JP2796426B2 - スクロール型圧縮機 - Google Patents

スクロール型圧縮機

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JP2796426B2 JP2308193A JP30819390A JP2796426B2 JP 2796426 B2 JP2796426 B2 JP 2796426B2 JP 2308193 A JP2308193 A JP 2308193A JP 30819390 A JP30819390 A JP 30819390A JP 2796426 B2 JP2796426 B2 JP 2796426B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は車両用空気調和機等に好適なスクロール型圧
縮機に関する。
(従来の技術) 従来のスクロール型圧縮機の1例が第8図ないし第10
図に示されている。
第8図において、1は密閉ハウジングで、カップ状本
体2とこれにボルト3によって締結された 第8図において、1は密閉ハウジングで、カップ状本
体2とこれにボルト3によって締結されたフロントエン
ドプレート4とこれにボルト5によって締結された筒状
部材6とからなる。この筒状部材6を貫通する主軸7は
ベアリング8及び9を介してハウジング1に回転自在に
支持されている。
ハウジング1内には固定スクロール10が配設され、こ
の固定スクロール10は端板11とその内面に立設されたう
ず巻状ラップ12とを備え、この端板11をボルト13によっ
てカップ状本体2に締結することによって固定スクロー
ル10はハウジング1内に固定設置されている。端板11の
外周面とカップ状本体2の内周面とを密接させることに
よってハウジング1内が仕切られ、端板11の外側には吐
出キャビティ31が形成され、端板11の内側には吸入室28
が限界されている。
また、端板11の中央には吐出ポート29が穿設され、こ
の吐出ポート29は端板11の外面にリテーナ35と一緒にボ
ルト36によって締結された吐出弁30によって開閉される
ようになっている。
旋回スクロール14は端板15とその内面に立設されたう
ず巻状ラップ16とを備え、このうず巻状ラップ16は固定
スクロール10のうず巻状ラップ12と実質的に同一形状を
有している。
旋回スクロール14と固定スクロール10とは相互に公転
旋回半径だけ偏心し、かつ、180゜だけ角度をずらせて
図示のように噛み合わされている。かくして、うず巻状
ラップ12の先端面に埋設されたチップシール17は端板15
の内面に密接し、うず巻状ラップ16の先端面に埋設され
たチップシール18は端板11の内面に密接し、うず巻状ラ
ップ12と16の側面は、第10図に示すように、点a、b、
c、dで密接してうず巻の中心に対してほぼ点対称をな
す複数の圧縮室19a、19bが形成されている。
端板15の外面中央部に突設された円筒状ボス20の内部
にはドライブブッシュ21が軸受23を介して回転自在に嵌
合され、このドライブブッシュ21に穿設された偏心孔24
内には主軸7の内端に偏心して突設された偏心ピン25が
回動自在に嵌挿されている。そして、このドライブブッ
シュ21にはバランスウェイト27が取り付けられている。
端板15の外面の外周縁とフロントエンドプレート4の
内面との間にはスラスト軸受を兼ねる自転阻止機構26が
配置されている。
しかして、主軸7を回転させると、偏心ピン25、ドラ
イブブッシュ21、ボス20等からなる旋回駆動機構を介し
て旋回スクロール14が駆動され、旋回スクロール14は自
転阻止機構26によってその自転を阻止されながら公転旋
回半径、即ち、主軸7と偏心ピン25との偏心量を半径と
する円軌道上を公転旋回運動する。すると、うず巻状ラ
ップ12と16との線接触部a〜dが次第にうず巻の中心方
向へ移動し、この結果、圧縮室19a、19bはその容積を減
じながらうず巻の中心方向へ移動する。
これに伴って、図示しない吸入口を通って吸入室28へ
流入したガスがうず巻状ラップ12と16の外終端開口部か
ら各圧縮室19a、19b内へ取り込まれて圧縮されながら中
心部に至り、ここから吐出ポート29を通り吐出弁30を押
し開いて吐出キャビティ31へ吐出され、そこから図示し
ない吐出口を経て流出する。
固定スクロール10の端板11内には、第9図及び第10図
に示されるように、一端が吸入室28に連通する一対のシ
リンダ32a、32bが穿設され、これら一対のシリンダ32
a、32bは吐出ポート29の両側に位置して互いに平行に伸
びている。また、この端板11には一対の圧縮室19a、19b
内から圧縮途中のガスを上記シリンダ32a、32bにバイパ
スさせるためのバイパスポート33a、33bが穿設されてい
る。そして、これらシリンダ32a、32b内にはバイパスポ
ート33a、33bを開閉するためのピストン34a、34bが封密
摺動自在に嵌挿されている。
しかして、圧縮機のフルロード運転時には、ピストン
34a、34bの各内端面にコントロールバルブ38で発生した
高圧の制御ガスを通孔39a、39bを経て導入し、各ピスト
ン34a、34bをこれとばね受け40a、40bとの間に圧縮状態
で介装された戻しばね41a、41bの弾発力に抗して前進さ
せることによってバイパスポート33a、33bを閉塞する。
一方、圧縮機のアンロード運転時には、コントロール
バルブ38から発生する制御ガスの圧力を低下させる。す
ると、各ピストン34a、34bは戻しばね41a、41bの弾発力
によって後退して図示の位置を占め、一対の圧縮室19
a、19bから圧縮途中のガスがバイパスポート33a、33bを
通り、ピストン34a、34bに穿設された連通孔42a、42b、
盲孔43a、43b、シリンダ32a、32bを経て吸入室28に流出
する。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来の圧縮機においては、うず巻の中心に対して
点対称に圧縮室19a、19bが形成されるので、これら圧縮
室19a、19bからそれぞれ圧縮途中のガスをバイパスさせ
るためには端板11に一対のバイパスポート33a、33b及び
一対のシリンダ32a、32bを形成し、かつ、これら一対の
シリンダ32a、32b内にそれぞれピストン34a、34b、戻し
ばね41a、41b、ばね受け40a、40b等を2組設ける必要が
あるため、構造が複雑となって部品点数及び組立、加工
工数が増加するとともにコスト及び重量が増加するとい
う問題があった。
(発明が解決しようとする課題) また、コントロールバルブ38がその一部をハウジング
1の外に突出させてハウジング1に封密的に取り付けら
れていたため、その取付構造及びシール構造が複雑とな
って取付工数が嵩むとともに圧縮機の外形寸法が大きく
なり、しかも、圧縮機の取扱時コントロールバルブ38が
障害物に当たって破損するおそれがあった。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記課題を解決するために発明されたもので
あって、その要旨とするところは、それぞれ端板にうず
巻状ラップを立設してなる固定スクロールと旋回スクロ
ールとを互いに角度をずらせて噛み合せることにより圧
縮室を形成し、上記固定スクロールをハウジング内に固
定設置し、上記旋回スクロールを自転阻止機構によりそ
の自転を阻止しながら旋回駆動機構により公転旋回運動
させることによって上記圧縮室をその容積を減じながら
うず巻の中心に向かって移動させてガスを圧縮し、この
圧縮ガスを上記固定スクロールの端板に設けた吐出ポー
トを経て上記ハウジング内に形成された吐出キャビティ
に吐出するスクロール型圧縮機において、上記固定スク
ロールの端板に上記圧縮室に連通するバイパスポートを
穿設するとともにこの固定スクロールの端板の外面に上
記固定スクロールとは別体の容量制御ブロックの内面を
当接させて固定し、この容量制御ブロックに上記バイパ
スポートを上記ハウジング内に形成された吸入室に連通
させるバイパス通路を形成するとともにこのバイパス通
路を開閉するバルブ機構を内蔵し、吐出圧力と吸入圧力
を感知して上記バルブ機構を作動させるための制御圧力
を発生させるコントロールバルブを上記容量制御ブロッ
クに穿設された腔所内に収容し、上記コントロールバル
ブの外周面にその軸方向に沿って間隔を隔てて設置され
た複数のOリングを上記腔所の内周面に当接させて上記
コントロールバルブの外周面と上記腔所の内周面との間
隙を仕切ることによって少なくとも吐出圧力が導入され
る室、吸入圧力が導入される室及び制御圧力が導入され
る室を限界したことを特徴とするスクロール型圧縮機に
ある。
(作用) 本発明においては、コントロールバルブは吐出圧力及
び吸入圧力を感知して制御圧力を発生し、この制御圧力
によりバルブ機構が作動してバイパス通路を開とする
と、圧縮室で圧縮途中のガスがバイパスポート、バイパ
ス通路を経て吸入室にバイパスされて圧縮機の容量が低
下する。
(実施例) 本発明の1実施例が第1図ないし第7図に示されてい
る。
固定スクロール10の端板11には圧縮室19a、19bに連通
する一対のバイパスポート33a、33bが穿設されている。
固定スクロール10の端板11の外面に密着するように容量
制御ブロック50が配置され、この容量制御ブロック50は
これに設けられた嵌合凹部51を固定スクロール10に設け
られた嵌合凸部10aに嵌合し、ボルト13を容量制御ブロ
ック50に穿設されたボルト穴52を貫通させてその先端を
固定スクロール10に螺入することによってハウジング1
内に固定設置されている。
そして、容量制御ブロック50の後部外周面をカップ状
本体2の内周面に封密的に密接させることによってハウ
ジング1内を吸入室28と吐出キャビティ31とに仕切って
いる。
容量制御ブロック50の中央部には吐出ポート29と連通
する吐出穴53が穿設され、この吐出穴53は制御ブロック
50の外面にリテーナ35と一緒にボルト36で締結された吐
出弁30によって開閉されるようになっている。
吐出穴53の片側には盲孔状のシリンダ54が穿設され、
他側にはシリンダ54と平行に盲孔状の腔所55がそれぞれ
穿設され、これらシリンダ54及び腔所55の開口端はそれ
ぞれ吸入室28に連通している。
シリンダ54内にはコップ状のピストン56が封密摺動自
在に内臓され、このピストン56の片側に制御圧室80が限
界され、他側に限界される室81は吸入室28に連通してい
る。そして、このピストン56はこれとばね受82との間に
介装されたコイルスプリング83によって制御圧室80に向
かって押推されている。そして、ピストン56の外周面に
穿設された環状の凹溝93は複数の穴94を介して室81に常
時連通するようになっている。
一方、腔所55内にはコントロールバルブ58が嵌装さ
れ、この腔所55とコントロールバルブ58との隙間をOリ
ング59、60、61、62によって仕切ることにより大気圧室
63、低圧室64、制御圧室65、高圧室66が限界されてい
る。そして、大気圧室63は通孔67及び図示しない導圧管
を介してハウジング1外の大気に連通している。低圧室
64は通孔68を介して吸入室28に連通し、制御圧室65は通
孔69、凹溝70、通孔71を介して制御圧室80に連通し、高
圧室66は通孔72を介して吐出キャビティ31に連通してい
る。
かくして、コントロールバルブ58は吐出キャビティ31
内の高圧圧力HP及び吸入室28内の低圧圧力LPを感知し
て、これらに対応する制御圧力APを発生する。
第7図に示すように、容量制御ブロック50の内面には
凹溝70、90、91及び第1の凹所86、第2の凹所87、第3
の凹所88が穿設されている。これら第1、第2、第3の
凹所86、87、88を囲むランド部57に穿設されたシール溝
84内に嵌合されたシール材85を固定スクロール10の端板
11の外面に密着させることによってこれら第1、第2、
第3の凹所86、87、88は容量制御ブロック50と端板11の
外面との間に形成され、かつ、シール材85によって互い
に仕切られている。第1の凹所86は凹溝70、通孔69、71
を介して制御圧室65及び80に連通し、第2の凹所87は端
板11に穿設された一対のバイパスポート33a、33bを介し
て圧縮途中の圧縮室19a、19bに連通するとともに連通孔
89a、89bを介してシリンダ54の室81に連通し、第3の凹
所88は凹溝90、91を介して吐出穴53に連通するとともに
連通孔92を介してシリンダ54の室81に連通する。
なお、バイパスポート33a、33bは圧縮室19a、19bがガ
スの吸入を終えて圧縮行程に入りその容積が50%に縮小
するまでの間中この圧縮室19a、19bに連通する位置に配
設されている。
他の構成は第8図ないし第10図に示す従来のものと同
様であり、対応する部材には同じ符号が付されている。
しかして、圧縮機のアンロード運転時にはコントロー
ルバルブ58で発生する制御圧力APが低下する。この制御
圧力APが通孔69、凹溝70、通孔71を経て制御圧室80に導
入されると、ピストン56はコイルスプリング83の復元力
によって押推されて第3図に示す位置を占める。かくし
て、連通孔89a、89b及び連通孔92が開となるので、圧縮
室19a、19b内で圧縮途中のガスはバイパスポート33a、3
3b、第2の凹所87、連通孔89a、89bを介して室81内に入
り、一方、うず巻の中央に来た圧縮室内のガス、即ち、
圧縮後のガスは吐出ポート29、吐出穴53、第3の凹所8
8、凹溝90、91、連通孔92を経て室81内に入り、これら
は室81内で合流して吸入室28に排出され、この結果、圧
縮機の能力は零となる。
圧縮機のフルロード運転時には、コントロールバルブ
58が高圧の制御圧力APを発生する。すると、この高圧の
制御圧力APは制御圧室80内に入り、ピストン56の内端面
を押圧する。かくして、ピストン56はコイルスプリング
83の弾発力に抗して後退し、その外端がばね受82に当接
した位置、即ち、第2図に示す位置を占める。この状態
では連通孔89a、89b及び連通孔92はいずれもピストン56
によって閉塞されるので、圧縮室19a、19b内で圧縮され
うず巻の中央部に来たガスは吐出ポート29、吐出穴53を
通り、吐出弁30を押し開いて吐出キャビティ31内に吐出
され、次いで、図示しない吐出口を経て外部に吐出され
る。
圧縮機の能力を低減する場合には、低減率に対応する
制御圧力APがコントロールバルブ58で発生する。この制
御圧力APが制御圧室80を経てピストン56の内端面に作用
すると、制御圧力APによる押圧力とコイルスプリング83
の弾発力とが平衡する位置にピストン56が静止する。従
って、制御圧力APが高い間は連通孔89a、89bのみが開と
なり、圧縮室19a、19b内で圧縮途中のガスが連通孔89
a、89bの開度に対応する量だけ吸入室28に排出され、連
通孔89a、89bが全開となると圧縮機の能力は50%に減少
する。更に、制御圧力APが低下すると連通孔92が開とな
り、これが全開すると、圧縮機の能力は零となる。この
ようにして、圧縮機の能力を0%から100%まで直線的
に変化させることができる。
上記実施例においては、シリンダ54の室81、連通孔89
a、89b、92等によってバイパス通路を構成し、このバイ
パス通路をピストン56、戻しばね83、ばね受82等のバル
ブ機構によって開閉しているが、バイパス通路及びバル
ブ機構は図示のものに限らず種々の構造、形状としうる
ことは勿論である。
(発明の効果) 本発明においては、固定スクロールの端板にバイパス
ポートを穿設するとともにこの固定スクロールの端板の
外面に容量制御ブロックの内面を当接させてハウジング
内に組み込むことによって固定容量型圧縮機を容量可変
型圧縮機とすることができる。
そして、固定スクロール及び容量制御ブロックは別個
に加工しうるので、その加工が容易となり、これらのコ
ストを大巾に低減できるとともに容量制御ブロックをハ
ウジング内に容易に組み込むことができる。
また、容量制御ブロックを取り外せば固定スクロール
及びハウジング等に格別の改変を要せずに容量可変型圧
縮機とすることができる。
そして、コントロールバルブが容量制御ブロックに内
蔵されているため、圧縮機の外形寸法を小型化しうると
ともに圧縮機の取扱時コントロールバルブが障害物に当
たって破損するのを防止できる。
更に、コントロールバルブを容量制御ブロックに穿設
された腔所内に収容し、コントロールバルブの外周面に
その軸方向に沿って間隔を隔てて設置された複数のOリ
ングを腔所の内周面に当接させてコントロールバルブの
外周面と腔所の内周面との間隙を仕切ることによって少
なくとも吐出圧力が導入される室、吸入圧力が導入され
る室及び制御圧力が導入される室を限界したため、この
コントロールバルブは容易に吐出圧力及び吸入圧力を感
知して制御圧力を発生することができ、また、発生した
制御圧力をバルブ機構に容易に導くことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本発明の1実施例を示し、第1図
は部分的縦断面図、第2図は第1図のII−II線に沿う透
視図、第3図は第6図のIII−III線に沿う断面図、第4
図は第6図のIV−IV線に沿う矢視図、第5図は第4図の
V−V線に沿う断面図、第6図は第4図のVI−VI線に沿
う断面図、第7図は第5図のVII−VII線に沿う矢視図で
ある。 第8図ないし第10図は従来のスクロール型圧縮機の1例
を示し、第8図は縦断面図、第9図は第10図のIX−IX線
に沿う部分的断面図、第10図は第8図のX−X線に沿う
横断面図である。 ハウジング……1、固定スクロール……10、端板……1
1、うず巻状ラップ……12、旋回スクロール……14、端
板……15、うず巻状ラップ……16、圧縮室……19a、19
b、吐出ポート……29、吐出キャビティ……31、吸入室
……28、バイパスポート……33a、33b、容量制御ブロッ
ク……50、バイパス通路……54、81、89a、89b、92、バ
ルブ機構……56、82、83
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F04C 18/02 311

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ端板にうず巻状ラップを立設して
    なる固定スクロールと旋回スクロールとを互いに角度を
    ずらせて噛み合せることにより圧縮室を形成し、上記固
    定スクロールをハウジング内に固定設置し、上記旋回ス
    クロールを自転阻止機構によりその自転を阻止しながら
    旋回駆動機構により公転旋回運動させることによって上
    記圧縮室をその容積を減じながらうず巻の中心に向かっ
    て移動させてガスを圧縮し、この圧縮ガスを上記固定ス
    クロールの端板に設けた吐出ポートを経て上記ハウジン
    グ内に形成された吐出キャビティに吐出するスクロール
    型圧縮機において、上記固定スクロールの端板に上記圧
    縮室に連通するバイパスポートを穿設するとともにこの
    固定スクロールの端板の外面に上記固定スクロールとは
    別体の容量制御ブロックの内面を当接させて固定し、こ
    の容量制御ブロックに上記バイパスポートを上記ハウジ
    ング内に形成された吸入室に連通させるバイパス通路を
    形成するとともにこのバイパス通路を開閉するバルブ機
    構を内蔵し、吐出圧力と吸入圧力を感知して上記バルブ
    機構を作動させるための制御圧力を発生させるコントロ
    ールバルブを上記容量制御ブロックに穿設された腔所内
    に収容し、上記コントロールバルブの外周面にその軸方
    向に沿って間隔を隔てて設置された複数のOリングを上
    記腔所の内周面に当接させて上記コントロールバルブの
    外周面と上記腔所の内周面との間隙を仕切ることによっ
    て少なくとも吐出圧力が導入される室、吸入圧力が導入
    される室及び制御圧力が導入される室を限界したことを
    特徴とするスクロール型圧縮機。
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JPS63212789A (ja) * 1987-02-28 1988-09-05 Sanden Corp 可変容量型スクロ−ル圧縮機

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JPH04179886A (ja) 1992-06-26

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