JP2799640B2 - 経編機の導糸筬駆動装置 - Google Patents
経編機の導糸筬駆動装置Info
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- JP2799640B2 JP2799640B2 JP21605891A JP21605891A JP2799640B2 JP 2799640 B2 JP2799640 B2 JP 2799640B2 JP 21605891 A JP21605891 A JP 21605891A JP 21605891 A JP21605891 A JP 21605891A JP 2799640 B2 JP2799640 B2 JP 2799640B2
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- Japan
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- reed
- warp knitting
- linear motor
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、経編機の導糸筬駆動装
置に関する。
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、経編機において経糸を編針に導く
ための導糸筬は、パターンホイールやチェーンリンクス
等の柄出し装置により変位量を設定したものが多く、
又、回転パルスモータ等の電気信号によるステップ回転
量を直線運動量に交換するための中間装置としては、ピ
ンドラム、ボールスクリュー等の諸装置が必要であり、
この装置では、バックラッシュその他の変位誤差の補正
のための装置を別途必要とするのと、中間装置による負
荷が駆動側（例えばモータ等）に大きな負担となってい
た。このため、コスト的にもスペース的にも、かなり不
利な点を有していた。
ための導糸筬は、パターンホイールやチェーンリンクス
等の柄出し装置により変位量を設定したものが多く、
又、回転パルスモータ等の電気信号によるステップ回転
量を直線運動量に交換するための中間装置としては、ピ
ンドラム、ボールスクリュー等の諸装置が必要であり、
この装置では、バックラッシュその他の変位誤差の補正
のための装置を別途必要とするのと、中間装置による負
荷が駆動側（例えばモータ等）に大きな負担となってい
た。このため、コスト的にもスペース的にも、かなり不
利な点を有していた。
【０００３】既に当出願人は、実公昭５９−１７９０９
において導糸筬の運動源としてリニアモータを適用して
おり、その直線運動を導糸筬に伝達するための伝達部材
を、導糸筬側とリニアモータ側に脱着自在に係止するこ
とを特徴とした導糸筬駆動装置を提案している。
において導糸筬の運動源としてリニアモータを適用して
おり、その直線運動を導糸筬に伝達するための伝達部材
を、導糸筬側とリニアモータ側に脱着自在に係止するこ
とを特徴とした導糸筬駆動装置を提案している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この装置によって前述
の不利な点はかなり解決されるが、導糸筬とリニアモー
タ間に伝達部材が介在することによる機械的接触が原因
での累積誤差や振動、騒音が避けられず、中間伝達部材
が駆動源に大きな負担となり、始動、停止を頻繁に繰り
返す導糸筬を、高速に追従させることが困難であった。
又、スペース的にもリニアモータ部が導糸筬から伝達部
材を介して別個に設置されるので、その分広い場所が必
要とされていた。本発明は上記欠点を解消し、累積誤差
等がなく、高速追従性が良好で、省スペースが図れる導
糸筬用駆動装置を提供することを目的とする。
の不利な点はかなり解決されるが、導糸筬とリニアモー
タ間に伝達部材が介在することによる機械的接触が原因
での累積誤差や振動、騒音が避けられず、中間伝達部材
が駆動源に大きな負担となり、始動、停止を頻繁に繰り
返す導糸筬を、高速に追従させることが困難であった。
又、スペース的にもリニアモータ部が導糸筬から伝達部
材を介して別個に設置されるので、その分広い場所が必
要とされていた。本発明は上記欠点を解消し、累積誤差
等がなく、高速追従性が良好で、省スペースが図れる導
糸筬用駆動装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、経編機の導糸
筬の少なくとも一方端にリニアモータを直結し、リニア
モータの可動子に直接又は板材を介して導糸筬を固着し
たことを特徴とする。
筬の少なくとも一方端にリニアモータを直結し、リニア
モータの可動子に直接又は板材を介して導糸筬を固着し
たことを特徴とする。
【０００６】
【作用】上記の構造により、本発明の導糸筬駆動装置
は、累積誤差を生じずスムーズに導糸筬をショグするこ
とができる。
は、累積誤差を生じずスムーズに導糸筬をショグするこ
とができる。
【０００７】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明を説明してい
く。図１は、本発明の導糸筬駆動装置周辺部の正図面で
あり、リニアモータ１は制御装置９によりコントロール
される。制御装置９は、周知の各制御機器、即ち位置制
御回路、リニアモータ駆動回路、エンコーダ等により構
成されるが、ここでは具体的説明を省略する。スチール
製の導糸筬２は、リニアモータ１の推力でショグ運動が
行なわれるガイドフィンガー３がビス止めされた状態で
付設されている。導糸筬上の数ヶ所で導糸筬に装着され
た筬吊り用ピン４を支持する筬吊りホルダー５によって
導糸筬が保持されている。
く。図１は、本発明の導糸筬駆動装置周辺部の正図面で
あり、リニアモータ１は制御装置９によりコントロール
される。制御装置９は、周知の各制御機器、即ち位置制
御回路、リニアモータ駆動回路、エンコーダ等により構
成されるが、ここでは具体的説明を省略する。スチール
製の導糸筬２は、リニアモータ１の推力でショグ運動が
行なわれるガイドフィンガー３がビス止めされた状態で
付設されている。導糸筬上の数ヶ所で導糸筬に装着され
た筬吊り用ピン４を支持する筬吊りホルダー５によって
導糸筬が保持されている。
【０００８】図２は、本発明の導糸筬駆動装置のリニア
モータ部の正面図であり、図３は、図２のＢ−Ｂ線での
断面図である。リニアモータは、片面励磁構造により、
ステータ８上に一列に並んでいる固定子６が、制御装置
からの制御パルスに応じて個々の可動子７を励磁し推力
を発生することで、スチール導糸筬２を矢印方向Ａのよ
うにショグ運動させることができる。
モータ部の正面図であり、図３は、図２のＢ−Ｂ線での
断面図である。リニアモータは、片面励磁構造により、
ステータ８上に一列に並んでいる固定子６が、制御装置
からの制御パルスに応じて個々の可動子７を励磁し推力
を発生することで、スチール導糸筬２を矢印方向Ａのよ
うにショグ運動させることができる。
【０００９】図４は、本発明の導糸筬駆動装置を経編機
上に設置した時の編成要部の概略側面図であり、リニア
モータ部の厚みＣの極力薄いものを使用したため、導糸
筬の配置に関して、スペース的に問題のない導糸筬の傾
斜角度が得られるので、結果として多数の導糸筬の配列
が可能となる。
上に設置した時の編成要部の概略側面図であり、リニア
モータ部の厚みＣの極力薄いものを使用したため、導糸
筬の配置に関して、スペース的に問題のない導糸筬の傾
斜角度が得られるので、結果として多数の導糸筬の配列
が可能となる。
【００１０】又、導糸筬が長尺の場合は、リニアモータ
を両側に直結して駆動することができる。
を両側に直結して駆動することができる。
【００１１】
【発明の効果】本発明においては、伝達部材を廃止して
リニアモータを直結することにより、累積誤差の減少を
実現でき、もって高速追従性が良好となるので高速化が
図れ、かつ個別にリニアモータ部を設置する必要もない
ので、設置スペースを削減できる。
リニアモータを直結することにより、累積誤差の減少を
実現でき、もって高速追従性が良好となるので高速化が
図れ、かつ個別にリニアモータ部を設置する必要もない
ので、設置スペースを削減できる。
【図１】 本発明の導糸筬駆動装置周辺部の正面図。
【図２】 本発明の導糸筬駆動装置のリニアモータの正
面図。
面図。
【図３】 図２のＢ−Ｂ線での断面図。
【図４】 本発明の導糸筬駆動装置を経編機上に設置し
た時の編成要部の概略側面図。
た時の編成要部の概略側面図。
１ リニアモータ ２ スチール製導糸筬 ３ ガイドフィンガー ４ 筬吊り用ピン ５ 筬吊りホルダー ６ 固定子 ７ 可動子 ８ ステータ
Claims (1)
- 【請求項１】 経編機の導糸筬の少なくとも一方端にリ
ニアモータを直結し、該リニアモータの可動子に直接又
は板材を介して導糸筬を固着したことを特徴とする経編
機の導糸筬駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21605891A JP2799640B2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 経編機の導糸筬駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21605891A JP2799640B2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 経編機の導糸筬駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0649754A JPH0649754A (ja) | 1994-02-22 |
| JP2799640B2 true JP2799640B2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=16682620
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21605891A Expired - Fee Related JP2799640B2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 経編機の導糸筬駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2799640B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100348690B1 (ko) * | 1994-01-14 | 2002-11-14 | 니폰 마이야 가부시키가이샤 | 경편기에서의무늬내는장치 |
| JPH08170255A (ja) * | 1994-10-19 | 1996-07-02 | Nippon Mayer Kk | 経編機の柄出し装置のための補助駆動装置及び制御方法 |
| DE69608369T2 (de) * | 1995-01-19 | 2001-02-01 | Nippon Mayer Kk | Mustervorrichtung für kettenstrickmaschinen und verfahren dazu |
| DE69821456T2 (de) * | 1997-02-26 | 2005-01-13 | Nippon Mayer Co., Ltd. | Führungsantriebseinheit in einer kettenwirkmaschine |
| DE10137601B4 (de) * | 2001-08-01 | 2006-09-07 | Karl Mayer Textilmaschinenfabrik Gmbh | Kettenwirkmaschine mit mindestens einer Musterlegebarre |
| DE10321331B4 (de) * | 2003-05-13 | 2009-01-02 | Karl Mayer Textilmaschinenfabrik Gmbh | Wirkmaschine |
-
1991
- 1991-07-31 JP JP21605891A patent/JP2799640B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0649754A (ja) | 1994-02-22 |
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Legal Events
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