JP2790382B2 - 像保持部材、それを装着した電子写真装置及びファクシミリ - Google Patents

像保持部材、それを装着した電子写真装置及びファクシミリ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は静電像及び/またはトナ
ー画像を保持するための像保持部材に関し、詳しくは耐
湿性、防汚染性に優れた耐久性を有する像保持部材に関
する。
【0002】
【従来の技術】静電像またはトナー像は種々のプロセス
によって形成される。そして、静電像またはトナー像が
形成される像保持部材としては電子写真感光体と称せら
れる光導電層を有する像保持部材と光導電層を有しない
像保持部材とがあります。
【0003】像保持部材は、通常、支持体とその上にあ
る像保持層から構成される。
【0004】電子写真感光体は所定の特性を得るためあ
るいは適用される電子写真プロセスの適用に応じて種々
の構成をとるものである。電子写真感光体の代表的なも
のとして支持体上に像保持層として光導電層が形成され
ている感光体および像保持層として光導電層とその上の
表面層との積層を備えた感光体があり広く用いられてい
る。支持体と光導電層から構成される感光体は最も一般
的な電子写真プロセスによる。即ち帯電、画像露光およ
び現像、更に必要に応じて転写による面像形成に用いら
れる。また表面層を備えた感光体についてこの表面層は
光導電層の保護、感光体の機械的強度の改善、暗減衰特
性の改善、等の目的のために設けられるものである。
【0005】電子写真感光体には所定の電子写真プロセ
スに適用されて、静電像が形成され、この静電像は現像
されて可視化される。
【0006】光導電層を有しない像保持部材の代表的な
構成は、像保持層として絶縁層を有するものであり、こ
の像保持部材の用途の代表的ないくつかは次に説明され
る。
【0007】(1)例えば、特公昭52−7115号公
報、特公昭52−8204号公報、特公昭45−155
9号公報に記載されているように、電子写真感光体の繰
返し使用性の改善の目的で電子写真感光体に形成された
静電像を光導電層を持たない像保持部材に転写して現像
を行い、次いでトナー画像は記録体に転写される。この
電子写真プロセスに用いられる像保持部材。(2)ま
た、電子写真感光体に形成された静電像に対応させて光
導電層を持たない像保持部材に静電層を形成させる他の
電子写真プロセスとして、例えば、特公昭45−303
20号公報、特公昭48−5063号公報、特開昭51
−341号公報などに記載されているように、多数の緻
密な開口を有するスクリーン状の電子写真感光体に所定
の電子写真プロセスによって静電像を形成し、この静電
像を介して光導電層を持たない像保持部材にコロナ帯電
処理を行なうことにより、コロナのイオン流を変調させ
て静電像を光導電層を持たない像保持部材に形成させ
て、これをトナー現像して記録体に転写させて最終画像
を形成するプロセスが挙げられる。この電子写真プロセ
スに用いられる像保持部材。(3)また、他の電子写真
プロセスによれば、電子写真感光体もしくは光導電層を
持たない像保持部材に形成されたトナー画像を直接記録
体に転写しないでさらに他の光導電層を持たない像保持
部材に転写し、次いでこの像保持部材から記録体にトナ
ー画像を転写して定着する。この電子写真プロセスに用
いられる像保持部材。このプロセスはカラー画像の形成
あるいは高速複写に特に有効である。記録体は通常、
紙、フイルムといった屈曲性に富んだものが多く、その
ために、三色画像を正確に位置合せをしながら記録体に
転写するよりも、変形を殆ど生ずることがないような材
料で形成できる像保持部材に三色画像を転写し、これを
一度記録媒体に転写した方がより正確に位置合せされた
カラー画像が形成される.。また、複写の高速化に対し
ても、トナー画像が像保持部材を経て記録体に転写され
ることは有効である。(4)また、他のプロセスとし
て、多針電極に電気信号を印加して光導電層を持たない
像保持部材表面に、電気信号に応じた静電像を形成し、
これを現像して画像とすることができるものである。
【0008】電子写真に用いられる像保持部材は、コロ
ナ帯電処理、現像処理、クリーニング処理などの種々の
電気的機械的衝撃を受けるため、損傷を受け易い。そし
て、像保持部材が一度損傷を受けると形成される画像の
画質は著しく低下する。従って、耐電気的耐機械的衝撃
性および電荷保持性特に優れた像保持部材が強く望まれ
るのである。
【0009】上記のような像保持部材に要求される特性
を満たす為、主成分とする表面層を像保持部材表面に設
ける試みが行なわれている。
【0010】例としては、例えば特開昭60−5535
5公報及び昭60−55356などに開示されたものが
ある。しかしながら、表面の滑り性、硬度、削れ性に優
れており、かつ感度、残留電位及び帯電能などにおいて
満足できるレベルに到達した表面層は得られていないの
が現状であった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、光導電層上に
設けられた表面層の抵抗が高すぎると、電子写真プロセ
スにおいては、この表面層に起因する残留電位が生じ
て、これが繰り返し使用に伴ってカブリ等の画像欠陥を
生じさせるという問題点が残っていた。従って、この表
面層の抵抗をコントロールし、残留電位の発生を防ぐこ
とが重要な課題であった。
【0012】本発明の目的は前述の要求に応える像保持
部材を提供することにある。即ち、本発明の目的は摺擦
による表面の摩耗及びキズの発生などに対して耐久性を
有し、表面の滑り性に優れた像保持部材を提供すること
にある。本発明の他の目的は繰り返し電子写真プロセス
においても残留電位の蓄積が生じにくく形成される画像
に高品位の画質を多数枚通紙の全期間に亘って保つこと
のできる電子写真感光体を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前述の目的
を達成すべく鋭意検討を重ねた結果、2官能以上の光イ
オン重合性化合物を重合・硬化させて得られる樹脂を少
なくとも表面層に含有させることによって、前述の要求
に応える像保持部材を提供することに成功した。
【0014】即ち、本発明は静電像及び/またはトナー
画像を保持する為の像保持部材において、該像保持部材
の少なくとも表面層が2官能以上の光イオン重合化合物
を重合・硬化させて得られる樹脂を含有することを特徴
とする像保持部材である。
【0015】本発明の像保持部材を図面に基づいて、以
下に説明する。ここで、図1〜図3は本発明の像保持部
材の各種態様を示す模式的断面図である。同各図におい
て、同一の符号は同一の層を表わす。
【0016】各図において、1は保護層であり、像保持
部材の最外部に位置してその内側の層を保護する。2は
感光層であるが、本発明の像保持部材中には存在しない
場合もある。3は像保持層であって、保護層1から内側
の全ての層の積層体であるが、4の導電性支持体を除
く。5は電荷輸送層、6は電荷発生層であって、これら
の両層の上下位置関係は何れでも構わない。
【0017】本発明で保護層として用いられる表面層は
2官能以上の光イオン重合体化合物(バインダー)を重
合・硬化させて得られる樹脂を含有することを特色とす
る。光イオン重合は酸素による障害を受けないという利
点から表面での重合度をラジカル重合に比べて高くする
ことができる。その結果、得られる表面層はその表面の
滑り性及び引掻硬度にすぐれている。
【0018】本発明においては光イオン重合性の化合物
の保護層中の含有量は、2〜100重量%、好ましくは
20〜100重量%である。保護層の膜厚としては0.
1〜5μm 、好ましくは0.1〜2μm である。保護層
厚が0.1μm 未満の場合には耐久性の点で問題があ
り、5μm 以上の場合には残留電位が高くなる。
【0019】本発明の保護層は機械的強度に優れ、透明
性、硬度、滑り性及び耐摩耗性にも優れた保護層であ
る。
【0020】特に感光層が基体上に電荷発生層、電荷輸
送層の順に構成された積層体からなる場合には、表面層
である2官能以上の光イオン重合性化合物を重合・硬化
して得られる樹脂を含有する保護層中に該電荷輸送層内
の電荷輸送材料を浸透させることによって表面層の硬
度、滑り性及び耐摩耗性を保ちつつさらなる残留電位の
低減と全体的感度アップとを実現できる。電荷輸送材料
を保護層中に浸透させる方法としては、種々の方法が可
能である。例えば、保護層用塗工液の溶媒として電荷輸
送材料を溶解するものを含有する溶媒を用いる方法又は
保護層塗工後の乾燥温度を電荷輸送層用樹脂のガラス転
移点以下に設定する方法などが挙げられるが、これらに
限るものではない。本発明の保護層作成に用いる塗工液
は2官能以上の光イオン重合性化合物を含有する。
【0021】このイオン重合可能な官能基を含有すると
しては、「表1」の「単量体構造」のものが挙げられ
る。
【0022】これらの官能基が光重合開始剤の存在下で
の光照射によって重合反応を起こす。従って、本発明で
2官能以上の光イオン重合性化合物とは上記の光イオン
重合可能な官能基を1分子内に2個以上持つ化合物を指
す。この種の化合物の例としては、表2〜表4に示すも
のが挙げられるがこれらに限るものではなく、市販の2
官能以上の光イオン重合性化合物の中にも用い得るもの
がある。これら光イオン重合性化合物は単独で使用して
も良く、又は他のポリエステル、ポリカーボネート、ポ
リスチレン、ポリ塩化ビニル、セルロース、フッ素樹
脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、ア
クリル樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン、アルキド樹脂
又は塩ビ−酢ビ共重合体樹脂等市販の樹脂と混合して用
いても良い。
【0023】本発明の保護層形成に用いられる光イオン
重合性化合物には、硬化特性を低下させない範囲内で単
官能エポキシ化合物からなる希釈剤を使用しても良い。
この様な単官能エポキシ系希釈剤としては、例えばフェ
ニルグリシジルエーテル、t−ブチルグリシジルエーテ
ル等が挙げられる。
【0024】2官能以上の光イオン重合性化合物の例と
しては次のものが挙げられる。
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】
【表3】
【0028】
【表4】 本発明における保護層には光イオン重合性化合物を用い
ることから、保護層形成の為の調合液には光重合開始剤
が添加される。この種の開始剤は紫外線照射によりカチ
オン重合性化合物の重合を開始させるルイス酸を遊離す
るものである。光重合開始剤としては、芳香族ジアゾニ
ウム塩、芳香族ハロニウム塩、第IVa族又はVa族元素
の光感応性芳香族オニウム塩等が挙げられる。
【0029】前記芳香族ハロニウム塩は一般式 〔(R4 d (R5)e X〕f + 〔MQ〕g -(g-h) (II) (式中、R4 は1価の芳香族有機基、R5 は2価の芳香
族有機基、Xは例えば、I、Br、Cr等のハロゲン原
子、Mは金属又は半金属、Qはハロゲン原子を表わし、
dは0又は2、eは0又は1であり、かつ(d+e)は
2又はXの原子価に等しく、gはhよりも大きい8以下
の整数を表わす。) で示される化合物であって、例えば、
【0030】
【表5】 などが挙げられる。
【0031】更に、第IVa族元素又は第Va族元素の光
感応性芳香族オニオム塩としては、 一般式〔(R6 i (R7 j (R8 k Y〕l + 〔MQm -(m-n) (III) (式中、R6 は1価の芳香族有機基、R7 はアルキル
基、シクロアルキル基、置換アルキル基から選ばれた1
価の脂肪族有機基、R8 は脂肪族有機基及び芳香族有機
基から選ばれた複素環構造を構成する多価有機基、Yは
S、Se、Teの第IVa族元素又はN、P、As、Sb
及びBiから選ばれた第Va族元素、Mは金属又は半金
属、Qはハロゲン原子を表わす。iは0〜4の整数、j
は0〜2の整数、kは0〜2の整数であり、かつ、(i
+j+k)はYの原子価に等しく、Yが第IVa族のとき
は3、Yが第Va族のときは4に等しく、i=(m−
n)が成立し、かつ、nは2〜7の整数でMの原子価に
等しく、mはnよりも大きい8以下の整数を表わす。) で表わされる化合物である。
【0032】第IVa族元素のオニウム塩としては、例え
ば、
【0033】
【表6】 等が挙げられる。
【0034】光イオン重合性化合物を重合・硬化する為
に照射する紫外線の波長は一般的に200〜500nm、
好ましくは300〜400nmが使用される。光源として
は、高圧もしくは低圧水銀ランプ、キセノンランプ又は
アルカリハライドランプ等が一般的である。また必要に
応じて紫外線照射中又は/及び照射後に被照射体である
像保持部材を加熱することも可能である。
【0035】本発明で用いる導電性基体としては、公知
のものが使用でき、例えばアルミニウム、耐食鋼(ステ
ンレス)などの金属自体、アルミニウム、酸化アルミニ
ウム、酸化インジウムなどをプラスチックフィルム上に
蒸着したもの、あるいは基体上に酸化チタン、酸化スズ
などの導電性物質を単独、あるいは、適当なバインダー
樹脂とともに塗布した金属フィルムもしくはプラスチッ
クフィルムなどが挙げられる。また、これらの基体上に
は必要に応じてバリヤー機能、あるいは接着機能を有す
る下引き層を設けることができる。下引き層はカゼイ
ン、ポリビニルアルコール、アルコール可溶性ポリアミ
ドポリウレタン、ナイロン、ゼラチン又は酸化アルミニ
ウムなどによって形成され、その膜厚は0.1μm〜5
μm好ましくは0.2μm〜2μmが適当である。
【0036】本発明で用いる光導電層は、電荷発生物質
と電荷輸送物質を含有する単層型、あるいは電荷発生層
と電荷輸送層とを積層してなる積層型がある。また、積
層型の場合には、電荷発生層を上層に設けた場合は正帯
電用感光体、下層に設けた場合は負帯電用感光体として
用いることができる。
【0037】電荷発生層はピリリウム、チオピリリウム
系染料、フタロシアニン系顔料、アントアントロン系顔
料、ジベンズピレンキノン顔料、トリスアゾ顔料、ジス
アゾ顔料、アゾ顔料、インジゴ顔料などの電荷発生物質
をポリビニルブチラール、ポリスチレン、アクリル樹
脂、ポリエステルなどの結着樹脂に分散させて形成され
得る。電荷発生層の膜厚は通常5μm以下、好ましくは
0.05〜2μmである。
【0038】電荷輸送層は主鎖または側鎖にビフェニレ
ン、アントラセン、ピレン、フェナントレンなどの構造
を有する多環芳香族化合物、インドール、カルバゾー
ル、オキサジアゾール、ピラゾリンなどの含窒素環式化
合物、ヒドラゾン化合物、スチリル化合物などの電荷輸
送物質をポリカーボネート、ポリエステル、ポリメタク
リル酸エステル、ポリスチレンなどの結着樹脂に溶解さ
せて形成され、電荷輸送層の膜厚は、5〜40μm好ま
しく10〜30μmである。
【0039】また本発明では、ポリビニルカルバゾー
ル、ポリビニルアントラセン、ポリシランなどの有機光
導電性ポリマー層、セレン蒸着層、セレン−テルル蒸着
層、アモルファスシリコン層なども感光体に用いること
ができる。
【0040】本発明の電子写真感光体は、複写機、レー
ザープリンター、LEDプリンター、液晶シャッター式
プリンターなどの電子写真装置一般に適用し得るが、さ
らに電子写真技術を応用したディスプレー、記録、軽印
刷、製版、ファクシミリなどの装置にも幅広く適用し得
るものである。
【0041】このようにして製造した本発明の像保持部
材はレーザービームプリンター、LEDプリンター及び
CRTプリンター等の各種プリンターのみならず、レー
ザー製版及びファクシミリ用のプリンター等の通常の電
子写真装置及びその他の電子写真応用分野に広く適用す
ることができる。
【0042】図4に本発明の像保持部材を装着したドラ
ム型像保持部材を用いた一般的な転写式電子写真装置の
概略構成を示す。
【0043】図4において、41は像担持体としてのド
ラム型像保持部材であり、軸41aを中心に矢印方向に
所定の周速度で回転駆動される。該像保持部材41はそ
の回転過程で、帯電手段42によって、その周面に正又
は負の所定電位の均一帯電を受け、次いで露光部43に
おいて、不図示の像露光手段により、光像露光L(スリ
ット露光、レーザービーム走査露光等)を受ける。これ
により、像保持部材周面に露光像に対応した静電潜像が
順次形成される。
【0044】その静電潜像は次いで現像手段44でトナ
ー現像され、そのトナー現像像が転写手段45により、
不図示の給紙部から像保持部材41と転写手段45との
間に像保持部材41の回転と同期取りされて給送された
転写材Pの面に順次転写される。
【0045】像転写を受けた転写材Pは像保持部材面か
ら分離されて像定着手段48へ導入されて像定着を受
け、複写物(コピー)として機外へプリントアウトされ
る。
【0046】像転写後の像保持部材41の表面はクリー
ニング手段46によって転写残りトナーの除去を受けて
清浄面化されて繰り返し像形成に使用される。
【0047】像保持部材41の均一帯電手段42として
はコロナ帯電装置が一般に広く使用されている。また、
転写装置45としても、コロナ転写手段が広く一般に使
用されている。電子写真装置として、上述の像保持部材
41、現像手段44及びクリーニング手段46等の構成
要素のうち、複数のものを装着ユニットとして一体に結
合して構成し、このユニットを装置本体に対して着脱自
在に構成しても良い。例えば、像保持部材41とクリー
ニング手段46とを一体化して単一の装置ユニットと
し、装置本体のレール等の案内手段を用いて着脱自在の
構成にしても良い。
【0048】この際に、上記の装置ユニットの方に帯電
手段42及び/又は現像手段44を伴って構成しても良
い。
【0049】また、光像露光Lは電子写真装置を複写機
又はプリンターとして使用する場合には、原稿からの反
射光、透過光又は原稿を読み取り信号化し、この信号に
よってレーザービームの走査、発光ダイオードアレイの
駆動又は液晶シャッターアレイの駆動等によって行なわ
れる。
【0050】また、ファクシミリのプリンターとして使
用する場合には、光像露光Lは受信データをプリントす
る為の露光になる。第8図はこの場合の1例をブロック
図で示したものである。
【0051】図5において、コントローラ51は画像読
み取り部50とプリンター59とを制御する。コントロ
ーラ51の全体はCPU57によって制御されている。
画像読み取り部からの読み取りデータは送信回路53を
通して相手局に送信される。
【0052】相手局から受けたデータは受信回路52を
通してプリンター59に送られる。画像メモリ56に
は、所定の画像データが記憶される。プリンタコントロ
ーラ58はプリンター59を制御している。54は電話
である。
【0053】回線55から受信された画像(回線を介し
て接続されたリモート端末からの画像情報)は受信回路
52で復調された後に、CPU57で画像情報の復号処
理が行なわれて順次画像メモリ56に格納される。そし
て、少なくとも1頁分の画像が画像メモリ56に格納さ
れると、その頁の画像記録を行なう。CPU57は画2
像メモリ56から1頁分の画像情報を読み出してプリン
ターコントローラ58に復号化された1頁分の画像情報
を送出する。プリンターコントローラ58はCPU57
からの1頁分の画像情報を受け取ると、その頁の画像情
報記録を行なうべく、プリンター59を制御する。な
お、CPU57はプリンター59による記録中に次の頁
分の受信を行なっている。
【0054】以上の様に、本発明の像保持部材を装着し
た電子写真装置をプリンターとして、画像の受信と記録
とを行なうことができる。
【0055】
【実施例】以下に、具体的実施例を挙げて、本発明をさ
らに詳しく説明する。
【0056】実施例1 10%の酸化アンチモンを含有する酸化スズで被覆した
導電性酸化チタン粉体50部、フェノール樹脂 25
部、メチルセロソルブ 20部、メタノール5部および
シリコーンオイル(ポリジメチルシロキサン−ポリオキ
シアルキレン共重合体、平均分子量3000)0.00
2部を直径1mmのガラスビーズを収容したサンドミル装
置で2時間混合分散して導電層用塗料を調製した。
【0057】アルミニウムシリンダー(外径80mm×長
さ260mm)上に、上記塗料を浸漬塗布し、140℃で
30分間乾燥させて導電層(膜厚20μm)を形成させ
た。
【0058】次に、アルコール可溶性の共重合ナイロン
樹脂(平均分子量29000)10部及びメトキシメチ
ル化6−ナイロン樹脂(平均分子量32000)30部
をメタノール260部とブタノール40部との混合溶媒
中に溶解して塗工液を作成した。この塗工液を上記導電
層上に浸漬塗工した後に90℃で10分間乾燥させて下
引き層(膜厚0.5μm)を形成させた。
【0059】次に、構造式「化1」
【0060】
【化1】 のジスアゾ顔料 4部、ポリビニルブチラール(ブチラ
ール化率 68%、重量平均分子量 24000)2部
およびシクロヘキサノン 34部を直径1mmのガラスビ
ーズを収容したサンドミル装置で12時間混合分散した
後、シクロヘキサノン200部及びテトラヒドロフラン
(THF)200部からなる混合溶媒を加えて電荷発生
層作成用の塗工液を調製した。この塗工液を上記電荷輸
送層上に浸漬塗布し、120℃で30分間乾燥させて電
荷発生層(膜厚0.15μm)を形成させた。
【0061】次に、構造式「化2」
【0062】
【化2】 のスチリル化合物10部およびポリカーボネート(重量
平均分子量 46000)10部をジクロルメタン 2
0部とモノクロルベンセン 40部との混合溶媒中に溶
解して塗工液を作成し、この塗工液を上記の下引き層上
に浸漬塗布し、120℃で30分間乾燥させて電荷輸送
層(膜厚18μm)を形成した。
【0063】次の表2に示した光イオン重合性化合物例
〔2〕(1,4−ジグリシジル−n−ブタン)10部、
トリフェニルスルホニウムヘキサフルオロアンチモネー
ト0.5部、トルエン60部及びメチルエチルケトン6
0部と加えて溶解させて塗工液を調製した。
【0064】この塗工液を上記電荷輸送層上にスプレー
塗布し、120℃で30分乾燥させた後にこの塗布剤シ
リンダーを10rpm の速度で回転させながら、2kVの
高圧水銀灯下で20mW/cm2 の強度で30秒間紫外線
を照射して硬化させ、保護層(膜厚1.5μm)を得
た。
【0065】このようにして作製した電子写真感光体を
帯電−露光−現像−転写−クリーニングのプロセスを
1.5秒サイクルで繰り返す正現像方式の複写機に装着
して、常温常湿下で電子写真特性の評価を行ない、さら
に20,000回の繰り返し画像出し耐久テストを行っ
た。その結果保護層なしの感光体(比較例1)と比較し
て感度及び残留電位は同等であり、画像ムラや黒ポチの
ない安定した画像を耐久使用後にも得ることができた。
【0066】その結果を表2に示す。暗部電位はコロナ
放電電圧を+5kVとして放電した際の感光体の表面電
位であり、その値が大きな程、帯電能に優れていること
を示す。また、感度は表面電位が700Vから200V
に減衰した間の露光量で示す。
【0067】実施例2及び3 実施例1において光イオン重合性化合物を化合物例〔1
1〕(2,2−ブチリデンビス〔4−グリシジルオキシ
ベンゼン〕)又は化合物例〔18〕に示されるものに変
更した以外には実施例1と同様にして感光体を作成し評
価した。なお得られた保護層の膜厚は1.0μmであっ
た。
【0068】実施例4 実施例1と同様の手順で電荷輸送層まで形成させた。次
にポリカーボネート樹脂(重量平均分子量35000)
3部をトルエン60部に溶解した後に実施例2で用いた
光イオン重合性化合物3部及び実施例1で用いた光重合
開始剤0.015部を加えて溶解させて塗工液を調製し
た。この塗工液を用いて実施例1と同様の手順で保護層
を形成させた。なお保護層の膜厚は2.0μmであっ
た。
【0069】実施例5 実施例1において電荷輸送層と電荷発生層との塗工順序
が逆である感光層を作製した。次にアルコール可溶性の
共重合ナイロン樹脂(平均分子量29000)2部及び
メトキシメチル化6−ナイロン樹脂(平均分子量320
00)6部をメタノール200部とブタノール200部
とからなる混合溶媒中に溶解して塗工液を作成した。こ
の塗工液を上記電荷輸送層上にスプレー塗布した後に9
0℃で10分間乾燥させ中間層(膜厚0.5μm)を形
成させた。
【0070】次に実施例1と同様の方法で表面層を塗工
及び成膜して感光体を作成してその評価を行なった。結
果を表7に示す。
【0071】実施例6 実施例1と同様の方法でアルミニウムシリンダー上に導
電層、下引き層及び電荷発生層をこの順で形成させた。
【0072】次に構造式「化3」
【0073】
【化3】 のスチリル化合物10部および表2に示した光イオン重
合性化合物例〔21〕10部、さらにトリフェニルスル
ホニウムヘキサフルオロアンチモネート0.5部をジク
ロルメタン20部、モノクロルベンゼン20部との混合
溶媒中に溶解して、塗工液を作成し、この塗工液を上記
電荷発生層上に浸漬塗布して120℃で30分間乾燥さ
せた後に、この塗布済みシリンダーを60rpm の速度で
回転させながら高圧水銀灯にて20mW/cm2 の光量で
5秒間紫外線を照射して硬化させた。この後該シリンダ
ーをさらに80℃で1時間加熱を行なって膜厚15μm
の電荷輸送層を得た。このようにして作製した感光体に
ついて実施例1と同様に評価を行なった。結果を表7に
記す。
【0074】実施例7 実施例1と同様の方法でアルミニウムシリンダー上に導
電層及び下引き層を形成した。次に構造式「化4」
【0075】
【化4】 のトリアリールアミン化合物10部、下記構造式「化
5」で示されるジスアゾ顔料1.5部
【0076】
【化5】 及び表4に示した光イオン重合性化合物例〔19〕10
部、さらにトリフェニルスルホニウムヘキサフルオロア
ンチモネート0.5部をジクロルメタン20部とモノク
ロルベンゼン20部との混合溶媒とともにサンドミル中
で24時間混合分散して感光層用塗工液を得た。この塗
工液を前記下引き層上に浸漬塗布し、80℃で1時間乾
燥させた後に高圧水銀灯を用いて30mW/cm2 の光量
で5秒間紫外線を照射して塗膜を硬化させた。この後さ
らに80℃で1時間加熱を行ない、膜厚15μmの感光
層を得た。この様にして作製した感光体について実施例
5と同様の方法で評価した結果を表7に示す。
【0077】実施例8 実施例1と同様の方法により、アルミニウムシリンダー
上に導電層及び下引き層を形成させた後に、実施例1と
同様の方法によって電荷輸送層(膜厚18μm)を形成
された。次に実施例7と同様の感光層用塗工液にモノク
ロルベンゼン50部を加えて希釈し、これを前記電荷輸
送層上にスプレー塗工して120℃で1時間乾燥後に高
圧水銀灯を用いて30mW/cm2 の光量で10秒間紫外
線を照射して塗膜を硬化させた。この後さらに80℃で
1時間加熱を行ない、膜厚7μmの電荷感光層を形成さ
せた。
【0078】このようにして作製した感光体について実
施例5と同様の方法で評価した結果を表7に示す。
【0079】比較例1 実施例1において保護層を設けなかった外には実施例1
と同様にして感光体を作成した。
【0080】比較例2 実施例1と同様にして感光層まで作成した。次に保護層
形成用の塗工液として、ポリカーボネート樹脂(重量平
均分子量46000)7部をトルエン60部とメチルエ
メルケトン60部とからなる混合溶媒中に溶解させて塗
工液を作成した。この塗工液を上記中間層上にスプレー
塗布した後に120℃で60分間乾燥させて表面保護層
(膜厚2μm)を形成させた。
【0081】
【表7】
【0082】
【発明の効果】本発明の像保持部材は、前述の保護層中
によってその表面が被覆された結果、その感度、残留電
位及び帯電能等において優れており、その表面の滑り
性、対摩耗性及び硬度においても優れていることから、
繰り返し耐久使用を行なっても良好な画質の画像を安定
して形成することができる。
【0083】さらに、本発明の感光層を含む構成の電子
写真感光体は感度及び残留電位においても問題がなく、
繰り返し耐久使用による残留電位の増加もなく、耐久使
用後でも良好な画像を形成することができた。
【0084】さらに、本発明の電子写真感光体において
は、帯電器下放置による感光体の劣化が殆ど生じないこ
とから、部分的な帯電能の低下及び部分的な感度上昇の
防止に非常に効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の像保持部材の模式的断面図。
【図2】本発明の他の好適態様の像保持部材の模式的断
面図。
【図3】本発明の像保持部材の模式的断面図。
【図4】本発明の像保持部材からなる一般的なドラム型
電子写真感光体を装着した転写式電子写真装置の概略構
成図。
【図5】本発明の像保持部材からなる電子写真装置をプ
リンターとしたファクシミリシステムのブロック図。
【図中の符号】
1 保護層 2 感光層 3 像保持層 4 導電性支持体 5 電荷輸送層 6 電荷発生層 41 ドラム型像保持部材 42 帯電手段 43 露光部 44 現像手段 45 転写手段 50 画像読み取り部 51 コントローラ 52 受信回路 53 送信回路 54 電話 55 回線 56 画像メモリ 57 CPU 58 プリンタコントローラ 59 プリンター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平山 典子 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 酒井 清志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 藤村 直人 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 中野 征孝 三重県四日市市東邦町一番地 三菱油化 株式会社四日市総合研究所内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 5/05 G03G 5/147

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2官能以上の光イオン重合性化合物を重
    合・硬化させて得られる樹脂を含有する表面層を有する
    ことを特徴とする像保持部材。
  2. 【請求項2】 2官能以上の光イオン重合性化合物がエ
    ポキシ類、ビニルエーテル類、電子供与性を有するビニ
    ル基、環状エーテル類、チオオキシラン環類及び環状ポ
    リオルガノシロキサン類から選ばれる化合物である請求
    項1に記載の像保持部材。
  3. 【請求項3】 表面層が保護層である請求項1又は2に
    記載の像保持部材。
  4. 【請求項4】 像保持部材が少なくとも前記保護層と光
    導電層とを有する請求項3に記載の像保持部材。
  5. 【請求項5】 光導電層として有機系光導電層を有する
    請求項4に記載の像保持部材。
  6. 【請求項6】 有機系光導電層が電荷発生層と電荷輸送
    層との積層体である請求項5の像保持部材。
  7. 【請求項7】 表面層が保持層であって、しかもそれが
    有機系光導電層をその1構成層として有する請求項3に
    記載の像保持部材。
  8. 【請求項8】 表面層が有機系光導電層である請求項1
    又は2に記載の像保持部材。
  9. 【請求項9】 有機系光導電層が電荷輸送層である請求
    項8に記載の像保持部材。
  10. 【請求項10】 有機系光導電層が電荷発生層である請
    求項8に記載の像保持部材。
  11. 【請求項11】 帯電手段、現像手段及びクリーニング
    手段の少なくとも1つを請求項1に記載の像保持部材と
    共に一体に支持してユニットを形成し、装置本体に着脱
    可能な単一ユニットとしたことを特徴とする装置ユニッ
    ト。
  12. 【請求項12】 感光体、潜像形成手段、形成された潜
    像を現像する手段及び現像された像を転写材に転写する
    手段を有する電子写真装置において、該像保持部材が請
    求項1に記載のものであることを特徴とする電子写真装
    置。
  13. 【請求項13】 請求項1に記載の像保持部材を備えた
    電子写真装置及びリモート端末からの画像情報を受信す
    る受信手段を有することを特徴とするファクシミリ。
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