JP2799924B2 - ラベル貼付方法 - Google Patents

ラベル貼付方法

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JP2799924B2
JP2799924B2 JP4223185A JP22318592A JP2799924B2 JP 2799924 B2 JP2799924 B2 JP 2799924B2 JP 4223185 A JP4223185 A JP 4223185A JP 22318592 A JP22318592 A JP 22318592A JP 2799924 B2 JP2799924 B2 JP 2799924B2
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拓眞 高井
睦 和田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、巻取ボビンの端末にラ
ベルを貼付する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】直径 3.0mm以下の細物ケーブルと呼ばれ
ている電線ケーブルの絶縁押出工程に於て、絶縁被覆さ
れて巻取機によって巻取られた巻取ボビンの端末処理と
しては、端末の所定長さを端末ロスとして切断除去する
こと、及び、その後、ラベルを貼って切断後の端末を固
定すること、が必要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来から、上述の2つ
の工程は、自動化が困難で、作業者によって行われてい
た。
【0004】そのため、全体の工程の自動化を図るうえ
のネックとなっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、満巻状態の巻
取ボビンを回転可能に保持し、押えローラにて該巻取ボ
ビンに巻設された電線ケーブルの外周面を、所定幅にわ
たって押圧しつつ、ロス巻取ドラムと該巻取ボビンの中
途部にて電線ケーブル端末を切断し、該切断点から上記
押えローラにて押圧した点の近傍までの繰出余分長さ
を、上記押圧を継続しつつ上記巻取ボビンに巻戻し後、
自動ラベル貼付装置にてラベルを貼付し、さらに上記押
圧を継続しつつ上記巻取ボビンを駆動回転させて、上記
ラベルを巻設電線ケーブルの外周面に沿うように圧着さ
せる方法である。
【0006】
【作用】押えローラで押圧しつつ切断するので、端末の
たるみが巻取ボビンに巻設の電線ケーブルに波及しな
い。しかも、繰出余分長さを巻戻すため、ラベルを貼っ
た後の、ラベルから電線ケーブルの最終端までの長さ
が、短くて好都合(その後の巻取ボビンの取扱の邪魔と
ならない)である。
【0007】さらに、押圧ローラにて巻設電線ケーブル
の外周面を押すことによって、曲面に沿って確実にラベ
ルが圧着される。
【0008】
【実施例】以下、図示の実施例に基づき本発明を詳説す
る。
【0009】図1と図2に於て、巻取ボビンの自動処置
装置の一例を示す。本発明は、主に、直径 3.0mm以下の
細物ケーブルと呼ばれる電線ケーブルの絶縁押出工程に
於ける巻取機での巻取後の処理に関するものである。
【0010】1は、図外の巻取機から満巻状態で送られ
てくる巻取ボビンを図の矢印A及びB方向へ搬入する搬
入手段である。
【0011】2は、この巻取ボビンに巻設された電線ケ
ーブルの端末の所定長さ───傷の付いている可能性の
高い所定長さ───を端末ロスとして切断除去する自動
端末処理装置である。
【0012】3は、この自動端末処理装置2にて端末ロ
スを除去後の、上記巻取ボビンに巻設された電線ケーブ
ルの端末を、固定すべくラベルを自動的に貼るラベル貼
付装置であって、このラベル貼付装置3は上記自動端末
処理装置2の近くに配置される。
【0013】4は、ラベル貼付装置3にてラベルを貼付
後の巻取ボビン10を矢印C及びD方向へ搬出する搬出手
段である。
【0014】5は、上記搬入手段1の一部、及び、搬出
手段4の一部とを、兼ねる横方向往復搬送装置である。
【0015】具体的には、図1と図2に於て、この搬送
装置5は、左右横方向(即ち図1では上下の方向)へ、
天井に横架された2本のレール6,6と、このレール
6,6に沿って走行するローラと電動モータ等を有する
走行台車7と、この走行台車7から垂下されると共に巻
取ボビン10を掴持する掴持部8を下端に有しかつ上下伸
縮する掴持アーム9とを、備えている。
【0016】図6の平面図と図7の側面図に、前記搬入
手段1の縦方向搬入部11の要部の具体例を示す。12,12
は下流側(図の右方向)へ緩やかに下傾勾配のあるガイ
ドレールであり、図外の巻取機から矢印A方向へ順次送
られてくる巻取ボビン10を、相互にぶつからないように
相互間隔をもって一旦停止させるストッパ13…を有す
る。
【0017】各停止位置には、一対のストッパ13,13が
配設され、アクチュエータ14にて揺動開閉作動するアー
ム15,15の先端に上記ストッパ13,13が取付けられる。
【0018】図1にもどって、平面的に見て該縦方向搬
入部11と前記横方向往復搬送装置5とは、直交状に配設
されており、かつ、自動端末処理装置2は縦方向搬入部
11の側方に配設される。
【0019】上記搬入手段1は、このような縦方向搬入
部11、及び、この縦方向搬入部11と自動端末処理装置2
間に対応する横方向往復搬送装置5の一部とから、構成
される。
【0020】また、図1と図2に示すように、縦方向搬
入部11に関して、自動端末処理装置2と反対側───図
1の下方側───に、既述の図6と図7の縦方向搬入部
11と同様の構造の、縦方向搬出部16が設けられており、
上記搬出手段4は、矢印C方向へボビン10を搬送する横
方向往復搬送装置5、及び、矢印D方向へ搬送するこの
縦方向搬出部16とから、構成されている。
【0021】次に、図3〜図5は、自動端末処理装置2
を具体的に例示した図である。
【0022】17は、前述の搬入手段1によって、満巻状
態で送られてくる巻取ボビン10を、駆動回転・遊転切換
自在に保持するボビン保持台である。
【0023】このボビン保持台17は、基台18と、この基
台18上に鉛直軸心19廻りに回転可能に載置されたターン
テーブル枠20と、該ターンテーブル枠20に軸受21…にて
回転可能に枢支された2本の平行な水平軸22,22と、こ
の水平軸22の両端側に固着された鍔付きローラ23,23
と、少なくとも一方の水平軸22を回転駆動させる駆動機
構24等を、備えている。
【0024】この駆動機構24は、モータ25と、その出力
軸に付設の鎖車26と、上記水平軸22の一端に付設の電磁
クラッチ27と、その外側に設けられた鎖車28と、両鎖車
26,28に懸架されたチェーン29とから、構成されてい
る。
【0025】さらに、30はターンテーブル枠20を回転さ
せるモータであり、その出力軸のギアを、ターンテーブ
ル枠20の下端に固着の大ギアに噛合させて、鉛直軸心19
廻りにターンテーブル枠20を、 180度毎回転させる。
【0026】このようにして、図1に示した搬入手段1
によって、矢印A及びBと送られてきたボビン10は、図
2の掴持アーム9の伸長作動により、4個のローラ23…
の上に回転可能に載置されて保持される。
【0027】ところで、(後述の)次工程のために、こ
のボビン10は、図4に示す矢印E方向(反時計方向)が
巻き勝手である必要がある。
【0028】即ち、本実施例では、図1の搬入手段1に
よって送られてくるボビン10の巻き方向が、1種類では
なく、2種類のものが混在し、図3と図4に示したター
ンテーブル枠20とモータ30等によって、(次工程のため
に、)矢印E方向が巻き勝手となるように、方向変換可
能に構成されている場合を、示す。
【0029】31は、ターンテーブル枠20に取付けられた
シュート状ガイドである。図例では、ターンテーブル枠
20の前面と後面に夫々付設されており、各ガイド31は、
上方へ開拡状の2枚の案内板31a,31aをもって構成
し、巻取ボビン10を矢印E方向───巻き勝手方向──
─へ回転させた際に、電線ケーブルの端末が自由落下す
るのを受けて、下方の狭い範囲32へ誘導する。
【0030】つまり、図9に於て、ボビン10が回転する
と、仮想線で示すように巻設された電線ケーブル33の端
末33aが矢印Fのように落下してくるが、ボビン10の全
幅の何処の位置にその端末33aが存在しても、その全幅
よりも大きく開拡している案内板31a,31aで受け止め
て、図9の実線の位置に垂下がるまで誘導案内する。
(この状態は、順次、図10、図11、図12、図13にも示
す。)
【0031】しかして、上記狭い範囲32には、検出器34
を設けて、端末33aが通過(落下)したことを検出す
る。例えば、レーザー光射照器と、その光を受ける光電
管等をもって、検出器34を構成し、図12のように、端末
33aが矢印Gのように横切れば、それを検出する。
【0032】さらに、図3〜図5と図13に於て、上記検
出器34にて端末33aが検出されると、上記狭い範囲32ま
で前進して該端末33aを挾着保持すると共に、該端末33
aを所定位置まで後退しつつ引張る第1チャッキング35
を、備える。
【0033】この第1チャッキング35は、スクリュシャ
フトとスライド杆等によって相互に接近分離自在に設け
られた一対のチャッキング板36,36と、この接近分離作
動を行うモータ37と、ベルト・プーリ等の駆動力伝達機
構38と、これ等を載置した移動台39と、該移動台39を前
進後退自在に案内する水平状案内部材40と、この前進後
退作動を行う駆動機構41等から、構成される。
【0034】駆動機構41は、モータ42と、プーリや鎖車
等の回転体43…と、この回転体43にエンドレス状に懸架
されると共に一部が水平状案内部材40に沿って配設され
るベルトやチェーン等の線条体44等から、成る。
【0035】この線条体44の一部に上記移動台39を固着
して、矢印H,Iのように、前進・後退させる。図4に
於て、仮想線にて示す移動台39の位置が最前進位置であ
って、チャッキング板36の一部は、シュート状ガイド31
の真下に対応し、図13に示すように、(既述の如く)狭
い範囲32を通して垂下している端末33aを、挾着可能な
位置である。
【0036】そして、図4の実線及び図15に示した移動
台39の位置が最後退位置であって、図3の電磁クラッチ
27を OFFとした遊転状態のローラ23…上のボビン10か
ら、端末33aを挾着保持した状態で移動台39を矢印I方
向へ後退させれば、ボビン10は矢印Eと逆の方向へ遊転
して、端末33aが引出されて、図15及び図4のJ位置に
来る。
【0037】45は、このJ位置の途中部に位置する(こ
との可能な)第2チャッキングであって、ロス巻取ドラ
ム46の一部に付設されている。
【0038】ロス巻取ドラム46は、前工程の絶縁押出工
程と巻取工程等で傷の付いている可能性の高い所定長さ
にわたる端末33aを、端末ロスとして巻取るためのドラ
ムである。
【0039】このロス巻取ドラム46は、基台47上に、水
平軸心廻りに回転自在に枢支され、モータ48によって回
転駆動されるが、その動力伝達系の途中に電磁クラッチ
49が介装されている。また、このドラム46は、一方の鍔
部50の円周縁の一部に切欠部51を有する。この切欠部51
に対応する形状の挾着片52と、この挾着片52から突設さ
れたガイド杆53と、ソレノイドや流体シリンダ等の往復
作動機構(詳細図示省略)等から成る上記第2チャッキ
ング45が、鍔部50の上記切欠部51の位置に、付設され
る。
【0040】厳密に言えば、この鍔部50の切欠部51の内
端縁自体も、第2チャッキング45の一部を構成してい
る。
【0041】また、他方の鍔部54は、図例では、折畳展
開可能な複数枚の径方向保持板55…から、構成し、巻取
られた端末ロスが満巻に近づけば、折畳んで、容易に端
末ロスを取外し可能な構造である。
【0042】図4と図15に於て、このようなロス巻取ド
ラム46を少し回転して、第2チャッキング45が予めJ位
置に在るように停止し、かつ、図14のように、この第2
チャッキング45を開放状態に保持しておき、その後、I
方向へ、第1チャッキング35の挾着片52,52を後退させ
ると、自然に(J位置にて示す如く)引出されてきた端
末33aが第2チャッキング45の中を通過する。
【0043】即ち、切欠部51と、開放状態の挾着片52の
間を、引出されてきた端末33aが通過する(図15参
照)。
【0044】そこで、第2チャッキング45を矢印K方向
へ閉じれば、図16と図17のように、切欠部51の内端縁
と、挾着片52の外端縁によって、端末33aは挾着(掴
持)される。
【0045】次に、図17のようにロス巻取ドラム46を矢
印L方向へ回転駆動させる。このとき図3のクラッチ27
を開放して、ボビン保持台17上の巻取ボビン10は遊転状
態としておく。
【0046】このようにして、所定長さ分の端末ロス
が、図18のようにロス巻取ドラム46に巻取られる。
【0047】56はカッターであり、ロス巻取ドラム46の
近傍であって、図4に於て、端末がJ位置からM位置の
いずれの範囲にあっても切断可能なように大きな上下ス
トロークを有し、かつ、図3に示すように、アクチュエ
ータ57にて不使用状態では側外方へ後退する。
【0048】さらに、このカッター56の近傍に、ガイド
ロール58が設けられ、矢印N方向へトラバースする。
【0049】かつ、ターンテーブル枠20には、水平状か
つ左右横方向に、押えローラ59が付設されている。この
押えローラ59は、流体圧シリンダ等のアクチュエータ60
にて上昇下降するものであると共に、上昇によって、図
8に示す如く、巻取ボビン10に巻設された電線ケーブル
33の外周面33bを所定幅にわたって押圧して、端末33a
のばらけるのを防止し、後述のラベル圧着作用を行うも
のである。
【0050】ところで、図17から図18のように、予め設
定したボビン回転数だけ、ロス巻取ドラム46を矢印L方
向へ回転して、かつガイドロール58をトラバースしつ
つ、所定長さの端末ロスを巻取る。
【0051】次に、巻取を停止し、巻取側のクラッチ49
を開放し、送出側のクラッチ27を閉とすると共に、ガイ
ドロール58は原点───図3に於て、ロス巻取ドラム46
の及び巻取ボビンの幅方向中央面Q上───に移動す
る。
【0052】その後、図18に於て、巻取ボビン10を、約
2〜3回転巻返す(反時計方向に回転する)。ガイドロ
ール58が原点にあることによって、電線ケーブル33の端
末33aは、図19の斜線の幅方向範囲Rに来る。
【0053】そこで、アクチュエータ60を伸長して押え
ローラ59を上昇させて、図18のように巻設された電線ケ
ーブル33の外周面33bを固定して、カッター56にて、端
末33aを切断する。
【0054】この切断点61から、押えローラ59にて押え
た押圧点62までの長さP0 よりも、僅かに短い長さP1
を繰出余分長さとして、巻取ボビン10に、さらに巻戻
す。即ち、押えローラ59の押圧点62の近傍までの繰出余
分長さP1 を巻戻す(図20参照)。
【0055】このとき、押えローラ59による外周面33b
への押圧を継続したままとすることにより、端末33a
は、図20の実線のように保持され、かつ、図19の斜線の
範囲Rに、位置する。
【0056】そこで、自動ラベル貼付装置3によって、
ラベル64を外周面33bに貼付する。図20に示す具体例で
は、水平方向Sからラベル64を貼付するから、このラベ
ル貼付位置から端末33bの最終端までの長さは僅か──
─ボビン10の回転中心角度で90度余り───である。
【0057】このラベル64の幅寸法を、図19のように前
記範囲Rよりも僅かに大きく設定すれば、確実に端末33
aが固定できることとなる。また、電線ケーブル33の種
類・寸法・材質、及び、製造工場名や製造年月日等の各
種データを、自動的にラベル64に印字する機能を、この
ラベル貼付装置3は備えている。
【0058】また、図20に仮想線と実線にて示すよう
に、ラベル64を押出す押圧アーム65の高さ位置は、無段
階可変であって、ボビン10の大きさに対応できる。
【0059】その後、自動ラベル貼付装置3の押圧アー
ム65を後退させ、図21のように、押圧ローラ59による押
圧をそのまま継続して、巻取ボビン10を矢印T方向へ回
転させると、いわば仮圧着されていたラベル64が外周面
33bに沿って確実に圧着される。
【0060】上述で明らかなように、押えローラ59は、
端末33aがばらけないように保持する作用と、ラベル64
を本圧着させる作用を、行う。
【0061】ところで、図8に示すように、上述の各装
置は、絶縁押出工程後の巻取を行う巻取機を制御する主
制御回路66と、連動する副制御回路67によって、制御さ
れる。
【0062】つまり、主制御回路66から副制御回路67
へ、ボビンの巻方向、及び、ボビン位置等の信号U1
送られ、逆方向へは、端末処理装置2,ラベル貼付装置
3,搬入手段1・搬出手段4、及びボビン位置等の信号
2 が送られる。
【0063】特に、副制御回路67からラベル貼付装置3
へは、ラベル貼付タイミングを指示することは勿論のこ
と、印字内容等の印字指令を送る(信号U3 参照)。
【0064】上述の図示の実施例によれば、端末傷の処
理が自動で可能となり、しかも、巻取機での巻取,端末
処理,ラベル貼付,貯蔵までの作業も全て無人とするこ
とが可能である。
【0065】そして、図10と図11のように、巻取方向─
──矢印E方向───にボビン10を回転させて、上方か
ら端末33aが矢印Fの如く落ちるのを、巧妙にシュート
状ガイド31にて、下方の狭い範囲32へ誘導案内し、そこ
で光電センサー等の検出器34にて、確実に検知可能とし
ている。
【0066】さらに、図13に示すように、この狭い範囲
32に垂れ下がった端末33aを、第1チャッキング35の
(矢印H方向の)前進にて、確実に掴持し、次に、後退
して、図14から図15のように、ボビン10から端末33aを
引出し、かつ、第2チャッキング45の掴持可能な位置へ
張って、第2チャッキング45に持ち変えるため、ロス巻
取ドラム46によるロス巻取りが、迅速に行い得る。
【0067】特に、第2チャッキング45を、ロス巻取ド
ラム46の一部に形成したことにより、上記持ち変えの工
程、及び、ロス巻取り工程が、迅速・円滑に行い得る。
【0068】ガイドロール58は、ラベル64を貼付すべき
範囲Rを、図19のように狭く限定する作用をなし、ラベ
ル64の大きさを小さくても十分とする。
【0069】また、押えローラ59によって、(図18から
図20のように、)カッター56による切断後も、端末33a
が確実に押圧保持され、かつ、前記繰出余分長さP1
巻返して、ラベル64から端末33aの最先端部までの長さ
が極めて短くできる。
【0070】この押えローラ59は、図21のようにラベル
64を、曲面状外周面33bへ確実に貼ることを可能として
いる。
【0071】なお、前工程の巻取機から送られてくるボ
ビン10の電線ケーブル巻き方向が1種類の場合には、図
3と図4等に示したターンテーブル枠20は不要であっ
て、固定構造とすれば良く、ガイド31も単数で良い。
【0072】
【発明の効果】巻取ボビンにゆるみなく電線ケーブルが
巻設された状態を維持できる。かつ、ラベルは強固に外
周面に貼着されていて、端末の不意の離脱を防止出来
る。
【0073】さらに、貼着ラベルから突出している端末
の不要な部分の長さが、極めて短くて、その後のボビン
の取扱いに支障を生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体平面図である。
【図2】全体側面図である。
【図3】要部平面図である。
【図4】要部側面図である。
【図5】要部正面図である。
【図6】縦方向搬入部の平面図である。
【図7】縦方向搬入部の側面図である。
【図8】制御回路の一例を示すブロック図である。
【図9】作用説明正面図である。
【図10】作用説明図である。
【図11】作用説明図である。
【図12】作用説明図である。
【図13】作用説明図である。
【図14】作用説明図である。
【図15】作用説明図である。
【図16】作用説明図である。
【図17】作用説明図である。
【図18】作用説明図である。
【図19】作用説明図である。
【図20】要部側面図である。
【図21】作用説明図である。
【符号の説明】
1 搬入手段 2 自動端末処理装置 3 ラベル貼付装置 4 搬出手段 10 巻取ボビン 17 ボビン保持台 31 ガイド 32 狭い範囲 33 電線ケーブル 33a 端末 33b 外周面 34 検出器 35 第1チャッキング 45 第2チャッキング 46 ロス巻取ドラム 56 カッター 59 押えローラ 61 切断点 62 押圧した点 64 ラベル P1 長さ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 満巻状態の巻取ボビンを回転可能に保持
    し、押えローラにて該巻取ボビンに巻設された電線ケー
    ブルの外周面を、所定幅にわたって押圧しつつ、ロス巻
    取ドラムと該巻取ボビンの中途部にて電線ケーブル端末
    を切断し、該切断点から上記押えローラにて押圧した点
    の近傍までの繰出余分長さを、上記押圧を継続しつつ上
    記巻取ボビンに巻戻し後、自動ラベル貼付装置にてラベ
    ルを貼付し、さらに上記押圧を継続しつつ上記巻取ボビ
    ンを駆動回転させて、上記ラベルを巻設電線ケーブルの
    外周面に沿うように圧着させることを特徴とするラベル
    貼付方法。
JP4223185A 1992-07-29 1992-07-29 ラベル貼付方法 Expired - Lifetime JP2799924B2 (ja)

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