JP2792781B2 - 発光ダイオード及びその製造方法 - Google Patents

発光ダイオード及びその製造方法

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三郎 山本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体発光素子、特に橙
から緑色帯の短波長高輝度LEDにおいて、発光を有効
に外部へ取り出しうる発光ダイオードの構造並びにその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】発光ダイオード(以下ではLEDと記
す)は高信頼性を有するため、タングステンランプに代
わる光源として各種の表示装置に用いられ、屋内外の表
示デバイスとして脚光を浴びている。LEDは特にその
高輝度化に伴い、今後数年の間に屋外ディスプレイ市場
が急進するものと思われ、将来的にネオンサインに変わ
る媒体に成長するものと期待されている。高輝度のLE
Dは数年前からGaAlAs系のDH(ダブルヘテロ)
構造をもつ赤色のLEDでまず実現されている。
【0003】最近ではInGaAlP系DH型LEDで
橙〜緑色帯においても高輝度LEDが試作されている。
これらLEDの発光効率を高めるには、LEDの内部の
発光効率を高めると同時に、外部にいかに効率良く光を
取り出すかが重要である。
【0004】図8は、従来のLEDの一例として緑色帯
InGaAlP系LEDの素子構造を示す。(a)は素
子構造の横断面図であって破線で電流の流れを示し、
(b)は素子構造の横断面図であって実線で発光の仕方
を示す。本構造のLED100はn−GaAs基板10
1上に、n−GaAsバッファ層109(厚さ0.1μ
m)、n−In0.5(Ga0.3Al0.70.5Pキャリア閉
じ込め層(クラッド層)102(厚さ1.5μm)、ノ
ンドープIn0.5(Ga0.62Al0.380.5P活性層10
3(0.7μm)、p−In0.5(Ga0.3Al0.70.5
P窓層(クラッド層)104(1.5μm)、p−Ga
0.3Al0.7As電流拡散層105(5μm)、p−Ga
Asオーミックコンタクト層106をMOCVD法によ
りこの順に成長している。
【0005】上部電極107はp−GaAsオーミック
コンタクト層106の上に形成され、下部電極108は
n−GaAs基板101の上に形成されている。上部電
極107とその下のオーミックコンタクト層106と
は、リードボンドができるサイズ(約70μm)を残し
て周辺をエッチングで除去して形成されている。上部電
極107より注入された電流は、図8(a)に示す破線
で示すように電流拡散層105に広がり、ノンドープI
0.5(Ga0.62Al0.380.5P活性層103の全域に
注入され発光が生じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、電流
はノンドープIn0.5(Ga0.62Al0.380.5P活性層
103の全域に注入されるものの、かなりの部分は上部
電極107の直下部分103aに集中してしまう。従っ
て、当然のことながらこの部分の発光量が多くなる。
【0007】一方、図8(b)に表されているように、
上部電極107の直下部分103aで発し上部にむかう
LED光(イ〜ハ)は、上部電極107で反射され外部
には出射されない。また、直下部分103aで発し上部
電極107の外方に向かう発光(ニ)の中、上面105
aに臨界角以上で入射したものは、やはり外部に出な
い。従って、活性層103に注入された電流の中、かな
りの部分は取り出せない光のために費やされてしまう。
【0008】図9は、このような課題を解決するために
改良された従来例を示す。ここでは図8に示した従来例
と同じ層について、各々同一の番号で示している。この
従来例のLED100の特徴は、n−GaAsバッファ
層109とn−InGaAlPキャリア閉じ込め層(ク
ラッド層)102との間に光反射層110が形成されて
いることである。また、この従来例の他の特徴は、p−
InGaAlP(クラッド層)104に接しその上方
で、かつ上部電極107の直下部分にn−InGaAl
P電流防止層122が形成されている。
【0009】光反射層110は例えばInAlPとIn
0.5(Ga0.5Al0.50.5Pを交互に30層程積層して
形成したものであり、下方に発したLED光(ト、チ)
を上部に反射する。また、n−InGaAlP電流防止
層122は上部電極107の直下部分103aへの電流
の注入を防ぐものである。
【0010】この従来例のLED100は、電流の注入
のされ方が図9(a)のようになり、上部電極107の
直下部分103a以外でのLED100の発光が支配的
になるため、第一の実施例に比べて外部効率が上昇す
る。しかし、この従来例のLED100は図9(a)
中、波線で示すように電流が注入されない活性領域であ
る直下部分103aへも電流が注入された活性領域10
3bからキャリアが拡散する。また、LED100の発
光の一部(ホ、ヘ)が発光しない活性領域である直下部
分103aで吸収されたりするため、内部での光の損失
が発生し発光効率の低下につながってしまう。
【0011】本実施例の作成方法としては、MOCVD
法でn−InGaAlP電流防止層122までを積層後
エッチングで余分な部分を除去し、その後MOCVD法
でp−GaAlAs電流拡散層105を再成長するとい
った手段がとられる。この場合、再成長界面121〜1
23が存在することになり、特にこの場合は下地のAl
混晶比も大きいので界面の結晶性が悪くなり、高抵抗層
ができるといった問題もある。
【0012】本発明は上記した従来の欠点を改良するた
めに成されたものであり、その目的は、LEDの内部に
おける光の損失を少なくし、効率良く光を外部に取り出
すことの出来るLEDを提供すること、及びそのための
製造方法を提供するところにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による発光ダイオ
ードは、ダブルヘテロ構造を含む成長層の上部電極から
活性層に電流を注入して、該活性層から発光を取り出す
表面出射型の発光ダイオードであって、該上部電極の直
下部分を除く領域に該活性層が形成されたものであり、
そのことにより上記目的が達成される。
【0014】本発明による発光ダイオードの製造方法
は、基板の上にダブルヘテロ構造を含む成長層を積層す
る工程と、該成長層の中にレーザ光を選択的に照射し部
分的な活性層を形成する工程と、該活性層の真上を除く
成長層の表面に上部電極を形成する工程と、を包含する
ものであり、そのことにより上記目的が達成される。
【0015】
【作用】本発明による発光ダイオードは、活性層が上部
電極の直下部分を除いた領域にのみ形成されており、活
性層を通らない電流通路は活性層を通る電流通路より高
抵抗になっている。上部電極の直下部分を除く領域に選
択的に形成された活性層に有効に電流が注入され、効率
よく外部に光が取り出される。すなわち、上部電極の直
下部分では活性層が形成されていないので、垂直に上方
へ発射される発光の流れは上部電極が形成されていない
部分を通過する。また、このような構造の活性層を成長
するために、活性層の成長時にはその部分に光を選択的
に照射して成長が行われるので、再成長界面がなく望ま
しくない高抵抗層の生成が防がれる。
【0016】
【実施例】以下、本発明による発光ダイオードの実施例
を図面を用いて説明する。図1は、本発明の発光ダイオ
ードの第1実施例を示す。(a)は横断面図、(b)は
上面図、(c)は電流と発光を表す断面図である。
【0017】本構造のLED10はnーGaAs基板1
1の上に、nーGaAsバッファ層19、nーInGa
AlPクラッド層12、InGaAlP活性層13、p
ーInGaAlPクラッド層14、pーGaAlAs電
流拡散層15、pーGaAsコンタクト層16、がこの
順に積層されている。
【0018】上部電極17はpーGaAsコンタクト層
16の上に積層され、下部電極18はnーGaAs基板
11の上に積層されている。上部電極17は、図のよう
にリードボンドを行う中央に形成された中央電極17a
と、周囲電極17bと、それらをつなぐ連絡部17cと
からなっている。周囲電極17bはInGaAlP活性
層13への電流注入を一層効果的にするために設けられ
ている。周囲電極17bと連絡部17cは必ずしも形成
する必要はない。
【0019】本構造のLED10は、InGaAlP活
性層13が上部電極17の直下部分13aを除く領域に
形成されている。このため、InGaAlP活性層13
は、上部電極17a、17bから図1(c)に示すよう
に破線で示す電流注入の流れを受けて、実線で示す発光
が垂直に上方へ向けて発射される。この発光の流れは中
央電極17a、周囲電極17bが形成されていない部分
を通過し、中央電極17a、周囲電極17bによつて妨
げられない。このため、発光はすべて外部へ取り出さ
れ、上部への発光の取り出し効率が上がる。
【0020】本構造のLED10は、InGaAlP活
性層13を通らない電流通路では、pn接合が大きいバ
ンドギャップを有するn−In0.5(Ga0.3Al0.7
0.5Pとp−In0.5(Ga0.3Al0.70.5Pとによっ
て構成されており、必然的にビルトイン電圧が大きくな
っている。
【0021】一方、InGaAlP活性層13を通る電
流通路では比較的にバンドギャップの小さいIn
0.5(Ga0.62Al0.380.5P活性層13が存在してい
る。このため、ビルトイン電圧も相対的に小さくなって
おり、InGaAlP活性層13を通る電流通路の方が
通らない通路より抵抗が低くなる。従って、電流をIn
GaAlP活性層13に集中して注入することが可能に
なる。
【0022】さらに、InGaAlP活性層13は全周
囲がバンドギャップの大きい結晶で埋め込まれている。
このため、キャリアの拡散や光がInGaAlP活性層
13の外に導波して吸収を受けることもなくなり、内部
効率の上昇をもたらしている。本実施例では平面的なI
nGaAlP活性層13の形状は矩形状に形成されてい
る。
【0023】図2は、本発明の発光ダイオードの第2実
施例を示す。この実施例のLED10は、上部電極17
が簡単化された断面構造を示す。即ち、上部電極17は
中央電極17aにのみ形成され、周囲電極17b、連絡
部17cに相当するものは形成されていない。そして、
InGaAlP活性層13は、中央電極17aを除く領
域に形成されるのでその形状も異なり、両側縁に至るま
で形成され、中央部にのみ形成されていない。その他の
構造は第1実施例のものと同じであるので、ここでは構
造についての説明は省略する。
【0024】図1に示した第1の実施例のLED10
は、素子を5mmφのランプにモールド実装したところ
20mA通電時に波長555nmで3カンデラの高輝度
が得られた。このLED10は、InGaAlP活性層
13までを成長後、必要な部分を残してInGaAlP
活性層13をエッチングで除去し、MOCVD法でp−
InGaAlP窓層(クラッド層)以降を再成長するこ
とによっても形成されるが、図9に示した従来のLED
100の製作方法でも述べたように、再成長界面があれ
ばそこが高抵抗化し、素子特性に悪影響を及ぼす可能性
があるので好ましくない。
【0025】本実施例のLED10は、光励起型のMO
CVD装置を用いて以下のような工程で作製するのが望
ましい。図3は、本実施例のLED10の作製に用いる
典型的なMOCVD装置40の主要部分を示す。このM
OCVD装置40は、石英で形成されたリアクター31
と、リアクター31の内部に装備されたフローチャネル
35と、リアクター31の内部に横から突設されたサセ
プター32とを有する。リアクター31の外周壁には冷
却水37が流れており、外周壁の外周には高周波コイル
36が巻装されている。外周壁の上部には、レーザ導入
孔46が形成され、リアクター内部へはガス導入孔3
4、34’、34”が導入されている。
【0026】基板10は支持棒33で突設されたカーボ
ン製のサセプター32の上に置かれ、高周波コイル36
によって加熱される。材料ガスはガス導入管34、3
4’からフローチャネル35の中に供給される。ガス導
入管34”からはH2がレーザ導入孔46の近傍に噴射
されて、この部分が汚れないように工夫されている。
【0027】レーザ光は、例えばエキシマレーザ42の
246nm光41(KrF)をミラー43で直角に反射
させて、基板10の上に照射される。この時選択成長用
のマスク44と光学系45を通過させることによって、
所望の領域にのみ光を当てることができる。このように
選択的に、レーザ光を照射することによって、上記のI
nGaAlP活性層13等が成長され形成される。
【0028】図4(a)〜(c)は、第1の実施例のL
ED10を作製する製作工程を示す。図1に示す第1の
実施例のLED10を作製するには、n−GaAs基板
11の温度を700℃にしてTEG(トリエチルガリウ
ム)、TEA(トリエチルアルミニウム)、TMI(ト
リメチルインヂウム)、PH3(フォスフィン)等の材
料ガスを供給する。
【0029】次に、n−InGaAlPキャリア閉じ込
め層(クラッド層)12までを成長した後、図4(a)
のn−GaAs基板11の温度を500℃まで下げる。
そして、図4(b)に示すようにレーザ光を選択的に照
射して、InGaAIP活性層13を成長する。光が当
たった部分だけがPH3の分解温度である600℃以上
になるため、部分的なInGaAIP活性層13が成長
される。
【0030】その後、再び図4(c)に示すように基板
11の温度を700℃に昇温し、光を照射させずにp−
InGaAlPクラッド層14、p−GaAlAs電流
拡散層15、p−GaAsコンタクト層16を表面に成
長する。このLED10は、上部電極17及び下部電極
18を成長後、図1に示すようなパターンをエッチング
で作製する。このような作製方法を用いれば、InGa
AIP活性層13の周囲に再成長界面が存在しないた
め、非常に良好な結晶を作製でき、素子の抵抗も小さく
なる。
【0031】図5は、本発明発光ダイオードの第3の実
施例を示す。この実施例はAlGaAs系へ適用したも
のである。この実施例のLED20は、n−GaAs基
板21の上にn−GaAsバッファ層29、n型のGa
0.5Al0.5As/AlAs(10層)で構成される光反
射層29a、n−Ga0.3Al0.7Asキャリア閉じ込め
層(クラッド層)22、ノンドープGa0.62Al0.38
s活性層23、pーGa0.3Al0.7As窓層(クラッド
層)24、p−GaAsオーミックコンタクト層26が
積層される。そして、上部電極27はp−GaAsオー
ミックコンタクト層26の上に形成され、下部電極28
はn−GaAs基板21の上に形成される。 このLE
D20においても、発光は素子の上部から取り出すが、
GaAIAs活性層23の形状を略円形に形成したとこ
ろに特徴がある。また、成長方法は第1の実施例の場合
と同様に、GaAIAs活性層23以外の層の成長は通
常のMOCVD法(成長温度760℃)で行い、GaA
IAs活性層23の成長のみn−GaAs基板21の温
度を500℃程度に下げる。そして、InGaIP活性
層23を選択的に成長させたい部分だけに光を照射し、
温度をAsH3の分解温度以上に上げて成長した。
【0032】本構成のLED20においても、電流はG
aAIAs活性層23に集中して注入される。なぜなら
ば、GaAIAs活性層23を通らない電流通路におけ
るpn接合が、高Al混晶比のn−Ga0.3Al0.7As
とp−Ga0.3Al0.7Asで形成されているため、その
部分でのビルトイン電圧が高くなっているからである。
測定結果によると、このLED20の特性は5mmφ実
装時、20mA通電下で波長655nm(赤色)で輝度
10カンデラであった。
【0033】図6は、本発明発光ダイオードの第4の実
施例の構造を示す。このLED50は材料はInGaA
lP系とし、中央部に選択的にノンドープIn0.5(G
0.6Al0.40.5P活性層53を形成している。この
LED50においても波長555nmで3.2カンデラ
の輝度が得られた(5mmφ、20mA)。
【0034】本発明における材料系は、上記のInGa
AlP系やGaAlAs系に限られるものではなく、Z
nSSe、CdZnS系等が採用されても良い。また光
励起に用いられる光源もエキシマレーザ光に限られるも
のではなく、Arレーザ、He−Cdレーザ、ハロゲン
ランプ、水銀ランプ等が用いられても良い。
【0035】図7は、本発明発光ダイオードの第5の実
施例の構造を示す。このLED60では上部電極67で
ある中央電極67a、四角環状電極67b、67cがp
ーGaAsコンタクト層66の上に形成され、下部電極
68はnーGaAs基板61の上に形成されている。中
央電極67a、四角環状電極67b、67cは、連絡部
67dによって連結されている。InGaAIP活性層
63は、中央電極67a、四角環状電極67b、67c
の直下部分63aを除く領域に図7(a)のように形成
される。
【0036】InGaAIP活性層63の形状は、特別
の形状に限られるものではなく、多数個形成されていて
も良いことを示す。
【0037】
【発明の効果】本発明発光ダイオードは、活性層が上部
電極の直下部分を除いた領域にのみ形成されており、活
性層を通らない電流通路は活性層を通る電流通路より高
抵抗になっている。上部電極の直下部分を除く領域に選
択的に形成された活性層に有効に電流が注入され、発光
の流れは上部電極が形成されていない部分を通過し、上
部電極によつて妨げられない。このため、光を取り出す
損失は少なくなり、効率良く素子の外部に光を取り出せ
る。このような構造の活性層を成長するために、活性層
の成長時にはその部分に光を選択的に照射して成長を行
い、再成長界面がなく望ましくない高抵抗層の生成を防
ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明発光ダイオードの構造の一実施例を示す
概略図で、(a)はLEDの断面図、(b)はLEDの
平面図、(C)は電流の流れ方と光の発し方を示す。
【図2】本発明発光ダイオードの構造の他の実施例を示
す概略図。
【図3】従来の発光ダイオードの製造装置を示す断面
図。
【図4】第1の実施例の発光ダイオードの製造工程を示
す断面図。
【図5】本発明発光ダイオードの構造の実施例を示す概
略図で、(a)はLEDの断面図、(b)はLEDの平
面図を示す。
【図6】本発明発光ダイオードの構造の実施例を示す概
略図で、(a)はLEDの断面図、(b)はLEDの平
面図を示す。
【図7】本発明発光ダイオードの構造の実施例を示す概
略図で、(a)はLEDの断面図、(b)はLEDの平
面図を示す。
【図8】従来の発光ダイオードの構造を示す断面図。
【図9】従来の発光ダイオードの他の構造を示す断面
図。
【符号の説明】
10、20、50、60 LED 11、21、51、61 n−GaAs基板 12、22、52、62 n−InGaAlPクラッ
ド層 13、23、53、63 InGaAlP活性層 14、24、54、64 p−InGaAlPクラッ
ド層(窓) 15、55 p−GaAlAs電流拡散
層 16、26、56 p−GaAsコンタクト層 19、29、59 n−GaAsバッファ層 17、27、57、67 上部電極 18、28、58、68 下部電極 22 n−GaAlAsクラッド
層 23 GaAlAs活性層 24 p−GaAlAsクラッド
層(窓) 29a、59a 光反射層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 三郎 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−282875(JP,A) 特開 平3−3373(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 33/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダブルヘテロ構造を含む成長層の上部電
    極から活性層に電流を注入して、該活性層から発光を取
    り出す表面出射型の発光ダイオードであって、該上部電
    極の直下部分を除く領域に該活性層が形成され、該活性
    層の上面及び両側面は単一の半導体層によって覆われて
    いる発光ダイオード。
  2. 【請求項2】基板の上にダブルヘテロ構造を含む成長層
    を積層する工程と、 該成長層の中にレーザ光を選択的に照射し部分的な活性
    層を形成する工程と、 該活性層の真上を除く成長層の表面に上部電極を形成す
    る工程と、 を包含する発光ダイオードの製造方法。
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JPH04282875A (ja) * 1991-03-11 1992-10-07 Sumitomo Electric Ind Ltd 発光ダイオ−ド

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