JP2792531B2 - 表示用発光素子 - Google Patents

表示用発光素子

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JP2792531B2
JP2792531B2 JP6175150A JP17515094A JP2792531B2 JP 2792531 B2 JP2792531 B2 JP 2792531B2 JP 6175150 A JP6175150 A JP 6175150A JP 17515094 A JP17515094 A JP 17515094A JP 2792531 B2 JP2792531 B2 JP 2792531B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、文字や画像を表示
する案内表示、電光表示装置、ディスプレイ等に表示素
子として用いられる表示用発光素子に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、競技場等において、文字や画像等
を大型のボード上に表示するディスプレイ装置が普及し
始めている。この種の装置にあっては、ボード上に数千
ないし数万個の表示用発光素子を密に並置し、これら表
示用発光素子を画像信号に応じて選択的に適宜点灯させ
ることにより、ボード上に所定の画像等を表示するよう
になっている。 【0003】ところで、上記表示素子としては、現在C
RTと称されるブラウン管や透光性塗料を塗布したカラ
ー電球が知られているが、いずれの場合も多彩な色調を
表わす場合には赤、緑、青の各単色を発する3〜4種の
表示用発光素子を1組とし、その表示用発光素子を複数
組表示盤上に並設するため、一絵素当りの発光面積が大
となり、その結果表示画像が粗くなっていた。 【0004】この問題を解消するため第10図及び第1
1図に示す如く、有底筒状の管体21と、管体21の開
口に封着され中央部に位置する共通フィラメント電極2
2及び周囲に位置する3個の対向フィラメント電極23
と、これら対向フィラメント電極23を互いに区分し共
通フィラメント電極22との間に管体21の頂部を折返
し点とする3個のU字状の放電路を形成するように管体
21内に配設された隔壁24と管体21頂部内面に各放
電路に対向して形成された赤、緑、青の発光色を呈する
蛍光体膜25を具備する表示用発光素子が発明されてい
る(持開昭59−51452号公報)。しかしながら、
この場合第12図に示す如く共通フィラメント電極の
他、3個の対向フィラメント電極を夫々予熱する必要が
あり、余剰な電力を浪費していた。 【0005】さらに複数の表示用発光素子が密に配置さ
れているため、表示用発光素子を単独で使用する場合に
比べて管体の温度が上昇しやすく、その結果、管体が通
常のガラスで構成されていると、管体の一部が熱で溶融
破損するおそれがあった。 【0006】さらに、この表示用発光素子は、隔壁24
を有するなど一般の蛍光ランプに比べて、構造が複雑で
あり、ガラスだけでこれらを構成することは困難という
問題があった。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した従来
の表示用発光素子の欠点を改良したもので、表示用発光
素子の小形化及び消費電力の低減を図ることができ、さ
らに耐熱性が向上し、複雑な構成でも作りやすい表示用
発光素子を提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明の表示用発光素子
は、透光性材料によって形成された表示面を有し、他の
部分の少なくとも一部がセラミックで構成され、内部に
希ガスおよび水銀が封入された状態で密閉された外管
と;外管の内部に形成され、セラミックで構成された隔
壁と;隔壁によって区画された各放電空間の表示面側に
各々配設された複数個の冷陽極と;表示面に対して外管
の他端面側に配設され、複数の冷陽極との間に放電路を
形成する共通の熱陰極と;放電路に対向する外管および
隔壁の少なくとも一部に被着され、各放電空間で発され
た紫外線の照射により励起されて異種の有色光を発光す
る蛍光体膜と;を具備していることを特徴とする。 【0009】上記構成によって、点灯回路を制御すれば
熱陰極及び複数の冷陽極間で放電が任意に形成され、放
電により放電空間には紫外光が発生する。この紫外光に
よって蛍光膜は励起され特定の有色光を発生する。そし
て、特定の有色光は表示面から外管外部に放射される。
すなわち、所望の色、例えば赤に表示しようとした場
合、熱陰極と赤の蛍光体膜に対向する放電空間に設けら
れた冷陽極との間で放電を形成させる。この放電によっ
て紫外光が発せられ、紫外光により赤の蛍光体膜は、赤
の光を発して、赤の光は表示面から外管外部に放出され
る。 【0010】さらに複数の表示用発光素子が密に配置さ
れているため、表示用発光素子を単独で使用する場合に
比べて外管の温度が上昇しやすく、その結果、外管が通
常のガラスで構成されていると、外管の一部が熱で溶融
破損するおそれがあったが、外管の少なくとも一部をセ
ラミックで形成することにより、それだけ熱で溶融破損
するおそれを低減できる。 【0011】また、セラミックはガラスに比べて複雑な
形状を部品として一体的に最初から寸法精度高く作るこ
とができ、表示用発光素子として製造が容易である。 【0012】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1及び図2において、外管1は一端面にガ
ラス製の表示面1a、他端面に同じくガラス製のステム
面1bおよびセラミックで構成された略円筒状の側壁1
cを有している。外管1の内部には希ガスおよび水銀等
が封入されている。また、この外管1内部には耐熱絶縁
材料であるセラミックによって形成される隔壁2aが配
され、隔壁2aは外管1内部を放射状に3等分割するよ
うに外管1の内壁面に当接しながら固定され、冷陽極3
a,3b,3cと熱陰極4を結ぶ放電路を妨げることの
ないような構造となっている。そして、表示面1aとス
テム面1bを除いた外管1の周囲面及び、隔壁2aには
前記隔壁2aによって分割された各々の放電空間5a,
5b,5cが異なった色を呈するように赤色、緑色、青
色の有色光を発する蛍光体膜が各々被着されている。 【0013】また、放電空間5a,5b,5cの表示面
1a近傍に配設される3個の中空扇状冷陽極3a,3
b,3cは、導体を兼ねた支持体6a,6b,6cによ
って各々支持され、外管1の外部へ電気的に導出されて
いる。冷陽極3a,3b,3cは表示面1a近傍に配設
されているから、表示面から熱陰極が隔って配設され、
熱陰極グローの表示面への影響がなく、またファラデー
暗部の影響もない。この支持体6a,6b,6cは、放
電路中の部分が図示しない電気絶縁膜で覆われた銅によ
って形成されたものであり、ステム面1bを気密状に挿
通している。また、表示面1aに対面した外管1の端面
であるステム面1bの略中央に配設される共通の熱陰極
4は、同じく支持体6dによって支持され、外部へ電気
的に導出されている。 【0014】以上の様に構成された表示用発光素子と外
部電源回路10との電気的接続を図3を用いて説明す
る。唯一の熱陰極4は導体6dを介し予熱電源11と接
続され常時予熱状態となっている。また3個の冷陽極3
a,3b,3cは、各々の導体を兼ねた支持体6a,6
b,6cを介し点灯制御回路12a,12b,12cと
接続され、各々の発光色の光度を調整するべく点灯制御
回路12a,12b,12cより発せられた電気信号が
付加される。また、点灯制御回路12a,12b,12
cより発せられた電気信号が付加される。また、点灯制
御回路12a,12b,12cは、その電源13により
電力が供給されている。 【0015】このように電気的接続が成された表示用発
光素子において、熱陰極4と各冷陽極3a,3b,3c
との間に直流電圧を印加すると、隔壁2aによって離間
された各放電空間5a,5b,5cで放電が行なわれ、
外管1に設けられた表示面1aは、前述の外管周囲面及
び隔壁2aに被着された蛍光体膜に対応した赤、緑、青
を原色とする光を発する。 【0016】ここで、例えば赤色の蛍光体膜が設けられ
た放電空間は、他の色の蛍光体膜が設けられた放電空間
と隔壁によって区画され近接しているが、隔壁を有する
ものにすれば、赤色の蛍光体膜から発生する光は、他の
色の蛍光体膜が設けられた放電空間に至ることがない。
したがって、他の色が混ざることによる色ずれの欠点は
解消される。 【0017】さらに、表示用発光素子を複数個密に並べ
た場合、外管の少なくとも一部を非透光性を有するもの
にすれば、隣の表示用発光素子の光が外管を透過して、
光が混ざることによる色ずれが低減される。 【0018】また、周知のとおりセラミックはガラスに
比べて複雑な形状を部品として一体的に最初から寸法精
度高く作ることができが、この実施例の表示用発光素子
においても側壁1c、隔壁2aがセラミックで構成され
ているので、これらを寸法精度良く予め部品として用意
しておくことができ、表示用発光素子を製造しやすい。 【0019】さらにまた、このような表示用発光素子
は、複数の表示用発光素子が密に配置されているため、
表示用発光素子を単独で使用する場合に比べて外管の温
度が上昇しやすく、その結果、外管が通常のガラスで構
成されていると、外管の一部が熱で溶融破損するおそれ
があったが、外管の少なくとも一部をセラミックで形成
することにより、それだけ熱で溶融破損するおそれを低
減できる。 【0020】さらに冷陽極3a,3b,3cは表示面1
aの近傍に配設され、熱陰極4は表示面1aから隔った
位置に配設されているから、熱陰極の近傍に発生する熱
陰極グローが表示面に影響を及ぼして発光色を変化させ
ることがなく、したがって表示面の発光が阻害されず、
またファラデー暗部なども表示面には一切影響すること
がない。 【0021】さらに、これら3色の発光光度は、点灯制
御回路12a,12b,12cから出力される電気信号
を変化に応じて変化するため、この電気信号を調整する
ことにより、一絵素となる表示用発光素子の発光色を変
化させることが可能である。 【0022】本実施例によれば、外管1の内部に唯一の
熱陰極4と、3個の冷陽極3a,3b,3cとを設けて
いるので、導体を兼ねた支持体の数を5本と従来例に比
して低減化することができ、予熱を要する電極が唯一の
熱陰極4のみであることから、余剰な電力を消費するこ
とがない。また外管1内部を区画し、3つの放電空間5
a,5b,5cを形成する隔壁2aも単純な形状とする
ことができる。したがって、表示用発光素子の構造が簡
素化及び小型化され、またそれに伴って製造工程の大幅
な削減が可能となる。 【0023】また、予熱されることにより赤色を帯びる
熱陰極4が、表示面1aから遠隔したステム面1bに配
設されるので、表示用発光素子の発光色の赤色化を抑制
することができる。 【0024】上記実施例では、絶縁性の隔壁2aと、各
々の冷陽極3a,3b,3cを互いに独立させ、外管1
内部に配しているが、隔壁2aと、その隔壁2aによっ
て区画された各々の放電空間5a,5b,5cの表示面
1a近傍に配設される各々の冷陽極3a,3b,3cと
を一体的に構成させ、その冷陽極3a,3b,3cと各
々電気的接続された導体の役割を果たす支持体6a,6
b,6cが各々の冷陽極3a,3b,3c及び隔壁2a
を支え得るように、ステム面1bを気密状に挿通し外部
へ突出する構造としてもよい。 【0025】この様に構成すれば、各々の放電空間5
a,5b,5cを区画する隔壁2aと、その放電空間5
a,5b,5cに対応する冷陽極3a,3b,3cとが
一体的に構成されているため、恒久的に隔壁2aと冷陽
極3a,3b,3cの相対的配置は変化しない。そのた
め、製造時の隔壁2aと冷陽極3a,3b,3cとの位
置合せ作業が不要となる。また、隔壁2aと外管1との
当接状態の変化が、発光時及び輸送時に生じたとして
も、ステム面1bに気密状に挿通された3本の支持体6
a,6b,6cが隔壁2aを保持するので、隔壁2aの
配置位置は変化することがない。このように、隔壁2a
と各々の冷陽極3a,3b,3cと熱陰極4の全体的配
置は常に一定であるので、各々の放電空間5a,5b,
5cの放電路長は変化することはなく、そのため各々の
放電空間5a,5b,5cの発光状態は常に一定に維持
される。 【0026】また、他の実施例として図4に示すよう
に、管軸に沿った方向に所定の間隔をもって設置したセ
ラミックでできた隔壁2bによって放電空間5a,5
b,5cを形成してもよい。ここで隔壁2bは、ステム
面1b近傍で切欠させ、冷陽極3a,3b,3cと熱陰
極4とを各々結ぶ放電路を妨げることのないようにさせ
ている。また、外管1の側壁1cもセラミックで構成さ
れている。 【0027】この実施例の場合にも、非透光性を有する
隔壁2bとすることにより、放電空間5a,5b,5c
の間で光が混ざり合うことによる色ずれが防止でき、ま
た外管1の側壁1cを非透光性を有する構成とすること
ににより、複数の表示用発光素子間で光の混入が低減で
きる。さらに側壁1cと隔壁2bをセラミックで形成す
ることにより、これらが熱で溶融破損するおそれを低減
でき、またこれらセラミックを予め寸法精度の高い部品
として用意でき、このため表示用発光素子として製造し
やすい。またこの実施例でも支持体の数量を低減でき
る。 【0028】以上の実施例において、外管1の外観は略
円柱状としているが、これに限られることなく、例えば
図5及び図6に示す様に、外管の形状を略多角柱状に
し、その外管1′に当接しながら固定される隔壁2c若
しくは2d等をその内部に配置することも可能である。 【0029】また、他の実施例として、図7に示す様
に、外管1内部に管状でセラミック製の隔壁2eを設
け、その管状セラミック製の隔壁2eの表示面1a近傍
に冷陽極3a,3b,3cを配し、ステム面1b近傍
で、放電路を妨げることのないように切欠させる構造に
することもできる。 【0030】以上の実施例においては、外管の内部を隔
壁を用いて区画し、各々等しい容積をもつ3つの放電空
間5a,5b,5cを形成しているが、各々の放電空間
の容積を変化させることも可能である。例えば、図8の
如く緑色を呈するように、蛍光体膜が被着された放電空
間5Gの容積を他の2つの放電空間5R,5Bに比し
て、大となる様な隔壁2fを外管1内部に配設するもの
である。 【0031】ここで、周知の通り人間の比視感度分布は
緑色を頂点に、赤色、青色では弱まる傾向にあり、よっ
て明るさ、解像度には緑色の情報が大きく寄与する。こ
の特性を利用したもので、本実施例では、緑色を呈する
放電空間5Gを拡大して、視感的な明るさを増大した。 【0032】また、本実施例では、赤色、青色を呈する
放電空間5R,5Bを略等しく構成しているが、両者を
比較すると、解像度への寄与は青色より赤色の方が少な
いため、赤色を呈する放電空間5Rの容積を、より縮小
する様に隔壁2fを形成してもよい。 【0033】以上のように、本実施例によれば、外管1
の側壁1cの管径を太くすることなく、また電力消費の
増加を誘発することなく、視感的な明るさを増大するこ
とができる。 【0034】同様に、例えば図9に図示するように、外
管1′の内部を略四等分割に区画する隔壁2gを用い
て、4つの放電空間を形成し、その内の2つの放電空間
に対応する外管1′の内壁面と隔壁2gの部分に緑色を
呈する図示せぬ蛍光体膜を被着し、他の2つの放電空間
に対応する外管1′の内壁面と隔壁2gに、異種の有色
光を呈する蛍光体膜、つまり赤色及び青色を呈する蛍光
体膜を被着することもできる。 【0035】また、先の実施例では、緑色の放電空間の
容積を拡大しているが、種々の目的に応じて、例えば、
赤色を呈する放電空間の容積を拡大することも可能であ
る。さらに隔壁面上に上記した酸化アルミニウムなどの
光反射膜を形成させることにより表示面から放射される
有色光をさらに増大させることが可能である。 【0036】また、これらの実施例では、蛍光体膜を、
外管1,1′の側壁1c及び隔壁2に被着させている
が、種々の条件、目的により外管1,1′及び隔壁2の
一部若しくは全部に被着させることも可能であり、また
好ましい例として表示面1aを除く全て若しくは一部の
外管1,1′内壁面に、例えば、酸化アルミニウム、酸
化チタン等の光反射膜を形成させ、その光反射膜上に蛍
光体膜を被着し、表示面1aから発光される有色光を増
大することもできる。加えて、表示面1aの内面に光拡
散膜を設けて発色を向上することや、同じく着色コーテ
ィングを施し、発された光の色純度を改善することもで
きる。 【0037】また、これらすべての実施例においては、
赤色、緑色、青色の三波長領域を各々呈する表示用発光
素子について説明しているが、これに固執することな
く、例えば外管1,1′の内部を隔壁2によって二分割
し、各々の放電空間に異なる蛍光体膜を彼着させ、二波
長領域を呈する表示用発光素子の構成とすることも可能
である。 【0038】 【発明の効果】本発明によれば、放電路を形成するよう
に、外管の内部を複数の放電空間に区画する電気絶縁性
で、実用的な意味において非透光性の隔壁を備えている
ので、一絵素を構成する表示面の小型化が図れると共
に、発光に際して予熱を要する電極が共通の熱陰極のみ
であるため、余剰な電力を消費することなく、各区画の
放射光により所望の有色光を得ることが容易でその発光
が可能となり、さらに冷陽極が表示面に近く熱陰極は表
示面から遠いので熱陰極グローの表示面への影響が少な
く、また熱陰極近傍のファラデー暗部などの光出力への
影響も少ない。 【0039】さらに複数の表示用発光素子が密に配置さ
れているため、表示用発光素子を単独で使用する場合に
比べて外管の温度が上昇しやすく、その結果、外管が通
常のガラスで構成されていると、外管の一部が熱で溶融
破損するおそれがあったが、外管の少なくとも一部をセ
ラミックで形成することにより、それだけ熱で溶融破損
するおそれを低減できる。 【0040】また、セラミックはガラスに比べて複雑な
形状を部品として一体的に予め寸法精度高く用意するこ
とができ、表示用発光素子として製造が容易である。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る表示用発光素子の一実施例の一部
切欠斜視図である。 【図2】図1で示した表示用発光素子の横断面図であ
る。 【図3】本発明による表示用発光素子と、外部電源回路
との電気的接続図である。 【図4】他の実施例の一部切欠斜視図である。 【図5】他の実施例の一部切欠斜視図である。 【図6】他の実施例の一部切欠斜視図である。 【図7】他の実施例の一部切欠斜視図である。 【図8】他の実施例の一部切欠斜視図である。 【図9】他の実施例の一部切欠斜視図である。 【図10】従来の表示用発光素子を示す横断図である。 【図11】従来の表示用発光素子を示す縦断面図であ
る。 【図12】従来の表示用発光素子と外部電源回路との電
気的接続図である。 【符号の説明】 1,1′…外管、1a…表示面、1b…ステム面、1c
…側壁、2a〜g…隔壁、3a,3b,3c,3R,3
G,3B…冷陽極、4…熱陰極、5a,5b,5c,5
R,5G,5B…放電空間、6a,6b,6c,6R,
6G,6B…支持体。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.透光性材料によって形成された表示面を有し、他の
    部分の少なくとも一部がセラミックで構成され、内部に
    希ガスおよび水銀が封入された状態で密閉された外管
    と; 外管の内部に形成され、セラミックで構成された隔壁
    と; 隔壁によって区画された各放電空間の表示面側に各々配
    設された複数個の冷陽極と; 表示面に対して外管の他端面側に配設され、複数の冷陽
    極との間に放電路を形成する共通の熱陰極と; 放電路に対向する外管および隔壁の少なくとも一部に被
    着され、各放電空間で発された紫外線の照射により励起
    されて異種の有色光を発光する蛍光体膜と; を具備していることを特徴とする表示用発光素子。
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JP2563012B2 (ja) 1991-05-18 1996-12-11 東芝ライテック株式会社 表示用発光素子

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