JP2800449B2 - 荷搬送設備 - Google Patents

荷搬送設備

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JP2800449B2
JP2800449B2 JP3080273A JP8027391A JP2800449B2 JP 2800449 B2 JP2800449 B2 JP 2800449B2 JP 3080273 A JP3080273 A JP 3080273A JP 8027391 A JP8027391 A JP 8027391A JP 2800449 B2 JP2800449 B2 JP 2800449B2
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浩明 喜多
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Daifuku Co Ltd
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一定経路を自走し、荷
を搬送する自走台車を複数台備えた荷搬送設備に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】上記荷搬送設備において、上記各自走台
車は一定経路のカーブ部にさしかかると、カーブ部で荷
を落下させたり、脱線しないように減速制御を行なって
いる。
【0003】従来の自走台車のこの減速制御を、図4の
模式図に従って説明する。図4において、1は脚枠体2
を介して床に配設され、一定経路を形成するガイドレー
ル、3はこのガイドレール1に支持案内され、ブレーキ
付きの走行モータ6の駆動力で自走する自走台車であ
り、ガイドレール1のカーブ部にはカーブ部被検出手段
として、カーブ部開始点(P点)より一定距離L手前の
自走台車進入点(M点)からカーブ部終了点(Q点)ま
で連続してマグネットテープ4が貼り付けられ、自走台
車3には、カーブ部検出手段としてこのマグネットテー
プ4の磁気を検出する、たとえばホール素子からなる磁
気近接センサ5が取りつけられ、また走行速度を検出す
るために、ガイドレール1に当接して回転する車輪8を
設け、この車輪8の軸に連結してエンコーダ7を設けて
いる。
【0004】自走台車3は、磁気近接センサ5による磁
気検出によってガイドレール1のカーブ部の自走台車進
入点(M点)にさしかかったことを検出すると、図5に
示すように、エンコーダ7のパルス数をカウントして検
出される現走行速度より一定減速度で減速し、所定のカ
ーブ部走行速度となるように減速制御を行なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の荷搬送
設備では、自走台車3は、ガイドレール1のカーブ部の
自走台車進入点(M点)を検出すると、無条件に減速し
ているため、図5に示すように、ガイドレール1のカー
ブ部開始点(P点)の手前から所定のカーブ部走行速度
となることが多く、低速度となることによって搬送時間
が長くなり搬送能力が低下するという問題があった。
【0006】本発明は上記問題を解決するものであり、
自走台車のカーブ部速度への速度調整を現走行速度に応
じて可能とし、搬送能力を向上させた荷搬送設備を提供
することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
本発明の荷搬送設備は、一定経路を自走し、荷を搬送す
る自走台車を複数台備えた荷搬送設備であって、前記一
定経路の各カーブ部のカーブ部開始点より所定距離手前
の自走台車進入点にカーブ部被検出手段を取り付け、前
記自走台車に、この自走台車の走行速度を検出する走行
速度検出手段と、前記カーブ部被検出手段を検出するカ
ーブ部検出手段と、前記カーブ部検出手段により前記自
走台車進入点を検出すると、前記走行速度検出手段によ
り検出された走行速度とカーブの所定走行速度から減速
地点を演算し、この減速地点に到達すると自走台車の走
行速度を前記カーブ部の所定走行速度にまで減速制御す
る制御手段を設けたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】上記構成により、カーブ部検出手段により自走
台車進入点を検出すると、走行速度検出手段により検出
された現走行速度とカーブの所定走行速度から減速地点
を演算し、この減速地点に到達すると自走台車の走行速
度を前記カーブ部の所定走行速度にまで減速制御するこ
とによって、減速を開始する時間が遅くなり、その分搬
送時間が短縮され、搬送能力が向上する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、従来例の図4と同一の構成には同一の符
号を付して説明を省略する。
【0010】図1は本発明の一実施例における荷搬送設
備の自走台車のブロック図である。図1において、11は
マイクロコンピュータからなり、複数の自走台車12を総
括して制御する地上の制御手段である地上コントローラ
であり、自走台車12が走行するガイドレール1に沿って
散在し、荷の移載を行うステーションや上位のホストコ
ンピュータ(いずれも図示せず)からの荷の移載信号お
よび地上モデム13からの各自走台車12毎のフィードバッ
ク信号、たとえば現在位置のアドレス信号や荷の有無な
どの信号を入力して判断し、各自走台車12毎に走行する
行く先や移載を行うかなどの制御を行っている。地上コ
ントローラ11は自走台車12との信号の伝送を、送受信機
に相当する地上モデム13、およびアンテナとしてガイド
レール1に自走台車12の走行方向に沿って全長に敷設さ
れたフィーダ線14を介して行っている。
【0011】自走台車12にはフィーダ線14に接近対向し
て自走台車12の走行方向に2本のアンテナ15A,15Bが
設けられており、本体コントローラ17は、地上コントロ
ーラ11との信号の伝送を、この2本のアンテナ15A,15
B、分配器18、および送受信機にあたる本体モデム19を
介して行っている。また、自走台車12には、センサとし
て、荷の有無、荷の定位置を検出する光電スイッチから
なる移載部検出器20、前記磁気近接センサ5、追突を検
出するバンパースィッチ21、前記エンコーダ7、自走台
車12間の追突防止用の受光器22および投光器23が設けら
れ、さらにエンコーダ7のパルス数をカウントするカウ
ンタ16が設けられている。本体コントローラ17は、これ
ら各センサ5, 20,21,22からの検出信号、カウンタ16
からのカウント値および本体モデム19から入力した地上
コントローラ11からの制御信号、あるいは操作面24に接
続された制御箱(図示せず)からの手動時の制御信号に
より、判断し、インバータ25、切り換えスィッチ26を介
して走行モータ6あるいは切り換えスィッチ26で切り換
えて移載モータ27を制御して自走台車12の自走および自
走台車12からの荷の移載を制御している。走行速度検出
手段は、車輪8、エンコーダ7、カウンタ16およびカウ
ンタ16より入力した単位時間のカウント値から走行速度
を演算する本体コントローラ17から構成される。
【0012】以下、本発明の要旨である、本体コントロ
ーラ17によるガイドレール1のカーブ部での減速制御に
ついて、図2のフローチャートに従って説明する。自走
台車12のガイドレール1のカーブ部での所定速度(以下
カーブ速度と称す)をVb 、自走台車12の現走行速度を
a 、自走台車12の所定の減速度をa、図4に示すカー
ブ部手前の自走台車進入点(M点)と自走台車12が減
速を開始する減速点(N点)との距離(以下走行距離と
称す)をX、減速点(N点)とカーブ部開始点(P点)
との距離(以下減速距離と称す)をSとする。
【0013】まず、磁気近接センサ5により、マグネッ
トテープ4の磁気を検出し、ガイドレール1のカーブ部
の自走台車進入点(M点)にさしかかったことを検出す
ると(ステップ−1)、カウンタ16より入力した単位時
間のカウント値から現走行速度Va を演算する(ステッ
プ−2)。
【0014】次に、演算した現走行速度Va とカーブ速
度Vb と減速度aから減速距離Sを演算する。減速距離
Sはつぎの(1)式で表せる(ステップ−3)。 S=(Va 2 −Vb 2 )/(2a)…(1) そして走行距離Xをつぎの(2)式で演算する(ステッ
プ−4)。
【0015】X=L−S…(2) この走行距離Xから減速地点Nに到る時間Tをつぎの
(3)式で演算する(ステップ−5)。
【0016】T=X/Va …(3) 次に、この時間Tが正かどうかを確認し(ステップ−
6)、時間Tが負の場合、走行モータ6のブレーキを動
作させ(ステップ−7)、ステップ−2へ戻り、走行速
度Va をおとし、時間Tが正になるのを待つ。
【0017】ステップ−6において、時間Tが正となる
と、走行モータ6のブレーキを動作させているときはブ
レーキを解除し、時間Tをカウントする(ステップ−
8)。時間Tがカウントされると、すなわち自走台車12
が減速点(N点)に到達すると、減速度aで減速を行
い、走行速度Va がカーブ速度Vb なると、定速度(カ
ーブ速度Vb )に移行する(ステップ−9,ステップ−
10)。このとき、自走台車12はカーブ部開始点(P点)
に到達している。
【0018】上記自走台車12の減速制御による速度パタ
ーンを図3に示す。図3に示すように、自走台車12はカ
ーブ部開始点(P点)において現走行速度Va がカーブ
速度Vb となり、従来のように、カーブ部開始点(P
点)の手前から低速のカーブ速度Vb になることはない
ので、搬送時間を短縮することができ、搬送能力を向上
させることができる。
【0019】そして、磁気近接センサ5により、マグネ
ットテープ4の磁気を検出しなくなると、すなわち自走
台車12がカーブ部終了点(Q点)に到達すると、自走台
車12は加速して直線部の高速走行に移行する。
【0020】また、本実施例によれば、マグネットテー
プ4を自走台車進入点(M点)からカーブ部終了点(Q
点)まで連続して設けているので、自走台車12がカーブ
部を走行中に電源をオフ(OFF)されたときでも、復
旧時、自走台車12はカーブ部に位置していることを検出
でき、カーブ速度Vb で荷を落下させたり、脱線するこ
となく走行を開始でき、またカーブ部に位置していない
ときは、高速で走行を開始でき、搬送時間を短縮するこ
とができる。
【0021】なお、本実施例では、マグネットテープ4
をカーブ進入点(M点)よりカーブ終了点(Q点)まで
連続して貼り付けているが、マグネットテープ4をカー
ブ進入点(M点)とカーブ終了点(Q点)にのみそれぞ
れ貼り付けることによっても、カーブ進入点(M点)と
カーブ終了点(Q点)を検出することができることか
ら、同様にカーブ開始点(P点)において現走行速度V
a をカーブ速度Vb とすることができ、搬送時間を短縮
することができ、搬送能力を向上させる効果を得ること
ができ、またカーブ部終了点(Q点)において直線部の
高速走行に移行することができる。また、本実施例で
は、カーブ被検出手段としてマグネットテープ4を使用
しているが、他の手段としてミラーを使用してもよく、
ミラーに対向してカーブ検出手段として反射型光電スイ
ッチを使用することにより、カーブ部を検出することが
できる。さらに、本実施例では車輪8にエンコーダ7を
連結しているが、走行モータ6に連結してもよく、同様
に走行速度を検出することができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、カ
ーブ部検出手段により自走台車進入点を検出すると、走
行速度検出手段により検出された現走行速度とカーブの
所定走行速度から減速地点を演算し、この減速地点に到
達すると自走台車の走行速度を前記カーブ部の所定走行
速度にまで減速制御することによって、減速を開始する
時間を遅くすることができ、その分搬送時間を短縮で
き、搬送能力を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における荷搬送設備の自走台
車のブロック図である。
【図2】同荷搬送設備の本体コントローラの減速制御の
フローチャートである。
【図3】同荷搬送設備の自走台車のカーブ部での減速パ
ターン図である。
【図4】従来の荷搬送設備のガイドレールのカーブ部お
よび自走台車を説明する模式図である。
【図5】従来の荷搬送設備の自走台車のカーブ部での減
速パターン図である。
【符号の説明】
1 ガイドレール(一定経路) 4 マグネットテープ(カーブ被検出手段) 5 磁気近接センサ(カーブ検出手段) 6 走行モータ 7 エンコーダ(走行速度検出手段) 8 車輪(走行速度検出手段) 12 自走台車 16 カウンタ(走行速度検出手段) 17 本体コントローラ(走行速度検出手段,制御手
段)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定経路を自走し、荷を搬送する自走台
    車を複数台備えた荷搬送設備であって、 前記一定経路の各カーブ部のカーブ部開始点より所定距
    離手前の自走台車進入点にカーブ部被検出手段を取り付
    け、 前記自走台車に、 この自走台車の走行速度を検出する走行速度検出手段
    と、 前記カーブ部被検出手段を検出するカーブ部検出手段
    と、 前記カーブ部検出手段により前記自走台車進入点を検出
    すると、前記走行速度検出手段により検出された走行速
    とカーブの所定走行速度から減速地点を演算し、この
    減速地点に到達すると自走台車の走行速度を前記カーブ
    部の所定走行速度にまで減速制御する制御手段を設けた
    荷搬送設備。
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