方向はすぐに決定され
てしまい、また、弾発された打球の遊技領域における跳
躍時間は減少し、さらには、小型テレビの受像機の表示
部下方部分における遊技領域に打球が流下せずこの領域
が有効活用されないといった問題点が生じ、パチンコ遊
技の興趣が高められない結果となっていた。 【0004】また、特に、流下する打球を左右に振り分
ける鎧部下方に小型テレビ受像機の表示部を臨ませた場
合には、打球がこの表示部下方中央部分には流下し難い
ため、遊技者にとって小型テレビの受像機の表示部下方
部分に配設された入賞口への入賞期待感が乏しく、パチ
ンコ遊技の興趣が高められないという不満があった。 【0005】また、従来の小型テレビ受像機を備えたパ
チンコ機は、遊技中に単にテレビ放送を見せるだけの構
成であったり、単に所定のゲームが行えるようにしただ
けの構成であったため、遊技者から飽きられやすいもの
でもあった。 【0006】さらに、このようなパチンコ機は、製造工
場において1日に2〜3千台も製造される場合もあり、
パチンコ機へのテレビ受像機の組み付けは容易性が要求
される。また、テレビ受像機等の画像表示装置は電子部
品等を多数用いる高価なものであるうえに、振動や衝撃
に弱く破損しやすいものであるため、その取り扱いおよ
び管理が簡便であることが求められ、故障時には着脱交
換が容易であることも必要となる。 【0007】本発明は、このような問題点を解決し、鎧
部下方に補助遊技装置として画像表示装置を臨ませた場
合でも、画像表示装置の表示部下方部分に打球が流下す
るようにし、入賞期待感を高めることにより、パチンコ
遊技の興趣を高め得るパチンコ機を提供することを目的
とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明では、遊技盤の遊
技領域に、特定入賞口と、この特定入賞口に打球が入賞
することに基づいて補助遊技を行う補助遊技装置とを備
え、補助遊技結果に基づいて所定の遊技価値を付与する
ようにしたパチンコ機において、前記補助遊技装置を、
遊技盤に開設した開口に対して前面側から装着される第
1構成部材と、この開口に対して裏面側から装着される
第2構成部材とに分割して止着可能な構成とし、前記第
1構成部材は少なくとも、前記遊技盤に止着される取付
基板と、この取付基板から前面に突出形成されて遊技領
域を流下する打球を左右に振り分ける鎧部と、取付基板
から裏面側に突出形成されて遊技盤の開口に臨む前面開
放の窓部とを含み、前記第2構成部材は少なくとも、補
助遊技を行うための画像表示装置と、この画像表示装置
の表示部が前記窓部の後方に臨むように当該画像表示装
置を遊技盤裏面に固定するベース板とを含むとともに、
前記窓部はその背面部分に配置された前記画像表示装置
の表示部が視認可能な前面開放の大きさに設定され、か
つ前記窓部の底面には、打球が一時的に転動可能な打球
転動底面を形成し、前記打球転動底面には、当該打球転
動底面を転動する打球の左右方向の転動範囲を所定範囲
に規制する左右方向規制手段と、該左右方向規制手段に
より規制された打球を前記画像表示装置の表示部側から
遊技盤表面側の遊技領域に向けて流下させる前傾斜規制
手段とを形成した。 【0009】 【作用】本発明では、補助遊技装置を、取付基板、鎧
部、窓部等からなる第1構成部材と、画像表示装置、ベ
ース板等からなる第2構成部材とに、分割して構成し、
遊技盤の開口に対して前面側から第1構成部材を、裏面
側から画像表示装置の表示部を窓部背面部分に位置させ
るように第2構成部材を、それぞれ止着したので、製造
ラインにおける補助遊技装置のパチンコ機への組み付け
作業が簡素化されるとともに迅速化される。また、画像
表示装置の製造ライン上での取り扱いおよび管理が簡便
となり、画像表示装置の取り付け時の互換性が向上する
とともに、画像表示装置の破損を防止しやすくなり、生
産効率が高められる。 【0010】さらに、第1構成部材の窓部の底面に設け
た打球転動底面により、障害釘に跳ね返った打球を一時
的に転動させて再び入賞口が設けられた遊技盤表面の遊
技領域に流下させることができるので、画像表示装置の
表示下方中央部分が有効活用されて、打球転動底面を打
球が転動することにより通常の打球の落下による入賞に
加えて窓部の下方側に設けられた入賞口への入賞期待感
が高まるとともに、打球転動底面上では、打球の左右方
向の転動範囲を所定範囲に規制する左右方向規制手段
と、該左右方向規制手段により規制された打球を画像表
示装置の表示部側から遊技盤表面側の遊技領域に向けて
流下させる前傾斜規制手段とに応じて打球の速度と方向
が制御され、通常の流下時に比べて打球がゆっくりと移
動するので、下方側の遊技領域に設けられた入賞口へ向
けて落下する打球の状態を遊技者が視認でき、かつ前記
各規制手段により窓部からの打球の落下位置が、所定範
囲に規制されるとともにこの範囲内において不確定的に
なるため、パチンコ遊技の興趣がいっそう高められる。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。 【0012】図1及び図2に於て、このパチンコ機1
は、遊技盤2の中央に、第1ゲーム装置を構成する表示
素子群から成る可変表示器3と、第2ゲーム装置(補助
遊技装置)を構成するゲーム盤4と、そして変動入賞装
置5とを有し、下方には第1ゲーム装置をスタートさせ
る特定入賞口(チャッカー)6を有する。7、8は一般
入賞口である。 【0013】可変表示器3の上方に設ける一般入賞口8
は、入賞口8の製造コスト及びパチンコ機の組立コスト
を下げるため、可変表示器3と一体に設けてある。前面
枠9の下部に設けた操作ダイヤル10を少し廻すことに
より、打球発射装置の駆動部(この実施例ではロータリ
ソレノイド)11の電源が入り、発射杵(図示せず)が
間欠的に揺動する。発射された打球は、ガイドレール1
2に案内されながら、遊技盤2の遊技領域に入る。特定
入賞口6に入賞すると、第1ゲーム装置が作動し始め可
変表示器3の点灯位置が循環的に変化する。一定時間が
経過するか、ストップ釦(スイッチSW3)13を押す
ことにより第1ゲーム装置が停止し、その可変表示器3
の点灯位置も停止する。第1ゲーム装置が停止したと
き、その停止した可変表示器3の点灯位置が予め定めら
れた幾つかの約定位置と合致すれば、その約定位置の重
みに応じて、即ち第1ゲーム装置のゲーム結果に応じて
第2ゲーム装置のゲームの進行が影響され且つ限定され
た挑戦回数権内で累積され、その状態はゲーム盤4に表
され、或る得点に達すると変動入賞装置5が打球を受け
入れ易い状態に変換し、変動入賞装置5への入賞率が高
くなる。 【0014】この実施の形態ではゲームの得点に関する
重みとして、可変表示器3の表示素子群のうち特定の幾
つかの表示素子に、“1ベース”“2ベース”“3ベー
ス”“ホームラン”を付してある。14は所定回数まで
達成する前にゲーム進行回数を所期状態に戻すためのク
リア釦(スイッチSW4)である。 【0015】パチンコ機の裏機構板15の上タンク16
内の賞球は、誘導路17及び賞球排出装置18の球ザヤ
ケースを満している。入賞球は、遊技盤3の裏面に設け
た集合樋19の底面を形成する傾斜した案内棚上を転動
しながら流下し、入賞球処理装置20に入る。入賞球処
理装置20は、案内棚上を流下する入賞球を1個宛取出
し、取出された入賞球はその自重によってクランクレバ
ーを動かし、これと連動する賞球排出装置18の球ザヤ
ケースを傾動させる。これにより、所定数の賞球がパチ
ンコ機前面の打球供給皿21に排出される。 【0016】図3は、補助遊技装置としてのゲーム盤4
と変動入賞装置5とを有するユニットの詳細を示したも
ので、両者は1つのユニットとして構成され、図4に示
すように遊技盤2に取付けられている。 【0017】図3及び図4において、補助遊技装置の第
1構成部材としてユニット基板(取付基板)22の中央
に設けた開口(窓)23には、ゲーム盤を奥まった所に
配置してゲームの趣向性を高めるため、筒体24によっ
て窓部30が形成され、該窓部は遊技盤2の開口2Aを
貫通している。筒体24は長方形断面を有し、その筒体
24の前縁をユニット基板22の裏側から嵌込んであ
る。筒体24の前縁下方部分には、障害釘61等の障害
釘により跳ね返った打球が一時的に転動する打球転動底
面62が形成され、この打球転動底面62の下方垂下部
には、球受チャッカー50に対する障害釘61を遊技盤
に打つための小孔24Bが設けてある。この筒体24の
後側部には取付用の耳24Aが設けてあり、該耳は基板
裏面に突設した柱22Aに乗っている。また、筒体24
の後側部には、その開口を覆ってクリアプレート31を
重ねてある。クリアプレート31の側縁には筒体24の
耳24Aと同じ位置に取付用の耳31Aが設けてあり、
両者の耳24A、31Aはこれを同時に貫通するネジに
よって、柱22Aの頂部に取付けてある。このようにし
て、筒体24は、クリアプレート31と共にユニット基
板22に固定してある。打球転動底面62の形状は、そ
の上を転動して流下する打球が下方に位置する球受チャ
ッカー50等の入賞口へと入る入賞率に所定の影響を及
ぼすように設定されている。即ち、打球転動底面62か
ら流下した打球の入賞の有無が常に一定では興趣が削が
れるので、流下する位置や方向に応じて入賞の可能性が
変化するように図るのである。そこでこの場合、打球転
動底面62には、図3に示したように内側に向かって緩
やかに傾斜した両端の傾斜面と、中央の山形に***した
突起部との間に位置して手前側に緩やかに傾斜した一対
の凹部を形成し、この凹部と前記両端傾斜面との間の段
差部分を左右方向規制手段とすると共に、凹部の傾斜面
を前傾斜規制手段として設定している。これら左右方向
規制手段及び前傾斜規制手段の緩やかな傾斜と凹凸形状
の作用により、障害釘61に跳ね返されたり後述の間隙
27A,27Bを通過したりして窓部30に進入した打
球を下方の障害釘61及び球受チャッカー50の付近に
案内して流下させる。このときの打球は、打球転動底面
62の緩やかな傾斜及び凹凸形状に制御されてゆっくり
とかつ不規則的な動きに制御されつつ流下するので、球
受チャッカー50への入賞期待感が通常の盤面落下時に
比較して大きく高められることになる。 【0018】ユニット基板22の前面に於て、開口23
の上方には、打球を左右に均一に振分けるための鎧部2
5が設けてあり、該鎧部25には第2ゲーム装置のゲー
ム挑戦回数(本実施例の野球ゲームではアウト回数)を
表示するゲーム挑戦回数表示器32を設けてある。33
はこのゲーム挑戦回数表示器32を構成する発光素子で
あり、鎧部25内に複数個設けてある。開口23の両側
上部にはそれぞれ鎧部26A、26Bが設けてあり、鎧
部25とこれらの鎧部26A、26Bとの間には、打球
の飛び込み穴としての間隙27A、27Bがそれぞれ設
けてある。開口23の下方には、中央に、第2ゲーム装
置のゲーム得点に影響を与える球受チャッカー50が設
けてあり、この球受チャッカー50と両側鎧部26A、
26Bとの間には、それぞれ可動翼51、52が配置し
てある。両可動翼51、52はそのほぼ中央に回動軸5
1A、52Aを持ち、これらの回動軸51A、52A
は、ユニット基板22の開口23の下隅近傍に設けた支
持突起28に、互いに独立して回動可能に支持され且つ
この突起28を貫通してユニット基板22の裏面に突出
している。ユニット基板22の裏面に突出した回動軸5
1A、52Aには、駆動レバー53が固定してあり、該
レバーは図示していないソレノイドとバネにより回動制
御され、これにより可動翼51、52は図3に実線で示
す閉位置と点線で示す開位置との間を変換可能になって
いる。 【0019】可動翼51、52が閉位置にある場合、可
動翼の上端は球が両可動翼の間に入らないように両側鎧
部26A、26Bと連続し、また下端は球受チャッカー
50から離れて、飛び込んだ球を下方に落下させる通路
57A、57Bを形成する。しかし、可動翼が開いた図
3の点線位置にある場合には、可動翼の上端は両側鎧部
26A、26Bよりも大きく外側に張出して入賞率を大
幅に高め、また可動翼の下端はこの落下通路57A、5
7Bを閉じて、球を中央の球受チャッカー50に導く。
尚、開口23の両側のL1は装飾用表示ランプである。
このように、第1構成部材は遊技盤に開設した開口2A
に対して、遊技盤前面側から装着される。 【0020】図4及び図5に於て、補助遊技装置の第2
構成部材として遊技盤2の裏面には、開口35を有する
制御ベース板34が取付けてあり、該ベース板には液晶
画像表示装置40を取付け、その表示面を窓部30の背
面に在るクリアプレート31に臨ませてある。このよう
に画像表示装置の輪郭を形づくる窓部30を設け、その
後方に液晶画像表示装置40を臨ませることは、パチン
コ遊技の興趣を高めるだけでなく、店内の照明光、パチ
ンコ機に付属している各種の照明具からの光線により、
ゲーム盤の画像が識別しにくくなるのを防ぐことができ
る。またクリアプレート31の存在は、打球が当ったシ
ョックで画像が歪んだり破損したりする危険なくす。こ
のように、第2構成部材は遊技盤に開設した開口2Aに
対して、遊技盤裏面側から装着される。 【0021】液晶画像表示装置40は、液晶画像パネル
41と、該パネルを収納するパネル保持部材42と、該
保持部材の蓋として機能する押え部材43とを有する。 【0022】液晶画像パネル41は、図6に示すよう
に、液晶物質410を、透明電極413を付けた2枚の
ガラス板411、412で挟み、その際、ガラス板間に
スペーサー414を設けて液晶物質410の層の厚みを
一定に保ち、周囲を封着剤415で封止して気密性を保
った構造である。各要素電極間にパターンに応じた電圧
を印加し、外部光源の反射光または透過光を観測する。
ここでは、液晶は偏光を利用する電解効果形である。 【0023】液晶画像パネル41を収納するパネル保持
部材42は、断面コ字型の長方形のケースから成り、そ
の前面(遊技盤側)には、若干の縁部を残して開口42
0を形成し、ケース内にはこの開口周縁部に、緩衝用弾
性部材としてのスポンジ421が貼ってある。スポンジ
421は、外部からの振動を緩衝し得る所であれば他の
任意の場所、例えばクリアプレートと保持部材42との
間等に設けることもできる。 【0024】このパネル保持部材42内には、開口42
0に向って、ゲーム内容を付したフィルタ44、第1偏
光板45、液晶画像パネル41、第2偏光板46が、こ
れらの順序で納められている。この場合、第2偏光板4
6は液晶表示パネル裏面のうち、上下の電極部分41
6、417を除く領域を覆っており、上下の電極部分4
16、417にはそれぞれゴムコネクタ47の片面を対
接させてある。 【0025】尚、この例では、ゲーム内容をフィルタ4
4に付しているが、他の場所、例えば偏光板に付するこ
ともできる。 【0026】保持部材42の蓋として機能する押え部材
43は、当接面側に位置する液晶駆動基板430と、該
基板の後方に延在し且つ開口したケース部分431と、
該ケース部分の蓋432とから成る。液晶駆動基板43
0には、上記ゴムコネクタ47と対応する位置にドライ
バ(IC)48が設けてある。保持部材42と押え部材
43は、その周囲に設けたフランジ部423、433及
びその取付穴424、434を利用して、互いに連結さ
れる。 【0027】この際、液晶表示パネル41の電極はゴム
コネクタ47を介してドライバ(IC)48と電気的に
接続される。このようにゴムコネクタ47を用いて直接
配線することは、パチンコ機に発生する静電気等の外部
ノイズの侵入を防止するのに極めて有効である。 【0028】液晶駆動基板430には適当な大きさの窓
435が形成してあり、また、押え部材43のケース部
分431内には、この窓435より液晶画像パネル41
に背後から光を送り込むための光源49が配設してあ
る。この光源49により、液晶画像パネル41には背後
から光が送り込まれ、パネルを通過する光のパターンが
パネル前面に投影される。蓋432にはその放熱穴43
7が設けてある。 【0029】この例では、光源49は保持板436に保
持した4つのランプから成る。光源として4個のランプ
を使用したのは、液晶画像パネルの光度の均一化と温度
の均一化を図るためである。この実施例で使用している
液晶は、広温度仕様約−10℃〜60℃のものである
が、後者の温度の均一化は、液晶画像パネル41の両像
むらをなくすために好ましい処置である。また、光源と
して4個のランプを使用することは、これに相当する光
量の光源を1個設けることに比べ、熱の放散の点で有利
である。 【0030】かく構成した液晶画像表示装置40は、パ
ネル保持部材42に形成したボス部425を利用して、
制御ベース板34のボス部36にネジ止めされる。この
際、取付けを強固にすると共に、液晶画像パネル41に
対する振動を緩衝するため、両ボス部36、425間に
は、ゴムリング37を介在させている。 【0031】上記実施の形態では、液晶画像表示装置4
0の表示面を遊技盤と平行に且つ遊技盤面の後方に設け
たが、必ずしも、このようにする必要はない。 【0032】図7は、パチンコ機の機枠に略垂直姿勢を
もって取り付けられる遊技盤2に対して、液晶画像表示
装置40を遊技盤面の近くに位置せしめ、その表示面を
少し上向きに約10゜〜15゜傾斜させて取付けた例を
示す。このように傾斜させて設けることにより、外来光
が入る影響が少なくなり画像が鮮明になる。また、液晶
画像表示パネルは、制御方式等により視向性があるの
で、このように傾斜させて取付けると、遊技者から見易
くなる。尚、この実施例では、窓部30はクリアプレー
ト31自体によって形成されており、該クリアプレート
は、遊技盤前面の取付基板22´により支持されてい
る。また、クリアプレート31の一部は光を遮光するマ
スクプレート31´として形成されている。 【0033】図8はゲーム内容を例示したもので、フィ
ルタ44に付したライン、ホームベース等と、液晶で表
示される画像(ピッチャー、キャッチャー、野手、バッ
ター)とを一緒に描いたものである。 【0034】図9は制御装置の概略を示したもので、第
1ゲーム装置駆動制御部100、第2ゲーム装置駆動制
御部200、変動入賞装置5に対する駆動制御部30
0、そして効果音やランプ等に対する駆動制御部400
を有する。 【0035】第1ゲーム装置駆動制御部100は、特定
入賞装置(特定入賞口6)へ入賞したとき第1ゲーム装
置のルーレット2を作動させる手段と、第1ゲーム装置
の始動後の任意の時点で又は外部より操作される停止ス
イッチ13から信号を受けて、第1ゲーム装置の表示態
様の連続的作動(点灯位置の移動)を停止させる手段と
を含む。 【0036】第2ゲーム装置駆動制御部200は、第1
ゲーム装置の表示態様の連続的作動が停止したときその
停止時の表示態様の重み、即ち、“アウト”“1ベー
ス”“2ベース”“3ベース”“ホームラン”の別を判
別する手段と、この第1ゲーム装置についての判別結果
に対応して、前記第2ゲーム装置のゲームの進行を指示
する予め複数設定された作動情報のいずれかを選択する
手段と、選択された作動情報に従って第2ゲーム装置の
ゲームの進行を限定されたゲームの挑戦回数権内で累積
的に行わせしめる手段とを含む。 【0037】変動入賞装置駆動制御部300は、第2ゲ
ームの装置での表示様態が所定の賞態様を形成(ホーム
インによる得点)したことを判別する手段と、該判別手
段が所定の賞様態の形成を識別したとき所定期間だけ変
動入賞装置5を開状態に変換する手段と、変動入賞装置
が開状態に在る間第2ゲーム装置のゲーム進行(ランナ
の移動)を停止させる手段とを含む。更に、この所定期
間だけ変動入賞装置を開状態に変換する手段は、球受チ
ャッカー50への入賞球を計数記憶し予め設定された計
数値になったとき、又は変動入賞装置が開状態に変換し
てから一定時間が経過したときのいづれか早い時に、変
動入賞装置を閉状態に変換する。 【0038】 【発明の効果】以上のように本発明は、補助遊技装置
を、取付基板、鎧部、窓部等からなる第1構成部材と、
画像表示装置、ベース板等からなる第2構成部材とに、
分割して構成し、遊技盤の開口に対して前面側から第1
構成部材を、裏面側から画像表示装置の表示部を窓部背
面部分に位置させるように第2構成部材を、それぞれ遊
技盤の前後から止着可能としたので、製造ラインにおけ
る補助遊技装置のパチンコ機への組み付け作業が簡素化
されるとともに迅速化される。また、画像表示装置の製
造ライン上での取り扱いおよび管理が簡便となり、画像
表示装置の取り付け時の互換性が向上するとともに、画
像表示装置の破損を防止しやすくなり、生産効率が高め
られる。さらに、第1構成部材の窓部の底面に設けた打
球転動底面により、障害釘に跳ね返った打球を一時的に
転動させて再び入賞口が設けられた遊技盤表面の遊技領
域に不確定的な位置または方向から流下させることがで
きるので、画像表示装置の表示下方中央部分が有効活用
されて、打球転動底面を打球が転動することにより通常
の打球の落下による入賞に加えて窓部の下方側に設けら
れた入賞口への入賞期待感が高まるとともに、通常の打
球の流下に比べて打球転動底面では流下方向規制手段の
形状に応じて制御された動きないし方向性をもって打球
がゆっくりと移動するので、下方側の遊技領域に設けら
れた入賞口付近へ向けて流下する打球の状態を遊技者が
容易に視認でき、これによりパチンコ遊技の興趣がいっ
そう高められる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のパチンコ機の実施例を示す正面図であ
る。 【図2】同じく背面図である。 【図3】ゲーム盤及び変動入賞装置を一体にしたユニッ
トの斜視図である。 【図4】ユニットを遊技盤に取付けた状態を示した断面
図である。 【図5】液晶画像表示装置の展開斜視図である。 【図6】その液晶画像パネルの構成を示す図である。 【図7】液晶画像表示装置を遊技盤に斜めに取付けた他
の実施形態の断面図である。 【図8】画像表示例を示した図である。 【図9】制御装置のブロック図である。 【符号の説明】 1 パチンコ機 2 遊技盤 3 可変表示装置(第1ゲーム装置) 4 ゲーム盤(第2ゲーム装置) 5 変動入賞装置 6 特定入賞装置 22 ユニット基板(取付基板) 23 開口 24 筒体 30 窓部 31 クリアプレート 32 挑戦回数表示器 34 制御ベース板 35 開口 37 ゴムリング 40 液晶画像表示装置 41 液晶画像パネル 42 パネル保持部材 43 押え部材 44 フィルタ 45 第1偏光板 46 第2偏光板 47 ゴムコネクタ 49 光源 50 球受チャッカー(入賞口) 61 障害釘 62 打球転動底面

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】遊技盤の遊技領域に、特定入賞口
    と、この特定入賞口に打球が入賞することに基づいて補
    助遊技を行う補助遊技装置とを備え、補助遊技結果に基
    づいて所定の遊技価値を付与するようにしたパチンコ機
    において、 前記補助遊技装置を、遊技盤に開設した開口に対して前
    面側から装着される第1構成部材と、この開口に対して
    裏面側から装着される第2構成部材とに分割して止着可
    能な構成とし、 前記第1構成部材は少なくとも、前記遊技盤に止着され
    る取付基板と、この取付基板から前面に突出形成されて
    遊技領域を流下する打球を左右に振り分ける鎧部と、取
    付基板から裏面側に突出形成されて遊技盤の開口に臨む
    前面開放の窓部とを含み、 前記第2構成部材は少なくとも、補助遊技を行うための
    画像表示装置と、この画像表示装置の表示部が前記窓部
    の後方に臨むように当該画像表示装置を遊技盤裏面に固
    定するベース板とを含むとともに、 前記窓部はその背面部分に配置された前記画像表示装置
    の表示部が視認可能な前面開放の大きさに設定され、 かつ前記窓部の底面には、打球が一時的に転動可能な打
    球転動底面を形成し、 前記打球転動底面には、当該打球転動底面を転動する打
    球の左右方向の転動範囲を所定範囲に規制する左右方向
    規制手段と、該左右方向規制手段により規制された打球
    を前記画像表示装置の表示部側から遊技盤表面側の遊技
    領域に向けて流下させる前傾斜規制手段と、を備えてい
    ることを特徴とするパチンコ機。
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