JP3297518B2 - 電子写真感光体、該電子写真感光体を有する電子写真装置及び装置ユニット - Google Patents

電子写真感光体、該電子写真感光体を有する電子写真装置及び装置ユニット

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真感光体に関し、
詳しくは特定の樹脂と導電性粒子を含有する保護層を有
する電子写真感光体に関する。また、本発明は、該電子
写真感光体を有する電子写真装置及び装置ユニットに関
する。
【0002】
【従来の技術】電子写真感光体には、適用される電子写
真プロセスに応じた所要の感度、電気特性及び、光学特
性などを備えていることはもちろんであるが、特に、繰
り返し使用される感光体の表面には、コロナ帯電、トナ
ー現像、紙への転写及びクリーニングなどの電気的ある
いは機械的外力が直接に加えられるため、それらに対す
る耐久性が要求される。
【0003】具体的には、摺擦による感光体表面の摩耗
や傷の発生や高湿下におけるコロナ帯電時に発生し易い
オゾンによる感光体表面の劣化などに対する耐久性が要
求される。また、トナー現像とクリーニングの繰り返し
などに起因した、感光体表面へのトナーの付着という問
題もあり、これに対しては感光体表面のクリーニング性
を向上することが求められている。
【0004】上記のような感光体表面に要求される様々
な特性を満たすために感光層上に樹脂を主成分とする表
面保護層を設ける試みがなされている。例えば、特開昭
57−30843号公報には、導電性粒子として金属酸
化物粒子を添加することによって抵抗を制御した保護層
が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来用
いられていた方法では金属酸化物粒子の結着樹脂中での
分散が十分ではないことがあり、保護層の導電性や透明
度に悪影響を及ぼし、結果として保護層のむらなどに起
因する画像欠陥、繰り返し用いた際の残留電位の上昇、
更には感度低下といった問題が起こることもあった。保
護層に優れた透明度や導電均一性を付与するためには超
微粒子粉体(一次粒径0.1μm以下)を分散すること
が非常に有用であるが、このような超微粒子粉体は、通
常の微粉体(一次粒径0.5μm以上)以上に分散安定
性が悪く、経時で二次凝集が進み、分散粒径が増大し、
透明度や導電均一性が低下し易いという問題があった。
【0006】近年の更なる高画質化及び高耐久化に伴
い、上記特性をより高いレベルで満足する電子写真感光
体が検討されている。
【0007】本発明の目的は、優れた透明度と優れた導
電均一性を有する保護層を有する電子写真感光体を提供
することにある。
【0008】また、本発明の目的は、繰り返し使用して
も安定して優れた画像を得ることのできる電子写真感光
体を提供することにある。
【0009】また、本発明の目的は、上述のような電子
写真感光体を有する電子写真装置及び装置ユニットを提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、導電性
支持体上に感光層を有し、感光層上に保護層を有する
電子写真感光体において、該保護層がイオン重合性の官
能基を2個以上有する化合物をイオン重合することに
より得られる樹脂及び導電性粒子を含有することを特徴
とする電子写真感光体である。
【0011】また、本発明は、上記電子写真感光体を有
する電子写真装置及び装置ユニットである。
【0012】本発明におけるイオン重合性の官能基の好
ましい例としては、エポキシ類、ビニルエーテル類、電
子供与性基を有するビニル類、環状エーテル類、チアリ
ジン環類及び環状ポリオルガノシロキサン類などが挙げ
られる。以下に好ましい具体例を挙げるが、これらに限
られるものではない。また重合した状態も同時に示す。
【0013】
【外1】
【0014】
【外2】
【0015】次に上記のような基を2個以上有する化合
物の好ましい例を示すが、これらに限られるものではな
い。
【0016】
【外3】
【0017】
【外4】
【0018】
【外5】
【0019】
【外6】
【0020】上記イオン重合性の官能基を有する化合物
は、光重合開始剤の存在下、光を照射されることにより
重合し、樹脂を形成する。
【0021】用いられる光重合開始剤は、光の照射によ
りイオン重合性化合物の重合を開始させるルイス酸を遊
離するような化合物であればいずれのものでも良いが、
好ましいものとしては芳香族ジアゾニウム塩、芳香族ハ
ロニウム塩、第IVa族または第Va族元素の光感応性
芳香族オニウム塩などが挙げられる。
【0022】かかる芳香族ジアゾニウム塩は下記式
【0023】
【外7】
【0024】(式中、R1 及びR2 は水素素子、アルキ
ル基またはアルコキシ基を示し、R3 は水素原子、芳香
族基、アミド基または硫黄原子により連結された芳香族
基を示し、Mは金属または半金属を示し、Qはハロゲン
原子を示し、aは1〜6の整数を示し、a=(b−c)
を満たし、bはc<b≦8を満たす整数を示し、cは2
〜7でMの原子価に等しい整数を示す。)で示される。
好ましい具体例を以下に示す。
【0025】
【外8】
【0026】また、かかる芳香族ハロニウム塩は下記式 [(R4d (R5e X]f + [MQ]g -(g-h) (式中、R4 は1価の芳香族有機基を示し、R5 は2価
の芳香族有機基を示し、Xはハロゲン原子を示し、Mは
金属または半金属を示し、Qはハロゲン原子を示し、d
は0〜2の整数を示し、eは0または1の整数を示し、
(d+e)は2またはXの原子価に等しく、gはhより
も大きい8以下の整数を示し、fはf=g×(g−h)
を満たす。)で示される。好ましい具体例を以下に示
す。
【0027】
【外9】
【0028】また、かかる第IVa族元素または第Va
族元素の光感応性芳香族オニウム塩は下記式 [(R6i (R7j (R8k Y]p +[MQm-(m-n) (式中、R6 は1価の芳香族有機基を示し、R7 は1価
の脂肪族有機基を示し、R8 は脂肪族有機基及び芳香族
有機基から選ばれる多価有機基を示し、YはS、Se及
びTeからなる群より選ばれる第IVa族元素または
N、P、As、Sb及びBiからなる群より選ばれる第
Va族元素を示し、Mは金属または半金属を示し、Qは
ハロゲン原子を示し、iは0〜4の整数を示し、j及び
kは0〜2の整数を示し、(i+j+k)はYの原子価
に等しく、Yが第IVa族元素のときは3、Yが第Va
族元素のときは4であり、mはnよりも大きい8以下の
整数を示し、pはp=m−nを満たす。)で示される第
IVa族元素のオニウム塩の好ましい具体例を以下に示
す。
【0029】
【外10】
【0030】また第Va族元素のオニウム塩の好ましい
具体例を以下に示す。
【0031】
【外11】
【0032】これらの光重合開始剤の添加量はイオン重
合性化合物に対し、0.01〜50重量%であることが
好ましく、特には0.1〜30重量%であることが好ま
しい。
【0033】用いられる光は、重合反応を開始させるの
に十分なエネルギーを持った電磁波であればいずれのも
のでも良く、例えば、紫外線、X線または電子線などが
挙げられるが、扱い易さなどの点で紫外線であることが
特に好ましい。かかる紫外線の波長域は通常200〜5
00nmであり、好ましくは250〜400nmであ
る。光源としては、高圧及び低圧水銀ランプまたはアル
カリハライドランプなどが好ましい。また、必要に応じ
て紫外線照射中または/及び照射後に感光体を加熱する
ことも可能である。
【0034】本発明に用いられる樹脂を得るための重合
反応は、イオン重合反応であり、ラジカルを発生しない
ので、保護層に接触している層が電荷輸送物質を含有し
ていても、ラジカルが電荷輸送物質に悪影響を与えるこ
とはない。また、イオン重合は、酸素によって悪影響を
受けないので、ラジカル重合に比較して、感光体の表面
近傍での重合度を高くすることができ、より優れた機械
的強度及び表面潤滑性を得ることができる。更に、本発
明に用いられるイオン重合性化合物は、官能基を2個以
上有するので、重合すると架橋構造を形成し、非常に優
れた機械的強度を得ることができる。より強い架橋構造
が得られるので、本発明においては、イオン重合性化合
物が官能基を3個以上有していることが好ましい。
【0035】また、本発明においては、イオン重合性化
合物を2種以上用いても良い。このとき、例えばフェニ
ルグリシジルエーテルやt−ブチルグリシジルエーテル
といったイオン重合性の官能基をひとつしか有していな
い化合物も用いることができる。更に、本発明において
は、本発明のイオン重合性化合物を用いて得られる樹脂
を2種以上混合して用いることができるのは勿論、他の
樹脂を混合して用いても良い。かかる他の樹脂として
は、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリスチレン、
ポリ塩化ビニル、セルロース、フッ素樹脂、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリウレタン、アクリル樹脂、エ
ポキシ樹脂、シリコーン樹脂、アルキド樹脂及び塩ビ−
酢ビ共重合体などが挙げられる。
【0036】一方、本発明に用いられる導電性粒子は、
108 Ω・cm以下、特には105Ω・cm以下の体積
抵抗を有していることが好ましい。具体的には金属、金
属酸化物及びカーボンブラックなどが挙げられるが、透
明性などの点で金属酸化物であることが好ましい。かか
る金属酸化物としては、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化ス
ズ、酸化アンチモン、酸化インジウム、酸化ビスマス、
スズをドープした酸化インジウム、アンチモンをドープ
した酸化スズ及び酸化ジルコニウムなどの超微粒子を用
いることができる。これら金属酸化物は1種類もしくは
2種類以上混合して用いることができ、2種類以上混合
した場合は固溶体または融着の形であっても良い。
【0037】上記導電性粒子の含有量は、保護層全重量
に対し、5〜90重量%であることが好ましく、特には
10〜80重量%であることが好ましい。導電性粒子の
含有量が5重量%未満の場合は保護層の抵抗が高くなり
過ぎ、残留電位の上昇やカブリの発生の原因となること
があり、90重量%より多い場合は保護層の抵抗が低く
なり過ぎ、帯電能の低下やピンポールの発生、更には画
像ボケなどの原因となることがある。
【0038】また、前述したように、保護層に粒子を分
散させる場合、分散粒子による露光光の散乱を防ぐため
に、粒径を露光光の波長よりも小さくする必要があり、
また導電性を均一にするためには、できるだけ小さな粒
子を均一に分散しなければならない。本発明に用いられ
る導電性粒子の分散前の一次粒子の平均粒径は0.1μ
m以下であることが好ましく、特には0.05μm以下
であることが好ましい。
【0039】本発明に用いられるイオン重合性化合物
は、導電性粒子と比較的親和性の高いイオン重合性の官
能基を2個以上有しており、導電性粒子の分散性及び分
散安定性が高いので、上記のような超微粒子をも均一に
分散することができ、非常に優れた透明性及び導電均一
性を有することができる。より優れた分散性及び分散安
定性が得られるので、本発明においては、イオン重合性
化合物が官能基を3個以上有していることが好ましい。
【0040】表1に、酸化スズ粒子の(1)分散前の一
次粒子の平均粒径、(2)分散直後の塗工液中の平均粒
径及び(3)分散後1ケ月静置した塗工液中の平均粒径
を示す。塗工液は、下記式
【0041】
【外12】 で示されるイオン重合性化合物60部(重量部、以下同
様)、アンチモン含有酸化スズ30部及びトルエン30
部を混合し、サンドミルで48時間分散したものであ
る。また、分散前の一次粒子の平均粒径は、電子顕微鏡
(TEM)により20万倍で、0.005μm以上の粒
径を有する粒子の任意の100個の粒子の粒径の平均値
であり、塗工液中の分散粒子の平均粒径は堀場製作所
製、ホリバCAPA−700を用いて測定して得た値で
ある。
【0042】
【表1】
【0043】この結果からもわかるように、本発明にお
いては分散後の粒径は一次粒子の粒径に非常に近く、粒
子は非常によく分散されており、経時においても粒径に
大きな変化は見られず、良好な分散性を示している。
【0044】本発明における保護層の体積抵抗率は、1
15〜109 Ω・cmであることが好ましく、特には1
14〜1010Ω・cmであることが好ましい。また、膜
厚は0.1〜10μmであることが好ましく、特には
0.5〜7μmであることが好ましい。
【0045】また、本発明における保護層は、イオン重
合性化合物中に適当な溶媒を用いて導電性粒子を分散し
た溶液を感光層上に塗布後、乾燥、硬化することにより
形成しても、オリゴマーのような低分子量成分の状態で
ミキサーを用いて導電性粒子を分散し、感光層上に塗布
後、乾燥、硬化することにより形成しても良いが、分散
性の点で前者の方が好ましい。塗布方法としては、スプ
レーコーティング法やビームコーティング法の他、溶媒
を選択することにより浸漬コーティング法などが挙げら
れる。
【0046】また、本発明においては、分散性、接着性
及び環境安定性を更に向上させるために、保護層にカッ
プリング剤や、酸化防止剤などを加えることが好まし
い。かかるカップリング剤の中でも、優れた撥水性を有
するフッ素原子を含有するカップリング剤が特に好まし
い。カップリング剤の添加量は、イオン重合性化合物に
対し、0.01〜50重量%であることが好ましく、特
には0.05〜30重量%であることが好ましく、更に
は0.1〜20重量%であることが好ましい。
【0047】本発明の電子写真感光体の感光層の構成
は、電荷発生物質と電荷輸送物質双方を含有している所
謂単一層型、或いは電荷輸送物質を含有する電荷輸送層
と電荷発生物質を含有する電荷発生層に機能分離され
た、所謂積層型のいずれでもよい。積層型の感光層の構
成の例としては、導電性支持体上に電荷発生層、電荷輸
送層の順に積層したものと、導電性支持体、電荷輸送層
及び電荷発生層の順に積層したものが挙げられる。
【0048】電荷発生層は、モノアゾ顔料、ジスアゾ顔
料及びトリスアゾ顔料などのアゾ系顔料;キノン系顔
料;キノシアニン系顔料;ペリレン系顔料;インジゴ及
びチオインジゴなどのインジゴ系顔料;アズレニウム塩
顔料;及びフタロシアニン系顔料などの電荷発生物質
を、ポリビニルブチラール、ポリビニルベンザール、ポ
リアリレート、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリ
スチレン、ポリ酢酸ビニル、アクリル樹脂、ポリウレタ
ン、ポリビニルピロリドン、エチルセルロース及び酢酸
酪酸セルロースなどの結着樹脂に分散し、この分散液を
塗布し、乾燥することによって形成される。電荷発生層
の膜厚は5μm以下であることが好ましく、特には0.
05〜2μmであることが好ましい。
【0049】電荷輸送層は、主鎖または側鎖にビフェニ
レン、アントラセン、ピレン及びフェナントレンなどの
構造を有する多環芳香族化合物;インドール、カルバゾ
ール、オキサジアゾール及びピラゾリンなどの含窒素環
式化合物;ヒドラゾン化合物;及びスチリル化合物など
の電荷輸送物質を、成膜性を有する樹脂に溶解した塗工
液を塗布し、乾燥することによって形成される。成膜性
を有する樹脂としてはポリエステル、ポリカーボネー
ト、アクリル樹脂、ポリアリレート、アクリロニトリル
−スチレンコポリマー、ポリメタクリル酸エステル、ポ
リスチレン、ポリ−N−ビニルカルバゾール及びポリビ
ニルアントラセンなどが挙げられる。電荷輸送層の薄膜
は5〜40μmであることが好ましく、特には10〜3
0μmであることが好ましい。
【0050】感光層が単一層型の場合も、上述と同様の
物質を用いることができるが、電荷輸送物質として、更
にポリ−N−ビニルカルバゾールとトリニトロフルオレ
ンの組合せなどからなる電荷移動錯体を用いることもで
きる。膜厚は5〜40μmであることが好ましく、特に
は10〜30μmであることが好ましい。
【0051】本発明においては、接着性や塗工性などを
更に向上させるために、感光層と保護層の間に中間層を
設けることができる。用いる材料としては、カゼイン、
ポリビニルアルコール、ニトロセルロース、エチレン−
アクリル酸コポリマー、アルコール可溶性ポリアミド、
ポリウレタン、ゼタチン及び酸化アルミニウムなどが挙
げられる。膜厚は0.1μm〜10μmであることが好
ましく、特には0.3μm〜2μmであることが好まし
い。
【0052】本発明に用いられる導電性支持体は導電性
を有するものであれば、いずれのものでもよく、例えば
アルミニウム、アルミニウム合金、銅、クロム、ニッケ
ル、亜鉛及びステンレスなどの金属や合金;アルミニウ
ムや銅などの金属箔をプラスチックフィルムにラミネー
トしたもの;アルミニウム、酸化インジウム及び酸化ス
ズなどをプラスチックフィルムに蒸着したもの;あるい
は導電性物質を単独または適当なバインダー樹脂ととも
に塗布して導電層を設けた金属、プラスチックフィルム
及び紙などが挙げられる。かかる導電性物質としては、
アルミニウム、銅、ニッケル及び銀などの金属粉体、金
属箔及び金属短繊維;酸化アンチモン、酸化インジウム
及び酸化スズなどの導電性金属酸化物;ポリピロール、
ポリアニリン及び高分子電解質などの高分子導電材;カ
ーボンファイバー、カーボンブラック及びグラファイト
粉体;有機及び無機の電解質;またはこれらの導電性物
質で表面を被覆した導電性粉体などが挙げられる。導電
性支持体の形状は、ドラム状、シート状またはベルト状
など、適用される電子写真装置によって任意の形にする
ことができる。
【0053】また、本発明においては、導電性支持体と
感光層の間に、バリヤー機能と接着機能を有する下引層
を設けることもできる。用いられる材料としては、上記
保護層と感光層の間の中間層と同様のものが挙げられ、
膜厚は0.1〜5μmであることが好ましく、0.5〜
3μmであることが好ましい。下引層には金属、金属酸
化物及びカーボンブラックなどの導電性粒子を含有させ
ることもでき、導電性支持体上に導電性粒子を含有して
いる下引層と含有していない下引層をこの順に積層する
こともできる。この場合、導電性粒子を含有している下
引層の膜厚は0.1μm〜50μmであることが好まし
く、特には0.5〜40μmであることが好ましい。
【0054】上述した各種の層は、適当な溶剤を用い、
浸漬コーティング法、スプレーコーティング法、ビーム
コーティング法、スピンナーコーティング法、ローラー
コーティング法、マイヤーバーコーティング法及びブレ
ードコーティング法などのコーティング法により塗布し
た後、乾燥することによって形成することができる。
【0055】本発明の電子写真感光体は、レーザービー
ムプリンター、LEDプリンター及び液晶シャッター式
プリンターなどの電子写真装置一般に適用できるだけで
はなく、電子写真技術を応用したディスプレー、記録、
軽印刷、ファクシミリ及びレーザー製版などに広く用い
ることができる。
【0056】図1に本発明の電子写真感光体を用いた電
子写真装置の概略構成を示す。
【0057】図において、1はドラム状の本発明の電子
写真感光体であり、軸1aを中心に矢印方向に所定の周
速度で回転駆動される。該感光体1は、回転過程で帯電
手段2により、その周面に正または負の所定電位の均一
帯電を受け、次いで、不図示の像露光手段により、露光
部3に光像露光L(スリット露光やレーザービーム走査
露光など)を受ける。このようにして感光体周面に露光
像に対応した静電潜像が順次形成されていく。
【0058】形成された静電潜像は、次いで現像手段4
でトナー現像され、このトナー現像像は、不図示の給紙
部から感光体1と転写手段5との間に感光体1の回転と
同期取りされて給送された転写材Pに、転写手段5によ
り順次転写されていく。
【0059】像転写を受けた転写材Pは、感光体面から
分離されて像定着手段8へ導入されて像定着を受けて複
写物(コピー)として機外へプリントアウトされる。
【0060】像転写後の感光体1の表面は、クリーニン
グ手段6によって転写残りトナーの除去を受けて清浄面
化された後、前露光手段7により除電処理され、繰り返
し像形成に使用される。
【0061】本発明においては、上述の電子写真感光体
1、帯電手段2、現像手段4及びクリーニング手段6な
どの構成要素のうち、複数のものを装置ユニットとして
一体に結合して構成し、このユニットを装置本体に対し
て着脱自在に構成しても良い。例えば、帯電手段2、現
像手段4及びクリーニング手段6の少なくとも1つを感
光体と共に一体に支持してユニットを形成し、装置本体
のレールなどの案内手段を用いて装置本体に着脱自在の
単一ユニットとしても良い。
【0062】また、光像露光Lは、電子写真装置を複写
機やプリンターとして使用する場合には、原稿からの反
射光や透過光を感光体に照射すること、あるいは、セン
サーで原稿を読取り、信号化し、この信号に従ってレー
ザービームの走査、LEDアレイの駆動、または液晶シ
ャッターアレイの駆動などを行い感光体に光を照射する
などにより行われる。
【0063】一方、ファクシミリのプリンターとして使
用する場合には、光像露光Lは受信データをプリントす
るための露光になる。図2はこの場合の一例をブロック
図で示したものである。
【0064】コントローラ11は画像読取部10とプリ
ンター19を制御する。コントローラ11の全体はCP
U17により制御されている。画像読取部からの読取デ
ータは、送信回路13を通して相手局に送信される。相
手局から受けたデータは受信回路12を通してプリンタ
ー19に送られる。画像メモリには所定の画像データが
記憶される。プリンタコントローラ18はプリンター1
9を制御している。14は電話である。
【0065】回線15から受信された画像(回線を介し
て接続されたリモート端末からの画像情報)は、受信回
路12で復調された後、CPU17によって画像情報は
複号処理され、順次画像メモリ16に格納される。そし
て、少なくとも1ページの画像がメモリ16に格納され
ると、そのページの画像記録を行う。CPU17は、メ
モリ16より1ページの画像情報を読み出しプリンタコ
ントローラ18に複号化された1ページの画像情報を送
出する。プリンタコントローラ18は、CPU17から
の1ページの画像情報を受け取ると、そのページの画像
情報記録を行うべくプリンタ19を制御する。CPU1
7は、プリンタ19による記録中に、次のページの受信
を行っている。
【0066】以上のようにして、画像の受信と記録が行
われる。
【0067】
【実施例】
実施例1 10%の酸化アンチモンを含有する酸化スズで被覆した
導電性酸化チタン粉体50部(重量部、以下同様)、フ
ェノール樹脂(重量平均分子量30,000)25部、
メチルセロソルブ20部、メタノール5部及びシリコー
ンオイル(ポリジメチルシロキサン−ポリオキシアルキ
レン共重合体、重量平均分子量3,000)0.002
部をφ1mmガラスビーズを用いたサンドミルで2時間
分散することによって導電層用塗料を得た。アルミニウ
ムシリンダー(φ30mm×260mm)上に、上記塗
料を浸漬塗布し、140℃で30分間乾燥することによ
って、膜厚20μmの導電層を形成した。
【0068】次に、アルコール可溶性共重合ナイロン
(重量平均分子量29,000)10部及びメトキシメ
チル化6ナイロン(重量平均分子量32,000)30
部をメタノール260部及びブタノール40部の混合溶
媒中に溶解した。この溶液を上記導電層上に浸漬塗布
し、乾燥することによって、膜厚1μmの下引層を形成
した。
【0069】次に、下記式で示されるジスアゾ顔料4
部、
【0070】
【外13】 ポリビニルブチラール(ブチラール化率68%、重量平
均分子量24,000)2部及びシクロヘキサノン34
部をφ1mmガラスビーズを用いたサンドミルで12時
間分散した後、テトラヒドロフラン60部を加えること
によって電荷発生層用塗料を得た。この塗料を上記下引
層上にスプレー塗布し、80℃で15分間乾燥すること
によって膜厚0.15μmの電荷発生層を形成した。
【0071】次に、下記式のスチリル化合物10部、
【0072】
【外14】 及びポリカーボネート(重量平均分子量46,000)
10部をジクロルメタン20部及びモノクロルベンゼン
40部の混合溶媒中に溶解した。この溶液を上記電荷発
生層上に浸漬塗布し、120℃で60分間乾燥すること
によって、膜厚18μmの電荷輸送層を形成した。
【0073】次に、化合物例3のイオン重合性化合物6
0部、分散前の一次粒子の平均粒径が0.04μmの酸
化スズ超微粒子30部、光開始剤としてトリフェニルス
ルホニウムヘキサフルオロアンチモネート0.1部及び
トルエン300部をサンドミルで48時間分散すること
によって、保護層用溶液を得た。この溶液を上記電荷輸
送層上にビームコーティングにより塗布し、乾燥後に高
圧水銀灯にて8mW/cm2 の光強度で20秒間光硬化
を行い、更に100℃で30分間加熱することによって
保護層を形成した。保護層の膜厚は4μmであった。上
記保護層用溶液の分散性は良く、保護層表面はむらのな
い均一な面であった。また、保護層用溶液中に分散され
た酸化スズ粒子の平均粒径を前記表1における測定法に
従い測定したところ0.04μmであった。
【0074】このようにして得た電子写真感光体を川口
電機(株)製、静電複写紙試験装置Model SP−
428を用いて−5KVのコロナ放電で負に帯電し、暗
所で1秒間保持した後、ハロゲンランプを用いて照度2
ルックスで10秒間露光し、帯電特性を調べた。帯電特
性としては、表面電位(暗部電位)と、1秒間暗所放置
後の表面電位を1/2に減衰するのに必要な露光量(E
1/2)、即ち感度、及び残留電位を測定した。
【0075】更に、得られた感光体を帯電−露光−現像
−転写−クリーニングのプロセスを1.5秒サイクルで
繰り返す正現像方式の電子写真複写機に装着し、10
0,000回の繰り返し画像出し耐久試験を行った。耐
久試験前後で得られる画像を目視によって評価するとと
もに、KETT社製のうず電流式膜厚計を用いて、耐久
試験前後の感光体の膜厚を測定することにより感光体の
表面の削れ量を求めた。結果を表2に示す。
【0076】実施例2〜4 化合物例3のイオン重合性化合物に代えて化合物例1、
11及び18を用いた以外は実施例1と同様にして電子
写真感光体を作成し、評価した。結果を表2に示す。
【0077】実施例5 実施例1と同様にしてアルミニウムシリンダー上に導電
層及び下引層を形成した。
【0078】次に、下記式で示される電荷輸送物質10
部、
【0079】
【外15】 及びポリカーボネート(重量平均分子量25,000)
10部をジクロルメタン20部及びモノクロルベンゼン
40部の混合溶媒中に溶解した。この溶液を前記下引層
上に浸漬塗布し、120℃で60分乾燥することによっ
て、膜厚20μmの電荷輸送層を形成した。
【0080】次に、下記式で示されるジスアゾ顔料4
部、
【0081】
【外16】 ポリビニルベンザール(ベンザール化率80%、重量平
均分子量11,000)2部及びシクロヘキサノン30
部をφ1mmガラスビーズを用いたサンドミルで20時
間分散した後、メチルエチルケトン60部を加えること
によって電荷発生層用塗料を得た。この塗料を上記電荷
輸送層上にスプレー塗布し、80℃で15分間乾燥する
ことによって、膜厚0.10μmの電荷発生層を形成し
た。
【0082】次に、化合物例20のイオン重合性化合物
60部、分散前の一次粒子の平均粒径が0.04μmの
酸化スズ超微粒子30部、光開始剤としてトリフェニル
スルホニウムヘキサフルオロアンチモネート0.06部
及びトルエン300部をボールミルで24時間分散する
ことによって、保護層用溶液を得た。この溶液を上記電
荷発生層上にビームコーティングにより塗布し、乾燥後
に高圧水銀灯にて8mW/cm2 の光強度で30秒間光
硬化を行い、更に80℃で60分間加熱することによっ
て保護層を形成した。保護層の膜厚は4.5μmであっ
た。上記保護層用溶液の分散性は良く、保護層表面はむ
らのない均一な面であった。また、保護層用溶液中に分
散された酸化スズ粒子の平均粒径を実施例1と同様にし
て測定したところ0.04μmであった。
【0083】得られた電子写真感光体の帯電特性を実施
例1と同様にして評価した。但し、帯電の極性は正にし
た。
【0084】更に、得られた感光体について、実施例1
と同様にして画像出し耐久試験を行った。但し、正現像
方式の電子写真複写機の代りに帯電−レーザー露光−現
像−転写−クリーニングのプロセスを1.5秒サイクル
で繰り返す反転現像方式のレーザープリンターを用い、
帯電を正帯電とした。結果を表2に示す。
【0085】実施例6 保護層用溶液として化合物例7を30部、化合物例22
を30部、分散前の一次粒子の平均粒径が0.04μm
の酸化スズ超微粒子50部、光開始剤として2−メチル
チオキサントン0.1部及びトルエン300部の混合液
をサンドミルで24時間分散した液を用いた以外は実施
例5と同様にして電子写真感光体を作成し、評価した。
結果を表2に示す。
【0086】実施例7 保護層用溶液を、化合物例17のイオン重合性化合物5
5部、分散前の一次粒子の平均粒径が0.04μmの酸
化スズ超微粒子30部、光開始剤としてトリフェニルス
ルホニウムヘキサフルオロアンチモネート0.1部、下
記式で示されるカップリング剤5部
【0087】
【外17】 及びトルエン300部をサンドミルで48時間分散する
ことによって得た以外は実施例1と同様にして電子写真
感光体を作成し、評価した。結果を表2に示す。尚、保
護層用溶液中の酸化スズ粒子の平均粒径は0.04μm
であった。
【0088】実施例8 保護層用溶液を、化合物例22のイオン重合性化合物4
5部、分散前の一次粒子の平均粒径が0.04μmの酸
化スズ超微粒子45部、光開始剤としてトリフェニルス
ルホニウムヘキサフルオロアンチモネート0.06部、
下記式で示されるカップリング剤8部
【0089】
【外18】 及びトルエン300部をサンドミルで24時間分散する
ことによって得た以外は実施例5と同様にして電子写真
感光体を作成し、評価した。結果を表2に示す。尚、保
護層用溶液中の酸化スズ粒子の平均粒径は0.04μm
であった。
【0090】比較例1 保護層を形成しない以外実施例1と同様にして電子写真
感光体を作成し、評価した。その結果は表2に示すよう
に、初期の電子写真特性は良かったが、耐久試験を行っ
たところ0,000枚程で電荷輸送層の削れや傷に起因
する画像欠陥が生じた。
【0091】比較例2 化合物例3のイオン重合性化合物に代えて下記式で示さ
れる単官能化合物を用いた以外は実施例1と同様にして
電子写真感光体を作成し、評価した。このとき保護層用
溶液中の酸化スズ粒子の平均粒径は0.13μmとなっ
た。結果を表2に示す。
【0092】
【外19】
【0093】比較例3 保護層中の結着樹脂をポリカーボネート(重量平均分子
量46,000)に代えた以外は実施例5と同様にして
電子写真感光体を作成し、評価した。結果を表2に示
す。
【0094】比較例4 保護層に酸化スズ超微粒子を用いず、更に保護層の膜厚
を1μmとした以外は実施例1と同様にして電子写真感
光体を作成し、評価した。その結果は表2に示すよう
に、初期において残留電位が高く、画像にもわずかにカ
ブリが生じており、80,000枚程で感光体の表面の
削れや傷に起因する画像欠陥が生じた。
【0095】比較例5 イオン重合性化合物の代わりに下記式で示されるラジカ
ル重合性化合物を用い、
【0096】
【外20】 光開始剤として2−メチル−1−[4−(メチルチオ)
フェニル]−2−モルホリノプロパン−1を5部用いた
以外は実施例5と同様にして電子写真感光体を作成し、
評価した。その結果は表2に示すように、感度が低く、
残留電位も高く、初期においても画像にカブリが生じて
おり、そのため画像出し耐久試験は行わなかった。
【0097】
【表2】
【0098】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、優れた
透明度と優れた導電均一性を有する保護層を有し、繰り
返し使用しても安定して優れた画像を得ることのできる
電子写真感光体、該電子写真感光体を有する電子写真装
置及び装置ユニットを提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子写真感光体を有する電子写真装置
の概略構成の例を示す図である。
【図2】本発明の電子写真感光体を有するファクシミリ
のブロック図の例を示す図である。
【符号の説明】 1 本発明の電子写真感光体 1a 軸 2 帯電手段 3 露光部 4 現像手段 5 転写手段 6 クリーニング手段 7 前露光手段 8 像定着手段 L 光像露光 P 転写材 10 画像読取部 11 コントローラ 12 受信回路 13 送信回路 14 電話 15 回線 16 画像メモリ 17 CPU 18 プリンタコントローラ 19 プリンター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 雨宮 昇司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 辻 晴之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 関谷 道代 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 山上 雅昭 福井県敦賀市松島133−702 (56)参考文献 特開 平4−271357(JP,A) 特開 平4−97160(JP,A) 特開 平4−311964(JP,A) 特開 平4−151159(JP,A) 特開 昭55−64250(JP,A) 特開 平4−338961(JP,A) 特開 平3−139655(JP,A) 特開 平3−135573(JP,A) 特開 平5−265244(JP,A) 特開 昭62−295066(JP,A) 特開 平7−120956(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 5/147 502

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性支持体上に感光層を有し、感光
    層上に保護層を有する電子写真感光体において、該保護
    層がイオン重合性の官能基を2個以上有する化合物を
    イオン重合することにより得られる樹脂及び導電性粒子
    を含有することを特徴とする電子写真感光体。
  2. 【請求項2】 前記樹脂が架橋構造を有する請求項1記
    載の電子写真感光体。
  3. 【請求項3】 前記化合物がイオン重合性の官能基を3
    個以上有する請求項1または2記載の電子写真感光体。
  4. 【請求項4】 前記保護層が化合物と導電性粒子を含有
    する溶液を硬化することにより形成されている請求項1
    乃至3のいずれかに記載の電子写真感光体。
  5. 【請求項5】 前記保護層がカップリング剤を含有する
    請求項1乃至4のいずれかに記載の電子写真感光体。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載の電子
    写真感光体、帯電手段、露光手段、現像手段及び転写手
    段を有することを特徴とする電子写真装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至5のいずれかに記載の電子
    写真感光体、及び帯電手段、現像手段及びクリーニング
    手段からなる群より選ばれる少なくともひとつの手段を
    一体に支持し、かつ装置本体に着脱自在であることを特
    徴とする装置ユニット。
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